JPH0748939A - 集合住宅 - Google Patents

集合住宅

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Publication number
JPH0748939A
JPH0748939A JP19654093A JP19654093A JPH0748939A JP H0748939 A JPH0748939 A JP H0748939A JP 19654093 A JP19654093 A JP 19654093A JP 19654093 A JP19654093 A JP 19654093A JP H0748939 A JPH0748939 A JP H0748939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
units
corridor
elevator
dwelling
dwelling unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19654093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nagata
一雄 永田
Michiya Kojima
道彌 小島
Kazutaka Okawara
一隆 大川原
Yasukuni Yoshimoto
安邦 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP19654093A priority Critical patent/JPH0748939A/ja
Publication of JPH0748939A publication Critical patent/JPH0748939A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各住戸のプライバシーが保護されしかもエレ
ベータの点検時や緊急避難時の隣接するユニット間の移
動が容易な集合住宅を提供する。 【構成】 平面視、2戸の住戸10を水平方向に連設し
てなる層を垂直方向に多層積層し、かつ、各層を構成す
る2戸の住戸10が共用するエレベータ11および階段
12を有してなる住戸ユニット16を水平方向に複数個
連結してなり、住戸ユニット16間に、同一階の全ての
エレベータ11および階段12を連結する廊下13およ
び廊下13を開閉する境扉14が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2戸の住戸を水平方向
に連設してなる層を垂直方向に3層以上に積層し、か
つ、各層を構成する2戸の住戸が共用するエレベータお
よび階段を有してなる住戸ユニットを、水平方向に複数
個連結して構成された集合住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】集合住宅にあっては、近年、プライバシ
ーの保護に対する要望が高まっている。前記要望に鑑み
て、集合住宅の住棟形式としては、近年、2戸1型が、
最もプライバシーが確保しやすく、居住性が高いため、
広く普及している。
【0003】以下、2戸1型住戸を図3および図4を参
照して説明する。図中、符号1は住戸、2はエレベー
タ、3は階段、4はユニットである。図3に示すよう
に、従来、前記2戸1型住戸は、平面視、エレベータ2
および階段3を2戸の住戸1で共用する構造であって、
このような構造の層を垂直方向に多数積層してなるもの
が一般的である。近年、集合住宅にあっては、図4に示
すように、前記2戸1型住宅として形成された高層のユ
ニット4を水平方向に複数連結して、1棟の建物として
施工されたものが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような2戸1型の集合住宅の場合、特に高層階の住戸1
にあっては、隣接するユニット4間のアクセスが無いた
め、ユニット4間の移動が非常に不便であるとともに、
エレベータ2のメンテナンス時や緊急避難時には不具合
が生じるといった問題がある。すなわち、図4に示すよ
うに、隣接するユニット4間の移動は、一度1階に降り
る必要があり、不便であった。エレベータ2のメンテナ
ンス時には、高層階の居住者の昇降手段が階段3のみと
なり、前記不便が一層顕著となる。火災時等の緊急避難
時には、避難経路がユニット4内のエレベータ2または
階段3に限定されるので、最適の避難経路を選択する余
地が無く、安全性向上の妨げになっていた。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、各住戸のプライバシーが保護されしかもエレベー
タの点検時や緊急避難時の隣接する住戸ユニット間の移
動が容易な集合住宅を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の集合住宅では、
2戸の住戸を水平方向に連設してなる層を垂直方向に3
層以上に積層し、かつ、各層を構成する2戸の住戸が共
用するエレベータおよび階段を有してなる住戸ユニット
を、水平方向に複数個連結して構成された集合住宅であ
って、所定階の各住戸ユニット間が共用の廊下で連結さ
れるとともに、前記廊下には、平常時は閉塞され、か
つ、非常時に開放される扉が設けられていることを特徴
とする集合住宅を前記課題の解決手段とした。
【0007】
【作用】本発明の集合住宅によれば、平常時には、扉が
廊下を閉塞して、住戸ユニット間の通行が出来ない状態
となって、住戸のプライバシーが保護される。非常時に
は、扉が廊下を開放して住戸ユニット間の通行が可能と
なる。住戸ユニット間の通行が可能となれば、廊下を移
動することにより、エレベータや階段を選択することが
できる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を、図1および図2を
参照して説明する。図中符号10は住戸、11はエレベ
ータ、12は階段、13は廊下、14は境扉、15は吹
き抜け、16は住戸ユニットである。本発明の集合住宅
は、平面視、2戸の住戸10を水平方向に連設してなる
層を垂直方向に多層積層し、かつ、各層を構成する2戸
の住戸10が共用するエレベータ11および階段12を
有してなる住戸ユニット16を、水平方向に複数個連結
して構成されている。この集合住宅には、高さ方向に概
略3等分する層のエレベータ11および階段12側の側
面には、同一階の全てのエレベータ11および階段12
を連結する廊下13が設けられている。各廊下13の住
戸ユニット16の境界の位置には、開閉可能な境扉14
が設けられている。
【0009】境扉14は、同一のエレベータ11および
階段12を利用する建築物の各住戸ユニット16間の境
界の位置に設けられている。建築物の住戸ユニット16
の境界の位置には、吹き抜け15が廊下13に面して設
けられ、境扉14は、この吹き抜け15に面する廊下1
3の長さ方向中央部に位置している。また、境扉14
は、電動ロックが設けられ、平常時は、廊下13を閉塞
した状態でロックされているが、図示しない手動スイッ
チの操作や、火災センサの作動により、ロック解除され
て、廊下13の開放が可能に構成されている。
【0010】以下、本実施例の作用および効果を説明す
る。本発明の集合住宅によれば、平常時は、境扉14を
廊下13を閉塞状態でロックしておくが、エレベータ1
1の点検時や、火災時等に境扉14のロックを解除して
廊下13を開放することにより、住戸ユニット16間の
水平移動がフリーとなり、図2に示すように、廊下13
で連結された全ての住戸ユニット16のエレベータ11
の利用が可能となる。その結果、本発明の集合住宅は、
図2に示すように、エレベータ11の点検時において
は、階段12と廊下13とを利用していずれかの住戸ユ
ニット16のエレベータ11を使用できるので、不便が
解消される。また、火災時には、延焼している部屋を避
けて避難路を選択することが可能なので、より安全に避
難することができる。
【0011】なお、廊下13は、集合住宅の高さ方向中
間の2層以外、さらに多くの層に設けてもよく、また、
最上層に設けることも構わない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の集合住宅
によれば、所定階の各住戸ユニット間が共用の廊下で連
結するとともに、前記廊下には、平常時は閉塞され、か
つ、非常時に開放される扉を設けたことを特徴とするか
ら、平常時は、扉が廊下を閉塞状態して各住戸のプライ
バシーを保護することができるとともに、エレベータの
点検時等に、扉が廊下を開放することにより、住戸ユニ
ット間の移動がフリーとなり、廊下を介して連結された
全ての住戸ユニットのエレベータの利用が可能となる結
果、エレベータの点検時においてもエレベータが停止し
ている住戸ユニットの利用者が他の住戸ユニットのエレ
ベータを使用することにより集合住宅内を迅速に昇降す
ることができることは勿論、火災等の場合には、避難路
を選択することが可能なので、より安全に避難すること
ができるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合住宅を示す平断面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】従来例を示す平断面図である。
【図4】前記正面図である。
【符号の説明】
10 住戸 11 エレベータ 12 階段 13 廊下 14 境扉 15 吹き抜け 16 住戸ユニット
フロントページの続き (72)発明者 吉本 安邦 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2戸の住戸を水平方向に連設してなる層
    を垂直方向に3層以上に積層し、かつ、各層を構成する
    2戸の住戸が共用するエレベータおよび階段を有してな
    る住戸ユニットを、水平方向に複数個連結して構成され
    た集合住宅であって、所定階の各住戸ユニット間が共用
    の廊下で連結されるとともに、前記廊下には、平常時は
    閉塞され、かつ、非常時に開放される扉が設けられてい
    ることを特徴とする集合住宅。
JP19654093A 1993-08-06 1993-08-06 集合住宅 Pending JPH0748939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19654093A JPH0748939A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 集合住宅

Applications Claiming Priority (1)

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JP19654093A JPH0748939A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 集合住宅

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0748939A true JPH0748939A (ja) 1995-02-21

Family

ID=16359440

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19654093A Pending JPH0748939A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 集合住宅

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JP (1) JPH0748939A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016183531A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 旭化成ホームズ株式会社 集合住宅
JP2016183529A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 旭化成ホームズ株式会社 集合住宅
JP2018076740A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 株式会社竹中工務店 集合住宅

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016183531A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 旭化成ホームズ株式会社 集合住宅
JP2016183529A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 旭化成ホームズ株式会社 集合住宅
JP2018076740A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 株式会社竹中工務店 集合住宅

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030408