JPH0434223Y2 - - Google Patents

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JPH0434223Y2
JPH0434223Y2 JP1984071501U JP7150184U JPH0434223Y2 JP H0434223 Y2 JPH0434223 Y2 JP H0434223Y2 JP 1984071501 U JP1984071501 U JP 1984071501U JP 7150184 U JP7150184 U JP 7150184U JP H0434223 Y2 JPH0434223 Y2 JP H0434223Y2
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JP
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water channel
inner pipe
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pipe
spout
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JP1984071501U
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Priority to AU42452/85A priority patent/AU567810B2/en
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は肛門とビデを洗浄することができる人
体局部洗浄装置に関するものであり、特にノズル
の先端部に肛門、ビデのそれぞれに照準する2つ
の噴出口を有する人体局部洗浄装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来の技術として実開昭58−33584号公報に開
示されたものがある。このものは、第5図および
第6図に示されるように、ノズルAの内部に軸方
向に沿つて延びる仕切板Dが設けられており、こ
の仕切板DによつてノズルA内は第1水路E1と
第2水路E2に隔てられている。ノズルAの先端
には肛門用噴出口C1、ビデ用噴出口C2の穿設
されたプラグBが取付られており、第1水路E1
は肛門用噴出口C1に、第2水路E2はビデ用噴
出口C2にそれぞれ連通している。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来例のように仕切板DをノズルAの
中央部に形成すると、形成された2本の通路はノ
ズルAの外壁のみを介して外気と接しているた
め、特に冬季等では噴出口に洗浄水が送水される
までに冷えてしまうという問題があり、局部より
も温度に対し敏感であるといわれている女性局部
に対しては一層不快感を与えるものとなつてい
た。
そこで、本考案はビデ洗浄のための洗浄水を冷
えにくくするようなノズルを有する人体局部洗浄
装置を提供することをその課題とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために講じた技術的手段
は、便器内において回動して、収納位置、肛門洗
浄位置およびビデ洗浄位置をとるノズル手段と、
該ノズル手段に供給される洗浄水を蓄える温水タ
ンクを備えた人体局部洗浄装置において、前記ノ
ズル手段は、2重に配設された内パイプ及び外パ
イプと、前記内パイプと外パイプの先端部と後端
部を同芯的に保持する保持手段とを備え、前記内
パイプと前記外パイプとの間に第1水路が、前記
内パイプ内に前記第1水路とは液密的に区画され
た第2水路が夫々形成され、前記ノズル手段の先
端に装架された噴出部には、前記第1水路と連通
する肛門用噴出口と前記第2水路と連通するビデ
用噴出口が形成された人体局部洗浄装置である。
(作用) 上記した技術的手段は次のように作用する。す
なわち、ビデ用噴出口に連通する第2水路は外パ
イプの中に同心的に配設された内パイプ内に形成
されており、第2水路と外気との間には第1水路
である空間が配設される。このため、第2水路を
流れる洗浄水は外気温の影響を受にくく、冬季に
おいても冷えにくい。
(実施例) 本考案の実施例を第1図乃至第4図に基づいて
説明する。
第1図は人体局部洗浄装置10の断面図を示
す。このように、便器11の第1図で向かつて左
側にはヒーター(図示せず)を備えた温水タンク
12が配設されており、中に所望の温度に温めら
れた洗浄水が蓄えられている。
温水タンク12の上部に形成された筒部121
には、筒状のスリーブ19が嵌合されている。こ
のスリーブ19の外周には溝191が形成され、
この溝191にOリング20が配設されている。
Oリング20は温水タンク12とスリーブ19と
の間をシールしている。スリーブ19の内周には
切替バルブ13が嵌合されている。切替バルブ1
3の外周にも、スリーブ19の場合と同様に溝1
31が形成され、この溝131にOリング22が
配設されている。Oリング22はスリーブ19と
切替バルブ13との間をシールしている。
切替バルブ13の一端にはレバー14が固定さ
れており、他端には穴部136が穿設され、ここ
にノズル15が挿入されている。ノズル15は同
芯的に配設された外パイプ153と内パイプ15
4よりなる。外パイプ153と内パイプ154と
の間には第1水路151が、内パイプ154内に
は第2水路152がそれぞれ形成されている。
第2図にノズル15の根元部の拡大図を示す。
このように、ノズル15の一端には外パイプ15
3と内パイプ154を同芯的に保持する保持手段
となる保持体16が配設されている。保持体16
は軸方向に貫通する貫通孔161で内パイプ15
4を挟持し、外パイプ153をその外周と切替バ
ルブ13の穴部136との間で挟持している。ま
た保持体16には切り欠き162が設けられてお
り、この切り欠き162には切替バルブ13まで
突出するピン21が挿入されている。こうして、
レバー14が回動されると、切替バルブ13およ
びノズル15は一体的に回動する。
切替バルブ13は、温水タンク12に設けられ
た穴122、およびスリーブ19に設けられた穴
122と同芯的に配設される穴192に連通する
穴部132および溝部134を有している。穴部
132は外パイプ153に穿設された穴155
(第3図)を介して第1水路151に通じている。
また溝134はノズル15の根元部から内パイプ
154内の第2水路に連通している(第2図)。
こうして穴部132と溝部134は、レバー14
の回動により選択的に穴192と連通し、第1水
路もしくは第2水路へ温水タンク12内の洗浄水
を送水する。
ノズル15は温水タンク12上部より延在して
便座と便器11との間を通り、便器11内に延在
している。その先端には噴出部18が配設されて
いる。噴出部18は、筒状をなし外パイプ153
の先端と嵌合するヘツド181と、ヘツド181
の先端部に取付られたプラグ182を有してい
る。プラグ182はノズル15側にパイプ部18
7が形成されており、パイプ部187の内周に外
パイプ153より長く突出している内パイプ15
4の先端が嵌合している。また、パイプ部187
には第2水路152に連通する穴188が設けて
ある。
第4図にノズル先端部の断面拡大図を示す。内
パイプ154とヘツド181の間には一対のワツ
シヤ30a,30bが配設されている。一方のワ
ツシヤ30aは、ヘツド181の内周に形成され
た段部189に当接しており、他方のワツシヤ3
0bはパイプ部187に当接している。そして、
このワツシヤ30a,30bの間に、Oリングよ
りなるシール部材31が配設され、ワツシヤ30
a,30bによりその位置を定められている。シ
ール部材31はワツシヤ30a,30b、ヘツド
181とともに第1水路151と第2水路152
との間のシールを確保すると同時に、外パイプ1
53と内パイプ154を同心的に保持するもので
ある。
ヘツド181は第1図に示すように、所定の角
をなす平面部185,186が形成されており、
肛門用噴出口183、ビデ用噴出口184が夫々
穿設されている。
次に本実施例の作用について説明する。使用者
が肛門洗浄をするためにレバー14を回転させる
と、これに伴つて切替バルブ13およびノズル1
5が回転する。切替バルブ13が所定角度回転さ
れ、穴部132が穴192と一致すると、タンク
12内の洗浄水が穴部132を通つて、第1水路
に送水される。送水された洗浄水はノズル15の
先端までいくと、ワツシヤ30aとシール部材3
1に水路を塞がれ、ヘツド181の肛門用噴出口
183から噴出される。
ビデ洗浄の場合は、使用者がレバー14を回動
させて、溝部134と穴192が一致するとタン
ク12内の洗浄水が溝部192を通つて、第2水
路152に送水される。送水された洗浄水はノズ
ル15の先端までいくと、プラグ182に水路を
塞がれ、穴188を通つてビデ用噴出口184か
ら噴出される。このように、ビデ用噴出口184
に連通する第2水路152は外パイプ153の中
の内パイプ154内に形成されているため、ビデ
用の洗浄水は外気の影響を受けにくい構成となつ
ている。
〔考案の効果〕
本考案によれば、内パイプと外パイプは少なく
ともその先端部と後端部で同芯的に保持されてい
るため、内パイプは外パイプと殆ど接触しないよ
うになつている。従つて、冬季など気温が低くノ
ズルが冷えやすい条件であつても、内パイプ内に
設けられた第2水路は外気温の影響を受けにく
く、冷えにくい。このように、温水タンク内で適
温まで温められた洗浄水は温水温度を低下させる
ことなく、ビデ用洗浄口から噴出されるため、肛
門よりも温度に対して敏感である女性局部に適温
の洗浄水を噴出することができる。
更に、2本のパイプを内外2重に配設している
ため、360°どの方向に曲げても第1水路、第2水
路の断面席を保つことができるため、適確な流量
を確保することができ、加工性がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は温
水タンクとノズルの第2水路とが連通したときの
切替バルブ近傍の断面図、第3図は第2図の−
線に沿う断面図、第4図はノズル先端部の断面
拡大図、第5図は従来のノズルの斜視図、第6図
は第5図の−線に沿う断面図を示す。 15……ノズル、151……第1水路、152
……第2水路、153……外パイプ、154……
内パイプ、16……保持体(保持手段)、181
……ヘツド(保持手段)、183……肛門用噴出
口(第1噴出口)、184……ビデ用噴出口(第
2噴出口)、30a,30b……ワツシヤ(保持
手段)、31……シール部材(保持手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 便器内において回動して、収納位置、肛門洗浄
    位置およびビデ洗浄位置をとるノズル手段と、該
    ノズル手段に供給される洗浄水を蓄える温水タン
    クを備えた人体局部洗浄装置において、 前記ノズル手段は、2重に配設され内パイプ及
    び外パイプと、前記内パイプと外パイプの先端部
    と後端部を同芯的に保持する保持手段とを備え、
    前記内パイプと前記外パイプとの間に第1水路
    が、前記内パイプ内に前記第1水路とは液密的に
    区画された第2水路が夫々形成され、前記ノズル
    手段の先端に装架された噴出部には、前記第1水
    路と連通する肛門用噴出口と前記第2水路と連通
    するビデ用噴出口が形成されたことを特徴とする
    人体局部洗浄装置。
JP7150184U 1984-05-15 1984-05-15 人体局部洗浄装置 Granted JPS60181476U (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7150184U JPS60181476U (ja) 1984-05-15 1984-05-15 人体局部洗浄装置
AU42452/85A AU567810B2 (en) 1984-05-15 1985-05-14 Bidet with rotable spray nozzle
US06/734,221 US4597111A (en) 1984-05-15 1985-05-15 Sanitary device
FR8507418A FR2564503B1 (fr) 1984-05-15 1985-05-15 Dispositif de pulverisation pour sanitaire

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7150184U JPS60181476U (ja) 1984-05-15 1984-05-15 人体局部洗浄装置

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JPS60181476U JPS60181476U (ja) 1985-12-02
JPH0434223Y2 true JPH0434223Y2 (ja) 1992-08-14

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JP (1) JPS60181476U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841132A (ja) * 1981-08-31 1983-03-10 松下電工株式会社 人体局部洗浄装置
JPS58195648A (ja) * 1982-05-11 1983-11-14 リンフオ−ス工業株式会社 便器用ボ−ル面および局部洗浄管

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841132A (ja) * 1981-08-31 1983-03-10 松下電工株式会社 人体局部洗浄装置
JPS58195648A (ja) * 1982-05-11 1983-11-14 リンフオ−ス工業株式会社 便器用ボ−ル面および局部洗浄管

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JPS60181476U (ja) 1985-12-02

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