JPH05303706A - ピークシフト補正装置 - Google Patents

ピークシフト補正装置

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JPH05303706A
JPH05303706A JP10634492A JP10634492A JPH05303706A JP H05303706 A JPH05303706 A JP H05303706A JP 10634492 A JP10634492 A JP 10634492A JP 10634492 A JP10634492 A JP 10634492A JP H05303706 A JPH05303706 A JP H05303706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
correction
bit
bits
data buffer
Prior art date
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Pending
Application number
JP10634492A
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English (en)
Inventor
Kenji Tanaka
謙二 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10634492A priority Critical patent/JPH05303706A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エラー率の低いデジタル記録を実現する。 【構成】 シフトレジスタ部2から出力されたパラレル
データの先頭から4ビット“1001”を前4ビットデ
ータバッファ部3に、1ビットシフトした後の4ビット
“0011”を現4ビットデータバッファ部4にラッチ
する。前4ビットデータバッファ部3と現4ビットデー
タバッファ部4のパターン情報をデータパターンチェッ
ク回路5へ入力して、ピークシフトが発生するビットを
求め、補正量データバッファ部6より補正量データを引
き出し、補正回路7に入力する。 【効果】 補正をかける際に、1ビット毎にシフトさせ
ながら4ビット単位で認識し、補正量は前後のビットと
の距離から決定することで、最適な書き込み補正をかけ
ることが可能になり、エラー率が低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルデータ記録装
置におけるピークシフト補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、記録するデジタルデ
ータ(a)は、ある変調をかけられて(フロッピーディ
スクへの記録にはFMあるいはMFM変調が用いられて
いる)、書き込みパルス(b)に変調される。その書き
込みパルスは分周されて分周データ(c)になり、その
分周データ(c)に対応して書き込みヘッドに+/―の
定電流を流す。これで記録媒体上には(d)のような残
留磁束が残る。これを読みだしヘッドで再生すると、
(e)のような出力波形が得られる。ここで分かるよう
に記録したデジタルデータの位置に対応するのは、この
出力波形のピーク点であるため、この信号を微分し、
(f)信号を得る。次に、0Vコンパレータを通して、
信号(g)を得る。この信号の0、1変化点にパルスを
作ると信号(h)のような読みだしデータが得られる。
【0003】よって、記録するデジタルデータが高記録
密度のため近接する場合、そのデジタルデータに対応す
る読みだし波形が、隣接する読みだし波形と干渉し、図
6に示すような再生出力になる。このとき、再生出力の
ピークの位置は書き込まれた位置に対しずれを生じ、再
生されるリードデータパルスに位置ずれができる。これ
をピークシフトと言う。
【0004】従来より、デジタルデータ記録において発
生するピークシフトを補正する手段として、書き込み時
に読みだし時に発生するピークシフトの方向と逆の方向
にデータ位置をずらすことでピークシフトを補正すると
いう書き込み補正があることは公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
書き込み補正では、記録データを4ビット毎にパターン
認識し、そのパターンに応じてピークシフト量だけシフ
ト方向とは逆方向に補正をかけるので、4ビットデータ
の継ぎ目部分で矛盾が発生し、充分には補正がかからな
いという問題点を有していた。
【0006】この様子を図7に示す。記録データとして
“10111010”を考える。上述の方法では補正後
は、図中のようになる。しかし、“1011”のデジタ
ルデータaについて補正しているので、書き込みパルス
bはその影響で右にシフトする。すると、その影響で本
来シフトしないはずの“1010”の分周データcも右
にシフトしてしまう。しかし、この方法では、書き込み
パルスbおよび分周データcには補正をかけないので右
にシフトしたままとなり、再生時に本来あるべき位置よ
りずれてしまい、再生エラーとなる。さらには、“10
10”は本来ピークシフトは起こらないパターンだが、
前パターンの“1011”の書き込みパルスbがあるた
めに、分周データcは右にシフトしてしまう。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、補正
をかける際に、デジタルデータを4ビットのデータパタ
ーンを4ビット毎にシフトして認識するのではなく、1
ビット毎にシフトさせながら4ビット単位で認識し、補
正量は前後のビットとの距離から決定することで、最適
な書き込み補正をかけることが可能になり、よりエラー
率の低いデジタル記録を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、データを記録する前に一旦パラレルデータ
に変換するシフトレジスタ部と、前記シフトレジスタ部
から出力されたパラレルデータの先頭から複数ビット
(例えばビット1からビット4までの4ビット)を格納
する第1のデータバッファ部と、1ビットシフトした後
の複数ビット(例えばビット2からビット5までの4ビ
ット)を格納する第2のデータバッファ部と、前記第1
のデータバッファ部と前記第2のデータバッファ部のデ
ータパターンを認識して補正対象のビット位置および補
正方向を決定して記憶する補正データ記憶部、および前
記補正データ記憶部からの情報より、対象のビットをピ
ークシフトが発生する方向とは逆の方向にシフトさせる
補正回路部とを設けた。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、補正をかける際
に、デジタルデータを例えば4ビットのデータパターン
を4ビット毎にシフトして認識するのではなく、1ビッ
ト毎にシフトさせながら4ビット単位で認識し、補正量
は前後のビットとの距離から決定することで、最適な書
き込み補正をかけることが可能になり、よりエラー率の
低いデジタル記録ができるようにしたものである。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例におけるピークシ
フト補正装置の主要部の構成図である。図1に於いて、
1はデジタルデータにMFM変調を行うデジタルデータ
変調部、2はデジタルデータ変調部1から出力されたシ
リアルデータをパラレルデータに変換するシフトレジス
タ部である。
【0012】3はシフトレジスタ部2から出力されたパ
ラレルデータの先頭から4ビット(1ビット目から4ビ
ット目まで)を格納する前4ビットデータバッファ部で
ある。4は1ビットシフトした後の4ビット(2ビット
目から5ビット目まで)を格納する現4ビットデータバ
ッファ部である。
【0013】5は前4ビットデータバッファ部3と現4
ビットデータバッファ部4の4ビットデータパターンを
認識し、補正(シフト)の対象となるビット位置および
補正の方向(再生時にピークシフトが発生する方向とは
逆の方向)を決定し、そのデータすなわち補正ビット位
置および補正方向を示すデータを記憶する補正ビット記
憶部である。6は補正ビット記憶部5からの補正ビット
位置および補正方向を示すデータを受け、その情報に基
づいて補正処理を行なう補正回路部である。7は前記回
路部を総合的に制御する制御部である。
【0014】以上のように構成されたピークシフト補正
装置について、図2および図3を参照して、以下その動
作を説明する。
【0015】まず、制御部7は、入力されたシリアルデ
ジタルデータ(図2(a)“10011011”)に対
して、デジタルデータ変調部1においてMFM変調(図
2(b))をかける。
【0016】次に、デジタルデータ変調部1から出力さ
れたシリアルデータをシフトクロックに同期してシフト
レジスタ部2に取り込み、パラレルデータに変換し、シ
フトレジスタ部2から出力されたパラレルデータの先頭
から4ビット(1ビット目から4ビット目すなわち“1
001”)を前4ビットデータバッファ部3に、1ビッ
トシフトした後の4ビット(2ビット目から5ビット目
すなわち“0011”)を現4ビットデータバッファ部
4にラッチする。
【0017】この前4ビットデータバッファ部3と現4
ビットデータバッファ部4の4ビットデータパターン情
報をデータパターンチェック回路および補正ビット記憶
部5へ入力して、図3に示すパターンテーブルを用い
て、補正をかけるビット位置とピークシフト方向を認識
して記憶する。ビット位置は、図3のパルス出現位置に
示すように、(イ)から(ト)までの7種類である。
【0018】前4ビットデータバッファ部3のデータ
“1001”の場合は、補正ビットなし、また前記現4
ビットデータバッファ部4のデータ“0011”の場合
は、補正ビット位置(ホ)、補正方向は右を記憶する。
【0019】この補正ビット位置および方向の情報を補
正回路7に入力する。補正回路では、前記現4ビットデ
ータバッファ部4のデータ“0011”に対する、補正
ビット位置(ホ)および補正方向が、前4ビットデータ
バッファ部3のデータ“1001”の補正ビット位置お
よび補正方向(この場合は補正無し)と同じであるかを
チェックして、同じであれば、さらなる補正を行わない
ように制御し、この判断結果をもとに書き込みパルスを
シフトさせて、補正を行う。この操作を順次繰り返す。
【0020】図2(c)で、さらに1ビットシフトし
て、“0110”と認識する。この場合の再生信号はa
が左へ、bが右へピークシフトする。図3において、
“0110”では、補正ビット位置は(ハ)、補正方向
は右、さらに補正ビット位置は(ホ)、補正方向は左と
いう情報を記憶する。ただし、(ハ)については既に補
正をかけている(シフトレジスタで1ビットシフトして
いるので前回補正した(ホ)の位置が、今回の補正位置
(ハ)と同じ位置となる)ので、実際には新たな補正は
行わず、(ホ)についてのみ補正をかけるようにする。
【0021】図2(d)で、さらに1ビットシフトし
て、“1101”と認識する。この場合の再生信号はb
が右にシフトするので、左に補正をかける必要がある。
すなわち図3において、このパターンにおける補正ビッ
ト位置は(ハ)、その補正方向は左となる。
【0022】図2(e)で、さらに1ビットシフトし
て、“1011”と認識する。この場合の再生信号はc
が左にシフトするので、右に補正をかける。すなわち図
3において、は補正ビット位置は(ホ)、補正方向は右
となる。
【0023】最終的に、補正後のデータは、図2(f)
のようになる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、補正をかける際
に、デジタルデータを4ビットのデータパターンを4ビ
ット毎にシフトして認識するのではなく、1ビット毎に
シフトさせながら4ビット単位で認識し、補正量は前後
のビットとの距離から決定することで、最適な書き込み
補正をかけることが可能になり、よりエラー率の低いデ
ジタル記録ができるようにしたものであり、実用上有効
なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のピークシフト補正装置の主
要部の構成を示すブロック図
【図2】同ピークシフト補正装置の動作を示すタイミン
グチャート
【図3】同ピークシフト補正装置の補正パターンテーブ
ルを示す説明図
【図4】同ピークシフト補正装置の補正動作を示すフロ
ーチャート
【図5】デジタル記録における書き込み、読みだし各部
の信号波形
【図6】デジタル記録におけるピークシフトを示す説明
【図7】従来の補正方法のタイミングチャート
【符号の説明】
1 デジタルデータ変調部 2 シフトレジスタ部 3 前4ビットデータバッファ部 4 現4ビットデータバッファ部 5 補正ビット記憶部 6 補正回路部 7 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルデータに変調を行うデジタルデー
    タ変調部と、前記デジタルデータ変調部から出力された
    シリアルデータをパラレルデータに変換するシフトレジ
    スタ部と、前記シフトレジスタ部から出力されたパラレ
    ルデータの先頭から所定のビット数のデータ群を格納す
    る第1のデータバッファ部と、前記シフトレジスタ部か
    ら出力されたパラレルデータの第1のデータバッファ部
    に格納するデータ群に対して1ビット分後にシフトした
    データ群を格納する第2のデータバッファ部と、第1の
    データバッファ部と第2のデータバッファ部に格納され
    たデータ群のパターンを認識して補正対象のビット位置
    および補正方向を決定して記憶する補正データ記憶部
    と、前記補正データ記憶部からの情報より、そのビット
    をピークシフトが発生する方向とは逆の方向にシフトさ
    せる補正回路部とを備えた事を特徴とするピークシフト
    補正装置。
JP10634492A 1992-04-24 1992-04-24 ピークシフト補正装置 Pending JPH05303706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10634492A JPH05303706A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 ピークシフト補正装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10634492A JPH05303706A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 ピークシフト補正装置

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Publication Number Publication Date
JPH05303706A true JPH05303706A (ja) 1993-11-16

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ID=14431208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10634492A Pending JPH05303706A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 ピークシフト補正装置

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JP (1) JPH05303706A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775082B2 (en) 2000-04-19 2004-08-10 Nec Electronics Corporation Digital VFO phase control device
US6888902B1 (en) 1999-06-04 2005-05-03 Nec Electronics Corporation Digital variable frequency oscillator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6888902B1 (en) 1999-06-04 2005-05-03 Nec Electronics Corporation Digital variable frequency oscillator
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