JP2002101279A - 通信装置および方法、ならびにそのプログラム記録媒体 - Google Patents

通信装置および方法、ならびにそのプログラム記録媒体

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JP2002101279A
JP2002101279A JP2000292136A JP2000292136A JP2002101279A JP 2002101279 A JP2002101279 A JP 2002101279A JP 2000292136 A JP2000292136 A JP 2000292136A JP 2000292136 A JP2000292136 A JP 2000292136A JP 2002101279 A JP2002101279 A JP 2002101279A
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Yasuhiro Izawa
康浩 井澤
Takashi Maki
牧  隆史
Masashi Tokuda
正志 徳田
Masanori Ito
正徳 伊藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡略化したコントロールチャネル通信を行い、
コントロールチャネル期間の時間短縮を可能にし、全体
として送受信時間の短縮を図る。 【解決手段】ホストコンピュータ1により制御される通
信装置2において、コントローラ回路21内の相手機認
識回路23により、相手機が同様の簡略化したコントロ
ールチャネル通信手段を持つことを認識した場合、勧告
に記載されているコントロールチャネルシーケンスの一
部を省略することにより、データポンプ回路22で送受
信する通信時間を短縮する。具体的には、フェーズ5の
コントロールチャネル送信時のCFR信号検出時に送信
する“1”を送出せずにキャリアオフする。また、フェ
ーズ5のコントロールチャネル(ポストメッセージ)送
信でのDCN信号送出時に送信する“1”を送出せずに
キャリアオフする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ITU-T勧告V.8、V.
34、T.31、T.32に基づいたファクシミリ通信を行う機能
を備えた通信装置に関し、特にコントロールチャネルシ
ーケンスの一部を省略することにより、通信時間を短縮
することが可能な通信装置および方法、ならびにそのプ
ログラムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ伝送手順は、ITU(Internat
ional Telecommunication Union)によりT.30(一般交換
電話網における文書ファクシミリ伝送のための手順)と
いう勧告で規定されている。その後、1994年にはV.34が
高速モデム勧告として定められた。ITU-T勧告V.8、V.34
の通信が可能なファクシミリ通信では、最高速度が28,8
00bpsまでのものが主流であったが、ITU-T勧告V.34の追
加バージョンとして最高速度が33,600bpsまで対応可能
なITU-T勧告T.31 Annex B、T.32 Annex Cが追加され
た。しかし、これはあくまでもプライマリチャネルにお
けるFAXの画情報の通信速度である。コントロールチャ
ネルにおいては、1200bpsあるいは2400bpsで通信してお
り、このコントロールチャネル期間を短くしないと、全
体として見た場合の通信時間がそれほど短くならないと
いう問題がある。
【0003】全体としてファクシミリ通信時間を短縮す
る方法として既に提案されているものには、例えば特開
平11-14617号公報に記載のデータ通信装置(以下、A方
式)がある。これは、宛先毎にモデムの各種制御情報を
記憶しておき、通信する際に記憶した各種制御情報によ
りモデムを動作させて、通信前手順を短縮してデータ送
信を行うが、短縮通信前手順が正常に進行しないときに
は、一定時間後に速度の遅い通信手順に移行して通信を
続行するものである。また、特開平10-336416号公報に
記載のファクシミリ装置(以下、B方式)では、送信機
が画信号を送信終了後、PPS-Q信号を送信し、MCFまたは
PPRを受信できない場合には、3秒経過後にPPS-Q信号を
再送しているが、3秒間待つことは非常に無駄であると
いう考えに基づいて、送信機側は受信機からのMCF信号
を受信するまでRR信号の送信を続行し、また受信機は送
信機から40個の連続“1"信号を検出するまでMCF信号の
送信を続行する方法である。さらに、特開平10-112794
号公報に記載のファクシミリ装置(以下、C方式)で
は、送信開始直前の状況で通信速度を最も速くして送信
可能と判断した原稿から順に原稿蓄積部からモデム通信
制御部へ転送を行う方法である。すなわち、過去の通信
履歴を基に通信速度の決定を行い、原稿に優先順位を付
けて、その順に送信する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、コントロ
ールチャネルは、伝送手順のかなりの割合を持っている
ので、プライマリチャネルの画情報の部分を高速度で送
信しても、コントロールチャネルの部分が低速度で送受
信された場合には、全体の送受信時間は短縮されないと
いう問題がある。これに対して提案された前述のA方式
では、宛先毎にモデムの短縮された各種制御情報を記憶
しておくが、実際に通信した場合には円滑に進まないこ
とが多いと考えられ、その場合には速度の遅い通信手順
に移行するので、最初の部分だけさらに遅れてしまうと
いう問題が生じる。また、前述のB方式では、確かに連
続して信号を送信した方が3秒間待つよりも速度は早く
なると考えられるが、受信機は送信機から40個の連続
“1"信号を検出するまで待つ必要があるので、依然とし
て全体的には通信時間が短縮されないという問題があ
る。さらに、前述のC方式では、送信開始直前の状況で
通信速度を最も速くして送信可能と判断した原稿から順
に送信するので、速度の遅い原稿があるときには全体的
には短縮されるが、速度の遅い原稿がそれほどない場合
には、それほど改善されないという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、これら従来の問
題を解決し、簡略化した通信手順のコントロールチャネ
ル通信を行い、コントロールチャネル期間の時間短縮を
可能にし、全体として送受信時間の短縮を図ることが可
能な通信装置および方法、ならびにプログラム記録媒体
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の通信装置は、簡略化したコントロールチ
ャネル通信可能な通信装置において、相手機が同様の簡
略化したコントロールチャネル通信手段を持つ場合、勧
告に記載されているコントロールチャネルシーケンスの
一部を省略することによりその分通信時間を短縮し、コ
ントロールチャネルの制御を簡素化する。また、この機
能を持っていない相手機に対しては通常の通信しかでき
ないことにより、相手機と差別化できる(請求項1)。 本発明の通信方法は、簡略化したコントロールチャネ
ル通信可能な通信方法において、相手機が同様の簡略化
したコントロールチャネル通信手段を持つ場合、勧告に
記載されているコントロールチャネルシーケンスの一部
を省略することにより、その分通信時間を短縮し、コン
トロールチャネルの制御を簡素化する。また、この機能
を持っていない相手機に対しては通常の通信しかできな
い為、相手機と差別化できる(請求項2)。
【0007】また、簡略化したコントロールチャネル
通信可能な通信装置において、CFR信号(モデムトレー
ニング成功、受信準備確認)の受信後の“1”を送出す
る期間を省略することにより、発呼局では、“1”を送
出すること、及び、応答局が発呼局からの連続40ビッ
ト以上の“1”を確認した後のキャリアオフの確認する
処理を省略することを実行する。これにより、コントロ
ールチャネルの制御が簡素化されると共に、“1”を送
出する期間が不要となる為、コントロールチャネルの通
信時間が短縮される(請求項3)。 また、簡略化したコントロールチャネル通信可能な通
信装置において、 DCN信号(切断命令)受信後の“1”
を送出する期間を省略することにより、発呼局では、
“1”を送出すること、及び、応答局のキャリアオフの
確認する処理を省略することを実行する。これにより、
コントロールチャネルの制御が簡素化されると共に、
“1”を送出する期間が不要となる為、コントロールチ
ャネルの通信時間が短縮される(請求項4)。
【0008】本発明の通信方法をプログラム化し、プ
ログラムを記録した媒体は、簡略化したコントロールチ
ャネル通信可能な通信方法をプログラムに変換し、その
プログラムを格納する。プログラム記録媒体をファクシ
ミリ装置内のコンピュータに装着し、該コンピュータに
プログラムをインストールするか、ネットワークを介し
てダウンロードすることにより、任意のファクシミリで
も本発明が実現可能となる。これにより、勧告に記載さ
れているコントロールチャネルシーケンスの一部を省略
することができるので、その分通信時間が短縮され、コ
ントロールチャネルの制御を簡素化できる。また、この
機能を持っていない相手機に対しては通常の通信しかで
きない為、相手機と差別化できる(請求項5)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す
通信装置のブロック図である。通常、ホストコンピュー
タ1などの端末と通信装置2を用いてファクシミリ通信
を行う場合、図1のような構成をとる。図1において、
ホストコンピュータ(以下ホストとする)1内では、通
常ファクシミリ通信ソフト(以下、FAXソフト)が実行さ
れている。ホスト1には、通信装置2が接続されてお
り、FAXソフトが通信装置2に対して通信の制御を行っ
ている。また、通信装置2は、通信回線(公衆電話回
線)と接続されており、回線上の相手側のファクシミリ
機器に接続されている。通信装置2は、FAXソフトから
の制御に対し、データポンプ回路22に対してさらに制
御を行ったり、通信データを加工したりするコントロー
ラ回路21と、通信相手側のFAX機器と直接、通信デー
タの送受信を行うデータポンプ回路22とを持ってい
る。ここで、データポンプ回路22とコントローラ回路
21は、別々の機能ではなく、一つにまとまって機能し
ても良い。コントローラ回路21内には、通信相手側の
FAX機器を認識する相手機認識回路23が設置されてい
る。
【0010】ファクシミリ通信を行う場合、最高データ
通信速度が、14,400bpsを超える場合は、ITU-T V.34
(以下V.34とする)として、また、14,400bps以下の場
合には、ITU-T V.17、V.29、V.32、V.27ter、V.21とし
て、各種勧告が出されている。上述のように、ホストコ
ンピュータ1のような端末と通信装置2を使ったファク
シミリ通信を行うシステムの場合、ITU-T V.17、V.29、
V.32、V.27ter、V.21のような勧告では、端末と通信装
置間は、FAXクラス1(TIA/EIA-578勧告、Annex Bを除
くITU-T T.31勧告など)やFAXクラス2(TIA/EIA-592勧
告、ITU-T T.32勧告など)のようなATコマンドを使用し
て制御するような勧告が存在し、その勧告に従って制御
している。また、V.34勧告に対しては、FAXクラス1を
拡張した形になるFAXクラス1.0(ITU-T T.31 Annex
B勧告)やFAXクラス2を拡張した形になるFAXクラス
2.1(ITU-T T.32 Annex C勧告)という、やはり、AT
コマンドベース制御の勧告が存在する。
【0011】図2は、ITU-T勧告T.30 ANNEX Fの基本的
な通信手順を示すフローチャートである。まず最初に、
ITU-T勧告V.8による電話回線を用いたデータ伝送のセッ
ション開始手順を行い(フェーズ1)、次に回線に適応
したシンボルレート及びキャリア周波数を選択する為の
ラインプロービング(フェーズ2)を行い、次に等価器
のトレーニングを行うプライマリチャネル等価器トレー
ニング(フェーズ3)を行い、次に通信速度等の各種パ
ラメータの交換を行い動作モードの最終設定を行うコン
トロールチャネルスタートアップ(フェーズ4)を行
い、次にプロトコル信号の交換等を行うコントロールチ
ャネル(フェーズ5)を送り、次に実際に画情報を伝送
するプライマリチャネル(フェーズ6)を送り、次に画
情報伝送後各種パラメータを交換するコントロールチャ
ネルリスタート(フェーズ4)を行い、そして最後はポ
ストメッセージを交換するコントロールチャネルポスト
メッセージ(フェーズ5)を行い、通信を終了する。本
発明は、この通信手順の中のコントロールチャネル(フ
ェーズ5)に関する。
【0012】図3は、従来におけるコントロールチャネ
ル部分のシーケンスチャートである。コントロールチャ
ネルスタートアップ(フェーズ4)の後、応答局は発呼
局に対してNSF/CSI/DIS信号(受信側のマシン機能通知
信号)を送信する。発呼局はそれまでフラグ(Flags)
を送出しておき、応答局側からの信号を受信すると、TS
I/DCS信号(モード設定命令)を送信する。これらの信
号を受信した応答局は、CFR信号(モデムトレーニング
成功、受信準備確認)を送信する。この信号を受信した
発呼局は、フラグの送出から“1”の送出に切替える。
この“1”を受信した(連続した40ビット以上の
“1”)応答局は、フラグの送出をやめキャリアオフす
る。この後、発呼局もキャリアオフする。しかし、発呼
局の“1”の送出は必ずしも必要ではなく、この部分を
省略すれば、それだけコントロールチャネル期間を短く
することができ、結果的には全体の通信時間の短縮及び
コントロールチャネルのシーケンスの簡素化につなが
る。
【0013】(第1の実施例)図4は、本発明の第1の
実施例を示すもので、“1”送出を省略した場合のコン
トロールチャネルシーケンスチャードである。勧告上で
は、発呼局は応答局からのCFR信号(モデムトレーニン
グ成功、受信準備確認)を受け取ると“1”を送出し始
め、そして、応答局は発呼局からの連続した40ビット
以上の“1”を確認した後キャリアオフし、発呼局はこ
の応答局のキャリアオフを確認した後キャリアオフして
いる。これに対し、本発明では、発呼局は応答局からの
CFR信号を受け取ると“1”を送出するのではなく、直
ちにキャリアオフする。応答局は、この発呼局によるキ
ャリアオフを確認後キャリアオフする。
【0014】このようにコントロールチャネルシーケン
スを変更することで、発呼局では、“1”を送出するこ
と、及び、応答局が発呼局からの連続40ビット以上の
“1”を確認した後のキャリアオフの確認する処理を省
略することができる。また、応答局では、発呼局からの
連続40ビット以上の“1”を確認する代わりに、発呼
局からのキャリアオフを確認する。ただ、この簡略した
コントロールチャネルシーケンスを用いる場合、相手機
にも、この簡略したコントロールチャネル通信を実行で
きる必要があり、相手機がこの機能を持っているか否か
の認識を行う必要がある。この認識は、図1の相手機認
識回路23により行い、この認識を行う期間は、発呼局
が応答局からのCFR信号を受信するまでに行えばよい。
相手機が、このコントロールチャネルを簡略化できる機
能を持っていない場合には、図3に示すITU-T勧告T.30
に基づいた処理を行う。
【0015】図5は、従来におけるコントロールチャネ
ル(ポストメッセージ)シーケンスチャートである。こ
の場合も、図3と同様に“1”を送出する期間が存在す
る。すなわち、発呼局からPPS-EOP(ポストメッセージ)
を送信することにより、応答局はその期間はフラグを送
出し、PPS-EOPを受信すると、MCF(メッセージ確認)を返
送して正しく受信できたことを応答する。これにより、
発呼局からDCN(切断命令)を送信し、続いて“1"を40ビ
ット送信することにより、キャリアオフする。DCNを受
信している期間、応答局はフラグを送出し、発呼局のキ
ャリアオフを検出して自局もキャリアオフする。
【0016】(第2の実施例)図6は、本発明の第2の
実施例を示すもので、“1”送出を省略した場合のコン
トロールチャネル(ポストメッセージ)シーケンスチャ
ードである。図6では、発呼局からPPS-EOP(ポストメッ
セージ)を送信することにより、応答局はその期間はフ
ラグを送出し、PPS-EOPを受信すると、MCF(メッセージ
確認)を返送する。その期間中、発呼局はフラグを送出
する。発呼局は、MCFを受信し終ると、発呼局は応答局
にDCN信号(切断命令)を送信し、送信終了後キャリアオ
フする。応答局も、発呼局のキャリアオフを検出してキ
ャリアオフする。なお、発呼局の相手機認識回路23
が、相手機はこのコントロールチャネルを簡略化できる
機能を持っていないと判断した場合には、図5に示すIT
U-T勧告T.30に基づいた処理を行う。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡略化したコントロールチャネル通信可能な通信装置に
おいて、相手機が同様の簡略化したコントロールチャネ
ル通信手段を持つ場合、勧告に記載されているコントロ
ールチャネルシーケンスの一部を省略することにより、
その分通信時間が短縮されるので、コントロールチャネ
ルの制御を簡素化できる。また、この機能を持っていな
い相手機に対しては通常の通信しかできない為、相手機
と差別化することができる(請求項1)。また、簡略化
したコントロールチャネル通信可能な通信方法におい
て、相手機が同様の簡略化したコントロールチャネル通
信方法を持つ場合、勧告に記載されているコントロール
チャネルシーケンスの一部を省略することにより、その
分通信時間が短縮され、コントロールチャネルの制御を
簡素化できる。また、この機能を持っていない相手機に
対しては、通常の通信しかできない為、相手機と差別化
できる(請求項2)。
【0018】また、簡略化したコントロールチャネル通
信可能な通信方法において、CFR信号受信後の“1”を
送出する期間を省略することにより、発呼局では、
“1”を送出すること、及び、応答局が発呼局からの連
続40ビット以上の“1”を確認した後のキャリアオフ
の確認する処理を省略することができる為、コントロー
ルチャネルの制御が簡素化されると共に、“1”を送出
する期間が不要となる為、コントロールチャネルの通信
時間が短縮される(第1の実施例、請求項3)。また、
簡略化したコントロールチャネル通信可能な通信方法に
おいて、DCN信号受信後の“1”を送出する期間を省略
することにより、発呼局では、“1”を送出すること、
及び、応答局のキャリアオフの確認する処理を省略する
ことができる為、コントロールチャネルの制御が簡素化
されると共に、“1”を送出する期間が不要となる為、
コントロールチャネルの通信時間が短縮される(第2の
実施例、請求項4)。さらに、上記請求項4の方法をプ
ログラムに変換し、そのプログラムを格納した記録媒体
をホストまたはコントローラ回路に実装して、プログラ
ムを実行することにより、本発明を容易に実現可能とな
る(請求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す通信装置のブロック図
である。
【図2】従来におけるITU-T勧告T.30ANNEX Fの基本的な
通信手順のフローチャートである。
【図3】従来におけるコントロールチャネル部分のシー
ケンスチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例を示すもので、“1"の
送出を省略した場合のコントロールチャネル部分のシー
ケンスチャートである。
【図5】従来におけるコントロールチャネル(ポストメ
ッセージ)のシーケンスチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例を示すもので、“1"の
送出を省略した場合のコントロールチャネル(ポストメ
ッセージ)のシーケンスチャートである。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、2…通信装置、21…コント
ローラ回路、22…データポンプ回路、23…相手機認
識回路、TX…発呼局、RX…応答局。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳田 正志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 伊藤 正徳 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5C075 CA01 CD23 CD25 FF04 5K034 AA02 AA17 CC04 DD03 FF02 HH01 HH63 KK28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ITU-T勧告V.8,V.34、T.30、T.31、T.32
    に基づいたファクシミリ通信を行う通信装置において、 コントロールチャネルの簡略化した通信手順を実行する
    通信手段と、 該通信手段内に設置され、相手機が前記コントロールチ
    ャネルの簡略化した通信手順を実行する通信手段を有す
    るか否かを認識する相手機認識手段とを有し、 前記相手機認識手段により相手機が前記通信手段を有し
    ないことを認識した場合には、前記通信手段は勧告に基
    づいたコントロールチャネル通信を行い、 相手機が前記通信手段を有していることを認識した場合
    には、前記簡略化した通信手順のコントロールチャネル
    通信を行うことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 ITU-T勧告V.8,V.34、T.30、T.31、T.32
    に基づいたファクシミリ通信を行う通信方法において、 相手機がコントロールチャネルの簡略化した通信手順を
    実行する機能を有するか否かを認識する処理ステップ
    と、 認識の結果、相手機が前記通信手順を実行する機能を有
    しない場合には、勧告に基づいたコントロールチャネル
    の通信手順を行い、相手機が前記通信手順を実行する機
    能を有している場合には、前記コントロールチャネルの
    簡略化した通信手順を実行するステップとを有すること
    を特徴とする通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の通信方法において、 前記コントロールチャネルの簡略化した通信手順では、
    送信側通信装置が相手機からCFR信号を検出した時、
    連続した“1”を送出することなく、キャリアオフし、
    受信側通信装置は送信側通信装置のキャリアオフを確認
    した後にキャリアオフすることを特徴とする通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の通信方法にお
    いて、 前記コントロールチャネルの簡略化した通信手順では、
    送信側通信装置が相手機にDCN信号を送出した時、連
    続した“1”を送出することなく、キャリアオフし、受
    信側通信装置は送信側通信装置のキャリアオフを確認し
    た後にキャリアオフすることを特徴とする通信方法。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかに記載の通
    信方法の処理ステップをプログラムに変換し、該プログ
    ラムを記録媒体に格納することを特徴とするコンピュー
    タで読み取り可能な記憶媒体。
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