JPH04339054A - 乗り物の前部風案内装置 - Google Patents

乗り物の前部風案内装置

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Publication number
JPH04339054A
JPH04339054A JP3110514A JP11051491A JPH04339054A JP H04339054 A JPH04339054 A JP H04339054A JP 3110514 A JP3110514 A JP 3110514A JP 11051491 A JP11051491 A JP 11051491A JP H04339054 A JPH04339054 A JP H04339054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
windshield
wind guide
bonnet
wind
guide plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3110514A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitaka Morimoto
森元 稔隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikyo Webasto Co Ltd
Original Assignee
Daikyo Webasto Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikyo Webasto Co Ltd filed Critical Daikyo Webasto Co Ltd
Priority to JP3110514A priority Critical patent/JPH04339054A/ja
Publication of JPH04339054A publication Critical patent/JPH04339054A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用自動車などの乗り
物のボンネット上に装着される前部風案内装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば乗用自動車においては、フロント
ガラスの下部から前方にボンネットが突出しており、こ
のボンネットの前上部には風を屋根の上まで案内する風
案内板としてフロントスポイラーが設けられ、後部のフ
ロントガラスの近傍には、フロントガラスに付着の雨水
を除去するワイパーが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記フロントスポイラ
ーはスポイラー作用のみ行うものであり、その他の作用
、例えばフロントガラスの水滴を除去する作用はなく、
前記ワイパーはその動きが間欠的であるため、連続的に
雨水を除去することは困難であり、特に大雨時には視界
が悪くなり、事故を起こす原因になっている。
【0004】本発明は、フロントガラス近傍にボンネッ
ト上面と間隔を置いて風案内板を回動駆動可能に設け、
この風案内板の下面で風をフロントガラスの前面に案内
するすることにより、フロントガラスの水滴などを確実
に除去できるようにした乗り物の前部風案内装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための具体的手段は、フロントガラス1の下部から前
方にボンネット2が突出し、このボンネット2上に支持
体3を取り付け、この支持体3にボンネット2の上面と
略平行な風案内板4を設けた乗り物の前部風案内装置に
おいて、前記風案内板4にボンネット2から上方に離れ
ていて風をフロントガラス1の前面に案内する下面5を
形成し、この下面5の前後方向傾斜角度を変更可能にす
べく、風案内板4をフロントガラス1の近傍で支持体3
に回動駆動可能に支持された横軸6に取り付けているこ
とである。
【0006】
【作用】駆動機構7を介して風案内板4を前上向き傾斜
姿勢Aにすると、前方からの風が風案内板4とボンネッ
ト2との間に導入され、風案内板4の下面5に案内され
てフロントガラス1の前面に吹きつけられ、付着してい
る水滴を乗り物の屋根側へ除去する。風案内板4を回動
して下面5の前後方向傾斜角度を変更すると、フロント
ガラス1に当たる風量・風力が調整される。フロントガ
ラス1の水滴はワイパーによっても間欠的に除去される
が、風案内板4からの風は常時除去することになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜4において、8は乗り物として例示した乗
用自動車で、フロントガラス1の下部から前方にカウル
トップ9を含むボンネット2が突出し、このボンネット
2上に左右支持体3を取り付け、この両支持体3にボン
ネット2の上面と左右方向に略平行な風案内板4を支持
している。10はカウルトップ9のカウルスリットを示
す。
【0008】前記風案内板4はウレタン発泡材などの合
成樹脂又は金属で形成され、上方又は下方に風を案内す
る下面5と上面12とを有し、ボンネット2から間隔を
置いて上方に離れており、ボンネット2と下面5との間
に風が通る通風路13を形成している。この風案内板4
は左右支持体3間に支持された横軸6に取り付けている
。風案内板4の後部はカウルスリット10の上方に位置
する。
【0009】前記左右支持体3はボンネット2に固定さ
れ、その内部に巻き掛け伝動機構14が配置されている
。この巻き掛け伝動機構14はモータ15の出力軸と前
記横軸6とには歯付きプーリ16、17が設けられ、両
歯付きプーリ16、17間に歯付きベルト18を巻き掛
けて構成している。前記モータ15と巻き掛け伝動機構
14とで駆動機構7が構成されている。
【0010】従って、モータ15を駆動することにより
、横軸6を回動して風案内板4を前上向き傾斜姿勢Aか
ら前下向き傾斜姿勢Bまで姿勢変更させることができ、
その途中の傾斜姿勢でも保持できる。この風案内板4の
姿勢変更をすると、下面5及び上面12は前後方向傾斜
角度が変更される。図1の実線は風案内板4を前上向き
傾斜姿勢Aにした状態を示しており、下面5は前上向き
傾斜状態になり、ボンネット2の前部上面に沿って流れ
てくる風を多量に通風路13に取り込んで、フロントガ
ラス1の前面に案内する。これにより、フロントガラス
1に当たる風は、多量・強力で下から上向きに流れ、フ
ロントガラス1前面に付く水滴を後上方へ除去する。ま
た、フロントガラス1前面に付着した虫も簡単に除去す
る。
【0011】風案内板4の下面5の傾斜角度は、低速時
には大きくして低速風の導入量を増やし、高速時には小
さくして又は前下向き傾斜姿勢Bにして、高速風の導入
量を減らし、フロントガラス1に水滴除去に最適な量及
び強さの風を当てるようにする。前記下面5を前上向き
傾斜させたとき、通風路13は後方先細まりになってい
るので、風はエジクト作用を伴うことになり、カウルス
リット10からのエアフローを発生することになり、エ
ンジンルーム内の空気流通を促進する。
【0012】図1の2点鎖線は風案内板4を前下向き傾
斜姿勢Bにした状態を示しており、上面12が前下向き
傾斜状態になり、ボンネット2の前部上面に沿って流れ
てくる風をフロントガラス1の手前で上向きに案内して
いて、自動車前部に下向き抗力を発生するスポイラー作
用をさせている。この場合も、風案内板4の傾斜角度を
大小に変更して、車速に応じたスポイラー作用をさせる
ように設定する。
【0013】図5は風案内板4の形状の変形例を示して
いる。前記実施例の風案内板4は断面側面視において、
下面5が下方向に、上面12が上方向にそれぞれ突出し
た円弧形状になっているが、変形例の風案内板4は、下
面5の前部が抵抗少なく風を導入できるように凹み状に
形成され、上面12の後部がスポイラー作用を効果的に
できるように尻上がり状に形成されている。
【0014】前記風案内板4はどちらの傾斜姿勢A,B
にあっても、ボンネット2上に人、物が飛び乗ってくる
ような事故に遭遇した場合に、それらがフロントガラス
1に当たるのを阻止するセイフティガードの役目も果た
し得る。図6は風案内板4の平面形状及び支持構造の変
形例を示している。風案内板4は左右一対あって、支持
体3は中央と左右の3ヶ所にあり、中央支持体3と左右
支持体3との間にそれぞれ風案内板4が横軸6を介して
支持され、両風案内板4は平面視円弧状のフロントガラ
ス1に略沿うように、ハの字状に配置されている。駆動
機構7は中央支持体3及び/又は左右支持体3内に配置
されている。
【0015】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、風案内
板4の断面側面形状を、従来技術のリヤスポイラーのも
のと同一形状にしたり、駆動機構7を車速センサと連動
させて、車速に応じて風案内板4の前後方向傾斜角度を
変更させるようにしたり、又は運転席から手動で駆動す
るようにしたり、巻き掛け伝動機構14にチェーン伝動
機構を使用したり、巻き掛け伝動機構14の代わりにギ
ヤ又はラチェットを使用した伝動機構にしたりしても良
い。
【0016】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、風案内板
4にボンネット2から上方に離れていて風をフロントガ
ラス1の前面に案内する下面5を形成し、この下面5の
前後方向傾斜角度を変更可能にすべく、風案内板4をフ
ロントガラス1の近傍で支持体3に回動駆動可能に支持
された横軸6に取り付けているので、フロントガラス1
前面の水滴などを風で簡単且つ強力に除去することがで
き、しかも、その風を風案内板4の傾斜角度を変更する
ことにより調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部断面側面図である。
【図2】図1のXーX線断面図である。
【図3】図2のYーY線断面図である。
【図4】全体斜視図である。
【図5】風案内板の変形例を示す断面側面図である。
【図6】風案内板の平面形状及び支持構造の変形例を示
す全体斜視図である。
【符号の説明】
1  フロントガラス 2  ボンネット 3  支持体 4  風案内板 5  下面 6  横軸 7  駆動機構 12  上面 13  通風路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フロントガラス(1)の下部から前方
    にボンネット(2)が突出し、このボンネット(2)上
    に支持体(3)を取り付け、この支持体(3)にボンネ
    ット(2)の上面と略平行な風案内板(4)を設けた乗
    り物の前部風案内装置において、前記風案内板(4)に
    ボンネット(2)から上方に離れていて風をフロントガ
    ラス(1)の前面に案内する下面(5)を形成し、この
    下面(5)の前後方向傾斜角度を変更可能にすべく、風
    案内板(4)をフロントガラス(1)の近傍で支持体(
    3)に回動駆動可能に支持された横軸(6)に取り付け
    ていることを特徴とする乗り物の前部風案内装置。
JP3110514A 1991-05-15 1991-05-15 乗り物の前部風案内装置 Pending JPH04339054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3110514A JPH04339054A (ja) 1991-05-15 1991-05-15 乗り物の前部風案内装置

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JP3110514A JPH04339054A (ja) 1991-05-15 1991-05-15 乗り物の前部風案内装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04339054A true JPH04339054A (ja) 1992-11-26

Family

ID=14537726

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JP3110514A Pending JPH04339054A (ja) 1991-05-15 1991-05-15 乗り物の前部風案内装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015224552A1 (de) 2014-12-10 2016-06-16 Nifco Inc. Tülle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015224552A1 (de) 2014-12-10 2016-06-16 Nifco Inc. Tülle
US9494191B2 (en) 2014-12-10 2016-11-15 Nifco Inc. Grommet

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