JP3279895B2 - 書込みボード - Google Patents

書込みボード

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば事務用
電子黒板・子供用お絵書きボード・掲示板・伝言板な
ど、筆記具を用いて文字や絵等の画像を書き込む書込み
ボードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の書込みボード、たとえば
事務用電子黒板の中に、たとえば図9に示すように、駆
動ローラ1と複数の従動ローラ2〜4間にエンドレスの
書込みシート5を掛け回して各ローラ間に書込み面b〜
eを形成し、また、駆動ローラ1の横に画像消去用の回
転ブラシ6を書込みシート5に対し接離自在に設ける構
成としたものがある。
【0003】そして、この電子黒板を使用する場合は、
正面側の書込み窓7から見える書込み面bに筆記具を用
いて画像を書き込む。さらに、後続の書込み面c・d・
eに書込みを行うときは、その都度、シート送りスイッ
チを押して書込みシート5を送り、順次書込み面c・d
・eを書込み窓7から見える正面位置に出す。
【0004】一方、そのように書込みシート5を送って
書込みを行って後、たとえば書込み面cの書込み画像を
消去したい場合は、シート送りスイッチを押して書込み
シート5を送り、書込み面cを書込み窓7から見える正
面位置に出してから、シート送り停止スイッチを押して
シート送りを停止する。しかる後、消去スタートスイッ
チを押して書込みシート5を送るとともに回転ブラシ6
を回転し、その回転ブラシ6を書込みシート5に押し当
てて書込み画像を掻き消す。そして、所望の消去範囲を
過ぎると、消去停止スイッチを押してシート送りを停止
するとともに、回転ブラシ6の回転を止めて押し当てを
解除する。
【0005】しかして、他の書込み面にも消去したい書
込み画像がある場合は、上述した同様の消去操作を繰り
返してそれら書込み画像を消去していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
従来のものでは、書込み画像を消去するとき、その都
度、各種の操作スイッチを何度も押す必要があり、消去
操作が面倒であった。
【0007】そこで、この発明の目的は、上述した事務
用電子黒板などの書込みボードにおいて、書込み画像を
面倒な操作なく簡単に消去できるようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、たとえば以下の図7に示す実施の形態のよ
うに、エンドレスの書込みシート15を複数のローラ2
0・22〜24間に掛け渡して各ローラ間にそれぞれ書
込み面b〜eを形成し、そのうちの正面書込み窓13か
ら見える書込み面に画像を書き込んだ後、その書込み画
像を消去するとき、前記書込みシート15を送って消去
ローラ25のような消去部材により書込み画像を掻き消
す書込みボードにおいて、駆動パルスを受けて前記書込
みシート15を送る駆動手段41と、書込み画像の消去
範囲Sを示した前記書込みシート15の消去マークm・
nを検知する読取手段30のようなマーク検知手段と、
書込み画像の部分消去を行うとき操作する部分消去スイ
ッチと、その部分消去スイッチを操作したとき、前記駆
動手段41を駆動し、前記マーク検知手段で消去マーク
m・nを検知するまで前記書込みシート15を送って消
去範囲Sを確認し、その確認結果から消去範囲Sの書込
み画像を消去するために前記書込みシート15を送る送
り量を計算し、その計算結果に基づき前記駆動手段41
に駆動パルス信号を出力する制御手段40と、を備える
ことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】そして、書込み画像を部分的に消去すると
きは、書込みシート15に消去マークm・nを記して消
去範囲Sを示してから、部分消去スイッチをオンする。
部分消去スイッチを操作すると、制御手段40は、マー
ク検知手段で消去マークm・nを検知するまで、駆動手
段41を駆動して書込みシート15を送り消去範囲Sを
確認する。さらに、この消去範囲Sの確認結果から、そ
の範囲の書込み画像を消去するために書込みシート15
を送る送り量を計算し、その計算結果に基づき駆動パル
ス信号を出力し、駆動手段41を駆動して書込みシート
15を搬送し、消去範囲Sを消去位置に送ってその消去
範囲Sの書込み画像を消去部材で掻き消す。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図4に、事務用電子
黒板の外観構成を示す。
【0017】図中符号10で、その電子黒板を示す。電
子黒板10は、キャスタ付きスタンド11で移動自在に
支持する。そして、比較的横長な薄形箱状をなす外装ケ
ース12の前側に、同様に横長な正面書込み窓13を設
ける。そして、外装ケース12に、その下縁に沿って筆
記具17や黒板消し18を置くペントレイ14を設け、
そのペントレイ14の右下側でスタンド11にプリンタ
16を取り付ける。また、外装ケース12の右側部前面
に、各種スイッチを有する操作パネル19を設けてな
る。
【0018】さらに、外装ケース12内には、図3に示
すように、正面書込み窓13と対応する位置に符号21
で示す裏板を備える。そして、裏板21の長さ方向(図
中左右方向)両側に従動ローラ22および駆動ローラ2
0を、各々のローラ軸22a・20aを裏板21の幅方
向に向けて配置して上下支持板(図示省略)で回転自在
に支持する。また、両ローラ20・22の近くにそれぞ
れ従動ローラ23・24を配置して上下支持板で回転自
在に支持してなる。
【0019】そして、これらローラ20・22〜24間
にエンドレスの書込みシート15を掛け回し、従動ロー
ラ24を付勢ばね(図示省略)で付勢して書込みシート
15をローラ20・22〜24間で張り渡してなる。し
かして、書込みシート15には、ローラ20・22とロ
ーラ22・23間の張り渡し部分の表側に、それぞれ書
込み面b・cを形成し、ローラ23・24とローラ24
・20間の張り渡し部分の表側に、それぞれ書込み面d
・eを形成する。
【0020】また、外装ケース12内には、書込みシー
ト15の駆動手段として、図示しないが、パルスモータ
を備える。そして、そのパルスモータの駆動力を伝達し
て書込みシート15を図3中矢印A・B方向に送って往
復動可能とする。
【0021】さらに、駆動ローラ20の図中右側には、
書込み画像の消去部材として消去ローラ25を備える。
消去ローラ25は、ローラ軸25aの外周に多数の毛を
植設しローラブラシである。そして、ローラ軸20a
と平行にローラ軸25aを配置し、その両端を前記上下
支持板で回転自在に支持する。しかして、この消去ロー
ラ25を、ローラ駆動モータ(図示省略)の駆動力を伝
達して回転可能とするとともに、図示しないが、ローラ
接離機構により書込みシート15に対し接離自在に設け
てなる。
【0022】そして、書込みシート15の後側には、図
3中符号30で示す読取手段を備える。読取手段30
は、光源26と、ミラー27と、レンズ28と、光電変
換素子29などを設けて構成してなる。
【0023】また、上記した操作パネル19には、図2
に示すように、下部側に電源スイッチ31とコピースイ
ッチ32を設け、各々の上側に消去スタートスイッチ3
3および消去停止スイッチ34と、シート送りスイッチ
35およびシート送り停止スイッチ36を設ける。そし
て、消去スタートスイッチ33の上側に、消去したい書
込み面を指定するとき使用する消去面選択スイッチ37
a〜37dを設けるとともに、その右横に、正面位置に
出ている書込み面は第何面であるかを表示する表示ラン
プ38a〜38dを設ける。
【0024】次に、図1に、上記電子黒板10の電気的
概略構成を示す。この電子黒板10では、図中符号40
で示す制御手段(CPU)で全体を制御する。そして、
中央の制御手段40に、上述した各種スイッチ31〜3
6の他に、制御手段40から駆動パルスを受けて書込み
シート15を送るパルスモータ(駆動手段)41と、読
取手段30と、その読取手段30で読み取った書込み画
像を記録するプリンタ16を電気的に接続する。さら
に、制御手段40には、電源オン時の書込みシート15
の位置、すなわち初期位置からのパルスモータ41の駆
動パルス数を計数する計数手段45と、初期位置から各
々の書込み面b〜eまでの駆動パルス数を予め記憶した
記憶手段50を電気的に接続する。
【0025】さて、上述の電子黒板10を使用して書込
みを行う場合は、いま正面位置に、たとえば第1書込み
面bが出ているとき、その第1書込み面bに筆記具17
を用いて絵や文字などの画像を書き込む。第1書込み面
bでの書込みを終え、続いて第2書込み面cに書込みを
行うときは、電源スイッチ31をオンする。すると、表
示ランプ38aが点灯し、いま第1書込み面bが正面位
置に出ていることを表示する。そして、シート送りスイ
ッチ35をオンし、パルスモータ41を駆動して書込み
シート15を初期位置から送り出す。しかして、第2書
込み面cが正面位置に出たところで、シート送り停止ス
イッチ36をオンしてシート送りを止める。さらに、第
3および第4書込み面d・eに書込みを行うときは、同
様に書込みシート15を送って順次書込み面d・eを正
面位置に出す。
【0026】そのように書込みシート15を送ったとき
は、その初期位置からの駆動パルス数を計数手段45に
より計数する。また、表示ランプ38a〜38dを順次
点灯して現在第何面が正面位置に出ているかを表示す
る。
【0027】そして、いくつかの書込み面に書込みを行
って後、たとえば第3書込み面dの書込み画像を消去し
たいときは、消去面選択スイッチ37cをオンし、消去
したい書込み面として第3書込み面dを指定する。しか
して、そのように消去面の指定を受けると、制御手段4
0は、計数手段45で計数した駆動パルス数を記憶手段
50の記憶内容と対比して現在位置を確認し、その現在
位置から何パルス送ると第3書込み面dが消去位置に到
達するかパルス数を計算する。
【0028】しかる後、消去スタートスイッチ33をオ
ンすると、制御手段40は、前記ローラ駆動モータを駆
動して消去ローラ25を回転するとともに、上記パルス
計算結果に基づき駆動パルス信号を出力し、パルスモー
タ41を駆動して書込みシート15を図3中矢印A方向
に搬送し、第3書込み面dを消去位置へと送る。そし
て、上記ローラ接離機構を作動して消去ローラ25を第
3書込み面dの始め位置に押し当てて書込み画像を掻き
消す。しかして、第3書込み面dの終り位置で消去ロー
ラ25の押し当てを解除して回転を止め、書込みシート
15の送りを止めて消去を終了する。なお、消去前また
はその途中に、消去を中止したいときは、上記消去停止
スイッチ34を押せば、直ちに中止することができる。
【0029】また、消去したい書込み画像が他の書込み
面にもある場合は、その書込み面の数だけ消去面選択ス
イッチ37a〜37dを押して消去面を指定すればよ
い。
【0030】なお、上述の実施の形態では、画像消去
時、書込みシート15を図3中A方向に送り、消去する
書込み面を書込み窓13から見える正面位置に出してか
ら、書込み画像を消去するから、消去しない画像を誤っ
て消してしまうことを防止することができる。
【0031】一方、書込み画像を消さないでそのコピー
を取るときは、コピースイッチ32をオンして書込みシ
ート15を図3中B方向に送り、書込み画像を読取手段
30により読み取り、その読取内容をプリンタ16で用
紙に縮小記録する。
【0032】ところで、事務用電子黒板では、たとえば
図5に示すように、書込みシート15の書込み面b〜e
を識別する表示55a〜55dを備えるとともに、図6
に示すようにそれら表示55a〜55dを検知する検知
手段60を備える
【0033】表示55a〜55dは、前記正面書込み窓
13から見えない書込みシート15の上側縁にあって、
図5に示すように互いに隣接する書込み面の送り方向A
右側の境目部分(鎖線で示す部分)に設ける。そして、
それぞれ比較的太い縦線を用いてその縦線の数により各
々の書込み面b〜eを識別してなる。
【0034】検知手段60としては、たとえばフォトセ
ンサを用いる。そして、図6に示すように、その検知手
段60を、前記消去ローラ25の近くで書込みシート1
5のローラ巻付け部15aの上側縁に向けて設けてな
る。
【0035】しかして、この電子黒板10では、その使
用時、上記パルスモータ41(駆動手段)を駆動して書
込みシート15をA方向に送ったとき、検知手段60に
より表示55a〜55dをそれぞれ検知し、各々の表示
55a〜55dと対応する表示ランプ38a〜38dを
点灯していま第何面が正面位置にあるかを表示する。
【0036】そして、いくつかの書込み面に書込みを行
って後、たとえば第3書込み面dの書込み画像を消去し
たいときは、上述したと同様に消去面選択スイッチ37
cをオンして消去面を指定してから、上記消去スタート
スイッチ33をオンする。すると、上述した制御手段4
0により、前記ローラ駆動モータを駆動して消去ロー2
5を回転するとともに、パルスモータ41を駆動する。
そして、検知手段60により表示55cを検知し、第3
書込み面dが消去位置に到達するまで駆動パルス信号を
出力して書込みシート15を送る。しかして、消去ロー
ラ25を第3書込み面dの始め位置に押し当てて書込み
画像を掻き消す。しかして、次の第4書込み面eを示す
表示55dを検知手段60で検知したとき書込みシート
15の送りを止めるとともに、消去ローラ25の押し当
てを解除しその回転を止める。
【0037】ところで、事務用電子黒板は、画像消去
時に、上記消去面選択スイッチ37a〜37dで指定し
た消去面、たとえば第3書込み面37cを上記記憶手段
50により記憶するとともに、画像消去終了後、上記制
御手段40によりパルスモータ(駆動手段)41を駆動
して消去面37cが正面位置に戻るまで書込みシート1
5を送る。そして、その後に、改めて書込みを行うと
き、書込みのない白紙状態の書込み面が常に正面位置に
出るようにする。
【0038】また、この実施の形態では、画像消去終了
後に、消去面を正面位置へ戻すか、またはそのまま停止
位置で止めるか否かを、使用者の希望に応じて任意に選
択できるように構成することもできる。その場合、図示
しないが、たとえば電子黒板の電装部に選択スイッチを
設け、使用前に、そのオンオフ操作で予めいずれかを選
択できるようにする。選択スイッチとしては、たとえば
Dipスイッチ等を用いるとよい。
【0039】ところで、この発明による事務用電子黒板
では、たとえば以下に示すように、各書込み面において
部分的に書込み画像を消去できるようにする。
【0040】そのため、たとえば図2に示したと同様な
電子黒板10の操作パネル19に、部分消去を行うとき
にオンする部分消去スイッチ(図示省略)を別に設け
る。また、上記書込みシート15の上端縁に沿って帯状
に、使用者が消去マークを記すためのマーク設置部分
(図示省略)を設ける。このマーク設置部分は、使用者
による画像書込みを禁止した部分である一方、たとえば
図7に示すように、消去範囲Sを表示するために消去マ
ークm・nを記す箇所である。なお、図中符号fは、正
面位置にある書込み面bの始め位置を示し、符号gは終
り位置を示し、符号hは消去ローラ25の押当位置を示
し、符号iは読取位置を示す。
【0041】さらに、この電子黒板10では、マーク検
知手段として、たとえば上記した読取手段30を備え、
その読取手段30で消去マークm・nを読み取ることに
よりそのマーク位置を検知し、そのマーク位置検知結果
から上述の制御手段40で消去範囲Sを確認する構成と
する。
【0042】そして、画像書込み後、たとえば第1書込
み面bの書込み画像を部分的に消去するときは、前記マ
ーク設置部分に消去マークm・nを記して消去範囲Sを
示す。しかして、上記した電源スイッチ31をオンして
から、前記部分消去スイッチをオンする。すると、上記
制御手段40により、パルスモータ41を駆動して書込
みシート15を図7中矢印B方向に送る。そして、読取
手段30により読取位置iにおいて順に消去マークm・
nを読み取ることにより、それらマーク位置を検知し、
その検知結果に基づいて消去範囲Sを確認する。
【0043】しかして、制御手段40は、この消去範囲
Sの確認結果から、その範囲の書込み画像を押当位置h
で消去するために書込みシート15を送る送り量を計算
し、その計算結果に基づいて駆動パルス信号をパルスモ
ータ41に出力する。なお、その場合、書込みシート1
5の送り量は、たとえば読取位置iから第1書込み面b
の終り位置gまでのパルス数、読取位置iから消去始め
マークmまでのパルス数、読取位置iから消去終りマー
クnまでパルス数などをもとに計算する。
【0044】しかる後、書込みシート15を図7中矢印
A方向へ送るとともに、消去ローラ25を回転する。そ
して、あるパルス数書込みシート15を送って消去範囲
Sの消去始めマークmが押当位置hにきたとき、消去ロ
ーラ25を押し当てて書込み画像を掻き消す。そして、
消去終りマークnが押当位置hにきたとき、書込みシー
ト15の送りを停止するとともに、消去ローラ25の押
し当てを解除して回転を止める。
【0045】ところで、図7では、マーク検知手段とし
て読取手段30を用いたが、たとえばフォトセンサ等で
消去マークm・nを検知し、その検知結果に基づき制御
手段40で消去範囲Sを確認する構成にすることもでき
る。
【0046】なお、書込みシートとしては、複数の書込
み面を有するものであればよく、上記したように4つの
書込み面b〜eを有するものに限らない。たとえば図8
に示すように、2つのローラ20・22間に掛け渡して
2つの書込み面b・cを有する書込みシート15を用い
ることもできる。
【0047】
【発明の効果】したがって、請求項に記載の発明によ
れば、書込み画像の部分消去を行う場合、消去マークで
消去範囲を示して部分消去スイッチを操作さえすれば、
その消去範囲の書込み画像を自動的に消去できるように
するから、書込み画像の部分消去をいちいち黒板消しな
どを用いずに簡単に行うことができる。
【0048】
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】務用電子黒板の電気的概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】その電子黒板に備える操作パネルの正面図であ
る。
【図3】その電子黒板の内部機構を上から見て示す概略
構成図である。
【図4】その電子黒板の外観図である。
【図5】務用電子黒板に備える書込みシートで、その
上端部側を示す概略構成図である。
【図6】その電子黒板の消去ローラ周辺部の内部機構を
上から見て示す概略構成図である。
【図7】この発明による事務用電子黒板の内部機構を上
から見て示す概略構成図である。
【図8】書込み面が2つの書込みシートを用いた事務用
電子黒板の内部機構を上から見て示す概略構成図であ
る。
【図9】従来の事務用電子黒板の内部機構を上から見て
示す概略構成図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B43L 1/04 B43L 21/02 H04N 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレスの書込みシートを複数のロー
    ラ間に掛け渡して各ローラ間にそれぞれ書込み面を形成
    し、そのうちの正面書込み窓から見える書込み面に画像
    を書き込んだ後、その書込み画像を消去するとき、前記
    書込みシートを送って消去部材により書込み画像を掻き
    消す書込みボードにおいて、 駆動パルスを受けて前記書込みシートを送る駆動手段
    と、書込み画像の消去範囲を示した前記書込みシートの消去
    マークを検知するマーク検知手段と、 書込み画像の部分消去を行うとき操作する部分消去スイ
    ッチと、 その部分消去スイッチを操作したとき、前記駆動手段を
    駆動し、前記マーク検知手段で消去マークを検知するま
    で前記書込みシートを送って消去範囲を確認し、その確
    認結果から消去範囲の書込み画像を消去するために前記
    書込みシートを送る送り量を 計算し、その計算結果に基
    づき前記駆動手段に駆動パルス信号を出力する制御手段
    と、 を備える、書込みボード。
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