JPS64241Y2 - - Google Patents

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JPS64241Y2
JPS64241Y2 JP1984099418U JP9941884U JPS64241Y2 JP S64241 Y2 JPS64241 Y2 JP S64241Y2 JP 1984099418 U JP1984099418 U JP 1984099418U JP 9941884 U JP9941884 U JP 9941884U JP S64241 Y2 JPS64241 Y2 JP S64241Y2
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JP
Japan
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flange
nut
chuck
tightening
sleeve
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984099418U
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English (en)
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JPS6116203U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9941884U priority Critical patent/JPS6116203U/ja
Priority to GB08509290A priority patent/GB2162098B/en
Priority to DE19853517246 priority patent/DE3517246A1/de
Priority to IT8521310A priority patent/IT1200650B/it
Priority to FR8509918A priority patent/FR2566689B1/fr
Publication of JPS6116203U publication Critical patent/JPS6116203U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS64241Y2 publication Critical patent/JPS64241Y2/ja
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  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) この考案はエンドミルとかドリルなどの工具を
掴持するためのチヤツクに関する。
(従来技術) この種の従来技術としては、本出願人が過去に
提案した実開昭58−143107号や実開昭58−143108
号のものがある。この従来技術は一口で云えばこ
の考案の実施例を示す図面中の補強ナツトを除い
た構造がそれに該当する。
したがつてこの従来技術をこの考案の実施例図
面の第1図を借りて説明すれば次のとおりであ
る。
チヤツク本体1は、そのほぼ中央部にあつて外
周側に突出する鍔部2と、該鍔部の一端側にあつ
て軸方向に延びるシヤンク部3と、該鍔部の他端
側にあつて同じく軸方向に延びる工具嵌着用スリ
ーブ部4とからなる。工具嵌着用スリーブ部4の
断面構造は上記刊行物に示すように種々のものが
あり、要するにその工具嵌着孔5が縮径状態に弾
性変形できるよう該スリーブ部4の全域が、また
はその周方向適当間隔がかなり肉薄に形成されて
いるものである。このスリーブ部4の外周面4a
は軸方向にテーパ面に形成されており、これに対
応して内周面6aがテーパ面に形成された締付け
ナツト6が上記外周面4aに嵌合されるが、この
際両者間に上記テーパ面の母線に対し軸心が傾斜
する姿勢のニードルローラ群7がリテーナ8に保
持されて装入されており、したがつて締付けナツ
ト6を回わすことによつてニードルローラ群7が
リテーナ8と共にスリーブ部4のテーパ外周面4
aを昇り、この結果、締付けナツト6のテーパ内
周面6aによつてスリーブ部4が絞り込み作用を
受けて弾性変形し、その工具嵌着孔5が縮径して
工具を掴持することになる。
この従来技術によれば、上述のようにチヤツク
本体1におけるスリーブ部4がかなり肉薄に形成
されているため、使用中にスリーブ部4が揺振
し、所謂びびり現象を生起し、正確な加工作業に
支障をきたす恐れがあつた。
この従来技術の難点を克服するためには、肉薄
なスリーブ部とこの外周に嵌合される締付けナツ
トと肉厚なチヤツク本体部分たとえば鍔部とを使
用中は一体的に連続した構造となつて一体回転す
ればよいわけで、このために最近になつて第2図
に示すようにチヤツク本体1における鍔部2の端
面に鉄板9と硬質ゴム10とを軸方向に突出して
設け、締付けナツト6の締付け時に該ナツト6の
端面が硬質ゴム10に圧接して、チヤツクの回転
加工時には上記3者が一体的な構造となつて一体
回転し、スリーブ部4の揺振の発生を防止するよ
うにした従来技術が提案されている。
しかしこの最近の従来技術によればスリーブ部
4の弾性変形量を多く取ることができないという
致命的な欠点がある。即ち工具によつてはそのシ
ヤンク部の外径がスリーブ部の内径より小さいた
め、工具を確実に掴持するためには、当然にスリ
ーブ部の弾性縮径量が多くなければならない場合
があるが、上述のように締付けナツト6が硬質ゴ
ム10に当接する構造であると、それ以上のスリ
ーブ部4の弾性変形を期待することができないこ
とになり、これにより工具を掴持できないという
恐れがあつた。
(考案が解決すべき問題点) したがつてこの考案においてはスリーブ部4の
弾性変形量を充分に取ることができ、なおかつ使
用中は肉薄のスリーブ部が締付けナツト及び鍔部
と一体的な構造に近い状態につながつてスリーブ
部の剛性を高めるようにすることを解決すべき問
題点とする。
(問題点を解決するための技術手段) 上記問題点を解決するために、この考案は締付
けナツト6の外周面に補強ナツト11を回転自在
に螺合すると共に、該補強ナツト11をチヤツク
本体1における鍔部2の端面2aに圧接状態に締
付けることができるようにした構成を採用するも
のである。
(作用) 補強ナツト11を鍔部端面2aから軸方向に充
分に後退した状態に締付けナツト6の外周面に位
置させた状態で、まず締付けナツト6を締付ける
ことによつて多小径の相違する工具でも充分に締
付けることができ、しかる後補強ナツト11を鍔
部端面2aに圧接状態に締付けることによつて肉
薄のスリーブ部4は締付けナツト6、補強ナツト
11及び鍔部2と一体的な構造に近い状態につな
がり、これらに補強されて、使用時にスリーブ部
の揺振現象の発生を確実に防止することになる。
(実施例) 第1図は、この考案の一実施例を示すもので、
チヤツク本体1における鍔部2、シヤンク部3及
び工具嵌着用スリーブ部4は従来技術と同じであ
り、補足的に説明すると鍔部2は、自動機に使用
されるようマニユピレータ把持用に形成されてお
り、その一部にチヤツクのスピンドルに対する取
付位置規制用凹陥部12が形成されている。スリ
ーブ部4は、その周方向適当間隔に軸方向に延び
る円孔部4b及びスリツト部4cを形成すること
によつてかなり肉薄になつている。またその外周
面先端部分にシールリング13と抜け止めリング
14が取付けられ、さらに締付けナツト6の内周
面基端部分にも同じくシールリング15と抜け止
めリング16とが取付けられており、これらに規
制されて締付けナツト6及びニードルローラ群7
やリテーナ8がスリーブ部4から脱落することは
ない。締付けナツト6の外周面中央部には該ナツ
トを締付け回転させるための工具孔17が設けら
れ、これにより鍔部2側外周面に雄ねじ部18が
刻設され、一方雄ねじ部18にねじ込まれる雌ね
じ部19を内周面に有する筒胴部20とこれより
縦断面L形状に延び鍔部2の端面2aに圧接する
圧接片部21とからなる補強ナツト11を締付け
ナツト6に嵌合する。この補強ナツト11は締付
けナツト6の締付け許容限界位置においても、な
お鍔部端面2aに向かつて移動できるよう余裕を
もつて締付けナツト6に螺合される。したがつて
締付けナツト6をその工具孔17に差込んだ締付
け工具によつて充分に締付け、しかる後に補強ナ
ツト11をその外周ローレツト面22を手で握つ
て回し、その圧接片部21を鍔部端面2aに圧接
させることによつてこのチヤツクの使用準備は完
了する。
(効果) 工具嵌着用スリーブ部の弾性変形量を充分に
取ることができる。
補強ナツトは鍔部から外周側に突出すること
がなくコンパクトに製作することができる。
補強ナツトの締付け方向をチヤツク、したが
つてスピンドルの回転方向に対し反対方向に合
わせることによつて使用中の振動によつて補強
ナツトが鍔部端面に向かつて締り勝手に働き、
使用中に補強ナツトが弛むことがなく、したが
つてまた最初の締付け時に大きなトルクが要求
されない。
締付けナツトの締付け回転時に補強ナツトに
よつてその回転が阻害されることが全くないか
ら締付けナツトの締付け作業が容易に行うこと
ができる。
補強ナツトは鍔部の前面に設けられ鍔部の外
周側に突出することがないからコンパクトに製
作することができる。
鍔部の外周面には従来と同じようにマニユピ
レータ把持用凹溝を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す縦断正面
図、第2図は従来技術の要部縦断面図である。 1…チヤツク本体、2…鍔部、2a…鍔部端
面、3…シヤンク部、4…工具嵌着用スリーブ
部、6…締付けナツト、7…ニードルローラ群、
11…補強ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼ中央部にあつて外周側に突出する鍔部と、
    該鍔部の一端側にあつて軸方向に延びるシヤンク
    部と、該鍔部の他端側にあつて同じく軸方向に延
    びる工具嵌着用スリーブ部とからなるチヤツク本
    体の上記スリーブ部に、内周面をこのスリーブ部
    のテーパ外周面に対応するテーパ面に形成した締
    付けナツトを、テーパ面の母線に対し軸心が傾斜
    するよう装入したニードルローラ群を介して回動
    自在に外嵌合し、上記スリーブ部の弾性変形によ
    り、これに嵌合される工具を掴持するようにした
    チヤツクにおいて、締付けナツトの外周面に補強
    ナツトを回転自在に螺合すると共に、該補強ナツ
    トをチヤツク本体における鍔部端面に圧接状態に
    締付けることができるようになつていることを特
    徴とするチヤツク。
JP9941884U 1984-06-29 1984-06-29 チヤツク Granted JPS6116203U (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9941884U JPS6116203U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 チヤツク
GB08509290A GB2162098B (en) 1984-06-29 1985-04-11 Chuck assembly
DE19853517246 DE3517246A1 (de) 1984-06-29 1985-05-13 Spannfutter fuer eine werkzeugmaschine
IT8521310A IT1200650B (it) 1984-06-29 1985-06-27 Gruppo mandrino per una macchina utensile
FR8509918A FR2566689B1 (fr) 1984-06-29 1985-06-28 Mandrin pour machine-outil

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9941884U JPS6116203U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 チヤツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6116203U JPS6116203U (ja) 1986-01-30
JPS64241Y2 true JPS64241Y2 (ja) 1989-01-06

Family

ID=14246920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9941884U Granted JPS6116203U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 チヤツク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6116203U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540363U (ja) * 1978-09-07 1980-03-15
JPS5540363A (en) * 1978-09-18 1980-03-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Oil hydraulic control device
JPS5723055U (ja) * 1980-07-15 1982-02-05

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540363U (ja) * 1978-09-07 1980-03-15
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JPS5723055U (ja) * 1980-07-15 1982-02-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6116203U (ja) 1986-01-30

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