JPS63281899A

JPS63281899A - 電子黒板装置

Info

Publication number: JPS63281899A
Application number: JP11799487A
Authority: JP
Inventors: 次男岡本; 昭広澤田; 八田　尚之
Original assignee: Brother Industries Ltd
Current assignee: Brother Industries Ltd
Priority date: 1987-05-14
Filing date: 1987-05-14
Publication date: 1988-11-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、会議、説明会、打合せ等に用いられるいわ
ゆる黒板としての機能を備え、しかも、書き込まれた文
字や図形等を随時記録することが出来る電子黒板装置に
関するものである。

（従来の技術）第７図及び第８図は従来の一般的な電子黒板装置を示す
もので、シート状の筆記媒体３に文字等を書き込んだ後
、それらの文字等を記録したい場合は、スイッチパネル
８の所定のボタンを押すことにより、前記筆記媒体３が
巻取ドラム９又は巻戻ドラム１０に巻き取られて移動す
ると同時に、蛍光灯１２が点灯して筆記媒体３からの反
射光がレンズ１３を介して受光素子１４に受光され、筆
記媒体３の移動方向に直交した読取位置に書き込まれて
いる文字等の内容が逐次読み取られ、記録紙に記録され
るように構成されている。

（発明が解決しようとする問題点）上記した従来の電子黒板装置において、装置前面に開設
された表示窓内の前記筆記媒体に書き込んだ内容を記録
する場合、筆記媒体をゆっくりと移動させながら読み取
るためにかなりの時間を要し、その間は筆記媒体の他の
部分に書き込むことが出来ず、会議等を中断して記録が
完了するまで待機しなければならなかった。また、記録
の際、筆記媒体の一表示画面分全てが巻取られて次の新
しい画面に変わるので、説明等の都合上桟しておきたい
内容があっても残しておくことが出来ず、非常に不便で
あった。

（発明の目的）この発明は上述の点に鑑みなされたもので、筆記媒体の
一部に文字等を書き込みながら、他の部分に書き込んだ
内容を記録することが出来、また一方で、筆記媒体の一
部に書き込んだ内容を表示した状態で、他の部分の筆記
媒体を移動させて新しい画面に変えたり、或は移動させ
ながら同時に記録することが可能で、使用態様に応じた
広範囲な使い方が出来る電子黒板装置を提供しようとす
るものである。

＜Ｂｍ点を解決するための手段）上記した目的を達成するためのこの発明の要旨とすると
ころは、電子黒板の表示面を構成する移動可能な筆記媒
体の適所を、その移動方向に沿って分割し、各分割媒体
をそれぞれ独立して移動出来るようにしたことである。

（作　用）この発明の電子黒板装置によれば、分割された各分割筆
記媒体のうち所望の分割筆記媒体だけを移動し、そこに
書き込んだ内容を記録紙に記録して取り出せるものであ
り、このため、所定の分割筆記媒体に書き込んだ内容は
常時表示しながら、他の分割筆記媒体だけを移動して新
しい画面に入れ替えたり、また、全ての分割筆記媒体を
同時に移動して記録する従来と同様の使い方も出来るも
のである。

（実施例）以下、この考案の第１実施例を図面に基づいて説明する
。

第１図において、電子黒板装置本体ｌは、その前面に表
示窓２が開設されて、この表示窓２内には、後述するシ
ート状の筆記媒体３の一表示画面分が露呈しており、ま
た、装置本体ｌの下方にはキャスター５を備えた脚部４
が配備され、移動可能になっている。更に、装置本体ｌ
前面の下端に、トレイ６がその長手方向に配設され、こ
のトレイ６の右端部下方には、記録紙受け７が設けられ
ている。更にまた、装置本体ｌ前面の右端部中間位置に
、操作用のスイッチパネル８が配備されている。

ところで、前記筆記媒体３は、略中間位置で移動方向（
縦方向）に二分割されたエンドレス方式の分割筆記媒体
３ａ、３ｂからなり、各分割筆記媒体３ａ、３ｂはそれ
ぞれ、第２図に示すように、上方の分割従動ローラ９ａ
、９ｂと下方の分割駆動ローラｌｅａ、　ＩＱｂによっ
て支持され、張設されている。そして、各分割駆動ロー
ラ１０ａ、１０ｂは、電磁クラッチ等のクラッチ機構（
図示せず）を介して共通の駆動モータ１１の駆動軸ＩＬ
ａに接続され、各分割筆記媒体３ａ、３ｂをそれぞれ独
立して移動出来るように構成されている。

また、前記装置本体１後面側において、分割筆記媒体３
ａ、３ｂ下端付近に、両方の筆記媒体３ａ、３ｂの読取
位置を同時に照射可能な蛍光灯１２が配備されると共に
、その反射光を集光するレンズ１３とこのレンズ１３を
通して結像される受光素子１４が配備されている。更に
、受光素子１４で読み取った画像を記録する記録装置１
５が配備されているが、この記録装置１５は、ここから
送り出−される記録紙Ａが前述の記録紙受け７に順次収
集されるように、記録紙受け７に接続されている。

次に、一方の分割筆記媒体３ａに書き込んだ内容を記録
する場合を第２図及び第３図に基づいて説明する。スイ
ッチパネル８内の筆記媒体３ａ記録用のスイッチ（操作
部）を押すと、制御回路１７を介して前記駆動モータ１
１及びクラッチ機構の制御回路２０が起動され、筆記媒
体３ａ側の分割駆動ローラ１０ａがクラッチ機構を介し
て駆動軸１１ａと接続され、モータ１１の回転により回
転し、筆記媒体３ａだけが移動を開始する。同時に、蛍
光灯１２が点灯して筆記媒体３ａ及び３ｂの読取位置を
照射し、それらの反射光がレンズ１３を通して前記受光
素子１４に結像される。前記受光素子１４に結像された
画像は、読取回路１６を介し電気信号に変換されて制御
回路１７へ送られ、この制御回路１７でＡ／Ｄ変換され
てデジタル信号がイメージメモリ１８及び記録回路１９
へ送られることになるが、この場合、制御回路１７では
、スイッチパネル８内のスイッチで指定された筆記媒体
３ａ以外の読取データは省かれ、筆記媒体３ａの読取デ
ータだけが前記イメージメモリ１８及び記録回路１９へ
送られるようになっている。従って、前記筆記媒体３ａ
に書き込まれた内容だけが、前記記録装置１５によって
記録紙Ａに記録される。また同時に、前記イメージメモ
リ１８にも、記録紙Ａに記録される内容と同一のデータ
が、格納されることになる。なお、他方の分割筆記媒体
３ｂに書き込んだ内容だけを記録する場合も、前記した
分割筆記媒体３ａの記録と同様の作用態様により行われ
るものである。また、両方の分割筆記媒体３ａ、３ｂに
書き込まれた内容を記録する場合は、分割筆記媒体３ａ
、３ｂが同時に移動して各媒体３ａ、３ｂの読取位置に
おける記載内容が同時に読み取られ記録されるが、この
場合の作用態様は、従来の一般的な電子黒板装置と全く
同じであるので、説明を省略する。

第４図は記録内容とイメージメモリの関係を示し、同図
（ａ）は一方の分割筆記媒体３ａに書き込まれた内容だ
けがイメージメモリ１８に格納されることを示し、同図
（ｂ）は両方の分割筆記媒体３ａ、３ｂに書き込まれた
内容がイメージメモリ１８に格納されることを示してい
る。

次に、第５図及び第６図は本発明の他の実施例を示し、
前記実施例とは下記の点が相違する。

すなわち、筆記媒体３は巻取り方式で、中間位置よりや
や上方で横方向に二分割され、各分割筆記媒体３ｃ　、
　３ｄは、それぞれ巻取ドラム９ｃ　、　９ｄと巻戻ド
ラム１０ｃ、ｌＯｄ間に張設されており、各ドラム９ｃ
、９ｄ及び１０ｃ、１０ｄは、それぞれ専用の駆動モー
タ２１ｃ、２１ｄ及び２２ｃ、２２ｄにより独立して回
転出来るように構成されている。また、対をなす巻取ド
ラム９ｃと巻戻ドラムｌｏｃ及び巻取ドラム９ｄと巻戻
ドラム１０ｄは相互に連動して同一方向に回転するよう
に、駆動モータ２１ｃと２２ｃ及び２１ｄと２２ｄは連
係されている。しかし、一方の分割筆記媒体３ｃ又は３
ｄに書き込まれた内容を記録する場合の作用態様並びに
両方の分割筆記媒体３ｃ。

３ｄに書き込まれた内容を同時に記録する場合の作用態
様は、前記実施例と共通するものである。

なお、第５図及び第６図において、前記実施例と共通す
る構成部材は同一の番号を用いて表している。

ところで、前記した２つの実施例は、何れも筆記媒体３
を縦又は横方向に二分割しているが、分割数は限定する
ものではない。

（発明の効果）以上説明したように、この発明の電子黒板装置は上記し
た構成からなるから、下記の如き効果を奏する。

（１）任意の分割筆記媒体に文字や図形等を書き込みな
がら、同時に他の分割筆記媒体に書き込んだ内容を記録
することが出来るので、会議や打ち合わせ等における筆
記内容の記録時に従来のような中断がなく、効率良く会
議等を進められる。

（２）所定の分割筆記媒体に書き込んだ内容を表示した
状態で、他の分割筆記媒体だけを移動させて新しい画面
に変え、書き込めるように出来るので、常時必要な内容
を繰り返し書き込む手間がなく便利である。

（３）各分割筆記媒体を同時に移動させて従来のように
、筆記媒体における書き込んだ全ての内容を記録するこ
とも可能で、使用態様に応じた広範囲な使い方が出来る
。

（４）従来の装置と同じ大きさでありながら、上記した
ような種々の使い方が可能で、筆記表示面を有効に利用
出来る。

（５）前記第１実施例で示したように、クラッチ機構を
用いて、各分割筆記媒体の独立した移動作業を１つの駆
動モータで行わせるようにすれば、構造が簡単で、比較
的安価に製品を堤供出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図はこの発明の電子黒板装置の第１実施例
を示し、第１図は装置全体の概要斜視図、第２図は装置
本体の内部構造を示す斜視図、第３図はブロック回路図
、第４図（ａ）は一方の分割筆記媒体に書き込んだ内容
の記録データとイメージメモリの関係を示す説明図、同
図（ｂ）は両方の分割筆記媒体に書き込んだ内容の記録
データとイメージメモリの関係を示す説明図、第５図及
び第６図はこの発明の第２実施例を示し、第５図は装置
本体の正面図、第６図は内部構造の斜視図、第７図及び
第８図は従来の電子黒板装置を示し、第７図は装置本体
の正面図、第８図は内部構造の斜視図である。ｌ・・・装置本体、２・・・表示窓、３・−筆記媒体、
３ａ。３ｂ・・・分割筆記媒体、９ａ、９ｂ・・・分割従動ロ
ーラ、１０ａ、　１０ｂ・・・分割駆動ローラ、１１・
・・駆動モータ、１２・・・蛍光灯、１４・・・受光素
子、１５・・・記録装置。第４図（ａ）（ｂ）第５図第６図！５１１％７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電子黒板の表示面を構成する移動可能な筆記媒体
と、該筆記媒体に書き込まれた内容の読取装置と、該読
取装置による読み取り内容を記録紙に記録する記録装置
を備えた電子黒板装置において、前記筆記媒体の適所を、その移動方向に沿って分割し、
各分割筆記媒体をそれぞれ独立して移動出来るようにし
たことを特徴とする電子黒板装置。
（２）前記筆記媒体をその略中央で縦に二分割した特許
請求の範囲第１項に記載の電子黒板装置。
（３）前記筆記媒体を適所で横に二分割した特許請求の
範囲第１項に記載の電子黒板装置。