JPH04347116A - システム洗面台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は例えば家庭において洗面
、洗髪、歯みがき等を行い、家庭で使用する小物部品を
収納する洗面台に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のこの種のシステム洗面台を図３〜
図５を用いて説明する。図において、１は脱衣室であり
、２は脱衣室１を形成する壁面である。３は洗面台であ
り、４は洗面台の中心線である。中心線４はコーナー部
を形成する両壁面２から等距離にある。５は洗面台３の
正面に設けてある一対のとびらのうちの右とびらであり
右側の蝶番６の作動によって開閉する。７は洗面台３の
右側に設置した右側板であり、８は同左側面に設置した
左側板である。９は洗面台３の右側板に隣接する引出し
付キャビネットであり、１０は引出し付キャビネット９
内に組込まれた引出しであり、矢印の方向へ可動する。 １１は洗面台３の右側板７と引出しキャビネット９との
間隙である。１２、１３は他のキャビネットであり、ビ
スによって壁面２へそれぞれ固定されている。１４は洗
面台３、引出し付キャビネット９、たのキャビネット１
２、１３の上部に設けたカウンターであり、洗面ボール
１５、混合栓１６が固定されている。

【０００３】上記構成において、洗面洗髪時には混合栓
１６を作動させ、カウンター１４に固定した洗面ポール
１５内で湯水を使用することができる。さらに洗面台３
のとびら５を開閉することによってばけつ等の出し入れ
を行うことができる。又、引出し付キャビネット１０の
中にはタオル、化粧品、整髪料、ヘアーブラシ等が収納
され、これらは引出し１０を開閉して、出し入れされる
。

【０００４】とびら５及び引出し１０のどちらか一方を
開閉する場合は間隙１１のため互いにぶつかることなく
開閉することができた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では組立時に間隙１１の寸法管理が困難であ
り、間隙１１の寸法が小さくなればとびら５又は引出し
１０の開閉時に互いに接触して、表面にキズがついてし
まう。またこれを防止する目的で、間隙１１の寸法を大
きくすれば全体としての美観を損うという課題があった
。

【０００６】洗面台３の右側板７の肉厚を大にし、間隙
１１をなくせば上記の課題は解決するがこの肉厚が増し
た分洗面台３の重量が大となり搬送時には支障をきたす
という課題があった。又、洗面台３の左側板８側へ引出
し付キャビネット１０を設置する場合もあり、間隙をな
くそうとすれば同様に左側板８の肉厚も増す必要があっ
た。

【０００７】本発明はかかる従来の課題を解決するもの
で、とびらや引出しの開閉を支障なく行い、引出し付キ
ャビネットを洗面台の左右いずれの側面へも容易に設置
し、しかも全体としての美観を保つことのできるシステ
ム洗面台を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のシステム洗面台は室空間のコーナー部へ一対
のとびらを有する洗面台を設け、洗面台の後面は室のコ
ーナー部を構成する壁面と平行な２辺を有し、洗面台の
前面の中心と室の角とを結ぶ線と、コーナー部の壁面と
のなす角が略４５度となるように洗面台を配設し、洗面
台とこの洗面台の側面に隣接する引出し付キャビネット
との間に間隙を確保するスペーサを設けたものである。

【０００９】

【作用】本発明は上記した構成によって、洗面台とこの
側面に配設される引出し付キャビネットとの間に管理さ
れた寸法のスペーサが設けられる。

【００１０】又、スペーサは洗面台の左右いずれの側面
でも設置される。これに対応して引出し付キャビネット
は洗面台の左右いづれかの側面に設置される。

【００１１】

【実施例】以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。

【００１２】なお、図３〜図５と同一構成要素について
は同一番号を付して説明する。図１、図２において、１
７はスペーサであり、洗面台３の右側面に接着して固定
される。１８は洗面台３の左側板であり、同様にスペー
サ１７が接着して固定される。１９は洗面台３の正面に
設けてある一対のとびらのうちの左とびらであり、左側
の蝶番６の作動によって開閉する。

【００１３】上記構成において、洗面台３の右側板７と
引出し付キャビネット９との間隙１１はスペーサ１７の
板厚によって寸法が規制されるため組立時のバラツキが
少なく右とずら５の開閉（矢印）又は引出し１０の開閉
（矢印）においては両者がともに開いた場合以外は互い
に接触することがない。したがって右とびら及び引出し
１０の表面にキズがつかない。次に、スペーサ１７の端
面に塗装等の表面仕上げを施すことによって洗面台３と
引出し付キャビネット９の美観を引き立てることができ
る。

【００１４】又、図２においてスペーサ１７を洗面台３
の左側板１８に固定し、引出し付キャビネット９を同様
に設置することができる。したがって洗面台３に対する
引出し付キャビネット９は洗面台の左右いずれの方向に
も設置が可能となる。

【００１５】

【発明の効果】以上のように本発明のシステム洗面台に
よれば次の効果が得られる。 （１）スペーサを使用することによって洗面台とキャビ
ネットの位置が規制されるのでとびら又は引出しの開閉
時、互いに接触することがなくなりキズがつかない。 （２）スペーサを使用することによって外観上の間隙が
なくなり美観を保つことができる。 （３）洗面台の左右どちらの側へもスペーサを使用する
ことが可能であり、引出し付キャビネットの設置バリエ
ーションが増える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のシステム洗面台において引
出し付キャビネットが洗面台の右側に配設された場合の
一部平面断面図

【図２】同洗面台の引出し付キャビネットが洗面台の左
側に配設された場合の一部平面断面図

【図３】従来のシステム洗面台の平面断面図

【図４】同
洗面台の正面図

【図５】同洗面台における洗面台と引出し付キャビネッ
トの位置関係を示す一部平面断面図

【符号の説明】

２　　壁面 ３　　洗面台 ５、１９　　とびら ９　　引出し付キャビネット １７　　スペーサ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】室のコーナー部に一対のとびらを有する洗
   面台を設け、前記洗面台の後面は前記室のコーナー部を
   構成する壁面と平行な二辺を有し、前記洗面台の前面の
   中心と前記室の角とを結ぶ線と、前記コーナー部の壁面
   とのなす角が略４５度となるように前記洗面台を配設し
   、前記洗面台の右側面及び左側面の少なくとも一方に引
   出し付キャビネットを配設し、この引出し付キャビネッ
   トと前記洗面台との間にスペーサを設けたシステム洗面
   台。