JPS6010462A - 磁気記録読取り方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）　発明の技術分野 本発明は磁気記録読取シ方式に係り、特に記録媒体（例
えば通帳等の磁気ストライプ）のスキューによる誤読取
シ率を低下させる為に有効な磁気記録読取９方式に関す
る。

（ｂ）　技術の背景 例えば通帳の磁気ストライプ（以下ＭＳと称する）上に
は、２値データ″０−　工”にそれぞれ対応した記録ト
ラックが設けられ、これらのトラックに記録されるデー
タを同時に読出すことによって、２進データの再生（読
取シ）ヲ行っている。即ち両トラックへの磁気的記録を
読出し合成することによシ、Ｏ”と１”からなる取引デ
ータを得るように構成されている。

（ｃ）　従来技術と問題点 第１図（ａ）に示す如〈従来においては、２値″０”及
びｌ”に対応するＭＳ上のトラックデータを、複数段の
７リツプ７０ツブ等から構成されるノイズフィルタ１を
介してメモリ３へ蓄積している。

ディレィ回路２はタイマー等の手段によ５、ＭＳデータ
を所定時間遅延させるものである。従って今例えば第１
図（ｂ）に示すＭＳデータが与えられたとすると、読取
り（再生）データは２進”０１００１０”となる。

尚、簡単化のため第１図（ｂ）に示す如く第１トラック
ｌ−１：０″に対応するトラック、第２トラツクは”１
”に対応するトラックとし、以下同様に説明する０ しかしながら第１図（ａ）に示す読取シ回路においては
、記録媒体のスキー−（斜行）によって、第１及び第２
トラツクのデータ、即ち”１”と０”の位置が重なる或
いは逆になる等の場合には、正しいデータとして再生で
きない０つまシ従来においては、ある程度以上のスキュ
ーが生じた場合、正しいデータ読取９が不可能という欠
点があった。

（ｄ）　発明の目的 本発明の目的は、上述した従来の欠点を取除くへく、媒
体スキー−等による誤ったデータ読取り（再生）を防止
できる磁気記録媒体読取シ方式を提供するにある。

（ｅ）　発明の構成 上記目的を達成するため本発明においては、複数トラッ
クから読出したデータをサンプリングする手段と、サン
プリングしたデータと予め定めたデータパターンとを比
較することによシ読出したデータのスキー−量を検出す
る手段とを設けて、検出したスキー−量に基いてサンプ
リングデータより読取りデータを再生するようにしたも
のである。以下実施例を用いて本発明を詳述する。

（ｆ）　発明の実施例 第２図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、第
１図と対応する部分は同一符号を附すものとする。

即ち本実施例においては、ノイズフィルタ１によるＭＳ
データのサンプリングクロックを行ない、各サンプリン
グ点でのデータをメモリ３へ蓄積するよう構成したもの
である。サンプリングクロック発生部４はノイズフィル
タ１へのサンプリングクロック及びメモリ１への書込み
タイミングを供給するものである〇 メモリ３へ蓄積されたＭＳデータのサンプリングデータ
は、読出しアドレス制御部５がらの読取シアドレスに従
って読出され、データ画生部６へ出力される。データ画
生部６では、読出されたサンプリングデータを合成し、
再生データ（２進データ）全出力する。ｓ’ｒｘ検出部
７１′ｉ、、ＭＳデータの最初に記録されている所定の
２進データパターン５ＴＸ（スタート・オブ・テキスト
）全検出するものである。この検出部７によってＳＴＸ
が検出されない場合は、読取シネ可とする仁とは云うま
でもない。８はレジスタであシ、後述する如く読出しア
ドレス制御部にてめられるスキュー量がセットされるも
のである。

第３図は第２図忙示す実施例の動作を示すタイムチャー
トである。以下第３図を基に実施例装置の動作を説明す
る。

今、ノイズフィルタ１へ供給されるＭＳデータを第３図
（ｂ）ｌ　（ｃ）に示す如きデータとする。サンプリン
グクロック発生回路４は、ＭＳデータの読取９、ｃター
ト信号によシ第３図（ｄ）に示す如きサンプリングクロ
ックを発生する。尚、このサンプリングクロックの周波
数は、通常第３図（ａ）に示すＭＳ上のデータタイミン
グ（書込みタイミング）より１０〜２０倍程度大きいよ
う設定される。

しかしてメモリ３へは第３図（ｅ）に示すように各トラ
ックに対応して、ＭＳデータのサンプリングデータが格
納される。実施例では、第１および第２トラツクに対応
したサンプリングデータを、メモリ３の同一アドレス上
に一対のデータとして格納する。従って、読出しアドレ
ス制御部５からのアドレス出力によシ、メモリ３からは
第１及び第２トラツクからの読出しデータ（サンプリン
グデータ）が同時に出力される。データ再生部６では、
これら両データのうちの一方を読出しアドレス制御部５
の制御の下に選択出力することになる。

第３図（ｂ）、　（ｃ）に示すＭＳデータは、スキー−
の結果第２トラツクデータが第１トラツクデータを追越
した場合を示す。即ち、正常（スキューなし〕な場合に
タイミングｔ２〜ｔ４及びｔｗ、ｔｇ　で読出されるべ
き第２トラツクデータが、図示の如＜ａ２〜Ｃ２及びｄ
２＋ｅ２に現われた場合を示す。

本実施例では、ＳＴＸ検出部７及び読出しアドレス制御
部５によって、上述したスキュー量（タイミングｔ２と
ａ２との差）′ｆｆ：求めるものである。

つまり、ＭＳデータの最初には、予め定めたデータパタ
ーンＳＴＸが付加されている。従ってメモリ３上の各サ
ンプリングデータ読出し時に、このＳＴＸが再生できる
よう各トラックの読出しアドレスを制御すれば良い。

例えば、ＳＴＸを００１１”のパターンとする。

読出しアドレス制御部５は、まずメモリ３上の第１トラ
ツクに対応したデータ領域の読出しを行う〇この結果デ
ータ再生部６より、データタイミングｔｏ、ｔ、に読出
すべきｏｏ”のデータが得られることになる。次に１１
″のデータパターンを得るため、読出しアドレス制御部
はメモリ３上の第２トラツクに対応するデータ領域の読
出しを行う。

この結果タイミングｊ２＋　ｔ、　Ｋで現われるべき第
２トラツクのデータが図示ｔ”ｔ＋ｂｔ　の時点（アド
レス）にて得られることが判る。即ち′１１″のデータ
がデータ再生部６よシ出力されたことによって、ＳＴＸ
検出部７よシ検出信号が発せられる。

この検出信号により、読出しアドレス制御部５は、タイ
ミングｊ２＋　ｊ３　に対応するメモリアドレスと、第
２トラツクのデータが実際に読出されたアドレスとの差
ヲ求め、スキー−量としてレジスタ８へ格納する。

この結果、ＳＴＸ以後の第２トラツクのデータは、レジ
スタ８へ記憶されるスキュー量に応じてその読出しアド
レスを調整することにより、正しいデータが読出し再生
できる。以上の方法は、各トラックのデータが一定間附
で記録されていること、また読取ったデータのスキー−
量は単位のＭＳデータ読取り終了まで一定である場合が
ほとんどであり、ＭＳの読取シ中にスキューが変化する
ことはほとんどないことを考えると、非常に有効な手法
である事は容易に理解できよう。

（ｇ）　発明の効果 以上詳述した如く本発明によれば、スキー−による磁気
記録の誤読取シ率を大＋１］　Ｋ減少させることが可能
となフ、信頼性の高い磁気記録読取りが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の磁気記録読取９方法を示す図、第２図は
本発明の一実施例を示すブロック図、第３図は第２図図
示の実施例Ｑ＋作を説明するタイムチャートである。１
はノイズフィルタ、３はメモリ、５は読出しアドレス制
御部、６はデータ再生部、７はＳＴＸ検出部、８はレジ
スタ全それぞれ示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数トラックに記録されたデータを読取る手段と、該複
   数トラックよシ読取ったデータ中に予じめ定めたデータ
   パターンが存在することを検出する検出手段とを具え、
   該検出手段の検出出力に応じて該複数トラックに記録さ
   れたデータの再生を行う磁気記録読取シ装置において、
   前記読取シ手段によって読出されたデータを該データの
   書込みタイミングの周期よシ短い間隔でサンプリングす
   るサンプリング手段と、該サンプリング手段によシ得ら
   れたデータを蓄積する蓄積手段とを設け、該蓄積手段の
   蓄積するデータを読出す際、前記検出手段によって前記
   データパターンが検出されたことに基き各トラックに対
   応する該蓄積手段からのデータ読出しタイミングを決定
   することを特徴とする磁気記録読取シ方式。