JPH0318866Y2 - - Google Patents

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JPH0318866Y2
JPH0318866Y2 JP1983131910U JP13191083U JPH0318866Y2 JP H0318866 Y2 JPH0318866 Y2 JP H0318866Y2 JP 1983131910 U JP1983131910 U JP 1983131910U JP 13191083 U JP13191083 U JP 13191083U JP H0318866 Y2 JPH0318866 Y2 JP H0318866Y2
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JP
Japan
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raw pipe
pipe
raw
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tank
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JP1983131910U
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JPS6043881U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば自動車用空調装置に用いら
れる積層型熱交換器に関するものである。
周知のように積層型熱交換器は素管とフインと
を交互に複数段積層して構成されており、例えば
自動車の車室のように狭いスペース内に設置され
る。しかもその設置スペースは方形状ばかりでは
ないので、積層型熱交換器の外形形状も設置スペ
ースに対応することが例えば実開昭58−27663号
広報により知られており、その具体例が第1図に
示されている。
第1図において、積層型熱交換器は、長手方向
の異なる第1の素管1と第2の素管9とを有し、
それぞれのタンク6a,6b間が接合金具25を
介して接合されている。したがつて、第1の素管
1と第2の素管9との間に段部が構成されるの
で、設置スペースに対応する外形形状とすること
ができる。
しかしながら、第1の素管1と第2の素管9と
のタンク6a,6b間は分断されているので、そ
の分断部分をいわゆるマルチパス方式の壁面部分
とせざるを得ず、そのため、熱交換効率の点から
第1の素管1と第2の素管9との本数が定まり、
十分設置スペースの形状に対応できないという欠
点があつた。
そこで、この考案は、上述したように第1の素
管と第2の素管とのタンク間を連通することがで
きない欠点を解消し、十分設置スペースの形状に
対応できる積層型熱交換器を提供することを課題
とし、長手方向の長さが異なる第1の素管と第2
の素管との間に第3の素管を介在し、この第3の
素管は、前記第1の素管と第2の素管にそれぞれ
形成されたタンクの双方に接合する接続タンク部
を有し、この接続タンク部は、第1の素管又は第
2の素管と第3の素管との間に介在されたフイン
が当接するフイン受部を有し、このフイン受部を
補強する補強部材を設けたことを特徴とした積層
型熱交換器にある。
したがつて、第1の素管と第2の素管とのタン
ク間が第3の素管の接続タンク部を介して接続で
きるので、第1の素管と第2の素管との本数を自
由に設定でき、そのため、前記課題を達成できる
ものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第2図及び第3図において、この考案の実施例
が示され、第1の素管1は、浅い凹部2の両端に
深い凹部3,3が形成された成形プレート4が互
いの接合面で接合されて、中央に冷媒通路5とこ
の冷媒通路5の両側にタンク6a,6aとが構成
されている。前記浅い凹部2には、同一方向に規
則正しくビード7が形成され、冷媒通路5を流れ
る冷媒の距離を実質長くすると共に、冷媒の流れ
に乱流を与えている。
而して、前記第1の素管1は、複数段積層さ
れ、この複数段積層された第1の素管1の両側に
は下記する第3の素管8を介して、第1の素管1
と長手方向の長さが異なる第2の素管9が複数個
積み重ねられている。
この実施例においては、第2の素管9は、第1
の素管1より短かく形成され、第2図中左側の第
2の素管9は、第1の素管1に対して下方端を合
わせ、また、右側の第2の素管9は、第1の素管
1に対して上方端に合わせて並設されている。そ
して、これら第1、第2及び第3の素管1,9,
8の隣り合う冷媒通路5間には、コルゲート状の
フイン10が介材されていると共に、積層方向両
端に位置する第2の素管9には補強用の端板11
が固定されている。
第1の素管1と第2の素管9との間に介在され
た第3の素管8は、第1及び第2の素管1,9と
同様に2枚の成形プレート4′,4″が接合され
て、長手方向の長さが第1の素管1と同一に形成
されていると共に、冷媒通路5′とこの冷媒通路
5′の両側に位置する接続タンク部12,12と
を有し、この接続タンク部12,12が相隣る第
1の素管1と第2の素管9にそれぞれ形成された
タンク6a,6bの双方に接合している。この実
施例においては、第2の素管9側の成形プレート
4″がその深い凹部3の一方を中心方向に拡大さ
れて、第2の素管9のタンク6bと接続タンク部
12が接合されていると共に、冷媒通路5′を構
成する浅い凹部2’にはビード7が形成されてい
る。
この接続タンク部12は、第1の素管1と第3
の素管8との間に介在されたフイン10が当接する
フイン受部13を有し、このフイン受部13を補
強する補強部材14が設けられている。
尚、この実施例においては、第2の素管9が第
1の素管1より短く形成されているので、フイン
受部13を第1の素管1側に有しているが、第2
の素管9が第1の素管1より長く形成されれば、
反対にフイン受部13は第2の素管9側に有し、
フイン受部13には、第2の素管9と第3の素管
8との間に介在されたフイン10が当接する。
補強部材14は、この実施例においては、補強
プレート15にて構成され、該補強プレート15
は第3の素管8を構成する成形プレート4′,
4″間に介在され、その周縁が双方の成形プレー
ト4′,4″の接合面に挟持されていると共に、両
端側に接続タンク部12内連通用の孔16が形成
されている。
第1、第2及び第3の素管1,9,8の上方の
タンク6a及び接続タンク部12は、第2図のA
部を除いて、隣り合うタンク6a、接続タンク部
12aが連通孔17を介して連通し、第1の中間
タンク群18と出口側タンク群19とを構成し、
また、第1、第2及び第3の素管1,9,8の下
方のタンク6b及び接続タンク部12は、第2図
のB部を除いて隣り合うタンク6b、接続タンク
部12間が連通孔17を介して連通し、第2の中
間タンク群20と入口側タンク群21とを構成し
ている。
冷媒入口24と冷媒出口23は、前記入口側タ
ンク群21又は出口側タンク群19を構成し、且
つ、最端部に位置するタンク6a,6bと前記端
板11との間にそれぞれ設けられている。
上記構成において、冷媒入口24から流入した
冷媒は、入口側タンク群21→冷媒通路5→第1
の中間タンク群18→冷媒通路5→第2の中間タ
ンク群20→冷媒通路5→出口側タンク群19と
熱交換器内を流れ、冷媒出口23から流出する。
第4図において、第2の実施例が示され、前記
実施例と比較して、フイン受部13を補強する補
強部材14の構成のみが相違し、他の構成は前記
実施例と同様であるため、説明を省略する。
即ち、この実施例においては、補強部材14は
コルゲート状のフイン10にて構成され、該フイ
ン10は、成形プレート4″の深い凹部3の拡大
によつて拡がつた接続タンク部12内に配され、
フイン10の折曲部が双方の成形プレート4′,
4″の内壁にロー付されている。
また、補強部材14は、フイン受部13にビー
ドを形成して構成してもよい。
以上述べたように、この考案によれば、長手方
向の長さが異なる第1の素管と第2の素管との間
に第3の素管を介在し、この第3の素管の接続タ
ンク部を介して第1の素管と第2の素管とのタン
ク間を連通可能に構成したので、第1の素管と第
2の素管との比率が制限されず、十分設置スペー
スの形状に対応できるものである。
また、接続タンク部のフイン受部を補強部材に
て補強したので、組付時にフインから受ける押圧
力にも十分に対応でき、強度的にも不具合がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す積層型熱交換器の一部断
面図、第2図はこの考案の実施例を示す積層型熱
交換器の正面図、第3図は同上の積層型熱交換器
の一部断面図、第4図は他の実施例を示す積層型
熱交換器の一部断面図である。 1……第1の素管、6a,6b……タンク、8
……第3の素管、9……第2の素管、10……フ
イン、12……接続タンク部、13……フイン受
部、14……補強部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向の長さが異なる第1の素管と第2の素
    管との間に第3の素管を介在し、この第3の素管
    は、前記第1の素管と第2の素管にそれぞれ形成
    されたタンクの双方に接合する接続タンク部を有
    し、この接続タンク部は、第1の素管又は第2の
    素管と第3の素管との間に介在されたフインが当
    接するフイン受部を有し、前記第3の素管にはそ
    の内側から前記フイン受部に当てがわれる補強部
    材を設けたことを特徴とする積層型熱交換器。
JP13191083U 1983-08-26 1983-08-26 積層型熱交換器 Granted JPS6043881U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13191083U JPS6043881U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 積層型熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13191083U JPS6043881U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 積層型熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6043881U JPS6043881U (ja) 1985-03-28
JPH0318866Y2 true JPH0318866Y2 (ja) 1991-04-22

Family

ID=30298068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13191083U Granted JPS6043881U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 積層型熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6043881U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59124872U (ja) * 1983-02-03 1984-08-22 株式会社ボッシュオートモーティブ システム 積層型熱交換器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6043881U (ja) 1985-03-28

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