JP2003533136A - アナログファックス機器のためのデジタルネットワークインタフェース - Google Patents

アナログファックス機器のためのデジタルネットワークインタフェース

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JP2003533136A
JP2003533136A JP2001583034A JP2001583034A JP2003533136A JP 2003533136 A JP2003533136 A JP 2003533136A JP 2001583034 A JP2001583034 A JP 2001583034A JP 2001583034 A JP2001583034 A JP 2001583034A JP 2003533136 A JP2003533136 A JP 2003533136A
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analog
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リューン、ニコライ
ジョン、ジョニー・ケー
クニセッティ、スリビディア
ボン・ダム、マシュー
イェー、ハワード
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Qualcomm Inc
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    • H04N1/00095Systems or arrangements for the transmission of the picture signal
    • H04N1/001Systems or arrangements for the transmission of the picture signal specially adapted for transmission via digital wireline networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】標準アナログ有線ファックス機械と互換性のあるデジタル無線電話システムにインタフェースを供給するための方法および装置を提供する。 【解決手段】デジタルネットワークの伝送特性はデジタルネットワーク上でアナログファックス機械の直接使用を実行できなくさせる。アナログファックス機械とデジタルネットワークとの間をインタフェースするための方法および装置が記載される。デジタルネットワークを介した通信セッションはファックス機械に接続されたインタフェースにより制御され、通信セッションを制御するための方法は、ファックス機械から複数の信号を受信する工程と、前記複数の信号の所定の部分集合を複数のデジタル信号に変換する工程と、前記複数のデジタル信号を用いて遠隔局と通信する工程から構成される。前記遠隔局は送信先ファックス機械に接続される。呼落ちを阻止するために、インタフェースは、送り手ファックス機械からのファックスデータの伝送レートを、ネットワークおよび受け手ファックス機械の実際データレート能力より下に下げる。さらに、インタフェースは、トレーニング期間に偽のフェイリャーツートレインメッセージを送信することにより送り手ファックス機械からのファックスデータの伝送を遅らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はデジタル無線電話システムのためのインタフェースに関する。特に
、この発明は標準アナログファックス機械と互換性のあるデジタルネットワーク
インタフェースに関する。
【0002】
【関連出願の記載】
アナログファクシミリ(ファックス)機械は、デジタルデータを正弦波階調に
変換することによりアナログ伝送システムを介して紙の書類を表すデジタルデー
タを送信する。図1はアナログ伝送システム4を介して接続された2台のファッ
クス機械2のブロック図である。一般にアナログ伝送システム4は公衆電話交換
網(PSTN)であり、これは、一般的な電話サービスを供給するために使用さ
れる有線電話ネットワークである。
【0003】 ますます、データ伝送はアナログ伝送システムに加えてまたはアナログ伝送シ
ステムの代わりにインターネットのようなデジタル伝送システムの使用を介して
行なわれている。図2はアナログ伝送システム8および無線デジタル伝送システ
ム6を介した2台のファックス機械2のブロック図である。
【0004】 一つの特に重要な種類のデジタルネットワークはデジタル無線セルラ電話シス
テムであり、これはデジタル信号処理およびデジタル通信技術を用いて、無線周
波数(RF)信号を用いた効率的な無線電話サービスを提供する。図3は一般的
に構成されたデジタルセルラ電話システムのブロック図である。加入者装置(通
常セルラ電話)はデジタルに変調されたRF信号の使用を介して基地局12とイ
ンタフェースし、基地局コントローラ14は、種々の呼管理機能性を提供し、移
動通信の実施を可能とする。
【0005】 さらに、図3はソフトハンドオフと呼ばれる状態において2つの基地局12と
通信する加入者装置10を示す。ソフトハンドオフはIS−95無線セルラ電話
システムインタフェース規格に一致し、符号分割多元接続(CDMA)信号処理
および通信の使用を盛り込み、高性能で堅固なセルラ電話サービスを供給する。
【0006】 一般にデジタル伝送システム、特に無線デジタル伝送システムは、アナログ伝
送システムよりも実質的に異なる伝送特性を有する。これらの異なる伝送特性は
、伝送再試行の試みにより作られる可変伝送遅延を含み、損失の多い符号化の使
用のために完全に階調を伝送することができない。損失の多い符号化は音声通信
を行なうのに必要なデータ量を最小にするためにデジタル無線電話を用いて伝送
される音声および他のオーディオ情報について行なわれる。
【0007】 さらに、デジタル無線電話システムにおける音声チャネルの最大データ伝送レ
ートは有線に基づくアナログ電話システムのそれよりずっと少ない。音声通信は
、上述した損失の多い符号化の使用を介してこれらの低減されたレートチャネル
上で行なわれる。これはアナログシステムおよび他の損失の多くない符号化技術
よりもさらに効率的である。
【0008】 これらの異なる伝送特性は無線デジタル伝送システムをアナログファックス機
械と互換性を無くさせる。例えば音声通信は損失の多い符号化を許容するが、ア
ナログファックス伝送は許容することができない。さらに、アナログファックス
伝送は一般に無線デジタル遠距離通信システムにより提供されるデータレートチ
ャネルよりも高いデータレートチャネルを必要とする。RFスペクトルの利用性
が高まるにつれかつより効率的なデジタル技術の導入によりデジタル無線遠距離
通信サービスのコストは減少するので、電話サービスのプライマリソース(prima
ry source)としてデジタル無線電話システムを使用することは増えるであろう。
しかしながら、すでにアナログファックス機械を所有する個人および企業にとっ
て、デジタル無線電話を有したアナログファックス機械を使用し続けることが望
ましいであろう。従って、デジタル無線遠距離通信システムを含み、アナログフ
ァックス機械がデジタルネットワークを含む接続を介して通信を行なうことがで
きるための方法および装置の必要性がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、標準アナログ有線ファックス機械と互換性のあるデジタル無線電
話システムにインタフェースを供給するための新規で改良された方法および装置
である。ファックスを処理するために、送信元インタフェースは送信元ファック
ス機械へのインタフェースを確立する前に送信先ファックス機械へのインタフェ
ースが確立されるまで待つ。送信元ファックスインタフェースレートは送信先フ
ァックスインタフェースレートおよびデジタルチャネルのデータレート以下でな
ければならない。適当なレートで送信元ファックスインタフェースを確立するた
めに、送信元インタフェースは最初に標準ファックス伝送レートのセットから初
期データレートを選択する。送信元ファックスインタフェースレートがデータチ
ャネルレートおよび送信先ファックスインタフェースレート以下になるまで送信
元インタフェースは受け入れることのできない(トレイン(train)できない)レ
ートメッセージを送信元ファックス機械に送信する。ファックス処理の期間、送
信先ファックス伝送レートが送信元ファックス伝送レートより大きければ送信先
インタフェースは非印字データ(ビット充填)を挿入する。
【0010】 この発明の他の観点において、送信元ファックスインタフェースは、送信元フ
ァックス機械の実際のデータレート能力より小さくかつ送信先ファックス機械の
実際のデータレート能力より小さい初期データレートを選択する。次に、送信元
ファックス期間は、送信元ファックス機械と送信先ファックス機械との間の独立
した通信セッションを維持することによりデジタルネットワークのデータスルー
プットレートを制御する。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の特徴、目的および利点は、同一部に同符号が付された図面とともに
以下に述べる詳細な記述からより明白になるであろう。
【0012】 標準アナログファックス機械と互換性のあるデジタルネットワークが記載され
る。ファックス呼は、参照することによりこの明細書に組み込まれる「ITU−
T勧告T.30:汎用交換電話ネットワーク」に定められた行動様式に一致しな
ければならない。例示実施例において、ファックス呼の始めにおけるパラメータ
ネゴシエイション(negotiation)は、参照することによりこの明細書に組み込ま
れる「CCITT勧告V.21:汎用交換電話ネットワーク(GSTN)に使用
するための300BPSデュプレクス(duplex)モデム標準化」に規定される変調
技術を用いてT.30に従って成就される。
【0013】 図4Aはデジタルネットワーク20、PSTN22およびデジタルネットワー
ク20の両側に位置するアナログファックスインタフェース24aおよび24b
により2台のアナログファックス機械18aおよび18bが接続されるブロック
図である。各アナログインタフェース24のアナログインタフェース側はドット
で示され2つの矢印は、各アナログファックスインタフェース24の双方向能力
を示す。
【0014】 図4Bはアナログファックスがアナログファックス機械18aからアナログフ
ァックス機械18bに伝送されるときのアナログファックスインターフェース2
4aおよび24bの構成を示す。この発明に従って、アナログインタフェースは
矢印で示される伝送方向にファックスを処理するように構成される。
【0015】 ファックスが図示方向に伝送されると、アナログファックス機械18aは「送
信元ファックス機械」と呼ばれ、アナログファックス機械18bは「送信先ファ
ックス機械」である。同様に、アナログファックスインタフェース24aは「送
信元インタフェース」と呼ばれ、インタフェース24bは「送信先インタフェー
ス」と呼ばれる。
【0016】 図4Cはアナログファックスがアナログファックス機械18bからアナログフ
ァックス機械18aに伝送されるときのアナログファックスインタフェース24
aおよび24bの構成を示す。この構成において、アナログファックス機械18
bは送信元ファックス機械であり、アナログファックス機械18aは送信先ファ
ックス機械であり、アナログファックスインタフェース24bは送信元インタフ
ェースであり、インタフェース24aは送信先インタフェースである。
【0017】 図4Dはこの発明の好適実施例に従って1対のアナログファックスインタフェ
ース24が各デジタルネットワークの周りに配置されたならば、2台のファック
ス機械18が2つのデジタルネットワークを介して通信することができる。各ア
ナログインタフェース24は各デジタルネットワークをファックス機械18に対
するアナログ伝送システムに見えさせる。これはファックスが複数のデジタルネ
ットワーク20を横断して伝送することを可能にする。デジタルネットワークが
デジタルセルラ電話システムの場合に、図4Dの構成は縦一列に並んだ携帯電話
間ファックス伝送に相当する。
【0018】 図4Eはこの発明の好適実施例に従って一対のアナログファックスインタフェ
ース24がその対のデジタルネットワークの周りに配置されるなら2台のファッ
クス機械18が2つの隣接するデジタルネットワークを介して通信することがで
きる。この構成においては、アナログネットワーク上の伝送に適した形態でデー
タを変換する必要性なしに2つのデジタルネットワーク間でデジタルデータが直
接交換される。デジタルネットワークがデジタルセルラ電話システムの場合に、
図4Eの構成は縦一列に並ばない携帯電話ファックス伝送に相当する。
【0019】 この発明の好適実施例において、送信元インタフェース24aと送信先インタ
フェース24bにより行なわれる信号変調および制御動作は単一のデジタルシグ
ナルプロセッサ集積回路を用いて実行される。これらの制御動作は標準ファック
ス機械の動作に従ってアナログ入力を介して受信したシグナリングメッセージ(s
ignaling message)に対して処理し、応答する。
【0020】 再び図4Bを参照すると、例示ファックス伝送送信元インタフェース24aお
よび送信先インタフェース24bは、送信元ファックス機械18aから送信先フ
ァックス機械18bにファックスを適切に伝送するために種々のステップを実行
しなければならない。
【0021】 図5Aはこの発明の一実施例に従って送信元ファックス機械18aから送信先
ファックス機械18bへのファックスを処理するときの送信元インタフェース2
4aと送信先インタフェース24bの動作を示すフロー図である。一般にシステ
ム間で伝送されるメッセージは肉太の水平線として示され、破線は図示した時刻
に起きるかもしれないし、起きないかもしれないメッセージ伝送を示し、実線は
整然とした動作期間に伝送されなければならないメッセージを示す。また、その
他のすべてのステップは当業者には明白であり、この発明の記載をあいまいにす
るので、この発明の動作に関係する、送信元ファックス機械18aと送信先ファ
ックス機械18bにより実行されるステップのみが示される。ファックスの伝送
はステップ50a−dで始まり、ステップ52において、送信元ファックス機械
18aはアクティブになり、ステップ54および56において送信元インタフェ
ース24aに送信先インタフェース24bとのレート制限されたデジタルチャネ
ルを確立させ、最大伝送レートを含むそのデジタルチャネルについての種々の特
性を記録させる。
【0022】 送信元ファックス機械18aは送信元インタフェース24aにファックス呼が
生じることを通知する。この通知はITU−TR T.300に従って送信元ファックス機械18aによって発生できる任意のCN
Gトーン(tone)から、または送信元インタフェース24aへの所定のセットのD
TMFトーンの伝送から生じることができる。ファックス通信が生じるであろう
ことを送信元インタフェース24aに通知するための1つの方法は、この発明の
譲受人に譲渡され、参照することによりこの明細書に組み込まれる、1996年
9月24日に出願された米国特許出願シリアル番号(まだ付されていない)(発
明の名称:「アナログ遠距離通信機器のためのデジタル無線電話システム」)に
記載されている。これに応答して、送信元インタフェース24aはファックス呼
が実施されるであろうことをデジタルシグナリングメッセージを介して送信先イ
ンタフェース24bに通知する。
【0023】 他の実施例において、ステップ58および56において、送信先ファックス機
械18bはファックス呼が生じるであろうことを送信先インタフェース24bに
示すことができる。送信先インタフェース24bがファックス呼を検出するため
の方法は、この発明の譲受人に譲渡され、参照することによりこの明細書に組み
込まれる、1996年11月5日に出願された米国出願シリアル番号(まだ付さ
れていない)(発明の名称:「ファクシミリ伝送を検出するための方法および装
置」)に記載されている。
【0024】 送信先インタフェースは、ステップ58において送信先ファックス機械18b
とのアナログチャネルを確立することによりステップ56において応答する。送
信先インタフェース24bと送信先ファックス機械18bとの間の例示アナログ
チャネルは、公衆交換電話網(PSTN)である。
【0025】 アナログチャネルが確立された後、送信先インタフェース24bはステップ6
2において送信先ファックス機械18bにCNGトーンを送信し、このトーンは
ステップ60において、送信先ファックス機械18bにより受信される。送信先
ファックス機械18bはITU−TR T.30に従ってステップ60において
送信先インタフェース24bにCEDトーン(図示せず)を伝送することができ
る。
【0026】 ステップ64において、送信先インタフェース24bはV.21モードを入力
し、ステップ66において、送信先インタフェース24bは、アナログトーンを
デジタルデータに変換し、受信したV.21メッセージを調べることにより、ス
テップ68において伝送された送信先ファックス機械18bからのV.21メッ
セージを処理する。
【0027】 ファックス処理においてこの時点で送信先ファックス機械18bにより伝送さ
れる考えられるV.21メッセージはノンスタンダードファシリティーズ(Non-S
tandard Facilities)(NSF)、コールドサブスクライバアイデンティフィケー
ション(Called Subscriber Identification)(CSI)、およびデジタルアイデンテ
ィフィケーションシグナル(Digital Identification signal)(DIS)である。DI
Sメッセージは、受け入れ可能な変調プロトコルおよび最大復調レートを含む送
信先ファックス機械18bのファックス能力についての情報を含む。変調プロト
コルはV.27ter、V.27terフォールバックモード(Fall Back Mode(
FBM))、V.29、V.33およびV.17を含む。プロトコル情報はDISメ
ッセージの4ビットフィールドに含まれる。
【0028】 さらに、DISメッセージは、グループIおよびグループII動作およびエラ
ー訂正動作を含む送信先ファックス機械18bについての他の情報を含む。この
他の情報のほとんどはDISメッセージのビットフィールド1−8およびビット
フィールド25−72に含まれる。
【0029】 この発明の一実施例に従って、送信先インタフェース24bはDISメッセー
ジが受信されたとステップ70において判断されるまでステップ66においてV
.21メッセージを処理し調査し続ける。この発明の好適実施例において、DI
Sメッセージが受信されると、送信先インタフェース24bはデジタルチャネル
を介してステップ72においてDISメッセージとCSIメッセージのみを送る
。従って、この発明の好適実施例において、NSFメッセージにおいて示される
全ての非標準特徴は送信元ファックス機械18aにより受信されないであろう。
【0030】 ステップ74において、ソースインタフェース24aは送信先インタフェース
24bから受信したDISメッセージおよびCSIメッセージを処理する。この
処理はDISメッセージを調査して受け入れ可能な変調プロトコルおよび指定さ
れた最大データレートを決定し、そして最大データレートが送信元インタフェー
ス24aと送信先インタフェース24bとの間のデジタルチャネルの最大データ
レートを越えるかどうかを判断する。最大レートがデジタルチャネルレートを越
えるならば、送信先インタフェース24aはDISメッセージを変更して異なる
最大データレートを表示し、そしてもしかすると以下に詳細に記載するように異
なる変調プロトコルを示す。さらに、この発明の一実施例において、送信元イン
タフェース24aはDISメッセージのビットフィールド25−72を破棄し、
ビットフィールド1−8をゼロに設定し、これらのフィールドによって指定され
たオプションが行使されないことを示し、それによりファックス処理を簡単化す
る。
【0031】 送信元インタフェース24aはまたDISメッセージの最小スキャンラインタ
イム(scan line time)(MSLT)を変更し、T.30により規定されるよう
に最大である40ミリ秒(ms)の期間を示す。MSLTは送信先ファックス機
械において印字を可能にするために、送信元ファックス機械18aからのページ
の伝送ライン間に割当てられた時間間隔である。40msのMSLTを必要とす
るようにDISメッセージを変更することにより、たとえ送信先ファックス機械
18bがより速くデータラインを処理できるときでも、この発明は、デジタルチ
ャネルにより導入される断続的伝送遅延から回復するために使用することができ
るライン間に時間間隔を供給する。
【0032】 表1は送信先インタフェース24bから受信されおよび送信先ファックス機械
18b(DISDest)から伝送されたDISメッセージに規定された所定の
デジタルチャネルレート(DCR)に対してステップ74においてDISメッセ
ージの変更の後送信元インタフェース24aから送信先ファックス機械18aに
伝送されるDISに規定されるデータレートおよび変調プロトコルのリストであ
る。
【0033】
【表1】 DNCのためのエントリは「変わらない」。技術的に良く知られているように
、V.17は14,400bps、12,000bps、9,600bps、お
よび7,200bpsを含む。V.33は14,400bpsおよび12,00
0bpsを含む。V.29は9,600bpsおよび7,200bpsを含む。
V.27terは4,800bpsおよび2,400bpsを含む。およびV.
27terFBMはレート2,400bpsである。
【0034】 明らかなように、指定された変調プロトコルおよびレートはある場合にデジタ
ルチャネルより大きいであろう。しかしながら、そうであるなら、送信元インタ
フェース24aは、送信元ファックス機械18aがデジタルチャネルによりサポ
ートされるレートにまで落ちるまで、以下に述べるように、送信元ファックス機
械18aからイニシャルトレーニングリクエスト(initial training request)に
応答してフェイリャーツートレイン(failure to train)(FTT)を送るであろ
う。
【0035】 一般に送信元インタフェース24aは、送信先ファックス機械18bがデジタ
ルチャネルレート以下のレートおよびある場合には、最小量だけデジタルチャネ
ルより大きいレートを有するプロトコルを受け入れることができることを示す。
送信元インタフェース24aと送信元ファックス機械18aとの間のネゴシエー
トされたレートは、FTTメッセージの伝送を介してデジタルチャネルレートと
送信先ファックスインタフェース(D_RATE)のうちの少ない方より少なく
なるように強制されるので、デジタルチャネルと互換性のある送信元ファックス
伝送レートを得ることができる。
【0036】 この発明の好適実施例において、送信元インタフェース24aは送信先インタ
フェース24bに伝送する前にデータを復調するので、送信元インタフェース2
4aは送信先ファックス機械18bに受け入れ可能な変調プロトコルを示す必要
がない。復調データを受信すると、送信先インタフェース24bは、以下に詳細
に記載するようにより高い伝送レートで動作するプロトコルを含む送信先ファッ
クス機械18bと互換性のある変調プロトコルを用いて再変調することができる
【0037】 この発明の他の実施例において、送信先インタフェース24bはまたNSFメ
ッセージを送信元インタフェース24aに送る。送信元インタフェース24aは
、NSFメッセージにおいて指定されたなんらかの特徴がデジタルチャネルと矛
盾するかどうか判断し、そして、そのような特徴が利用できないことを指定する
ようにメッセージを変更する。
【0038】 ステップ76において、送信元インタフェース24aはDISメッセージを含
む変更されたV.21メッセージを、送信元ファックス機械18aに伝送される
トーンに変調する。これらのV.21トーンメッセージは、送信元ファックス機
械18aから応答が受信されるまで再伝送される。
【0039】 送信元ファックス機械18aはステップ78においてV.21トーンメッセー
ジを受信し、ステップ80において、ノンスタンダードフィーチャーズセットア
ップ(Non-Standard Features Setup)(NSS)、トランスミッティングサブス
クライバアイデンティフィケーション(Transmitting Subscriber Identificatio
n )(TSI)およびデジタルコマンドシグナル(Digital Command Signal)(D
CS)を含むことのできるV.21トーン応答メッセージを発生し伝送する。こ
の発明の好適実施例において、送信先インタフェース24bはNSFメッセージ
を送らないので、NSSメッセージは伝送されないであろう。送信元インタフェ
ース24aはV.21トーン応答メッセージをV.21デジタルデータ応答に変
換する。すなわち、送信元インタフェース24aはV.21トーン応答メッセー
ジを復調する。
【0040】 ステップ82において、各V.21トーン応答メッセージを復調後、送信元イ
ンタフェース24aは、送信元ファックス機械により指定される伝送レートを決
定し、デジタルV.21メッセージを送信先インタフェース24bに送る。ステ
ップ84において、送信先インタフェース24b、送信先ファックス機械18b
によりもともと要求されたものに一致するようにDCSメッセージMSLTビッ
トフィールド(21、22および23)のセットを変更する、そして、変更され
たV.21応答メッセージを再変調し送信先ファックス機械18bに送るように
、進む。ステップ86において、送信先ファックス機械18bはV.21応答メ
ッセージを受信する。
【0041】 ステップ92において、送信元ファックス機械18aはステップ94において
送信元インタフェース24aにより受信されるTCFメッセージを伝送すること
により送信元伝送レートS_RATEをネゴシエート始める。
【0042】 同様に、ステップ88において、送信先インタフェース24bはトレーニング
チェック(TCF)メッセージを送信先ファックス機械18bに伝送することに
より送信先ファックス伝送レートD_RATEをネゴシエート始める。送信先フ
ァックス機械18bはステップ90においてTCFメッセージを受信始める。こ
れは、独立レートネゴシエーションのプロセスを始める。
【0043】 以下に記載する多くの場合に、ファックス処理はステップ80乃至86に戻る
であろう。これらの場合に、DCSメッセージに含まれる関連情報はすでに送信
先インタフェース24bにより知られているので、ステップ82および84にお
いて、DCSメッセージは送信元インタフェース24aと送信先インタフェース
24bとの間で交換されないであろう。この情報を交換する必要性を無くすこと
により、独立レートネゴシエーションのプロセスをスピードアップし、それゆえ
、さらにタイムアウトのリスクを低減する。
【0044】 独立レートネゴシエーションは、最少数のメッセージを送信元インタフェース
18aと送信先インタフェース18bとの間で交換する状態で、送信元ファック
スインタフェース24aと送信元ファックス機械18aとの間の送信元ファック
スインタフェースレートS_RATE、および宛先インタフェース24bと宛先
ファックス18bとの間の宛先ファックスインタフェースレートD_RATEの
ネゴシエーションを意味する。これは、宛先ファックスインタフェースレートD
_RATEが送信元ファックスインタフェースレートS_RATEおよびデジタ
ルチャネルレートを越えることを可能にすることにより得られる。さらに独立レ
ートネゴシエーションは、互いに通信する必要なしに適切なインタフェースレー
トを判断し、V.21およびT.30に従って送信元および送信先ファックス機
械18aおよび18bを処理し応答するために、送信元インタフェース24aと
送信先インタフェース24bを十分知能を高くすることにより得られる。
【0045】 ステップ140において、送信元インタフェース24aはステップ94におい
て受信したTCFが有効か否か判断し、有効でなければステップ142において
送信元ファックス機械18aにFTTを送り、ステップ82に戻り送信元ファッ
クス機械18bから次のDCSおよびTCFを受信する。一度以上ステップ82
が実行されると、もともと行なわれていたように、DCSメッセージは送信先イ
ンタフェース24bに再び送られない。従って送信元インタフェースおよび送信
先インタフェースにより実行されるレートネゴシエーションを独立に維持する。
TCFが有効であれば、送信元インタフェース24aは図5Bに進む。
【0046】 図5Bを参照すると、ステップ97において、送信先ファックス機械18bは
、フェイリャーツートレインメッセージ(FTT)または、コンファメーション
ツーレシーブ(confirmation to receive)メッセージのいずれかを伴って送信先
インタフェース24bからのTCFに応答する。このメッセージはステップ10
1において送信先インタフェース24bにより受信され復調され送信元インタフ
ェース24aに送られる。
【0047】 同時に、ステップ152において送信元インタフェース24aは送信元ファッ
クス機械18からさらなるDCSメッセージおよびTCFメッセージをポーリン
グし、並びにステップ154において送信先インタフェース24bからFTTメ
ッセージまたはCFRメッセージをポーリングする。
【0048】 ステップ99において、送信元インタフェース24aは新しいTCFが受信さ
れたか否かを判断し、受信されたならば、ステップ100においてTCF_CN
Tをインクリメントする。TCF_CNTは、送信元インタフェース24aから
応答が伝送されることなく、送信元ファックス機械18aから受信されたTCF
メッセージの数を追跡するカウンタである。TCF_CNTはゼロに初期化され
る(初期化は図示されていない)。TCFが受信されなかったならば、送信元イ
ンタフェース24aはステップ95に進む。しかしながら、図5Aからステップ
99に到達させるために、有効なTCFが受信されたであろうことに留意する必
要がある。それゆえ、TCF_CNTはステップ99の最初の実行時にインクリ
メントされ、このときは1に等しい。ステップ95において、送信元インタフェ
ース24aは、送信元ファックス機械18aがトレイン(train)しようと試みる
送信元ファックスインタフェースレートS_RATEがデジタルチャネルレート
より大きいか否か判断し、大きいならばステップ114に進む。
【0049】 送信元ファックス機械18aがトレインしようと試みる送信元ファックスイン
タフェースレートS_RATEがデジタルチャネルより大きくなければ、ステッ
プ96において、FTTメッセージがステップ154において受信されたかどう
かを判断し、受信されたならば、送信先ファックスインタフェースレートED_
RATEの推定値がステップ103において低減される。図示していないが、E
D_RATEは初期DCSメッセージにおいて送信元ファックス機械18aによ
り指定されるレートに初期化される。次に、送信元インタフェース24aはステ
ップ105に進む。
【0050】 ステップ154において、FTTが送信先インタフェース24bから受信され
なかったとステップ96において判断すると、送信元インタフェース24aはス
テップ105に進む。ステップ105において、送信元ファックスインタフェー
スレートS_RATEが送信先ファックスインタフェースレートED_RATE
の推定値より大きいかどうか判断し、大きければ、送信元インタフェースはステ
ップ114に進む。
【0051】 ステップ105において、送信元ファックスインタフェースレートS_RAT
Eが送信先ファックスインタフェースレートED_RATEの推定値より大きく
ないと判断すると、ステップ111においてCFRがステップ154において受
信されたかどうか判断し、受信されたならば、送信元インタフェース24aは図
5Cに示すようにファックス処理を継続する。
【0052】 CFRが受信されなかったならば、送信元インタフェースはステップ98に進
み、TCF_CNTが2より大きいかどうか判断する。TCF_CNTが2より
大きくなければ送信元インタフェース24aはステップ152に戻る。TCF_
CNTが2より大きければ、送信元インタフェース24aはステップ114に進
む。
【0053】 ステップ114において、TCF_CNTがゼロより大きければ、送信元イン
タフェース24aはFTTメッセージを送信元ファックス機械18aに伝送する
。ステップ114が実行された後、ステップ115においてTCF_CNTがゼ
ロにセットされ、送信元インタフェース24aはステップ152に戻る。
【0054】 上述したように、TCF_CNTは、応答が送信元インタフェース24aから
伝送されることなく送信元ファックス機械18aから受信したTCFメッセージ
の数を追跡するカウンタである。TCF_CNTが2を越えたならFTTを伝送
することにより、送信元ファックス機械18aにおける反復タイムアウトが防止
される。
【0055】 送信元インタフェース24aにより実行される処理と同時に、送信先インタフ
ェース24bはステップ120において、CFRがステップ101において受信
されたかどうかを判断する。受信されたならば、ステップ128においてタイマ
がスタートし、ファックス処理が図5Cに続く。
【0056】 CFRが受信されなかったならば、送信先インタフェース24bは、FTTメ
ッセージがステップ101において受信されたかどうかをステップ121におい
て判断する。FTTメッセージが受信されたなら、送信先ファックスインタフェ
ースレートD_RATEがステップ122において再計算され、ステップ124
において、再計算された送信先ファックスインタフェースレートD_RATEを
ネゴシエートする試みが、ステップ126において送信先ファックス機械18b
により受信されるDCSおよびTCFメッセージの伝送を介して実行される。ス
テップ124におけるDCSおよびTCFメッセージの伝送後、新しいTCFに
対する応答がステップ101において受信される。FTTメッセージがステップ
101において受信されなかったならば。
【0057】 FTTメッセージが受信されなかったとステップ121において判断すると、
送信先ファックスインタフェース24bは、ITU−TR T.30.に従って
所定の時間期間が満了したならば、ステップ124において最後のDCSおよび
TCFメッセージの伝送を繰返す。
【0058】 ステップ150において、送信元ファックス機械18aは、送信元インタフェ
ース24aからFTTメッセージを受信した場合または何も応答を受信しない場
合、DCSメッセージおよびTCFメッセージを伝送する。
【0059】 図5Cを参照すると、送信先インタフェース24bはファックスページ処理が
開始されたかどうかをステップ200において判断し、開始されたと判断すると
、ステップ224に進む。ファックスページ処理が開始されないならば、ステッ
プ128(図5B)においてスタートしたタイマが満了したかどうかをステップ
202において判断する。そして、満了していなければ、ステップ200が再び
実行される。タイマが満了していれば、空白行を送信先ファックス機械18bに
伝送してタイムアウトによる呼落ち(call drop)を防止する。空白行を送信後、
ステップ200が再び実行され、この発明の好適実施例では、ファックスページ
伝送が開始するまで1秒間隔で空白行を繰り返し伝送する。他の間隔も使用され
るが、2秒以上の間隔は好ましくない。
【0060】 送信元ファックス機械18aは、アナログ接続を介して送信元インタフェース
24aにより受信されるファックストーン(fax tone)の形態でステップ221に
おいてファックスページの伝送を開始する。送信元インタフェース24aは、フ
ァックストーンをデジタルデータに変換し、各ラインのフィルビット(fill bits
)をはがし(stripping)、そのデジタルデータをデジタルチャネルを介して送信先
インタフェース24bに送ることによりステップ222においてファックストー
ン処理を実行する。
【0061】 送信先インタフェース24bは、ステップ224において、デジタルデータを
受信し、デジタルデータをファックストーンに変換し直し、送信先ファックス機
械18bに伝送することによりファックス処理を行う。ファックストーンはステ
ップ226において送信先ファックスにより受信される。
【0062】 ファックス処理の過程において、送信先インタフェース24bはステップ22
4において送信先ファックス機械18bに伝送されるデータにフィルビットを挿
入し、送信先ファックス機械18bのMSLT要件に適合させ、送信元ファック
ス伝送レートS_RATEより大きい送信先ファックス伝送レートD_RATE
を補償する。フィルビットを挿入するための手続きは以下に詳細に記載する。
【0063】 送信されるファックスデータの各ラインの終わりで、送信元インタフェース2
4aはステップ218においてファックスデータの完全なページが送信されたか
どうかを判断し、送信されてなければ、ステップ222に戻る。完全なページが
送信された後、以下に詳細に記載するように、ステップ230−238において
V.21メッセージ処理が実行される。
【0064】 ステップ240において、送信元インタフェース24aはMPSメッセージお
よびMCFメッセージがステップ232において受信されたかどうか判断する。
受信されなければ、ファックスページ処理はステップ134a−dにおいて終了
する。MPSメッセージおよびMCFメッセージが受信されたなら、送信元イン
タフェース24aはステップ222においてファックスページ処理を再開する。
【0065】 ステップ242において、送信先インタフェース24bはMPSメッセージお
よびMCFメッセージがステップ234において受信されたかどうかを判断し、
受信されたなら図5Bのステップ128を再開する。ステップ234において、
MPSメッセージおよびMCFメッセージが受信されなかったなら、ファックス
ページ処理がステップ134cにおいて終了する。
【0066】 ある場合に、メッセージの終了(EOM)はステップ230および238で終
了し、ファックスが伝送されたがさらなる原稿が異なるパラメータで伝送される
かもしれないことを示すかもしれない。この場合、処理は図5Aのステップ68
で再開されるであろう。
【0067】 他の場合に、送信先ファックス機械18bからのRTNメッセージを処理し、
再教育の必要性を示しても良い。この場合、ファックス処理は図5Aのステップ
80乃至86で再開する。
【0068】 さらに他の場合に、RTPメッセージは送信先ファックス機械24bから受信
されるであろう。MPSメッセージに応答してRTPメッセージが受信されるな
ら、ファックス処理は、図5Aのステップ80−86において再開する。
【0069】 図6は、この発明の一実施例に従って図5Cのステップ230−238におい
てV.21メッセージを処理するとき、送信元ファックス機械18a、送信元イ
ンタフェース24a、送信先インタフェース24bおよび送信先ファックス機械
18bにより実行されるステップを示すフロー図である。ページエンド処理はス
テップ250a−dにおいて始まり、ステップ252において送信元ファックス
機械18aはV.21プリアンブルメッセージの伝送を開始する。
【0070】 送信元インタフェース24aはステップ254においてプリアンブルメッセー
ジの受信を開始し、ステップ256において伝送されたデジタルメッセージを介
してプリアンブルが受信されていることを送信先インタフェース24bに通知す
る。送信先インタフェース24bはステップ258において通知を受信し、ステ
ップ260において送信先ファックス機械において受信されるV.21プリアン
ブルの発生を開始することにより応答する。
【0071】 ステップ262において、送信元ファックス機械18aからのV.21プリア
ンブルメッセージの伝送が終了し、この終了は、ステップ264において送信元
インタフェース24aにより検出される。ステップ266において送信元ファッ
クス機械18aはEOP、MPS、またはEOM V.21メッセージを伝送し
、ステップ268において送信元インタフェース24aにより受信される。
【0072】 ステップ270において、送信元インタフェース24aはデジタルV.21メ
ッセージを送信先インタフェース24bに伝送する。これに応答して、送信先イ
ンタフェース24bはV.21プリアンブルの伝送は少なくとも1秒の間隔を有
することを保証し、そしてそうであれば、ステップ280においてV.21プリ
アンブルの伝送を終了する。次に、送信先インタフェース24bはデジタルV.
21メッセージを音色のV.21メッセージに変換し、プリアンブルに付加され
、ステップ282において送信先ファックス機械18bにより受信され処理され
る。
【0073】 ステップ284において、送信先ファックスは応答してV.21応答メッセー
ジを伝送する。このメッセージは、メッセージ確認(MCF)、再教育ポジティ
ブ(positive)(RTP)、再教育ネガティブ(negative)(RTN)であり得る。
これらはステップ286において送信先インタフェース24bによりデジタルメ
ッセージに変換される。デジタルV.21メッセージはステップ288において
送信元インタフェース24aにより受信され、音色V.21メッセージに変換さ
れ、音色V.21メッセージはステップ290において送信元ファックス機械1
8aにより受信される。ステップ284−290は、ステップ252乃至282
に示す処理の期間行なわれる「プリアンブルパイプライニング」を用いて逆方向
にのみ行なわれることが理解されなければならない。従って、送信元インタフェ
ース24aは、送信元ファックス機械18aからのプリアンブルの伝送が終了す
る前に送信先インタフェース24bからのプリアンブルの伝送を開始することに
よりV.21プリアンブルの伝送のパイプライニングを行なう。ページエンド期
間にV.21プリアンブルメッセージの伝送をパイプライニングすることはプリ
アンブルメッセージを処理するのに必要な時間を低減する。それによりT.30
タイミング要件に適合するようにより速くV.21メッセージを伝送可能にする
【0074】 図7はこの発明の一実施形態に従って実行されるときファックスページ処理期
間に送信先インタフェース24bにより実行されるステップを示すフロー図であ
る。ファックス処理はステップ200において開始し、ステップ202において
送信先インタフェース24bは送信元インタフェース24aからのデータライン
をチェックし、受信したならば、そのラインをデータラインキューに追加する。
データラインは送信先ファックス伝送レートD_RATEより低いレートで受信
できることに留意する必要がある。
【0075】 ステップ304において、2より少ない数のラインが待ち行列に入れられるか
どうか判断し、入れられなければステップ302が再び実行される。入れられれ
ば、待ち行列の中の最も古いラインがステップ306において送信先ファックス
機械18bにより高いデータレートで伝送される。すなわち、待ち行列はファー
ストインファーストアウト(FIFO)態様で動作している。
【0076】 より高い伝送レートでデータラインを伝送後、送信先インタフェース24bは
ステップ308においてさらなるフィルビットを送信先ファックス機械18bに
伝送する。フィルビットの伝送後、送信先インタフェース24bはステップ31
2において、送信元インタフェース24aから現在のデータラインのためのエン
ドオブライン(end of line)(EOL)が受信されたかどうか、またはタイムア
ウトが満了かどうかを判断し、そうでなければ、ステップ308においてさらに
多くのフィルビットが伝送される。EOLが受信されたかまたはタイムアウトが
満了されたなら、要求されたMSLT時間も満足されたならステップ310にお
いてEOLが送信先ファックス機械18bに伝送される。要求されたMSLT時
間が満足されないなら、要求されるMSLT時間が満足されるまでさらなるフィ
ルビットが伝送される。この発明の好適実施形態において、1乃至5秒のタイム
アウトが好ましいがタイムアウトはおよそ2秒である。
【0077】 ステップ311において、最後のデータラインが受信されたかどうか判断し、
受信されなかったならば、ステップ302が再び実行される。最後のデータライ
ンが受信されたならば、ステップ313においてデータライン待ち行列が空白か
どうか判断し、空白でなければ、ステップ306が再び実行される。待ち行列が
空白ならば、そのページのファックス処理はステップ314において終了する。
【0078】 図8はこの発明の一実施例に従って、送信先ファックス伝送レートD_RAT
Eが送信元ファックス伝送レートS_RATEより高いときの送信先インタフェ
ース24bの動作をさらに示すタイミング図である。時間は左から右に進み、一
番上のラインは送信元インタフェース24aから受信したデータを表し、一番下
のラインは送信先ファックス機械18bに伝送される。
【0079】 図5に示されたステップの動作に従って、エンドオブラインメッセージ(EO
L)を含む第1および第2ラインのデータが受信され、ラインはデータライン待
ち行列(図示せず)に入る。第2ラインのエンドオブラインを受信後、より高い
伝送レートで送信先ファックス機械18bへの第1ラインの伝送が開始される。
【0080】 図示例示実施例において、送信先インタフェース24aへのライン1の伝送は
、送信元インタフェース24aからのライン3の受信より早く終わる。これはよ
り高いデータレートで行なわれるためである。従って、ライン2の伝送を延期す
るために、ライン3のエンドオブラインが受信されるまでフィルビットが伝送さ
れ、そのときおよびエンドオブラインにおいて、ライン1のメッセージが伝送さ
れる。この処理は1ページのデータが伝送されるまで続く。
【0081】 データの流れを中断することなく各ラインの終わりでフィルビットを挿入する
ことができるので、伝送レートが不一致のとき送信先ファックス機械18bにデ
ータラインを送る前に受信データの待ち行列を作ることにより正しい伝送を生じ
させることを可能にする。ファックスデータの正確な伝送を中断することなく、
各ラインの終わりでそのようなフィルビットを挿入することのできる唯一の場所
なので、このようにしてフィルビットを挿入することは必要である。さらに、受
信したデータラインの待ち行列を作ることも可変チャネル遅延の補償を可能にす
る。なぜなら、待ち行列はそのような遅延期間に必要なデータラインを供給する
ことができ、送信先ファックスに一定のデータの流れを維持することができるか
らである。
【0082】 図9はこの発明の一実施例に従って、アナログファックス伝送を処理するよう
に構成されたセルラ電話システムの説明図である。無線デジタル遠距離通信サー
ビス加入者は、アナログファックス機械28aが接続される変更された加入者装
置26を備えている。変更加入者装置26はアナログファックスインタフェース
およびRF信号を有した基地局27を有したインタフェースを含む。この発明の
好適実施例において、RF信号は、IS−95無線インタフェース規格に従って
変調される。
【0083】 基地局27はアナログファックスインタフェースを含む基地局コントローラ(
BSC)29に接続される。BSC29はPSTN16によりアナログファック
ス機械28bとインタフェースする。
【0084】 アナログファックス機械28aからアナログファックス機械28bに伝送され
るファックス期間、変更された加入者装置26は送信元インタフェースとして動
作し、BSC29は送信先インタフェースとして動作する。アナログファックス
機械28bからアナログファックス機械28aに伝送されるファックス期間、B
SC29は送信元インタフェースとして動作し、変更加入者装置26は送信先イ
ンタフェースとして動作する。
【0085】 クラス2.0デジタルネットワークの実施:遠隔局からのファックス伝送 デジタル通信システムに使用するために今までのべてきたこの発明の実施例は
特にITUクラス2.0デジタルネットワークにおいて実現可能である。クラス
2.0デジタルネットワークは技術に熟達した人には良く知られており、コマン
ドプロトコルの特別の知識を必要とする実施の詳細を除いて、ここでは詳細に述
べないであろう。図10はクラス2.0ネットワーク上のアナログファックスの
使用の例示実施例である。ステップ500において、送信元ファックス機械はD
TMFデジット(digits)をクライアント通信セッションにおける送信元インタフ
ェースに伝送する。ステップ502において、送信元インタフェースはDTMF
デジットをメモリに保持し、クラス2.0プロトコルを用いて送信先インタフェ
ースとネットワーク通信セッションを確立する。ステップ504において、送信
先通信セッションの期間、TIA/EIA規格に従って標準デジタル−アナログ
変換手続きを使用し、PSTNを介して送信先ファックス機械にアナログT3.
0信号を送信する。
【0086】 送信元ファックス機械がDTMFデジットを送信元インタフェースに伝送後、
ステップ506において送信元インタフェースはATコマンドを送信先インタフ
ェースに伝送する。ATコマンドはクラス2.0コンフィグレーションセッティ
ング(configuration settings)を示す。ATコマンドの例は、サービスクラス選
択コマンド(FCLASS)、メッセージリポーティングパラメータ(message r
eporting parameter)コマンド(+FNR)、フロー制御選択コマンド(+FL
O)および位相タイムアウトコマンド(+FCT)である。そのようなコマンド
は、上述した刊行物に規格化されている。いつでも、送信先インタフェースが、
「エラー」メッセージを伴って送信元インタフェースにより送られたコンフィグ
レーションセッティングに応答するなら、送信元インタフェースはクライアント
通信セッションを終了するであろう、そして送信先インタフェースは送信先ファ
ックス機械との送信先通信セッションを終了する。
【0087】 送信先インタフェースがすべてのコンフィグレーションセッティングを正しく
受信するなら、送信先インタフェースはステップ508において送信元インタフ
ェースに、コンフィグレーションセッティングのアクノレジメント(acknowledge
ment)を中継する。ステップ506において、送信元インタフェースはクラス2
.0ATDTコマンドを介して送信先インタフェースにDTMFデジットを伝送
する。送信先インタフェースはステップ508においてこの情報を使用し、PS
TNを介して送信先ファックス機械とのコンタクト(contact)を確立し、ファク
シミリコール(facsimile call)を示すCNGトーンを送信する。ステップ514
において、送信先ファックス機械はV.21モードに入り、あたかも送信先イン
タフェースがクライアント通信セッションのイニシエータ(initiator)かのよう
に送信先インタフェースと通信する。送信先ファックス機械はコールドステーシ
ョンアイデンティフィケーション(Called Station Identification)(CED)
トーンを送信先インタフェースに伝送するかもしれない。送信先インタフェース
に伝送されるCEDトーンが得られるまで約3秒間、送信先ファックス機械はV
.21プリアンブルメッセージを送信先インタフェースに伝送し、V.21プリ
アンブルメッセージは送信先インタフェースに、プリアンブルメッセージの直後
にイニシャルアイデンティフィケーションメッセージ(initial identification
message)が伝送されるであろうことを通知する。V.21メッセージの後に、V
.21(NSF、CSI、DIS)のようなV.21変調イニシャルアイデンテ
ィフィケーションメッセージが続く。ステップ514の期間の何らかの時点にお
いて、V.21プリアンブルメッセージが送信先インタフェースにより検出され
ている間、送信先インタフェースはステップ516においてプリアンブルインジ
ケータメッセージ(preamble indicator message)(FCO)を送信元インタフェ
ースに伝送するかもしれない。プリアンブルインジケータメッセージは送信元イ
ンタフェースに、送信先インタフェースがプリアンブルメッセージを受信したこ
とを通知する。
【0088】 送信元インタフェースがFCOメッセージを受信すると、送信元インタフェー
スはステップ520において、CEDトーンを送信元ファックス機械に伝送する
。CEDトーンを受信すると、送信元ファックス機械は、T.30プロトコルに
従って、送信元インタフェースからプリアンブルメッセージを受信することを期
待する。送信元ファックス機械がステップ522においてクライアント通信セッ
ションにおいて送信元インタフェースからプリアンブルメッセージの受信を待っ
ている間、送信先ファックス機械は、ステップ514の送信先通信セッションに
おいて送信先インタフェースにイニシャルアイデンティフィケーションメッセー
ジを発生し伝送する。イニシャルアイデンティフィケーションメッセージの例は
デジタル識別信号(DIS)、コールド(Called)加入者識別信号(CSI)、非
標準ファシリティーズ(facilities)信号(NSF)である。DISメッセージに
含まれる情報は送信先インタフェースに、送信先ファックス機械のレート受信能
力のような送信先ファックス機械の能力を通知する。送信元インタフェースから
の要求に応じて、送信先インタフェースはこれらのT.30信号をステップ52
4におけるネットワーク通信セッションの期間、伝送のための等価なクラス2.
0デジタルパラメータに変換する。例えば、NSF信号は+FNFになり、CS
I信号は+FCIになり、DISは+FISになる。ステップ526において受
信すると、送信元インタフェースはクラス2.0信号をT.30信号に変換し直
す。図10のステップ524のクラス2.0信号の伝送は図5のステップ72と
等価であることに留意する必要がある。ステップ526において、送信元ファッ
クス機械から送信先ファックス機械にファクシミリ情報を伝送するために、送信
元インタフェースはまた送信先ファックス機械のレート受信能力を再検討し最大
ネットワークスループットレート又は最大ネットワークスループットレートのグ
ループを選択する。ステップ526は図5のステップ76と等価である。伝送レ
ートと復調レートは上記表Iに示される。伝送媒体の遅延により呼が失敗するで
あろう確率を最小にする最適レートが選択される。最適レートが決定されると、
最適レートが送信元ファックス機械に伝送される。この最適レートは、DIS信
号における送信先ファックス機械により伝送されるレート受信能力以下かもしれ
ない。送信元ファックス機械がステップ526において、送信元インタフェース
から新しく発生されたDIS信号を受信すると、送信元ファックス機械は、ステ
ップ528において、独自の内部コンフィグレーションセッティングを踏まえて
伝送レートを選択する。それゆえ、送信元インタフェースは送信先ファックス機
械からのメッセージの「真」の内容を途中で捕まえ、システムリソースの使用を
最小にするであろう所定値を理知的に代わりに使う。この途中捕捉と代用の方法
は、ページコーディング(ホフマンコーディング(Huffman coding))、ページレ
ングス、ページ幅、MSLT、および垂直分解能を限定されないが含む他のDI
Sパラメータの交換に使用することができる。
【0089】 ステップ530において、送信元ファックス機械は、変換され/新しく発生さ
れたイニシャルアイデンティフィケーションメッセージを受信後、送信元インタ
フェースにコンフィグレーションセッティングを伝送する。これらのコンフィグ
レーションセッティングは伝送加入者識別(TSI)およびデジタルコマンド信
号(DCS)を含むがこれらに限定されない。以下に述べるように、メッセージ
内の情報はネットワークスループットレートを最適化するために変更できること
に留意する必要がある。ステップ532において、送信元インタフェースはTS
Iメッセージを受信して復調し、クラス2.0均等物である+FLIメッセージ
を送信先インタフェースに伝送する。送信先インタフェースが、ステップ534
において+FLIメッセージの受信のポジティブアクノレジメント(positive ac
knowledgement)に応答すると、送信元インタフェースは、DCSメッセージのク
ラス2.0均等物である+FCCメッセージをステップ536において伝送する
【0090】 ステップ538において、送信先インタフェースは、受信した+FLIメッセ
ージおよび+FCCメッセージに従って内部パラメータを更新する。他の内部パ
ラメータと共に、+FCCメッセージは、送信先ファックス機械において1ライ
ン分のデータを印字するのに必要な最小時間量を示す最小走査ライン時間を含む
。+FCCメッセージ内のMSLTパラメータは、送信先ファックス機械から伝
送されたイニシャルアイデンテイフィケーションメッセージに応答して設定され
る。MSLTパラメータは送信元ファックス機械と送信先ファックス機械との間
で不一致に設定される。不一致はクライアント通信セッションと送信先通信セッ
ションを同時にさらに独立して実行することを可能にするので、一方のセッショ
ンから情報を伝送する際の遅延は、他方のセッションにおける情報の受信に悪影
響を与えないであろう。
【0091】 ステップ534において+FLI信号および+FCC信号の受信が、送信先イ
ンタフェースにより、送信元インタフェースにアクノレジされた後、ステップ5
40において、送信元インタフェースは送信先インタフェースに対して、+FL
I信号および+FCC信号に含まれるコンフィグレーションセッティングをデー
タ伝送コマンド(+FDT)を介して送信先ファックス機械に解放するように命
令する。ステップ542においてプリアンブルメッセージを伝送後、ステップ5
44において送信先インタフェースは+FLI信号および+FCC信号をV.2
1変調TSIメッセージおよび変調DCSメッセージに変換し、TSIおよびD
CSメッセージを送信先ファックス機械に伝送する。送信先ファックス機械は、
それぞれステップ543および541においてこれらのメッセージを受信する。
【0092】 送信元インタフェースは、クライアント通信セッション内および送信先通信セ
ッション内のデータ伝送のための最適コンフィグレーションを決定する。ステッ
プ530において送信元ファックス機械がTSIメッセージおよびDCSメッセ
ージを送信元インタフェースに伝送した後、ステップ546において、送信元フ
ァックス機械はトレーニングチェックシーケンス(Training Check Sequence)(
TCF)を伝送し、トレーニングプロセス(training process)を開始する。しか
しながら、TCFメッセージはデジタルネットワークを介して送られない。その
かわり、ステップ540において、送信元インタフェースはAT+FDTを伝送
する。これは送信先インタフェースにTSIメッセージおよびDCSメッセージ
を開放し、トレーニングを開始するように命令する。ステップ548において、
送信先ファックス機械がトレーニングシーケンスを受信すると、ステップ550
において送信先ファックス機械と送信先インタフェースはファクシミリ情報を伝
送する最適レートをネゴシエートするためのトレーニングセッションを開始する
【0093】 送信元ファックス機械は送信元インタフェースからのCFRメッセージを待ち
ながらT.30規格に従って3回TSIメッセージとDCSメッセージを送信す
る。送信元ファックス機械が3度の試みの後CFRメッセージを受信しないなら
ば、送信元ファックス機械はトレーニングプロセスを終了し、クライアント通信
セッションを終了する。しかしながら、この発明の特徴により、送信元ファック
ス機械との通信セッションは終了しない。送信元ファックス機械が3つのTSI
/DCS/TCFメッセージを伝送した後、送信元インタフェースはわざとトレ
ーニング失敗(+FTT)メッセージを送信元ファックス機械に伝送する。この
行動は、送信元ファックス機械が時期を早めてクライアント通信セッションを終
了するのを防止する。
【0094】 送信先通信セッションのトレーニング期間が完了するまで、3つのTSI/D
CS/TCFメッセージが送信元ファックス機械により伝送されるときはいつも
送信元インタフェースは+FTTメッセージを伝送する。さらに、送信先トレー
ニングセッション期間に送信先インタフェースからすべての+FCSリポート(r
eports)を送信元インタフェースが処理するので、送信元インタフェースは自身
と送信元ファックス機械との間のトレーニングを調整するかもしれない。送信先
インタフェースがTSI/DCS/TCFメッセージを送信先ファックス機械に
伝送する毎にステップ554において、+FCSメッセージが送信先インタフェ
ースにより送信元インタフェースに伝送されるかもしれない。FCSメッセージ
は、送信先通信セッションがトレーニングを実施したデータレートを含む。次に
、ステップ553において送信元インタフェースは+FTTメッセージを伝送し
、送信元ファックス機械のトレーニングを調節する。それゆえ、FCSメッセー
ジは送信元インタフェースに、送信元ファックス機械から送信先ファックス機械
に情報が伝送されるかもしれない最大レートを通知する。これは2つの別箇のト
レーニングセッションを可能にする。さらに、送信先インタフェースと送信先フ
ァックス機械との間の接続が低下し、トレーニングが低レートに落ちると、FC
Sメッセージは送信元インタフェースに対して、送信先通信セッションのデータ
レートが落ちたことを警告するであろう。従って、送信元インタフェースは、F
TTメッセージを伝送することによりクライアント通信セッションのトレーニン
グレートを低くすることができる。
【0095】 送信先ファックス機械と送信先インタフェースとの間のトレーニングセッショ
ンが成功するなら、送信先ファックス機械はステップ556において、プリアン
ブルメッセージおよび受信確認(CFR)メッセージを送信先インタフェースに
伝送する。送信先インタフェースはステップ558において送信元インタフェー
スにCONNECTメッセージを伝送し、V.21 TSIおよびDCSメッセ
ージが送信先ファックス機械に供給されそして送信先インタフェースが送信先フ
ァックス機械からCFRメッセージを受信したことを示す。CONNECTメッ
セージは結果コード応答(Result Code Response)であり、これは、情報テキスト
よりもアクノレジメントを運ぶために使用されるクラス2.0規格の信号のクラ
スである。
【0096】 クライアント通信セッションと送信先通信セッション内でトレーニングセッシ
ョンが同一レートで開始されたことに留意する必要がある。クライアント通信セ
ッションがトレーニングを終了する最初であるなら、送信元インタフェースは、
送信元ファックス機械がCFRメッセージを送信することを遅らせるように動作
する。これは、送信先通信セッションがトレーニングを終了した以前にページデ
ータモードへの遷移を示したであろう。T.30規格によれば、応答を受信する
ことなく、TCFメッセージが送信元ファックス機械により3回伝送されるなら
、送信元ファックス機械はその呼を終了する。終了を防止するために、送信元イ
ンタフェースがTCFシーケンスを受信する3度に対して1度、送信元インタフ
ェースはFTTメッセージを送信元ファックス機械に伝送する。
【0097】 しかしながら、送信先通信セッションが最初にトレーニングを終了するなら、
送信先ファックス機械は1つのCFRメッセージを送り、伝送を待つであろう。
クライアントトレーニングセッションが完了した後に、送信元ファックス機械か
らの実ページデータが到来するまで、送信元インタフェースは周期的かつ自動的
に空白行を伝送するであろう。空白行が伝送されることにより、送信先ファック
ス機械がページデータの欠落によりその呼を終了するのを防止する。トレーニン
グセッションの終わりでタイムリーにデータが供給されなければ、送信先ファッ
クス機械は中断するかもしれない。クライアント通信セッションにおけるトレー
ニングが完了するまで送信元インタフェースは空白行を送信先ファックスに伝送
しているであろう。送信元インタフェースが送信先インタフェースからCONN
ECT結果コードを受信すると、クライアント通信セッションにおけるトレーニ
ングはステップ560において完了し、送信元ファックス機械からのTCFシー
ケンスが良好であると決定する。トレーニングがクライアント通信セッションと
送信先通信セッションの両方で完了すると、送信元ファックス機械はステップ5
62においてファクシミリページデータの伝送を開始する。ステップ564およ
び566において、送信元インタフェースと送信先インタフェースはステップ5
68においてファクシミリページデータを通過させ送信先ファックス機械に到着
させる。
【0098】 MSLTおよびデータレート 送信元インタフェース装置から送信先インタフェース装置へのファクシミリ情
報の伝送期間、ネットワーク通信セッションが通信ネットワークを変更できる期
間の送信レートはデジタルである。デジタルネットワークの伝送レートの変更は
ポストページ(post-page)T.30メッセージの交換期間に異常な呼の終了を生
じる可能性がある。呼の時期早々の終了を防止する方法は、送信元ファックス機
械および/または送信先ファックス機械のMSLTを変更することに基づく。
【0099】 無線デジタルネットワークにおいて、ネットワーク通信セッションの無線の性
質は符号化機構およびエラー訂正機構により補償されなければならないデータの
伝送におけるエラーを生じる可能性がある。ネットワークを介して伝送されてい
るデータの量に従って異なるレートセットが使用される。受信側がエラーメッセ
ージの増加を伴う伝送された信号を処理するとき、送り手と受け手との間の伝送
レートは、ビットエラーレートの確率を低くするために下げられる。しかしなが
ら、下げられた伝送レートはファックス機械を含む通信に対して問題がある。フ
ァックス機械は、送信ファックス機械と受信ファックス機械との間で伝送レート
がネゴシエートされると、固定伝送レートで伝送する一定のレート機械である。
ファクシミリ情報は一定のレートで送信元インタフェースにより受信可能である
が、送信元インタフェースは、ファクシミリ情報を可変レートで送信先インタフ
ェースに伝送するかもしれない。次には、送信先インタフェースはファクシミリ
情報を一定のレートで送信先ファックス機械に伝送する。送信先インタフェース
と送信先ファックス機械との間のレートは送信元ファックス機械と送信元インタ
フェースとの間の伝送レート以上かもしれないし以上でないかもしれない。
【0100】 デジタルネットワークが、送信元インタフェースと送信先インタフェースとの
間でレートを減速する場合にシグナリング手続きの遅延を生じる可能性がある。
ファックス機械はT.30プロトコルにより制限された語彙セットを有するので
、シグナリングの遅延は全体通信セッションを終了させる可能性がある。例えば
、一方の機械から他方の機械に1ページが伝送された後、送り手のファックス機
械はMPSメッセージのようなポストページ(post page)メッセージを送信する
。MPSメッセージは、送り手のファックス機械が別のページを送信する準備が
できていることを受け手のファックス機械に通知するために送信される。送信元
インタフェースはMPSメッセージを受信し、クラス2.0プロトコルに従って
ページデリミタ(page delimiter)に変換する。ページデリミタは送信されている
ファクシミリデータに付加される。送り手のファックス機械はMPSメッセージ
に対する応答を受信することを期待する。3回の試みの後応答が成されない場合
、その呼は送り手のファックス機械により自動的に終了される。この特定の例に
おいて、送信元インタフェースは、MCFメッセージのような独立して発生され
た応答を送信することができない。なぜなら、応答はより多くのファクシミリ情
報の伝送を引き起こす可能性があるからである。これは、送信先インタフェース
のバッファに関連するオーバフローの問題を生じる可能性がある。さらに、ファ
ックス機械の半二重の性質により、送信元インタフェースがファクシミリ情報を
受けてファックス機械に伝送しているなら、受け手ファックス機械は、伝送チャ
ネルが自由になるまで、伝送チャネル上で応答することができない。それゆえ、
送信元インタフェースからファクシミリ情報を受信している送信先インタフェー
スは受け手ファックスからの応答を伝送するために空のバッファを持たなければ
ならない。データレートが減速すると、送信先インタフェースのメモリバッファ
が一杯になる。送信先ファックス機械はデータの受信に従事しているので、タイ
ムリーに送り手ファックス機械の確認要求に応答することができない。
【0101】 この問題を軽減するために、MSLTが調節される。MSLTを調節しない伝
送において、送信先ファックスはDISメッセージを介してファクシミリページ
の1ラインを印字するのに必要な最小時間量を通知する。DISメッセージは送
り手ファックス機械に通信される。送り手ファックス機械は、同じまたはそれよ
り多くのMSLT数を送信先ファックス機械に伝送する。送り手ファックス機械
は最小スキャンラインタイムに適合するために何ビットを各ラインに入れなけれ
ばいけないかを知る。最小スキャンラインタイムに適合するために、短すぎるラ
インにフィルビット(fill bits)が付加される。
【0102】 この発明の一実施例において、送信元インタフェースは表2に示すようにオリ
ジナルMSLTパラメータを増加する。
【0103】
【表2】 オリジナルMSLTが増加すると、送り手ファックス機械は、各ラインを詰め
る余分のゼロを持つページを伝送する。デジタルネットワーク上の伝送データレ
ートが低減すると、送信元インタフェースまたは送信先インタフェースは余分の
ゼロをはがすことができる。ゼロがはがされたファックスページデータラインは
、送り手ファックス機械がデータラインを送信元インタフェースに伝送すること
ができるレートよりも早いレートで遠隔ファックス機械に伝送することができる
。たとえクライアント通信セッションと送信先通信セッションとが同じモデムレ
ートを有していたとしても、データは送信先通信セッションにおいてより早く伝
送される。何故ならゼロがはがされた後では送信する情報が少ないからである。
【0104】 クラス2.0デジタルネットワークにおける実施:遠隔局へのファックス伝送 上記記述は、送信元ファックス機械が、無線かもしれないし、無線でないかも
しれない、クラス2.0デジタル伝送チャネルを介してファクシミリ情報を、P
STNに接続された送信先ファックス機械に伝送する当事者である状況に焦点を
合わせる。しかしながら、逆の通信パスもまた生じることができる。この発明の
実施例を用いて、クラス2.0デジタル伝送チャネルに接続されたT.30ファ
ックス装置はPSTNに直接連結された信号源からファクシミリ情報を受信する
ことができる。しかしながら、手続きは上で概要を説明した方法論とは異なる。
【0105】 以下の議論の目的のために、送り手ファックス機械をPSTN信号源と呼び、
受け手ファックス機械を遠隔送信先ファックス機械と呼ぶ。PSTN信号源と無
線デジタルネットワークとの間のインタフェースはPSTNインタフェースと呼
ばれ、一方クラス2.0デジタルネットワークと遠隔送信先ファックス機械との
間のインタフェースは遠隔インタフェースと呼ばれる。
【0106】 図11において、PSTN信号源は標準T.30プロトコルを用いてPSTN
を介して遠隔送信先ファックス機械への呼を開始する。PSTNインタフェース
はステップ600においてPSTN信号源からDTMFデジットを検出し、遠隔
送信先インタフェースおよび送信元インタフェースとの間のイニシャルATコマ
ンドを介してステップ602において遠隔インタフェースと連絡を取る。チャネ
ルが確立された後、その呼全体に渡ってクラス2.0コマンドセットが使用され
る。連絡を取ると、遠隔インタフェースはCNGトーンを遠隔送信先ファックス
機械に伝送し、遠隔インタフェースがT.30プロトコルを用いて通信したいこ
とを示す。遠隔送信先ファックス機械はステップ604においてNSF/CSI
/DISメッセージを介してコンフィグレーションセッティングを遠隔インタフ
ェースに伝送する。コンフィグレーションセッティングはステップ606におい
て遠隔インタフェース内に配置された呼履歴バッファに記憶されるので、次の呼
において、コンフィグレーションセッティングは思い出されて伝送される。遠隔
インタフェースは、ステップ607においてNSF/CSI/DISメッセージ
をクラス2.0等価メッセージに変換し、この場合それぞれ+FNFメッセージ
、+FLIメッセージ、+FCCメッセージになるであろう。クラス2.0プロ
トコルは当事者間の再ネゴシエーションをトレーニングするための方法論を欠い
ている。何故ならそれは「エラーの無い」通信セッションを実施するためのコン
ピュータとモデム間の信号の交換のために設計されたプロトコルだからである。
クラス2.0メッセージ交換においてなんらかの種類のエラーがあるなら、その
呼はステップ608において終了する。
【0107】 PSTN信号源が別の通信リンクを確立しようと試みるとき、遠隔インタフェ
ースはステップ614において、以前に呼履歴バッファに記憶されていたNSF
/CSI/DISメッセージを自動的に伝送する。しかしながら、以前の呼が失
敗したならば、遠隔インタフェースはより低いデータレート能力の代用で+FC
Cメッセージを調節する。遠隔インタフェースはより低いセッティングで遠隔送
信先ファックス機械の伝送能力を自動的に通知する。遠隔インタフェースは、送
信元ファックス機械からファクシミリ情報を伝送するための手続きにおいて、上
で概要を説明したレートネゴシエーションが生じるまで、遠隔送信先ファックス
機械の伝送レートを上げない。遠隔インタフェースはファクシミリ情報を伝送す
るための最適データレートを選択し、このデータレートをクラス2.0+FCC
メッセージを介してPSTNインタフェースに運ぶ。3つのデータレートパラメ
ータのセットから最も低いデータレートが選択され、そのセットは、PSTN信
号源のデータレート、デジタルネットワークのデータレート、および呼履歴バッ
ファに記憶されたデータレートを含む。
【0108】 ステップ610において、PSTN信号源が別の呼を開始し、ステップ612
においてPSTNインタフェースがその呼を遠隔インタフェースに搬送すると、
遠隔インタフェースは、遠隔送信先ファックス機械と通信する必要無くして、ス
テップ614においてNSF/CSI/DISメッセージをPSTNインタフェ
ースに自動的に伝送することにより3秒乃至5秒節約することができる。CED
トーン、V.21プリアンブルメッセージおよびNSF/CSI/DISメッセ
ージは、遠隔送信先ファックス機械により発生され、送信先通信セッションがセ
ットアップされると、ステップ616において遠隔インタフェースにより検出さ
れ、チェックされそして破棄される。メッセージは、メッセージの精度を確認す
るために呼履歴バッファに保持された最近の値に対してチェックされる。
【0109】 ステップ620において、ここに記載されていないであろう方法を用いて、P
STNインタフェースは遠隔インタフェースから+FNF、+FLI、および+
FCCを受信し変換する。その結果得られるNSF、CSI、およびDIS信号
はステップ622においてPSTN信号源に送信される。PSTNインタフェー
スが、CSI信号およびDIS信号の応答としてプリアンブルメッセージを受信
すると、ステップ624において、PSTNインタフェースはプリアンブルイン
ジケータメッセージ(preamble indicator message)(+FCO)を遠隔インタフ
ェースに伝送する。このプリアンブルインジケータメッセージは、ステップ62
7において遠隔送信先ファックス機械により受信するために、ステップ626に
おいてプリアンブルメッセージの発生を開始することを遠隔インタフェースに通
知する。
【0110】 PSTN信号源はステップ628においてTSIおよびDCSのようなメッセ
ージに含まれるコンフィグレーションセッティングをPSTNインタフェースに
伝送し、PSTNインタフェースはステップ630においてこれらのT.30信
号をクラス2.0均等物に変換する。DCSメッセージはPSTN信号源の最終
呼コンフィグレーションを含む。遠隔インタフェースはステップ632において
、PSTN信号源の最終呼コンフィグレーションを調査して処理し、この最終呼
コンフィグレーションを遠隔送信先ファックス機械に渡す。
【0111】 ステップ633において遠隔インタフェースからレート能力情報を受け取ると
、独立トレーニングセッション640、641がクライアント通信セッションお
よび送信先通信セッションの両方において同じレートで開始される。PSTN信
号源とPSTNインタフェースとの間のトレーニングセッションが、遠隔送信先
ファックス機械と遠隔インタフェースとの間のトレーニングセッションの前に終
了するなら、ステップ652においてPSTN信号源から伝送されステップ65
4においてPSTNインタフェースを通過する、結果として生じるページデータ
はステップ656において遠隔インタフェースにバッファリングされなければな
らない。あるいは、遠隔送信先ファックス機械と遠隔インタフェースとの間のト
レーニングセッションがPSTN信号源とPSTNインタフェースとの間のトレ
ーニングセッション前に終了するなら、遠隔送信先インタフェースはステップ6
42において空白行を遠隔送信先ファックス機械に伝送し、遠隔送信先ファック
ス機械がタイムアウトになるのを防止する。第三の選択肢において、PSTNイ
ンタフェースはステップ644において、PSTNインタフェースとPSTN信
号源との間のトレーニングセッションのためのネゴシエートされたレートを伝送
する。
【0112】 トレーニングの後、遠隔インタフェースはステップ646において2つの通信
セッションのトレーニングレートを比較する。遠隔送信先ファックス機械と遠隔
インタフェースとの間でネゴシエートされたレートがPSTN信号源とPSTN
インタフェースとの間でネゴシエートされたレートよりも速ければ、ステップ6
50において信号がPSTNインタフェースに送られ、ファクシミリページデー
タを受信する用意ができていることを示す。遠隔送信先ファックス機械と遠隔イ
ンタフェースとの間でネゴシエートされたレートがPSTN信号源とPSTNイ
ンタフェースとの間でネゴシエートされたレートよりも遅ければ、その呼はステ
ップ648において落とさなければならない。落とさなければ、送信先通信セッ
ションにおける遅い受信レートにより、多くのライン落ちを含む劣化したファク
シミリを生じるであろう。
【0113】 その呼が落とされたなら、PSTN信号源は遠隔送信先ファックス機械をリダ
イアルするかもしれない、そして上で概要を述べたステップ群はPSTN通信セ
ッションの伝送レートが送信先通信セッションの伝送レートより遅いかまたは等
しくなるまで反復される。
【0114】 トレーニングが完了すると、ファクシミリ情報は上で概要を述べたように逆方
向リンクに伝送される。しかしながら、無線デジタルネットワークで達成できる
可変レートにより元のファクシミリ情報を忠実に再現するためのある所定の注意
事項がある。極端な環境下では、デジタルネットワークの伝送レートは、その呼
を落とすことが望ましい程度にまでクライアントまたは送信先通信セッションの
伝送レートに不一致になる可能性がある。多くのデジタルネットワークの破壊性
の性質により、遠隔インタフェースの処理能力にオーバーフローを生じる可能性
のあるデータの大きな破壊がファクシミリ情報内で起きるかもしれない。この発
明の一実施例において、ファックスデータ情報の品質が所定のしきい値を超えて
劣化したならば、その呼を落とすための手続きを配備できる。別の方法では、遠
隔インタフェースは、ファクシミリ情報の複製からラインを落とすことができる
。遠隔送信先インタフェースはデジタルクラス2.0ネットワークを介してデー
タの大きく破壊されたデータが到着したならば、理知的にラインを落とす。大き
く破壊されたデータがあると、遠隔送信先インタフェースに位置する記憶媒体に
オーバーフローを生じるであろう。遠隔送信先インタフェースはまた、ページ待
ち時間を最小にするためにファクシミリデータからラインを理知的に落とすこと
ができる。T.30プロトコルの構造により、EOPメッセージまたはMPSメ
ッセージのようなポストページ(post page)処理応答がタイムリーに受信されな
い場合には、送り手ファックス機械はファクシミリ伝送を終了するであろう。そ
れゆえ、この実施例は、ファクシミリデータのラインを落とすことによりポスト
ページメッセージを送信するのに必要な時間量を低減する遠隔インタフェースを
特徴とする。ライン落ちはファクシミリデータを受信する時間期間を低減するの
で、遠隔送信先ファックス機械はポストページメッセージにより早く応答するこ
とができる。
【0115】 上述したように、情報を受信している間情報を伝送することができない半二重
装置である。遠隔送信先ファックス機械が伝送品質に関する判断を与えるのを待
つよりはむしろ、遠隔インタフェースはページデータの直後に送信された+FD
RコマンドをPSTNインタフェースに送信することができる。+FDRコマン
ドはPSTNインタフェースに伝送品質を評価するように命令するであろう。こ
れはクラス2.0装置の特徴である。予防措置として、PSTNインタフェース
の評価と遠隔送信先ファックス機械の評価との間で比較が行なわれる。その比較
が2つの評価の間で何らかの偏差を示すなら、その呼を終了することができる。
しかしながら、エンドオブページ(EOP)メッセージがすでに伝送されていた
なら、その呼は継続することが許される。別の実施例において、遠隔インタフェ
ース自身が伝送品質を判断し、PSTNインタフェースに再伝送要求をPSTN
信号源に通信するように命令する。これら2つの実施例のいずれか一方が呼を終
了する可能性のある大きなポストページメッセージ遅延を防止するために実施さ
れる。
【0116】 このようにして、標準のアナログファックス機械と互換性のあるデジタルネッ
トワークインタフェースについて記載した。この記述は無線セルラ電話システム
に使用するために構成された実施例を含むがこの発明は、有線ベースのデジタル
ネットワークを含む他のデジタルネットワークとともに使用することができる。
【0117】 好適実施例の上述の記載は、当業者がこの発明を作成し、使用することを可能
にするために提供される。これらの実施例への種々の変更は当業者には容易に明
白であり、ここに定義される一般的原理は発明力の使用を伴わずに他の実施例に
適用可能である。従って、この発明のここに示す実施例に限定されることを意図
せず、ここに開示した原理および新規な特徴に一致する最も広い範囲に一致する
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はアナログ伝送システムを介して接続された2台のファックス機械のブロ
ック図である。
【図2】 図2はアナログ伝送システムおよびデジタル無線伝送システムを介して接続さ
れた2台のファックス機械のブロック図である。
【図3】 図3はデジタル無線セルラ電話システムのブロック図である。
【図4A】 図4Aはこの発明の一実施例に従って接続された2台のファックス機械のブロ
ック図である。
【図4B】 図4Bはこの発明の一実施例に従って接続された2台のファックス機械のブロ
ック図である。
【図4C】 図4Cはこの発明の一実施例に従って接続された2台のファックス機械のブロ
ック図である。
【図4D】 図4Dはこの発明の一実施例に従って接続された2台のファックス機械のブロ
ック図である。
【図4E】 図4Eはこの発明の一実施例に従って接続された2台のファックス機械のブロ
ック図である。
【図5A】 図5Aはこの発明の一実施例に従って実行されたときにファックス処理中の種
々のシステムの動作のフロー図である。
【図5B】 図5Bはこの発明の一実施例に従って実行されたときにファックス処理中の種
々のシステムの動作のフロー図である。
【図5C】 図5Cはこの発明の一実施例に従って実行されたときにファックス処理中の種
々のシステムの動作のフロー図である。
【図6】 図6はこの発明の一実施例に従うページエンド(page end)処理期間中に実行さ
れるステップを示すフロー図である。
【図7】 図7は送信元ファックス伝送レートがこの発明の一実施例に従って実行される
送信先ファックスインタフェースより小さいときの送信先インタフェースの動作
のフロー図である。
【図8】 図8はこの発明の一実施例に従って実行されるときの送信先インタフェースを
介してデータの伝送を示すタイミング図である。
【図9】 この発明の使用に従って構成されるときのセルラ電話システムのブロック図で
ある。
【図10A】 図10Aはクラス2.0ネットワーク上のアナログファックスの使用の例示実
施例である。
【図10B】 図10Bはクラス2.0ネットワーク上のアナログファックスの使用の例示実
施例である。
【図11A】 図11Aはクラス2.0ネットワーク上のアナログファックスの使用の他の実
施例である。
【図11B】 図11Bはクラス2.0ネットワーク上のアナログファックスの使用の他の実
施例である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ジョン、ジョニー・ケー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92130 サン・ディエゴ、ナンバー236、ト ーリー・ブラフ・ドライブ 12682 (72)発明者 クニセッティ、スリビディア アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92126 サン・ディエゴ、カミニト・アル バレス 10622 (72)発明者 ボン・ダム、マシュー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92026 エスコンディド、ノース・エル ム・ストリート 1717 (72)発明者 イェー、ハワード アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92121 サン・ディエゴ、ジェネシー・ア ベニュー 9805 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA30 AA33 AA37 AC38 AC60 AE14 AF06 AF07 5C075 AA02 AB06 CA01 CB09 CD13 CD21 5K101 KK01 LL01 MM06 NN01 NN11 【要約の続き】 ング期間に偽のフェイリャーツートレインメッセージを 送信することにより送り手ファックス機械からのファッ クスデータの伝送を遅らせる。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記工程を具備した、デジタルネットワークを介した通信
    セッションがグループ3装置に接続された送信元インタフェースにより制御され
    る、デジタルネットワークを介してグループ3装置からデータを伝送する方法: グループ3装置から複数のグループ3信号を受信する; 前記複数のグループ3信号の所定の部分集合を複数のデジタル信号に変換する
    ;および 前記複数のデジタル信号を用いて遠隔局と通信し、前記遠隔局は送信先ファッ
    クス機械に接続される。
  2. 【請求項2】 下記工程を具備する、クラス2.0デジタルネットワークを
    介して第1アナログファックス機械から第2アナログファックス機械にデータを
    伝送するための方法: 前記第1アナログファックス機械と第1インタフェース装置との間にクライア
    ント通信セッッションを確立し、前記第1インタフェース装置と第2インタフェ
    ース装置との間にネットワーク通信セッションを確立し、前記第2インタフェー
    ス装置と前記第2アナログファックス機械との間に送信先通信セッションを確立
    する; 前記第1インタフェース装置を用いて前記第1アナログファックス機械に相関
    する一連のデータ能力と、前記第2アナログファックス機械に相関する一連のデ
    ータ能力を制御する;および 前記クライアント通信セッションにおいて第1の独立したトレーニングセッシ
    ョンを実行し、前記送信先通信セッションにおいて、第2の独立したトレーニン
    グセッションを実行し、第1レートが前記第1インタフェース装置と前記第1ア
    ナログファックス機械との間でネゴシエートされ、第2レートが前記第2インタ
    フェース装置と前記第2アナログファックス機械との間でネゴシエートされる。
  3. 【請求項3】 前記第1インタフェース装置を用いて前記第1アナログファ
    ックス機械に相関する一連のデータ能力と、前記第2アナログファックス機械に
    相関する一連のデータ能力を制御する工程は、前記第2インタフェース装置を用
    いて前記第1インタフェース装置からの一連の命令を実行する工程をさらに具備
    し、前記一連の命令は前記第2アナログファックス機械に相関する前記一連のデ
    ータ能力を制御するためにある、請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1レートは下位のレートであり、前記インタフェース
    レートは前記第2レート以下であるように前記第1インタフェース装置により決
    定される、請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 前記第2インタフェース装置から前記第2アナログファック
    ス機械に第2の複数の信号を伝送し、前記送信先通信セッションを維持する工程
    をさらに具備する請求項3の方法。
  6. 【請求項6】 前記第2トレーニングセッション前に前記第1トレーニング
    セッションが完了するなら、受信確認(CFR)メッセージでなくフェイリャー
    ツートレイン(FTT)メッセージを前記第1インタフェース装置から前記第1
    アナログファックス機械に伝送し;および 前記第1トレーニングセッション前に前記第2トレーニングセッションが完了
    するなら前記第1インタフェース装置から前記第2アナログファックス機械に空
    白行を伝送する; ことをさらに具備する請求項3の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のアナログファックス機械を下位のレートで動作さ
    せるために前記第1インタフェース装置から前記複数の信号を伝送する方法は、
    下記工程をさらに具備する: 前記第1のアナログファックス機械に相関する第1の最小スキャンラインタイ
    ム(MSLT)パラメータを第1の不一致値にリセットし、前記リセットのステ
    ップは前記第1インタフェース装置により実行される;および 前記第2のアナログファックス機械に相関する第2MSLTパラメータを第2
    の不一致値にリセットし、前記リセットのステップは前記第1インタフェース装
    置により実行される、請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の不一致値は前記第2の不一致値より大きい、請求
    項7の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のアナログファックス機械は前記第1の不一致値を
    満足させるためにファックスページの各ラインに複数のゼロを追加する、請求項
    8の方法。
  10. 【請求項10】 前記第2のインタフェース装置は前記第2の不一致値を満
    足するように前記第1のアナログファックス機械から前記ファックスページの各
    ラインから複数のゼロをはがす、請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 前記第1のインタフェース装置は、前記第2の不一致を満
    足させるように前記第1のアナログファックス機械からファックスページ内の各
    ラインから複数のゼロをはがす、請求項9の方法。
  12. 【請求項12】 下記工程を具備する、デジタルネットワークを介した通信
    セッションが送信元ファックス機械に接続された送信元インタフェースにより制
    御される、デジタルネットワークを介して前記送信元ファックス機械からデータ
    を伝送するための方法: 送信元ファックス機械と送信元インタフェースとの間の接続、送信元インタフ
    ェースと送信先インタフェースとの間の接続、および送信先インタフェースと送
    信先ファックス機械との間の接続を確立する; 送信先ファックス機械から送信先インタフェースに周期的にステータス信号を
    伝送する、前記ステータス信号は前記送信先ファックス機械から一連の能力を示
    す複数のバイトから構成される; 変換されたステータス信号を前記送信先インタフェースから送信元インタフェ
    ースに伝送する、前記変換されたステータス信号は前記送信先ファックス機械か
    ら一連の能力を示す前記複数のバイトから構成される; 送信元インタフェースにより送信元ファックス機械のためのデータレートを選
    択する、前記送信元インタフェースは前記送信元ファックス機械のためのデータ
    レートを選択するために前記変換されたステータス信号を使用する、前記データ
    レートは前記送信元インタフェースと前記送信先インタフェースとの間の接続の
    ためのデータレート以下であり、前記送信先インタフェースと送信先ファックス
    機械との間の接続のためのデータレート以下である; 前記変換されたステータス信号を前記送信元インタフェースにより操作し、T
    .30に準拠したステータス信号を形成する; T.30に準拠したステータス信号を送信元インタフェースから送信元ファッ
    クス機械に通信する; 前記送信元ファックス機械と前記ソースインタフェースとの間の第1トレーニ
    ングセッションを完了する; 前記送信先インタフェースと送信先ファックス機械との間の第2トレーニング
    セッションを完了する、前記第2トレーニングセッションは前記送信元インタフ
    ェースにより監視される; 前記第1トレーニングセッション前に前記第2トレーニングセッションが終了
    するなら前記送信元インタフェースから前記送信先ファックス機械に空白行を伝
    送する;および 前記第2トレーニングセッション前に前記第1トレーニングセッションが終了
    するならフェイリャーツートレーニングメッセージを前記送信元インタフェース
    から前記送信元ファックス機械に伝送する。
  13. 【請求項13】下記工程をさらに具備する請求項3の方法: 第1の呼の期間前記第1インタフェース装置において複数の識別パラメータを
    記憶する;および 次の呼の期間前記複数の識別パラメータを伝送する、前記第1のインタフェー
    ス装置は前記伝送の工程前前記アナログファックス機械との接触を回復しない。
  14. 【請求項14】 第2インタフェース装置は少なくとも1ファクシミリペー
    ジを前記第2アナログファックス機械に伝送し、前記第2インタフェース装置が
    前記少なくとも1つのファクシミリページによりデータオーバフローを検出する
    ならまたは前記第2インタフェース装置が前記少なくとも1つのファクシミリペ
    ージに相関する長い伝送時間を判断するなら、前記第2インタフェース装置は前
    記少なくとも1つのファクシミリページの複数のラインを選択的に落とす、請求
    項13の方法。
  15. 【請求項15】 前記第2インタフェース装置は少なくとも1つのファクシ
    ミリページを前記第2アナログファックス機械に伝送し、ページ品質インジケー
    タメッセージを前記第1アナログファックス機械に伝送する、前記ページ品質イ
    ンジケータメッセージは前記少なくとも1つのファクシミリページに相関してい
    る、請求項13の方法。
  16. 【請求項16】 下記手段を具備し、デジタルネットワークを介した通信セ
    ッションがグループ3に接続された送信元インタフェースにより制御される、デ
    ジタルネットワークを介してグループ3装置からデータを伝送するための装置: 前記グループ3装置から複数のグループ3信号を受信する手段; 前記複数のグループ3信号を複数のデジタル信号に変換する手段;および 前記複数のデジタル信号を用いて遠隔局と通信する手段、前記遠隔局は送信先
    ファックス機械に接続される。
  17. 【請求項17】 下記を具備し、クラス2.0デジタルネットワークを介し
    て第1アナログファックス機械から第2アナログファックス機械にデータを伝送
    するための装置: アナログインタフェース素子; 前記アナログインタフェース素子に接続されたアナログ−デジタル変換器; 前記アナログ−デジタル変換器に接続されたプロセッサ;および 前記プロセッサにより実行される実行可能な命令を記憶するための記憶媒体、
    前記命令は下記工程から構成される方法を実行するためのものである: 前記第1アナログファックス機械と第1インタフェース装置との間のクライア
    ント通信セッション、前記第1インタフェース装置と第2インタフェース装置と
    の間のネットワーク通信セッション、および前記第2インタフェース装置と前記
    第2アナログファックス機械との間の送信先通信セッションを確立する; 前記第1インタフェース装置を用いて前記第1アナログファックス機械に相関
    する一連のデータ能力および前記第2アナログファックス機械に相関する一連の
    データ能力を制御する;および クライアント通信セッション内の第1独立トレーニングセッションおよび送信
    先通信セッション内の第2独立トレーニングセッションを実行する、第1のレー
    トが前記第1インタフェース装置と前記第1アナログファックス機械との間でネ
    ゴシエートされ、第2のレートが前記第2のインタフェース装置と前記第2のア
    ナログファックス機械との間でネゴシエートされる。
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