JPH0435050Y2 - - Google Patents

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JPH0435050Y2
JPH0435050Y2 JP2659088U JP2659088U JPH0435050Y2 JP H0435050 Y2 JPH0435050 Y2 JP H0435050Y2 JP 2659088 U JP2659088 U JP 2659088U JP 2659088 U JP2659088 U JP 2659088U JP H0435050 Y2 JPH0435050 Y2 JP H0435050Y2
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JP
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tightening nut
insertion hole
collet
chuck body
circumferential surface
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はドリル等の切削工具用のチヤツクに用
いられる締付ナツト装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種のチヤツクとして実公昭42−13748
号公報、実公昭56−7366号公報等が知られてい
る。
第3図、第4図は従来構造例、第5図は他の従
来構造例を示し、1はチヤツク本体であつて、チ
ヤツク本体1の後部は図外の工作機械の主軸に装
着され、チヤツク本体1の前部外周面に雄ねじ1
aを形成し、締付ナツト2後部内周面に雄ねじ1
aに螺着可能な雌ねじ2aを形成し、チヤツク本
体1内周面に奥細りのテーパ面1bを形成してい
る。
3はコレツトであつて、円筒状部材に交互に前
後方向より複数個の割溝3aを形成するとともに
前後部両外周面に先細状のテーパ外面3b,3
c、中程部に係止周溝3dを形成したものであ
る。
4は圧接リングであつて、締付ナツト1前部内
に設けられ、圧接リング4の前側内周面に前記テ
ーパ外面3bに嵌合可能なテーパ内面4aを形成
するとともに前記係止周溝3dに係止可能な係止
突部4bを形成したものである。
5,6は環状溝であつて、締付ナツト2内周面
及び圧接リング4外周面夫々に形成され、両環状
溝5,6間に複数個のボール7の通路が形成され
ている。
8は挿入穴であつて、締付ナツト2の半径方向
にして前記両環状溝5,6間に連通状態で形成さ
れ、第3,4図の従来構造にあつては挿入穴8に
閉塞ボール9を螺着し、第5図の他の従来構造に
あつては挿入穴8に閉塞ピン10を圧入してい
る。
しかしてコレツト3内にドリル等の切削工具C
を挿入し、締付ナツト2を締付回動すると締付ナ
ツト2はチヤツク本体1側に移動し、両環状溝
5,6とボール7との係合作用で圧接リング4の
テーパ内面4aはコレツト3のテーパ外面3bを
圧接し、ボール7の転動作用により圧接リング4
は回転せずに圧接し、テーパ内面1bとテーパ外
面3c及びテーパ内面4aとテーパ外面3bとの
圧接作用によりコレツト3は縮径して切削工具C
を保持し得、また締付ナツト2を弛緩回動すると
締付ナツト2及び圧接リング4は外向きに移動
し、コレツト3は拡径して切削工具Cを釈放し得
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来構造の場合、複数個のボ
ール7を環状溝5,6間に挿入する挿入穴8の閉
塞は、閉塞ボルト9の螺着や閉塞ピン10の圧入
により成しているが、閉塞ボルト9の螺着による
と締付ナツト2の肉厚を厚くしなければならない
という制約を受けて重量化し、高速精密回転には
不向きとなり、また閉塞ピン10の圧入によると
チヤツク本体1の肉厚は薄くできるものの閉塞ピ
ン10の抜き外れのおそれがあり、ボール7が挿
入穴8より離脱する危険があるという不都合を有
している。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこれらの不都合を解決することを目的
とするもので、その要旨は、チヤツク本体に螺着
可能な締付ナツトと該締付ナツト内に設けられて
コレツトに圧接可能な圧接リングとよりなり、該
締付ナツト内周面及び該圧接リング外周面夫々に
環状溝を形成し、かつ該締付ナツトに前記両環状
溝間に複数個のボールを嵌挿可能な挿入穴を形成
した締付ナツト装置において、上記締付ナツトの
外周面に上記挿入穴を閉塞可能なカバー部材を被
嵌して構成したことを特徴とする締付ナツト装置
にある。
〔作用〕 カバー部材を締付ナツトの外周面に被嵌すると
挿入穴は閉塞され、ボールの離脱が防止される。
〔実施例〕
第1図、第2図は本考案の実施例を示してお
り、符号は前記第3図乃至第5図の従来構造と同
一態様部分には同符号を付し、説明を省略する。
11はカバー部材であつて、内穴12を有する
薄肉円筒状に形成され、挿入穴8に止着ピン13
を挿入し、締付ナツト2の外周面に嵌挿して後縁
部をかしめ加工している。
この実施例は上記構成であるから、カバー部材
11を締付ナツト2の外周面に被嵌することによ
り挿入穴8を閉塞でき、ボール7の離脱を防止で
き、締付ナツト2の肉厚tを薄くできそれだけ軽
量化でき、高速回転に適するものにできる。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く、カバー部材を締付ナツト
の外周面に被嵌することにより挿入穴を閉塞で
き、ボールの離脱を防止でき、締付ナツトの肉厚
を薄くできそれだけ軽量化でき、高速回転に適す
るものにできる。
以上、所期の目的を充分発揮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は部分断面図、第2図はその正面図、第3図は従
来構造の断面図、第4図はそのコレツトの平面
図、第5図は他の従来構造の断面図である。 1……チヤツク本体、2……締付ナツト、3…
…コレツト、4……圧接リング、5,6……環状
溝、7……ボール、8……挿入穴、11……カバ
ー部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チヤツク本体に螺着可能な締付ナツトと該締付
    ナツト内に設けられてコレツトに圧接可能な圧接
    リングとよりなり、該締付ナツト内周面及び該圧
    接リング外周面夫々に環状溝を形成し、かつ該締
    付ナツトに前記両環状溝間に複数個のボールを嵌
    挿可能な挿入穴を形成した締付ナツト装置におい
    て、上記締付ナツトの外周面に上記挿入穴を閉塞
    可能なカバー部材を被嵌して構成したことを特徴
    とする締付ナツト装置。
JP2659088U 1988-02-29 1988-02-29 Expired JPH0435050Y2 (ja)

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JP2659088U JPH0435050Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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JP2659088U JPH0435050Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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JPH01132308U JPH01132308U (ja) 1989-09-08
JPH0435050Y2 true JPH0435050Y2 (ja) 1992-08-20

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JP2659088U Expired JPH0435050Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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JP5526655B2 (ja) * 2009-08-20 2014-06-18 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置

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JPH01132308U (ja) 1989-09-08

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