JPH0433938Y2 - - Google Patents

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JPH0433938Y2
JPH0433938Y2 JP2103487U JP2103487U JPH0433938Y2 JP H0433938 Y2 JPH0433938 Y2 JP H0433938Y2 JP 2103487 U JP2103487 U JP 2103487U JP 2103487 U JP2103487 U JP 2103487U JP H0433938 Y2 JPH0433938 Y2 JP H0433938Y2
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casing body
long bolt
support
casing
plate
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JP2103487U
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えばガラス繊維などからなるエアー
フイルタをエア流路の所定箇所に設置するための
取付用ケーシングに関するものである。
[従来の技術] エアーフイルタを設置する場合、第1図に示す
如く、方形枠状のケーシング本体10に長ボルト
12及びサポート14を取り付け、サポート14
に中性能フイルタ16を載荷し、粗塵用フイルタ
枠18を、そのボルト挿通孔18aに長ボルト1
2を差し込む如くして中性能フイルタ16の前面
側に設置し、該長ボルト12にナツトを螺合して
ケーシング本体10と粗塵用フイルタ枠18とで
中性能フイルタ16を挟持することが行われてい
る。符号20は粗塵用フイルタ枠18に装着され
る粗塵用フイルタである。
このようなケーシングを用いた従来例において
は、図示はしないが長ボルト12がケーシング本
体10に溶接により固着されていた。そのため、
長ボルト12やサポート14がケーシング本体1
0から突出したものとなり、梱包容積が大きくな
り、在庫、運搬に甚だ難があつた。
そこで、このような長ボルト12やサポート1
4をケーシング本体10に枢着し、梱包時にはこ
れら長ボルトやサポートをケーシング本体内に収
容し得るようにした取付枠が提案されている(実
開昭59−131219号)。
[考案が解決しようとする問題点] このように長ボルト12やサポート14を枢着
した場合には、これらが自由回動可能ないわゆる
ぶらぶらしたものとなり、中性能フイルタ16を
ケーシング本体10に挿入する際にこれらが支障
となり易い。また、ケーシング本体と長ボルト及
びサポートとが一体となつた構成であるから、塗
装を行う場合には長ボルトのねじ部にマスキング
を施して該ねじ部に塗装樹脂がかからないように
する必要があり、製作が煩雑となる。また、長ボ
ルトがケーシング本体からは容易には取り外せな
い構成となつているので、ボルトに変形や不良が
あつた場合にその交換が著しく困難である。
[問題点を解決するための手段] 本考案のエアーフイルタの取付用ケーシング
は、プレート面を向き合わせた方形枠状のケーシ
ング本体と、このケーシング本体に着脱自在な長
ボルト及びサポートとを有する。
この長ボルトはその基端がL字形に折曲してお
り、この折曲端が長ボルト取付金具によつてケー
シング本体のプレート面に着脱自在に取り付けら
れている。この長ボルト取付金具は、長ボルト折
曲端をプレートの縁部に沿う方向に受け入れる受
入部と、長ボルト折曲端が該受入部に挿入された
ときに長ボルトの非折曲部を該プレート面に沿つ
て弾性的に受け入れる弾性舌片部とを有する。本
考案では、サポートは略コ字形状に曲成されてお
り、その両基端にはサポート側方に折曲された断
面非円形部が設けられており、この断面非円形部
がプレート面に固着されたブラケツトの異形孔に
係止可能とされている。この異形孔は、この断面
非円形部を受け入れ、サポートにケーシング本体
から突出した姿勢とケーシング本体内に収容され
た姿勢とをとらせ、かつこれら姿勢にて断面非円
形部を係止可能な形状である。
[作用] 本考案のエアーフイルタ取付用のケーシングに
おいては、長ボルト及びサポートはいずれもケー
シング本体から突出した姿勢とケーシング本体内
に収容された姿勢とを取り得る。
即ち、長ボルトはその折曲端のみを取付金具の
受入部に挿入した状態にあつてはケーシング本体
内に収容された姿勢を取る。また、この折曲端を
受入部に挿入するに際し長ボルトをケーシング本
体から突出した姿勢とし、かつ長ボルトの非折曲
部を弾性舌片部に挿入することにより、この突出
姿勢にて固定された状態となる。
サポートは、その基端部に設けられた断面非円
形部がブラケツトの異形孔と係合することによ
り、ケーシング本体から突出した姿勢及びケーシ
ング本体内に収容された姿勢のいずれにおいても
固定姿勢となる。
このように、本考案のエアーフイルタ取付用の
ケーシングにおいては、長ボルト及びサポートが
いずれも突出姿勢及び収容姿勢を取り得るのでケ
ーシングの梱包容積を小さくすることができる。
加えて、本考案のケーシングにおいては、長ボル
ト及びサポートが突出姿勢のときにケーシング本
体に対し固定された状態となるので、フイルタを
取り付ける際の支障となることが全くない。
更に、本考案のケーシングでは長ボルト及びサ
ポートを自在に着脱できるので、製作時の塗装工
程も容易となり、かつ長ボルトの交換も極めて容
易に行える。
[実施例] 以下図面に示す実施例を参照しながら本考案に
ついて更に詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例に係るエアーフイルタ
取付用のケーシングを用いたエアーフイルタ組立
状態を示す斜視図である。前述の如く、ケーシン
グ本体10には長ボルト12、サポート14が取
り付けられており、中性能フイルタ16が粗塵用
フイルタ枠18によつてケーシング本体10に連
結され、この際長ボルト12は粗塵用フイルタ枠
18のボルト挿通孔18aに挿通されてナツト
(図示せず)が螺着され、サポート14は中性能
フイルタ16を支承する。粗塵用フイルタ枠18
には粗塵用フイルタ20が装着される。
第2図はケーシング本体10と長ボルト12と
の係合状態を示す全体斜視図であり、第3図はそ
の要部斜視図である。
前記ケーシング本体10は4枚のプレートをそ
れらのプレート面が向き合うように方形枠状に組
み合わせて溶接等により一体化したものであり、
枠面の一方にはフイルタ16を係止するための枠
状フレーム10aが設けられている。ケーシング
本体10の相向き合うプレート面には、それぞれ
2個ずつ取付金具22が固着されている。第3図
に示す如く、この取付金具22は長ボルト12の
折曲端12aをケーシング本体のプレートの縁部
10bに沿う方向に受け入れる受入部24と、長
ボルトの非折曲部12bをケーシング本体10の
プレート面10cに沿つて受け入れ可能な弾性舌
片部26とを有する。
従つて、長ボルト12はその折曲端12aのみ
を受入部24に挿入した状態にあつてはケーシン
グ本体10内に収容された姿勢を取る。また、非
折曲部12bをプレート面10cに沿わせつつ折
曲端12aを受入部24に挿入し、かつ非折曲部
12bを弾性舌片部26に嵌め入れると、該長ボ
ルト12がケーシング本体10から突出した姿勢
をとり、かつこの突出姿勢にて固定された状態と
なる。
第4図a〜dはサポート14とケーシング本体
10との係合状態を示す斜視図である。前記取付
金具22を設けたプレート面に挟まれるプレート
面にはブラケツト28が1対固着されている。こ
のブラケツト28はプレート面から立ち上がる立
上がり部28aを有し、この立上がり部28aに
はT時形状の異形孔30が設けられている。
サポート14は、本実施例では平帯板を略コ字
形状に折曲したものであり、かつその両基端部は
サポート外側方に折曲されて断面非円形部14a
とされている。このサポート14は、その基端側
を第4図bに示す如く窄めるとブラケツト28か
ら取り外すことができ、逆にこの窄め力を緩める
ことにより、断面非円形部14aを異形孔30に
挿入してサポート14がブラケツト28を介して
ケーシング本体10に取り付けられる。
しかして、この異形孔30はT字形状のもので
あるから、第4図c,dに示す如くこのサポート
14を寝かせた状態にてブラケツト28に挿入さ
せると、第1図に示したケーシング本体からの突
出姿勢にて固定された状態となる。また第4図b
に示す如く起立させた姿勢にて断面非円形部14
aを異形孔30に挿入すると、第4図aに示す如
くサポート14内に収容され、かつこの姿勢にて
固定された状態となる。
このように、本実施例に係るエアーフイルタ取
付用のケーシングによれば、長ボルト及びサポー
トがいずれもケーシング本体に対して着脱自在で
あり、かつ突出した姿勢にあつてはこの姿勢を固
定したものとできる。
なお、上記実施例ではブラケツト28の異形孔
がT字形状のものであるが、本考案では第5図に
示すL字形状或いは第6図に示す十字形状のもの
としてもよい。また、断面非円形部14aの断面
が正方形もしくは正方形に近い長方形状である場
合には、第7図に示す如く異形孔30も正方形又
は正方形に近い長方形状とできる。
更に、上記実施例ではサポート14が平板状の
ものであるが、第8図に示す如く断面円形状のも
のなど他の形状のものにもできる。また、上記実
施例では断面非円形部14aがサポート14から
該側方に折曲されているが、逆に内側方に折曲さ
せて形成してもよい。サポート14の形状もコ字
形状に近似していれば良く、U字状やM字状等と
しても良い。
[考案の効果] 以上の通り、本考案のエアーフイルタ取付用の
ケーシングにおいては、長ボルト及びサポートを
ケーシング本体内に収容した姿勢とし得るので梱
包容積を小さくでき、在庫、運搬を容易に行え
る。また、本考案のケーシングにおいては長ボル
ト及びサポートが突出姿勢にて固定された状態と
なるから、フイルタ取付の際に障害となることが
なく、フイルタ装着作業の迅速化が図れる。更
に、この長ボルトが着脱自在であるから、ケーシ
ング本体に塗装をする際は長ボルトを取り除して
おくことが可能であり、塗装作業が極めて容易で
製作が簡易なものとなる。また、この長ボルトの
みを単品にて交換することも極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るケーシングを用
いたエアーフイルタの組立状態を示す斜視図、第
2図はケーシング本体と長ボルトとの係合状態を
示す斜視図、第3図は同要部斜視図、第4図はケ
ーシング本体とサポートとの係合状態を示す斜視
図、第5図、第6図及び第7図はそれぞれブラケ
ツト28の異なる形状例を示す側面図、第8図は
サポートの異なる例を示す要部斜視図である。 10……ケーシング本体、12……長ボルト、
12a……折曲端、12b……非折曲部、14…
…サポート、22……取付金具、24……受入
部、26……弾性舌片部、28……ブラケツト、
30……異形孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プレート面を向き合わせた方形枠状のケーシン
    グ本体と、 該ケーシング本体へのエアーフイルタ取付用の
    長ボルト及びサポートとを有するエアーフイルタ
    取付用のケーシングにおいて、 該長ボルトは基端がL字形に折曲しており、 該ケーシング本体の向き合う1対のプレート面
    にはそれぞれ、該長ボルト折曲端をプレートの縁
    部に沿う方向に受け入れる受入部と、該長ボルト
    折曲端が該受入部に挿入されたときに長ボルトの
    非折曲部を該プレート面に沿つて弾性的に受け入
    れ可能な弾性舌片部とを有する長ボルト取付金具
    が固着されており、 前記サポートは略コ字形状に曲成されており、
    かつその両基端には該サポートの側方に折曲され
    た断面非円形部が設けられており、 前記1対のプレート面に挟まれるプレート面に
    は、該断面非円形部を受け入れ、該サポートにケ
    ーシング本体から突出した姿勢とケーシング本体
    内に収容された姿勢とをとらせてこれら姿勢にて
    断面非円形部を係止可能な異形孔付のブラケツト
    が固着されていることを特徴とするエアーフイル
    タ取付用のケーシング。
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