JPH04339612A - 樹脂成形体の成形方法 - Google Patents

樹脂成形体の成形方法

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JPH04339612A
JPH04339612A JP14099791A JP14099791A JPH04339612A JP H04339612 A JPH04339612 A JP H04339612A JP 14099791 A JP14099791 A JP 14099791A JP 14099791 A JP14099791 A JP 14099791A JP H04339612 A JPH04339612 A JP H04339612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin molded
resin
molded body
mold
lead frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14099791A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Hatakawa
畑川 和彦
Katsumi Kojima
克巳 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14099791A priority Critical patent/JPH04339612A/ja
Publication of JPH04339612A publication Critical patent/JPH04339612A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置を構成する
リードフレーム付箱型樹脂成形体を成形する樹脂成形体
の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDなどの半導体装置を構成する箱型
樹脂成形体には、通常対向する2辺にそれぞれ複数個の
リードフレームが設けられている。これらのリードフレ
ームの一端は箱型樹脂成形体の外側に突出しており、他
端の内部リード部は成形体中央の凹部内に突出し、片面
が凹部表面に密着し、他の片面が露出している。
【0003】上記のような箱型樹脂成形体を成形するた
めの金型は、従来は図12に示すような下部の可動金型
1と上部の固定金型2とから構成されていた。可動金型
1の上面には、箱型樹脂成形体の外周を形成する断面が
矩形状の凹部3が設けられており、固定金型2の下面に
は、成形体の中央凹部を形成する凸部4が設けられてい
る。そして、可動金型1の上面に凹部3の対向する2辺
に沿って複数本のリードフレーム5を載置し、リードフ
レーム5の一端を凹部3内に突出させ、凸部4の外周の
段差部6に突き当てる。その後、可動金型1を上昇させ
て固定金型2との間にリードフレーム5を挟持し、凹部
3内に樹脂を充填して射出成形を行う。
【0004】しかしながら、上記のように構成された従
来の樹脂封止用金型によると、リードフレーム5の凹部
3内に突出した内部リード部は、上面は固定金型2の段
差部6に当接しているが下面は保持されていない。この
ため、金型1,2を閉めて樹脂の射出成形を行うとき、
樹脂の流動圧力により図8に示すように、リードフレー
ム5の内部リード部が変形してしまう。そして、箱型樹
脂成形体の中央凹部内に突出した内部リード部の上面の
ワイヤボンディング面がバリ状の樹脂で覆われてしまう
。従って、このままではリードフレーム5とワイヤとが
導通せず、本来の機能が果たせないので、従来はバリ取
りなどの2次加工の作業が必要であった。
【0005】上記の2次加工作業を不要とする提案とし
ては、特開平2−222551号公報に記載されたもの
が知られている。この提案は図14に示すように、固定
金型2におけるリードフレーム5の内部リード部との接
触予定部分に開口し、固定金型2を貫通する真空孔7を
設けたものである。そして、両金型1,2間にリードフ
レーム5を挟持した後に、真空孔7内を真空として固定
金型2の段差部6にリードフレーム5を吸着固定した状
態で樹脂を挿入するようにした。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
樹脂封止用金型によると、バリ取りなどの2次加工作業
が必要であるという問題があった。また、上記公報に記
載された構成によると2次加工作業は不要となるが、真
空孔7は内部リード部の幅が狭いため直径を1mm以下
としなければならず、樹脂の流動圧による変形を防止で
きる程の力でリードフレーム5を吸着固定することは困
難であった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、内部リード部に樹脂のバリが付着せず、2
次加工を必要としない樹脂成形体の成形方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の樹脂成形体の成
形方法は、固定金型と可動金型との間にリードフレーム
を挟持して樹脂を充填し、リードフレームの一端を外周
側に突出させ、他端の内部リード部の一面を内周側で露
出させた箱型樹脂成形体を成形する樹脂成形体の成形方
法において、内部リード部を1対の金型のうち一方の金
型に対し固定する第1の樹脂成形体を成形する第1の工
程と、一方の金型にリードフレームを装着し、第1の樹
脂成形体により一方の金型に対し内部リード部を固定す
る第2の工程と、1対の金型を閉じて内部に樹脂を充填
し、第2の樹脂成形体を成形する第3の工程とからなる
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の樹脂成形体の成形方法においては、予め
第1の樹脂成形体を製作しておき、金型に装着されたリ
ードフレームの内部のリード部を第1の樹脂成形体によ
り金型に固定した後、1対の金型を閉じて第1の樹脂成
形体を内部リード部に圧着させる。この状態で金型内に
樹脂を充填して第1の樹脂成形体およびリードフレーム
を一体化した第2の樹脂成形体である箱型樹脂成形体を
得ることができる。この方法によれば、金型に対して内
部リード部が強固に圧着されるので、内部リード部が樹
脂の流入圧により変形することはなく、内部リード部上
にはバリが発生しない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の樹脂成形体の成形方法の一実
施例を図面を参照して説明する。
【0011】図1乃至図8に本発明の一実施例の構成を
示す。図1において、上部の固定金型11の下面には箱
型樹脂成形体の底面を成形する凹部11aが形成されて
いる。固定金型11の下部に対向して設けられた可動金
型12の上面には、後述する第1の樹脂成形体13を装
着する凸部12aと、凸部12aの外周に形成され、樹
脂が充填される凹部12bとが設けられている。そして
、凸部12aと凹部12bとの間の可動金型12の上面
がリードフレーム14の内部リード部14aを支持する
支持面2cとなっている。
【0012】まず第1の工程において、第1の樹脂成形
体13の射出成形を行う。第1の樹脂成形体13は図5
乃至図7に示すようにほぼ矩形板状に形成されており、
対向する2辺に沿ってそれぞれ上下に突出する押圧部1
3aと支持部13bとが設けられている。そして、押圧
部13a間に図1に示すように可動金型12の凸部12
aが嵌合するようになっている。また、支持部13bは
金型11,12が閉じたときに、固定金型11の凹部1
1aの底面に当接するようになっている。
【0013】次に第2の工程において、図1に示すよう
に可動金型12に植設された案内ピン15を介して、リ
ードフレーム14を可動金型12に対して位置決め装着
する。このとき、リードフレーム14の内部リード部1
4aの先端を可動金型12の凸部12aの側面に当接さ
せる。次に、前記のようにして製造された第1の樹脂成
形体13の押圧部13aの内側に可動金型12の凸部1
2aを嵌合し、内部リード部14aを押圧部13aと可
動金型12の支持面12cとの間に挟持固定する。この
状態を図4に示す。
【0014】次に第3の工程において、図2,3に示す
ように可動金型12を矢印A方向に上昇させ、固定金型
11と可動金型12とによりリードフレーム14を挟持
する。このとき、第1の樹脂成形体13の支持部13b
の上面が固定金型11の凹部11aの底面に当接し、押
圧部13aが内部リード部14aを支持面12cに当接
して押圧する。この状態で、固定金型11の凹部11a
および可動金型12の凹部12b内に樹脂を流入する。 成形が終わると、両金型11,12を開いて図8に示す
第2の樹脂成形体であるリードフレーム付箱型樹脂成形
体16を脱形する。このようにして、製作したCCDな
どの中空封止用の樹脂成形体16にCCD素子を固定し
、ガラスや樹脂などで形成された透明な蓋を接着してC
CDなどの半導体素子中空封止体が得られる。
【0015】上記の成形において、熱可塑性樹脂を用い
る場合は縦型射出成形機を使用し、熱硬化性樹脂を用い
る場合はトランスファー成形機を使用する。
【0016】第1の樹脂成形体13および第2の樹脂成
形体16を形成する樹脂の材質としては、熱可塑性樹脂
としてはポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリ
エーテルサルファ(PES)、ポリエーテルイミド(P
EI)、リキッドクリスタルポリマ(LCP)などが使
用できる。また、熱硬化性樹脂としてはエポキシ、ポリ
イミドなどが使用できる。また、第1および第2の樹脂
成形体13,16を同種樹脂同志および異種樹脂を組合
せて使用してもよい。
【0017】第1の樹脂成形体13と第2の樹脂成形体
16との接着密着性、またはリードフレーム14との接
着密着性を重視する場合には、同種樹脂同志の組合せが
望ましいが、水分透過性やリードフレーム14との接着
性などを考慮して両者の材質を変えることも可能である
。この場合の樹脂材質の組合せ例を
【表1】 に示す。
【0018】また、第1,第2の樹脂成形体13,16
の接着密着性、またはリードフレーム14との接着密着
性の向上を目的として、第1の樹脂成形体13の表面に
サンドブラストなどによる物理的処理、電子線などによ
る物理化学的処理、プライマなどによる化学的処理など
を施すことにより、最終製品の封止信頼性を向上させる
ことができる。
【0019】尚、第1の樹脂成形体13の形状は図5乃
至図6に示すものに限定させるものではなく、例えば図
9乃至図11に示すように押圧部13aおよび支持部1
3bを両側に突出させてもよい。また、可動金型12を
固定とし、固定金型11を可動としてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の樹脂成形体
の成形方法によれば、1対の金型のうちの一方にリード
フレームを装着し、第1の樹脂成形体により内部リード
部を金型に固定した後、1対の金型内に樹脂を充填して
第2の樹脂成形体を形成するようにしたので、内部リー
ド部に樹脂のバリが付着するせず、バリ取りなどの2次
加工作業を不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂成形体の成形方法の一実施例によ
る第2の工程を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例による第3の工程を示す説明
図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】図1の平面図である。
【図5】図1に示す第1の樹脂成形体の形状を示す下面
図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】図5の正面図である。
【図8】本発明の一実施例によって製造されたリードフ
レーム付箱型樹脂成形体の一例の構成を示す外観斜視図
である。
【図9】本発明の他の実施例による第1の樹脂成形体の
形状を示す下面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】図9の正面図である。
【図12】従来の樹脂成形体の成形方法の一例を示す説
明図である。
【図13】図12のリードフレームの変形状態を示す説
明図である。
【図14】従来の樹脂成形体の成形方法の他の一例を示
す説明図である。
【符号の説明】
11  固定金型 12  可動金型 13  第1の樹脂成形体 14  リードフレーム 14a  内部リード部 16  第2の樹脂成形体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定金型と可動金型との間にリードフ
    レームを挟持して樹脂を充填し、前記リードフレームの
    一端を外周側に突出させ、他端の内部リード部の一面を
    内周側で露出させた箱型樹脂成形体を成形する樹脂成形
    体の成形方法において、前記内部リード部を前記1対の
    金型のうち一方の金型に対し固定する第1の樹脂成形体
    を成形する第1の工程と、前記一方の金型に前記リード
    フレームを装着し、前記第1の樹脂成形体により前記一
    方の金型に対し前記内部リード部を固定する第2の工程
    と、前記1対の金型を閉じて内部に樹脂を充填し、第2
    の樹脂成形体を成形する第3の工程とからなることを特
    徴とする樹脂成形体の成形方法。
JP14099791A 1991-05-16 1991-05-16 樹脂成形体の成形方法 Withdrawn JPH04339612A (ja)

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JPH04339612A true JPH04339612A (ja) 1992-11-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256311A (ja) * 2005-02-15 2006-09-28 Sumitomo Chemical Co Ltd 固体撮像素子収納ケース用樹脂製蓋材及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19980806