JPH0434367Y2 - - Google Patents

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JPH0434367Y2
JPH0434367Y2 JP2924485U JP2924485U JPH0434367Y2 JP H0434367 Y2 JPH0434367 Y2 JP H0434367Y2 JP 2924485 U JP2924485 U JP 2924485U JP 2924485 U JP2924485 U JP 2924485U JP H0434367 Y2 JPH0434367 Y2 JP H0434367Y2
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JP
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inlet
outlet pipe
outlet
pipe
end plate
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用冷房装置等に用いられる
エバポレータ、特に積層型エバポレータに関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種のエバポレータとして、実開昭58
−162474号公報に示されているように、タンク部
に続いて出入口を形成した出入口パイプを有し、
この出入口パイプを成形プレートとエンドプレー
トとの間に挟んだものが公知となつている。さら
に、上記公報には、出入口パイプの位置決め手段
についても開示され、これは、第6図に示すよう
に、エンドプレート7の3箇所に折込み部18
a,18a,18cを形成し、下方の2つの折込
み部18a,18aを出入口パイプ8の下端に、
一方端やや手前に形成された折込み部18cに出
入口パイプ8の反出入口側端をそれぞれ突当てる
ようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した位置決め方式にあつて
は、エンドプレート7の一方側に寄つて折込み部
18cが形成されているので、この折込み部18
cの位置が決まれば、出入口パイプ8の出入口1
4の開口向き(第6図では左)も定まり、エンド
プレート7を変えない限り、出入口14の開口向
きを反対(第6図では右)にすることができな
い。現状においては、冷房装置の形式、エバポレ
ータの設置位置等に応じて出入口14の開口向き
を変える場合が多いが、この場合には折込み部1
8cの形成位置を逆にしたエンドプレート7を用
意しなければならず、エンドプレート7が二種類
となつて標準化することがてきないという問題点
があつたのである。
そこで、この考案は、特に出入口パイプの長手
方向の位置決め手段を改善し、出入口の方向が変
わつても一種類のエンドプレートで対処すること
ができ、もつて標準化に貢献することができる積
層型エバポレータを提供することを課題としてい
る。
(問題点を解決するための手段) しかして、この考案の要旨は、一対の成形プレ
ートを接合して構成の蒸発エレメントをフインを
介在して多数積層し、最も外側にエンドプレート
を配した積層型エバポレータにおいて、タンク部
に続いて出入口を形成した出入口パイプに径方向
へ突出する突起を形成すると共に、前記出入口パ
イプに接合されるエンドプレートの短手方向両端
に成形プレート側へ折れ曲がる爪を形成し、この
爪の一方と前記突起とを係合して、前記出入口パ
イプの長手方向の位置決めをしたことにある。
(作用) したがつて、出入口の開口向きを変える場合に
は、出入口パイプを逆にしてその突起を反対側の
位置にあるエンドプレートの爪に係合すれば、出
入口パイプの長手方向の位置決めがなされるの
で、エンドプレートは一種類でよく、そのため、
上記課題を達成することがてきるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図乃至第5図において、成形プレート1
は、両側端の成形プレート1a,1bを除いて、
上下両側の膨出部2,2と、該膨出部2,2間を
結ぶ溝部3とがプレス等により成形されたもの
で、2枚の成形プレート1,1を互いの膨出部
2,2及び溝部3が凹部側で向き合う形に接合し
て蒸発エレメント4が構成されている。この結
果、蒸発エレメント4は、互いに向き合う膨出部
2,2によりタンク5が、同じく互いに向き合う
溝部3,3により冷媒通路部6がそれぞれ構成さ
れ、上下のタンク5,5は冷媒通路部6により連
通されている。
ただし、最も外側の成形プレート1a,1bは
平板状で、このため、両側の半容積のタンク5
a,5bとこれらを結ぶ半容積の冷媒通路部6
a,6bとから成る蒸発エレメント4a,4bが
構成されている。
そして、蒸発エレメント4が多数積層され、最
も外側の蒸発エレメント4a,4bに出入口パイ
プ8a,8bを挟んでエンドプレート7,7が配
置され、蒸発エレメント4,4a,4b、エンド
プレート7,7間にコルゲート状のフイン9が介
在され、これらが炉中で一体ろう付けされてエバ
ポレータが構成されている。尚、隣合うタンク
5,5a,5bは、所定番目のもの(第2図にお
いてt1,t2で示す)を除いてそれぞれ連通孔10
を介して連通しており、上下方向に蛇行して冷媒
が通過するいわゆるマルチパス方式となつてい
る。
出入口パイプ8a,8bは、それぞれ長手方向
に沿つて分割されたパイプ部材11a,11bが
その周囲に形成された接合フランジ12a,12
bで接合されており、断面方形状のタンク部13
に続いて円形の入口14a又は出口14bが形成
されている。タンク部13は、反エンドプレート
側に連通孔10aが形成され、該連通孔10aと
最も端部のタンク5a,5bの連通孔10とが整
合して、タンク5a,5bとタンク部13とが連
通している。また、パイプ部材11a,11bの
それぞれには、適宜な位置に突起15が形成さ
れ、該突起15を半分に折曲げることにより一方
のパイプ部材11aと他方のパイプ部材11bと
がかしめ付けられている。
前記入口14aは、エバポレータの左下方にあ
つて、右上方にある出口14bと比較するとその
径が小さく形成され、該入口14aと出口14b
とには、それぞれの径に対応した直線状の接続パ
プ16a,16bが接続されている。該出入口1
4a,14bと接続パイプ16a,16bとの接
続は、エバポレータの本体部分をろう付けした後
に溶接して行われるが、予め入口14aが出口1
4bよりも小さく形成されているので、入口の径
が出口の径と同じである従来のものと比較する
と、入口14aに接続する接続パイプ16aを拡
管の必要がないので、接続作業を容易にし、検査
あるいは接続時に入口を出口と誤る虞をなくし、
周囲長さが短くなるので溶接距離を少なくするこ
とができる等の利点を有する。
上記出入口パイプ8a,8bは、所定位置にセ
ツトするため、エンドプレート7,7に対して上
下及び左右方向に位置決めされる。
まず上下方向の位置決めは、従来と同様にエン
ドプレート7,7の上部及び下部に設けられたタ
ンク接合部17のいずれ一方に折込み部18a,
18bが上下に所定間隔あけて対向するよう複数
形成され、該折込み部18a,18b間に出入口
パイプ8a,8bのタンク部13の上下端を挟ん
で行われているものである。
また、左右方向(出入口パイプの長手方向)の
位置決めは、従来と異なりタンク接合部17を有
するエンドプレート7,7の短手方向両端に形成
された成形プレート側へ折れ曲る爪19a,19
bのいずれか一方に、出入口パイプ8a,8bの
出入口14a,14b付近の突起15が係合して
行われている。該爪19a,19bはエンドプレ
ート7,7のプレス成形に際して同時に形成され
たもので、出入口パイプ8a,8bを反転して出
入口14a,14bの開口方向を反対にした場合
には、他方の爪に突起を係合すれば同様に位置決
めをすることができるのである。
尚、エンドプレート7,7のタンク接合部17
のそれぞれには、ビート20が縦方向に多数形成
され、該ビート20は、エンドプレート7,7を
補強すると共に、出入口パイプ8a,8bのタン
ク部13又は蒸発エレメント4a,4bのタンク
5a,5bとの間で排水通路を構成し、タンク部
に分溜る凝縮水を排出できるようにするためのも
のである。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、エンド
プレートの短手方向両端に爪を形成し、この爪の
一方と出入口パイプの突起とを係合するようにし
たので、出入口の開口方向を逆にしたい場合にも
同じエンドプレートを用いて出入口パイプの長手
方向の位置決めをすることができ、一種類のエン
ドプレートをもつて出入口の開口方向を逆にする
マイナーチエンジした積層型エバポレータを製造
することができ、標準化に役立ち、製造に際して
用意すべき部品点数を削減することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例における要部を示
す分解斜視図、第2図は同上の実施例における積
層型エバポレータ全体を示す正面図、第3図は同
上の右側面図、第4図は同上の要部を拡大した断
面図、第5図は同上の要部を拡大した右側面図、
第6図は従来例における積層型エバポレータの右
側面図である。 7……エンドプレート、8a,8b……出入口
パイプ、11a,11b……パイプ部材、13…
…タンク部、14a,14b……出入口、15…
…突起、19a,19b……爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一対の成形プレートを接合して構成の蒸発エ
    レメントをフインを介在して多数積層し、最も
    外側にエンドプレートを配した積層型エバポレ
    ータにおいて、タンク部に続いて出入口を形成
    した出入口パイプに径方向へ突出する突起を形
    成すると共に、前記出入口パイプに接合される
    エンドプレートの短手方向両端に成形プレート
    側へ折れ曲がる爪を形成し、この爪の一方と前
    記突起とを係合して、前記出入口パイプの長手
    方向の位置決めをしたことを特徴とする積層型
    エバポレータ。 2 出入口パイプは長手方向に沿つて分割面を有
    するパイプ部材が接合されて成り、前記出入口
    パイプの突起がパイプ部材間をかしめるのに用
    いられていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の積層型エバポレータ。
JP2924485U 1985-03-01 1985-03-01 Expired JPH0434367Y2 (ja)

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JP2924485U JPH0434367Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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JP2924485U JPH0434367Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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JPS61145266U JPS61145266U (ja) 1986-09-08
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JP2924485U Expired JPH0434367Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2684748B2 (ja) * 1989-02-20 1997-12-03 株式会社デンソー 積層型熱交換器
JP3596267B2 (ja) * 1997-02-28 2004-12-02 株式会社デンソー 冷媒蒸発器
JP2002115988A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Zexel Valeo Climate Control Corp 積層型熱交換器

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JPS61145266U (ja) 1986-09-08

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