JPH10224594A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH10224594A JPH10224594A JP9020837A JP2083797A JPH10224594A JP H10224594 A JPH10224594 A JP H10224594A JP 9020837 A JP9020837 A JP 9020837A JP 2083797 A JP2083797 A JP 2083797A JP H10224594 A JPH10224594 A JP H10224594A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファクシミリ装置において、簡単な操作でも
って、送信する原稿にイメージによる付属情報を付加し
て装飾することができるようにする。 【解決手段】 送信する原稿に付加したいイラスト等の
付属情報が描かれた用紙をファクシミリ装置にセットし
(S1)、アクセサリボタンをONにして(S2)、こ
れを装飾用の画像データとして読み込み(S3)、送信
する原稿上でのこの画像データのレイアウトを設定し
(S5)、RAM19に記憶させる(S8)。そして、
送信原稿の送信時に、この送信原稿の画像データに装飾
用画像データをイメージ合成して送信することができ
る。
って、送信する原稿にイメージによる付属情報を付加し
て装飾することができるようにする。 【解決手段】 送信する原稿に付加したいイラスト等の
付属情報が描かれた用紙をファクシミリ装置にセットし
(S1)、アクセサリボタンをONにして(S2)、こ
れを装飾用の画像データとして読み込み(S3)、送信
する原稿上でのこの画像データのレイアウトを設定し
(S5)、RAM19に記憶させる(S8)。そして、
送信原稿の送信時に、この送信原稿の画像データに装飾
用画像データをイメージ合成して送信することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、特に、送信しようとする原稿にイラスト等のイ
メージ付属情報を付加する技術に関するものである。
に関し、特に、送信しようとする原稿にイラスト等のイ
メージ付属情報を付加する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、原稿等の画像情報を電話回線
を介して送受信するファクシミリ装置においては、送信
しようとする原稿の一部分に、送信元、送信日付、ID
番号等のメッセージを付加して相手先へ送信することが
可能であった。
を介して送受信するファクシミリ装置においては、送信
しようとする原稿の一部分に、送信元、送信日付、ID
番号等のメッセージを付加して相手先へ送信することが
可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のファクシミリ装置によれば、送信しようと
する原稿の一部分に付加することができるのは、予め設
定された簡単な文字情報のみであり、例えば、ユーザが
任意のイラスト等の画像を付加して送信することはでき
なかった。そのため、ユーザが任意のイラスト等のイメ
ージ情報を付加して送信したい場合は、予め原稿自体に
イラスト等を書き込むか又は貼り付けてから、その原稿
をファクシミリ装置に読み込ませるようにしており、原
稿作成に手間が掛かっていた。
ような従来のファクシミリ装置によれば、送信しようと
する原稿の一部分に付加することができるのは、予め設
定された簡単な文字情報のみであり、例えば、ユーザが
任意のイラスト等の画像を付加して送信することはでき
なかった。そのため、ユーザが任意のイラスト等のイメ
ージ情報を付加して送信したい場合は、予め原稿自体に
イラスト等を書き込むか又は貼り付けてから、その原稿
をファクシミリ装置に読み込ませるようにしており、原
稿作成に手間が掛かっていた。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡単な操作でもって、送信する
原稿にイメージの情報を付加することができる可能なフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
になされたものであり、簡単な操作でもって、送信する
原稿にイメージの情報を付加することができる可能なフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明に係るファクシミリ装置は、送
信原稿等の画像データを電話回線を介して送受信するフ
ァクシミリ装置であって、送信原稿等、及び該送信原稿
等に重ね合わせて送信されるイラスト等の付属原稿等か
ら画像を読み取る画像読み取り手段と、画像読み取り手
段によって読み取られた付属原稿の画像データについ
て、送信原稿等上でのレイアウトを設定するレイアウト
設定手段と、レイアウト設定手段によってレイアウトが
設定された付属原稿の画像データを記憶する記憶手段
と、記憶手段に記憶された付属原稿の画像データと、画
像読み取り手段によって読み取った送信原稿の画像デー
タとを合成する合成手段と、合成手段によって合成され
た画像データを送信する送信手段とを備えたものであ
る。
に請求項1に記載の発明に係るファクシミリ装置は、送
信原稿等の画像データを電話回線を介して送受信するフ
ァクシミリ装置であって、送信原稿等、及び該送信原稿
等に重ね合わせて送信されるイラスト等の付属原稿等か
ら画像を読み取る画像読み取り手段と、画像読み取り手
段によって読み取られた付属原稿の画像データについ
て、送信原稿等上でのレイアウトを設定するレイアウト
設定手段と、レイアウト設定手段によってレイアウトが
設定された付属原稿の画像データを記憶する記憶手段
と、記憶手段に記憶された付属原稿の画像データと、画
像読み取り手段によって読み取った送信原稿の画像デー
タとを合成する合成手段と、合成手段によって合成され
た画像データを送信する送信手段とを備えたものであ
る。
【0006】上記構成においては、画像読み取り手段に
よって読み取られたイラスト等の付属原稿の画像データ
が、レイアウト設定手段によって送信原稿等上でのレイ
アウトが設定された後で記憶手段に記憶され、合成手段
がこの画像データと送信原稿の画像データを合成し、送
信手段がこの合成画像を送信するので、簡単な操作でも
って、送信したい原稿にイラスト等の付属原稿の画像を
重ね合わせて送信することができる。これにより、例え
ば、原稿の余白部分等に、所望のイラスト、メッセージ
等のイメージ情報を付加して装飾したものを送信するこ
とができる。
よって読み取られたイラスト等の付属原稿の画像データ
が、レイアウト設定手段によって送信原稿等上でのレイ
アウトが設定された後で記憶手段に記憶され、合成手段
がこの画像データと送信原稿の画像データを合成し、送
信手段がこの合成画像を送信するので、簡単な操作でも
って、送信したい原稿にイラスト等の付属原稿の画像を
重ね合わせて送信することができる。これにより、例え
ば、原稿の余白部分等に、所望のイラスト、メッセージ
等のイメージ情報を付加して装飾したものを送信するこ
とができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係るファク
シミリ装置は、請求項1に記載のファクシミリ装置であ
って、レイアウト設定手段は、画像読み取り手段によっ
て読み取った付属原稿の画像データを拡大・縮小する機
能を備えたものである。
シミリ装置は、請求項1に記載のファクシミリ装置であ
って、レイアウト設定手段は、画像読み取り手段によっ
て読み取った付属原稿の画像データを拡大・縮小する機
能を備えたものである。
【0008】上記構成においては、レイアウト設定手段
によれば、画像読み取り手段によって読み取った付属原
稿の画像データの拡大・縮小が可能なので、付属原稿の
画像データのレイアウトの自由度が向上する。
によれば、画像読み取り手段によって読み取った付属原
稿の画像データの拡大・縮小が可能なので、付属原稿の
画像データのレイアウトの自由度が向上する。
【0009】また、請求項3に記載の発明に係るファク
シミリ装置は、請求項1又は請求項2に記載のファクシ
ミリ装置であって、記憶手段には、レイアウト設定手段
によってレイアウトが設定された付属原稿の画像データ
が複数記憶されるものであり、記憶手段に記憶された複
数の付属原稿の画像データから、合成手段によって合成
される画像データを選択するための選択手段を更に備え
たものである。
シミリ装置は、請求項1又は請求項2に記載のファクシ
ミリ装置であって、記憶手段には、レイアウト設定手段
によってレイアウトが設定された付属原稿の画像データ
が複数記憶されるものであり、記憶手段に記憶された複
数の付属原稿の画像データから、合成手段によって合成
される画像データを選択するための選択手段を更に備え
たものである。
【0010】上記構成においては、記憶手段に記憶され
た複数の付属原稿の画像データの中から、選択手段によ
って選択した画像データを合成手段に合成させるので、
イラスト等の付属原稿を予め複数記憶させておけば、送
信原稿の送信時に簡単な操作でもって様々なイメージ情
報を付加することができる。
た複数の付属原稿の画像データの中から、選択手段によ
って選択した画像データを合成手段に合成させるので、
イラスト等の付属原稿を予め複数記憶させておけば、送
信原稿の送信時に簡単な操作でもって様々なイメージ情
報を付加することができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明に係るファク
シミリ装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
のファクシミリ装置であって、合成手段が合成した画像
を印刷する印刷手段を更に備えたものである。
シミリ装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
のファクシミリ装置であって、合成手段が合成した画像
を印刷する印刷手段を更に備えたものである。
【0012】上記構成においては、印刷手段が合成手段
が合成した画像を印刷するので、送信原稿と付属原稿と
が合成された装飾後の送信原稿を印刷することができ
る。
が合成した画像を印刷するので、送信原稿と付属原稿と
が合成された装飾後の送信原稿を印刷することができ
る。
【0013】また、請求項5に記載の発明に係るファク
シミリ装置は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
のファクシミリ装置であって、読み取り手段によって読
み取られた付属原稿の画像データ、及びレイアウト設定
手段によるレイアウト設定後の付属原稿の画像データを
表示する表示手段を更に備えたものである。
シミリ装置は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
のファクシミリ装置であって、読み取り手段によって読
み取られた付属原稿の画像データ、及びレイアウト設定
手段によるレイアウト設定後の付属原稿の画像データを
表示する表示手段を更に備えたものである。
【0014】上記構成においては、読み取り手段によっ
て読み取られた付属原稿の画像データ、及びレイアウト
設定手段によるレイアウト設定後の付属原稿の画像デー
タを表示手段によって表示することができるので、読み
取り後の付属原稿の画像データ及びレイアウト設定後の
付属原稿の画像データを視覚的に確認することができ
る。よって、レイアウトの設定が容易になり、送信原稿
と付属原稿との合成に失敗することが少なくなる。
て読み取られた付属原稿の画像データ、及びレイアウト
設定手段によるレイアウト設定後の付属原稿の画像デー
タを表示手段によって表示することができるので、読み
取り後の付属原稿の画像データ及びレイアウト設定後の
付属原稿の画像データを視覚的に確認することができ
る。よって、レイアウトの設定が容易になり、送信原稿
と付属原稿との合成に失敗することが少なくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態に係
るファクシミリ装置について図面を参照して説明する。
図1(a)は本発明に係るファクシミリ装置に装飾用の
原稿がセットされる様子を示す斜視図、(b)は読み取
られた装飾用の原稿の画像データがディスプレイに表示
された状態のファクシミリ装置を示す斜視図である。フ
ァクシミリ装置1は、予め装飾用として読み込んだイラ
スト等の原稿(以下、付属原稿という)を、本来送信し
ようとする原稿(以下、送信原稿という)の画像データ
に合成して装飾し、この装飾されたイメージ原稿の送信
が可能となるように構成されている。表面パネル2に
は、通信用のダイヤルキー3、通信を開始させるスター
トボタン4、通信のための各種メッセージ及び読み込ま
れた付属原稿の画像データ等を表示するディスプレイ
5、受信内容を記録した用紙が排出される開口部6等が
設けられている。ファクシミリ装置1の本体内部には、
記録紙ロールが備えられ、記録紙への受信内容の印字
は、表面パネル2側に設けられた記録ヘッド(後述)に
よって行われる。
るファクシミリ装置について図面を参照して説明する。
図1(a)は本発明に係るファクシミリ装置に装飾用の
原稿がセットされる様子を示す斜視図、(b)は読み取
られた装飾用の原稿の画像データがディスプレイに表示
された状態のファクシミリ装置を示す斜視図である。フ
ァクシミリ装置1は、予め装飾用として読み込んだイラ
スト等の原稿(以下、付属原稿という)を、本来送信し
ようとする原稿(以下、送信原稿という)の画像データ
に合成して装飾し、この装飾されたイメージ原稿の送信
が可能となるように構成されている。表面パネル2に
は、通信用のダイヤルキー3、通信を開始させるスター
トボタン4、通信のための各種メッセージ及び読み込ま
れた付属原稿の画像データ等を表示するディスプレイ
5、受信内容を記録した用紙が排出される開口部6等が
設けられている。ファクシミリ装置1の本体内部には、
記録紙ロールが備えられ、記録紙への受信内容の印字
は、表面パネル2側に設けられた記録ヘッド(後述)に
よって行われる。
【0016】さらにファクシミリ装置1の本体内部に
は、送信原稿及び付属原稿から画像を読み取るスキャナ
(画像読み取り手段、後述)が備えられている。表面パ
ネル2には、スキャナによって読み込んだ画像データ
を、付属原稿の画像データ(以下、イラストデータとい
う)として装置に認識させるためのアクセサリボタン
(レイアウト設定手段)8、イラストデータの送信原稿
上での配置を設定するための配置ボタン(レイアウト設
定手段)9、配置等を設定するために使用するボタンで
あり、4方向の矢印キーからなる設定ボタン(レイアウ
ト設定手段、選択手段)10、イラストデータを拡大又
は縮小するための拡大縮小ボタン(レイアウト設定手
段)11、装置に記憶されている複数のイラストデータ
の中から所望のイラストデータを選択するモードに切り
替えるための選択モードスイッチ(選択手段)12が設
けられている。
は、送信原稿及び付属原稿から画像を読み取るスキャナ
(画像読み取り手段、後述)が備えられている。表面パ
ネル2には、スキャナによって読み込んだ画像データ
を、付属原稿の画像データ(以下、イラストデータとい
う)として装置に認識させるためのアクセサリボタン
(レイアウト設定手段)8、イラストデータの送信原稿
上での配置を設定するための配置ボタン(レイアウト設
定手段)9、配置等を設定するために使用するボタンで
あり、4方向の矢印キーからなる設定ボタン(レイアウ
ト設定手段、選択手段)10、イラストデータを拡大又
は縮小するための拡大縮小ボタン(レイアウト設定手
段)11、装置に記憶されている複数のイラストデータ
の中から所望のイラストデータを選択するモードに切り
替えるための選択モードスイッチ(選択手段)12が設
けられている。
【0017】ファクシミリ装置1の電気的な構成につい
て図2を参照して説明する。図2はファクシミリ装置1
の電気的構成の概略を示すブロック図である。ファクシ
ミリ装置1には、装置全体の動作制御を司るCPU15
が備えられ、CPU15には動作プログラムが記憶され
たROM16が接続されている。また、CPU15に
は、送信原稿及び付属原稿を読み取るスキャナ(CC
D)17、スキャナ17によって読み込まれた画像デー
タを表示するディスプレイ5、及び上記の配置ボタン
9、設定ボタン10、拡大縮小ボタン11等でなる操作
キー18が接続されている。
て図2を参照して説明する。図2はファクシミリ装置1
の電気的構成の概略を示すブロック図である。ファクシ
ミリ装置1には、装置全体の動作制御を司るCPU15
が備えられ、CPU15には動作プログラムが記憶され
たROM16が接続されている。また、CPU15に
は、送信原稿及び付属原稿を読み取るスキャナ(CC
D)17、スキャナ17によって読み込まれた画像デー
タを表示するディスプレイ5、及び上記の配置ボタン
9、設定ボタン10、拡大縮小ボタン11等でなる操作
キー18が接続されている。
【0018】また、CPU15には、操作キー18の操
作によってレイアウトが設定されたイラストデータを記
憶しておくためのRAM(記憶手段)19、電話回線に
よる通信用に画像データを変調するモデム(送信手段)
20が接続されている。また、装置が受信した内容及び
スキャナ17が読み取られた内容を記録用紙に印字する
記録ヘッド(印刷手段)21がヘッドドライバ22を介
してCPU15に接続されている。尚、CPU15は、
装置の全体的な動作制御の他、送信原稿の画像データ送
信、イラストデータレイアウト設定、及び送信原稿の画
像データとイラストデータの合成等の処理を行うもので
あり、レイアウト設定手段、合成手段、及び送信手段と
して機能する。
作によってレイアウトが設定されたイラストデータを記
憶しておくためのRAM(記憶手段)19、電話回線に
よる通信用に画像データを変調するモデム(送信手段)
20が接続されている。また、装置が受信した内容及び
スキャナ17が読み取られた内容を記録用紙に印字する
記録ヘッド(印刷手段)21がヘッドドライバ22を介
してCPU15に接続されている。尚、CPU15は、
装置の全体的な動作制御の他、送信原稿の画像データ送
信、イラストデータレイアウト設定、及び送信原稿の画
像データとイラストデータの合成等の処理を行うもので
あり、レイアウト設定手段、合成手段、及び送信手段と
して機能する。
【0019】ファクシミリ装置1は、上述したように、
付属原稿を送信原稿の装飾用画像として予め読み取って
記憶しておき、送信原稿の一部分に重ね合わせて相手先
に送信する機能を有する。この付属原稿の読み取りと、
読み取ったイメージデータのレイアウト設定について図
3及び図4を参照して説明する。図3は付属原稿の読み
取り、及び読み取ったイラストデータのレイアウト設定
の処理の流れを示すフローチャート、図4は読み取った
イラストデータのレイアウト設定時のディスプレイ5の
表示例を示す図である。付属原稿の読み取り及びレイア
ウト設定を行う場合、まず、送信原稿と合成したいイラ
スト等が描かれた用紙をファクシミリ装置1にセットす
る(S1)。ここでアクセサリボタン8がONになって
いる場合(S2でYES)、用紙に描かれたイラスト等
がスキャナ17によってイラストデータとして読み込ま
れる(S3)。読み込まれたイラストデータはディスプ
レイ5に表示される(S4)。
付属原稿を送信原稿の装飾用画像として予め読み取って
記憶しておき、送信原稿の一部分に重ね合わせて相手先
に送信する機能を有する。この付属原稿の読み取りと、
読み取ったイメージデータのレイアウト設定について図
3及び図4を参照して説明する。図3は付属原稿の読み
取り、及び読み取ったイラストデータのレイアウト設定
の処理の流れを示すフローチャート、図4は読み取った
イラストデータのレイアウト設定時のディスプレイ5の
表示例を示す図である。付属原稿の読み取り及びレイア
ウト設定を行う場合、まず、送信原稿と合成したいイラ
スト等が描かれた用紙をファクシミリ装置1にセットす
る(S1)。ここでアクセサリボタン8がONになって
いる場合(S2でYES)、用紙に描かれたイラスト等
がスキャナ17によってイラストデータとして読み込ま
れる(S3)。読み込まれたイラストデータはディスプ
レイ5に表示される(S4)。
【0020】次に、ユーザの操作キー18の操作によ
り、イラストデータを送信原稿のどの位置にどのような
大きさで配置するか、即ち、レイアウト設定がされると
(S5でYES)、イラストデータはその設定通りに処
理され、その処理後のレイアウトイメージが図4に示す
ように、ディスプレイ5に表示される(S6)。そし
て、ユーザの操作キー18の操作により、レイアウト設
定済みのイラストデータに識別番号が付加された後(S
7でYES)、RAM19に記憶される(S8)。RA
M19には、レイアウト設定された複数のイラストデー
タの記憶が可能であり、送信原稿に合成したい所望のイ
ラストデータを選択することが可能である。
り、イラストデータを送信原稿のどの位置にどのような
大きさで配置するか、即ち、レイアウト設定がされると
(S5でYES)、イラストデータはその設定通りに処
理され、その処理後のレイアウトイメージが図4に示す
ように、ディスプレイ5に表示される(S6)。そし
て、ユーザの操作キー18の操作により、レイアウト設
定済みのイラストデータに識別番号が付加された後(S
7でYES)、RAM19に記憶される(S8)。RA
M19には、レイアウト設定された複数のイラストデー
タの記憶が可能であり、送信原稿に合成したい所望のイ
ラストデータを選択することが可能である。
【0021】また、S2でアクセサリボタン8がONに
なっていない場合は(S2でNO)、セットされた用紙
に描かれたイラスト等は、送信原稿の画像データとして
読み込まれ、読み取られた画像データについては通常の
送信処理が行われる(S9)。
なっていない場合は(S2でNO)、セットされた用紙
に描かれたイラスト等は、送信原稿の画像データとして
読み込まれ、読み取られた画像データについては通常の
送信処理が行われる(S9)。
【0022】ファクシミリ装置1による原稿送信につい
て図5を参照して説明する。図5はファクシミリ装置1
による原稿送信時の処理の流れを示すフローチャートで
ある。まず、ユーザは送信しようとする原稿をファクシ
ミリ装置1にセットする(S11)。ここで、選択モー
ドスイッチ12がONとなっている場合は(S12でY
ES)、イラストデータを送信原稿の画像データと合成
して装飾した画像データを送信するモードに切り替わ
り、RAM19から所望のイラストデータを選択が可能
な状態となる。ディスプレイ5には、RAM19に記憶
されている複数のイラストデータが候補イラストデータ
として表示される(S13)。ユーザの設定スイッチ1
0の操作により候補イラストデータの中から所望のイラ
ストデータが選択されると(S14,S15でYE
S)、選択されたイラストデータがRAM19から読み
出される(S16)。この後、送信を開始するスタート
スイッチ4が押下されると(S17でYES)、ファク
シミリ装置1にセットされている原稿を送信原稿として
読み取り、読み取り後の送信原稿の画像データと、S1
5で選択されたイラストデータとを合成して重ね合わせ
た後(S18)、この合成した画像データを送信する
(S19)。
て図5を参照して説明する。図5はファクシミリ装置1
による原稿送信時の処理の流れを示すフローチャートで
ある。まず、ユーザは送信しようとする原稿をファクシ
ミリ装置1にセットする(S11)。ここで、選択モー
ドスイッチ12がONとなっている場合は(S12でY
ES)、イラストデータを送信原稿の画像データと合成
して装飾した画像データを送信するモードに切り替わ
り、RAM19から所望のイラストデータを選択が可能
な状態となる。ディスプレイ5には、RAM19に記憶
されている複数のイラストデータが候補イラストデータ
として表示される(S13)。ユーザの設定スイッチ1
0の操作により候補イラストデータの中から所望のイラ
ストデータが選択されると(S14,S15でYE
S)、選択されたイラストデータがRAM19から読み
出される(S16)。この後、送信を開始するスタート
スイッチ4が押下されると(S17でYES)、ファク
シミリ装置1にセットされている原稿を送信原稿として
読み取り、読み取り後の送信原稿の画像データと、S1
5で選択されたイラストデータとを合成して重ね合わせ
た後(S18)、この合成した画像データを送信する
(S19)。
【0023】また、S12において選択モードスイッチ
12がOFFとなっている場合は、スキャナ17が読み
取った原稿の画像データを送信原稿の画像データとして
送信する通常の送信処理が行われる。従って、送信のス
タートスイッチ4がONになると(S20でYES)、
セットされている原稿が読み取られ(S21)、読み取
られた画像データは、イラストデータと合成されること
なくそのままの状態で送信される(S22)。
12がOFFとなっている場合は、スキャナ17が読み
取った原稿の画像データを送信原稿の画像データとして
送信する通常の送信処理が行われる。従って、送信のス
タートスイッチ4がONになると(S20でYES)、
セットされている原稿が読み取られ(S21)、読み取
られた画像データは、イラストデータと合成されること
なくそのままの状態で送信される(S22)。
【0024】このように、本実施形態のファクシミリ装
置1によれば、付属原稿として記憶されているイラスト
データと、送信原稿の画像データとを合成した画像デー
タを送信することができるので、簡単な操作でもって送
信原稿をイメージとして装飾して送信することができ
る。また、複数のイラストデータを送信に先立って予め
読み込ませておき、識別番号を付加してRAM19に記
憶しておくことができるので、送信原稿の送信時には、
複数の装飾用候補イラストデータの中から、所望の画像
データを簡単な操作で選択することができる。
置1によれば、付属原稿として記憶されているイラスト
データと、送信原稿の画像データとを合成した画像デー
タを送信することができるので、簡単な操作でもって送
信原稿をイメージとして装飾して送信することができ
る。また、複数のイラストデータを送信に先立って予め
読み込ませておき、識別番号を付加してRAM19に記
憶しておくことができるので、送信原稿の送信時には、
複数の装飾用候補イラストデータの中から、所望の画像
データを簡単な操作で選択することができる。
【0025】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、イラストデータのレイアウト設定時に、拡大縮
小ボタン11によってイラストデータの大きさを変更す
ることができるように構成されているが、必ずしもこの
構成に限定されるものではなく、このイラストデータの
大きさを変更できる機能を備えていなくてもよい。ま
た、上記実施の形態では、予めRAM19に、レイアウ
ト設定がされた複数のイラストデータを記憶しておき、
送信原稿の送信時に所望のイラストデータを選択できる
ものとされているが、この複数のイラストデータを記憶
する機能を備えていなくてもよく、例えば、送信原稿の
送信の度に、付属原稿をスキャナ17に読み取らせ、レ
イアウト設定をした後、送信原稿の画像データとこの付
属原稿の画像データとを合成するようにしてもよい。
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、イラストデータのレイアウト設定時に、拡大縮
小ボタン11によってイラストデータの大きさを変更す
ることができるように構成されているが、必ずしもこの
構成に限定されるものではなく、このイラストデータの
大きさを変更できる機能を備えていなくてもよい。ま
た、上記実施の形態では、予めRAM19に、レイアウ
ト設定がされた複数のイラストデータを記憶しておき、
送信原稿の送信時に所望のイラストデータを選択できる
ものとされているが、この複数のイラストデータを記憶
する機能を備えていなくてもよく、例えば、送信原稿の
送信の度に、付属原稿をスキャナ17に読み取らせ、レ
イアウト設定をした後、送信原稿の画像データとこの付
属原稿の画像データとを合成するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明に係
るファクシミリ装置によれば、送信原稿等上でのレイア
ウトが設定された付属原稿の画像データと、送信原稿の
画像データとを合成して送信するので、簡単な操作でも
って、送信したい原稿にイラスト等の付属原稿の画像
(イメージ)を重ね合わせて送信することができる。こ
れにより、例えば、原稿の余白部分等に、所望のイラス
ト、メッセージ等のイメージ情報を付加して装飾したも
のを送信することができる。
るファクシミリ装置によれば、送信原稿等上でのレイア
ウトが設定された付属原稿の画像データと、送信原稿の
画像データとを合成して送信するので、簡単な操作でも
って、送信したい原稿にイラスト等の付属原稿の画像
(イメージ)を重ね合わせて送信することができる。こ
れにより、例えば、原稿の余白部分等に、所望のイラス
ト、メッセージ等のイメージ情報を付加して装飾したも
のを送信することができる。
【0027】また、請求項2に記載の発明に係るファク
シミリ装置によれば、付属原稿の画像データの拡大・縮
小が可能なので、付属原稿の画像データのレイアウトの
自由度が上がる。
シミリ装置によれば、付属原稿の画像データの拡大・縮
小が可能なので、付属原稿の画像データのレイアウトの
自由度が上がる。
【0028】また、請求項3に記載の発明に係るファク
シミリ装置によれば、記憶手段に記憶された複数の付属
原稿の画像データの中から選択した画像データが合成さ
れるので、装飾用の付属原稿を予め複数記憶させておけ
ば、送信原稿の送信時には、簡単な操作でもって送信原
稿に様々なイメージ付加による装飾を行うことができ
る。
シミリ装置によれば、記憶手段に記憶された複数の付属
原稿の画像データの中から選択した画像データが合成さ
れるので、装飾用の付属原稿を予め複数記憶させておけ
ば、送信原稿の送信時には、簡単な操作でもって送信原
稿に様々なイメージ付加による装飾を行うことができ
る。
【0029】また、請求項4に記載の発明に係るファク
シミリ装置によれば、合成手段により合成された画像が
印刷されるので、送信原稿と付属原稿との合成後の装飾
された送信原稿を印刷することができる。
シミリ装置によれば、合成手段により合成された画像が
印刷されるので、送信原稿と付属原稿との合成後の装飾
された送信原稿を印刷することができる。
【0030】また、請求項5に記載の発明に係るファク
シミリ装置によれば、読み取り後の付属原稿の画像デー
タ及びレイアウト設定後の付属原稿の画像データを視覚
的に確認することができる。従って、レイアウトの設定
が容易になり、送信原稿と付属原稿との合成に失敗する
ことが少なくなる。
シミリ装置によれば、読み取り後の付属原稿の画像デー
タ及びレイアウト設定後の付属原稿の画像データを視覚
的に確認することができる。従って、レイアウトの設定
が容易になり、送信原稿と付属原稿との合成に失敗する
ことが少なくなる。
【図1】(a)は本発明に係るファクシミリ装置に装飾
用の原稿がセットされる様子を示す斜視図、(b)は読
み取られた装飾用の原稿の画像データがディスプレイに
表示された状態のファクシミリ装置を示す斜視図であ
る。
用の原稿がセットされる様子を示す斜視図、(b)は読
み取られた装飾用の原稿の画像データがディスプレイに
表示された状態のファクシミリ装置を示す斜視図であ
る。
【図2】ファクシミリ装置の電気的構成の概略を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】付属原稿の読み取り、及び読み取った付属原稿
の画像データのレイアウト設定の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
の画像データのレイアウト設定の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図4】読み取った付属原稿の画像データのレイアウト
設定時のディスプレイの表示例を示す図である。
設定時のディスプレイの表示例を示す図である。
【図5】ファクシミリ装置による原稿送信時の処理の流
れを示すフローチャートである。
れを示すフローチャートである。
1 ファクシミリ装置 8 アクセサリボタン(レイアウト設定手段) 9 配置ボタン(レイアウト設定手段) 10 設定ボタン(レイアウト設定手段、選択手段) 11 拡大縮小ボタン(レイアウト設定手段) 12 選択モードスイッチ(選択手段) 15 CPU(レイアウト設定手段、合成手段、送信手
段) 17 スキャナ(画像読み取り手段) 19 RAM(記憶手段) 20 モデム(送信手段) 21 記録ヘッド(印刷手段)
段) 17 スキャナ(画像読み取り手段) 19 RAM(記憶手段) 20 モデム(送信手段) 21 記録ヘッド(印刷手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 送信原稿等の画像データを電話回線を介
して送受信するファクシミリ装置において、 送信原稿等、及び該送信原稿等に重ね合わせて送信され
るイラスト等の付属原稿等から画像を読み取る画像読み
取り手段と、 前記画像読み取り手段によって読み取った付属原稿の画
像データについて、送信原稿等上でのレイアウトを設定
するレイアウト設定手段と、 前記レイアウト設定手段によってレイアウトが設定され
た付属原稿の画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された付属原稿の画像データと、前
記画像読み取り手段によって読み取った送信原稿の画像
データとを合成する合成手段と、 前記合成手段によって合成された画像データを送信する
送信手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装
置。 - 【請求項2】 前記レイアウト設定手段は、前記画像読
み取り手段によって読み取った付属原稿の画像データを
拡大・縮小する機能を備えたことを特徴とする請求項1
に記載のファクシミリ装置。 - 【請求項3】 前記記憶手段には、前記レイアウト設定
手段によってレイアウトが設定された付属原稿の画像デ
ータが複数記憶されるものであり、 前記記憶手段に記憶された複数の付属原稿の画像データ
から、前記合成手段によって合成される画像データを選
択するための選択手段を更に備えたことを特徴とする請
求項1又は請求項2に記載のファクシミリ装置。 - 【請求項4】 前記合成手段が合成した画像を印刷する
印刷手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載のファクシミリ装置。 - 【請求項5】 前記読み取り手段によって読み取られた
付属原稿の画像データ、及び前記レイアウト設定手段に
よるレイアウト設定後の付属原稿の画像データを表示す
る表示手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至
請求項4のいずれかに記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9020837A JPH10224594A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9020837A JPH10224594A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10224594A true JPH10224594A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12038193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9020837A Withdrawn JPH10224594A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10224594A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7116355B1 (en) * | 1998-04-15 | 2006-10-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Instant printer, printing method for using the same, combination printer/electronic still camera system |
-
1997
- 1997-02-03 JP JP9020837A patent/JPH10224594A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7116355B1 (en) * | 1998-04-15 | 2006-10-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Instant printer, printing method for using the same, combination printer/electronic still camera system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |