JPH11164117A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH11164117A
JPH11164117A JP9339311A JP33931197A JPH11164117A JP H11164117 A JPH11164117 A JP H11164117A JP 9339311 A JP9339311 A JP 9339311A JP 33931197 A JP33931197 A JP 33931197A JP H11164117 A JPH11164117 A JP H11164117A
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JP
Japan
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communication speed
error
retransmission request
communication
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JP9339311A
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Shigeru Katsuragi
茂 桂木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は同一ブロックの送信に連続して所定回
数エラーが発生するとエラー率等の回線状況に応じて次
の通信速度を設定するファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は再送要求グループの発
生回数とエラー率とエラー発生時の通信速度とをパラメ
ータとして次の通信速度または誤りフレームの訂正の終
了を選択する通信速度選択テーブルTa、Tbを記憶
し、同一のブロックについて4回連続エラーが発生する
と、直前の通信速度、当該ブロックのフレーム数、エラ
ーの発生したフレーム数を読み出す。次に、ブロックの
フレーム数で、エラーの発生したフレーム数を除算して
エラー率を算出し、4回PPR発生回数を「1」だけイ
ンクリメントした後、選択された通信速度選択テーブル
Ta、Tbから、直前の通信速度と4回PPR発生の回
数及びエラー率に基づいて、通信速度あるいはエラー訂
正の中止または通信中断の動作モードを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、ファクシミリ通信においてエラーが
発生した際に回線状況に応じて適切な通信速度に設定し
て画情報を送信するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ファクシミリ装置において
は、画情報の伝送の誤りを訂正する誤り訂正機能(EC
M:Error Correcting Mode )を備えているものがあ
り、この誤り訂正機能を利用すると、送信した画情報に
誤りがあると、受信側が再送要求を行って、送信側が再
送要求を受けると、再送要求のあった画情報を再送信す
る。
【0003】このような誤り訂正機能は、ITU−T勧
告T.30で規定されており、ECM方式は、半二重ペ
ージ選択訂正ARQ(Automatic Repeat Request)手法
に基づいた誤り訂正方式による通信であって、送信側が
符号化データを多数のフレームに分割するとともにそれ
ぞれにフレーム番号を付けて送信して、受信側が正常に
受信されなかった場合、そのフレーム番号を指定して再
送要求を行なうものである。
【0004】すなわち、ITU−U勧告T.30では、
画情報は、フレームと複数のフレームよりなるブロック
で構成され、送信側ファクシミリ装置は、ブロックの送
信を完了すると、部分ページ信号(PPS)を送出す
る。このとき、受信側のファクシミリ装置は、画情報の
誤りを検出すると、誤りのあったフレーム番号を部分ペ
ージ要求(PPR)として送信側に返送する。
【0005】送信側ファクシミリ装置は、同一ブロック
に対して、部分ページ要求(PPR)を4回連続して受
信すると、エラー訂正を行う場合には、モード設定命令
(CTC)を送出して、受信側からの応答を待ち、応答
を受信すると、モデムの伝送速度を下げて(フォールバ
ック)、トレーニングを行った後、当該誤りのあったフ
レーム(エラーフレーム)を再送信し、部分ページ制御
復帰信号(RCP)を送出する。また、今回受信した部
分ページ要求(PPR)が連続4回目のPPRでないと
きには、フォールバックすることなく、トレーニングを
送出し、再送要求されたエラーフレームを送出する。
【0006】ところが、このような従来のファクシミリ
装置においては、受信側から送信されてくる部分ページ
要求(PPR)の回数のみがフォールバックを行うか否
かの条件となっているため、通信時間が不必要に長くな
る。
【0007】そこで、従来、通信速度を速くするため
に、種々の提案が行われている。例えば、原稿を1ペー
ジ送出する毎にそのページの全フレームに対する再送エ
ラーフレームの割合であるエラーフレーム率を算出する
算出手段と、所定のエラーフレーム率を設定する設定手
段と、前記算出手段により算出されたエラーフレーム率
が前記設定手段により設定されたエラーフレーム率を越
えた場合、現在送信しているページの原稿送信が終了し
た際に、メッセージ終了信号を受信側ファクシミリ装置
に送信する制御手段と、この制御手段によりメッセージ
終了信号が受信側ファクシミリ装置に送信されてフェー
ズBに移行すると、受信側ファクシミリ装置との間で原
稿送信速度を下げる設定を行う速度変更手段とを具備し
たファクシミリ装置が提案されている(特開平7−30
738号公報参照)。
【0008】すなわち、このファクシミリ装置では、1
ページの画情報の送信に発生したエラーフレーム率が設
定値以上となると、次ページ以降の通信速度を遅くし
て、通信時間が不必要に長くなることを防止している。
【0009】また、送信終了時に送信相手先とその送信
における送信データ量、通信速度及び通信時間とを関連
させて記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶さ
れた通信速度より1段階遅い通信速度を用いた場合の通
信時間を前記記憶手段に記憶された送信データ量から算
出する通信時間算出手段と、該通信時間算出手段により
算出された通信時間と前記記憶手段により記憶された通
信時間とを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果
に基づいて、同一送信相手先に対する次回送信時の通信
速度を設定する通信速度設定手段とを備えた画像伝送装
置が提案されている(特開平8−204940号公報参
照)。
【0010】すなわち、この画像伝送装置では、前回の
通信時間、通信速度及び送信データ量を記憶し、今回の
送信データ量を前回の通信速度より1段階遅い通信速度
で送信した場合の通信時間に基づいて、今回の通信速度
を決定して、回線使用料を節約している。
【0011】さらに、送信時に送出した1ブロックに含
まれる送出フレームの総数を計数する第1の計数手段
と、前記1ブロック送出後、受信側から伝送誤りが発生
したフレームの再送要求があった場合に再送要求フレー
ムの数を計数する第2の計数手段と、前記第1の計数手
段により計数された送出フレームの総数と前記第2の計
数手段により計数された再送要求フレームの数とに基づ
いて、モデムの伝送速度のフォールバックを行うか否か
を決定するフォールバック決定手段と、前記フォールバ
ック決定手段によりフォールバックを行うと決定された
場合に、前記モデムの伝送速度をフォールバックするフ
ォールバック手段と、前記フォールバック手段によりフ
ォールバックされたモデムの伝送速度で前記再送要求フ
レームを送出する送出手段とを備えたファクシミリ装置
が提案されている(特開平8−251377号公報参
照)。
【0012】このファクシミリ装置では、再送フレーム
数と再送要求されたエラーフレーム数に基づいて、4回
目以降の部分ページ要求(PPR)でもモード設定命令
(CTC)を送出して、フォールバックし、通信時間が
必要異常に長くなることを防止している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、回線状態に応
じて適切な通信速度を選択するとともに通信時間を短縮
させる上で、また、ファクシミリ装置のオペレータの意
図する状態で画情報を送信する上で、なお、改良の必要
があった。
【0014】すなわち、特開平7−30738号公報記
載のファクシミリ装置では、1ページの画情報の送信に
発生したエラーフレーム率が設定値以上となると、次ペ
ージ以降の通信速度を遅くしていたため、現在送信中の
画情報については適用されず、通信時間が長くなるとい
う問題があった。
【0015】また、特開平8−204940号公報記載
の画像伝送装置では、前回の通信時間、通信速度及び送
信データ量を記憶し、今回の送信データ量を前回の通信
速度より1段階遅い通信速度で送信した場合の通信時間
に基づいて、今回の通信速度を決定しているため、現在
送信中の回線状況を適切に反映した通信速度を設定する
ことができず、回線状況によっては、かえって通信時間
が長くなり、回線使用料が高くなるという問題があっ
た。
【0016】さらに、特開平8−251377号公報記
載のファクシミリ装置では、再送フレーム数と再送要求
されたエラーフレーム数に基づいて、4回目以降のPP
RでもCTCを送出して、フォールバックしているた
め、通信速度をどのように決定するかが不明確であり、
通信時間が必要異常に長くなるおそれがある。
【0017】そこで、請求項1記載の発明は、送信した
1ブロックのフレーム数を計数し、同一のブロックに対
して再送要求を所定の回数受信したときの再送フレーム
数と当該ブロックのフレーム数からエラー率を算出し
て、再送要求を受信した際、当該算出したエラー率と当
該エラーの発生した際の通信速度に基づいて次の通信速
度を選択することにより、回線状況に応じて現在送信中
の画情報の送信速度を選択し、通信時間が不必要に長く
なることを防止しつつ、現在送信中の画情報を適切に送
信することのできるファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0018】請求項2記載の発明は、同一のブロックに
対して再送要求を所定の回数受信したことを再送要求グ
ループとして当該再送要求グループの発生回数を計数
し、再送要求を受信した際、当該計数した再送要求グル
ープ数に基づいて次の通信速度を選択することにより、
回線状況に応じて現在送信中の画情報の送信速度を選択
し、通信時間が不必要に長くなることを防止しつつ、現
在送信中の画情報を適切に送信することのできるファク
シミリ装置を提供することを目的としている。
【0019】請求項3記載の発明は、送信した1ブロッ
クのフレーム数を計数し、同一のブロックに対して再送
要求を所定回数受信したときの再送フレーム数と当該ブ
ロックのフレーム数からエラー率を算出し、さらに、同
一のブロックに対して再送要求を所定回数受信したこと
を再送要求グループとして当該再送要求グループの発生
した回数を計数し、再送要求を受信した際、上記算出し
たエラー率と当該エラーの発生した際の通信速度と上記
計数した再送要求グループ数に基づいて次の通信速度を
選択することにより、回線状況に応じて現在送信中の画
情報の送信速度をより一層適切に選択し、通信時間が不
必要に長くなることをより一層防止しつつ、現在送信中
の画情報を適切に送信することのできるファクシミリ装
置を提供することを目的としている。
【0020】請求項4記載の発明は、再送要求グループ
の発生回数とエラー率とエラー発生時の通信速度とをパ
ラメータとして次の通信速度を選択する通信速度選択テ
ーブルを記憶手段に記憶し、再送要求グループの発生回
数、エラー率及びエラー発生時の通信速度に基づいて、
当該記憶手段の通信速度選択テーブルを参照して次の通
信速度を選択することにより、回線状況に応じて現在送
信中の画情報の送信速度をより一層適切にかつ速やかに
選択し、通信時間が不必要に長くなることをより一層防
止しつつ、現在送信中の画情報をより一層適切に送信す
ることのできるファクシミリ装置を提供することを目的
としている。
【0021】請求項5記載の発明は、再送要求グループ
の発生回数とエラー率とエラー発生時の通信速度とをパ
ラメータとして次の通信速度及び誤りフレームの訂正の
終了を選択する通信速度選択テーブルを記憶手段に記憶
し、再送要求グループの発生回数、エラー率及びエラー
発生時の通信速度に基づいて、当該記憶手段の通信速度
選択テーブルを参照して次の通信速度または誤りフレー
ムの訂正の終了を選択することにより、回線状況に応じ
て現在送信中の画情報の送信速度あるいは誤りフレーム
の訂正の終了をより一層適切にかつ速やかに選択すると
ともに、より一層高速に画情報を送信し、通信時間が不
必要に長くなることをより一層防止しつつ、現在送信中
の画情報をより一層適切に送信することのできるファク
シミリ装置を提供することを目的としている。
【0022】請求項6記載の発明は、複数種類の通信速
度選択テーブルを記憶手段に記憶し、選択手段で選択さ
れた通信速度選択テーブルに基づいて次の通信速度また
は誤りフレームの訂正の終了を選択することにより、フ
ァクシミリ装置のオペレータが、例えば、通信速度を重
視するかあるいは画情報送信の確実性を重視するか等に
応じて通信速度選択テーブルを選択し、当該選択した通
信速度選択テーブルに基づいて再送要求があった際の次
の通信速度または誤りフレームの訂正の終了を選択し
て、オペレータの意図する送信状態で画情報を送信し、
利用性をより一層向上させることのできるファクシミリ
装置を提供することを目的としている。
【0023】請求項7記載の発明は、ファクシミリ装置
の備える複数の通信速度のうち、最低通信速度でエラー
が発生して、誤りフレームの訂正の終了を選択すると、
一旦呼を切断した後、再発呼することにより、最低の通
信速度でもフォールバックが必要となる場合に、再発呼
を行って、通信速度が異常に長くなることを防止するこ
とのできるファクシミリ装置を提供することを目的とし
ている。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、送信用画情報を複数のフレームから
なるブロックに分割し、前記フレーム毎に複数備えた通
信速度のうち所定の通信速度で送信するとともに、誤り
訂正機能を備えたファクシミリ装置において、前記送信
した1ブロックのフレーム数を計数する計数手段と、前
記同一のブロックに対して再送要求を所定の回数受信し
たときの再送フレーム数と当該ブロックのフレーム数か
らエラー率を算出するエラー率算出手段と、前記再送要
求を受信した際、前記エラー率算出手段の算出した前記
エラー率と当該エラーの発生した際の通信速度に基づい
て次の通信速度を選択する通信速度選択手段と、を備え
ることにより、上記目的を達成している。
【0025】上記構成によれば、送信した1ブロックの
フレーム数を計数し、同一のブロックに対して再送要求
を所定の回数受信したときの再送フレーム数と当該ブロ
ックのフレーム数からエラー率を算出して、再送要求を
受信した際、当該算出したエラー率と当該エラーの発生
した際の通信速度に基づいて次の通信速度を選択するの
で、回線状況に応じて現在送信中の画情報の送信速度を
選択することができ、通信時間が不必要に長くなること
を防止することができるとともに、現在送信中の画情報
を適切に送信することができる。
【0026】請求項2記載の発明のファクシミリ装置
は、送信用画情報を複数のフレームからなるブロックに
分割し、前記フレーム毎に複数備えた通信速度のうち所
定の通信速度で送信するとともに、誤り訂正機能を備え
たファクシミリ装置において、前記同一のブロックに対
して再送要求を所定の回数受信したことを再送要求グル
ープとして当該再送要求グループの発生回数を計数する
再送要求グループ発生回数計数手段と、前記再送要求を
受信した際、前記再送要求グループ発生回数計数手段の
計数した前記再送要求グループ数に基づいて次の通信速
度を選択する通信速度選択手段と、を備えることによ
り、上記目的を達成している。
【0027】上記構成によれば、同一のブロックに対し
て再送要求を所定の回数受信したことを再送要求グルー
プとして当該再送要求グループの発生回数を計数し、再
送要求を受信した際、当該計数した再送要求グループ数
に基づいて次の通信速度を選択するので、回線状況に応
じて現在送信中の画情報の送信速度を選択することがで
き、通信時間が不必要に長くなることを防止することが
できるとともに、現在送信中の画情報を適切に送信する
ことができる。
【0028】請求項3記載の発明のファクシミリ装置
は、送信用画情報を複数のフレームからなるブロックに
分割し、前記フレーム毎に複数備えた通信速度のうち所
定の通信速度で送信するとともに、誤り訂正機能を備え
たファクシミリ装置において、前記送信した1ブロック
のフレーム数を計数する計数手段と、前記同一のブロッ
クに対して再送要求を所定回数受信したときの再送フレ
ーム数と当該ブロックのフレーム数からエラー率を算出
するエラー率算出手段と、前記同一のブロックに対して
再送要求を所定回数受信したことを再送要求グループと
して当該再送要求グループの発生した回数を計数する再
送要求グループ発生回数計数手段と、前記再送要求を受
信した際、前記エラー率算出手段の算出した前記エラー
率と当該エラーの発生した際の通信速度と前記再送要求
グループ発生回数計数手段の計数した前記再送要求グル
ープ数に基づいて次の通信速度を選択する通信速度選択
手段と、を備えることにより、上記目的を達成してい
る。
【0029】上記構成によれば、送信した1ブロックの
フレーム数を計数し、同一のブロックに対して再送要求
を所定回数受信したときの再送フレーム数と当該ブロッ
クのフレーム数からエラー率を算出し、さらに、同一の
ブロックに対して再送要求を所定回数受信したことを再
送要求グループとして当該再送要求グループの発生した
回数を計数し、再送要求を受信した際、上記算出したエ
ラー率と当該エラーの発生した際の通信速度と上記計数
した再送要求グループ数に基づいて次の通信速度を選択
するので、回線状況に応じて現在送信中の画情報の送信
速度をより一層適切に選択することができ、通信時間が
不必要に長くなることをより一層防止することができる
とともに、現在送信中の画情報を適切に送信することが
できる。
【0030】上記の場合、例えば、請求項4に記載する
ように、前記ファクシミリ装置は、前記再送要求グルー
プの発生回数と前記エラー率とエラー発生時の通信速度
とをパラメータとして次の通信速度を選択する通信速度
選択テーブルを記憶する記憶手段を、さらに備え、前記
通信速度選択手段は、前記再送要求グループの発生回
数、前記エラー率及び前記エラー発生時の通信速度に基
づいて、前記記憶手段の前記通信速度選択テーブルを参
照して次の通信速度を選択するものであってもよい。
【0031】上記構成によれば、再送要求グループの発
生回数とエラー率とエラー発生時の通信速度とをパラメ
ータとして次の通信速度を選択する通信速度選択テーブ
ルを記憶手段に記憶し、再送要求グループの発生回数、
エラー率及びエラー発生時の通信速度に基づいて、当該
記憶手段の通信速度選択テーブルを参照して次の通信速
度を選択するので、回線状況に応じて現在送信中の画情
報の送信速度をより一層適切にかつ速やかに選択するこ
とができ、通信時間が不必要に長くなることをより一層
防止することができるとともに、現在送信中の画情報を
より一層適切に送信することができる。
【0032】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、前記再送要求グループの
発生回数と前記エラー率とエラー発生時の通信速度とを
パラメータとして次の通信速度及び誤りフレームの訂正
の終了を選択する通信速度選択テーブルを記憶する記憶
手段を、さらに備え、前記通信速度選択手段は、前記再
送要求グループの発生回数、前記エラー率及び前記エラ
ー発生時の通信速度に基づいて、前記記憶手段の前記通
信速度選択テーブルを参照して次の通信速度または前記
誤りフレームの訂正の終了を選択するものであってもよ
い。
【0033】上記構成によれば、再送要求グループの発
生回数とエラー率とエラー発生時の通信速度とをパラメ
ータとして次の通信速度及び誤りフレームの訂正の終了
を選択する通信速度選択テーブルを記憶手段に記憶し、
再送要求グループの発生回数、エラー率及びエラー発生
時の通信速度に基づいて、当該記憶手段の通信速度選択
テーブルを参照して次の通信速度または誤りフレームの
訂正の終了を選択するので、回線状況に応じて現在送信
中の画情報の送信速度あるいは誤りフレームの訂正の終
了をより一層適切にかつ速やかに選択することができる
とともに、より一層高速に画情報を送信することがで
き、通信時間が不必要に長くなることをより一層防止す
ることができるとともに、現在送信中の画情報をより一
層適切に送信することとができる。
【0034】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記記憶手段は、複数種類の前記通信速度選択テー
ブルを記憶し、前記ファクシミリ装置は、前記複数種類
の通信速度選択テーブルの一つを選択する選択手段を、
さらに備え、前記通信速度選択手段は、前記選択手段で
選択された前記通信速度選択テーブルに基づいて前記次
の通信速度または前記誤りフレームの訂正の終了を選択
するものであってもよい。
【0035】上記構成によれば、複数種類の通信速度選
択テーブルを記憶手段に記憶し、選択手段で選択された
通信速度選択テーブルに基づいて次の通信速度または誤
りフレームの訂正の終了を選択するので、ファクシミリ
装置のオペレータが、例えば、通信速度を重視するかあ
るいは画情報送信の確実性を重視するか等に応じて通信
速度選択テーブルを選択し、当該選択した通信速度選択
テーブルに基づいて再送要求があった際の次の通信速度
または誤りフレームの訂正の終了を選択して、オペレー
タの意図する送信状態で画情報を送信することができ、
ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させることが
できる。
【0036】また、例えば、請求項7に記載するよう
に、前記通信速度選択手段は、前記ファクシミリ装置の
備える前記複数の通信速度のうち、最低通信速度でエラ
ーが発生して、前記誤りフレームの訂正の終了を選択す
ると、一旦呼を切断した後、再発呼するものであっても
よい。
【0037】上記構成によれば、ファクシミリ装置の備
える複数の通信速度のうち、最低通信速度でエラーが発
生して、誤りフレームの訂正の終了を選択すると、一旦
呼を切断した後、再発呼するので、最低の通信速度でも
フォールバックが必要となる場合に、再発呼を行って、
通信速度が異常に長くなることを防止することができ
る。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0039】図1〜図6は、本発明のファクシミリ装置
の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明のファ
クシミリ装置の一実施の形態を適用したファクシミリ装
置1の回路ブロック図である。
【0040】図1において、ファクシミリ装置1は、シ
ステム制御部2、記憶部3、圧縮・伸長部4、モデム
5、NCU(Network Control Unit)6、電話機7、操
作・表示部8、読取部9及び書込部10等を備えてお
り、上記各部は、バス11により接続されている。
【0041】システム制御部2は、CPU(Central Pr
ocessing Unit )、ROM(Read Only Memory)及びR
AM(Random Access Memory)等を備え、ROM内に
は、ファクシミリ装置1としての基本処理プログラム、
エラー訂正処理プログラム及び通信速度選択処理プログ
ラム等の各種処理プログラムを記憶するとともに、これ
らの各処理プログラムを実行するのに必要な各種データ
及びシステムデータ等が格納されている。RAMは、C
PUのワークメモリとして利用され、必要な各種データ
を記憶する。システム制御部2は、そのCPUがROM
内のプログラムに基づいて、RAMをワークメモリとし
て利用して、ファクシミリ装置1の各部を制御し、ファ
クシミリ装置1としての基本処理を実行するとともに、
エラー訂正処理及び通信速度選択処理を実行する。
【0042】記憶部3は、例えば、大容量のハードディ
スク装置等で構成され、主に送信用画情報(画情報)や
受信画情報を蓄積する。
【0043】圧縮・伸長部4は、画情報の伝送時間の短
縮化及び記憶部3への画情報の蓄積の効率化を図るため
のものであり、通常のファクシミリ符号化方式であるM
H(Modified Huffman)方式、MR(Modufied Relativ
e element address designate )方式あるいはMMR
(Modified MR )方式等により画情報を符号化し、ま
た、これらの符号化方式により符号化された画情報を復
号化する。
【0044】モデム5は、NCU6に接続されており、
システム制御部2の制御下で動作して、送信信号の変調
及び受信信号の復調を行う。また、モデム5は、本実施
の形態では、例えば、最低通信速度が、14400bp
sであり、最低通信速度が、2400bpsであるとす
る。
【0045】NCU6には、回線、例えば、PSTN
(Public Swiched Telephone Network)回線が接続さ
れ、NCU6は、相手ファクシミリ装置との間でファク
シミリ制御信号を交換して、ファクシミリ通信手順を実
行するとともに、自動発・着呼処理を行う。このファク
シミリ通信手順(伝送手順)は、ITU(Internationa
lTelecommunication Union:国際電気通信連合)−T勧
告T.30に従って実行される。
【0046】操作・表示部8は、テンキー、スタートキ
ー、ストップキー及びファンクションキー等の各種操作
キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶デ
ィスプレイ)等を備えており、各操作キーにより送信操
作等の各種命令が入力され、ディスプレイには、操作キ
ーから入力された命令内容やファクシミリ装置1からオ
ペレータに通知する各種情報等が表示される。
【0047】読取部9は、例えば、CCD(Charge Cou
pled Device )を利用したイメージスキャナ等が利用さ
れており、一般に、ADF(自動原稿送り装置)を備え
ている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、AD
Fは、セットされた原稿を1枚ずつ読取部9の原稿読取
位置に送給する。読取部9は、ADFから搬送されてき
た原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取っ
て、画情報を出力する。
【0048】書込部10は、例えば、サーマル素子を利
用したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装置等
が使用されており、書込部10は、受信画情報や読取部
9で読み取られた画情報に基づいて画像を記録紙に記録
出力し、また、通信リポート等を記録紙に記録する。
【0049】ファクシミリ装置1は、所定方式、例え
ば、ECM(Error Correction Mode )方式のエラー訂正
機能を有している。なお、ECM方式による通信とは、
上述のように、半二重ページ選択訂正ARQ(Automati
c Repeat Request)手法に基づいた誤り訂正方式による
通信であり、送信側が符号化データを多数のフレームに
分割するとともにそれぞれにフレーム番号を付けて送信
して、受信側が正常に受信されなかった場合、そのフレ
ーム番号を指定して再送要求を行なうものである。
【0050】そして、ファクシミリ装置1は、上記シス
テム制御部2のROMあるいはRAMには、図2及び図
3に示すような通信速度選択テーブルTa、Tb等を備
えており、通信速度選択テーブルTa、Tbは、画情報
を構成するフレームの番号を指定した再送信要求、すな
わち、部分ページ要求(PPR)を当該フレームの同一
ブロックに対して4回連続して受信したときに選択する
通信速度、エラー訂正の中止及び通信中断を示すテーブ
ルである。したがって、システム制御部2のROMある
いはRAMは、記憶手段として機能し、システム制御部
2は、計数手段、エラー率算出手段、通信速度選択手段
及び再送要求グループ発生回数計数手段として機能す
る。
【0051】すなわち、ITU−U勧告T.30では、
画情報は、フレームと複数のフレームよりなるブロック
で構成され、送信側ファクシミリ装置は、ブロックの送
信を完了すると、部分ページ信号(PPS)を送出す
る。このとき、受信側のファクシミリ装置は、画情報の
誤りを検出すると、誤りのあったフレーム番号を部分ペ
ージ要求(PPR)として送信側に返送する。
【0052】送信側ファクシミリ装置は、部分ページ要
求(PPR)を受信すると、当該誤りのあったフレーム
の再送信し、エラー訂正を行う。
【0053】そして、上記通信速度選択テーブルTa、
Tbには、この部分ページ要求(PPR)を4回連続し
て同一のブロックに対して受信した際に、4回連続のP
PRを再送要求グループとして、この再送要求グループ
の発生回数毎に、直前の通信速度に対して、エラー率を
パラメータとして、次の通信速度、エラー訂正の中止及
び通信中断のいずれを選択するか等が設定されている。
なお、図2及び図3の通信速度選択テーブルTa、Tb
には、エラー率が、4回目のPPRに含まれる再送要求
フレーム数を、そのブロックのフレーム数で割った値と
して設定されており、EORは、エラー訂正の中止を選
択することを示し、また、DCNは、EOR信号を送出
した後、DCN信号を送出して、通信を中断することを
示している。
【0054】例えば、図2に示す通信速度選択テーブル
Taは、通信速度をできるだけ向上させつつ、画情報を
可能な限り適切に送信するテーブルである。すなわち、
通信速度選択テーブルTaでは、直前の通信速度が、1
4400bpsで、初めて4回のPPR(1回目の再送
要求グループの発生)であって、エラー率が、32/2
56のとき、通信速度を、7200bpsにフォールバ
ックして、エラー訂正を続行し、次の4回連続のPPR
を受信、すなわち、2回目の4回連続のPPRを当該ブ
ロックに対して受信すると、直前の通信速度は、720
0bpsにフォールバックしているので、エラー率が4
/256であると、通信速度をフォールバックすること
なく、エラー訂正を終了することを示している。また、
1ブロックの直前の通信速度が、2400bpsのとき
に、同一ブロックに対して4回連続のPPRを受信する
と、いま、本実施の形態のファクシミリ装置1は、最低
通信速度が2400bpsであり、これ以上通信速度を
遅くすることができないため、通信速度選択テーブルT
aでは、EOR信号を送出後、DCN信号を送出して、
通信を終了し、再発呼することが設定されている。さら
に、通信速度選択テーブルTaでは、通信速度を遅くし
ても、通信時間が異常に長くなってしまうと想像される
場合に、エラー訂正を終了するEORが設定されてい
る。
【0055】また、図3に示す通信速度選択テーブルT
bでは、通信時間を多少要しても、画情報を確実に送信
するテーブルである。すなわち、通信速度選択テーブル
Tbでは、例えば、直前の通信速度が、14400bp
sで、初めて4回連続のPPRであって、エラー率が、
32/256のとき、通信速度を、12000bpsに
フォールバックして、エラー訂正を続行し、当該ブロッ
クに対して次の4回連続のPPRを受信、すなわち、2
回目の再送要求グループが発生すると、直前の通信速度
は、12000bpsにフォールバックしているので、
エラー率が32/256であると、通信速度を、480
0bpsにフォールバックして、エラー訂正を続行す
る。さらに、次の4回連続のPPR信号を受信、すなわ
ち、3回目の再送要求グループが発生すると、直前の通
信速度は、4800bpsであるので、エラー率に関わ
らず、通信速度を、2400bpsにフォールバックし
て、エラー訂正を続行する。
【0056】さらに、いずれの通信速度選択テーブルT
a、Tbを使用しても、4回連続のPPR信号を、4回
受信すると、すなわち、再送要求グループが4回発生す
ると、エラー訂正を終了する。
【0057】なお、通信速度選択テーブルTa、Tbと
しては、上記通信速度選択テーブルTa、Tbの2種類
に限るものではなく、例えば、可能な限り高速で送信を
行う場合の通信速度選択テーブル等の2種類以上備えら
れていてもよい。
【0058】そして、上記各通信速度選択テーブルT
a、Tbは、操作・表示部8のキー操作によりファクシ
ミリ装置1のオペレータが適宜選択することができる。
【0059】次に、本実施の形態のファクシミリ装置の
動作を説明する。本実施の形態のファクシミリ装置1
は、回線の状態に応じて通信速度、エラー訂正及び通信
中断を選択するところにその特徴がある。
【0060】すなわち、ファクシミリ装置1は、ファク
シミリ送信時、読取部9にセットされた原稿の画情報を
読取部9で順次読み取って、圧縮・伸長部4で順次圧縮
した後、モデム5で変調し、NCU6を介して、所定の
ファクシミリ制御手順により相手ファクシミリ装置に送
信するが、このときNCU6は、ITU−T勧告T.3
0に従って伝送手順を実行する。
【0061】ファクシミリ装置1は、この画情報の送信
時、ITU−T勧告T.30に従った誤り訂正処理を行
って、画情報を送信するが、このITU−T勧告T.3
0では、上述のように、複数のフレームからなるブロッ
ク毎に送信を行い、1ブロックを送信すると、部分ペー
ジ信号(PPS)を送出して、受信側ファクシミリ装置
で誤りを検出する。受信側ファクシミリ装置は、誤りが
あると、フレーム番号を部分ページ要求信号(PPR)
として送信側ファクシミリ装置1に返送する。
【0062】ファクシミリ装置1は、部分ページ要求信
号(PPR)を受信すると、当該部分ページ要求信号
(PPR)の受信回数と直前の通信速度及びエラー率に
基づいて、次の通信速度、エラー訂正の中止及び通信の
中断を選択する通信速度選択処理を行う。
【0063】以下、図4から図6に基づいて、この通信
速度選択処理について説明する。ファクシミリ装置1
は、送信時、まず、原稿が読取部9にセットされ、送信
に必要な各種操作、例えば、相手先電話番号の入力等が
行われた後、操作・表示部8のキー操作により、通信速
度選択処理で使用する通信速度選択テーブルTa、Tb
を選択するテーブル選択操作が行われると、当該選択さ
れた通信速度選択テーブルTa、Tbを今回の送信処理
で使用する通信速度選択テーブルTa、Tbとして選択
し(ステップS1)、通信速度選択テーブルTa、Tb
の選択が完了すると、読取部9にセットされた原稿の画
情報を読取部9で順次読み取って、圧縮・伸長部4で圧
縮した後、モデム5及びNCU6を介して、画情報をフ
レーム毎に送信を開始する(ステップS2)。
【0064】システム制御部2は、当該送信を行ったフ
レームがブロックの最初のフレームであるかチェックし
(ステップS3)、最初のフレームであると、フレーム
数の計数を開始して(ステップS4)、フレームの送出
を完了したかチェックする(ステップS5)。
【0065】フレームの送出を完了していないときに
は、システム制御部2は、ステップS2に戻って、フレ
ームの送出を行い、ステップS5で、フレームの送出を
完了すると、部分ページ信号を送出し(ステップS
6)、受信側ファクシミリ装置から応答信号が返送され
てくるのを待って(ステップS7)、応答信号を受信す
ると、部分ページ要求信号(PPR)であるかチェック
する(ステップS8)。
【0066】ステップS8で、応答信号が部分ページ要
求信号(PPR)でないときには、システム制御部2
は、当該フレームにエラーが発生しなかったと判断し
て、図5のステップS9に移行して、全ての画情報の送
信を完了したかチェックし(ステップS9)、全ての画
情報の送信を完了していないときには、ステップS2に
戻って、次のフレームの送出を開始する(ステップS
2)。
【0067】システム制御部2は、次のフレームの送信
を開始すると、当該フレームがブロックの最初のフレー
ムかチェックし(ステップS3)、最初のフレームでな
いときには、フレーム数の計数を行うことなく、フレー
ム送出を完了したかチェックする(ステップS5)。
【0068】ステップS5で、フレームの送出を完了す
ると、システム制御部2は、上記同様に、部分ページ信
号(PPS)を送出して、応答信号が返送されてくるの
を待って、応答信号が返送されてくると(ステップS
7)、返送されてきた応答信号が部分ページ要求信号
(PPR)かチェックする(ステップS8)。
【0069】応答信号が部分ページ要求信号(PPR)
であると、システム制御部2は、当該部分ページ要求信
号(PPR)が同一ブロックで、4回目の部分ページ要
求信号(PPR)であるかチェックし(ステップS1
0)、4回目の部分ページ要求信号(PPR)でないと
きには、ステップS2に戻って、再送信要求されたフレ
ームを上記同様に送信する。
【0070】ステップS10で、同一ブロックで4回目
の部分ページ要求信号(PPR)のときには、システム
制御部2は、図5のステップS11に移行して、4回目
の部分ページ要求信号(PPR)が4回発生したか、す
なわち、再送要求グループが4回発生したかチェックし
(ステップS11)、再送要求グループの発生が4回目
でないときには、通信速度/動作モード選択処理を行っ
て、通信速度、エラー訂正中止及び通信中止の選択処理
を行う(ステップS12)。なお、この通信速度/動作
モード選択処理については、後で詳細に説明する。
【0071】システム制御部2は、次に、上記通信速度
/動作モード選択処理で訂正続行を選択したかチェック
し(ステップS13)、訂正続行のときには、モード設
定命令(CTC)を送出した後、CTC応答信号を受信
するのを待つ(ステップS15)。システム制御部2
は、CTC応答信号を受信すると、ステップS12の通
信速度/動作モード選択処理で選択した通信速度に、モ
デム5の通信速度を設定する通信速度設定処理を行い
(ステップS16)、全ての画情報の送信を完了したか
チェックするが(ステップS9)、このとき、全ての画
情報の送信を完了していないので、ステップS2に戻っ
て、当該エラーの発生した画情報のフレームを、当該変
更した通信速度で再送信する。
【0072】ステップS13で、訂正を続行しないと
き、すなわち、ステップS12の通信速度/動作モード
選択処理で通信中断を選択したときには、システム制御
部2は、EOR信号を送出し(ステップS17)、相手
ファクシミリ装置からEOR応答信号を受信すると(ス
テップS18)、通信を続行するかチェックする(ステ
ップS19)。
【0073】いま、通信を中断するのであるから、シス
テム制御部2は、NCU6を制御して、DCNを送出さ
せた後、回線を切断して、通信を終了する(ステップS
20)。
【0074】また、ステップS13で、訂正を続行しな
いとき、すなわち、ステップS12の通信速度/動作モ
ード選択処理でエラー訂正の中止を選択したときには、
システム制御部2は、EOR信号を送出し(ステップS
17)、相手ファクシミリ装置からEOR応答信号を受
信すると(ステップS18)、通信を続行するかチェッ
クする(ステップS19)。
【0075】いま、エラー訂正は中止するが通信を続行
するのであるから、システム制御部2は、送信終了かチ
ェックした後(ステップS9)、ステップS2に戻っ
て、フレームの送信を行う。
【0076】ステップS9で、画情報の1ブロックの送
信を終了すると、ステップS2に戻って、次のブロック
について同様に処理し、ステップS9で、全ての画情報
の送信を完了すると、処理を終了する。
【0077】上記ステップS12の通信速度/動作モー
ド選択処理は、図6に示すように処理する。
【0078】すなわち、システム制御部2は、まず、直
前の通信速度、すなわち、4回目のエラーが発生したと
きの通信速度を予めRAM等に記憶した内容から読み出
し(ステップP1)、図4の処理で計数したフレーム数
を読み出して(ステップP2)、4回目の部分ページ要
求信号(PPR)からエラーの発生したフレーム数を読
み出す(ステップP3)。
【0079】次に、システム制御部2は、ステップP2
で読み出したフレーム数で、ステップP3で読み出した
エラーの発生したフレーム数を除算してエラー率を算出
し(ステップP4)、4回PPR発生回数(再送要求グ
ループの発生回数)を記憶するメモリ、例えば、システ
ム制御部2のRAM等の4回PPR発生回数を「1」だ
けインクリメントして記憶した後(ステップP5)、図
4のステップS1で選択された通信速度選択テーブルT
a、Tbから通信速度/動作モードを抽出して、処理を
終了する(ステップP6)。
【0080】この通信速度/動作モードの抽出は、ステ
ップP1で読み出した直前の通信速度と4回PPR発生
の回数(再送要求グループの発生回数)及びエラー率に
基づいて、通信速度選択テーブルTa、Tbから通信速
度、あるいは、エラー訂正の中止または通信中断の動作
モードの選択を行うことにより行う。
【0081】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1によれば、送信した1ブロックのフレーム数を計
数し、同一のブロックに対して再送要求を所定回数受信
したときの再送フレーム数と当該ブロックのフレーム数
からエラー率を算出し、さらに、同一のブロックに対す
る再送要求グループの発生した回数を計数し、再送要求
を受信した際、上記算出したエラー率と当該エラーの発
生した際の通信速度と上記計数した再送要求グループ数
に基づいて次の通信速度を選択している。したがって、
回線状況に応じて現在送信中の画情報の送信速度をより
一層適切に選択することができ、通信時間が不必要に長
くなることをより一層防止することができるとともに、
現在送信中の画情報を適切に送信することができる。
【0082】また、ファクシミリ装置1は、再送要求グ
ループの発生回数とエラー率とエラー発生時の通信速度
とをパラメータとして次の通信速度を選択する通信速度
選択テーブルTa、Tbをシステム制御部2のROMあ
るいはRAMに記憶し、再送要求グループの発生回数、
エラー率及びエラー発生時の通信速度に基づいて、当該
通信速度選択テーブルTa、Tbを参照して次の通信速
度を選択する。したがって、回線状況に応じて現在送信
中の画情報の送信速度をより一層適切にかつ速やかに選
択することができ、通信時間が不必要に長くなることを
より一層防止することができるとともに、現在送信中の
画情報をより一層適切に送信することができる。
【0083】さらに、ファクシミリ装置1は、再送要求
グループの発生回数とエラー率とエラー発生時の通信速
度とをパラメータとして次の通信速度及び誤りフレーム
の訂正の終了を選択する通信速度選択テーブルTaを記
憶し、再送要求グループの発生回数、エラー率及びエラ
ー発生時の通信速度に基づいて、当該通信速度選択テー
ブルTaを参照して次の通信速度または誤りフレームの
訂正の終了を選択している。したがって、回線状況に応
じて現在送信中の画情報の送信速度あるいは誤りフレー
ムの訂正の終了をより一層適切にかつ速やかに選択する
ことができるとともに、より一層高速に画情報を送信す
ることができ、通信時間が不必要に長くなることをより
一層防止することができるとともに、現在送信中の画情
報をより一層適切に送信することとができる。
【0084】また、ファクシミリ装置1は、複数種類の
通信速度選択テーブルTa、Tbを記憶し、操作・表示
部8で選択された通信速度選択テーブルTa、Tbに基
づいて次の通信速度または誤りフレームの訂正の終了を
選択している。したがって、ファクシミリ装置1のオペ
レータが、例えば、通信速度を重視する通信速度選択テ
ーブルあるいは画情報送信の確実性を重視する通信速度
選択テーブル等から通信速度選択テーブルを選択し、当
該選択した通信速度選択テーブルに基づいて再送要求が
あった際の次の通信速度または誤りフレームの訂正の終
了を選択して、オペレータの意図する送信状態で画情報
を送信することができ、ファクシミリ装置1の利用性を
より一層向上させることができる。
【0085】さらに、ファクシミリ装置1は、モデム5
の備える複数の通信速度のうち、最低通信速度でエラー
が発生して、誤りフレームの訂正の終了を選択すると、
一旦呼を切断した後、再発呼する。したがって、最低の
通信速度でもフォールバックが必要となる場合に、再発
呼を行って、通信速度が異常に長くなることを防止する
ことができる。
【0086】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0087】例えば、送信した1ブロックのフレーム数
を計数し、同一のブロックに対して再送要求を所定の回
数受信したときの再送フレーム数と当該ブロックのフレ
ーム数からエラー率を算出して、再送要求を受信した
際、当該算出したエラー率と当該エラーの発生した際の
通信速度に基づいて次の通信速度を選択してもよい。こ
のようにすると、回線状況に応じて現在送信中の画情報
の送信速度を簡単に選択することができ、安価に通信時
間が不必要に長くなることを防止することができるとと
もに、現在送信中の画情報を適切に送信することができ
る。
【0088】また、同一のブロックに対して再送要求を
所定の回数受信したことを再送要求グループとして当該
再送要求グループの発生回数を計数し、再送要求を受信
した際、当該計数した再送要求グループ数に基づいて次
の通信速度を選択してもよい。このようにすると、回線
状況に応じて現在送信中の画情報の送信速度を簡単に選
択することができ、安価に通信時間が不必要に長くなる
ことを防止することができるとともに、現在送信中の画
情報を適切に送信することができる。
【0089】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、送信した1ブロックのフレーム数を計数し、
同一のブロックに対して再送要求を所定の回数受信した
ときの再送フレーム数と当該ブロックのフレーム数から
エラー率を算出して、再送要求を受信した際、当該算出
したエラー率と当該エラーの発生した際の通信速度に基
づいて次の通信速度を選択するので、回線状況に応じて
現在送信中の画情報の送信速度を選択することができ、
通信時間が不必要に長くなることを防止することができ
るとともに、現在送信中の画情報を適切に送信すること
ができる。
【0090】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、同一のブロックに対して再送要求を所定の回数
受信したことを再送要求グループとして当該再送要求グ
ループの発生回数を計数し、再送要求を受信した際、当
該計数した再送要求グループ数に基づいて次の通信速度
を選択するので、回線状況に応じて現在送信中の画情報
の送信速度を選択することができ、通信時間が不必要に
長くなることを防止することができるとともに、現在送
信中の画情報を適切に送信することができる。
【0091】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、送信した1ブロックのフレーム数を計数し、同
一のブロックに対して再送要求を所定回数受信したとき
の再送フレーム数と当該ブロックのフレーム数からエラ
ー率を算出し、さらに、同一のブロックに対して再送要
求を所定回数受信したことを再送要求グループとして当
該再送要求グループの発生した回数を計数し、再送要求
を受信した際、上記算出したエラー率と当該エラーの発
生した際の通信速度と上記計数した再送要求グループ数
に基づいて次の通信速度を選択するので、回線状況に応
じて現在送信中の画情報の送信速度をより一層適切に選
択することができ、通信時間が不必要に長くなることを
より一層防止することができるとともに、現在送信中の
画情報を適切に送信することができる。
【0092】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、再送要求グループの発生回数とエラー率とエラ
ー発生時の通信速度とをパラメータとして次の通信速度
を選択する通信速度選択テーブルを記憶手段に記憶し、
再送要求グループの発生回数、エラー率及びエラー発生
時の通信速度に基づいて、当該記憶手段の通信速度選択
テーブルを参照して次の通信速度を選択するので、回線
状況に応じて現在送信中の画情報の送信速度をより一層
適切にかつ速やかに選択することができ、通信時間が不
必要に長くなることをより一層防止することができると
ともに、現在送信中の画情報をより一層適切に送信する
ことができる。
【0093】請求項5記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、再送要求グループの発生回数とエラー率とエラ
ー発生時の通信速度とをパラメータとして次の通信速度
及び誤りフレームの訂正の終了を選択する通信速度選択
テーブルを記憶手段に記憶し、再送要求グループの発生
回数、エラー率及びエラー発生時の通信速度に基づい
て、当該記憶手段の通信速度選択テーブルを参照して次
の通信速度または誤りフレームの訂正の終了を選択する
ので、回線状況に応じて現在送信中の画情報の送信速度
あるいは誤りフレームの訂正の終了をより一層適切にか
つ速やかに選択することができるとともに、より一層高
速に画情報を送信することができ、通信時間が不必要に
長くなることをより一層防止することができるととも
に、現在送信中の画情報をより一層適切に送信すること
とができる。
【0094】請求項6記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、複数種類の通信速度選択テーブルを記憶手段に
記憶し、選択手段で選択された通信速度選択テーブルに
基づいて次の通信速度または誤りフレームの訂正の終了
を選択するので、ファクシミリ装置のオペレータが、例
えば、通信速度を重視するかあるいは画情報送信の確実
性を重視するか等に応じて通信速度選択テーブルを選択
し、当該選択した通信速度選択テーブルに基づいて再送
要求があった際の次の通信速度または誤りフレームの訂
正の終了を選択して、オペレータの意図する送信状態で
画情報を送信することができ、ファクシミリ装置の利用
性をより一層向上させることができる。
【0095】請求項7記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ファクシミリ装置の備える複数の通信速度のう
ち、最低通信速度でエラーが発生して、誤りフレームの
訂正の終了を選択すると、一旦呼を切断した後、再発呼
するので、最低の通信速度でもフォールバックが必要と
なる場合に、再発呼を行って、通信速度が異常に長くな
ることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置のブロック構成図。
【図2】図1のシステム制御部のRAM等に格納されて
いる通信速度選択テーブルの一例を示す図。
【図3】図1のシステム制御部のRAM等に格納されて
いる通信速度選択テーブルの他の例を示す図。
【図4】図1のファクシミリ装置によるエラー訂正を伴
う通信処理を示すフローチャート。
【図5】図4の通信処理の続きの処理を示すフローチャ
ート。
【図6】図5の通信速度/動作モード選択処理の詳細な
処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 システム制御部 3 記憶部 4 圧縮・伸長部 5 モデム 6 NCU 7 電話機 8 操作・表示部 9 読取部 10 書込部 11 バス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信用画情報を複数のフレームからなるブ
    ロックに分割し、前記フレーム毎に複数備えた通信速度
    のうち所定の通信速度で送信するとともに、誤り訂正機
    能を備えたファクシミリ装置において、前記送信した1
    ブロックのフレーム数を計数する計数手段と、前記同一
    のブロックに対して再送要求を所定の回数受信したとき
    の再送フレーム数と当該ブロックのフレーム数からエラ
    ー率を算出するエラー率算出手段と、前記再送要求を受
    信した際、前記エラー率算出手段の算出した前記エラー
    率と当該エラーの発生した際の通信速度に基づいて次の
    通信速度を選択する通信速度選択手段と、を備えたこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】送信用画情報を複数のフレームからなるブ
    ロックに分割し、前記フレーム毎に複数備えた通信速度
    のうち所定の通信速度で送信するとともに、誤り訂正機
    能を備えたファクシミリ装置において、前記同一のブロ
    ックに対して再送要求を所定の回数受信したことを再送
    要求グループとして当該再送要求グループの発生回数を
    計数する再送要求グループ発生回数計数手段と、前記再
    送要求を受信した際、前記再送要求グループ発生回数計
    数手段の計数した前記再送要求グループ数に基づいて次
    の通信速度を選択する通信速度選択手段と、を備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】送信用画情報を複数のフレームからなるブ
    ロックに分割し、前記フレーム毎に複数備えた通信速度
    のうち所定の通信速度で送信するとともに、誤り訂正機
    能を備えたファクシミリ装置において、前記送信した1
    ブロックのフレーム数を計数する計数手段と、前記同一
    のブロックに対して再送要求を所定回数受信したときの
    再送フレーム数と当該ブロックのフレーム数からエラー
    率を算出するエラー率算出手段と、前記同一のブロック
    に対して再送要求を所定回数受信したことを再送要求グ
    ループとして当該再送要求グループの発生した回数を計
    数する再送要求グループ発生回数計数手段と、前記再送
    要求を受信した際、前記エラー率算出手段の算出した前
    記エラー率と当該エラーの発生した際の通信速度と前記
    再送要求グループ発生回数計数手段の計数した前記再送
    要求グループ数に基づいて次の通信速度を選択する通信
    速度選択手段と、を備えたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  4. 【請求項4】前記ファクシミリ装置は、前記再送要求グ
    ループの発生回数と前記エラー率とエラー発生時の通信
    速度とをパラメータとして次の通信速度を選択する通信
    速度選択テーブルを記憶する記憶手段を、さらに備え、
    前記通信速度選択手段は、前記再送要求グループの発生
    回数、前記エラー率及び前記エラー発生時の通信速度に
    基づいて、前記記憶手段の前記通信速度選択テーブルを
    参照して次の通信速度を選択することを特徴とする請求
    項3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】前記ファクシミリ装置は、前記再送要求グ
    ループの発生回数と前記エラー率とエラー発生時の通信
    速度とをパラメータとして次の通信速度及び誤りフレー
    ムの訂正の終了を選択する通信速度選択テーブルを記憶
    する記憶手段を、さらに備え、前記通信速度選択手段
    は、前記再送要求グループの発生回数、前記エラー率及
    び前記エラー発生時の通信速度に基づいて、前記記憶手
    段の前記通信速度選択テーブルを参照して次の通信速度
    または前記誤りフレームの訂正の終了を選択することを
    特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】前記記憶手段は、複数種類の前記通信速度
    選択テーブルを記憶し、前記ファクシミリ装置は、前記
    複数種類の通信速度選択テーブルの一つを選択する選択
    手段を、さらに備え、前記通信速度選択手段は、前記選
    択手段で選択された前記通信速度選択テーブルに基づい
    て前記次の通信速度または前記誤りフレームの訂正の終
    了を選択することを特徴とする請求項4または請求項5
    記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】前記通信速度選択手段は、前記ファクシミ
    リ装置の備える前記複数の通信速度のうち、最低通信速
    度でエラーが発生して、前記誤りフレームの訂正の終了
    を選択すると、一旦呼を切断した後、再発呼することを
    特徴とする請求項5または請求項6記載のファクシミリ
    装置。
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