JPH04339967A - 多層建築物 - Google Patents
多層建築物Info
- Publication number
- JPH04339967A JPH04339967A JP3141097A JP14109791A JPH04339967A JP H04339967 A JPH04339967 A JP H04339967A JP 3141097 A JP3141097 A JP 3141097A JP 14109791 A JP14109791 A JP 14109791A JP H04339967 A JPH04339967 A JP H04339967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire
- ladders
- door
- partition wall
- returning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 17
- 239000000779 smoke Substances 0.000 abstract description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000002837 heart atrium Anatomy 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本発明は、2方向避難
路が必要とされる多層建築物に関するものである。
路が必要とされる多層建築物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多層建築物においては、二つの階
段を設ける場合、共通通路からの2方向避難路を確保す
るために、二つの階段を互いに離れた位置に配置してい
た。
段を設ける場合、共通通路からの2方向避難路を確保す
るために、二つの階段を互いに離れた位置に配置してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例では、二
つの階段を互いに離れた位置に配置するため、階段同士
の間にデッドスペースが生じやすく、また、階段ごとに
その全周囲にわたる防火区画壁が必要となるので、防火
区画壁のための工事量、資材量が多くなり、防火区画壁
の占める平面積も高層建築物の全体ではかなりのものと
なって、それだけ床面積の有効利用が阻害されるといっ
た問題点があった。本発明の目的は、従来例の上記問題
点を解消することにある。
つの階段を互いに離れた位置に配置するため、階段同士
の間にデッドスペースが生じやすく、また、階段ごとに
その全周囲にわたる防火区画壁が必要となるので、防火
区画壁のための工事量、資材量が多くなり、防火区画壁
の占める平面積も高層建築物の全体ではかなりのものと
なって、それだけ床面積の有効利用が阻害されるといっ
た問題点があった。本発明の目的は、従来例の上記問題
点を解消することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた技術的手段は次の通りである。即
ち、本発明の特徴は、中間に踊り場が形成された二つの
折返し階段を、共通の防火区画壁を隔てて抱き合わせに
、且つ、各々の入口が反対側にくるように配置したこと
にある。
めに、本発明が講じた技術的手段は次の通りである。即
ち、本発明の特徴は、中間に踊り場が形成された二つの
折返し階段を、共通の防火区画壁を隔てて抱き合わせに
、且つ、各々の入口が反対側にくるように配置したこと
にある。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、二つの折返し階段の入口
が互いに反対側に位置するので、共通通路からの2方向
避難路を確保できる。また、二つの折返し階段が共通の
防火区画壁を隔てて抱き合わせに配置されるので、中間
の防火区画壁が二つの階段に共用されることになり、防
火区画壁のための工事量、資材量が減少することになる
。
が互いに反対側に位置するので、共通通路からの2方向
避難路を確保できる。また、二つの折返し階段が共通の
防火区画壁を隔てて抱き合わせに配置されるので、中間
の防火区画壁が二つの階段に共用されることになり、防
火区画壁のための工事量、資材量が減少することになる
。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、集合住宅用の多層建築物における一般階
の横断平面図である。図において、1は中央部に設けた
垂直ボイド(吹抜け)であり、その周囲に共通通路2を
介して、複数の住戸3A〜3Dが配設されている。
する。図1は、集合住宅用の多層建築物における一般階
の横断平面図である。図において、1は中央部に設けた
垂直ボイド(吹抜け)であり、その周囲に共通通路2を
介して、複数の住戸3A〜3Dが配設されている。
【0007】4A〜4Dは各住戸3A〜3Dの入口、5
A〜5Dは屋根付きバルコニー、6…は屋根なしのバル
コニー、6a…はバルコニー6…に設けた垂直避難口、
7A,7Bは2機のエレベータ、8は共通通路2に連な
るエレベータホールである。
A〜5Dは屋根付きバルコニー、6…は屋根なしのバル
コニー、6a…はバルコニー6…に設けた垂直避難口、
7A,7Bは2機のエレベータ、8は共通通路2に連な
るエレベータホールである。
【0008】9A,9Bは、中間に踊り場が形成された
二つの折返し階段であり、共通の防火区画壁10を隔て
て抱き合わせに、且つ、各々の入口11A,11Bが反
対側にくるように配置してある。
二つの折返し階段であり、共通の防火区画壁10を隔て
て抱き合わせに、且つ、各々の入口11A,11Bが反
対側にくるように配置してある。
【0009】一方の折返し階段9Aは、その入口11A
を前記エレベータホール8に臨ませてある。エレベータ
ホール8には、煙感知器等の火災検知手段による検知結
果に基づいて自動的に閉鎖する避難扉12a付き防火扉
12を、一方のエレベータ7Aとこれに対向する折返し
階段9A,9B側の防火区画壁13とにわたって設け、
前記防火扉12が閉じた状態においては、エレベータホ
ール8の一部が前記折返し階段9Aの附室14Aに兼用
されるように構成してある。
を前記エレベータホール8に臨ませてある。エレベータ
ホール8には、煙感知器等の火災検知手段による検知結
果に基づいて自動的に閉鎖する避難扉12a付き防火扉
12を、一方のエレベータ7Aとこれに対向する折返し
階段9A,9B側の防火区画壁13とにわたって設け、
前記防火扉12が閉じた状態においては、エレベータホ
ール8の一部が前記折返し階段9Aの附室14Aに兼用
されるように構成してある。
【0010】図中の14Bは、他方の折返し階段9Bの
附室、15は開閉自在な常閉の防火扉である。前記附室
14A,14Bは、いずれも開口16…を介して外部に
開放している。即ち、附室14A,14Bからの排煙が
自然排煙で行え、且つ、はしご車等による開口16…か
らの避難が可能なようになっている。開口16…には手
摺が設けられている。
附室、15は開閉自在な常閉の防火扉である。前記附室
14A,14Bは、いずれも開口16…を介して外部に
開放している。即ち、附室14A,14Bからの排煙が
自然排煙で行え、且つ、はしご車等による開口16…か
らの避難が可能なようになっている。開口16…には手
摺が設けられている。
【0011】この実施例によれば、後述する発明の構成
による効果に加えて、次の利点がある。即ち、非常時に
は、エレベータホール8の一部が折返し階段9Aの附室
14Aに兼用されるように構成したので、床面積をより
一層有効に利用できる。また、附室14A,14Bを外
部に開放させたため、附室14A,14Bのための機械
排煙設備が不要であり、はしご車等による開口16…か
らの避難も可能で、安全性もより一層向上することにな
る。
による効果に加えて、次の利点がある。即ち、非常時に
は、エレベータホール8の一部が折返し階段9Aの附室
14Aに兼用されるように構成したので、床面積をより
一層有効に利用できる。また、附室14A,14Bを外
部に開放させたため、附室14A,14Bのための機械
排煙設備が不要であり、はしご車等による開口16…か
らの避難も可能で、安全性もより一層向上することにな
る。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上述した構成よりなり、二つ
の折返し階段の入口が互いに反対側に位置するので、共
通通路からの2方向避難路を確保できる。また、二つの
折返し階段が共通の防火区画壁を隔てて抱き合わせに配
置されるので、中間の防火区画壁が二つの階段に共用さ
れて、防火区画壁のための工事量、資材量が減少し、コ
ストダウンを図ることができると共に、高層建築物の全
体として、防火区画壁の占める平面積も小さくなり、そ
れだけ床面積の有効利用を図ることができる。
の折返し階段の入口が互いに反対側に位置するので、共
通通路からの2方向避難路を確保できる。また、二つの
折返し階段が共通の防火区画壁を隔てて抱き合わせに配
置されるので、中間の防火区画壁が二つの階段に共用さ
れて、防火区画壁のための工事量、資材量が減少し、コ
ストダウンを図ることができると共に、高層建築物の全
体として、防火区画壁の占める平面積も小さくなり、そ
れだけ床面積の有効利用を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す多層建築物の横断平面
図である。
図である。
9A,9B…折返し階段、10…防火区画壁、11A,
11B…入口。
11B…入口。
Claims (1)
- 【請求項1】 中間に踊り場が形成された二つの折返
し階段を、共通の防火区画壁を隔てて抱き合わせに、且
つ、各々の入口が反対側にくるように配置したことを特
徴とする多層建築物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3141097A JP2943023B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 多層建築物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3141097A JP2943023B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 多層建築物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04339967A true JPH04339967A (ja) | 1992-11-26 |
JP2943023B2 JP2943023B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=15284124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3141097A Expired - Fee Related JP2943023B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 多層建築物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2943023B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07331895A (ja) * | 1994-04-12 | 1995-12-19 | Kajima Corp | 建物の平面構造 |
JP2000014812A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-18 | Taisei Corp | 高層建物 |
JP2007217920A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Toshi Jutaku Kaihatsu:Kk | 集合住宅 |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP3141097A patent/JP2943023B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07331895A (ja) * | 1994-04-12 | 1995-12-19 | Kajima Corp | 建物の平面構造 |
JP2000014812A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-18 | Taisei Corp | 高層建物 |
JP2007217920A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Toshi Jutaku Kaihatsu:Kk | 集合住宅 |
JP4694382B2 (ja) * | 2006-02-15 | 2011-06-08 | 株式会社 都市住宅開発 | 集合住宅 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2943023B2 (ja) | 1999-08-30 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |