JP2518259Y2 - 積層型熱交換器 - Google Patents
積層型熱交換器Info
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- JP2518259Y2 JP2518259Y2 JP1991021752U JP2175291U JP2518259Y2 JP 2518259 Y2 JP2518259 Y2 JP 2518259Y2 JP 1991021752 U JP1991021752 U JP 1991021752U JP 2175291 U JP2175291 U JP 2175291U JP 2518259 Y2 JP2518259 Y2 JP 2518259Y2
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- heat exchanger
- fluid
- chamber
- diaphragm
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案に係る積層型熱交換器
は、例えば自動車用空気調和装置に組み込んで、空気を
冷却するエバポレータとして利用するもので、本考案
は、この様な熱交換器に於ける流体の流れの均一化によ
り、性能向上を図るものである。
は、例えば自動車用空気調和装置に組み込んで、空気を
冷却するエバポレータとして利用するもので、本考案
は、この様な熱交換器に於ける流体の流れの均一化によ
り、性能向上を図るものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置には、内部で冷媒を蒸発さ
せ、外部を流通する空気を冷却するエバポレータが組み
込まれている。
せ、外部を流通する空気を冷却するエバポレータが組み
込まれている。
【0003】この様な、空気調和装置に組み込まれ、エ
バポレータとして使用される熱交換器として従来から、
例えば特開昭62−798号公報に記載されている様
な、複数枚の金属板を互いに積層して成る、所謂積層型
熱交換器が知られている。
バポレータとして使用される熱交換器として従来から、
例えば特開昭62−798号公報に記載されている様
な、複数枚の金属板を互いに積層して成る、所謂積層型
熱交換器が知られている。
【0004】この積層型熱交換器は、図6に示す様に、
それぞれが2枚の金属板1、1を最中状に組み合わせて
成るユニット2、2を複数個、互いに積層する事で構成
されている。各金属板1、1には、図7〜8に示す様
に、各金属板1、1の全周を囲む平坦部3と、この平坦
部3の内側にU字形に形成された浅い第一凹部4と、こ
の第一凹部4の両端に形成された深い第二、第三凹部
5、6と、第二、第三凹部5、6の中央部に形成された
通孔7、8とを設けている。又、第一凹部4の内側には
複数の凸部9、9を設けて、この第一凹部4の内側に於
ける冷媒等の流体の流れを乱す様にしている。
それぞれが2枚の金属板1、1を最中状に組み合わせて
成るユニット2、2を複数個、互いに積層する事で構成
されている。各金属板1、1には、図7〜8に示す様
に、各金属板1、1の全周を囲む平坦部3と、この平坦
部3の内側にU字形に形成された浅い第一凹部4と、こ
の第一凹部4の両端に形成された深い第二、第三凹部
5、6と、第二、第三凹部5、6の中央部に形成された
通孔7、8とを設けている。又、第一凹部4の内側には
複数の凸部9、9を設けて、この第一凹部4の内側に於
ける冷媒等の流体の流れを乱す様にしている。
【0005】積層型熱交換器を構成する複数のユニット
2、2は、それぞれ上述の様な形状を有する金属板1を
2枚、各金属板1、1の平坦部3同士を突き合わせ、最
中状に組み合わせる事で構成されており、第一凹部4に
より囲まれるU字形の部分を、流体を流す扁平管部12
とし、第二、第三凹部5、6により囲まれる部分を、入
口側タンク、或は出口側タンクの一部として機能させる
様にしている。
2、2は、それぞれ上述の様な形状を有する金属板1を
2枚、各金属板1、1の平坦部3同士を突き合わせ、最
中状に組み合わせる事で構成されており、第一凹部4に
より囲まれるU字形の部分を、流体を流す扁平管部12
とし、第二、第三凹部5、6により囲まれる部分を、入
口側タンク、或は出口側タンクの一部として機能させる
様にしている。
【0006】上述の様なユニット2、2は、図6に示す
様に複数個、各ユニット2、2を構成する金属板1、1
の第二、第三凹部5、6の外面同士を突き合わせる事で
積層し、第二、第三凹部5、6により構成される1対の
空間の内の一方の空間に入口管10を、他方の空間に出
口管11を、それぞれ接続している。
様に複数個、各ユニット2、2を構成する金属板1、1
の第二、第三凹部5、6の外面同士を突き合わせる事で
積層し、第二、第三凹部5、6により構成される1対の
空間の内の一方の空間に入口管10を、他方の空間に出
口管11を、それぞれ接続している。
【0007】この様に複数のユニット2、2を積層した
状態で、隣り合うユニット2、2の扁平管部12、12
の間には、コルゲート型のフィン13、13を挟持して
コア部とし、隣り合う扁平管部12、12の間を流れる
空気等の流体と、各扁平管部12、12の内側を流れる
冷媒等の流体との間の熱交換が良好に行なわれる様にし
ている。
状態で、隣り合うユニット2、2の扁平管部12、12
の間には、コルゲート型のフィン13、13を挟持して
コア部とし、隣り合う扁平管部12、12の間を流れる
空気等の流体と、各扁平管部12、12の内側を流れる
冷媒等の流体との間の熱交換が良好に行なわれる様にし
ている。
【0008】積層型熱交換器は、上述の様に構成され、
造られる為、例えばエバポレータとして使用する場合、
入口管10から、入口側タンクとして機能する一方の空
間に気液混相状態の冷媒を送り込むと、この冷媒は、複
数のユニット2、2の扁平管部12、12を流れる間
に、扁平管部12、12の外に設けたフィン13、13
の間を流通する空気との間で熱交換を行なう事により蒸
発してから、出口側タンクとして機能する他方の空間に
送られ、出口管11を通じて排出される。
造られる為、例えばエバポレータとして使用する場合、
入口管10から、入口側タンクとして機能する一方の空
間に気液混相状態の冷媒を送り込むと、この冷媒は、複
数のユニット2、2の扁平管部12、12を流れる間
に、扁平管部12、12の外に設けたフィン13、13
の間を流通する空気との間で熱交換を行なう事により蒸
発してから、出口側タンクとして機能する他方の空間に
送られ、出口管11を通じて排出される。
【0009】ところで、上述の様に構成され作用する積
層型熱交換器の製造を容易にする為、2枚の金属板を重
ね合わせて成るユニットとタンクとを別体とする事が、
特開昭61−27496号公報に開示されている。
層型熱交換器の製造を容易にする為、2枚の金属板を重
ね合わせて成るユニットとタンクとを別体とする事が、
特開昭61−27496号公報に開示されている。
【0010】即ち、図6〜8に示した従来構造の場合、
各ユニット2、2の端部にタンクを一体に形成する為、
各ユニット2、2を構成する金属板1、1の端部に深い
第二、第三凹部5、6を形成しているが、これら第二、
第三凹部5、6を形成する為のプレス作業は、浅い第一
凹部4を形成するのと同時に行なう必要がある為、プレ
ス作業の際に大きな力が必要となり、金属板1をプレス
成形する為の設備が大型化して、設備費が嵩む事が避け
られない。
各ユニット2、2の端部にタンクを一体に形成する為、
各ユニット2、2を構成する金属板1、1の端部に深い
第二、第三凹部5、6を形成しているが、これら第二、
第三凹部5、6を形成する為のプレス作業は、浅い第一
凹部4を形成するのと同時に行なう必要がある為、プレ
ス作業の際に大きな力が必要となり、金属板1をプレス
成形する為の設備が大型化して、設備費が嵩む事が避け
られない。
【0011】この様な問題を解決する為、タンク別体型
の積層型熱交換器の場合、図9〜11に示す様に、一端
縁に互いに間隔をあけて1対の突出部14a、14bを
形成した金属板15の片面にU字形の凹部16を、この
凹部16の両端を上記1対の突出部14a、14bの端
縁に迄連続させた状態で形成している。上記凹部16の
内側には多数の突起17、17を形成し、凹部16によ
り構成される折り返し流路18の内側を流れる冷媒等の
流体の流れを乱し、この流体と金属板15との間の熱交
換が効率良く行なわれる様にしている。
の積層型熱交換器の場合、図9〜11に示す様に、一端
縁に互いに間隔をあけて1対の突出部14a、14bを
形成した金属板15の片面にU字形の凹部16を、この
凹部16の両端を上記1対の突出部14a、14bの端
縁に迄連続させた状態で形成している。上記凹部16の
内側には多数の突起17、17を形成し、凹部16によ
り構成される折り返し流路18の内側を流れる冷媒等の
流体の流れを乱し、この流体と金属板15との間の熱交
換が効率良く行なわれる様にしている。
【0012】この様な凹部16や突起17、17を有す
る金属板15は、特開平2−169127号公報に示さ
れている様に、長尺な金属板を1対のロールの間を通過
させる事で、上記凹部16や突起17、17を成形した
後、上記長尺な金属板の適当箇所を切断する事で造れる
為、製造装置が比較的簡単なもので済む様になる。
る金属板15は、特開平2−169127号公報に示さ
れている様に、長尺な金属板を1対のロールの間を通過
させる事で、上記凹部16や突起17、17を成形した
後、上記長尺な金属板の適当箇所を切断する事で造れる
為、製造装置が比較的簡単なもので済む様になる。
【0013】そして、この様な金属板15を用いて造
る、タンク別体型の積層型熱交換器の場合、この金属板
15、15を2枚1組とし、互いの凹部16、16同士
を対向させた状態で最中状に重ね合わせて互いに液密に
接合する事により、U字形の折り返し流路18と、この
折り返し流路18の両端に位置して端縁部から突出した
1対の接合部19a、19bとを有する素子20、20
とする。
る、タンク別体型の積層型熱交換器の場合、この金属板
15、15を2枚1組とし、互いの凹部16、16同士
を対向させた状態で最中状に重ね合わせて互いに液密に
接合する事により、U字形の折り返し流路18と、この
折り返し流路18の両端に位置して端縁部から突出した
1対の接合部19a、19bとを有する素子20、20
とする。
【0014】そして、複数の素子20、20のそれぞれ
の接合部19a、19bを、第一、第二のタンク21、
22の側面にそれぞれ形成した、スリット状の接続孔2
3、23に挿入すると共に、各接合部19a、19bの
外周面と各接続孔23、23の内周縁とを互いに液密に
ろう付け接合する。各タンク21、22は、それぞれ図
9に示す様な座板33とタンク本体34とを組み合わ
せ、互いに液密にろう付けする事で構成されており、上
記接続孔23、23は、座板33の底面に形成されてい
る。これと共に、隣り合う素子20、20の間にフィン
(図示せず)を設けてコア部を構成する。
の接合部19a、19bを、第一、第二のタンク21、
22の側面にそれぞれ形成した、スリット状の接続孔2
3、23に挿入すると共に、各接合部19a、19bの
外周面と各接続孔23、23の内周縁とを互いに液密に
ろう付け接合する。各タンク21、22は、それぞれ図
9に示す様な座板33とタンク本体34とを組み合わ
せ、互いに液密にろう付けする事で構成されており、上
記接続孔23、23は、座板33の底面に形成されてい
る。これと共に、隣り合う素子20、20の間にフィン
(図示せず)を設けてコア部を構成する。
【0015】上記第一のタンク21の内側は、中間部に
固定した隔壁24により仕切る事で、入口室25と出口
室26とに分割し、入口室25の側に流体送り込み口2
7を、出口室26の側に流体取り出し口28を、それぞ
れ設けている。
固定した隔壁24により仕切る事で、入口室25と出口
室26とに分割し、入口室25の側に流体送り込み口2
7を、出口室26の側に流体取り出し口28を、それぞ
れ設けている。
【0016】上述の様に構成されるタンク別体型の積層
型熱交換器の場合、第一、第二のタンク21、22と複
数の素子20、20に設けた折り返し流路18とから成
る空間の内側を、図12に示す様に、第一、第二、第
三、第四の四室に分割する事が出来る。
型熱交換器の場合、第一、第二のタンク21、22と複
数の素子20、20に設けた折り返し流路18とから成
る空間の内側を、図12に示す様に、第一、第二、第
三、第四の四室に分割する事が出来る。
【0017】即ち、第一のタンク21の片半部(図10
の左半部)に存在する入口室25と一部(同図の左半
分)の素子20、20の上流側半部とから成る第一室2
9と、この第一室29の下流側に設けられ、上記一部の
素子20、20の下流側半部と第二のタンク22の片半
部(同図の左半部)とから成る第二室30と、この第二
室30の下流側(同図の右側)に設けられ、第二のタン
ク22の他半部(同図の右半部)と残部(同図の右半
分)の素子20、20の上流側半部とから成る第三室3
1と、この第三室31の下流側に設けられ、第一のタン
ク21の他半部(同図の右半部)と残部の素子20、2
0の下流側半部とから成る第四室32とである。
の左半部)に存在する入口室25と一部(同図の左半
分)の素子20、20の上流側半部とから成る第一室2
9と、この第一室29の下流側に設けられ、上記一部の
素子20、20の下流側半部と第二のタンク22の片半
部(同図の左半部)とから成る第二室30と、この第二
室30の下流側(同図の右側)に設けられ、第二のタン
ク22の他半部(同図の右半部)と残部(同図の右半
分)の素子20、20の上流側半部とから成る第三室3
1と、この第三室31の下流側に設けられ、第一のタン
ク21の他半部(同図の右半部)と残部の素子20、2
0の下流側半部とから成る第四室32とである。
【0018】この様な第一〜第四室29〜32に分割さ
れる積層型熱交換器に、図12に矢印aで示す様に、流
体送り込み口27から冷媒等の流体を送り込むと、この
流体は、同図に矢印bで示す様に第一室29内を流れ、
一部の素子20、20の折り返し流路18の折り返し部
分を、同図に矢印cで示す様に流れて、第二室30に進
入する。
れる積層型熱交換器に、図12に矢印aで示す様に、流
体送り込み口27から冷媒等の流体を送り込むと、この
流体は、同図に矢印bで示す様に第一室29内を流れ、
一部の素子20、20の折り返し流路18の折り返し部
分を、同図に矢印cで示す様に流れて、第二室30に進
入する。
【0019】第二室30内を矢印dで示す様に流れ、こ
の第二室30の下流側端部に迄流れた流体は、次いで、
第二のタンク22内を、この第二のタンク22の軸方向
に亙って図12の矢印e方向に流れて、第三室31内に
進入した後、この第三室31を構成する残部の素子2
0、20の折り返し流路18内を、同図に矢印fで示す
様に流れる。
の第二室30の下流側端部に迄流れた流体は、次いで、
第二のタンク22内を、この第二のタンク22の軸方向
に亙って図12の矢印e方向に流れて、第三室31内に
進入した後、この第三室31を構成する残部の素子2
0、20の折り返し流路18内を、同図に矢印fで示す
様に流れる。
【0020】更に流体は、同図に矢印gで示す様に、残
部の素子20、20の折り返し流路18の折り返し部分
を流れて、第四室32に進入し、この第四室32内を矢
印hで示す様に流れる。
部の素子20、20の折り返し流路18の折り返し部分
を流れて、第四室32に進入し、この第四室32内を矢
印hで示す様に流れる。
【0021】そして、この第四室32の下流側端部に存
在する、第一のタンク21の他半部(図10の右半部)
に迄流れた流体は、次いで流体取り出し口28から、同
図に矢印iで示す様に流出する。
在する、第一のタンク21の他半部(図10の右半部)
に迄流れた流体は、次いで流体取り出し口28から、同
図に矢印iで示す様に流出する。
【0022】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され作用する、特開平2−169127号公報に開
示された積層型熱交換器の場合も、依然として、次に述
べる様な解決すべき問題点が存在する。
構成され作用する、特開平2−169127号公報に開
示された積層型熱交換器の場合も、依然として、次に述
べる様な解決すべき問題点が存在する。
【0023】即ち、互いに平行な複数の流路(折り返し
流路18に相当する。)を有する熱交換器に、十分な性
能を発揮させる為には、各流路内を流れる流体の量が均
一である事が必要であり、互いに平行な複数の流路の内
の一部に多量の流体が流れ、残りの流路に流れる流体の
量が少なくなった場合、熱交換器全体としての熱交換量
が確保出来ず、熱交換器の性能が悪くなってしまう。
流路18に相当する。)を有する熱交換器に、十分な性
能を発揮させる為には、各流路内を流れる流体の量が均
一である事が必要であり、互いに平行な複数の流路の内
の一部に多量の流体が流れ、残りの流路に流れる流体の
量が少なくなった場合、熱交換器全体としての熱交換量
が確保出来ず、熱交換器の性能が悪くなってしまう。
【0024】これに対し、前述の様に構成され作用する
積層型熱交換器の場合、必ずしも各流路内を流れる流体
の量を均一化する事が出来ない。
積層型熱交換器の場合、必ずしも各流路内を流れる流体
の量を均一化する事が出来ない。
【0025】例えば、第二室30の下流端に達した流体
が、図12に矢印eで示す様に流れて、第三室31の上
流端に達する際、矢印e方向に流れる流体の圧力は下流
側程高くなる為、第三室31を構成する複数の折り返し
流路18に送り込まれる流体の量は、図13に示す様
に、下流側(図10、13の右側)に存在する折り返し
流路18程多くなってしまう。
が、図12に矢印eで示す様に流れて、第三室31の上
流端に達する際、矢印e方向に流れる流体の圧力は下流
側程高くなる為、第三室31を構成する複数の折り返し
流路18に送り込まれる流体の量は、図13に示す様
に、下流側(図10、13の右側)に存在する折り返し
流路18程多くなってしまう。
【0026】特に、タンク別体型の積層型熱交換器の場
合、前記図6〜8に示した、タンク一体型のものに比べ
て、内側を流体が矢印e方向に流れる第二のタンク22
の内側が、比較的平滑である為、流量が偏る傾向が著し
い。
合、前記図6〜8に示した、タンク一体型のものに比べ
て、内側を流体が矢印e方向に流れる第二のタンク22
の内側が、比較的平滑である為、流量が偏る傾向が著し
い。
【0027】流量の偏りを解消する為には、第一のタン
ク21の入口室25に通じる流体送り込み口27の取付
位置や流路面積、出口室26に通じる流体取り出し口2
8の取付位置や流路面積を工夫したり、或は第一のタン
ク21内に固定する隔壁24の位置を工夫する事で、或
る程度対応する事は出来るが、素子20、20の積層数
を多くした、比較的大型の熱交換器の場合、これらの処
置では十分に流量の偏りを少なくする事が出来ない。
ク21の入口室25に通じる流体送り込み口27の取付
位置や流路面積、出口室26に通じる流体取り出し口2
8の取付位置や流路面積を工夫したり、或は第一のタン
ク21内に固定する隔壁24の位置を工夫する事で、或
る程度対応する事は出来るが、素子20、20の積層数
を多くした、比較的大型の熱交換器の場合、これらの処
置では十分に流量の偏りを少なくする事が出来ない。
【0028】本考案の積層型熱交換器は、上述の様な不
都合を解消するものである。
都合を解消するものである。
【0029】
【課題を解決する為の手段】本考案の積層型熱交換器
は、前述したタンク別体型の積層型熱交換器と同様、一
端縁に、互いに間隔をあけて1対の突出部を形成した金
属板の片面にU字形の凹部を、この凹部の両端を上記1
対の突出部の端縁に迄連続させた状態で形成すると共
に、この金属板を2枚1組とし、互いの凹部同士を対向
させた状態で最中状に重ね合わせて互いに液密に接合す
る事により、U字形の折り返し流路と、この流路の両端
に位置して端縁部から突出した1対の接合部とを有する
素子とし、複数の素子のそれぞれの接合部を、第一、第
二のタンクの側面にそれぞれ形成したスリット状の接続
孔に挿入して、各接合部の外周面と各接続孔の内周縁と
を互いに液密に接合すると共に、隣り合う素子の間にフ
ィンを設け、中間部を隔壁により仕切った第一のタンク
の一方の側に流体送り込み口を、他方の側に流体取り出
し口を、それぞれ設ける事で構成されている。
は、前述したタンク別体型の積層型熱交換器と同様、一
端縁に、互いに間隔をあけて1対の突出部を形成した金
属板の片面にU字形の凹部を、この凹部の両端を上記1
対の突出部の端縁に迄連続させた状態で形成すると共
に、この金属板を2枚1組とし、互いの凹部同士を対向
させた状態で最中状に重ね合わせて互いに液密に接合す
る事により、U字形の折り返し流路と、この流路の両端
に位置して端縁部から突出した1対の接合部とを有する
素子とし、複数の素子のそれぞれの接合部を、第一、第
二のタンクの側面にそれぞれ形成したスリット状の接続
孔に挿入して、各接合部の外周面と各接続孔の内周縁と
を互いに液密に接合すると共に、隣り合う素子の間にフ
ィンを設け、中間部を隔壁により仕切った第一のタンク
の一方の側に流体送り込み口を、他方の側に流体取り出
し口を、それぞれ設ける事で構成されている。
【0030】更に、本考案の積層型熱交換器に於いて
は、上記第一、第二のタンクの少なくとも一方の内側
で、流体が当該タンクの軸方向に流れる複数部分に、そ
れぞれの部分でこのタンクの内側流路面積を絞る、互い
に異なった絞り流路面積を有する絞り板を固定すると共
に、この絞り板の外周縁と上記タンクとの間に凹凸係合
部を設け、この凹凸係合部を絞り板の設置個所ごとに異
ならせる事で、絞り板の誤組み付け防止を図った事を特
徴としている。
は、上記第一、第二のタンクの少なくとも一方の内側
で、流体が当該タンクの軸方向に流れる複数部分に、そ
れぞれの部分でこのタンクの内側流路面積を絞る、互い
に異なった絞り流路面積を有する絞り板を固定すると共
に、この絞り板の外周縁と上記タンクとの間に凹凸係合
部を設け、この凹凸係合部を絞り板の設置個所ごとに異
ならせる事で、絞り板の誤組み付け防止を図った事を特
徴としている。
【0031】
【作用】上述の様に構成される本考案の積層型熱交換器
により、熱交換器の内部を流れる冷媒等の流体と熱交換
器の外部を流れる空気等の流体との間で熱交換を行なう
際の作用自体は、前述した従来の積層型熱交換器の場合
と同様である。
により、熱交換器の内部を流れる冷媒等の流体と熱交換
器の外部を流れる空気等の流体との間で熱交換を行なう
際の作用自体は、前述した従来の積層型熱交換器の場合
と同様である。
【0032】但し、本考案の積層型熱交換器の場合、第
一、第二のタンクの少なくとも一方の内側に設けた複数
の絞り板により、複数の素子の折り返し流路内を流れる
流体の量を均一化する事が出来、熱交換器の性能向上を
図れる。
一、第二のタンクの少なくとも一方の内側に設けた複数
の絞り板により、複数の素子の折り返し流路内を流れる
流体の量を均一化する事が出来、熱交換器の性能向上を
図れる。
【0033】更に、絞り板の外周縁と上記タンクとの間
に凹凸係合部を設け、この凹凸係合部を絞り板の設置個
所ごとに異ならせる事で、絞り板の誤組み付け防止を図
っている為、それぞれが異なった絞り流路面積を有する
絞り板の組み付け順序を間違えて、上記流体の流れの均
一化を図れなかったり、かえって流れを不均一にしたり
する事がなくなる。
に凹凸係合部を設け、この凹凸係合部を絞り板の設置個
所ごとに異ならせる事で、絞り板の誤組み付け防止を図
っている為、それぞれが異なった絞り流路面積を有する
絞り板の組み付け順序を間違えて、上記流体の流れの均
一化を図れなかったり、かえって流れを不均一にしたり
する事がなくなる。
【0034】
【実施例】本考案の積層型熱交換器の構造は、タンクの
一部に絞り板を組み付ける以外、前述した特開平2−1
69127号公報に開示された積層型熱交換器と同様で
ある為、重複する説明を省略し、以下本考案の特徴部分
に就いて説明する。
一部に絞り板を組み付ける以外、前述した特開平2−1
69127号公報に開示された積層型熱交換器と同様で
ある為、重複する説明を省略し、以下本考案の特徴部分
に就いて説明する。
【0035】第二のタンク22の下流側半部で、第三室
31の上流側端部を構成する部分の内側には、この第二
のタンク22の内側流路面積を絞る複数枚の絞り板3
5、35を固定している。
31の上流側端部を構成する部分の内側には、この第二
のタンク22の内側流路面積を絞る複数枚の絞り板3
5、35を固定している。
【0036】この絞り板35は、アルミニウム合金等、
積層型熱交換器を構成する金属と同じ材質により造られ
ており、その外周縁形状は、図1に示す様に、上記第二
のタンク22の内周面形状と一致させて、絞り板35を
第二のタンク22の内側に、がたつきなく固定出来る様
にしている。
積層型熱交換器を構成する金属と同じ材質により造られ
ており、その外周縁形状は、図1に示す様に、上記第二
のタンク22の内周面形状と一致させて、絞り板35を
第二のタンク22の内側に、がたつきなく固定出来る様
にしている。
【0037】各絞り板35の中央部には、図2(A)に
示す様な打ち抜き孔36、或は同図(B)に示す様なバ
ーリング孔37を形成する事で、第二のタンク22の途
中で、絞り板35を形成した部分の流路面積を絞ってい
る。
示す様な打ち抜き孔36、或は同図(B)に示す様なバ
ーリング孔37を形成する事で、第二のタンク22の途
中で、絞り板35を形成した部分の流路面積を絞ってい
る。
【0038】又、上述の様に、第二のタンク22の下流
側半部に固定された複数枚の絞り板35、35の絞り流
路面積は、下流側の絞り板35の流路面積程、上流側の
絞り板35の流路面積よりも狭くする事で、上流側の折
り返し流路18内に送り込まれる流体の量と、下流側の
折り返し流路18内に送り込まれる流体の量とが、ほぼ
等しくなる様にしている。
側半部に固定された複数枚の絞り板35、35の絞り流
路面積は、下流側の絞り板35の流路面積程、上流側の
絞り板35の流路面積よりも狭くする事で、上流側の折
り返し流路18内に送り込まれる流体の量と、下流側の
折り返し流路18内に送り込まれる流体の量とが、ほぼ
等しくなる様にしている。
【0039】これと共に、各絞り板35、35の外周縁
と上記第二のタンク22との間に凹凸係合部を設け、こ
の凹凸係合部を絞り板35、35の設置個所ごとに異な
らせる事で、絞り板35、35の誤組み付け防止を図っ
ている。
と上記第二のタンク22との間に凹凸係合部を設け、こ
の凹凸係合部を絞り板35、35の設置個所ごとに異な
らせる事で、絞り板35、35の誤組み付け防止を図っ
ている。
【0040】この誤組み付け防止用の凹凸係合部として
は、例えば図3(A)〜(C)に示す様に、各絞り板3
5の外周縁に突起39を形成すると共に、上記第二のタ
ンク22の側に、この突起39を丁度嵌合させられるだ
けの大きさを有する、係合孔を形成する事が考えられ
る。上記突起39と係合孔との位置は、各絞り板35の
絞り流路面積を変えるのに伴なって異ならせる。この
為、各絞り板35を、本来組み付ける部分とは異なる部
分に組み付ける事が出来なくなる。
は、例えば図3(A)〜(C)に示す様に、各絞り板3
5の外周縁に突起39を形成すると共に、上記第二のタ
ンク22の側に、この突起39を丁度嵌合させられるだ
けの大きさを有する、係合孔を形成する事が考えられ
る。上記突起39と係合孔との位置は、各絞り板35の
絞り流路面積を変えるのに伴なって異ならせる。この
為、各絞り板35を、本来組み付ける部分とは異なる部
分に組み付ける事が出来なくなる。
【0041】尚、絞り板35と同じ外周形状を有する隔
壁24に就いても、図3(D)に示す様に、各絞り板3
5とは異なる位置に突起39を形成すれば、隔壁24を
設置すべき部分に絞り板35を組み付ける恐れがなくな
る。
壁24に就いても、図3(D)に示す様に、各絞り板3
5とは異なる位置に突起39を形成すれば、隔壁24を
設置すべき部分に絞り板35を組み付ける恐れがなくな
る。
【0042】又、図4(A)(B)に示す様に、各絞り
板35の同じ位置に突起39を形成すると共に、各絞り
板35の板厚を、各絞り板35の絞り流路面積を変える
のに伴なって異ならせても良い。第二のタンク22の所
定部位には、各絞り板35の板厚に応じた係合孔が形成
されているので、各絞り板35を、本来組み付ける部分
とは異なる部分に組み付けようとした場合には、組み付
けられなかったり、或は突起39と係合孔との間に大き
ながたつきを生じる。
板35の同じ位置に突起39を形成すると共に、各絞り
板35の板厚を、各絞り板35の絞り流路面積を変える
のに伴なって異ならせても良い。第二のタンク22の所
定部位には、各絞り板35の板厚に応じた係合孔が形成
されているので、各絞り板35を、本来組み付ける部分
とは異なる部分に組み付けようとした場合には、組み付
けられなかったり、或は突起39と係合孔との間に大き
ながたつきを生じる。
【0043】更に、図5(A)(B)に示す様に、各絞
り板35の同じ位置に突起39を形成すると共に、各突
起39の幅寸法を、各絞り板35の絞り流路面積を変え
るのに伴なって異ならせても良い。第二のタンク22の
所定部位には、各突起39の幅寸法に応じた係合孔が形
成されているので、各絞り板35を、本来組み付ける部
分とは異なる部分に組み付けようとした場合には、組み
付けられなかったり、或は突起39と係合孔との間に大
きながたつきを生じる。
り板35の同じ位置に突起39を形成すると共に、各突
起39の幅寸法を、各絞り板35の絞り流路面積を変え
るのに伴なって異ならせても良い。第二のタンク22の
所定部位には、各突起39の幅寸法に応じた係合孔が形
成されているので、各絞り板35を、本来組み付ける部
分とは異なる部分に組み付けようとした場合には、組み
付けられなかったり、或は突起39と係合孔との間に大
きながたつきを生じる。
【0044】上述の様に第二のタンク22の下流側半部
に複数枚の絞り板35、35を固定した本考案の積層型
熱交換器により、冷媒等、熱交換器の内部を流れる流体
と、空気等、熱交換器の外部を流れる流体との間で熱交
換を行なう際の作用自体は、前述した先考案に係る積層
型熱交換器の場合と同様である。
に複数枚の絞り板35、35を固定した本考案の積層型
熱交換器により、冷媒等、熱交換器の内部を流れる流体
と、空気等、熱交換器の外部を流れる流体との間で熱交
換を行なう際の作用自体は、前述した先考案に係る積層
型熱交換器の場合と同様である。
【0045】但し、本考案の積層型熱交換器の場合、第
二のタンク22の内側に設けた絞り板35、35によ
り、複数の素子20、20の折り返し流路18(図9)
内を流れる冷媒等の流体の量を均一化する事が出来、熱
交換器の性能向上を図れる。
二のタンク22の内側に設けた絞り板35、35によ
り、複数の素子20、20の折り返し流路18(図9)
内を流れる冷媒等の流体の量を均一化する事が出来、熱
交換器の性能向上を図れる。
【0046】即ち、第二室30の下流端に達した流体
が、図12に矢印eで示す様に流れて、第三室31の上
流端に達する際、この上流端部分に設けた第二のタンク
22内の絞り板35、35の作用により、上記流体は、
第二のタンク22の下流側には送られにくくなる。
が、図12に矢印eで示す様に流れて、第三室31の上
流端に達する際、この上流端部分に設けた第二のタンク
22内の絞り板35、35の作用により、上記流体は、
第二のタンク22の下流側には送られにくくなる。
【0047】従って、各絞り板35、35に形成する打
ち抜き孔36或はバーリング孔37の開口面積を適当に
調節すれば、各絞り板35、35の上流側部分で折り返
し流路18内に送り込まれる流体の量と、各絞り板3
5、35の下流側部分で折り返し流路18内に送り込ま
れる流体の量とをほぼ等しくして、熱交換器の性能を最
大限に引き出す事が可能となる。
ち抜き孔36或はバーリング孔37の開口面積を適当に
調節すれば、各絞り板35、35の上流側部分で折り返
し流路18内に送り込まれる流体の量と、各絞り板3
5、35の下流側部分で折り返し流路18内に送り込ま
れる流体の量とをほぼ等しくして、熱交換器の性能を最
大限に引き出す事が可能となる。
【0048】更に、各絞り板35、35の外周縁に形成
した突起39と上記第二のタンク22に形成した係合孔
とにより構成される凹凸係合部を、絞り板35、35の
設置個所ごとに異ならせる事で、絞り板35、35の誤
組み付け防止を図っている為、それぞれが異なった絞り
流路面積を有する絞り板35、35の組み付け順序を間
違えて、上記流体の流れの均一化を図れなかったり、か
えって流れを不均一にしたりする事がなくなる。
した突起39と上記第二のタンク22に形成した係合孔
とにより構成される凹凸係合部を、絞り板35、35の
設置個所ごとに異ならせる事で、絞り板35、35の誤
組み付け防止を図っている為、それぞれが異なった絞り
流路面積を有する絞り板35、35の組み付け順序を間
違えて、上記流体の流れの均一化を図れなかったり、か
えって流れを不均一にしたりする事がなくなる。
【0049】尚、タンクがコア部の上に存在するか下に
存在するかは問わない。
存在するかは問わない。
【0050】
【考案の効果】本考案の積層型熱交換器は、以上に述べ
た通り構成され作用するが、積層型熱交換器を構成す
る、互いに並列な複数の流路中に流れる流体の量を、ほ
ぼ等しくする事が出来て、熱交換器の性能向上を図る事
が出来る。
た通り構成され作用するが、積層型熱交換器を構成す
る、互いに並列な複数の流路中に流れる流体の量を、ほ
ぼ等しくする事が出来て、熱交換器の性能向上を図る事
が出来る。
【図1】熱交換器の下端部に位置する第二のタンクの下
流側半部に絞り板を設けた状態を示す、図12のA−A
断面に相当する略縦断面図。
流側半部に絞り板を設けた状態を示す、図12のA−A
断面に相当する略縦断面図。
【図2】絞り板の形状の2例を示す斜視図。
【図3】互いに突起形成位置を異ならせた絞り板及び隔
壁の4例を示す図。
壁の4例を示す図。
【図4】互いに厚さを異ならせた絞り板の2例を示す
図。
図。
【図5】互いに幅寸法の異なる突起を形成した絞り板の
2例を示す図。
2例を示す図。
【図6】従来の積層型熱交換器を示す正面図
【図7】この熱交換器を構成する金属板の側面図。
【図8】図7のB−B断面図。
【図9】従来の熱交換器の第2例を示す部分分解斜視
図。
図。
【図10】同じく組み立てた状態を示す底面図。
【図11】同じく側面図。
【図12】流体の流れを示す略斜視図。
【図13】流体が偏って流れる状態を示す、図1と同様
の図。
の図。
1 金属板 2 ユニット 3 平坦部 4 第一凹部 5 第二凹部 6 第三凹部 7 通孔 8 通孔 9 凸部 10 入口管 11 出口管 12 扁平管部 13 フィン 14a 突出部 14b 突出部 15 金属板 16 凹部 17 突起 18 折り返し流路 19a 接合部 19b 接合部 20 素子 21 第一のタンク 22 第二のタンク 23 接続孔 24 隔壁 25 入口室 26 出口室 27 流体送り込み口 28 流体取り出し口 29 第一室 30 第二室 31 第三室 32 第四室 33 座板 34 タンク本体 35 絞り板 36 打ち抜き孔 37 バーリング孔 38 切り欠き 39 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 一端縁に、互いに間隔をあけて1対の突
出部を形成した金属板の片面にU字形の凹部を、この凹
部の両端を上記1対の突出部の端縁に迄連続させた状態
で形成すると共に、この金属板を2枚1組とし、互いの
凹部同士を対向させた状態で最中状に重ね合わせて互い
に液密に接合する事により、U字形の折り返し流路と、
この流路の両端に位置して端縁部から突出した1対の接
合部とを有する素子とし、複数の素子のそれぞれの接合
部を、第一、第二のタンクの側面にそれぞれ形成したス
リット状の接続孔に挿入して、各接合部の外周面と各接
続孔の内周縁とを互いに液密に接合すると共に、隣り合
う素子の間にフィンを設け、中間部を隔壁により仕切っ
た第一のタンクの一方の側に流体送り込み口を、他方の
側に流体取り出し口を、それぞれ設ける事で構成された
積層型熱交換器に於いて、上記第一、第二のタンクの少
なくとも一方の内側で、流体が当該タンクの軸方向に流
れる複数部分に、それぞれの部分でこのタンクの内側流
路面積を絞る、互いに異なった絞り流路面積を有する絞
り板を固定すると共に、この絞り板の外周縁と上記タン
クとの間に凹凸係合部を設け、この凹凸係合部を絞り板
の設置個所ごとに異ならせる事で、絞り板の誤組み付け
防止を図った事を特徴とする積層型熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991021752U JP2518259Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 積層型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991021752U JP2518259Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 積層型熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115286U JPH04115286U (ja) | 1992-10-13 |
JP2518259Y2 true JP2518259Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31907440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991021752U Expired - Lifetime JP2518259Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 積層型熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518259Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1065453A2 (en) | 1999-07-02 | 2001-01-03 | Denso Corporation | Refrigerant evaporator with refrigerant distribution |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016200331A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 株式会社ティラド | 熱交換器の分流改善板の取付構造 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5998842U (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-04 | 三洋電機株式会社 | 調理機 |
JPS60163659U (ja) * | 1984-04-10 | 1985-10-30 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱に於けるヒユ−ズ類の誤組付防止構造 |
JPS62188911U (ja) * | 1986-05-21 | 1987-12-01 | ||
JPH0739895B2 (ja) * | 1986-06-23 | 1995-05-01 | 日本電装株式会社 | 冷媒蒸発器 |
JPH0743883Y2 (ja) * | 1987-07-16 | 1995-10-09 | 日本電信電話株式会社 | 押ボタンの組付構造 |
JPH0612390Y2 (ja) * | 1988-10-28 | 1994-03-30 | 昭和アルミニウム株式会社 | インタークーラー |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP1991021752U patent/JP2518259Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1065453A2 (en) | 1999-07-02 | 2001-01-03 | Denso Corporation | Refrigerant evaporator with refrigerant distribution |
US6449979B1 (en) | 1999-07-02 | 2002-09-17 | Denso Corporation | Refrigerant evaporator with refrigerant distribution |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04115286U (ja) | 1992-10-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |