JPH0434224A - 車両用多板ディスクブレーキ - Google Patents

車両用多板ディスクブレーキ

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JPH0434224A
JPH0434224A JP14048090A JP14048090A JPH0434224A JP H0434224 A JPH0434224 A JP H0434224A JP 14048090 A JP14048090 A JP 14048090A JP 14048090 A JP14048090 A JP 14048090A JP H0434224 A JPH0434224 A JP H0434224A
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JP
Japan
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disc
fixed
movable
disk
wheel
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JP14048090A
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Hideyuki Terajima
寺島 秀行
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固定ディスクと可動ディスクを備えた車両用
多板ディスクブレーキに関する。
〔従来の技術〕
車両用多板ディスクブレーキは、例えば実公昭50−4
2308号公報や特開昭57−12133号公報に示さ
れるように、ハブに固定ディスクを有する環状筒を螺着
し、該環状筒の固定ディスクと車輪のスポークとの間の
外周側にスプラインまたはセレーション等のスライド機
構を形成し、可動ディスクをスライド機構に嵌合してハ
ブの軸方向にスライド可能とし、固定ディスクの一側面
と、固定ディスクと可動ディスクとの間及び可動ディス
クの他側面に配設した摩擦パッドをキャリパのピストン
で押圧し、可動ディスクを固定ディスク側へスライドさ
せて制動作用を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述の構造では、可動ディスクが固定ディスク
の外周側でスライドするため、スライド機構の周速が大
きく、スライド抵抗が大きくなる。
また、ディスクブレーキでは、制動トルクを車輪の幅方
向中心線上に集中させることが望ましいが、上述の構造
では、制動時に可動ディスクが固定ディスクと車輪のス
ポークとの間をスライドし、かつ、制動の繰返しによる
摩耗によってスライド位置も異なるので、可動ディスク
の制動トルク作用点が変動し、両者の制動トルクを車輪
の幅方向中心線上に集中させることが難しい。
そこで本発明は、可動ディスクのスライド機構の周速を
小さくしてスライド抵抗を低減し、また、制動トルクを
車輪の幅方向中心線上に集中させた車両用多板ディスク
ブレーキを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため本発明では、ノ\ブに固設される固
定ディスクと、ノ\ブの軸方向にスライド可能に設けら
れる可動ディスクとを備えた車両用多板ディスクブレー
キにおいて、t!41の発明では、前記可動ディスクの
スライド機構を固定ディスクよりも車軸側に設けたこと
を特徴とし、第2の発明では、前記固定ディスクを車輪
の幅方向中心線上に固設するとともに、前記可動ディス
クのスライド機構を固定ディスクの固設位置よりも車軸
側で、かつ、車輪の幅方向中心線上に設けたことを特徴
としている。
〔作 用〕
したがって、第1の発明によれば、可動ディスクのスラ
イド機構の周速が従来よりも小さくなってスライド抵抗
が低減する。また、第2の発明によれば、可動ディスク
のスライド抵抗を低減するとともに、固定ディスクの制
動トルクと可動ディスクの制動トルクが車輪の幅方向中
心線上に作用するので、両者の制動トルクを車輪の幅方
向中心線上に集中できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示すもので、自動二輪車
のスイングアーム1に片持支持される車輪2は、車軸3
に支承されるノ\ブ4から彎曲して反スイングアーム1
側に延出するスポーク5にてタイヤ6のリム7を連結し
ている。
ハブ4には、スポーク5とスイングアーム1との間に、
固定ディスク8が固設されるとともに、該ハブ4の軸方
向にスライド可能に可動ディスク9が設けられ、該固定
ディスク8と可動ディスク9と、両ディスク8.9を挟
圧するピストン対向型のキャリパ10とで多板ディスク
ブレーキ11を構成している。
ハブ4には、ディスク取付筒12がボルト13にてスイ
ングアーム1側を開口して固設され、該ディスク取付筒
12の外周側のスポーク5側に固定ディスク8が、車輪
2の幅方向中心線CL上にボルト14にて固設されてい
る。
また、ディスク取付筒12の車軸3側の内周側には、ス
プライン15がハブ4側からスイングアーム1側にまで
形成され、該スプライン15に、可動ディスク9の支持
筒16の外周側に形成されたスプライン17が、車輪2
の幅方向中心線CLを含んでスイングアーム1側から嵌
合し、両スプライン15.17が可動ディスク9のスラ
イド機構となって、支持筒16にボルト18にて固設さ
れた可動ディスク9をハブ4の軸方向にスライド可能に
支持している。
ハブ4のスイングアーム1側の外周には、支持筒16の
内周側に当接するシール19が設けられ、また、ディス
ク取付筒12のスイングアーム1側の外周にも可動ディ
スク9に設けられたシールプレート20に当接するシー
ル21が設けられ、両シール19.21により前記スプ
ライン15.17間に埃、土砂、水等が侵入するのを防
止している。
前記固定ディスク8と可動ディスク9とを挟圧するキャ
リパ10は、固定ディスク8のスポーク5側にピストン
22を備えたキャリパ半体23を、可動ディスク9のス
イングアーム1側にピストン24を備えたキャリパ半体
25を有し、固定ディスク8のスポーク5側に配置され
る摩擦パッド26と、固定ディスク8と可動ディスク9
との間に配置される摩擦パッド27と、可動ディスク9
のスイングアーム1側に配置される摩擦パッド28とを
、両キャリパ半休23.25の外周側に挿通されるハン
ガーピン29で吊持している。
このように構成された多板ディスクブレーキ11は、キ
ャリパ10のピストン22.24にて摩擦パッド26.
28を押すと、摩擦パッド26が固定ディスク8のスポ
ーク5側面に圧接し、また、摩擦パッド28が可動ディ
スク9のスィングアーム1側面に圧接し、可動ディスク
9を固定ディスク8側へスライドさせる。
このスライドにより、可動ディスク9は、スポーク側面
を摩擦パッド27に摺接してこれを固定ディスク8側ヘ
スラ・イドさせ、摩擦パッド27が固定ディスク8のス
イングアーム側面に摺接し、摩擦パッド26.27.2
8にて固定ディスク8と可動ディスク9とを挟圧して制
動作用を行う。
この際に、可動ディスク9は、固定ディスク3よりも車
軸3側でスプライン17がスプライン15に嵌合してい
るので、従来のスライド機構に比べて周速が少なく、ス
ライド抵抗が軽減される。
また、固定ディスク8の制動トルクは、車輪3の幅方向
中心線CL上に作用するとともに、可動ディスクのスプ
ライン17が車輪2の幅方向中心線CLを含んでスプラ
イン15に嵌合しているので、可動ディスク9の制動ト
ルクも、車輪3の幅方向中心線CL上に作用する。
したがって、固定ディスク8と可動ディスク9の制動ト
ルクを車輪3の幅方向中心線CL上に集中でき、可動デ
ィスク9に作用する曲げモーメントを低減して、可動デ
ィスク9の振れを抑えることができ、制動時の鳴きやジ
ャダを減少する。
また、固定ディスク8をスポーク5側に、可動ディスク
9を反スポーク側であるスイングアーム1側に配置した
ので、固定ディスク8とスポーク5との間隔が従来より
も狭なって、多板ディスクブレーキ11全体の幅を減少
でき、操縦安定性が向上する。
第2図は、車軸3に支承されるハブ40の外周にスプラ
イン41を形成し、該スプライン41に可動ディスク4
2の支持筒43のスプライン44を嵌合し、このスプラ
イン嵌合よりもさらに外周側に固定ディスク45を固設
し、固定ディスク45の内周側とハブ40の外周側に設
けたシール46.47によって、前記スプライン41と
スプライン44の嵌合部をシールした本発明の第2実施
例を示すもので、前記第1実施例と同様の作用、効果を
有する。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように、多板ディスクブレーキにおいて
、第1の発明では、可動ディスクのスライド機構を固定
ディスクよりも車軸側に設けたので、従来の固定ディス
クの外周側に可動ディスクを配設した機構に比べて、ス
ライド機構の周速が小さくなり、スライド抵抗を軽減で
きる。
また、第2の発明では、固定ディスクを車輪の幅方向中
心線上に固設するとともに、可動ディスクのスライド機
構を固定ディスクの固設位置よりも車軸側で、かつ、車
輪の幅方向中心線上に設けたので、可動ディスクのスラ
イド抵抗を低減するとともに、固定ディスクの制動トル
クと可動ディスクの制動トルクが車輪の幅方向中心線上
に作用するので、両者の制動トルクを車輪の幅方向中心
線上に集中でき、可動ディスクに作用する曲げモーメン
トを低減して、可動ディスクの振れを抑えることができ
、制動時の鳴きやジャダを減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の多板ディスクブレーキの第1実施例を
示す断面図、第2図は第2実施例を示す断面図である。 2・・・車輪  3・・・車軸  4,40・・・ハブ
8.45・・・固定ディスク  9,42・・・可動デ
ィスク  10・・・キャリパ  11・・・多板ディ
スクブレーキ  15.41・・・ハブのスプライン1
7.44・・・支持筒のスプライン  26,27゜2
8・・・摩擦パッド 特 許 出 願 人 日信工業株式会社代理人 弁理士
   木  戸  傳一部間 木   戸        彦 同 小   川   眞 第1図 第2凹

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ハブに固設される固定ディスクと、ハブの軸方向に
    スライド可能に設けられる可動ディスクとを備えた車両
    用多板ディスクブレーキにおいて、前記可動ディスクの
    スライド機構を固定ディスクよりも車軸側に設けたこと
    を特徴とする車両用多板ディスクブレーキ。 2、ハブに固設される固定ディスクと、ハブの軸方向に
    スライド可能に設けられる可動ディスクとを備えた車両
    用多板ディスクブレーキにおいて、前記固定ディスクを
    車輪の幅方向中心線上に固設するとともに、前記可動デ
    ィスクのスライド機構を固定ディスクの固設位置よりも
    車軸側で、かつ、車輪の幅方向中心線上に設けたことを
    特徴とする車両用多板ディスクブレーキ。
JP2140480A 1990-05-30 1990-05-30 車両用多板ディスクブレーキ Expired - Lifetime JP2640383B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5291973A (en) * 1991-04-19 1994-03-08 Societe Anonyme Dite: Aerospatiale Socitet Nationale Industrielle Ayant Son Siege Social Disk brake for a wheel

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