JPH05336333A - ファクシミリの高速通信方式 - Google Patents

ファクシミリの高速通信方式

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Publication number
JPH05336333A
JPH05336333A JP4166719A JP16671992A JPH05336333A JP H05336333 A JPH05336333 A JP H05336333A JP 4166719 A JP4166719 A JP 4166719A JP 16671992 A JP16671992 A JP 16671992A JP H05336333 A JPH05336333 A JP H05336333A
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JP
Japan
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line
speed
transmission
digital line
control unit
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Application number
JP4166719A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Nagoshi
真一郎 名越
Yoshiaki Tezuka
芳明 手塚
Takashi Sakayama
隆志 坂山
Takeshi Umezawa
健 梅澤
Kosuke Sakaki
浩亮 榊
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル回線を使用してファクシミリ通信を
した場合に、ファクシミリ通信の高速化を図ること、 【構成】 ステップS1で相手機に発呼した後、ステッ
プS3にて接続された回線がデジタル回線であったか否
かの判断をする。デジタル回線の場合には、回線品質が
極めて良好であるので、ステップS7、S8の手順をス
キップして、ステップS11に進む。すなわち、トレー
ニングチェックの手順を省略する。この結果、プロトコ
ル交信に要する時間を短縮でき、ファクシミリ通信の高
速化を図ることができる。なお、これ以外に、MR符号
化方式のKパラメータを大きくしたり、外部から予め低
速の伝送速度がセットされていてもこれを無視すること
により、ファクシミリ通信の高速化を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファクシミリ高速通信
方式に関し、特に使用回線がディジタル回線である場合
に、プロトコル手順の一部を削除する等して高速で通信
できるようにしたファクシミリ通信の高速通信方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来からG3のファクシミリ通信は、ア
ナログ回線を用いて行われてきた。アナログ回線では種
々の要因によりノイズが混入し、バイナリコード信号や
画情報が正確に相手局に届かない場合があった。
【0003】この不具合に対処するために、バイナリコ
ード信号に関しては、送出したコマンドに対して、相手
局から正しい応答が返ってくると正しく届いたと判定さ
れ、次のステップに進むが、相手局から正しい応答が返
ってこない場合には、誤送信と判定し、2回までコマン
ドを再送するようにしている。
【0004】一方、画情報に関しては、画情報の送出前
に、トレーニングチェック(TCF)を行い、これが成
功しない場合には、データ伝送速度を下げるという処理
が行われている。
【0005】また、画情報の送出時に用いられる二次元
符号化方式(MR)においては、データにエラー(誤
り)があった場合に、該エラーにより乱される部分を制
限するために、Kラインおきに一次元符号化されたライ
ンを入れるようになっている。そして、そのKとして、
垂直標準解像度で2、垂直高解像度で4が定められてい
る。なお、標準解像度では1mm幅を3.5ラインで、
高解像度では1mm幅を7.5ラインで表現するように
定められており、前者においては2ラインおきに、また
後者においては4ラインおきに一次元符号化されたライ
ンが挿入されることになる。
【0006】また、データを相手に正確に送信しようと
する場合には、エラーのあったデータ部分を再送するエ
ラーコレクションモード(ECM)を選択できるように
構成されている。
【0007】さらに、ファクシミリ通信する前に回線状
態が悪いことが分かっている場合、例えば海外へ送信す
る場合等においては、オペレータが予め低い伝送速度を
設定できるようにしたファクシミリ装置がある。
【0008】なお、前記従来技術と関連する技術を開示
したものとして、例えば特開昭60−137169号公
報、特開昭61−224776号公報、特開昭62−1
00074号公報、特開平3−29441号公報等があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年、ファクシミリ装
置はISDN等のデジタル回線に接続されることが増え
てきている。デジタル回線は従来のアナログ回線に比べ
て回線品質が極めて高く、伝送エラーが発生する頻度は
少なくなっている。
【0010】それにもかかわらず、従来はデジタル回線
を使用してファクシミリ通信した場合にも、アナログ回
線の場合と同じ手順、同じ方式が採用されていたため、
伝送時間が不必要に長くなるという問題があった。
【0011】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を除去し、デジタル回線を使用してファクシミリ通信
する場合には、高速で伝送し、通信費用を低減すること
ができるファクシミリ高速通信方式を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、相手機がデジタル回線に接続されている
か否かを判定する手段と、相手機がデジタル回線に接続
されていると判定された時に、ブロトコル手順中のコマ
ンドの再送を省略するプロトコル制御手段、プロトコル
手順のTCFを省略するプロトコル制御手段、MR符号
化方式のKパラメータを増大させるプロトコル制御手
段、あるいは外部から予め設定されていた伝送速度を無
視し、伝送速度を最高の伝送速度に設定するプロトコル
制御部の少なくとも一つを具備した点に特徴がある。
【0013】
【作用】本発明によれば、相手機がデジタル回線に接続
されている場合には、プロトコル手順の一部を省略した
り、画情報の伝送を高速化したりする等のアナログ回線
使用時とは別の手順で動作をさせることができるので、
ファクシミリ通信の高速化を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。
【0015】まず、本発明が適用されるファクシミリ装
置の概略の構成を、図1のブロック図を参照して説明す
る。
【0016】図において、1はテンキーや各種の機能キ
ー、あるいは表示部を有するパネル、2は該パネル1を
制御するパネル制御部、3は送信原稿を読込むためのス
キャナ、4は該スキャナ3の動作を制御するためのスキ
ャナ制御部、5は受信した画情報をプリントアウトする
プリンタ、6は該プリンタ5の動作を制御するためのプ
リンタ制御部、7は画像データ等を蓄積するメモリであ
る。
【0017】また、8はファクシミリ装置の全体の動作
を制御するシステム制御部、9はファクシミリ通信開始
後の通信の制御を行うプロトコル制御部、10はモデム
である。また、11は網制御部、12はNCUであり、
公衆電話回線等のアナログ回線13に接続されている。
【0018】さらに、14はISDN制御部、15はA
/D変換部であり、ISDN等のデジタル回線16に接
続されている。なお、17は内部バスであり、前記各制
御部およびメモリ7を互いに接続している。
【0019】図2は本発明の一実施例の要部を示すブロ
ック図であり、前記プロトコル制御部9の一具体例を示
している。
【0020】この実施例は、デジタル回線が伝送エラー
の極めて少ない高品質回線であることに鑑み、デジタル
回線を用いたコマンドの送信時にエラーが発生した場合
には、その要因は、デジタル回線による伝送エラー以外
(例えば受信側ファクシミリ装置自身)であると判断
し、コマンドの再送出を行わないようにした点に特徴が
ある。
【0021】図2において、91はプロトコル制御部9
の全体を制御するプロトコルモジュール制御部、92は
本実施例の要部であるコマンド再送制御部、93は各種
のコマンドを作成するコマンド作成部、94は低速送信
部(300bps)である。
【0022】また、95はトレーニングチェック(TC
F)信号作成部、96は符号化部、97は高速送信部で
ある。さらに、99は受信したTCFおよび画情報(P
IX)の解析部、100は高速受信部、101はコマン
ド解析部、102は低速受信部である。
【0023】次に、本実施例の動作を、図3および図4
を参照して説明する。図3は、前記コマンド再送制御部
92の初期化の動作を示し、ステップS1において、デ
ジタル回線への送信であると判断されると、ステップS
2に進んで、該コマンド再送制御部92内の再送カウン
タの初期値が1に設定される。一方、アナログ回線への
送信であると判断されると、ステップS3に進んで、再
送カウンタの初期値が3に設定される。
【0024】以上のようにして前記コマンド再送制御部
92の初期化が終り、実際の送信動作に入ると、前記プ
ロトコル制御部9は、図4に示されているような動作を
する。 すなわち、前記初期化により、再送カウンタに
前記初期値をセットした後(ステップS10)、ステッ
プS11に進んで、前記コマンド作成部93は規定の手
順で順次コマンドを作成し、低速送信部94を介して送
出する。
【0025】ステップS12では、送出した各コマンド
に対して、受信側から応答があったか否かの判断が行わ
れ、応答があった場合にはステップS13に進んで該応
答を解析する。
【0026】一方、ステップS12の判断が否定になっ
た場合には、ステップS14に進んで、前記再送カウン
タから1を減算する。そして、ステップS15におい
て、該再送カウンタが0になったか否かの判断をし、0
でない場合には、ステップS11に戻ってコマンドの再
送信を行う。0になった場合には、ステップS16に進
んで、DCNコマンドを送信し、ステップS17にて回
線を切断する処理をする。
【0027】本実施例においては、接続された回線がデ
ジタル回線の場合には、再送カウンタに初期値1が設定
されるので、ステップS12の判定が否定でステップS
14、S15に進んだ時には、必ずステップS16に進
み、コマンドの再送処理は行われない。
【0028】すなわち、本実施例では、デジタル回線は
従来のアナログ回線に比べて回線品質が極めて高く、伝
送エラーが発生する頻度が極めて少ないことに鑑み、コ
マンドの伝送にエラーが生じた場合には、回線以外の要
因、例えば相手のファクシミリ装置が故障している等の
要因によりエラーが発生した確率が高いので、コマンド
の再送処理を行わないようにしている。
【0029】この結果、無駄に回線を長時間使用中(ビ
ジー)にすることがなくなり、通信コストを低減できる
という効果がある。
【0030】なお、アナログ回線に接続された時には、
コマンドの再送操作が2回行われることは従来通りであ
る。
【0031】次に、本発明の第2実施例を説明する。図
5は本実施例の要部の構成を示すブロック図であり、1
03はTCF省略判断部である。なお、他の符号は図2
の同符号のものと同一または同等物を示す。
【0032】この実施例は、デジタル回線が伝送エラー
の極めて少ない高品質回線であることに鑑み、ファクシ
ミリ装置がデジタル回線に接続されたと判断された時に
は、TCFコマンドの送出を省略し、通信時間の高速化
を図るようにしたものである。 本実施例の動作を、図
6のフローチャートを参照して説明する。まず、図1の
システム制御部8はパネル制御部2から送信指示が届く
と、スキャナ制御部4に対して原稿読取り動作を要求す
る。スキャナ制御部4は、スキャナ3により送信原稿を
読取り、メモリ7に蓄積する。そして、読取りが終了す
ると、これをシステム制御部8に通知する。
【0033】そこで、システム制御部8は網制御部11
またはISDN制御部14に対して発呼要求を行う。網
制御部11またはISDN制御部14は、システム制御
部8から通知されたダイヤル番号をダイヤリングする。
このようにして、発呼が実行されると(ステップS
1)、システム制御部8はプロトコル制御部9に対して
送信要求を行う。
【0034】次に、ステップS2に進んで、プロトコル
モジュール制御部91はコマンド解析部101にコマン
ド解析の指示をし、受信側からNSFまたはDISコマ
ンドを受信したか否かの判断をする。この判断が肯定に
なると、ステップS3に進んで、デジタル回線への送信
であるか否かの判断が行われる。
【0035】デジタル回線への送信である場合には(ス
テップS3が肯定)、ステップS4に進んで、受信側フ
ァクシミリ装置に、TCFおよびCFRの省略能力があ
るか否かの判断がなされる。この判断は、前記NSFコ
マンドの内容から行うことができる。一方、アナログ回
線への送信でない場合には(ステップS3が否定)、ス
テップS4をスキップして、ステップS5に跳ぶ。
【0036】前記ステップS3またはステップS4の判
断が否定の場合にはステップS5に進み、TCFおよび
CFR省略ビットをオフにすると共に、他のモードを設
定する。続いて、ステップS6、S7、S8に進む。こ
のステップS6、S7、S8の処理は通常のプロトコル
と同様であるので、説明を省略する。
【0037】前記ステップS4が肯定になると、本実施
例の要部のステップS9に進む。このステップでは、T
CFおよびCFR省略ビットがオンにされ、ステップS
10ではNSSおよびDCSコマンドの送出が行われ
る。本実施例では、このステップS10の後、TCFの
送出を行わないで、ステップS11に跳び、トレーニン
グの送出が行われる。
【0038】ステップS11以降の処理、すなわちステ
ップS12〜S19の処理は、従来の方式の処理と同様
であるので、説明を省略する。
【0039】以上のように、本実施例によれば、ファク
シミリ装置がデジタル回線に接続された場合には、TC
Fの送出が省略され、かつ送受信ファクシミリ装置が具
備している伝送速度の最高の速度で画情報の伝送が行わ
れるので、伝送の高速化を図ることができる。
【0040】次に、本発明の第3実施例を説明する。図
7は本実施例の要部の構成を示すブロック図であり、1
04はMR符号化方式のKパラメータ決定部である。な
お、他の符号は図2の同符号のものと同一または同等物
を示す。
【0041】この実施例は、デジタル回線が伝送エラー
の極めて少ない高品質回線であることに鑑み、デジタル
回線で画情報を伝送する場合には、MRのKパラメータ
を大きく取り、画情報の伝送の高速化を図るようにした
点に特徴がある。
【0042】本実施例の動作を図8のフローチャートを
参照して説明する。ステップS1では、受信側ファクシ
ミリ装置の受信能力がMH符号化方式のみかあるいはM
R符号化方式も可能かの判断がなされる。前記受信能力
がMHのみの場合にはステップS5に進んで、符号化方
式はMHと決定され、送信される画情報はMH方式で符
号化されて送出される。
【0043】一方、MR符号化方式も受信可能の場合に
は、ステップS2に進んで、デジタル回線への送出か否
かの判断がなされる。そして、この判断が肯定の場合に
は、ステップS3に進んで、MR符号化方式のKパラメ
ータが垂直標準解像度で16、垂直高解像度で32と決
定される。すなわち、従来のKパラメータに比べて、8
倍にされる。なお、このKパラメータの値は一例であ
り、これに限定されるものではない。
【0044】前記ステップS2の判断が否定の場合、す
なわちアナログ回線の場合には、ステップS4に進ん
で、従来と同様のKパラメータである垂直標準解像度が
2、垂直高解像度が4と決定される。
【0045】周知のように、一次元符号化方式は、二次
元符号化方式に比べて符号化効率が悪いので、本実施例
のようにKパラメータを大きくして一次元符号化方式で
符号化されたラインの挿入間隔を広くすることにより、
画情報の伝送時間を短縮することができる。
【0046】次に、本発明の第4実施例を説明する。図
9は本実施例の要部の構成を示すブロック図であり、1
05はデータ信号速度決定部である。なお、他の符号は
図2の同符号のものと同一または同等物を示す。
【0047】この実施例は、デジタル回線が伝送エラー
の極めて少ない高品質回線であることに鑑み、デジタル
回線で画情報を伝送する場合には、予めオペレータ等に
よって、遅いモデム速度で伝送するという設定がなされ
ていてもこれを無視し、最高のモデム速度で通信を行う
ようにした点に特徴がある。
【0048】本実施例の動作を、図10のフローチャー
トを参照して説明する。ステップS1では、送信側ファ
クシミリ装置の送信機伝送速度として、それが持ってい
る最高速度が設定される。また、受信側ファクシミリ装
置の受信機伝送速度として、それが持っている最高速度
が設定される。
【0049】ステップS2では、デジタル回線への送信
か否かの判断がなされ、アナログ回線への送信の場合に
は(ステップS2が否定)、ステップS3に進んで、予
め低い伝送速度が選択されているか否かの判断がなされ
る。例えば、海外にファクシミリ送信する場合には、回
線事情を考えて、オペレータが予め、低い伝送速度を選
択している場合がある。ステップS3で予め低い伝送速
度が選択されていると判定されると、ステップS4に
て、送信機伝送速度として、前記選択された低い速度が
決定される。
【0050】一方、前記ステップS2の判断が肯定の場
合には、ステップS3、S4をスキップして、ステップ
S5に跳ぶ。すなわち、デジタル回線は高品質であり、
伝送エラーが発生する確率が極めて小さいので、オペレ
ータによって選択された低い伝送速度を無視して、ステ
ップS5に跳び、前記送信機伝送速度と受信機伝送速度
の大小を比較する。そして、送信機伝送速度>受信機伝
送速度が成立する場合には、ステップS6に進んで、受
信機伝送速度を実際の伝送速度と決定する。一方、送信
機伝送速度<受信機伝送速度が成立する場合には、ステ
ップS7に進んで、送信機伝送速度を実際の伝送速度と
決定する。
【0051】以上のように、本実施例によれば、ファク
シミリ装置がデジタル回線に接続されている場合には、
予め低い伝送速度に設定されていてもこれを無視し、こ
れより速い速度で伝送することができるので、画情報の
伝送の高速化を図ることができる。
【0052】次に、前記各実施例では、送受信のファク
シミリ装置がデジタル回線を介して接続されたか否かの
判断をしているが、この判断の仕方の具体例について説
明する。
【0053】第1の具体例を、図11および図12を参
照して説明する。図11は、ISDN回線を使用した時
のプロトコル(レイヤ3)を示すタイミングチャートで
あり、このタイミングチャートは通常の手順であるの
で、説明を省略する。なお、図示の点線は、省略しても
よい手順を示している。
【0054】この具体例は、受信側ファクシミリ装置が
ISDN回線に接続されていないと、前記「呼設定受
付」、「呼出」、「応答」、「経過表示」等のメッセー
ジに、経過識別子が含まれて返ってるのを利用したもの
である。
【0055】次に、本具体例の動作を、図12を参照し
て説明する。まず、ステップS1において経過識別子フ
ラグを0にし、ステップS2にて「呼設定」を送出す
る。そして、ステップS3において、「呼設定受付」の
メッセージを受取ると、ステップS4に進んで、この
「呼設定受付」メッセージの中に経過識別子が含まれて
いるか否かの判断をする。この判断により、経過識別子
が含まれていると判断された時には、前記経過識別子フ
ラグを1にし、含まれていないと判断された時には、ス
テップS6にスキップする。
【0056】以下、同様に、ステップS6〜S8におい
て、「呼出」メッセージの中に経過識別子が含まれてい
るかいないかの判断を行う。また、ステップS9〜S1
1において、「応答」メッセージの中に経過識別子が含
まれているかいないかの判断を行う。
【0057】ステップS12に進むと、前記経過識別子
フラグが1か否かの判断を行い、1の場合にはステップ
S13に進んで、受信機はISDNに接続されていない
ことをプロトコル制御部9に通知する。一方、前記経過
識別子フラグが0の場合には、ステップS14に進ん
で、受信機はISDNに接続されていることをプロトコ
ル制御部9に通知する。
【0058】以上のように、この具体例によれば、「呼
設定受付」、「呼出」、「応答」メッセージのいずれに
も経過識別子が含まれていない場合に、受信機はISD
Nに接続されていると判定することができる。
【0059】次に、第2の具体例を、図13を参照して
説明する。この具体例は、図示されているように、短縮
ダイヤルのデータ構造の中に、相手先の回線種類のデー
タを含めた点に特徴がある。
【0060】明らかなように、本具体例によれば、発呼
に先だって相手機にダイヤリングする段階で、受信機が
デジタル回線に接続されているか否かを判定することが
できる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、伝送エラーが
発生した場合、不必要なコマンドの再送を省略でき、高
速で回線を解放できる。このため、ファクシミリ通信の
高速化を図ることができると共に、無駄な通信時間、コ
ストの低減を図ることができる。
【0062】請求項2の発明によれば、TCFを省略す
ることができ、ファクシミリ通信の高速化を図ることが
できる。
【0063】請求項3、4の発明によれば、画情報を高
速で送信することができ、ファクシミリ通信の高速化を
図ることができる。
【0064】請求項5、6の発明によれば、相手機がデ
ジタル回線を使用していることを有効に判定することが
でき、ファクシミリ通信の高速化に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるファクシミリ装置のハー
ド構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施例の要部の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 第1実施例の初期化の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】 第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】 第2実施例の要部の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】 第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】 第3実施例の要部の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】 第3実施例の要部の動作を示すフローチャー
トである。
【図9】 第4実施例の要部の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】 第4実施例の要部の動作を示すフローチャ
ートである。
【図11】 ISDNプロトコルのタイミングチャート
である。
【図12】 回線種類判定手段の一具体例の動作を示す
フローチャートである。
【図13】 回線種類判定手段の他の具体例を示す説明
図である。
【符号の説明】
8…システム制御部、9…プロトコル制御部、10…モ
デム、11…網制御部、12…NCU、13…アナログ
回線、15…A/D変換部、16…デジタル回線、92
…コマンド再送制御部、103…TCF省略判断部、1
04…MRのKパラメータ決定部、105…データ信号
速度決定部
フロントページの続き (72)発明者 梅澤 健 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 榊 浩亮 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信側のファクシミリ装置がデジタル回
    線に接続されているか否かを判定する回線種類判定手段
    と、 デジタル回線に接続されていると判定された時に、プロ
    トコルのコマンドの再送処理を省略し、回線解放処理に
    移行させるプロトコル制御部とを具備したことを特徴と
    するファクシミリの高速通信方式。
  2. 【請求項2】 受信側のファクシミリ装置がデジタル回
    線に接続されているか否かを判定する回線種類判定手段
    と、 デジタル回線に接続されていると判定された時に、トレ
    ーニングチェック(TCF)の送出を省略して画情報送
    出の処理に移行させるプロトコル制御部とを具備したこ
    とを特徴とするファクシミリの高速通信方式。
  3. 【請求項3】 受信側のファクシミリ装置がデジタル回
    線に接続されているか否かを判定する回線種類判定手段
    と、 デジタル回線に接続されていると判定された時に、MR
    符号化方式のKパラメータを増大させるプロトコル制御
    部とを具備したことを特徴とするファクシミリの高速通
    信方式。
  4. 【請求項4】 受信側のファクシミリ装置がデジタル回
    線に接続されているか否かを判定する回線種類判定手段
    と、 デジタル回線に接続されていると判定された時に、外部
    から予め設定されていた伝送速度を無視し、伝送速度を
    最高の伝送速度に設定するプロトコル制御部とを具備し
    たことを特徴とするファクシミリの高速通信方式。
  5. 【請求項5】 前記回線種類判定手段は、ISDNプロ
    トコル交信時に、網から経過識別子を含むメッセージを
    受信しない時に、受信側のファクシミリ装置がデジタル
    回線に接続されていると判定するようにしたことを特徴
    とする前記請求項1、2、3または4のいずれかのファ
    クシミリの高速通信方式。
  6. 【請求項6】 前記回線種類判定手段は、短縮ダイヤル
    登録メモリに登録された相手先回線種類データに基づい
    て、相手機が接続されている回線種類を判定するように
    したことを特徴とする前記請求項1、2、3または4の
    いずれかのファクシミリの高速通信方式。
JP4166719A 1992-06-03 1992-06-03 ファクシミリの高速通信方式 Pending JPH05336333A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4166719A JPH05336333A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 ファクシミリの高速通信方式

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4166719A JPH05336333A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 ファクシミリの高速通信方式

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JPH05336333A true JPH05336333A (ja) 1993-12-17

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