JPH0434069Y2 - - Google Patents

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JPH0434069Y2
JPH0434069Y2 JP1987041260U JP4126087U JPH0434069Y2 JP H0434069 Y2 JPH0434069 Y2 JP H0434069Y2 JP 1987041260 U JP1987041260 U JP 1987041260U JP 4126087 U JP4126087 U JP 4126087U JP H0434069 Y2 JPH0434069 Y2 JP H0434069Y2
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JP
Japan
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cleaner
medium
sheet
screen
notation
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JP1987041260U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、シート状の表記媒体上に水性マー
キングペン等の筆記具で表記された画像を読取り
手段で読取り、その画像情報を記録手段により所
定用紙等の記録媒体に記録することができる電子
黒板に関する。
[従来技術] 電子黒板の一種として読取り装置が固定され、
表記媒体が移動して前記表記媒体上の画像が読取
られる画像移動スキヤナ固定型がある。更に、こ
の画面移動スキヤナ固定型のものには、前記表記
媒体の両端部がロール状に巻取られ、必要に応じ
て両ローラ間を移動する巻取り式のものがある。
[考案が解決しようとする問題点] このような従来のいずれの電子黒板において
も、使用後、表記媒体上の表記物をイレーザで消
去しなければならず、時々消し忘れという事もあ
つた。特に秘密事項を表記した時に消し忘れると
大変である。また、例えば、特開昭61−9071号公
報及び実開昭60−173393号公報に示されているよ
うに、自動消去機能を備えた電子黒板も案出され
ているが、最後に電源を切らなければならないの
で、画面を消去し終るまで待たなければならず、
時間的にロスしてしまうという問題があつた。
[考案の目的] この考案はこのような従来の事情に対処してな
されたものであり、電源スイツチを切ることで、
自動的に画面が巻戻され、同時に表記媒体上の表
記物を消去でき、最初の画面まで巻戻されたら電
源が切れるようにすることにより従来のように、
電子黒板使用後にイレーザで表記媒体を払拭しな
くてよく、秘密事項等の消し忘れを防止すること
ができる電子黒板を提供することにある。
[実施例] 以下にこの考案の一実施例を示す第1図及び第
2図を参照してその詳細を説明する。
図において、左右一対の脚部6を有する四角環
状の電子黒板の筐体1の両端内側には左右一対の
巻取りローラ8a,8bが並列支持され、駆動手
段としてのシート送り用モータ20により正逆回
転される。前記両ローラ8a,8bには、表記媒
体としてのシート10の両端部が各々ロール状に
巻取られ、且つ中央部分が前記筐体1の前面開口
部2において露出し、従つてシート10の表記面
にペンにより表記することができる。前記開口部
2に対応して前記シート10の裏面位置には、前
記シート10を筆記可能に支持するための画面支
え板13が配置されている。
第2図に示すように、画面支え板13の両端近
傍には、シート10が滑らかに移動できるように
一対のガイドローラ9a,9bが並列支持されて
いる。円柱状をなし周面にフエルト剤を巻付けた
クリーナ11a,11bが各々前記ガイドローラ
9a,9bと平行に取付けられ、クリーナ11
a,11bがクリーナ駆動用モータ21によつて
作動される際は、クリーナ11a,11bが各々
ガイドローラ9a,9bの外周を移動しているシ
ート10と一定圧力で接し、シート10とクリー
ナ11a,11bとの摩擦によりシート10上の
表記物が消去されるしくみになつている。この
時、シート10の移動方向と逆方向にクリーナ1
1a,11bが回転している。また、表記物を消
去する際、クリーナの表面が表記物のインクかす
等で汚れてしまい、消去能力が低下してしまうた
め、クリーナ11a,11bには、それと接する
ように一対のブラシ12a,12bが取付けら
れ、クリーナ11a,11b上のインクかす等を
かき落す役目をしている。このブラシ12a,1
2bはクリーナ11a,11bの回転方向と逆方
向に回転するように図示していない歯車等で連結
している。操作パネル4の電源スイツチ24を
OFFにした時にのみ、前記クリーナ11a,1
1bがクリーナ押付け機構22によりガイドロー
ラ9a,9bの外周を移動するシート10に一定
圧力で接触するようになつている。
次に、シート10上の表記内容の読取りは、前
記画面支え板13の裏面側において、シート巻取
りドラム8a、近傍に巻取られたシート10の表
記面に光を照射するための光源14が配設され、
その照射により得られた反射光像は、レンズ17
により収束されると共に、イメージセンサ18上
に結像されて、電気信号に変換され、図示しない
信号線を介して記録手段19に送られ、必要に応
じて所定の用紙より成る記録媒体(図示せず)に
記録されるようになつている。
第3図には電子黒板の制御系のブロツク図が示
されている。
この実施例においては、各種モータ20,2
1、クリーナ押付け機構22及び記録手段19等
は操作パネル4から入力される指示に従つて制御
部23によつて制御され、この制御部23によつ
てこの考案の巻戻す手段及び切る手段が構成され
る。
以上のように構成されたものにおいて、第4図
を参照してその動作を説明する。筐体1の前面開
口部2において露出したシート10上に筆記でき
ることは従来のものと同じである。今、電源スイ
ツチ24をOFFすると、制御部23は電源スイ
ツチ24がONの状態からOFFの状態に変化した
ことを検出し(ステツプ1、以下単にS1と省略
する)、シート送り用モータ20を駆動してシー
ト10を巻戻す(S2)と共にクリーナ押付け機
構22を駆動しクリーナ11a,11bをシート
10に圧着させる(S3)。それと同時にクリーナ
駆動用モータ21を駆動してクリーナ11a,1
1b及びブラシ12a,12bを回転させる
(S4)。従つてこの状態では、シート10の移動
に伴つてクリーナ11a,11bによつてシート
10の表面に表記された文字、図形等が消去さ
れ、同時にブラシ12a,12bはそれぞれクリ
ーナ11a,11b表面のインクかすをかき落
す。そして、最終的にはシート10がブラシ送り
用モータ20によりシート巻取りドラム8aにす
べて巻取られて第1画面まで巻戻される。そし
て、制御部23はシート10が第1画面まで巻戻
されたことを検出し(S5)、電源を自動的に切る
ようにしている(S6)。
尚、クリーナ11a,11bを左右両方に備え
付けているのは、例えば、5画面をもつ電子黒板
において第4画面で電子黒板の使用を終了する
と、開口部2の第4画面を消すためには、シート
10の巻取り方向を考慮すると、右側のクリーナ
11aのみでしか消去できない。一方、巻戻しの
最終画面である第1画面は、左側クリーナ11b
のみでしか消去できない。従つて全画面を消去す
るためには、必然的に左右両方のクリーナを備え
付けなければならない。
ここではシート10は巻取り方式を用いている
が、これをエンドレス方式にすることも十分可能
であり、この場合にはクリーナを左右どちらか一
方にすることも可能である。
更に、巻戻しつつ消去するだけだと、使用終了
時に表記した最終の画面が開口部2に出ていれば
問題はないが、最終画面でなく途中の画面が開口
部2に出ているとシート巻取りドラム8aに巻取
られている最終画面等の表記物は、消去されずに
消し忘れとして残つてしまう。そこで、そのよう
な時には、操作パネル4の全画面消去ボタンを押
してから電源スイツチ24をOFFにすることに
より一度最終画面が開口部2に出るようにシート
巻取りドラム8bにシート10が巻取られ、その
後、クリーナ11a,11bにより全画面の表記
物が消去されるように制御されるようになつてい
る。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案は、電子黒板を
使用した後に電源を切ることにより表記媒体上の
表記物がクリーナにより自動消去され、しかも最
初の画面まで巻戻されるので、従来のように電子
黒板使用後に、イレーザにより消去しなくてもよ
く、次回使用する時は消し忘れの画面は残つてい
ないためすぐに画面上に表記可能である。また、
他人に見せることのできない秘密事項等の消し忘
れもないので、安心して黒板を使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の電子黒板の外観図、第2図
は第1図のA−A線拡大断面図、第3図はブロツ
ク図、第4図は動作のフローチヤートを示す図で
ある。 図において、1は筐体、10はシート、11
a,11bはクリーナ、20はシート送り用モー
タ、21はクリーナ駆動用モータ、22はクリー
ナ押付け機構、23は制御部、24は電源スイツ
チである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 筐体に所定間隔をおいて並列支持された一対
    のドラムと、前記両ドラム間に双方向に巻取り
    可能に張架され、表面に表記可能なシート状の
    表記媒体と、前記両ドラムを正逆回転駆動する
    ための駆動手段と、前記表記媒体上の画像を読
    取るための読取り手段と、前記読取られた画像
    情報を記録媒体に記録する記録手段とを備える
    電子黒板において、 前記表記媒体を払拭するクリーナと、 そのクリーナを表記媒体に押付けるためのク
    リーナ押付機構と、 電源スイツチがオフされたことが検出された
    とき、前記クリーナ押付機構によりクリーナを
    表記媒体の表面に押付けるとともに、前記駆動
    手段を逆回転駆動させて表記媒体を巻戻す手段
    と、 前記表記媒体が巻戻されたとき、電源を切る
    手段と、 を備えることを特徴とする電子黒板。 2 上記クリーナはその表面に接触するブラシを
    有することを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の電子黒板。
JP1987041260U 1987-03-20 1987-03-20 Expired JPH0434069Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987041260U JPH0434069Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987041260U JPH0434069Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63148483U JPS63148483U (ja) 1988-09-29
JPH0434069Y2 true JPH0434069Y2 (ja) 1992-08-13

Family

ID=30856095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987041260U Expired JPH0434069Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

Country Status (1)

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JP (1) JPH0434069Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619071A (ja) * 1984-06-25 1986-01-16 Oki Electric Ind Co Ltd 画像消去機構付電子黒板装置
JPS6241595B2 (ja) * 1976-11-22 1987-09-03 Efu Hofuman Ra Roshu Unto Co Ag

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60173393U (ja) * 1984-04-24 1985-11-16 三菱電機株式会社 電子黒板装置
JPH0351194Y2 (ja) * 1985-08-28 1991-10-31

Patent Citations (2)

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JPS619071A (ja) * 1984-06-25 1986-01-16 Oki Electric Ind Co Ltd 画像消去機構付電子黒板装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63148483U (ja) 1988-09-29

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