JP3556535B2 - 湯水循環用接続具 - Google Patents

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透 鶴田
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株式会社ハタノ製作所
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、強制循環式給湯機と浴槽との間で湯水を強制循環させるために浴槽の側壁部に形成した貫通孔に取り付けて使用する湯水循環用接続具に関し、特に湯水循環用接続具に内蔵され湯水によってスムーズに作動する開閉弁機構を備えた湯水循環用接続具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に気体や液体等の流動圧によって通路を開閉する開閉弁にも各種のものがあり、夫々の用途に応じて使用されている。
【0003】
また、開閉弁は、湯水を流通させる通路を備えた装置の中に組み込み、通路を必要に応じて開閉させて湯水の流れを制御するところにも使用されている。
【0004】
例えばこのような開閉弁を組み込んだ装置としては、浴槽と強制循環式給湯機との間で湯水を強制循環させるために、浴槽の側部に設け、往路用接続管並びに復路用接続管を介して強制循環式給湯機と接続するようにした湯水循環用接続具(装置)がある。
【0005】
この湯水循環用接続具に相当するより具体的な装置としては、特開平10ー82563号公報等に開示のような強制循環用浴槽連結装置がある。
【0006】
この強制循環用浴槽連結装置においては、浴槽内の湯水を装置内に吸い込んだり、この装置内から浴槽に吐出する境界箇所に、逆止弁としての作用をなす開閉弁を設けている。
【0007】
上記開閉弁の弁部は、ゴム材によって所定形状に形成されていて、湯水の流通する開孔に対して弁部自体の弾性力によって、開孔を封じるように常時作用している。そして弁部は、強制循環式給湯機に設けた湯水循環ポンプによる湯水の吸引力、或いは湯水による押圧力によって弁自体が湾曲して開孔を開放するように作用する。すなわち、この弁部は、開孔を封じるように作用する押さえ機能と、開孔を開閉する本来の開閉弁としての機能とを併せ持ったものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この開閉弁では、長期間にわたって開孔に対する開閉動作を繰り返していると、弁部の湾曲の繰り返しによる疲労によって弁部自体に亀裂等の損傷が生じ、開閉弁としての本来の弁機能が損なわれ、湯水の流れ制御に大きな支障をきたすといった問題を有していた。
【0009】
本発明は上記のような点に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、通路を開閉する開閉弁機能と、湯水の流れる通路を常時閉じるように作用する押さえ機能とを別々の部分によって構成し、繰り返しの開閉動作によって上記の押さえ機能が損なわれたとしても、開閉弁としての本来の弁機能が損なわれることのない開閉弁機構を備えた湯水循環用接続具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を有効に達成するために、次のような構成にしてある。すなわち、往路用並びに復路用の各湯水通路を内部に区画形成した接続具本体の前面部に、前面開口にフィルターを設けると共に外周部に開口部を形成したフィルターキャップを被せ、接続具本体の後部に、循環経路に接続する往路用並びに復路用の各接続管を接続する接続部を有する接続部材を設け、上記のフィルターキャップを浴槽内に臨むようにして浴槽の側部に設ける湯水循環用接続具において、接続具本体内の往路用湯水通路並びに復路用湯水通路に連通する一方の開口部である吐出口、及び往路用湯水通路並びに復路用湯水通路に連通する他方の開口部である吸込口を、接続具本体の所定箇所にそれぞれ形成、上記の吐出口並びに吸込口に、湯水の通路を開閉する弁部とこの弁部の片面側に設けた弾性部材からなる弾性機能部とからなり、かつ、上記の弁部に対する弾性機能部の接合部を弁部の枢支点より下方位置にし、かつ、上記の弁部を弾性機能部を設けた一方向側に開放できるようにして揺動自在に設けることができ、かつ、弁部で吐出口又は吸込口を閉じた状態の時に、上記の弾性機能部を通路内面に当接させて弁部で吐出口又は吸込口を閉じた状態を保持でき、かつ、湯水によって弁部を作動させて吐出口又は吸込口を開放する時に、上記の弾性機能部の弾性力に抗して弁部を開放できるようにした開閉弁機構を設けたことを特徴とする構成にしてある。
【0011】
また、請求項2記載の本発明の湯水循環用接続具は、請求項1記載の湯水循環用接続具の構成において、上記の弁部と弾性機能部とを同一素材によって一体的に形成するとともに、弾性機能部の厚みを弁部の厚みより薄く形成したことを特徴とする構成にしてある。
【0012】
また、請求項3記載の本発明の湯水循環用接続具は、請求項1又は2記載の湯水循環用接続具の構成において、上記の弁部の左右両側に支持軸を突設するとともに、左側支持軸と右側支持軸との軸長さ及び/又は軸径を異ならしたことを特徴とする構成にしてある。
【0013】
また、請求項4記載の本発明の湯水循環用接続具は、請求項1、2又は3記載の湯水循環用接続具の構成において、上記の吐出口の弁部に湯水流通用の孔及び/又はスリットを設けたことを特徴とする構成にしてある。
【0014】
また、請求項5記載の本発明の湯水循環用接続具は、請求項1、2又は3記載の湯水循環用接続具の構成において、上記の吐出口の弁部の係止面にスリットを設けたことを特徴とする構成にしてある。
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付の図1〜図17に基づいて説明する。図1は本発明に係る一例の湯水循環用接続具の分解斜視図、図2は本体部11の正面図、図3は図4を矢印の方向から見た開閉弁機構50の拡大説明図、図4は弁部26によって通路21を閉じた状態の開閉弁機構50を示す説明図、図5は通路21を開放した状態の開閉弁機構50を示す説明図、図6は弾性機能部30を有する弁部26の正面図、図7は図6の平面図、図8は図6の矢印方向から見た断面図、図9は弾性機能部30を枢支点25に設けた弁部26によって通路を閉じた場合の説明図、図10は弾性機能部30を枢支点25に設けた弁部によって通路を開いた場合の説明図、図11は別の例の開閉弁機構50の正面図、図12は開閉弁機構50aの正面図、図13は図12の平面図、図14は図12の縦断面図、図15は本体部11の裏面図、図16は本体部11の横断面図、図17はさらに別の例の開閉弁機構50の一部断面を示した正面図である。
【0018】
本発明に係る図示の湯水循環用接続具1(図1参照)は、フィルター2を備えたフィルターキャップ3と、後述する往路用湯水通路等を形成した接続具本体4と、強制循環式給湯機(図示せず)に接続する往路用並びに復路用の各接続管(図示せず)を接続する接続部5、6を有する接続部材7とによって構成されている。接続具本体4内には、複数の開閉弁機構50、50a(図2参照)が所定箇所に設けられている。
【0019】
より具体的に上記の湯水循環用接続具1を説明すると、先ずフィルターキャップ3( 図1参照)は、前面の中心から放射状に略三角形状の複数の前面開口8を形成し、かつ、外周面の下部側の2か所に所定間隔を以て開口部9a、9bを形成し、かつ、接続具本体4の前面側に冠着できるように形成してある。また、上記の前面開口8を被うように円形状のフィルター2がフィルターキャップ3の内側に設けてある。
【0020】
次に接続具本体4は、本体キャップ部10と、本体部11と、接続受具12及び環状のパッキン13によって構成されている。本体キャップ部10は、フィルターキャップ3の内周に係合できる円形状であって、区画し且つ中央の左右に隣接するようにして小円弧状の第1溝孔14と第2溝孔15とが前後方向に貫通形成されている。この第1溝孔14と第2溝孔15は、接続具本体4側にフィルターキャップ3を取付けた場合に、フィルターキャップ3の前面開口8とフィルター2を介して対峙する。また、本体キャップ部10の裏面側には、本体部11の3か所に形成した挿入凹部18に挿着できる突起部19が、夫々120°間隔毎に形成してある。
【0021】
上記の本体部11は、本体キャップ部10を前面側に着脱可能に取付けできる湯水通路形成部16と、湯水通路形成部16の後部中央に形成した筒部17とからなる。
【0022】
湯水通路形成部16(図2参照)には、中央の仕切り部20を介して片側に、往路用湯水通路21並びにこの往路用湯水通路21に連通する往路用副湯水通路22が区画形成されている。
【0023】
往路用副湯水通路22は、湯水通路形成部16に本体キャップ部10を嵌着した場合に第1溝孔14(図1参照)と連通するように形成されている。また往路用湯水通路21は、湯水通路形成部16の斜め下方の外周部に形成した例えば吐出口となる開口部23に連通するように形成されている。
【0024】
開口部23の近傍には、開口部23を開閉できるように開閉弁機構50が設けられている。この開閉弁機構50は、湯水の押圧によって外方に開放でき(図5参照)且つ湯水の流れなくなった場合に自然に弁部26を往路用湯水通路21側に閉じるように作動する所謂逆止弁としての機能を有するものである。
【0025】
すなわち、図1〜図8に示すように上記の開閉弁機構50は、往路用湯水通路21を開閉する弁部26と、弁部26の片面側に設けた弾性部材からなる弾性機能部30とからなるものである。
【0026】
弁部26は、ゴム、硬質の合成樹脂材、金属材等によって四角形の板状に形成されたものであって、上部の左右両側に支持軸28(図6、図7に示す左側支持軸28a、右側支持軸28b)を突出形成してある。勿論、弁部26の形状は四角形に限らず、往路用湯水通路21を開閉できれば如何なる形状であってもよい。
【0027】
弁部26の支持軸28(28a、28b)は、本体部11(図2参照)の開口部23の位置する往路用湯水通路21の上部に係止され、弁部26を往路用湯水通路21内で揺動できるようにしてある。
【0028】
弁部26の片面側(図8参照)には、上記した弾性機能部30が設けられている。この弾性機能部30は、軟質の合成樹脂やゴムやバネや形状記憶合金等の柔軟性を有する弾性部材からなり、略四角形の板状(図3参照)に形成されたものである。弾性機能部30の弁部26との接合部31は、図4に示すように弁部26の支持軸28を枢支する枢支点25より少し下方である。
【0029】
なぜならば、図9に示すように弾性機能部30が枢支点25の位置に設けられていると、弁部26が開放される時に、図10に示すように弁部26の開放動作による支持軸28の矢印方向への回転移動に伴って弾性機能部30の接合部31aも本体キャップ部10側に移動し、弾性機能部30の接合部31aが本体キャップ部10の内面32にすぐにつかえて弁部26がそれ以上開放できなくなる。そのため弁部26の開度が小さくなってしまう。
【0030】
それ故に本発明では、上記したように弾性機能部30の接合部31を枢支点25より少し下方に位置させ、かつ、常に本体キャップ部10の内面32に先端33を当接できるようにして、先端33から接合部31までの部分と、本体キャップ部10の内面32との間に相当の空間51を得られるようにしてある。
【0031】
このことにより、弁部26が開放される時に、弁部26の開放動作による支持軸28の矢印方向への回転移動(図5参照)に伴って弾性機能部30の接合部31が本体キャップ部10側に移動しても、弾性機能部30の接合部31aが本体キャップ部10の内面32にすぐにつかえるといったことがなく、十分に弁部26を開放することができる。
【0032】
また、図示の例の弾性機能部30は、弁部26の略中央に穿設した孔(図示省略)に、接合部31の近傍に形成した突起(図示省略)を螺着(または嵌着)して、弁部26に固定してある。勿論、弾性機能部30は、弁部26にねじ止めしたり、貼着して接合してもよい。
【0033】
なお、弁部26は、弾性機能部30と同一素材によって一体的に形成したものであってもよい。この場合、弾性機能部30の厚みは、弾性機能部30が復元可能に屈曲できるように弁部26の厚みより薄く形成する。勿論、弾性機能部30は、往路用湯水通路21に対して弁部26を開放したときに、接合部31近傍の厚さを弾性機能部30の他の部分に比べて薄くし、この部分から復元自在に屈曲できるようにしてもよい。
【0034】
また、弁部26を往路用湯水通路21(図2参照)に設けるときに、往路用湯水通路21に対する弁部26の左右両側の支持軸28の取付け向きを間違わないように、図6、図11に示すように左側支持軸28aと右側支持軸28bとの軸長さ及び/又は軸径を異ならすように形成するとよい。
【0035】
上記の往路用湯水通路21の開口部23(図4、図5参照)には、弁部26を係止する凸部24が往路用湯水通路21内の下側に形成されている。この凸部24は、往路用湯水通路21を横断するようにして往路用湯水通路21の下部に形成されていて、枢支点25から垂下した弁部26の下部側面27を係止(当接)させて、往路用湯水通路21を弁部26で閉じられるようにしてある。また、弁部26は、この凸部24によって往路用湯水通路21の一方向にのみ開放できるようにしてある。
【0036】
上述したような構成からなる開閉弁機構50にあって、通常、弁部26(図4参照)は、下部側面27を往路用湯水通路21内の凸部24の片面側に当接するように枢支点25から垂下し、かつ、本体キャップ部10の内面32に当接している弾性機能部30によって下部側面27を凸部24側に押圧され、往路用湯水通路21を閉じている。
【0037】
そして図5に示す矢印方向に湯水が流れた場合に、この湯水が弁部26を押圧し、弾性機能部30の弾発に抗して弁部26を本体キャップ部10側に移動させて往路用湯水通路21を開放する。
【0038】
また、湯水が往路用湯水通路21を流れなくなった場合には、開放状態であった弁部26は弾性機能部30による弾発によって図4に示す状態に垂下し、再び凸部24に当接して往路用湯水通路21を閉じる。
【0039】
なお、開閉弁機構50は、長期間の繰り返し開閉使用による弾性機能部30の劣化に対しても、弁部26自体は繰り返し開閉使用による劣化を受けないため、逆止弁としての機能を常に発揮することができる。
【0040】
また、上記した往路用湯水通路21と往路用副湯水通路22との連通部には、往路用湯水通路21と往路用副湯水通路22との連通を遮ったり、或いは連通できるようにする開閉弁機構50a(図1、図2、図12〜14参照)が設けられている。なお、この開閉弁機構50aの構成は、上記した開閉弁機構50の構成・作用とほぼ同様の構成・作用であり詳細な説明を省略する。この開閉弁機構50aは、弁部26aを上記の開口部23方向に開放し、往路用副湯水通路22側に閉じるように作動する。
【0041】
開閉弁機構50a(図12参照)の弁部26a並びに弾性機能部30aの幅は、上記の開閉弁機構50(図6参照)の弁部26並びに弾性機能部30の幅より狭く、開閉弁機構50a(図12参照)の弁部26a並びに弾性機能部30aの縦長さは、上記の開閉弁機構50(図6参照)の弁部26並びに弾性機能部30の縦長さより長く形成したものである。
【0042】
また、上記本体部11(図1、図2、図15、図16参照)の往路用湯水通路21の湯水通路形成部16の中央部側には、上記した筒部17と連通するように孔部17aが形成されている。
【0043】
さらに、往路用湯水通路21は、開口部23に近づくに従って横断面積を漸次小さくなるように傾斜を設けてある。
【0044】
一方、湯水通路形成部16(図2参照)の中央の仕切り部20を介してもう片側には、復路用湯水通路37並びにこの復路用湯水通路37に連通する復路用副湯水通路38が区画形成されている。復路用副湯水通路38は、湯水通路形成部16に本体キャップ部10(図1参照)を嵌着した場合に第2溝孔15と連通するように形成してある。また復路用湯水通路37は、湯水通路形成部16の斜め下方の外周部に形成した開口部39に連通するように形成されている。
【0045】
この口部39の近傍には、開口部39を開閉できるように開口部23に設けたのと同様の構成・作用からなる開閉弁機構50(詳細な説明を省略する)が設けてある。この開閉弁機構50の弁部26は、外方に開放し且つ復路用湯水通路37側に閉じるように作動する。
【0046】
さらに、復路用湯水通路37と復路用副湯水通路38との連通部には、復路用湯水通路37と復路用副湯水通路38との連通を遮ったり、或いは連通できるようにする上記開閉弁機構50と同様の構成・作用からなる開閉弁機構50a(詳細な説明を省略する)が設けられている。この弁部26a(図12参照)は、開口部39(図2参照)側に開放でき、復路用副湯水通路38側に閉じるように作動する。
【0047】
また、復路用湯水通路37の湯水通路形成部16の中央部側は、後部側に貫通孔41(図15参照)を形成してある。さらに、復路用湯水通路37は、開口部39に近づくに従って横断面積を漸次小さくなるように傾斜を設けてある。
【0048】
なお、図示の例では、図中符号21を往路用湯水通路、22を往路用副湯水通路、37を復路用湯水通路、38を復路用副湯水通路として説明しているが、図中符号37を往路用湯水通路とし、38を往路用副湯水通路とし、21を復路用湯水通路とし、22を復路用副湯水通路としてもよい。接続部材7に対する往路用接続管(図示せず)並びに復路用接続管(図示せず)の接続のしかたによって、図中の符号のような通路構成となったり、上記した21が復路用湯水通路となるような通路構成となる。
【0049】
次に接続受具12(図1参照)は、筒部43の一端にフランジ状の受け部44を形成したものであり、筒部43の外周面には雄ネジ45が形成されている。また、受け部44には一体間隔毎に複数の突起部46が形成され、各突起部46には、ネジ孔47が形成されている。ネジ(図示せず)を介して受け部44の所定の突起部46は、上記した湯水通路形成部16と結合できるようにしてある。
【0050】
パッキン13(図1参照)は、ゴムや合成樹脂材等によって環状に形成されたものである。
【0051】
次に接続部材7(図1参照)は有底の筒状であって、中央に筒部48を設けてある。筒部48の外筒部にはスパナ掛け42aが外周上に90°毎に4か所設けてある。筒部48は、筒部48に一体で形成された接続部5に連通している。また筒部48と外筒部42との空間通路53は、筒部48に一体で形成された接続部6に連通している。さらに外筒部42の開口端近傍の内周面には、雌ネジ54が形成され、接続受具12の雄ネジ45と螺合できるようにしてある。
【0052】
上記のような構成からなる湯水循環用接続具1にあっては、上記した湯水通路形成部16を接続受具12に連結すると共に、本体キャップ10を湯水通路形成部16の前面に嵌着し、さらにフィルターキャップ3を本体キャップ10の前面に嵌着する。この場合、フィルターキャップ3の開口部9aは、湯水通路形成部16の開口部39と一致し、フィルターキャップ3の外周部に形成したもう一方の開口部9bは、湯水通路形成部16の開口部23と一致する。
【0053】
このようにして組み合わせたフィルターキャップ3と接続具本体4とを、浴槽内に配し、フィルターキャップ3を浴槽内に臨ませて、浴槽の側部(図示せず)に形成した孔に接続受具12の筒部43をパッキン13を設けて挿入し、浴槽の外側から接続部材7の雌ネジ54と、接続受具12の筒部43の雄ネジ45とを螺合させて、フィルターキャップ3並びに接続具本体4と、接続部材7とを浴槽の側部に取り付ける。この場合、接続具本体4の開口部39、23並びにフィルターキャップ3の両開口部9a、9bは、浴槽の底部側に臨んでいる。また、接続部材7の筒部48内には、本体部11の筒部17が嵌入され連結されている。
【0054】
そして、浴槽の側部(図示せず)に取り付けた湯水循環用接続具1の接続部5に、図示の例の場合は往路用接続管(図示せず)を接続し、接続部6に復路用接続管(図示せず)を接続するが、逆の接続であってもよい。この両接続管は強制循環式給湯機(図示せず)に接続される。
【0055】
このようにして取り付けた湯水循環用接続具1、各接続管、強制循環式給湯機により、浴槽に水を張って強制循環式給湯機を作動させる。
【0056】
この場合(図1、図2参照)、接続部5から筒部48を介して接続具本体4の筒部17に流入した湯水は、湯水通路形成部16の往路用湯水通路21に入り、この往路用湯水通路21を介して開口部23から開閉弁機構50の弁部26を水圧で開けて浴槽内の底部側に吐出される。
【0057】
一方、この状態の時に、強制循環式給湯機に内蔵されたポンプの吸引力によりフィルターキャップ3の前面開口8からフィルター2を介し、本体キャップ10の第2溝孔15から復路用副湯水通路38内に吸引流入された湯水は、水流によって復路側の開閉弁機構50aの弁部26aを開放して復路用湯水通路37に流入し、この復路用湯水通路37から貫通孔41(図15参照)、接続受具12の筒部43と本体部11の筒部17との間から接続部材7の空間通路53を介して、接続部6、復路用接続管(図示せず)、強制循環式給湯機(図示せず)へと戻される。この時、復路側の開閉弁機構50の弁部26は、吸引力により閉じた状態となっている。
【0058】
また、接続部材7の接続部5に復路用接続管(図示せず)を接続し、接続部6に往路用接続管(図示せず)を接続した場合は、上記で説明した湯水の流れと逆になり、接続具本体4の開口部39から浴槽内に湯水は吐出され、浴槽内の湯水はフィルターキャップ3の前面開口8からフィルター2を介して往路用副湯水通路22、往路用湯水通路21を介して強制循環式給湯機(図示せず)側に戻される。この場合、各開閉弁機構50aの弁部26a並びに一方の開閉弁機構50の弁部26は開放状態であり、もう一方の開閉弁機構50の弁部26は閉じた状態となる。
【0059】
なお、各開閉弁機構50、50aの弁部26、26aは、比重1未満の合成樹脂材又は金属材等からなる材質の材料によって形成するのが好ましい。通常、各弁部26、26aは、弾性機能部30、30aにより通路を閉じるように本体部11の所定箇所側に押圧され、例えば弾性機能部30、30aが繰り返しの開閉動作によって押さえ機能が損なわれると、弁部26、26aは本体部11の所定箇所側に押圧されなくなってしまう。
【0060】
しかし、上記したように各弁部26、26aを比重1未満の材質によって形成することにより、弾性機能部30、30aが繰り返しの開閉動作によって押さえ機能が損なわれたとしても、浴槽に湯水を満たした状態のときに浮いた状態となって、自然に本体部11の各通路の凸部24に当たり、各通路を確実に閉じることができる。なお、各弁部26、26aは、合成樹脂によって形成した比重1のものであっても又は中空に形成されたものであっても、比重1未満の材質の弁部26、26aと同様の作用をなすことができる。
【0061】
また、本発明に係る湯水循環用接続具において、各開閉弁機構50の弁部26には多数の微細な穴49(又は/及びスリット49a)を設けたり、弁部26の係止面53にスリット49bを設けたりして、フィルター機能をもたせるようにしてもよい(図3、図17参照)。弁部26にフィルター機能をもたせることによって、復路側の開閉弁機構50の弁部26が強制循環式給湯機のポンプの吸引力により閉じた状態になっている場合でも、多数の微細な孔49(又は/及びスリット49a、49b)より浴槽内の湯水は吸引されることになる。
【0062】
つまり、浴槽内の湯水は、フィルターキャップ3のフィルター2(図1参照)を介して本体キャップ部10の第1溝孔14又は第2溝孔15からと、フィルターキャップ3の開口部9a又は開口部9bを介して弁部26の穴49、スリット49a、49bから吸い込まれることになる。さらに、フィルターキャップ3のフィルター2が塵等によって目詰まりを生じて閉塞されても、弁部26の微細な穴49(又は/及びスリット49a、49b)は湯はり時にセルフクリーニングされて閉塞されにくく、支障なく湯水の追炊循環を継続することができる。また、浴槽内の水を抜いた時に多数の微細な穴49、スリット49a、スリット49bより本体部11内の水が抜けるため、凍結により本体部11が破損することがない。
【0063】
【発明の効果】
以上、上記した説明でも明らかなように開閉弁機構を備えた本発明の湯水循環用接続具では、弁部で通路を閉じた状態の時に、弾性機能部を通路内面に当接させて弁部で通路を閉じた状態を保持できるようにし、湯水によって弁部を押圧して通路を開放する時に、弾性機能部の弾性力に抗して弁部を開放できるようにしてあるので、弾性機能部の弾発力により確実に通路を弁部で閉じることができ、且つその状態を保持することができる。また、揺動自在に通路内に設けた弁部は、通路を閉じた状態の時に弾性機能部によってその状態を保持されているので、自然にガタついたりすることもなく、また通路の閉塞時に通路を僅かに開放してしまうといった懸念もない。また、弁部に対する弾性機能部の接合部を、弁部の枢支点より下方位置に設けたことにより、湯水の流れに支障を来すことのない開度に弁部を大きく開放させることができる。さらに、長期間の繰り返しの開閉動作によって弾性機能部が劣化しても、弁部による通路の開閉に支障をきたすことなく通路を開閉することができる。
【0064】
また、弁部と弾性機能部とを同一素材によって一体的に形成するとともに、弾性機能部の厚みを弁部の厚みより薄く形成することによって、弾性機能部を備えた弁部を簡単に製造することができ、製造コストを低減できる。
【0065】
【0066】
また、弁部の左右の支持軸の軸長さ及び/又は軸径を異ならしてあるので、通路の所定箇所に対して弁部の取付け向きを間違えることなく取付けでき、弁部の取付け作業を効率良く行うことができる。
【0067】
また、吐出口となる開口部に設けた開閉弁機構の弁部に湯水流通用の孔及び/又はスリットを設けたことや又は弁部の係止面にスリットを設けたことによって、弁部がフィルター機能を有することになり、塵等によってフィルターキャップのフィルターが目詰まりを生じて閉塞されても、弁部の微細な穴又は/及びスリットは湯はり時にセルフクリーニングされて閉塞されにくく、支障なく湯水の追炊循環を継続することができる。
【0068】
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一例の湯水循環用接続具の分解斜視図である。
【図2】本体部11の正面図である。
【図3】図4を矢印の方向から見た開閉弁機構50の拡大説明図である。
【図4】弁部26によって通路21を閉じた状態の開閉弁機構50を示す説明図である。
【図5】通路21を開放した状態の開閉弁機構50を示す説明図である。
【図6】弾性機能部30を有する弁部26の正面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図6の矢印方向から見た断面図である。
【図9】弾性機能部30を枢支点25に設けた弁部26によって通路を閉じた場合の説明図である。
【図10】弾性機能部30を枢支点25に設けた弁部によって通路を開いた場合の説明図である。
【図11】別の例の開閉弁機構50の正面図である。
【図12】開閉弁機構50aの正面図である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】図12の縦断面図である。
【図15】本体部11の裏面図である。
【図16】本体部11の横断面図である。
【図17】さらに別の例の開閉弁機構50の一部断面を示した正面図である。
【符号の説明】
1 湯水循環用接続具
2 フィルター
3 フィルターキャップ
4 接続具本体
5、6 接続部
7 接続部材
8 前面開口
21 往路用湯水通路
23 開口部
24 凸部
26 弁部
30 弾性機能部
37 復路用湯水通路
39 開口部
49 孔
49a スリット
49b スリット
50 開閉弁機構
53 係止面

Claims (5)

  1. 往路用並びに復路用の各湯水通路を内部に区画形成した接続具本体の前面部に、前面開口にフィルターを設けると共に外周部に開口部を形成したフィルターキャップを被せ、接続具本体の後部に、循環経路に接続する往路用並びに復路用の各接続管を接続する接続部を有する接続部材を設け、上記のフィルターキャップを浴槽内に臨むようにして浴槽の側部に設ける湯水循環用接続具において、
    接続具本体内の往路用湯水通路並びに復路用湯水通路に連通する一方の開口部である吐出口、及び往路用湯水通路並びに復路用湯水通路に連通する他方の開口部である吸込口を、接続具本体の所定箇所にそれぞれ形成、上記の吐出口並びに吸込口に、
    湯水の通路を開閉する弁部とこの弁部の片面側に設けた弾性部材からなる弾性機能部とからなり、かつ、上記の弁部に対する弾性機能部の接合部を弁部の枢支点より下方位置にし、かつ、上記の弁部を弾性機能部を設けた一方向側に開放できるようにして揺動自在に設けることができ、かつ、弁部で吐出口又は吸込口を閉じた状態の時に、上記の弾性機能部を通路内面に当接させて弁部で吐出口又は吸込口を閉じた状態を保持でき、かつ、湯水によって弁部を作動させて吐出口又は吸込口を開放する時に、上記の弾性機能部の弾性力に抗して弁部を開放できるようにした開閉弁機構を設けたことを特徴とする湯水循環用接続具。
  2. 上記の弁部と弾性機能部とを同一素材によって一体的に形成するとともに、弾性機能部の厚みを弁部の厚みより薄く形成したことを特徴とする請求項1記載の湯水循環用接続具。
  3. 上記の弁部の左右両側に支持軸を突設するとともに、左側支持軸と右側支持軸との軸長さ及び/又は軸径を異ならしたことを特徴とする請求項1又は2記載の湯水循環用接続具。
  4. 上記の吐出口の弁部に湯水流通用の孔及び/又はスリットを設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の湯水循環用接続具。
  5. 上記の吐出口の弁部の係止面にスリットを設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の湯水循環用接続具。
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