JP2638378B2 - 机 - Google Patents

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JP2638378B2
JP2638378B2 JP3811692A JP3811692A JP2638378B2 JP 2638378 B2 JP2638378 B2 JP 2638378B2 JP 3811692 A JP3811692 A JP 3811692A JP 3811692 A JP3811692 A JP 3811692A JP 2638378 B2 JP2638378 B2 JP 2638378B2
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善田陽一
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デスクトップパネル等
を着脱可能に装着して使用するのに好適な机に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の机は、机本体上に天板が支
持されて構成され、机本体の背面端側の左右両隅部に、
デスクトップパネルの脚部の外形寸法より大きな内法の
透孔を設け、その透孔にデスクトップパネルの両端にあ
る脚部を左右同時に嵌入することにより、天板の背面端
側近傍にデスクトップパネルを着脱可能に取り付けるも
のである。このような構成にすることで、前記脚部を左
右同時に透孔に挿入しやすくしている。デスクトップパ
ネルの固定は、その脚部を机本体正面側から水平方向で
背面側に向かって締め付ける2〜3本のボルトを用いて
行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成において、デスクトップパネルを固定するボルトを締
める場合、机本体の背面端側の内部に手をいれて作業す
ることが非常に困難で、また場合によっては、特殊な工
具や治具を必要とする場合があった。したがって、デス
クトップパネルの脚部を、上方へ抜けることがないよう
に、上方から作業ができる抜止めのみで固定する構造が
渇望されている。ところが、上記したように、前記透孔
の内法が前記脚部の外形寸法より大きいと、上方から抜
止めのみで固定すると左右前後にがたつく可能性があ
り、実用的でなかった。また、前記透孔の内法を前記脚
部の外形寸法とほぼ同一にすると、デスクトップパネル
を机本体に装着する場合に、前記脚部に寸法の誤差があ
ると、左右同時に脚部を透孔に嵌入することが困難にな
るものである。
【0004】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る机は、机本体と該机本体に
より支持される天板とからなり、机本体の背面端側の左
右両隅部に設けられた透孔にデスクトップパネルの脚部
を嵌入し得る机において、透孔を、略長方形状の開口に
より形成し、かつその長手方向の略中央部における開口
寸法を長手方向の両端における開口幅寸法より短寸に
したことを特徴とする。
【0006】本発明における透孔としては、上下2段の
平行に配設された平板に穿設するものが好ましい。その
場合、それぞれの透孔の長手方向の略中央部における開
口幅寸法は、デスクトップパネルの脚部の厚み寸法と略
同一であればよい。
【0007】
【作用】このような構成のものであれば、透孔の長手方
向の略中央部における開口幅寸法長手方向の両端にお
ける開口幅寸法より短寸であるので、デスクトップパネ
ルの脚部若しくは机本体の透孔の設けられる部分に多少
の寸法誤差があっても、左右同時に脚部を透孔に嵌入す
ることが可能になる。特に、透孔の長手方向の略中央部
における開口幅寸法を、デスクトップパネルの脚部の外
形寸法と略同一にした場合、左右の脚部が透孔に嵌入さ
れると、それぞれの脚部がそれぞれの透孔の中央部で挟
持される形となるので、デスクトップパネルをがたつく
ことなく保持することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図4を参
照して説明する。
【0009】図1において、机Dは、机本体1を形成す
るサイドパネル2及び袖部3と、サイドパネル2と袖部
3とにより支持される天板4と、サイドパネル2と袖部
3の背面端側に架設される背面パネル5とで形成されて
いる。天板4の背面端側には、背面パネル5に設けられ
る配線保持用の樋(図示しない)の上方を開閉可能に閉
成する蓋体6が、天板4とほぼ面一に取り付けられ、さ
らにその背面端側に化粧部材7が取り付けられている。
化粧部材7の両端部は、サイドパネル2及び袖部3に固
定されたコーナーカバー8により支持されている。コー
ナーカバー8の上面には、閉成し得る切欠窓8a(図
2)が設けられている。9はデスクトップパネルで、パ
ネル部9aの両側端下部に脚部9bが延設されている。
【0010】サイドパネル2の背面端側の上部には、図
2に示すように、前記下コーナーカバー8が取り付けら
れている。すなわち、コーナーカバー8は、後述する嵌
装部材11に取り付けられるもので、断面形状が略コの
字形の合成樹脂製の成形品で、サイドパネル2に取付け
られた際に略コの字形の内側の上面が切欠窓8aとな
る。切欠窓8aの横幅は、脚部9bが通過するのに十分
な幅寸法としてある。このコーナーカバー8の取り付け
は、サイドパネル2の背面端近傍に穿設された透孔10
に、下面に設けられた爪8bを係合し、取付孔8cにボ
ルトを挿入して行う。なお、サイドパネル2の取付孔8
cに対応する位置には、ナットが溶接されている。8d
は切欠窓8aを閉成するための蓋材を嵌挿する溝であ
る。
【0011】透孔10は、サイドパネル2の背面端部分
を形成する嵌装部材11に穿設されている。この嵌装部
材11は、円筒形状のオプション取付金具(図示しな
い)を嵌装するためとデスクトップパネル2を装着のた
めのもので、サイドパネル2の背面端側に固設されるべ
く、1枚の板金に所定のプレス加工を行った後断面形状
が略コの字形になるように折曲されて形成されている。
したがって、嵌装部材11は、上板部11aと、この上
板部11aに平行である下板部11bと、上板部11a
と下板部11bとを連結する縦板部11cとで構成され
る。丸孔11d,11eは、オプション取付金具を挿入
する孔である。透孔10は、嵌装部材11の上板部11
aに穿設されており、下板部11bの同じ位置に透孔1
2が穿設されている。それぞれの透孔10,12は、同
一形状をしており、図3の(a)に示すように、略長方
形状をしており、その長手方向の寸法は、想像線で示す
脚部9bの横幅寸法より大きくしてあり、その略中央部
における開口幅寸法Lは、長手方向の両端における開口
寸法lより短寸で、ほぼ脚部9bの厚み寸法と同じで
ある。
【0012】デスクトップパネル9は、パネル部9aの
左右両端部にアングル材9cを取着して形成されてい
る。そしてそのアングル材9cの下端に脚部9bが溶接
されている。脚部9bは、図4〜5に示すように、アン
グル材9cに溶接される第1脚材91と、その下端部分
に溶接される第2脚材92とで形成されている。第1脚
材91と第2脚材92とは、正面と裏面とが密着されて
連結されており、第1脚材91の正面と第2脚材92の
裏面とで形成される脚部9bの正面壁9dには、第2脚
材92の上端面92aによる段部92bが形成されると
ともに、脚部9bの裏面には、第1脚材91の下端面9
1aによる段部91bが形成されている。第2脚材92
の段部91bより下の長さは、透孔10,12の穿設さ
れた上板部11aと下板部11bとの離間距離より大き
くし、第2脚材92が透孔10と透孔12との両方に嵌
入するに十分なものとする。また、第1脚材91と第2
脚材92との連結部分には、デスクトップパネル9固定
用の抜止め金具13を取着するための取付孔9cが穿設
されている。
【0013】以上の構成において、デスクトップパネル
9の取り付けは、その脚部9bに、抜止め金具13をボ
ルト14により取着し、その後コーナーカバー8の切欠
窓8aから脚部9bを透孔10,12に嵌入して行う。
この場合、デスクトップパネル9は、図1に示すよう
に、パネル部9aに脚部9bが設けられた状態で、左右
の脚部9bが同時に透孔10,12に嵌入されるもので
あるが、左右の脚部9bの正面が必ずしも面一の状態で
なく、わずかにずれてその間に角度を形成している場合
がある。あるいは逆に、サイドパネル2に取り付けられ
た嵌装部材11に穿設された透孔10,12と袖部3に
取り付けられた嵌装部材11の透孔10,12とが、板
金加工上の誤差若しくは取付上の誤差で左右横一線上に
位置していない場合がある。このような場合であって
も、左右それぞれの透孔10,12は、前述したよう
に、略中央部が左右両端より狭くなっているので、嵌入
される脚部9bあるいは左右の透孔10,12が誤差範
囲内程度で正規の状態からずれていたとしても、脚部9
bと透孔10,12とは相対的に、透孔10,12の略
中央部を中心として相対位置を調整できるものである。
つまり、脚部9bがずれている場合、図3の(b)に示
すように、透孔10,12の長手方向の中心と想像線で
示す脚部9bの断面の長手方向の中心とが一致しなくと
も、その状態のままで脚部9bが透孔10,12に嵌入
し得るものである。
【0014】このようにして嵌入された左右の脚部9b
は、図4に示すように、脚部9bの段部91bがサイド
パネル2の上面に当接して、それ以上下方に移動しない
ようになるとともに、左右のそれぞれの透孔10,12
の略中央部における開口幅寸法Lの狭隘部分で挟持され
ることになるので、デスクトップパネル9の水平方向の
移動が禁止される。したがって、デスクトップパネル9
を机本体1に固定するには、上方への動きを禁止すれば
よい。デスクトップパネル9の固定用の抜止め金具13
は、L字形に折り曲げられた一方の端部が脚部9bの段
部92bに係合され、その状態でボルト14により脚部
9bに固定されている。この抜止め金具13は、長手方
向の略中央部から一方の端部とは逆方向に折り曲げられ
ており、その他方の端部側に穿設された孔にボルト15
が挿入され、コーナーカバー8の取付孔8cを利用して
ボルト15を締め付けて固定する。
【0015】この机Dによれば、デスクトップパネル9
の左右の脚部9bあるいは机本体1の背面端側の左右の
隅部に設けられた透孔10,12が、製造時の誤差等に
より多少歪んでいても、その歪を是正することなく机本
体1にデスクトップパネル9を装着することができる。
そして、これを固定するに際しては、上方から1本のボ
ルト15を締め付けるのみでよいので、装着作業が非常
に簡単なものになり、迅速に行えるものである。
【0016】なお、本発明は以上説明した実施例に限定
されるものではない。例えば、上記実施例では、透孔1
0,12を上下2段に穿設したものを説明したが、透孔
10のみであってもよい。この場合、デスクトップパネ
ル9を固定するまでの間にデスクトップパネル9が後に
倒れないように、脚部9bの下端と当接する切起片を嵌
装部材11の下板部11bに設けるようにすればよい。
あるいは透孔10のみを上記実施例と同一形状にし、下
方の透孔12は脚部9bを挿入し得るに十分な大きさの
長方形状の開口とすればよい。
【0017】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上に詳述したように、透孔
の長手方向の略中央部における開口幅寸法長手方向の
両端における開口幅寸法より短寸であるので、デスクト
ップパネルの脚部若しくは机本体の透孔の設けられる部
分に製造時の多少の寸法誤差があっても、左右同時に脚
部を透孔に嵌入することが可能になり、特に、透孔の長
手方向の略中央部における開口幅寸法を、デスクトップ
パネルの脚部の外形寸法と略同一にした場合、左右の脚
部が透孔に嵌入されると、それぞれの脚部がそれぞれの
透孔の中央部で挟持されることになるので、デスクトッ
プパネルをがたつくことなく机本体に装着することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例のサイドパネル背面端側の要部を拡大
した斜視図。
【図3】同実施例の透孔の平面図。
【図4】同実施例の脚部の取付状態を示す要部を拡大し
た側面図。
【図5】同実施例の脚部の要部を拡大した斜視図。
【符号の説明】
1…机本体 4…天板 9…デスクトップパネル 9b…脚部 10,12…透孔 11a…上板部 11b…下板部 L…略中央部における開口幅寸法 l…長手方向の両端における開口幅寸法

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】机本体と該机本体により支持される天板と
    からなり、机本体の背面端側の左右両隅部に設けられた
    透孔にデスクトップパネルの脚部を嵌入し得る机におい
    て、透孔を、略長方形状の開口により形成し、かつその
    長手方向の略中央部における開口幅寸法を長手方向の両
    端における開口幅寸法より短寸にしたことを特徴とする
    机。
  2. 【請求項2】透孔が、上下2段の平行に配設された平板
    に穿設されてなることを特徴とする請求項1又は2記載
    の机。
  3. 【請求項3】透孔の長手方向の略中央部における開口幅
    寸法が、デスクトップパネルの脚部の厚み寸法と略同一
    であることを特徴とする請求項1,2又は3記載の机。
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JP3673710B2 (ja) * 2000-11-17 2005-07-20 株式会社イトーキクレビオ 天板の後端縁における配線受け樋装置
JP5089344B2 (ja) * 2007-11-09 2012-12-05 株式会社内田洋行 支柱支持装置および机

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