JPH04137035A - ソフトウェア設計構造格納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、ソフトウェアの開発に利用されるソフトウェ
ア設計構造格納装置に関する。

（従来の技術） 一般に、ソフトウェア開発において設計を実施する場合
、実現する機能を逐次詳細化していく作業を繰り返す。

このようなソフトウェア開発における実現する機能の詳
細化は、通常２つのレベルがある。一つは、ソフトウェ
アで実現する機能を論理的に詳細化していくレベル。も
う一つは、実際にプログラムとして動作を実現するため
に詳細化していくレベルである。

開発したソフトウェアに対し機能追加や不具合事項の対
処を実施する場合、変更箇所の検索や、変更に対する影
響度の把握等は、上述した詳細化の記録、すなわちソフ
トウェア設計構造を参照することが大変有効な手段とな
る。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、現状ではソフトウェア設計構造の詳細化
レベル毎に表現手段か異なり、ソフトウェア設計構造を
検索する際は複数の設計書を用意しなければならないと
いう問題かある。

また、このような問題を解決するために、ソフトウェア
設計構造を反映するためのデータベースを用意しておく
ことが考えられるが、レベルが異なる設計要素と関係を
一意に定めてソフトウェア設計構造に反映した場合、登
録する際にうまく適合できない場合が生じるという問題
か発生する。

一方、設計要素の種類と設計要素間の関係の種類を複数
用意した場合、ソフトウェア設計構造を検索する際のオ
ペレーションが煩雑になり、意とする検索対象を発見す
るのに時間がかかるという問題が発生する。

本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたもので
、従来に較べてソフトウェア設計構造の更新／検索効率
を高めることができ、機能追加や不具合対処の際の変更
影響度の把握、設計内容の理解等を容易に行うことを可
能とするソフトウェア設計構造格納装置を提供しようと
するものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） すなわち、本発明のソフトウェア設計構造格納装置は、
ソフトウェア設計構造を、論理設計構造と、実現設計構
造と、前記論理設計構造の設計要素と前記実現設計構造
の設計要素の関係とに分離して記憶する記憶手段と、前
記記憶手段内の前記ソフトウェア設計構造を更新および
検索するための情報処理手段と、前記情報処理手段に、
前記ソフトウェア設計構造の更新内容および前記ソフト
ウェア設計構造の検索条件を入力するための入力手段と
、前記情報処理手段による検索結果等を表示するための
表示手段とを具備したことを特徴とする。

（作　用） 上記構成の本発明のソフトウェア設計構造格納装置では
、ソフトウェア設計構造を、論理設計構造と実現設計構
造とに分割し、論理設計構造の構成要素と実現設計構造
の構成要素に実現関係を持たせることにより、従来に較
べて更新／検索効率を高めることができる。これにより
、機能追加や不具合対処の際の変更影響度の把握や、設
計内容の理解等を、容易に行うことか可能となる。

（実施例） 以下、本発明のソフトウェア設計構造格納装置詳細を、
一実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のソフトウェア設計構造格納
装置の構成を示すもので、図において１はソフトウェア
設計構造を記録するための設計構造記憶ファイル、２は
ソフトウェア設計構造を更新／検索するための処理を実
施する設計構造情報処理部であり、制御部３と記憶部４
から構成されている。また、５はソフトウェア設計構造
を参照するための表示部、６は更新内容の入力や検索条
件の設定等を実施する入力部である。

上記設計構造記憶ファイル１は、第２図に示すように、
記憶内容の異なる３つの部分、すなわち、論理設計構造
記憶部１１、実現設計構造記憶部１２、設計要素関係定
義部１３から構成されている。

論理設計構造記憶部１１は、ソフトウェアの論理設計レ
ベルで明確になったソフトウェア設計構造の設計要素（
通常は機能）とその設計要素間の関係を記憶する。また
、実現設計構造記憶部１２はソフトウェアプログラムを
実現するために詳細化した設計要素（通常はモジュール
）とその設計要素間の関係を記憶する部分である。また
、設計要素関係定義部１３は、論理設計構造記憶部］１
に記憶された設計要素と、実現設計構造記憶部１２に記
憶された設計要素との間の関係を記憶している部分で、
論理設計構造と実現設計構造との間の関連を示している
。

制御部３は、第３図に示すように、更新／検索に必要な
情報を表示部５に出力するために必要な制御を実施する
表示制御部３１と、設計構造記憶ファイル１に更新結果
を反映させたり、検索結果を表示するために設計構造記
憶ファイル１の内容の読み込みを行う設計構造記憶ファ
イルアクセス制御部３２から構成されている。

記憶部４は、第４図に示すように、表示部５に更新／検
索に必要な表示をおこなうための情報を記ｔ６する表示
用デー７２１８１部４１と、設計構造記憶ファイル１の
情報を更新するために必要なｌを記録する更新情報記憶
部４２と、入力部６から入力された検索条件を記憶する
検索条件記憶部４３とから構成されている。

上記更新情報記憶部４２は、さらに更新対象となる設計
要素を記憶する設計要素記憶部４２ａと、更新対象とな
る設計要素間の関係を記憶する設計要素関係記憶部４２
ｂと、更新対象となる設計構造記憶ファイル１を構成す
る論理設計構造記憶部１１、実現設計構造記憶部１２、
設計要素関係定義部１３のうちどの部分を対象として更
新するのかを記憶する更新対象記憶部４２ｃと、更新の
種類か追加か修正か、削除かを記憶する処理内容記憶部
４２ｄとから構成されている。

設計要素記憶部４２ａは、設計要素１つの持つ情報全て
が設定できるようになっている。また、設計要素関係記
憶部４２ｂは、親となる設計要素と子となる設計要素を
設定できるようになっている。

つぎに、上記構成の本実施例のソフトウェア設計構造格
納装置の動作について説明する。

検索処理の場合は、入力部６から検索条件か入力される
と、この検索条件率は、検索条件記憶部４３に記憶され
る。

この後、検索条件記憶部４３に記憶された検索条件に従
って、設計構造記憶ファイルアクセス制御部３２は、設
計構造記憶ファイル１から検索条件に適合する情報を読
み出し、表示用データ記憶部４１に収容する。

そして、この表示用データ記憶部４１に収容した検索結
果を、表示制御部３１て操作者に理解し易いように整形
し、表示部５へ出力して表示を行なう。

更新処理の場合は、設計構造記憶ファイル１の３つの記
憶部分の中の一つを検索している途中で更新要求をかけ
ると、操作者は次に、設計要素の追加、設計要素の内容
変更、設計要素の削除、設計要素間の関係定義、設計要
素間の関係削除のいずれの種類の更新を実施するかを入
力部６から選択する。この選択内容により更新対象記憶
部４２Ｃと処理内容記憶部４２ｄの内容か確定する。

次に、更新内容について設計要素記憶部４２ａまたは、
設計要素関係記憶部４２ｂに設定する。

ここで更新情報記憶部４２の内容により、設計構造記憶
ファイルアクセス制御部３２を介して設計構造記憶ファ
イル１の更新を実施する。

このように、本実施例のソフトウェア設計構造格納装置
によれば、ソフトウェア設計構造の更新／検索を効率良
く短時間で容易に行なうことができるので、機能追加や
不具合対処の際の変更影響度の把握や、設計内容の理解
等を、容易に行うことが可能となる。

［発明の効果コ 以上説明したように、本発明のソフトウェア設計構造格
納装置によれば、従来に較べてソフトウェア設計構造の
更新／検索効率を高めることかできる。このため、機能
追加や不具合対処の際の変更影響度の把握、設計内容の
理解等を容易に行うことか可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のソフトウェア設計構造格納
装置の構成を示す図、第２図は第１図に示す設計構造記
岱ファイルの構成を示す図、第３図は第１図に示す制御
部の構成を示す図、第４図は第１図に示す記憶部の構成
を示す図である。 １・・・・・・・・設計構造記憶ファイル２・・・・・
・・・・設計構造情報処理部３・・・・・・・・・制御
部 ４・・・・・・・・・記憶部 ５・・・・・・・・表示部 ６・・・・・・・入力部 出願人　　　　　　株式会社　　東芝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ソフトウェア設計構造を、論理設計構造と、実現
   設計構造と、前記論理設計構造の設計要素と前記実現設
   計構造の設計要素の関係とに分離して記憶する記憶手段
   と、 前記記憶手段内の前記ソフトウェア設計構造を更新およ
   び検索するための情報処理手段と、前記情報処理手段に
   、前記ソフトウェア設計構造の更新内容および前記ソフ
   トウェア設計構造の検索条件を入力するための入力手段
   と、 前記情報処理手段による検索結果等を表示するための表
   示手段と を具備したことを特徴とするソフトウェア設計構造格納
   装置。