JPH04347740A - メッセージ表示記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機システムに
おけるシステム監視制御装置の実行／状態情報のメッセ
ージ表示記憶装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図３と図４は特開昭６１−２０８１４８
号公報に示された従来のメッセージ表示記憶装置を説明
するもので、図３は従来技術を説明するための概略構成
図、図４はメッセージ情報書き込み、読み出し装置及び
記憶装置の構成を示す図である。図３において、１は監
視制御装置、２は表示要求入力装置、３はメッセージ表
示装置、４はメッセージ情報編集制御装置、５はメッセ
ージ情報書き込み・読み出し制御装置、６は記憶装置で
ある。

【０００３】また、図４において、７は書き込みメッセ
ージ情報に付加するメッセージシーケンス番号を指定す
るための書き込みメッセージカウンタ、８は記憶装置６
に書き込みを行うアドレスを指定するための書き込みメ
ッセージアドレスレジスタ、９は表示要求入力装置２か
ら入力された読み出しメッセージ情報のメッセージシー
ケンス番号をセットするための読み出しメッセージカウ
ンタ、１０は記憶装置６に読み出しを行うアドレスを指
定するための読み出しメッセージアドレスカウンタであ
る。

【０００４】次に動作について説明する。メッセージ情
報書き込み・読み出し制御装置５は、監視制御装置１か
らメッセージ情報を受け取り、メッセージ情報の発生順
に付加されるメッセージシーケンス番号を指定するため
の書き込みメッセージカウンタ７の内容をメッセージ情
報に付加してメッセージ情報レコードを作成し、書き込
みアドレスを指定するための書き込みメッセージアドレ
スカウンタ８によって指示された記憶装置６のメモり領
域に対して、上記メッセージ情報レコードを書き込む。

【０００５】書き込みメッセージアドレスカウンタ８の
内容を更新した時に、書き込みを行うメモり領域を超え
て更新が行われる場合には、メッセージ情報書き込み・
読み出し制御装置５はメモリ領域の先頭アドレスに戻っ
て更新を実行する。書き込みメッセージアドレスカウン
タ８と同様にしてメッセージカウンタ７の内容が更新さ
れ、カウンタ７の最大値に達した場合には、書き込みメ
ッセージカウンタ７の内容を１にセットし直す。以上の
処理によりメッセージ情報のメモリ書き込み処理は終了
する。

【０００６】次に、メッセージ情報書き込み・読み出し
制御装置５は、表示要求入力装置２からメッセージ情報
の表示要求と要求されるメッセージシーケンス番号とを
受け取り、読み出しメッセージカウンタ９に対して要求
されるメッセージシーケンス番号をセットし、読み出し
メッセージアドレスカウンタ１０に書き込みメッセージ
アドレスカウンタ８の内容をセットし、読み出しメッセ
ージカウンタ９の内容と一致する記憶装置６のメッセー
ジ情報レコードのメッセージシーケンス番号が存在する
か否か検索する。

【０００７】一致するメッセージ情報レコードを見つけ
たならば、メッセージ情報をメッセージ情報編集制御装
置４に引き渡し、メッセージ表示装置３に合わせてメッ
セージ情報を編集して出力する。一致するメッセージ情
報レコードが存在しない場合には、該当メッセージ情報
なしとして次のメッセージ表示要求待ちの状態となる。 以上によってメッセージの表示処理が終了する。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のメッセージ表示記憶装置においては、任意の時
刻に発生するメッセージを表示させたい場合、表示要求
することができないなどの問題があった。

【０００９】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、時刻を指定することにより、指
定した時刻に発生したメッセージを表示可能とするメッ
セージ表示記憶装置を得ることを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明に係るメッセージ
表示記憶装置は、メッセージの発生時刻を取り込むメッ
セージ発生時刻取り込み装置を備え、メッセージ情報書
き込み・読み出し制御装置により、記憶装置に記憶した
メッセージ情報に、取り込んだメッセージ発生時刻をメ
ッセージ発生時刻情報として持つようにしたものである
。

【００１１】

【作用】本発明におけるメッセージ表示記憶装置は、メ
ッセージ発生時、メッセージ情報とメッセージ発生時刻
を記憶装置に記憶することにより、任意の時間を指定し
て表示要求するとメッセージの検索をメッセージ発生時
刻情報により実行し、指定のメッセージ情報、およびメ
ッセージ発生時刻情報をメッセージ表示装置に表示させ
る。また、メッセージ発生時刻情報をメッセージととも
に表示させることにより、各メッセージの発生時刻をユ
ーザに提供する。

【００１２】

【実施例】実施例１．以下、本発明の一実施例を図につ
いて説明する。図１は本実施例を説明するための概略構
成図で、図において、１は監視制御装置、２は表示要求
入力装置、３はメッセージ表示装置、４はメッセージ情
報編集制御装置、５はメッセージ書き込み・読み出し制
御装置、６は記憶装置、１１はメッセージの発生時刻を
電子計算機内のシステム時計より取り込むメッセージ発
生時刻取り込み装置である。

【００１３】また、図２はメッセージ情報書き込み・読
み出し制御装置５及び記憶装置６の構成を示すもので、
図において、７は書き込みメッセージ情報に付加するメ
ッセージシーケンス番号を指定するための書き込みメッ
セージカウンタ、８は記憶装置５に書き込みを行うアド
レスを指定するための書き込みメッセージアドレスカウ
ンタ、９は表示入力装置２から入力された読み出しメッ
セージ情報のメッセージシーケンス番号をセットするた
めの読み出しメッセージカウンタ、１０は記憶装置６に
読み出しを行うアドレスを指定するための読み出しメッ
セージアドレスカウンタ、１２はメッセージ発生時刻取
り込み装置１１から入力したメッセージ発生時刻情報を
一時保存するメッセージ発生時刻情報バッファ、１３は
表示入力装置２から入力された指定時刻情報を一時保存
するためのメッセージ指定時刻情報バッファである。

【００１４】次に動作について説明する。メッセージ情
報書き込み・読み出し制御装置５は、監視制御装置１か
らメッセージ情報を受け取ると同時にメッセージ発生時
刻取り込み装置１１から時刻情報を入力し、メッセージ
発生時刻情報バッファ１２にセットする。また、メッセ
ージの発生順に付加されるメッセージシーケンス番号を
指定するための書き込みメッセージカウンタ７の内容と
、メッセージ発生時刻情報バッファ１２のメッセージ発
生時刻情報をメッセージ情報に付加してメッセージ情報
レコードを作成し、書き込みアドレスを指定するための
書き込みメッセージアドレスカウンタ８によって指示さ
れた記憶装置６のメモリ領域に対して、上記メッセージ
情報レコードを書き込む。

【００１５】書き込みメッセージアドレスカウンタ８の
内容を更新した時に、書き込みを行うメモリ領域を超え
て更新が行われる場合には、メッセージ情報書き込み・
読み出し制御装置５はメモリ領域の先頭アドレスに戻っ
て更新を実行する。書き込みメッセージアドレスカウン
タ８と同様にして書き込みメッセージカウンタ７の内容
が更新され、カウンタ７の最大値に達した場合には、書
き込みメッセージカウンタ７の内容を１にセットし直す
。以上の処理によりメッセージ情報のメモリ書き込み処
理は完了する。

【００１６】次に、メッセージ書き込み・読み出し制御
装置５は、表示要求入力装置２からメッセージ表示要求
とメッセージの指定時刻を入力すると、メッセージ指定
時刻情報バッファ１３に指定時刻をセットし、読み出し
メッセージアドレスレジスタ１０に書き込みメッセージ
アドレスカウンタ８の内容をセットする。メッセージ指
定時刻情報バッファ１３の指定時刻と一致する記憶装置
６のメッセージ情報レコードのメッセージ発生時刻情報
を検索する。

【００１７】一致するメッセージ情報レコードを見つけ
たならば、メッセージ情報をメッセージ情報編集制御装
置４に引き渡し、メッセージ表示装置３に合わせてメッ
セージ情報を編集し出力する。一致するメッセージ情報
レコードが存在しない場合には、該当メッセージ情報な
しとして次のメッセージ表示要求待ちの状態となる。以
上の処理によってメッセージの表示処理が完了する。

【００１８】実施例２．なお、上記実施例では表示要求
入力装置２から指定した時刻と一致するメッセージを表
示する場合について説明したが、開始時刻を指定するこ
とによりその時刻以降のメッセージを表示する方式とし
てもよい。

【００１９】実施例３．また、表示要求入力装置２から
開始時刻及び終了時刻を指定することによりその時刻間
に発生したメッセージを表示する方式としてもよい。

【００２０】

【発明の効果】以上のように、本発明によれば、メッセ
ージ情報に発生時刻を付加して検索可能としたので、メ
ッセージ情報を指定時刻に該当するものだけ表示するこ
とができるので、効率の良い監視が実施できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例によるメッセージ表示記憶装
置の概略構成図である。

【図２】本発明の一実施例によるメッセージ情報書き込
み・読み出し装置及び記憶装置の構成図である。

【図３】従来のメッセージ表示記憶装置の概略構成図で
ある。

【図４】従来のメッセージ情報書き込み・読み出し装置
及び記憶装置の構成図である。

【符号の説明】

１　　　　　　監視制御装置 ２　　　　　　表示要求入力装置 ３　　　　　　メッセージ表示装置 ４　　　　　　メッセージ情報編集制御装置５　　　　
　　メッセージ情報書き込み・読み出し制御装置６　　
　　　　記憶装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　電子計算機システムの実行状態情報を
   監視制御するための監視制御装置と、上記実行状態情報
   をメッセージ情報として表示するためのメッセージ表示
   装置と、上記メッセージ情報の書き込み・読み出しを実
   行するためのメッセージ書き込み・読み出し制御装置と
   、上記メッセージ情報を記憶するための記憶装置と、上
   記メッセージ表示装置の動作に合わせて上記メッセージ
   情報を編集して出力するためのメッセージ情報編集制御
   装置と、上記メッセージの表示要求を入力するための表
   示要求入力装置とを備えたメッセージ表示記憶装置にお
   いて、メッセージの発生時刻を取り込むメッセージ発生
   時刻取り込み装置を備え、上記メッセージ情報書き込み
   ・読み出し制御装置は、記憶装置に記憶したメッセージ
   情報に取り込んだメッセージ発生時刻をメッセージ発生
   時刻情報として記憶させることを特徴とするメッセージ
   表示記憶装置。