JP5154837B2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP5154837B2
JP5154837B2 JP2007138860A JP2007138860A JP5154837B2 JP 5154837 B2 JP5154837 B2 JP 5154837B2 JP 2007138860 A JP2007138860 A JP 2007138860A JP 2007138860 A JP2007138860 A JP 2007138860A JP 5154837 B2 JP5154837 B2 JP 5154837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
cavity
cover plate
heat exchanger
header plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007138860A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008292070A (ja
Inventor
聖一 端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T.RAD CO., L T D.
Original Assignee
T.RAD CO., L T D.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T.RAD CO., L T D. filed Critical T.RAD CO., L T D.
Priority to JP2007138860A priority Critical patent/JP5154837B2/ja
Publication of JP2008292070A publication Critical patent/JP2008292070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5154837B2 publication Critical patent/JP5154837B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

本発明は、熱交換器に関し、特に、気液二相状態の冷媒が複数の冷媒回路に分岐して流通するように構成された熱交換器に関する。
従来、空気調和機等において、フィンコイルタイプと呼ばれる熱交換器が使用されている。図9に示されているように、このフィンコイルタイプの熱交換器1は、多数積層されたプレート状のフィン2と、蛇行して各フィン1を貫通する冷媒管3とから構成されており、冷媒管3は、さらに、U字状に曲成されたヘアピンチューブ4と、ヘアピンチューブ4の隣接する開口端部5に挿入されてロウ付け接合されるU字状のベンド管6とから構成されている。
そして、このような構成を備えた熱交換器1において、冷媒管3内を気液二相状態で流通する冷媒と、冷媒管3の外側及びフィンを通過する空気との間で熱交換が行われるようになっている。ところが、熱交換器1を通過する空気の風速は位置によって異なるため、各冷媒管3内における冷媒の気液の分布状態にバラツキが生じ、熱交換効率の向上が図り難いといった問題があった。
そこで、このような問題を解決するため、図10に示すように、2系統の冷媒回路7a,7bを風上側と風下側に分けて配置したり(例えば、特許文献1参照)、或いは、図11に示すように、2系統の冷媒回路8a,8bを風上側と風下側に交互に配置したりして、冷媒が各冷媒回路7a,7b、8a,8bに分岐して流通するように構成した熱交換器も提案されている。
特開2003−130496号公報
しかしながら、上記した従来の熱交換器では、ヘアピンチューブ4にベント管6を挿入してロウ付け接合する必要があるため、製造に非常に手間が掛かり、生産性の向上が図り難いといった問題があった。
また、図10に示されているような従来の熱交換器では、風下側の冷媒回路7bより風上側の冷媒回路7aの方が熱交換上の条件が有利となり、各冷媒回路7a,7b間において熱交換性能に差が生じるため、依然として、冷媒管3内における冷媒の気液の分布状態にバラツキが生じるといった問題が生じていた。
一方、図11に示されているような従来の熱交換器では、風上側と風下側に交互に冷媒管3を配置させる必要があるため、組み立てや製造作業が複雑化し、生産性を高めることが難しいといった問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、各冷媒回路における冷媒の気液の分布状態の均一化を図り、熱交換効率の向上を図ると共に、生産性の向上を図ることのできる熱交換器を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、気液二相状態の冷媒が複数の冷媒回路に分岐して流通するように構成された熱交換器であって、前記各冷媒回路の冷媒管の端部が貫通するヘッダプレートと、該ヘッダプレートに重合するカバープレートとを備えており、前記カバープレートには、凸部が形成され、前記ヘッダプレートと前記カバープレートとを重合すると、前記凸部の内側には、前記各冷媒回路の冷媒管から冷媒が流入する上流側空洞部と、前記各冷媒回路の冷媒管に冷媒が流出する下流側空洞部と、前記上流側空洞部と前記下流側空洞部とを連通する絞り部とが形成され、該絞り部の断面積は、前記上流側空洞部の各冷媒管の合計開口面積より小さくなっていることを特徴とする。
また、本発明は、気液二相状態の冷媒が複数の冷媒回路に分岐して流通するように構成された熱交換器であって、前記各冷媒回路の冷媒管の端部が貫通するヘッダプレートと、該ヘッダプレートに重合するカバープレートとを備えており、前記ヘッダプレート及びカバープレートには、それぞれ、凸部が形成され、前記ヘッダプレートと前記カバープレートとを重合すると、前記ヘッダプレートの凸部の内側には、前記各冷媒回路の冷媒管から冷媒が流入する上流側空洞部と、前記各冷媒回路の冷媒管に冷媒が流出する下流側空洞部と、前記ヘッダプレートの凸部と前記カバープレートの凸部との間において前記上流側空洞部と前記下流側空洞部とを連通する絞り部とが形成され、該絞り部の断面積は、前記上流側空洞部の各冷媒管の合計開口面積より小さくなっていることを特徴とする。
さらに、本発明は、気液二相状態の冷媒が複数の冷媒回路に分岐して流通するように構成された熱交換器であって、前記各冷媒回路の冷媒管の端部が貫通するヘッダプレートと、該ヘッダプレートに重合するカバープレートとを備えており、前記ヘッダプレートには、凹部が形成され、前記ヘッダプレートと前記カバープレートとを重合すると、前記凹部には、前記各冷媒回路の冷媒管から冷媒が流入する上流側空洞部と、前記各冷媒回路の冷媒管に冷媒が流出する下流側空洞部と、前記上流側空洞部と前記下流側空洞部とを連通する絞り部とが形成され、該絞り部の断面積は、前記上流側空洞部の各冷媒管の合計開口面積より小さくなっていることを特徴とする。
さらにまた、本発明は、気液二相状態の冷媒が複数の冷媒回路に分岐して流通するように構成された熱交換器であって、前記各冷媒回路の冷媒管の端部が貫通するヘッダプレートと、該ヘッダプレートに重合するカバープレートとを備えており、前記ヘッダプレート及びカバープレートには、それぞれ、凹部が形成され、前記ヘッダプレートと前記カバープレートとを重合すると、前記ヘッダプレートの凹部には、前記各冷媒回路の冷媒管から冷媒が流入する上流側空洞部と、前記各冷媒回路の冷媒管に冷媒が流出する下流側空洞部と、前記ヘッダプレートの凹部と前記カバープレートの凹部との間において前記上流側空洞部と前記下流側空洞部とを連通する絞り部とが形成され、該絞り部の断面積は、前記上流側空洞部の各冷媒管の合計開口面積より小さくなっていることを特徴とする。
さらに、上記した本発明において、前記冷媒回路は、空気の風上側に形成された第1の冷媒回路と、空気の風下側に形成された第2の冷媒回路とを備えていてもよい。
本発明によれば、各冷媒回路を流通する冷媒は、絞り部において、十分に混合され、気液の状態が均一化されるため、熱交換効率を高めることができる。
また、前記冷媒回路が空気の風上側に形成された第1の冷媒回路と空気の風下側に形成された第2の冷媒回路とを備えている場合には、冷媒管の配管経路が単純化され、熱交換器の組み立て及び製造作業の省力化を図ることができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器について説明する。ここで、図1は本実施の形態に係る熱交換器の主要部を示す分解斜視図、図2は本実施の形態に係る熱交換器を示す平面図である。
本実施の形態に係る熱交換器11は、空気の風上側に並設されたU字状の第1冷媒管12aと、空気の風下側に並設されたU字状の第2冷媒管12bと、第1冷媒管12a及び第2の冷媒管12bが挿通する積層されたプレート状のフィン13と、第1冷媒管12a及び第2の冷媒管12bの各端部14a,14bが貫通するヘッダプレート15と、ヘッダプレート15に重合し、ロウ付け接合されるカバープレート16とを備えて構成されている。
カバープレート16には、正面視で略H字状に凸部17が形成されており、カバープレート16がヘッダプレート15に重合すると、凸部17の内側に正面視で略H字状の空洞部18が形成されるようになっている。この空洞部18は、第1冷媒管12a及び第2冷媒管12bから冷媒が流入する上流側空洞部18aと、第1冷媒管12a及び第2冷媒管12bに冷媒が流出する下流側空洞部18bと、上流側空洞部18aと下流側空洞部18bとを連通する絞り部18cとから構成されている。絞り部18cは、上流側空洞部18aや下流側空洞部18bより幅狭に形成されており、その断面積が、上流側空洞部18aの第1冷媒管12aと第2冷媒管12bの合計開口面積より小さくなるように設定されている。
このように、熱交換器11には、第1の冷媒管12aと空洞部18とにより空気の風上側に第1の冷媒回路19aが形成される一方、第2の冷媒管12bと空洞部18とにより空気の風下側に第2の冷媒回路19bが形成されるようになっている。
上記した構成を備えた熱交換器11において、第1の冷媒管12a及び第2の冷媒管12bをそれぞれ流通した気液二相状態の冷媒は、空洞部18において、上流側空洞部18aに流入した後、絞り部18cを流通する。この時、前記冷媒は、絞り部18cによって絞られ、十分に混合されるため、前記冷媒の気液の状態は均一化される。そして、このように絞り部18cを通過した前記冷媒は、下流側空洞部18bから第1の冷媒管12aと第2の冷媒管12bとにそれぞれ分岐され、再び、第1の冷媒管12a及び第2の冷媒管12bを流通する。
なお、図3に示されているように、カバープレート16の凸部17に凹部26を形成し、該凹部26とヘッダプレート15との間に、絞り部18cが形成されるようにしてもよい。また、図4に示すように、ヘッダプレート15とカバープレート16に、それぞれ、凸部27,28を形成し、ベッダプレート15の凸部27とカバープレート16の凸部28との間に絞り部18cが形成されるようにしてもよい。
次に、図5を参照しつつ、本発明の第2の実施の形態に係る熱交換器について説明する。ここで、図5は本実施の形態に係る熱交換器を示す平面図である。なお、以下の説明では、説明の簡略化のため、上記した第1の実施の形態に係る熱交換器11と同等の構成については、図5において、図1及び図2中と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態に係る熱交換器21では、ヘッダプレート22に凹部23が形成されており、カバープレート(図示省略)は平板状に形成されている。そして、ヘッダプレート22にカバープレートを重合すると、凹部23に正面視で略H字状の空洞部24が形成されるようになっている。この空洞部24は、上流側空洞部24aと、下流側空洞部24bと、上流側空洞部24aと下流側空洞部24bとを連通する絞り部24cとから構成されている。絞り部24cは、上流側空洞部24aや下流側空洞部24bより幅狭に形成されており、その断面積が、上流側空洞部24aの第1冷媒管12aと第2冷媒管12bの合計開口面積より小さくなるように設定されている。
このように、熱交換器21には、第1の冷媒管12aと空洞部24とにより空気の風上側に第1の冷媒回路25aが形成される一方、第2の冷媒管12bと空洞部24とにより空気の風下側に第2の冷媒回路25bが形成されるようになっている。
上記した構成を備えた熱交換器21において、第1の冷媒管12a及び第2の冷媒管12bをそれぞれ流通した気液二相状態の冷媒は、空洞部24において、上流側空洞部24aに流入した後、絞り部24cを流通する。この時、前記冷媒は、絞り部24cによって絞られ、十分に混合されるため、前記冷媒の気液の状態は均一化される。そして、このように絞り部24cを通過した前記冷媒は、下流側空洞部24bから第1の冷媒管12aと第2の冷媒管12bとにそれぞれ分岐され、再び、第1の冷媒管12a及び第2の冷媒管12bを流通する。
なお、図6に示されているように、ヘッダプレート15の凹部23に凸部29を形成し、該凸部26とカバープレート16との間に、絞り部24cが形成されるようにしてもよい。また、図7に示すように、ヘッダプレート15とカバープレート16に、それぞれ、凹部30,31を形成し、ベッダプレート15の凸部30とカバープレート16の凹部31との間に絞り部24cが形成されるようにしてもよい。
上記したように第1及び第2の実施の形態に係る熱交換器11,21によれば、第1の冷媒回路19a及び第2の冷媒回路19bを流通する冷媒は、空洞部18,24において、十分に混合され、気液の状態が均一化されるため、熱交換効率を高めることができる。
また、上記した各熱交換器11,21は、積層したフィン13及び該フィン13に重合したヘッダプレート15に、第1の冷媒管12a及び第2の冷媒管12bを挿通した後、ヘッダプレート15,22にカバープレート16を重合し、ロウ付け接合することにより製造されるため、熱交換器11,21の製造工数を削減することができ、製造コストの低減化が可能となる。また、ロウ付け接合箇所が減少し、製造が簡素化されるため、冷媒の漏出を確実に防止することができ、製品の信頼性を高めることができる。さらに、空気の風上側に第1の冷媒回路19a,25aが形成され、空気の風下側に第2の冷媒回路19b,25bが形成されているため、冷媒管12a,12bの配管経路が単純化され、熱交換器11,21の組み立て及び製造作業の省力化を図ることができる。
なお、上記した第1及び第2の実施の形態においては、U字状の冷媒管12a,12bを使用しているが、例えば、図8に示すように、直線状の冷媒管32を使用し、該冷媒管32の両端部において、カバープレート16をヘッダプレート15に接合するようにしてもよい。
また、上記した各実施の形態では、2系統の冷媒回路を備えた熱交換器11,21について説明したが、これは単なる例示に過ぎず、本発明は、3系統以上の複数の冷媒回路を備えた熱交換器にも適用可能である。
また、空洞部18,24の形状や構造は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、例えば、ヘッダプレートとカバープレートの両方にそれぞれ凸部を形成することにより空洞部を形成する等、各種変更が可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器の主要部を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器の別の例を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器のさらに別の例を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る熱交換器の主要部を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る熱交換器のさらに別の例を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る熱交換器のさらに別の例を示す正面図である。 本発明の第1及び第2の実施の形態に係る熱交換器の別の例を示す正面図である。 従来例を示す正面図である。 従来例を示す平面図である。 別の従来例を示す平面図である。
符号の説明
11 熱交換器
12a 第1の冷媒管
12b 第2の冷媒管
14a 第1の冷媒管の端部
14b 第2の冷媒管の端部
15 ヘッダプレート
16 カバープイレート
17 凸部
18 空洞部
18a 上流側空洞部
18b 下流側空洞部
18c 絞り部
19a 第1の冷媒回路
19b 第2の冷媒回路
21 熱交換器
22 ヘッダプレート
23 凹部
24 空洞部
24a 上流側空洞部
24b 下流側空洞部
24c 絞り部
25a 第1の冷媒回路
25b 第2の冷媒回路

Claims (5)

  1. 気液二相状態の冷媒が複数の冷媒回路に分岐して流通するように構成された熱交換器であって、
    前記各冷媒回路の冷媒管の端部が貫通するヘッダプレートと、該ヘッダプレートに重合するカバープレートとを備えており、前記カバープレートには、複数の凸部が一体に形成され、前記ヘッダプレートと前記カバープレートとを重合すると、前記凸部の内側には、前記各冷媒回路の冷媒管から冷媒が流入する上流側空洞部と、前記各冷媒回路の冷媒管に冷媒が流出する下流側空洞部と、前記上流側空洞部と前記下流側空洞部とを連通する絞り部と、により略H字状の空洞部が形成され、該絞り部の断面積は、前記上流側空洞部の各冷媒管の合計開口面積より小さくなっており、前記絞り部により前記冷媒の気液の状態が均一化されるように構成されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 気液二相状態の冷媒が複数の冷媒回路に分岐して流通するように構成された熱交換器であって、
    前記各冷媒回路の冷媒管の端部が貫通するヘッダプレートと、該ヘッダプレートに重合するカバープレートとを備えており、前記ヘッダプレート及びカバープレートには、それぞれ、複数の凸部が一体に形成され、前記ヘッダプレートと前記カバープレートとを重合すると、前記カバープレートの凸部の内側には、前記各冷媒回路の冷媒管から冷媒が流入する上流側空洞部と、前記各冷媒回路の冷媒管に冷媒が流出する下流側空洞部と、前記ヘッダプレートの凸部と前記カバープレートの凸部との間において前記上流側空洞部と前記下流側空洞部とを連通する絞り部と、により略H字状の空洞部が形成され、該絞り部の断面積は、前記上流側空洞部の各冷媒管の合計開口面積より小さくなっており、前記絞り部により前記冷媒の気液の状態が均一化されるように構成されていることを特徴とする熱交換器。
  3. 気液二相状態の冷媒が複数の冷媒回路に分岐して流通するように構成された熱交換器であって、
    前記各冷媒回路の冷媒管の端部が貫通するヘッダプレートと、該ヘッダプレートに重合するカバープレートとを備えており、前記ヘッダプレートには、複数の凹部が一体に形成され、前記ヘッダプレートと前記カバープレートとを重合すると、前記凹部には、前記各冷媒回路の冷媒管から冷媒が流入する上流側空洞部と、前記各冷媒回路の冷媒管に冷媒が流出する下流側空洞部と、前記上流側空洞部と前記下流側空洞部とを連通する絞り部と、により略H字状の空洞部が形成され、該絞り部の断面積は、前記上流側空洞部の各冷媒管の合計開口面積より小さくなっており、前記絞り部により前記冷媒の気液の状態が均一化されるように構成されていることを特徴とする熱交換器。
  4. 気液二相状態の冷媒が複数の冷媒回路に分岐して流通するように構成された熱交換器であって、
    前記各冷媒回路の冷媒管の端部が貫通するヘッダプレートと、該ヘッダプレートに重合するカバープレートとを備えており、前記ヘッダプレート及びカバープレートには、それぞれ、複数の凹部が一体に形成され、前記ヘッダプレートと前記カバープレートとを重合すると、前記ヘッダプレートの凹部には、前記各冷媒回路の冷媒管から冷媒が流入する上流側空洞部と、前記各冷媒回路の冷媒管に冷媒が流出する下流側空洞部と、前記ヘッダプレートの凹部と前記カバープレートの凹部との間において前記上流側空洞部と前記下流側空洞部とを連通する絞り部と、により略H字状の空洞部が形成され、該絞り部の断面積は、前記上流側空洞部の各冷媒管の合計開口面積より小さくなっており、前記絞り部により前記冷媒の気液の状態が均一化されるように構成されていることを特徴とする熱交換器。
  5. 前記冷媒回路は、空気の風上側に形成された第1の冷媒回路と、空気の風下側に形成された第2の冷媒回路とを備えている請求項1又は2に記載の熱交換器。
JP2007138860A 2007-05-25 2007-05-25 熱交換器 Expired - Fee Related JP5154837B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007138860A JP5154837B2 (ja) 2007-05-25 2007-05-25 熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007138860A JP5154837B2 (ja) 2007-05-25 2007-05-25 熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008292070A JP2008292070A (ja) 2008-12-04
JP5154837B2 true JP5154837B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=40166978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007138860A Expired - Fee Related JP5154837B2 (ja) 2007-05-25 2007-05-25 熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5154837B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100134852A (ko) * 2009-06-16 2010-12-24 주식회사 경동나비엔 열교환기
WO2022244091A1 (ja) * 2021-05-18 2022-11-24 東芝キヤリア株式会社 熱交換器および冷凍サイクル装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5083646U (ja) * 1973-12-01 1975-07-17
JPH0269288U (ja) * 1988-10-31 1990-05-25
JPH037863A (ja) * 1989-06-02 1991-01-16 Matsushita Refrig Co Ltd 蒸発器
JPH0722372U (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 東洋ラジエーター株式会社 フィンチューブ型熱交換器の冷媒混合器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008292070A (ja) 2008-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4724433B2 (ja) 熱交換器
JP2005326135A (ja) 熱交換器
JP6388716B2 (ja) 積層型ヘッダ、熱交換器、及び、空気調和装置
JP2007163004A (ja) 熱交換器
JPWO2015004719A1 (ja) 積層型ヘッダー、熱交換器、空気調和装置、及び、積層型ヘッダーの板状体と管とを接合する方法
CN105102917A (zh) 热交换器
JP2007147172A (ja) 熱交換器
JP6583071B2 (ja) タンク、および熱交換器
JP5154837B2 (ja) 熱交換器
JP4972488B2 (ja) 熱交換器
JP2007147173A (ja) 熱交換器およびその製造方法
JP2009144997A (ja) 熱交換器
JP7538991B2 (ja) 熱交換器
JP2005055074A (ja) 熱交換器
JP2007017061A (ja) 炭酸ガスエアコン用ガスクーラ
JP2005345038A (ja) 熱交換器
CN112739972B (zh) 用于散热器应用的顺应性b型管
JP2007278557A (ja) 熱交換器
JP2021081158A (ja) 熱交換器
JP2006010102A (ja) 積層型熱交換器およびその製造方法
JP2009008347A (ja) 熱交換器
JP4418246B2 (ja) 熱交換器
JP3756641B2 (ja) 熱交換器用チューブおよびその製造方法
JP4663434B2 (ja) 熱交換器
JP2005098672A (ja) チューブレス熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121010

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees