JP2500205B2 - ウエハ移送装置 - Google Patents

ウエハ移送装置

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JP2500205B2
JP2500205B2 JP8359991A JP8359991A JP2500205B2 JP 2500205 B2 JP2500205 B2 JP 2500205B2 JP 8359991 A JP8359991 A JP 8359991A JP 8359991 A JP8359991 A JP 8359991A JP 2500205 B2 JP2500205 B2 JP 2500205B2
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70733Handling masks and workpieces, e.g. exchange of workpiece or mask, transport of workpiece or mask
    • G03F7/7075Handling workpieces outside exposure position, e.g. SMIF box

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ウエハを収納する収
納箱におけるウエハの収納、取出し等に用いられるウエ
ハ移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエハの測定においては、検査す
べきウエハを収納した収納箱の下側にベルト駆動装置を
設置し、そのベルトによって下段のウエハから1枚ずつ
順に取り出すようにされていた。このようなベルト駆動
装置によるウエハの取出しは、ベルトに接触可能なウエ
ハのみの取出しが可能であるから、収納箱内の任意のウ
エハを選択的に取り出すことができない。即ち、測定し
たウエハを収納箱に一旦戻すと、そのウエハが最下段に
ある場合は別にして、収納箱から必要に応じて任意のウ
エハを選択的に取り出すことができないため、ウエハの
再測定を困難にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、収納箱に収
納されているウエハを取り出して測定する場合におい
て、その測定効率を高めるには、先ず、ウエハの移送を
自動化することが必要である。従来のウエハを移送する
装置として、例えば、特開昭50−126175号「ウ
エーハ供給装置」、特開昭58−123736号「ウエ
ハー転送方式および装置」、特公昭63−32249号
「試料交換装置」、特開昭58−138046号「ウエ
ハ移替装置」、特開昭58−182846号「半導体基
板の移替え装置」、特開昭58−155735号「ウエ
ハ搬送装置」等が提案されている。これらのものでは、
収納箱内のウエハを任意に選択して取出し又は収納箱内
にウエハを収納することは困難である。
【0004】そこで、この発明は、信頼性の高いウエハ
の移送を実現することにより、収納箱内のウエハの取出
し、収納箱へのウエハの収納に適するウエハ移送装置の
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のウエハ移送装
置は、第1図ないし第10図に例示するように、少なく
とも前面が開放されるとともに、対向する一対の側部の
それぞれの内側に一定の間隔で離間した複数の溝部が形
成され、これら対向する溝部のそれぞれでウエハの両縁
部を支持することにより、上下方向に複数枚の前記ウエ
ハを水平状態で収納する収納箱と、この収納箱を載置さ
せる装置本体と、この装置本体上に載置された収納箱の
開放した前面の前方の装置本体上に取り付けられて、前
記収納箱に収納された前記ウエハに対して上下方向に移
動する昇降機構と、この昇降機構上に設置され、平板状
のウエハ載置部を備えたアームと、前記昇降機構に取り
付けられて回転駆動手段から駆動力を受け、この駆動力
を水平方向の移動力に変換して前記アームを前記収納箱
の内外に進退させ、前記アーム載置部に前記ウエハを載
せて、そのウエハを前記収納箱に出し入れを行なわせる
アーム進退機構と、前記収納箱側に光を照射することに
よって、前記収納箱の前記ウエハからの反射光により前
記収納箱内のウエハの有無及びその位置を検出する検出
手段と、この検出手段の検出出力により前記昇降機構及
び前記アーム進退機構を制御する制御手段とを備えて、
前記検出手段の検出出力に基づいて前記昇降機構及び前
記アーム進退機構を制御して前記アームの位置を操作す
ることにより、前記収納箱から前記ウエハの取出し又は
前記収納箱に対する前記ウエハの収納を行なうことを特
徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、前面側が開放された
収納箱に対し、アームを進退させるとともに、アームは
昇降機構によって昇降する。即ち、収納箱内にアームを
挿入してそのアーム上にウエハを載せて収納箱から取り
出し、また、アームに収納すべきウエハを載せ、アーム
とともにウエハを収納箱に収納することにより、ウエハ
の取出し及び収納等ウエハの移送を効率よく行うことが
できる。
【0007】
【実施例】図1は、この発明のウエハ移送装置の実施例
を示す。この実施例のウエハ移送装置は、ウエハの検
出、取出し及び収納装置として構成されたものであり、
ウエハ検出装置e及びウエハ取出・収納装置hが並設さ
れている。
【0008】即ち、図3は、この発明のウエハ移送装置
におけるウエハ検出装置eの部分を示し、装置本体1に
は昇降機構としてのエレベータ2が取り付けられ、装置
本体1の上面には検出すべきウエハ4を収納した収納箱
5が設置されている。収納箱5は、前後に開放され、そ
の両側内壁部にウエハ4を一定の間隔で保持するための
複数の溝部が形成されている。また、装置本体1の背面
側には反射鏡3が固定されている。エレベータ2のステ
ージには、ハーフミラー6が設置されているとともに、
このハーフミラー6を介して光ビームLiを収納箱5側
に照射する光ビーム照射手段として発光素子7が設置さ
れているとともに、収納箱5を通過した光ビームLiを
受光して反射する反射鏡3が設置され、この反射鏡3か
ら得られる反射光ビームLrを受光する受光手段として
受光素子8が設置されている。即ち、エレベータ2は、
図2に示すように、発光素子7及び受光素子8を上下方
向(Y:up及び−Y:down)に移送することによ
り、発光素子7及び受光素子8と収納箱5との相対的な
位置を変更させて収納箱5内のウエハ4に順次に光ビー
ムLiを照射するための位置変更手段を構成している。
したがって、ウエハ検出装置eでは、発光素子7から発
射する光ビームLiはハーフミラー6を通過し、反射鏡
3で反射光ビームLrがもとの光軸を通って、ハーフミ
ラー6に戻り受光素子8に入射される。そこで、装置本
体1に対して下から上にエレベータ2をスキャンする
と、図3に示すように、ウエハ4が無い場合には光ビー
ムLiがウエハ4の無い部分を通過して反射鏡3で反射
された後、受光素子8に入り、また、図4に示すよう
に、ウエハ4に当たって反射光ビームLrはハーフミラ
ー6を通して上方に反射される結果、収納箱5内のウエ
ハ4の有無によって反射光ビームLrに強弱が生じる。
したがって、受光素子8には、ウエハ4の有無を表す反
射光ビームLrが受光され、ウエハ4の検出信号として
微電流の変化が得られる。
【0009】そして、ウエハ取出・収納装置hは、図1
に示すように、発光素子7、受光素子8及びハーフミラ
ー6が設置されたエレベータ2は、パルスモータ11に
よって駆動されるボールスクリュー12に取り付けられ
るとともに2本のガイドシャフト16によって摺動可能
に支持されている。
【0010】そして、ウエハ取出・収納装置hは、収納
箱5からウエハ4を取出し又はウエハ4を収納箱5に収
納するための上下方向への移送を行う昇降機構としての
エレベータ2を兼用している。このウエハ取出・収納装
置hには、収納箱5の内部に挿入してウエハ4の取出し
及び収納を行う平板状を成すウエハ載置部を備えた取出
しアーム9が設けられている。この取出しアーム9は、
ガイドシャフト10を以て水平方向に摺動可能に支持さ
れており、その一端には、エレベータ2の昇降と相俟っ
て取出しアーム9にウエハ4の授受を行わせるベルト1
5が固定されている。そして、ベルト15は、取出しア
ーム9の移動に対応した間隔を以て設置された一対のプ
ーリ14間に懸け回されている。即ち、ベルト15は、
回転によって取出しアーム9を収納箱5に向かって前後
方向、図中X方向に移動させるアーム進退機構を成し、
パルスモータ13からベルト15を介して加えられる回
転力を受けて回転する。
【0011】そして、取出しアーム9のウエハ4の載置
部、即ち、ウエハ4の吸着面には、ウエハ4を吸着させ
るためのバキュームをウエハ4に作用させるバキューム
穴が設けられている。
【0012】このような構成によれば、ウエハの有無を
検出した後、図2に示すように、パルスモータ13によ
ってベルト15を駆動して取出しアーム9を前方に移動
させて取り出すべきウエハ4の下面側に挿入する。パル
スモータ13を停止させ、次に、エレベータ2を僅かに
上昇させた後、バキュームを動作して取出しアーム9の
ウエハ載置面にウエハ4を吸着させる。この状態でモー
タ13を逆転させると、ベルト15とともに取出しアー
ム9が後方に移動し、取出しアーム9によってウエハ4
が収納箱5から取り出されることになる。
【0013】次に、図5は、図1に示したウエハ移送装
置の移送システムの構成を示す。スタートスイッチa
は、ウエハ4の検出、取出し又は収納の開始を指令する
手段である。記憶手段gには、アドレスとともに位置決
め情報が記憶されている。スタートスイッチaが操作さ
れると、選択手段bを介してアドレス指定手段fに指定
開始命令が与えられ、ウエハ検出装置eからの位置情報
をもとに収納箱5内にあるウエハ4の位置が決定され
る。
【0014】取出し制御手段cは、収納箱5からウエハ
4の取出しを制御し、収納制御手段dは取出しアーム9
を通してウエハ4の収納箱5への収納を制御する手段で
ある。これらの制御手段c、dからの制御出力はエレベ
ータ2を駆動するエレベータ駆動装置iに加えられてウ
エハ取出・収納装置hに加えられる。即ち、ウエハ取出
・収納装置hのパルスモータ13及びエレベータ駆動装
置iは、取出し制御装置手段c、又は収納制御手段dか
らの情報に基づいて位置決め制御が行われ、収納箱5か
らのウエハ4の取出し又は収納箱5へウエハ4の収納が
行われる。
【0015】検出手段jは、検査の度にウエハ4が何処
に置かれているかの情報を検出する手段であって、その
検出出力は選択手段bに供給され、それによりウエハ4
の取出し、又はウエハ4の収納が選択される。
【0016】そして、図6は、この発明のウエハ移送装
置の制御系統を示す。即ち、このウエハ移送装置には、
移送制御手段として1ボードのマイクロコンピュータか
らなる制御部20が設置され、この制御部20には、ウ
エハ4の移送制御プログラムを実行するCPU21、移
送制御プログラムを記憶した記憶手段としてのROM2
2、CPU21の演算途上のデータや検出信号を格納す
る記憶手段としてのRAM23とともに入力ポート24
が設置されている。入力ポート24にはウエハ検出装置
e、バキューム検出器31及びリミット検出器32から
の検出信号が加えられている。CPU21から得られる
制御出力はエレベータ駆動回路33、ウエハ取出・収納
駆動回路34及び固定ピン回路35に加えられている。
エレベータ駆動回路33の駆動出力はパルスモータ1
1、ウエハ取出・収納駆動回路34の駆動出力はパルス
モータ13に加えられている。
【0017】そして、RAM23に記憶されるアドレス
及びウエハ位置は、表1の通りである。
【0018】
【表1】
【0019】以上の構成において、ウエハ4の検出、取
出し及び収納の移送制御動作を図7ないし図9に示すフ
ローチャートを参照して説明する。図7に示すように、
ステップS1では初期設定によりRAM23の記憶内容
を消去し、ステップS2に移行する。ステップS2では
スタートスイッチaがオンかオフかが判断され、スター
トスイッチaがオンの場合、ステップS3に移行する。
ステップS3では初期入力か否かが判定され、初期入力
の場合、ステップS4に移行して初期入力処理(図8)
の呼び出し及びその処理が実行される。ステップS3で
初期入力でないと判断された場合にはステップS5に移
行し、ウエハの取出しか収納かが判断され、収納の場
合、ステップS6に移行し、取出しの場合にはステップ
S9に移行する。ステップS6では自動か手動かの判断
が行われ、自動の場合にはステップS7に移行し、ウエ
ハ収納場所の読み込み処理、手動の場合にはステップS
8に移行してウエハ収納段数の読み込み処理が行われた
後、ステップS12に移行する。
【0020】また、ステップS5で取出しと判断された
場合には、ステップS9に移行して自動か手動かの判断
が行われ、自動の場合にはステップS10に移行して取
出しウエハの読み込み処理、手動の場合にはステップS
11に移行して取出しウエハの段数読み込み処理が行わ
れた後、ステップS12に移行する。
【0021】ステップS12ではエレベータ2の移動量
の算出が行われた後、ステップS13に移行する。ステ
ップS13ではエレベータ2の位置に補正量を加算する
処理が行われた後、ステップS14に移行する。ステッ
プS14ではウエハの取出しか収納かの判断が行われ、
収納の場合にはステップS15に移行し、取出しの場合
にはステップS16に移行する。ステップS15では収
納処理の呼び出し及びその処理(図9)が行われた後、
ステップS17に移行する。また、ステップS16では
ウエハの取出し処理の呼び出し及びその処理(図10)
が行われた後、ステップS17に移行する。ステップS
17では処理すべきウエハが終了したか否かが判断さ
れ、処理すべきウエハがある場合にはステップS3に戻
り、前述したステップS3〜S17の処理が再び行わ
れ、また、処理すべきウエハが終了した場合には総ての
処理を完了する。
【0022】次に、図8は、初期入力処理を示す。即
ち、ステップS18では取出しアーム9をエレベータ2
のステージの原点位置に設定し、ステップS19に移行
する。ステップS19ではその取出しアーム9をエレベ
ータ2の初期設定値に設定し、ステップS20に移行す
る。ステップS20では固定ピンが下がり、ステップS
21に移行する。ステップS21で自動と判断された場
合にはステップS22に移行してウエハの出し入れ設定
を行った後、ステップS23に移行し、手動と判断され
た場合には、ステップS22を省略してステップS23
に移行する。
【0023】ステップS23ではエレベータ2のステー
ジが駆動され、ステップS24に移行してウエハの有無
が判定される。即ち、ステップS24でウエハ検出装置
の検出出力に基づいてウエハが存在していると判断され
た場合には、ステップS25に移行し、ウエハが存在し
ていない場合にはステップS27に移行する。ステップ
S25ではウエハ位置の計算が行われた後、ステップS
26に移行する。ステップS26ではウエハナンバーと
ウエハ位置よりアドレステーブルが作成され、ステップ
S27に移行する。ステップS27では上限であるか否
かが判定され、上限でない場合には再びステップS23
に戻り、また、上限である場合には、図7のステップS
3に戻り、初期入力処理を完了する。
【0024】次に、図9はウエハ4の収納処理を示す。
この収納処理では、ステップS30でエレベータ2のス
テージが収納箱5のウエハ収納位置まで駆動し、ステッ
プS31に移行する。ステップS31では固定ピンバキ
ュームをオフ状態とし、ウエハ取出しバキュームをオン
状態とする。次に、ステップS32では固定ピンが下が
り、ステップS33では取出しアーム9をウエハ収納位
置まで駆動する。次に、ステップS34では取出しアー
ム9のバキュームを解除し、取出しアーム9上のウエハ
4は収納箱5の収納位置に収納される。次に、ステップ
S35ではエレベータ2のステージが下がり、ステップ
S36では取出しアーム9は原点位置に復帰し、収納処
理を完了し、図7に示すステップS17に移行する。
【0025】次に、図10はウエハ4の取出し処理を示
す。この取出し処理では、ステップS37でエレベータ
2のステージが収納箱5のウエハ収納位置まで駆動し、
ステップS38に移行する。ステップS38では収納箱
5に収納されているウエハ4の中心位置まで取出しアー
ム9を駆動し、ステップS39に移行する。ステップS
39では取出しアーム9のバキュームをオン状態とし、
取出しアーム9に取り出すべきウエハ4を吸着させる。
ステップS40ではエレベータ2のステージを上昇さ
せ、ステップS41に移行する。ステップS41では取
出しアーム9をエレベータ2のステージの原点位置に復
帰させた後、ステップS42に移行し、取出しアーム9
に対するバキュームを解除するとともに固定ピンのバキ
ュームを動作させ、ステップS43に移行する。ステッ
プS43では固定ピンが上がり、ウエハ4の取出し処理
を完了し、図7に示すステップS17に移行する。
【0026】このようなプログラム処理において、収納
箱5から指定されたウエハ4を取り出す場合、収納箱5
内のウエハ位置状態をウエハ検出装置eにて検出した検
出データをRAM23から読み出し、CPU21からの
出力がエレベータ駆動回路33で駆動出力に変換され
る。この結果、パルスモータ11が駆動されてボールス
クリュー12が回転し、エレベータ2をウエハを取り出
す位置まで上昇させる。
【0027】収納箱5のウエハ4と取出しアーム9の上
面の関係は、取り出すべきウエハ4より僅かに低い位置
に取出しアーム9の吸着面を位置させている。取出しア
ーム9は、収納箱5におけるウエハ4の収納間隔により
薄く形成されているとともに、その移動位置はウエハ4
の間隔内に設定されるので、収納箱5取出しアーム9を
挿入しても、取り出すべきウエハ4に衝突することはな
い。
【0028】そして、取出しアーム9は、吸着面の中心
をウエハ4の中心まで挿入する。この状態で取出しアー
ム99の吸着面にウエハ4が載せられると、CPU21
からの指令によってバキュームを作用させると、取出し
アーム9の吸着面にウエハ4が吸着される。このとき、
ウエハ4で取出しアーム9の吸着面の穴が塞がれてバキ
ューム穴の圧力が低くなり、ウエハ4の吸着がバキュー
ム検出器31が検出され、その検出出力によってバキュ
ームスイッチが働き、CPU21にウエハ4の吸着情報
が伝達される。この吸着情報に基づいて、CPU21か
ら取出しアーム9の移動命令が出力され、この結果、ウ
エハ取出・収納駆動回路34から駆動出力が発せられて
パルスモータ13が回転し、取出しアーム9をB点位置
まで移動させる。取出しアーム9を基準の高さの位置ま
でエレベータ2を移動させた後、取出しアーム9に対す
るバキュームを解除する。B点に位置している固定ピン
がバキュームで上昇して、ウエハ4は固定ピンで持ち上
げられ基準の位置にセットされる。このとき、固定ピン
の上面にバキュームが働いており、ウエハ4が吸着され
る。
【0029】そして、収納箱5の指定された位置にウエ
ハ4を収納する場合には、固定ピンを取出しアーム9よ
り下降させることにより、取出しアーム9にバキューム
が働きウエハ4を吸着するため、バキュームスイッチが
働きCPU21に伝達され、CPU21から制御出力が
得られ、ウエハ取出し・収納駆動回路34から駆動出力
がパルスモータ13に加えられ、その回転によって指定
された位置まで取出しアーム9が収納されたウエハ4に
衝突しない高さで移動する。即ち、収納箱5のポケット
の中間部におけるウエハ4が挿入できる高さまで取出し
アーム9を移動させ、その位置にウエハ4を収納し、バ
キュームを解除した後、前述したウエハ4の取出しの場
合と同様に取出しアーム9を後退させて原位置に復帰さ
せる。
【0030】なお、実施例では、反射鏡3を設置して発
光素子7側に光ビームLを戻して受光素子8に受光する
ようにしたが、反射鏡3に代えて受光素子を設置し、収
納箱5を通過して光ビームLを直接受光することによ
り、収納箱5内のウエハ4の有無を検出するようにして
もよい。
【0031】また、実施例では、ウエハの検出媒体とし
て光ビームを用いたが、ウエハの検出には光ビーム以外
の検出媒体を用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、信頼性の高いウエハの移送を実現でき、収納箱内の
任意のウエハを取出し、又は収納箱の任意の位置にウエ
ハを収納することができ、ウエハの取出し及び収納を高
精度化とともにランダムアクセスによる高能率化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のウエハ移送装置の実施例を示す斜視
図である。
【図2】図1に示すウエハ移送装置におけるウエハの取
出し状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示すウエハ移送装置におけるウエハ検出
装置を示す斜視図である。
【図4】図3に示すウエハ検出装置によるウエハの検出
を示す斜視図である。
【図5】この発明のウエハ移送装置の制御系統を示すブ
ロック図である。
【図6】図5に示した制御系統に用いられる制御装置を
示すブロック図である。
【図7】ウエハの移送制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図8】ウエハの移送制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図9】ウエハの移送制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図10】ウエハの移送制御プログラムを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
e ウエハ検出装置 f ウエハ取出・収納装置 2 エレベータ(昇降機構) 4 ウエハ 5 収納箱 9 取出しアーム 13 パルスモータ(アーム進退機構) 14 プーリ(アーム進退機構) 15 ベルト(アーム進退機構)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前面が開放されるとともに、
    対向する一対の側部のそれぞれの内側に一定の間隔で離
    間した複数の溝部が形成され、これら対向する溝部のそ
    れぞれでウエハの両縁部を支持することにより、上下方
    向に複数枚の前記ウエハを水平状態で収納する収納箱
    と、 この収納箱を載置させる装置本体と、 この装置本体上に載置された収納箱の開放した前面の前
    方の装置本体上に取り付けられて、前記収納箱に収納さ
    れた前記ウエハに対して上下方向に移動する昇降機構
    と、 この昇降機構上に設置され、平板状のウエハ載置部を備
    えたアームと、 前記昇降機構に取り付けられて回転駆動手段から駆動力
    を受け、この駆動力を水平方向の移動力に変換して前記
    アームを前記収納箱の内外に進退させ、前記アーム載置
    部に前記ウエハを載せて、そのウエハを前記収納箱に出
    し入れを行なわせるアーム進退機構と、 前記収納箱側に光を照射することによって、前記収納箱
    の前記ウエハからの反射光により前記収納箱内のウエハ
    の有無及びその位置を検出する検出手段と、 この検出手段の検出出力により前記昇降機構及び前記ア
    ーム進退機構を制御する制御手段と、 を備えて、前記検出手段の検出出力に基づいて前記昇降
    機構及び前記アーム進退機構を制御して前記アームの位
    置を操作することにより、前記収納箱から前記ウエハの
    取出し又は前記収納箱に対する前記ウエハの収納を行な
    うことを特徴とするウエハ移送装置。
JP8359991A 1991-03-23 1991-03-23 ウエハ移送装置 Expired - Lifetime JP2500205B2 (ja)

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JPH04242953A JPH04242953A (ja) 1992-08-31
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