JPH04345903A - 時間補正記録方法 - Google Patents

時間補正記録方法

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JPH04345903A
JPH04345903A JP11820491A JP11820491A JPH04345903A JP H04345903 A JPH04345903 A JP H04345903A JP 11820491 A JP11820491 A JP 11820491A JP 11820491 A JP11820491 A JP 11820491A JP H04345903 A JPH04345903 A JP H04345903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
peak
time
recording
waveform
Prior art date
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Pending
Application number
JP11820491A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Miyagawa
智 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP11820491A priority Critical patent/JPH04345903A/ja
Publication of JPH04345903A publication Critical patent/JPH04345903A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録媒体への記録方
法に関するものであり、特にその高密度・読取精度の向
上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に、従来の磁気カードに記録されて
いるデータの状態を示す。図4aは、記録されるデータ
で、0と1からなっている。このデータをパルスで表示
したものが図4bである。ここで、0と1とは、パルス
の周期を異ならせることによって区別するようにしてい
る。このパルスに基づいて、データを磁気カードに書き
込むと図4cの波形になる。
【0003】この波形において、長い周期T1の部分は
「0」を表わし、短い周期T2,T3の部分は「1」を
表わす。次に、書き込まれたデータを読み出すと、書き
込み時と同じ波形、すなわち図4cの波形が得られる。 次に、読み出した波形のピークとピークの間の時間をし
きい値tと比較する。 しきい値tは、長い周期T1よ
りも短く、短い周期T2,T3よりも長く設定されてい
る。したがって、ピークとピークの間の時間が、しきい
値tよりも大きいときは「0」、小さいときは「1」で
あると判断できる。以上のようにして書き込んだデータ
を再生することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、磁気カードに
データを高密度に書き込む場合がある。この時に、デー
タを再生すると、再生波形のピーク部分が移動するピー
クシフトが発生する。以下このピークシフトについて説
明する。
【0005】図4aは、データの一例(001100)
を示す。このデータは、図4cに示すような波形でカー
ドに書き込まれている。この波形を読み出し、再生した
状態を図4dに示す。図4cにおいて、ピーク(A)点
と逆位相のピーク(A−1)点との距離T1と、ピーク
(A)点と逆位相のピーク(A+1)点との距離T2が
異なる。したがって、ピーク(A)点は、ピーク(A−
1)点よりピーク(A+1)点の影響を大きく受けるこ
とになる。このため、この記録信号を再生した場合は、
図4dに示すように、(A)点のピークが(A+1)点
の影響のため、S1だけ前側に移動し、早く立ち下がる
ことになる。ピーク(B)点では、ピーク(A)点とは
逆の状態になる。すなわち、ピーク(B)点と逆位相の
ピーク(B−1)点との距離T3と、ピーク(B)点と
逆位相のピーク(B+1)点との距離T1が異なる。し
たがって、ピーク(B)点では、ピーク(B+1)点よ
りピーク(B−1)点の影響を大きく受けるため、S2
だけ後側に移動し、遅く立ち下がることになる。これを
ピークシフトという。
【0006】このため、(A)点においては、ピーク間
の距離T1は、再生された時には、T1−S1と短くな
り、T2は、T2+S1と長くなる。同様に(B)点に
おいては、ピーク間の距離T3は、再生された時には、
T3+S2と長くなり、T1は、T1−S2と短くなる
。このため、T1、T2、T3がともにt(基準値)に
近付くことになり0か1かの判別を誤る場合がある。し
たがって、データを高密度に書き込むことによりピーク
間の距離T1を小さくすると、再生波形が変化し、読み
取りを誤るおそれがあった。
【0007】すなわち、従来の磁気カード書込方式にお
いては、高密度にデータを書き込むと、信号同志の干渉
によって再生した時の波形が変化するため、磁気カード
の記録密度が上げられず、読取率も向上しないという問
題があった。
【0008】この発明は、上記問題を解決し、磁気カー
ドの記録密度を上げ、読取率を向上させることを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る記録方法
は、記録媒体からの再生時に、再生波形のピークが記録
波形のピークからずれる時間を予め得ておき、記録媒体
の書込時に、該ずれ時間だけピークをずらせて記録を行
うこと、を特徴としている。
【0010】
【作用】この発明は、記録媒体からの再生時に、再生波
形のピークが記録波形のピークからずれる時間を予め得
ておき、、記録媒体の書込時に、ずれ時間だけピークを
ずらせて記録を行うようにしている。したがって、所望
の再生波形を得ることができる。
【0011】
【実施例】図2にこの発明の一実施例であるハードウエ
ア構成図を示す。CPU20には、データバス28を通
じてメモリ22、プログラマブルタイマ24、データシ
フトレジスタ26が接続されている。メモリ22は、書
き込みデータやタイマ値T1、T2、T3などを記憶し
ている。プログラマブルタイマ24は、データシフトレ
ジスタ26にタイマ値T1、T2、T3などを出力して
いる。CPU20は、プログラマブルタイマ24からの
タイマに応じて、メモリ22に記憶されている書込デー
タをデータシフトレジスタ26に送る。このデータに基
づいて磁気ヘッド30に書き込ませる。
【0012】図1に磁気カードに記録されているデータ
の状態を示す。以下、このデータの状態を説明する。
【0013】図1aは、データの基本パルス時間T1を
表わす。図1bは、データの一例を表わす。図1cは、
このデータをパルスで表わした図である。このデータは
、磁気カード上に信号0、1に応じて磁化され、図1d
に示すような磁化状態でカードに書き込まれている。 このデータを読み出して再生した場合の再生波形を図1
eに示す。再生波形は、図1dのピークP2においては
、ピークシフトによりS1ずれてP2′になっている。 P4についてもピークシフトによりS2ずれてP4′に
なっている。P6、P8についても同様にずれてP6′
、P8′になっている。このため、所望の再生波形が得
られないことになる。このずれ時間は、磁気カードなど
の媒体の種類により所定の時間になっている。
【0014】したがって、このずれ時間を補正する必要
がある。この補正量は、記録媒体によって異なっている
ため、適切な補正量を与えなければ、逆効果となる場合
がある。以下、適切に補正を行うための方法について説
明する。
【0015】まず、磁気カードを再生した場合に、ピー
クに生じるずれ時間を予め設定する。そして、ピーク点
を中心にして、ずれを生じる時間の前後を逆にして予測
したずれ時間を与える。これにより、ピーク点を逆にず
らして磁気カードに書き込んでおけば、再生した場合に
、磁気カードに書き込まれている波形そのままが得られ
ることになる。したがって、磁気カードにデータを書き
込む時には、ピーク点について、ずれ時間に応じた所定
のタイマ値を与えて書き込むことにより、所望の再生波
形を得ることができる。
【0016】すなわち、この図1においては、P2′で
、P2に較べてS1のずれ時間分早く立ち下がっている
。この時には、予め、磁気カードに、図1hに示すP2
″のように、P2に較べてS1のずれ時間分遅く立ち下
がるように書き込んでおけば良い。
【0017】また、P4′では、P4に較べてS2のず
れ時間分遅く立ち下がっている。この時には、予め、磁
気カードにP4″のように、P4に較べてS2のずれ時
間分早く立ち下がるように書き込んでおけば良い。同様
にP6″、P8″についても書き込む。図1fは、この
ずれ時間であるタイマ値を表わす。図1gには、実際に
、プログラマブルタイマ24からデータシフトレジスタ
26に送られるタイマ値を表わす。
【0018】図3にCPU20の動作を示すフローチャ
ートを示す。CPU20は、磁気ヘッド30にデータを
書き込むために、データをメモリ22からデータシフト
レジスタ26に送る(ステップS1)。次に、データの
構成内容について次のデータに変化あるか否かの判断を
する(ステップS2)。データに変化がなければ、T1
を送る(ステップS3)。データに変化があればステッ
プ4に進む。ステップ4では、次のデータが1か0かを
判断する。1であれば、T2(T2>T1)を送る(ス
テップS5)。0であれば、T3(T3<T1)を送る
(ステップS6)。ただし、実際に送るのは、直前のタ
イマ値で補正した分の調整も入るので(T1−前回タイ
マ値)の調整分を加算する。データが全て終了すれば書
き込みが終了する(ステップS7)。データが終了して
いなければ次データを読み取って(ステップS8)、ス
テップ1に戻る。
【0019】次に、このフローチャートによって実際の
データに基づく動作を説明する。データは図1eのデー
タ(0011010)とする。まず、最初のデータ0に
ついては、図1fの■の状態で表わされる。次データに
変化はない(ステップS2)ので、タイマ値としてはT
1(ステップS3)になり、送るタイマ値は、T1+(
T1−T1)=T1 になる。(前回タイマ値もT1である。)次のデータ0
は、■で表わされる。次データに変化があり(ステップ
S2)、次データ1(ステップS4)なので、タイマ値
としては、T2(ステップS5)になり、送るタイマ値
は、 T2+(T1−T1)=T2 になる。(前回タイマ値もT1である。)次のデータ1
は、■で表わされる。次データに変化はない(ステップ
S2)ので、タイマ値としてはT1(ステップS3)に
なり、送るタイマ値は、         T1+(T1−T2)=Tα    
  ただし、 T2>T1のためTα<T1になる。(
前回タイマ値はT2である。)次のデータ1は、■で表
わされる。次データに変化があり(ステップS2)、次
データ0(ステップS4)なので、タイマ値としては、
T3(ステップS6)、送るタイマ値は、T3+(T1
−T1)=T3 になる。(前回タイマ値はT1である。)次のデータ0
は、■で表わされる。次データに変化があり(ステップ
S2)、次データ1(ステップS4)なので、タイマ値
としては、T2(ステップS5)、送るタイマ値は、 
       T2+(T1−T3)=Tβ     
 ただし、T1>T3のためTβ>T2になる。(前回
タイマ値はT3である。)次のデータ1は、■で表わさ
れる。次データに変化があり(ステップS2)、次デー
タ0(ステップS4)なので、タイマ値としては、T3
(ステップS6)、送るタイマ値は、        
T3+(T1−T2)=Tγ      ただし、T2
>T1のためTγ<T3になる。(前回タイマ値はT2
である。)以上のようにして得られたタイマ値をプログ
ラマブルタイマ24に送り磁気カードに書き込むデータ
を補正する。
【0020】また、タイマ値は、媒体ごとに予めメモリ
22に記憶させておくことができる。このため、媒体の
種類に応じて、常に適切な補正量が与えられることによ
り、所望の再生波形を得ることができる。
【0021】この方法は、磁気カードだけでなく、磁気
を用いる媒体、例えば磁気テープなどにおいて、特に高
速、高密度で磁気を書き込む場合に有効である。
【0022】
【発明の効果】この発明は、記録媒体からの再生時に、
再生波形のピークが記録波形のピークからずれる時間を
予め得ておき、、記録媒体の書き込み時に、ずれ時間だ
けピークをずらせて記録を行うことにより所望の再生波
形を得ることができる。したがって、磁気カードの記録
密度を上げることができる。また、読取率を向上させる
ことができるので、システムとしての信頼性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による時間補正記録方法に
おけるデータの状態を示す。
【図2】この発明の一実施例による時間補正記録方法に
おけるハードウエア構成図を示す。
【図3】CPU20の動作を示すフローチャート図であ
る。
【図4】従来の磁気カードにおけるデータの状態を示す
図である。
【符号の説明】
20・・・CPU 22・・・メモリ 24・・・プログラマブルタイマ 26・・・データシフトレジスタ 28・・・データバス 30・・・磁気ヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】0と1とによって、周期を異ならせること
    によって、記録媒体に記録を行う記録方法において、記
    録媒体からの再生時に、再生波形のピークが記録波形の
    ピークからずれる時間を予め得ておき、記録媒体の書込
    時に、該ずれ時間だけピークをずらせて記録を行うこと
    、を特徴とする時間補正記録方法。
JP11820491A 1991-05-23 1991-05-23 時間補正記録方法 Pending JPH04345903A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11820491A JPH04345903A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 時間補正記録方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11820491A JPH04345903A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 時間補正記録方法

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JPH04345903A true JPH04345903A (ja) 1992-12-01

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ID=14730773

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11820491A Pending JPH04345903A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 時間補正記録方法

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