JPH04349763A - 情報通信機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】〔発明の目的〕

【０００２】

【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置等の情報通信機器に関する。

【０００３】

【従来の技術】ファクシミリ装置で原稿の送受信を行う
場合、送信側において、原稿を読取センサで読取り、こ
の読取った画像データを受信側に送信し、一方、受信側
において、画像データを受信し、画像データの内容を記
録紙に印字出力するようにしている。

【０００４】ところで、ファクシミリ装置は、送信側か
ら画像データを送信する際、送信日時、送信元名称、送
信元電話番号、送信頁等の送信元情報を１頁毎の画像デ
ータの前に送る機能を備えている。

【０００５】この機能が使用されることにより、受信側
で印字出力される記録紙には、記録紙の先頭部分に送信
元情報が印字表示され、この送信元情報によって送信日
時、送信元名称、送信元電話番号、送信頁等を確認する
ことができる。

【０００６】なお、この送信元情報は、入力設定されて
いないか、入力設定されていても送信しないように選択
設定されている場合には、受信側に対して送信されない
。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】上述のように、送信元
情報は送信元の設定状態により送信されないことがあり
、この場合、受信側では、いつ受信したのか、記録紙が
複数枚印字出力された場合に何頁目の原稿なのかといっ
たことが確認できず、不便であった。

【０００８】また、海外から受信した場合には、送信元
情報に現地時間が表示されるため、受信側で、受信日時
を知りたいときには、表示された現地時間から割り出さ
なければならず、手間がかかる。

【０００９】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、受信時に、受信データ毎についての少なくとも
受信日時を含む受信記録を作成し、この受信記録を受信
データとともに表示出力することができる情報通信機器
を提供することを目的とするものである。

【００１０】〔発明の構成〕

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明は、データを受信
する通信手段と、受信データを表示出力する表示出力手
段と、日時を刻むクロック手段とを備えた情報通信機器
において、受信時に、受信データ毎についての少なくと
も受信日時を含む受信記録を作成する受信記録作成手段
と、この受信記録作成手段で形成された受信記録を前記
表示出力手段に受信データとともに表示出力させる表示
制御手段とを備えたものである。

【００１２】

【作用】本発明では、データを通信手段にて受信し、こ
の受信データを表示出力手段で表示出力する。

【００１３】そして、このデータの受信時に、受信デー
タ毎についての少なくとも受信日時を含む受信記録を作
成し、この受信記録を受信データとともに表示出力手段
で表示出力させる。

【００１４】

【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。

【００１５】図１は情報通信機器としてのファクシミリ
装置のブロック図を示し、１は各部を制御するマイクロ
プロセッサを設けたＣＰＵで、このＣＰＵ１のバスライ
ン２には、プログラムを記憶したＲＯＭ３、通信時のデ
ータや後述する受信記録等を記憶するＲＡＭ４、公衆回
線５との接続制御を行う通信手段としての回線制御部６
、日時を刻むクロック手段７、各種事項を入力するため
の操作部８、各種メッセージを表示する表示部９、受信
データを表示出力する表示出力手段１０とが接続されて
いる。

【００１６】操作部８は、図２に示すように（操作部８
の一部のみ示す）、テンキー１１、受信記録の有無を選
択設定する受信記録設定ボタン１２が設けられている。 また、この操作部８には、表示部９の液晶表示器１３が
設けられているとともに、受信記録の有無の設定状態を
点灯表示する受信記録設定ランプ１４が設けられている
。

【００１７】また、表示出力手段１０は、記録紙に印字
出力するプリンタ、ＣＲＴや液晶表示器等の画面表示に
て構成される。

【００１８】また、ＣＰＵ１は、受信時に、受信データ
毎についての受信日時や受信頁等を含む受信記録を作成
する受信記録作成手段２１の機能と、この受信記録作成
手段２１で形成された受信記録を表示出力手段１０に受
信データとともに表示出力させる表示制御手段２２の機
能とを備えている。

【００１９】図３（ａ）　と図３（ｂ）　は表示出力手
段１０による受信データの表示出力状態を説明する図で
あり、受信データの表示出力された原稿の長さ方向の終
端部分に、原稿の幅方向に沿って受信日時や受信頁等を
含む受信記録が表示される受信記録表示部Ａが設けられ
る。なお、図３（ａ）　においては、原稿長の範囲内の
終端部分に、受信記録表示部Ａを設けて受信データと受
信記録とを入替えて表示する例を示し、また、図３（ｂ
）　においては、原稿長の範囲を越えた部分に、受信記
録表示部Ａを設けて受信記録を表示する例を示す。

【００２０】次に、本実施例の作用を説明する。

【００２１】まずは、受信記録の有無の設定を図４のフ
ローチャートを参照して説明する。

【００２２】なお、操作部８の受信記録設定ボタン１２
が１回押される毎に、受信記録の表示有と表示無とが切
換わるようになっている（ステップ１）。

【００２３】ここで、受信記録設定ボタン１２の操作に
より表示有に切換わると、ＲＡＭ４が備える受信記録設
定フラグがオンに変更され、受信記録設定ランプ１４が
点灯する（ステップ２，３）。

【００２４】また、受信記録設定ボタン１２の操作によ
り表示無に切換わると、ＲＡＭ４が備える受信記録設定
フラグがオフに変更され、受信記録設定ランプ１４が消
灯される（ステップ４，５）。

【００２５】次に、受信時の動作を図５のフローチャー
トを参照して説明する。

【００２６】相手側からのダイヤル発信により回線制御
部６が応答して受信動作が開始される。

【００２７】受信動作が開始されると、まず、ＲＡＭ４
が備える受信頁カウンタを１にした後、相手側から送信
されてくるデータを受信し、例えばＲＡＭ４の受信デー
タ記憶エリアに蓄積する（ステップ１１，１２）。

【００２８】そして、相手側から１頁の終了を示すＲＴ
Ｃ信号が送られてきたことを検知すれば、ＲＡＭ４の受
信記録設定フラグがオンか否か判断する（ステップ１３
，１４）。

【００２９】ここで、受信記録設定フラグがオフであれ
ば、受信記録の作成は行わず、次頁があるか否か判断し
、次頁があれば受信動作を継続し、次頁がなければ受信
を終了する（ステップ１５）。

【００３０】また、受信記録設定フラグがオンであれば
、ＣＰＵ１の受信記録作成手段２１の機能により受信記
録の作成動作を行う（ステップ１６）。

【００３１】この受信記録の作成は、図６に示すように
、クロック手段７から現在の日時を呼び出し、ＲＡＭ４
内に自局のＩＤ番号が登録されている場合にはそのＩＤ
番号を読み出し、ＲＡＭ４の受信頁カウンタの値を読み
出し、それらを図３に示す受信記録表示部Ａにそれぞれ
記録する（ステップ１７，１８，１９）。

【００３２】その後、受信頁カウンタに１を加え（ステ
ップ２０）、ステップ１５に進む。

【００３３】そして、ＲＡＭ４の受信データ記憶エリア
に記憶された受信データを表示出力手段１０で表示出力
する。

【００３４】表示出力手段１０がプリンタの場合には、
１頁分ずつ受信データを読み出して記録紙に印字する。 このとき、ＣＰＵ１の表示制御手段２２の機能により、
図３に示すように、各記録紙の終端部分の受信記録表示
部Ａに受信記録を印字する。

【００３５】また、表示出力手段１０がＣＲＴや液晶表
示器等の場合には、受信データを画面表示する。このと
きも、ＣＰＵ１の表示制御手段２２の機能により、図３
に示すように、各頁の画面表示の終端部分の受信記録表
示部Ａに受信記録を表示する。

【００３６】したがって、記録紙に印字された受信記録
あるいは画面に表示された受信記録を見ることにより、
受信日時、どのファクシミリ装置で受信したのか、受信
頁等を確認することができる。

【００３７】なお、送信先から前述の送信元情報が送ら
れてきた場合には、その送信元情報は記録紙の先頭部分
に印字あるいは画面の先頭部分に表示される。

【００３８】また、海外から受信した場合に、送信元情
報には現地時間が表示されるが、受信側で表示出力した
受信記録により受信日時を簡単に知ることができる。

【００３９】

【発明の効果】本発明によれば、データの受信時に、受
信データ毎についての少なくとも受信日時を含む受信記
録を作成し、この受信記録を受信データとともに表示出
力手段で表示出力することができ、送信元情報が送られ
てこなくても、受信日時等を確認することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の情報通信機器の一実施例を示すブロッ
ク図である。

【図２】操作部の正面図である。

【図３】（ａ）　および（ｂ）　は表示出力手段による
表示出力例を示す説明図である。

【図４】受信記録の表示有無の設定動作のフローチャー
ト図である。

【図５】受信動作のフローチャート図である。

【図６】受信記録の作成動作のフローチャート図である
。

【符号の説明】

６　　　　通信手段 ７　　　　クロック手段 １０　　　　表示出力手段 ２１　　　　受信記録作成手段 ２２　　　　表示制御手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　データを受信する通信手段と、受信デ
   ータを表示出力する表示出力手段と、日時を刻むクロッ
   ク手段とを備えた情報通信機器において、受信時に、受
   信データ毎についての少なくとも受信日時を含む受信記
   録を作成する受信記録作成手段と、この受信記録作成手
   段で形成された受信記録を前記表示出力手段に受信デー
   タとともに表示出力させる表示制御手段とを備えたこと
   を特徴とする情報通信機器。