JPH04340245A - ウエハ移送装置 - Google Patents

ウエハ移送装置

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JPH04340245A
JPH04340245A JP8360091A JP8360091A JPH04340245A JP H04340245 A JPH04340245 A JP H04340245A JP 8360091 A JP8360091 A JP 8360091A JP 8360091 A JP8360091 A JP 8360091A JP H04340245 A JPH04340245 A JP H04340245A
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宇都宮 鉄也
Haruhiko Yoshioka
晴彦 吉岡
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渉 望月
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ウエハを収納すべき
収納箱のウエハの収納、取出し等に用いられるウエハ移
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエハの測定においては、検査す
べきウエハを収納した収納箱の下側にベルト駆動装置を
設置し、そのベルトによって下段のウエハから1枚ずつ
順に取り出すようにされていた。このようなベルト駆動
装置によるウエハの取出しは、ベルトに接触可能なウエ
ハのみの取出しが可能であるから、収納箱内の任意のウ
エハを選択的に取り出すことができない。即ち、測定し
たウエハを収納箱に一旦戻すと、そのウエハが最下段に
ある場合は別にして、収納箱から必要に応じて任意のウ
エハを選択的に取り出すことができないため、ウエハの
再測定を困難にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウエハの検
査に際し、その検査効率を高めるとともに、先ず、移送
の自動化が要請されるところである。従来、ウエハを移
送する装置として例えば、特開昭50−126175号
「ウエーハ供給装置」、特開昭58−123736号「
ウエハー転送方式および装置」、特公昭63−3224
9号「試料交換装置」、特開昭58−138046号「
ウエハ移替装置」、特開昭58−182846号「半導
体基板の移替え装置」、特開昭58−155735号「
ウエハ搬送装置」等が提案されている。これらのもので
は、収納箱内のウエハを任意に選択して取出し又は収納
箱にウエハを収納することは困難である。
【0004】そこで、この発明は、信頼性の高いウエハ
の移送を実現することにより、収納箱内のウエハの取出
し、収納箱へのウエハの収納に適するウエハ移送装置の
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明のウエハ
移送装置は、前面側及び後面側を開放して任意の間隔で
複数枚のウエハ(4)を収納する収納箱(5)と、この
収納箱内のウエハの有無を検出するウエハ検出手段(ウ
エハ検出装置e)と、前記収納箱の前面側に設置されて
移送すべき前記ウエハを載せるアーム(取出しアーム9
)と、前記収納箱内に前記アームを前記収納箱の内外に
進退させ、前記収納箱と前記アームとの間で前記ウエハ
の授受を行うアーム進退機構(パルスモータ13、プー
リ14及びベルト15)と、このアーム進退機構及び前
記ウエハ検出手段が設置されて前記収納箱に対する上下
方向の相対的な位置関係を変更させ、前記ウエハの検出
を行わせるとともに、前記収納箱とアームとの間で前記
ウエハの授受を行わせる昇降機構(エレベータ2)と、
前記収納箱中の取り出すべき前記ウエハ又は収納すべき
ウエハにより、前記ウエハ検出手段の検出出力を受け、
前記昇降機構及び前記アームの移動を制御するとともに
、前記収納箱と前記アームとの間で前記ウエハの授受の
制御を行う制御手段(制御部20)とを備えたことを特
徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、前面側及び後面側が
開放された収納箱に対し、アームを進退させるとともに
、アームは昇降機構によって昇降する。そして、収納箱
のウエハの有無はウエハ検出手段によって検出され、収
納箱から取り出すべきウエハ及び収納箱の収納すべき位
置が検出される。このウエハ検出出力を受け、制御手段
を以て収納箱から取り出すべきウエハ又は収納箱に収納
すべきウエハに応じてアームの進退及び昇降の各制御が
実行される。即ち、収納箱内にアームを挿入してそのア
ーム上にウエハを載せて収納箱から取り出し、また、ア
ームに収納すべきウエハを載せ、アームとともにウエハ
を収納箱に収納することにより、ウエハの取出し及び収
納等ウエハの移送を効率よく行うことができる。
【0007】
【実施例】図1は、この発明のウエハ移送装置の実施例
を示す。この実施例のウエハ移送装置は、ウエハの検出
、取出し及び収納装置として構成されたものであり、ウ
エハを非接触で検出するウエハ検出手段としてのウエハ
検出装置eとともに、収納箱に対するウエハの取出し及
び収納を行うウエハ取出・収納装置hが並設されている
【0008】即ち、図3は、この発明のウエハ移送装置
におけるウエハ検出装置eの部分を示し、装置本体1に
は昇降機構としてのエレベータ2が取り付けられ、装置
本体1の上面には検出すべきウエハ4を収納した収納箱
5が設置されている。収納箱5は、前後に開放され、そ
の両側内壁部にウエハ4を一定の間隔で保持するための
複数の溝部が形成されている。また、装置本体1の背面
側には反射鏡3が固定されている。エレベータ2のステ
ージには、ハーフミラー6が設置されているとともに、
このハーフミラー6を介して光ビームLiを収納箱5側
に照射する光ビーム照射手段として発光素子7が設置さ
れているとともに、収納箱5を通過した光ビームLiを
受光して反射する反射鏡3が設置され、この反射鏡3か
ら得られる反射光ビームLrを受光する受光手段として
受光素子8が設置されている。即ち、エレベータ2は、
図2に示すように、発光素子7及び受光素子8を上下方
向(Y:up及び−Y:down)に移送することによ
り、発光素子7及び受光素子8と収納箱5との相対的な
位置を変更させて収納箱5内のウエハ4に順次に光ビー
ムLiを照射するための位置変更手段を構成している。 したがって、ウエハ検出装置eでは、発光素子7から発
射する光ビームLiはハーフミラー6を通過し、反射鏡
3で反射光ビームLrがもとの光軸を通って、ハーフミ
ラー6に戻り受光素子8に入射される。そこで、装置本
体1に対して下から上にエレベータ2をスキャンすると
、図3に示すように、ウエハ4が無い場合には光ビーム
Liがウエハ4の無い部分を通過して反射鏡3で反射さ
れた後、受光素子8に入り、また、図4に示すように、
ウエハ4に当たって反射光ビームLrはハーフミラー6
を通して上方に反射される結果、収納箱5内のウエハ4
の有無によって反射光ビームLrに強弱が生じる。 したがって、受光素子8には、ウエハ4の有無を表す反
射光ビームLrが受光され、ウエハ4の検出信号として
微電流の変化が得られる。
【0009】そして、ウエハ取出・収納装置hでは、図
1に示すように、発光素子7、受光素子8及びハーフミ
ラー6が設置されたエレベータ2は、パルスモータ11
によって駆動されるボールスクリュー12に取り付けら
れるとともに2本のガイドシャフト16によって摺動可
能に支持されている。
【0010】そして、ウエハ取出・収納装置hは、収納
箱5からウエハ4を取出し又はウエハ4を収納箱5に収
納するための上下方向への移送を行う昇降機構としての
エレベータ2を兼用している。このウエハ取出・収納装
置hには、収納箱5の内部に挿入してウエハ4を載せて
取り出すための平板状を成すウエハ取出し及び収納を行
うアームとして取出しアーム9が設けられており、この
取出しアーム9の一端には、エレベータ2の昇降と相俟
ってアーム9にウエハ4の授受を行わせるベルト15が
固定されている。ベルト15は、取出しアーム9の移動
に対応した間隔を以て設置された一対のプーリ14間に
懸け回されている。即ち、ベルト15は、回転によって
取出しアーム9を収納箱5に向かって前後方向、図中X
方向に移動させるアーム進退機構を成し、パルスモータ
13からベルト15を介して加えられる回転力を受けて
回転する。
【0011】そして、取出しアーム9のウエハ4の載置
部分、即ち、ウエハ4を吸着する吸着面には、ウエハ4
を吸着するためのバキュームをウエハ4に作用させるバ
キューム穴が設けられている。
【0012】このような構成によれば、ウエハの有無の
検出後、図2に示すように、パルスモータ13によって
ベルト10を駆動して取出しアーム9を前方に移動させ
て取り出すべきウエハ4の下面側に挿入する。パルスモ
ータ13を停止させ、次に、エレベータ2を僅かに上昇
させた後、バキュームを動作して取出しアーム9の上面
にウエハ4を吸着させる。この状態でモータ13を逆転
させると、ベルト10とともにアーム9が後方に移動し
、ウエハ4が取出しアーム9によって収納箱5から取り
出されることになる。
【0013】次に、図5は、図1に示したウエハ移送装
置の制御システムを示す。スタートスイッチaは、ウエ
ハ4の検出、取出し又は収納の開始を指令する手段であ
る。記憶手段gには、アドレスとともに位置決め情報が
記憶されている。スタートスイッチaが操作されると、
選択手段bを介してアドレス指定手段fに指定開始命令
が与えられ、ウエハ検出装置eからの位置情報をもとに
収納箱5内にあるウエハ4の位置が決定される。
【0014】取出し制御手段cは、収納箱5からウエハ
4の取出しを制御し、収納制御手段dは取出しアーム9
を通してウエハ4の収納箱5への収納を制御する手段で
ある。これらの制御手段c、dからの制御出力はエレベ
ータ2を駆動するエレベータ駆動装置iに加えられてウ
エハ取出・収納装置hに加えられる。即ち、ウエハ取出
・収納装置hのパルスモータ11及びエレベータ駆動装
置iは取出し制御装置手段c、又は収納制御手段dから
の情報に基づいて位置決め制御が行われ、収納箱5から
のウエハ4の取出し又は収納箱5へウエハ4の収納が行
われる。
【0015】検出手段jは、検査の度にウエハ4が何処
に置かれているかの情報を検出する手段であって、その
検出出力は選択手段bに供給され、それによりウエハ4
の取出し、又はウエハ4の収納が選択される。
【0016】そして、図6は、この発明のウエハ移送装
置の制御系統を示す。即ち、このウエハ移送装置には、
移送を制御する制御手段として1ボードのマイクロコン
ピュータからなる制御部20が設置され、この制御部2
0には、ウエハ4の移送制御プログラムを実行するCP
U21、移送制御プログラムを記憶した記憶手段として
のROM22、CPU21の演算途上のデータや検出信
号を格納する記憶手段としてのRAM23とともに入力
ポート24が設置されている。入力ポート24にはウエ
ハ検出装置e、バキューム検出器31及びリミット検出
器32からの検出信号が加えられている。CPU21か
ら得られる制御出力はエレベータ駆動回路33、ウエハ
取出・収納駆動回路34及び固定ピン回路35に加えら
れている。エレベータ駆動回路33の駆動出力はパルス
モータ11、ウエハ取出・収納駆動回路34の駆動出力
はパルスモータ13に加えられている。
【0017】そして、RAM23に記憶されるアドレス
及びウエハ位置は、表1の通りである。
【0018】
【表1】
【0019】このように構成されたウエハ4の検出、取
出し及び収納の制御動作を図7ないし図9に示すフロー
チャートを参照して説明する。図7に示すように、ステ
ップS1では初期設定によりRAM23の記憶内容を消
去し、ステップS2に移行する。ステップS2ではスタ
ートスイッチaがオンかオフかが判断され、スタートス
イッチaがオンの場合、ステップS3に移行する。ステ
ップS3では初期入力か否かが判定され、初期入力の場
合、ステップS4に移行して初期入力処理(図8)の呼
び出し及びその処理が実行される。ステップS3で初期
入力でないと判断された場合にはステップS5に移行し
、ウエハの取出しか収納かが判断され、収納の場合、ス
テップS6に移行し、取出しの場合にはステップS9に
移行する。ステップS6では自動か手動かの判断が行わ
れ、自動の場合にはステップS7に移行してウエハ収納
場所の読み込み処理、手動の場合にはステップS8に移
行してウエハ収納段数の読み込み処理が行われた後、ス
テップS12に移行する。
【0020】また、ステップS5で取出しと判断された
場合には、ステップS9に移行して自動か手動かの判断
が行われ、自動の場合にはステップS10に移行して取
出しウエハの読み込み処理、手動の場合にはステップS
11に移行して取出しウエハの段数読み込み処理が行わ
れた後、ステップS12に移行する。
【0021】ステップS12ではエレベータ2の移動量
の算出が行われた後、ステップS13に移行する。ステ
ップS13ではエレベータ2の位置に補正量を加算する
処理が行われた後、ステップS14に移行する。ステッ
プS14ではウエハの取出しか収納かの判断が行われ、
収納の場合にはステップS15に移行し、取出しの場合
にはステップS16に移行する。ステップS15では収
納処理の呼び出し及びその処理(図9)が行われた後、
ステップS17に移行する。また、ステップS16では
ウエハの取出し処理の呼び出し及びその処理(図10)
が行われた後、ステップS17に移行する。ステップS
17では処理すべきウエハが終了したか否かが判断され
、処理すべきウエハがある場合にはステップS3に戻り
、前述したステップS3〜S17の処理が再び行われ、
また、処理すべきウエハが終了した場合には総ての処理
を完了する。
【0022】次に、図8は、初期入力処理を示す。即ち
、ステップS18では取出しアーム9をエレベータ2の
ステージの原点位置に設定し、ステップS19に移行す
る。ステップS19では取出しアーム9をエレベータ2
の初期設定値に設定し、ステップS20に移行する。 ステップS20では固定ピンが下がり、ステップS21
に移行する。ステップS21で自動と判断された場合に
はステップS22に移行してウエハの出し入れ設定を行
った後、ステップS23に移行し、手動と判断された場
合には、ステップS22を省略してステップS23に移
行する。
【0023】ステップS23ではエレベータ2のステー
ジが駆動され、ステップS24に移行してウエハの有無
が判定される。即ち、ステップS24でウエハ検出装置
の検出出力に基づいてウエハが存在していると判断され
た場合には、ステップS25に移行し、ウエハが存在し
ていない場合にはステップS27に移行する。ステップ
S25ではウエハ位置の計算が行われた後、ステップS
26に移行する。ステップS26ではウエハナンバーと
ウエハ位置よりアドレステーブルが作成され、ステップ
S27に移行する。ステップS27では上限であるか否
かが判定され、上限でない場合には再びステップS23
に戻り、また、上限である場合には、図7のステップS
3に戻り、初期入力処理を完了する。
【0024】次に、図9はウエハ4の収納処理を示す。 この収納処理では、ステップS30でエレベータ2のス
テージが収納箱5のウエハ収納位置まで駆動し、ステッ
プS31に移行する。ステップS31では固定ピンバキ
ュームをオフ状態とし、ウエハ取出しバキュームをオン
状態とする。次に、ステップS32では固定ピンが下が
り、ステップS33では取出しアーム9をウエハ収納位
置まで駆動する。次に、ステップS34では取出しアー
ム9のバキュームを解除し、取出しアーム9上のウエハ
4は収納箱5の収納位置に収納される。次に、ステップ
S35ではエレベータ2のステージが下がり、ステップ
S36では取出しアーム9は原点位置に復帰し、収納処
理を完了し、図7に示すステップS17に移行する。
【0025】次に、図10はウエハ4の取出し処理を示
す。この取出し処理では、ステップS37でエレベータ
2のステージが収納箱5のウエハ収納位置まで駆動し、
ステップS38に移行する。ステップS38では収納箱
5に収納されているウエハ4の中心位置まで取出しアー
ム9を駆動し、ステップS39に移行する。ステップS
39では取出しアーム9のバキュームをオン状態とし、
取出しアーム9に取り出すべきウエハ4を吸着させる。 ステップS40ではエレベータ2のステージを上昇させ
た後、ステップS41に移行する。ステップS41では
取出しアーム9をエレベータ2のステージの原点位置に
復帰させた後、ステップS42に移行し、取出しアーム
9に対するバキュームを解除するとともに固定ピンのバ
キュームを動作させ、ステップS43に移行する。ステ
ップS43では固定ピンが上がり、ウエハ4の取出し処
理を完了し、図7に示すステップS17に移行する。
【0026】このような移送制御プログラム処理におい
て、収納箱5から指定されたウエハ4を取り出す場合、
収納箱5内のウエハ位置状態をウエハ検出装置eにて検
出した検出データをRAM23から読み出し、CPU2
1からの出力がエレベータ駆動回路33で駆動出力に変
換される。この結果、パルスモータ11が駆動されてボ
ールスクリュー12が回転し、エレベータ2をウエハを
取り出す位置まで上昇させる。
【0027】収納箱5のウエハ4と取出しアーム9の上
面の関係は、取り出すべきウエハ4より僅かに低い位置
に取出しアーム9の吸着面を位置させている。取出しア
ーム9は、収納箱5におけるウエハ4の収納間隔により
薄く形成されているとともに、その移動位置はウエハ4
の間隔内に設定されるので、収納箱5取出しアーム9を
挿入しても、取り出すべきウエハ4に衝突することはな
い。
【0028】そして、取出しアーム9は、吸着面の中心
をウエハ4の中心まで挿入する。この状態で取出しアー
ム99の吸着面にウエハ4が載せられると、CPU21
からの指令によってバキュームを作用させると、取出し
アーム9の吸着面にウエハ4が吸着される。このとき、
ウエハ4で取出しアーム9の吸着面の穴が塞がれてバキ
ューム穴の圧力が低くなり、ウエハ4の吸着がバキュー
ム検出器31が検出され、その検出出力によってバキュ
ームスイッチが働き、CPU21にウエハ4の吸着情報
が伝達される。この吸着情報に基づいて、CPU21か
ら取出しアーム9の移動命令が出力され、この結果、ウ
エハ取出・収納駆動回路34から駆動出力が発せられて
パルスモータ13が回転し、取出しアーム9をB点位置
まで移動させる。取出しアーム9を基準の高さの位置ま
でエレベータ2を移動させた後、取出しアーム9に対す
るバキュームを解除する。B点に位置している固定ピン
がバキュームで上昇して、ウエハ4は固定ピンで持ち上
げられ基準の位置にセットされる。このとき、固定ピン
の上面にバキュームが働いており、ウエハ4が吸着され
る。
【0029】また、収納箱5の指定された位置にウエハ
4を収納する場合には、固定ピンを取出しアーム9より
下降させることにより、取出しアーム9にバキュームが
働きウエハ4を吸着するため、バキュームスイッチが働
きCPU21に伝達され、CPU21から制御出力が得
られ、ウエハ取出し・収納駆動回路34から駆動出力が
パルスモータ13に加えられ、その回転によって指定さ
れた位置まで取出しアーム9が収納されたウエハ4に衝
突しない高さで移動する。即ち、収納箱5のポケットの
中間部におけるウエハ4が挿入できる高さに取出しアー
ム9を移動させ、その位置にウエハ4を収納し、バキュ
ームを解除した後、前述したウエハ4の取出しの場合と
同様に取出しアーム9を後退させて原位置に復帰させる
【0030】なお、実施例では、反射鏡3を設置して発
光素子7側に光ビームLrを戻して受光素子8で受光す
るようにしたが、反射鏡3に代えて受光素子を設置し、
収納箱5を通過して光ビームLiを直接受光することに
より、収納箱5内のウエハ4の有無を検出するようにし
てもよい。
【0031】また、実施例では、ウエハ検出手段として
光学的な検出装置を用いたが、ウエハ検出手段としては
光ビーム以外の検出媒体を用いても同様にウエハの検出
を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、収納箱に収納されているウエハの有無及び位置の検出
に基づいて信頼性の高いウエハの移送を実現できるとと
もに、収納箱内の任意のウエハを取出し、又は収納箱の
任意の位置にウエハを収納することができ、ウエハの取
出し及び収納の高精度化及びランダムアクセスによる高
能率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のウエハ移送装置の実施例を示す斜視
図である。
【図2】図1に示すウエハ移送装置におけるウエハの取
出し状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示すウエハ移送装置におけるウエハ検出
装置を示す斜視図である。
【図4】図3に示すウエハ検出装置によるウエハの検出
を示す斜視図である。
【図5】この発明のウエハ移送装置の制御システムを示
すブロック図である。
【図6】図5に示した制御系統における制御装置を示す
ブロック図である。
【図7】ウエハの移送制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図8】ウエハの移送制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図9】ウエハの移送制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図10】ウエハの移送制御プログラムを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
e    ウエハ検出装置(ウエハ検出手段)h   
 ウエハ取出・収納装置 2    エレベータ(昇降機構) 4    ウエハ 5    収納箱 9    取出しアーム 13  パルスモータ(アーム進退機構)14  プー
リ(アーム進退機構) 15  ベルト(アーム進退機構) 20  制御部(制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  前面側及び後面側を開放して任意の間
    隔で複数枚のウエハを収納する収納箱と、この収納箱内
    のウエハの有無を検出するウエハ検出手段と、前記収納
    箱の前面側に設置されて移送すべき前記ウエハを載せる
    アームと、前記収納箱内に前記アームを前記収納箱の内
    外に進退させ、前記収納箱と前記アームとの間で前記ウ
    エハの授受を行うアーム進退機構と、このアーム進退機
    構及び前記ウエハ検出手段が設置されて前記収納箱に対
    する上下方向の相対的な位置関係を変更させ、前記ウエ
    ハの検出を行わせるとともに、前記収納箱とアームとの
    間で前記ウエハの授受を行わせる昇降機構と、前記収納
    箱中の取り出すべき前記ウエハ又は収納すべきウエハに
    より、前記ウエハ検出手段の検出出力を受け、前記昇降
    機構及び前記アームの移動を制御するとともに、前記収
    納箱と前記アームとの間で前記ウエハの授受の制御を行
    う制御手段と、を備えたことを特徴とするウエハ移送装
    置。
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