JPH04352648A - キャップと容器の密封構造 - Google Patents
キャップと容器の密封構造Info
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- JPH04352648A JPH04352648A JP3117379A JP11737991A JPH04352648A JP H04352648 A JPH04352648 A JP H04352648A JP 3117379 A JP3117379 A JP 3117379A JP 11737991 A JP11737991 A JP 11737991A JP H04352648 A JPH04352648 A JP H04352648A
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- cap
- container
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
- B65D41/3404—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with ratchet-and-pawl mechanism between the container and the closure skirt or the tamper element
- B65D41/3409—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with ratchet-and-pawl mechanism between the container and the closure skirt or the tamper element the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器口部に固定した薄
肉金属製のキャップが、これを回転することにより上下
に分離され、キャップ下部を容器口部に残してキャップ
上部が容器口部から着脱できるようにした、いわゆるピ
ルファープルーフ式のキャップと容器の密封構造に関す
るものである。
肉金属製のキャップが、これを回転することにより上下
に分離され、キャップ下部を容器口部に残してキャップ
上部が容器口部から着脱できるようにした、いわゆるピ
ルファープルーフ式のキャップと容器の密封構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピルファープルーフ式のキャップ
と容器の密封構造として、図5から図7に示すものが知
られている。この密封構造では、容器100の口部10
1はその外周に上端側からねじ部102と容器100の
外周から突出する段部104を備えている。キャップ2
00は、円形の頂板部201と、この頂板部201の周
縁から垂下する円筒状の側胴部202と、前記頂板部2
01の裏面に配設されたパッキン208とからなり、側
胴部202はその上端側に内方に突出したパッキン固定
溝203を有し、さらにその下方に切口205とブリッ
ジ206を交互に形成した脆弱な分離部204を周方向
に備えている。
と容器の密封構造として、図5から図7に示すものが知
られている。この密封構造では、容器100の口部10
1はその外周に上端側からねじ部102と容器100の
外周から突出する段部104を備えている。キャップ2
00は、円形の頂板部201と、この頂板部201の周
縁から垂下する円筒状の側胴部202と、前記頂板部2
01の裏面に配設されたパッキン208とからなり、側
胴部202はその上端側に内方に突出したパッキン固定
溝203を有し、さらにその下方に切口205とブリッ
ジ206を交互に形成した脆弱な分離部204を周方向
に備えている。
【0003】この密封構造では、キャップ200は容器
口部101に装着され、パッキン208を容器100の
上端面に押し付けた状態で、容器口部101のねじ部1
02に対向する部分と段部104の直下に対向する部分
に巻締め機のローラ(図示せず)を押し当て、ねじ山1
03に係合するらせん溝207と段部104の下縁部に
係合する溝209を形成して容器口部101を密封する
。
口部101に装着され、パッキン208を容器100の
上端面に押し付けた状態で、容器口部101のねじ部1
02に対向する部分と段部104の直下に対向する部分
に巻締め機のローラ(図示せず)を押し当て、ねじ山1
03に係合するらせん溝207と段部104の下縁部に
係合する溝209を形成して容器口部101を密封する
。
【0004】容器口部101に固定されたキャップ20
0は、これを反時計回り方向に回転すると、連結部20
4のブリッジ206が上下に引き裂かれ、連結部204
より下のキャップ下部211は容器100に残り、その
上のキャップ上部210だけが容器口部101から着脱
可能となる。
0は、これを反時計回り方向に回転すると、連結部20
4のブリッジ206が上下に引き裂かれ、連結部204
より下のキャップ下部211は容器100に残り、その
上のキャップ上部210だけが容器口部101から着脱
可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記密
封構造では、容器100を回収して再利用するためにキ
ャップ下部211を取り除こうとしても、溝209が段
部104の下縁部に係合しているため、簡単に除去でき
ないという問題点を有していた。すなわち、キャップ2
00は一般にアルミニウムで形成されているため、指で
簡単に引き裂くこともできず、また無理に指で引き裂こ
うとすれは怪我をする危険性があった。また、キャップ
200と容器100との隙間が狭く、ペンチ等の先端が
キャップの裏面に係らず、無理に行なうと瓶を損傷する
危険性があった。さらに、キャップ下部211に上下方
向のミシン目を入れ、このミシン目に沿って引き裂くよ
うにしても、キャップ下部211の丈が長いものでは途
中で裂け目がミシン目から外れたり曲がったりして、最
後まで奇麗に裂くことができなかった。
封構造では、容器100を回収して再利用するためにキ
ャップ下部211を取り除こうとしても、溝209が段
部104の下縁部に係合しているため、簡単に除去でき
ないという問題点を有していた。すなわち、キャップ2
00は一般にアルミニウムで形成されているため、指で
簡単に引き裂くこともできず、また無理に指で引き裂こ
うとすれは怪我をする危険性があった。また、キャップ
200と容器100との隙間が狭く、ペンチ等の先端が
キャップの裏面に係らず、無理に行なうと瓶を損傷する
危険性があった。さらに、キャップ下部211に上下方
向のミシン目を入れ、このミシン目に沿って引き裂くよ
うにしても、キャップ下部211の丈が長いものでは途
中で裂け目がミシン目から外れたり曲がったりして、最
後まで奇麗に裂くことができなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するためになされたもので、本発明にかかるキャップ
と容器の密封構造にあっては、キャップ(11)は、キ
ャップ上部(18)とキャップ下部(20)との間に周
方向に連続した分離部(15)を有し、容器は、その口
部外周に、上端部より、ねじ山(3)、膨出部(4)、
この膨出部(4)の高さとほぼ同一の高さを有し、キャ
ップ閉方向に対向する面(9)を緩やかな斜面とし、キ
ャップ開方向に対向する面(10)が急勾配の係合面と
した少なくとも一つのストッパ(7)を有し、前記容器
口部(2)に前記キャップ(11)を装着し、前記キャ
ップ上部(18)を前記ねじ山(3)に沿って押圧変形
してねじ部(22)を形成し、前記キャップ下部(20
)の前記ストッパ(7)が位置する高さ部分を全周に亘
り押圧変形して内方に突出する係合部(23)を形成し
て密封している。
決するためになされたもので、本発明にかかるキャップ
と容器の密封構造にあっては、キャップ(11)は、キ
ャップ上部(18)とキャップ下部(20)との間に周
方向に連続した分離部(15)を有し、容器は、その口
部外周に、上端部より、ねじ山(3)、膨出部(4)、
この膨出部(4)の高さとほぼ同一の高さを有し、キャ
ップ閉方向に対向する面(9)を緩やかな斜面とし、キ
ャップ開方向に対向する面(10)が急勾配の係合面と
した少なくとも一つのストッパ(7)を有し、前記容器
口部(2)に前記キャップ(11)を装着し、前記キャ
ップ上部(18)を前記ねじ山(3)に沿って押圧変形
してねじ部(22)を形成し、前記キャップ下部(20
)の前記ストッパ(7)が位置する高さ部分を全周に亘
り押圧変形して内方に突出する係合部(23)を形成し
て密封している。
【0007】
【作用】前記密封構造によれば、キャップ(11)は、
そのキャップ上部(18)を握って開方向(矢印X方向
)に回転すると、キャップ上部(18)がねじ山(3)
に沿って回転しようとするが、キャップ下部(20)は
係合部(23)がストッパ(7)の係合面(10)に当
接して回転が規制されると共に、前記係合部(23)が
膨出部(4)の下縁部に係合して上方への移動が規制さ
れる。その結果、キャップ上部(18)とキャップ下部
(20)の境界に位置する分離部(15)に引張力が働
き、この分離部(15)で上下に引き裂かれて、キャッ
プ上部(18)が容器口部(2)から着脱自在となる。 容器口部(2)に残ったキャップ下部(20)は、これ
をキャップ閉方向(矢印Y方向)に回転すると、係合部
(23)がストッパ(7)の緩斜面(9)を摺動しなが
ら外方に押し出されて無くなり、容器口部(2)から外
すことが可能となる。
そのキャップ上部(18)を握って開方向(矢印X方向
)に回転すると、キャップ上部(18)がねじ山(3)
に沿って回転しようとするが、キャップ下部(20)は
係合部(23)がストッパ(7)の係合面(10)に当
接して回転が規制されると共に、前記係合部(23)が
膨出部(4)の下縁部に係合して上方への移動が規制さ
れる。その結果、キャップ上部(18)とキャップ下部
(20)の境界に位置する分離部(15)に引張力が働
き、この分離部(15)で上下に引き裂かれて、キャッ
プ上部(18)が容器口部(2)から着脱自在となる。 容器口部(2)に残ったキャップ下部(20)は、これ
をキャップ閉方向(矢印Y方向)に回転すると、係合部
(23)がストッパ(7)の緩斜面(9)を摺動しなが
ら外方に押し出されて無くなり、容器口部(2)から外
すことが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1は容器本体1の口部2と、この口
部2に固定するキャップ11を示す。前記口部2の外周
には、上端側から、螺旋状のねじ山3、膨出部4、ビー
ド部5が形成され、前記膨出部4は中段よりも下部4b
がテーパを付けて上部4aよりも極僅かに拡径してあり
、前記ビード部5は膨出部4とほぼ同径としてある。 また、前記膨出部4とビード部5の間に形成された溝部
6には、外方に突出する複数のストッパ7が形成され、
その先端8は膨出部4とビード部5の外周面にほぼ一致
させてあり、キャップ閉方向(矢印Y方向)に対向する
面9が緩斜面(9)、キャップ開方向(矢印X方向)と
対向する面10が容器本体1の外周からほぼ垂直に立ち
上がった急勾配の係合面(10)としてある。なお、ス
トッパ7は複数である必要はなく、少なくとも一つ有れ
ばよい。また、前記膨出部4は下部4bにテーパを付け
るものとしたが、テーパの無いストレート形状でもよい
。
ついて説明する。図1は容器本体1の口部2と、この口
部2に固定するキャップ11を示す。前記口部2の外周
には、上端側から、螺旋状のねじ山3、膨出部4、ビー
ド部5が形成され、前記膨出部4は中段よりも下部4b
がテーパを付けて上部4aよりも極僅かに拡径してあり
、前記ビード部5は膨出部4とほぼ同径としてある。 また、前記膨出部4とビード部5の間に形成された溝部
6には、外方に突出する複数のストッパ7が形成され、
その先端8は膨出部4とビード部5の外周面にほぼ一致
させてあり、キャップ閉方向(矢印Y方向)に対向する
面9が緩斜面(9)、キャップ開方向(矢印X方向)と
対向する面10が容器本体1の外周からほぼ垂直に立ち
上がった急勾配の係合面(10)としてある。なお、ス
トッパ7は複数である必要はなく、少なくとも一つ有れ
ばよい。また、前記膨出部4は下部4bにテーパを付け
るものとしたが、テーパの無いストレート形状でもよい
。
【0009】キャップ11は、前記膨出部4よりも僅か
に大径の頂板部13、この頂板部13の周縁から垂下す
る側胴部14とからなるキャップ本体12と、前記頂板
部13の裏面に配設されたパッキン24(図2参照)と
からなり、側胴部14の略中段に切口16とブリッジ1
7を交互に形成した分離部15が形成され、この分離部
15よりも上のキャップ上部18に複数の滑り止め19
、前記分離部15よりも下のキャップ下部20に上下方
向に伸びる複数の弱化線部21が等間隔に形成されてい
る。なお、前記弱化線部21は、その線に沿った切口、
または薄肉部とする。
に大径の頂板部13、この頂板部13の周縁から垂下す
る側胴部14とからなるキャップ本体12と、前記頂板
部13の裏面に配設されたパッキン24(図2参照)と
からなり、側胴部14の略中段に切口16とブリッジ1
7を交互に形成した分離部15が形成され、この分離部
15よりも上のキャップ上部18に複数の滑り止め19
、前記分離部15よりも下のキャップ下部20に上下方
向に伸びる複数の弱化線部21が等間隔に形成されてい
る。なお、前記弱化線部21は、その線に沿った切口、
または薄肉部とする。
【0010】前記キャップ11は容器口部2に外装され
、キャップ上端部を上方から押圧してパッキン24を口
部2の上端面に押し当て、図2に示すように、図示しな
い巻締め機のローラをキャップ上部18に押し付けてね
じ山3に沿ったねじ部22を形成し、また前記ローラを
キャップ下部20に押し付けて溝部6に沿って内方に突
出する係合部23を形成して密封される。このとき、キ
ャップ下部20に設けた弱化線部21によって、弱化線
部21で区切られた領域はそれぞれ独自に変形し、隣接
する領域からの影響を受けることがないので、図3に示
すように、係合部23は一様に溝6の底部まで入り込む
。なお、図3では、弱化線部21の記載は省略してある
。
、キャップ上端部を上方から押圧してパッキン24を口
部2の上端面に押し当て、図2に示すように、図示しな
い巻締め機のローラをキャップ上部18に押し付けてね
じ山3に沿ったねじ部22を形成し、また前記ローラを
キャップ下部20に押し付けて溝部6に沿って内方に突
出する係合部23を形成して密封される。このとき、キ
ャップ下部20に設けた弱化線部21によって、弱化線
部21で区切られた領域はそれぞれ独自に変形し、隣接
する領域からの影響を受けることがないので、図3に示
すように、係合部23は一様に溝6の底部まで入り込む
。なお、図3では、弱化線部21の記載は省略してある
。
【0011】このようにして容器口部2に固定されたキ
ャップ11は、キャップ上部18を握って開方向(矢印
X方向)に回転すると、キャップ上部18のねじ部22
がねじ山3に沿って移動しようとするが、図3に示すよ
うに、キャップ下部20は係合部23がストッパ7の係
合面10に当接して回転が規制されると同時に、係合部
23が膨出部4によって上方への移動が規制される。そ
の結果、分離部15のブリッジ17に上下方向の引張力
が働いてこの部分(ブリッジ17)が引き裂かれ、キャ
ップ上部18は開方向(矢印X方向)への回転が自由と
なり、以後着脱自在となる。一方、キャップ下部20は
、係合部23が溝部6に係合しているために、容器本体
1に留まる。
ャップ11は、キャップ上部18を握って開方向(矢印
X方向)に回転すると、キャップ上部18のねじ部22
がねじ山3に沿って移動しようとするが、図3に示すよ
うに、キャップ下部20は係合部23がストッパ7の係
合面10に当接して回転が規制されると同時に、係合部
23が膨出部4によって上方への移動が規制される。そ
の結果、分離部15のブリッジ17に上下方向の引張力
が働いてこの部分(ブリッジ17)が引き裂かれ、キャ
ップ上部18は開方向(矢印X方向)への回転が自由と
なり、以後着脱自在となる。一方、キャップ下部20は
、係合部23が溝部6に係合しているために、容器本体
1に留まる。
【0012】キャップ下部20を容器から外す場合、キ
ャップ閉方向(矢印Y方向)に回転する。これにより、
図4に示すように、係合部23はストッパ7の緩斜面9
を摺動しながら外側に広がり、図示するように、2つの
ストッパ7を等間隔に配置したものでは、キャップ下部
20をほぼ180°回転することにより係合部23はほ
ぼ無くなり、キャップ下部20はほぼ図1に示す形状に
復帰する。したがって、以後はキャップ下部20はこれ
を持ち上げて容易に容器口部2から外すことができる。
ャップ閉方向(矢印Y方向)に回転する。これにより、
図4に示すように、係合部23はストッパ7の緩斜面9
を摺動しながら外側に広がり、図示するように、2つの
ストッパ7を等間隔に配置したものでは、キャップ下部
20をほぼ180°回転することにより係合部23はほ
ぼ無くなり、キャップ下部20はほぼ図1に示す形状に
復帰する。したがって、以後はキャップ下部20はこれ
を持ち上げて容易に容器口部2から外すことができる。
【0013】なお、本実施例のように、キャップ下部2
0に弱化線部21を設けると、キャップ下部20を回転
する力がより少なくて済む。また、弱化線部21が無い
場合、ストッパ7によって係合部23のある部分が外方
に広がると、別の部分は内方に再度変形しようとする力
が働くが、前記弱化線部21を設けることによってその
影響を解消することができ、一度広げられた部分が再び
内方に変形するということがなくなる。このように、弱
化線部21を設けることによって種々のメリットを奏す
るは明らかであるが、この弱化線部21は必ずしも必要
なものでなく、無くてもキャップ下部20を容器口部2
から外すことが可能なことは勿論である。
0に弱化線部21を設けると、キャップ下部20を回転
する力がより少なくて済む。また、弱化線部21が無い
場合、ストッパ7によって係合部23のある部分が外方
に広がると、別の部分は内方に再度変形しようとする力
が働くが、前記弱化線部21を設けることによってその
影響を解消することができ、一度広げられた部分が再び
内方に変形するということがなくなる。このように、弱
化線部21を設けることによって種々のメリットを奏す
るは明らかであるが、この弱化線部21は必ずしも必要
なものでなく、無くてもキャップ下部20を容器口部2
から外すことが可能なことは勿論である。
【0014】前記実施例では、ストッパ7の先端8は膨
出部4の高さとほぼ同一にしたが、膨出部4から僅かに
突出するようにしてもよい。この場合、ストッパ7によ
って係合部23の部分が膨出部4よりも大径に押し広げ
られるので、ストッパ下部20をより簡単に外すことが
できる。
出部4の高さとほぼ同一にしたが、膨出部4から僅かに
突出するようにしてもよい。この場合、ストッパ7によ
って係合部23の部分が膨出部4よりも大径に押し広げ
られるので、ストッパ下部20をより簡単に外すことが
できる。
【0015】また、前記実施例では、膨出部4の下にビ
ード部5を設けた容器を例にとって説明したが、ビード
部5の無い容器にあっても本発明は適用することができ
る。この場合も、ストッパ7は同様に形成し、キャップ
11は前記ストッパ7が位置する高さ部分を全周に亘っ
て内側に変形させればよい。
ード部5を設けた容器を例にとって説明したが、ビード
部5の無い容器にあっても本発明は適用することができ
る。この場合も、ストッパ7は同様に形成し、キャップ
11は前記ストッパ7が位置する高さ部分を全周に亘っ
て内側に変形させればよい。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る容器とキャップの密封構造では、分離部よりも下の
キャップ下部はペンチ、ニッパ等の工具を使用すること
なく簡単に手で容器から外すことができるし、取り外し
の際に怪我をすることもなく安全なうえ、容器を傷付け
ることもないので、容器の再生効率が上がる。また、キ
ャップ下部に脆弱部を設けることによって、係合部が確
実に形成され、この係合部と膨出部との係合が確実とな
るし、係合部を外方に広げるときも、全周に亘って簡単
かつ一様に広げることができる。
係る容器とキャップの密封構造では、分離部よりも下の
キャップ下部はペンチ、ニッパ等の工具を使用すること
なく簡単に手で容器から外すことができるし、取り外し
の際に怪我をすることもなく安全なうえ、容器を傷付け
ることもないので、容器の再生効率が上がる。また、キ
ャップ下部に脆弱部を設けることによって、係合部が確
実に形成され、この係合部と膨出部との係合が確実とな
るし、係合部を外方に広げるときも、全周に亘って簡単
かつ一様に広げることができる。
【図1】 容器口部と装着前のキャップの斜視図であ
る。
る。
【図2】 容器口部にキャップを固定した状態を示す
半部切欠正面図である。
半部切欠正面図である。
【図3】 図2のA−A線断面図である。
【図4】 係合段部が広げられる状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図5】 従来の容器口部の正面図である。
【図6】 従来のキャップの半部切欠正面図である。
【図7】 従来のキャップ装着状態を示す半部切欠正
面図である。
面図である。
1…容器本体 2…口部
3…ねじ山 5…膨出部 6…ビード部
7…ストッパ 9…緩斜面 10…急斜面
11…キャップ 12…キャップ本体 15…分離部
18…キャップ上部
3…ねじ山 5…膨出部 6…ビード部
7…ストッパ 9…緩斜面 10…急斜面
11…キャップ 12…キャップ本体 15…分離部
18…キャップ上部
Claims (2)
- 【請求項1】 容器口部(2)に固定した薄肉金属製
のキャップ(11)が、これを回転することにより上下
に分離され、キャップ下部(20)を容器口部(2)に
残してキャップ上部(18)が容器口部(2)から着脱
できるようにしたキャップ(11)と容器の密封構造に
おいて、前記キャップ(11)は、前記キャップ上部(
18)とキャップ下部(20)との間に周方向に連続し
た分離部(15)を有し、前記容器は、その口部外周に
、上端部より、ねじ山(3)、膨出部(4)、この膨出
部(4)の高さとほぼ同一の高さを有し、キャップ閉方
向に対向する面(9)を緩やかな斜面とし、キャップ開
方向に対向する面(10)が急勾配の係合面とした少な
くとも一つのストッパ(7)を有し、前記容器口部(2
)に前記キャップ(11)を装着し、前記キャップ上部
(18)を前記ねじ山(3)に沿って押圧変形してねじ
部(22)を形成し、前記キャップ下部(20)の前記
ストッパ(7)が位置する高さ部分を全周に亘り押圧変
形して内方に突出する係合部(23)を形成して密封し
たことを特徴とするキャップと容器の密封構造。 - 【請求項2】 前記キャップ下部(20)に、前記係
合部(23)を上下に横切る複数の脆弱部(21)が形
成されていることを特徴とする請求項1のキャップと容
器の密封構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117379A JPH0714730B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | キャップと容器の密封構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117379A JPH0714730B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | キャップと容器の密封構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04352648A true JPH04352648A (ja) | 1992-12-07 |
JPH0714730B2 JPH0714730B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=14710195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3117379A Expired - Fee Related JPH0714730B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | キャップと容器の密封構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714730B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0891403A (ja) * | 1994-09-27 | 1996-04-09 | Shibasaki Seisakusho:Kk | 閉止装置 |
EP3409609A1 (en) * | 2017-05-31 | 2018-12-05 | Uchiyama Manufacturing Corp. | Screw cap for beverage bottle and processing method |
EP3409608A1 (en) * | 2017-05-31 | 2018-12-05 | Uchiyama Manufacturing Corp. | Screw cap for beverage bottle |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP3117379A patent/JPH0714730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0891403A (ja) * | 1994-09-27 | 1996-04-09 | Shibasaki Seisakusho:Kk | 閉止装置 |
EP3409609A1 (en) * | 2017-05-31 | 2018-12-05 | Uchiyama Manufacturing Corp. | Screw cap for beverage bottle and processing method |
EP3409608A1 (en) * | 2017-05-31 | 2018-12-05 | Uchiyama Manufacturing Corp. | Screw cap for beverage bottle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0714730B2 (ja) | 1995-02-22 |
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