JPH04338797A - フォントメモリアクセス方式 - Google Patents

フォントメモリアクセス方式

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JPH04338797A
JPH04338797A JP3110312A JP11031291A JPH04338797A JP H04338797 A JPH04338797 A JP H04338797A JP 3110312 A JP3110312 A JP 3110312A JP 11031291 A JP11031291 A JP 11031291A JP H04338797 A JPH04338797 A JP H04338797A
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丸子 欽也
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
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    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/40Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which both a pattern determined by character code and another pattern are displayed simultaneously, or either pattern is displayed selectively, e.g. with character code memory and APA, i.e. all-points-addressable, memory
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキャラクタコードメモリ
と、同メモリの出力コードに従い生成されるアドレスに
より表示用のフォントデータを出力するフォントメモリ
とをもつ表示制御装置に適用されるフォントメモリアク
セス方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キャラクタ表示方式とビットマッ
プメモリ方式の双方をサポートする表示制御装置に於い
て、1つのフォントメモリを共有して使用するとき、表
示期間はキャラクタ表示がフォントメモリを専有してし
まう。
【0003】このため、CPU、又はDMA(Dire
ct Memory Access)装置等によるフォ
ントメモリへのアクセス(表示以外のアクセス)は、垂
直ブランキング、水平ブランキング等の非表示期間に限
られ、従ってCPU等によるフォントメモリへのアクセ
スが遅いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来で
は、キャラクタ表示方式とビットマップメモリ方式の双
方をサポートする表示制御装置に於いて、1つのフォン
トメモリを共有して使用するとき、表示期間はキャラク
タ表示がフォントメモリを専有してしまうことから、C
PU等によるフォントメモリへのアクセスが非表示期間
に限られ、CPU等によるフォントメモリへのアクセス
が遅いという問題があった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
正常な表示を維持しつつ、CPU等によるフォントメモ
リへの高速アクセスを実現したフォントメモリアクセス
方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、キャ
ラクタコードメモリから読出されたキャラクタコードが
例えばスペースコード等の特定キャラクタコードである
ことを判定する特定キャラクタコード選択手段と、上記
キャラクタコードメモリから読出されたキャラクタコー
ドが特定キャラクタコードであるとき同コードに固有の
フォントデータを発生する特定フォントデータ発生手段
とを備えて、上記キャラクタコードメモリから特定のキ
ャラクタコードが読出されたとき、上記フォントメモリ
の出力コードに代え上記特定フォントデータ発生手段で
発生したフォントデータを表示データとして出力する構
成としたもので、これにより、正常な表示を保ちつつ、
上記フォントメモリへの上記特定キャラクタコードに伴
う表示のためのアクセスに代えCPUアクセス等の他の
アクセスを可能にして、CPU等によるフォントメモリ
への高速アクセス機能が実現できる。
【0007】又、本発明は、表示ラスタアドレスが特定
ラスタのラスタアドレスであることを判定する手段と、
同手段で特定ラスタアドレスを判定したとき、そのラス
タアドレスによるフォントメモリへの表示のためのアク
セスを無効にし他のアクセスを有効にする手段とを備え
て、上記フォントメモリへの上記特定ラスタアドレスに
よる表示のためのアクセスに代えて他のアクセスを許す
構成としたもので、これにより、正常な表示を保ちつつ
、CPU等によるフォントメモリへの高速アクセス機能
が実現できる。
【0008】又、本発明は、キャラクタコードメモリか
ら読出されたキャラクタコードが特定のキャラクタコー
ドであることを判定する特定キャラクタコード選択手段
と、上記キャラクタコードメモリから読出されたキャラ
クタコードが特定のキャラクタコードであるとき同コー
ドに固有のフォントデータを発生する特定フォントデー
タ発生手段と、上記特定キャラクタコード選択手段で特
定キャラクタコードを判定したとき、上記フォントメモ
リの出力に代えて上記特定フォントデータ発生手段で発
生されたフォントデータを表示用のフォントデータとし
て出力する表示データ出力手段と、表示ラスタアドレス
が特定のラスタアドレスであることを判定する特定ラス
タアドレス選択手段と、同特定ラスタアドレス選択手段
で特定のラスタアドレスを判定したとき、及び上記特定
キャラクタコード選択手段で特定キャラクタコードを判
定したとき、上記フォントメモリへの表示のためのアク
セスを無効にし他のアクセスを有効にするフォントメモ
リアクセス制御手段とを備えて、上記キャラクタコード
メモリから特定のキャラクタコードが読出されたとき、
及び表示ラスタアドレスが特定のラスタアドレスである
ときに、上記フォントメモリへの表示のためのアクセス
に代えて他のアクセスを許す構成としたもので、これに
より、正常な表示を保ちつつ、CPU等によるフォント
メモリへの高速アクセス機能が実現できる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例に於ける装置の構成を示
すブロック図である。
【0010】図1に於いて、1は表示部9に表示するた
めのキャラクタコードデータを貯えるキャラクタコード
メモリである。このキャラクタコードメモリ1には、ア
ドレスセレクタ5を介してアドレスが供給され、通常の
表示処理モード下に於いては、表示制御回路2から出力
される表示のための表示アドレス102に従いリードア
クセスされる。この際のリードアクセスで読出されたキ
ャラクタコードデータはキャラクタデータバス107を
介して表示アドレス変換回路3に供給され、同変換回路
3にてフォントメモリ7をアクセスするための表示用フ
ォントアドレス105が生成される。又、上記表示期間
を除く、水平・垂直ブランキングによる非表示期間では
、CPU,DMA装置等からのアドレス(ここではCP
Uアドレスとする)101により選択的にリード/ライ
トアクセスされて、CPUデータバス100を介しキャ
ラクタデータが転送される。
【0011】2はキャラクタ表示及び図示しないビット
マップメモリ表示に必要な、表示アドレス、水平・垂直
同期信号等の各種の表示制御信号を生成する表示制御回
路であり、ここでは、表示期間中にキャラクタコードメ
モリ1の内容を順次リードするための表示アドレス10
2がアドレスセレクタ5を介してキャラクタコードメモ
リ1に供給され、現在表示中のラスタを示すラスタアド
レス103が表示アドレス変換回路3に供給され、非表
示期間を示す水平・垂直ブランキング信号108が優先
回路4に供給される。
【0012】3はキャラクタコードメモリ1から出力さ
れるキャラクタコードデータと表示制御回路2から出力
されるラスタアドレス103とに従い表示のためのフォ
ントアドレス105を生成する表示アドレス変換回路で
あり、生成したフォントアドレス105はアドレスセレ
クタ6を介してフォントメモリ7に供給される。
【0013】4はフォントメモリ7をアクセスする際に
、表示制御回路2で生成されるフォントアドレス105
を用いた表示のためのフォントメモリアクセスとCPU
アドレス101によるそれ以外のフォントメモリアクセ
スのいずれを優先させるかを制御する優先回路であり、
ここでは特定キャラクタ選択回路11で例えばスペース
コード等(ヌル(Null)コード、及びイリーガルコ
ードを含む)の特定キャラクタコードを判定したとき(
図2,図3参照)、及び特定ラスタ選択回路10で特定
ラスタアドレスを判定したとき(図4参照)、及び水平
・垂直ブランキング期間(図3参照)のそれぞれに於い
て、表示のためのフォントアドレス105に従うフォン
トメモリアクセスに代え、CPUアドレス101に従う
他のフォントメモリアクセスを優先させるための選択制
御信号(SC3)をアドレスセレクタ6に供給する。 又、上記スペースコード等の特定キャラクタコード判定
時、及び特定ラスタアドレス判定時等に於いて、フォン
トメモリ7のフォントデータに代え、特定フォントデー
タ発生回路12で生成したフォントデータを優先して出
力するための選択制御信号(SC2 )をフォントデー
タセレクタ8に供給する。即ち、優先回路4は、特定ラ
スタ選択回路10の特定ラスタ判定出力と、特定キャラ
クタ選択回路1の特定キャラクタ判定出力と、水平・垂
直ブランキング信号(非表示期間を示す信号)との論理
和をとって、その各フォントメモリアクセス相当期間に
わたり、特定フォントデータを選択する選択制御信号(
SC2 )、及びCPUアドレス101を選択する選択
制御信号(SC3 )を出力する。
【0014】5はキャラクタコードメモリ1に供給され
るアドレス(CPUアドレス101/表示アドレス10
2)を選択するアドレスセレクタであり、例えば時分割
制御でCPUが選択的にCPUアドレス101に切替え
てキャラクタコードメモリ1を時分割でアクセスする。
【0015】6はフォントメモリ7又は外字メモリ13
に供給されるアドレス(CPUアドレス101/フォン
トアドレス105)を選択するアドレスセレクタであり
、ここでは上記特定キャラクタコード、及び上記特定ラ
スタアドレスでの各フォントメモリアクセス相当期間と
、水平・垂直ブランキング期間とのそれぞれに於いて、
優先回路4からの選択制御信号(SC3 )に従い、表
示のためのフォントアドレス105に代えて、CPUア
ドレス101を選択する。
【0016】7は上記アドレスセレクタ6で選択された
アドレス(CPUアドレス101/フォントアドレス1
05)に従いアクセスされるフォントメモリであり、こ
こでは図4に示す如く、文字の上下に空きスライス(図
4では0〜1ラスタと26〜31ラスタ)をもつ通常使
用の表示文字のフォントデータ(標準フォントデータ)
を格納する。このフォントメモリ7より読出されたデー
タは、フォントアドレス105に従う表示のためのアク
セス時に於いてフォントデータセレクタ8を介して表示
部9に送出され、又、CPUアドレス101に従う表示
のため以外のアクセス時に於いてフォントデータバス1
06、ドライバ(D)、及びCPUデータバス100等
を介してCPU側に送出される。
【0017】8は表示部9に送出されるフォントデータ
を選択するフォントデータセレクタであり、ここでは優
先回路4より出力される選択制御信号(SC2)に従い
上記スペースコード等の特定キャラクタコード判定時、
及び特定ラスタアドレス判定時等に於いてフォントメモ
リ7のフォントデータに代えて、特定フォントデータ発
生回路12で生成した特定フォントデータ104を出力
する。
【0018】9はフォントデータセレクタ8を介して入
力されたフォントデータに従い文字を含む表示情報を表
示する表示部であり、例えば図2に示すような表示フォ
ーマットで文字情報を表示出力する。
【0019】10は現在表示中のラスタが特定ラスタで
あるか否かを判別する特定ラスタ選択回路であり、フォ
ントメモリ7のアクセス時に於いて特定のラスタ(図4
では0〜1ラスタと26〜31ラスタ)アドレスを判定
し、その特定ラスタアドレスの判定信号を優先回路4に
送出する。
【0020】11は表示期間中に於いてキャラクタコー
ドメモリ1から読出されたキャラクタコードデータが上
記したような特定キャラクタコードであるか否かを判別
する特定キャラクタ選択回路であり、特定キャラクタコ
ードを判定したとき、その判定信号を優先回路4に送出
する。
【0021】12は上記スペースコード等の特定キャラ
クタコード判定時、及び上記特定ラスタアドレス判定時
等に於いて、その各判定に従うフォントパターンデータ
(ここでは一括して特定フォントデータと称す)を生成
し、この特定フォントデータ104をフォントデータセ
レクタ8を介して表示部9に送出する。
【0022】13は外字フォントデータを貯える外字メ
モリ13であり、例えば図5に示すような32ラスタの
全てを使ったフォントデータが格納され、上記フォント
メモリ7と同様にアドレスセレクタ6を介して入力され
たアドレス(CPUアドレス101/フォントアドレス
105)に従いアクセスされる。
【0023】図2は上記実施例を説明するための、通常
の一般的な表示内容を示す図であり、Aは有意キャラク
タ表示部分、Bはスペースコード等によるその他の部分
(内容上意味をもたない表示部分)である。この実施例
では上記した内容上意味をもたない表示部分Bの表示期
間中に於いてフォントメモリ7のCPUアクセスを許す
表示制御機能を実現している。
【0024】図3は上記実施例を説明するための、上記
図2に於ける第15行目の表示内容(1行のキャラクタ
コードデータ)を示す図であり、ここでは第1桁乃至第
2桁が内容上意味をもつ有意キャラクタ表示部分Aであ
るが、その他の有効表示桁は全て内容上意味をもたない
スペースコードの表示部分Bであり、このスペースコー
ドによる表示部分Bの表示期間中に於いてフォントメモ
リ7へのCPUアクセスを許す。
【0025】図4は上記実施例を説明するための、フォ
ントメモリ7に格納されたフォントデータの構造例を示
したもので、ここでは1文字が32ラスタで構成され、
0〜1ラスタと26〜31ラスタを、それぞれフォント
パターンが形成されない空白ライン(上下セット幅)と
している。
【0026】図5は上記実施例を説明するための、外字
メモリ13に格納されたフォントデータの構造例を示し
たもので、ここでは1文字が32ラスタで構成され、そ
の全てのラインを使用してフォントパターンを形成して
いる。
【0027】図6は上記実施例を説明するための、キャ
ラクタコードデータの構成例を示したもので、ここでは
キャラクタコードデータの特定桁内容(x)により、図
4に示す標準フォントをもつフォントメモリ7、又は図
5に示す外字フォントをもつ外字メモリ13のいずれか
がアクセスされる。例えばキャラクタコードデータの上
記特定桁の内容(x)が“0”であるときはフォントメ
モリ7がアクセスされ、“1”であるときは外字メモリ
13がアクセスされる。ここで、上記図1乃至図6を参
照して本発明の一実施例に於ける動作を説明する。先ず
図1を参照してキャラクタ表示方式の基本動作を説明す
る。
【0028】表示制御回路2はキャラクタ方式とビット
マップメモリ方式に必要な、表示アドレス、水平・垂直
同期信号等の各種の表示制御信号を生成し、この表示制
御信号をもとにキャラクタコードメモリ1の内容が順次
リードされて表示アドレス変換回路3に供給される。表
示アドレス変換回路3は上記キャラクタコードメモリ1
の出力に従う表示のためのフォントアドレス105を生
成する。
【0029】表示アドレス変換回路3で生成されたフォ
ントアドレス105はアドレスセレクタ6を介してフォ
ントメモリ7及び外字メモリ13に供給され、フォント
メモリ7又は外字メモリ13が選択的にリードアクセス
される。
【0030】フォントメモリ7又は外字メモリ13より
出力されたフォントデータはフォントデータバス106
、及びフォントデータセレクタ8を介して表示部9に送
出され表示出力される。
【0031】このようなキャラクタ表示処理により、表
示部9には、通常、図2に示すような表示形態で文字情
報が表示される。ここで、Aは有意キャラクタ表示部分
、Bはスペースコード等によるその他の部分(内容上意
味をもたない表示部分)である。図2の一部の行表示内
容を第15行を例に図3に示す。
【0032】ここでは、第1桁乃至第2桁が内容上意味
をもつ有意キャラクタ(図では“東”)の表示部分Aで
あるが、その他の表示桁は全て内容上意味をもたないス
ペースコードの表示部分Bである。
【0033】又、この際、フォントメモリ7から読出さ
れるフォントデータは、図4に示すように、1文字が3
2ラスタで構成され、そのうち、0〜1ラスタと26〜
31ラスタを、それぞれフォントパターンが形成されな
い空白ライン(上下セット幅)とし、その他の24ラス
タを実際にフォントパターンが描かれる有効表示ライン
としている。
【0034】又、外字メモリ13から読出されるフォン
トデータは、図5に示すように、1文字が32ラスタで
構成され、その全てのライン(32ラスタアドレス)を
使用してフォントパターンが形成される。次に本発明の
一実施例に於ける要部の動作を説明する。先ず、特定キ
ャラクタ(ここではスペースコードとする)の表示期間
に於けるCPUアクセス優先制御動作を説明する。
【0035】特定キャラクタ選択回路11は、表示期間
に、キャラクタコードメモリ1からスペースコードが読
出されたことを判定すると、表示のためのフォントメモ
リアクセスより、それ以外のフォントメモリアクセス、
即ちここではCPUのフォントメモリアクセスを優先さ
せる。又、このときの表示データはスペースコードに対
応して特定フォントデータ発生回路12より生成された
スペースコードに固有のフォントデータを表示部9に送
出して表示出力する。
【0036】即ち、図3を例にとると、第15行目の表
示期間に於ける第1桁乃至第2桁は内容上意味をもつ有
意キャラクタ(図では“東”)の表示部分Aであるが、
その他の表示桁は全て内容上意味をもたないスペースコ
ードの表示部分Bである。
【0037】上記キャラクタコードメモリ1から読出さ
れたキャラクタコードデータが内容上意味をもつ有意キ
ャラクタ(“東”)であるときは、上記したように、キ
ャラクタコードメモリ1の出力が表示アドレス変換回路
3に供給されてフォントアドレス105が生成され、ア
ドレスセレクタ6を介してフォントメモリ7及び外字メ
モリ13に供給される。
【0038】又、キャラクタコードメモリ1から読出さ
れたキャラクタコードデータがスペースコードデータで
あるときは、特定キャラクタ選択回路11が特定キャラ
クタコード(スペースコード)を判定し、その判定信号
を優先回路4に送出する。
【0039】優先回路4は、スペースコードデータに従
うフォントメモリアクセス相当期間にわたって、特定フ
ォントデータを選択する選択制御信号(SC2)をフォ
ントデータセレクタ8に出力し、CPUアドレス101
を選択する選択制御信号(SC3 )をフォントメモリ
のアドレスセレクタ6に出力する。
【0040】これにより、キャラクタコードメモリ1か
ら読出されたキャラクタコードデータがスペースコード
データであるときは、そのスペースコードデータによる
フォントメモリアクセス相当期間にわたって、CPUの
フォントメモリアクセスが可能となり、その間は、フォ
ントメモリ7のアクセスによるフォントデータに代わっ
て、特定フォントデータ発生回路12より発生されたス
ペースコードに対応するフォントデータが表示部9に送
出されて正常な表示が保たれる。
【0041】次に、フォントメモリ7のアクセス時に於
ける特定ラスタ(ここでは0〜1ラスタと26〜31ラ
スタ)の表示期間に於けるCPUアクセス優先制御動作
を説明する。
【0042】キャラクタコードメモリ1より出力される
キャラクタコードデータがフォントメモリ7のアクセス
を伴うコードであるとき、図4に示すフォントデータ構
造から分かるように、0〜1ラスタと26〜31ラスタ
の表示期間はフォントパターンの表示を伴わず従って表
示タイミングを損なわなければ何も表示する必要がない
【0043】特定ラスタ選択回路10は、キャラクタコ
ードデータがフォントメモリ7のアクセスを伴うコード
(図6に示すxが“0”のキャラクタコード)であり、
かつ表示制御回路2から出力される現在の表示ラスタア
ドレス103が、0〜1,26〜31の各ラスタである
とき、特定ラスタアドレスの判定信号を優先回路4に出
力する。
【0044】優先回路4は、ラスタアドレス103が特
定ラスタアドレス(0〜1ラスタと26〜31ラスタ)
であるとき、その特定ラスタアドレス発生期間にわたっ
て、特定フォントデータを選択する選択制御信号(SC
2 )をフォントデータセレクタ8に出力し、CPUア
ドレス101を選択する選択制御信号(SC3 )をフ
ォントメモリのアドレスセレクタ6に出力する。
【0045】これにより、キャラクタコードメモリ1か
ら読出されたキャラクタコードデータがフォントメモリ
7のアクセスを伴うコード(x=“0”)で、かつ表示
制御回路2から出力される現在の表示ラスタアドレス1
03が、0〜1,26〜31の各ラスタであるとき、そ
の特定ラスタアドレスによるフォントメモリアクセス相
当期間にわたって、CPUのフォントメモリ(7,13
)アクセスが可能となり、その間は、フォントメモリ7
のアクセスによるフォントデータに代わり、特定フォン
トデータ発生回路12より発生されたオンドットパター
ンを含まないフォントパターンデータが表示部9に送出
されて正常な表示が保たれる。
【0046】又、キャラクタコードメモリ1から読出さ
れたキャラクタコードデータが外字メモリ13のアクセ
スを伴うコード(図6に示すxが“1”のキャラクタコ
ード)であるときは、表示のためのフォントメモリアク
セスが優先される。即ち、キャラクタコードのxが“1
”であることから、特定ラスタ選択回路10が動作せず
、従って表示のためのフォントメモリアクセスが優先さ
れる。
【0047】上記した各優先制御に加え、水平・垂直ブ
ランキング期間に於いてもCPUアクセスを可能として
いるが、この非表示期間に於けるCPUのフォントメモ
リアクセス機能は既存の装置にもつことから、ここでは
その説明を省略する。
【0048】このように、水平・垂直ブランキング期間
(非表示期間)に加えて、キャラクタコードメモリ1か
らスペースコード等の特定のキャラクタコードが読出さ
れたとき、及び表示ラスタアドレスがフォントメモリ7
のアクセスを伴う特定のラスタアドレスであるときに、
表示のためのフォントメモリアクセスに代えてCPUの
フォントメモリアクセスを許す構成としたことにより、
CPUのフォントメモリアクセスタイムが大幅に増加し
、ビットマップメモリにフォントデータパターンを描画
することができる。又、外字メモリ13へのフォントパ
ターン登録も効率よく行なうことができる。
【0049】尚、上記実施例では、フォントメモリへの
表示のためのアクセスを除いた他のフォントメモリアク
セスをCPUによるフォントメモリアクセスのみとして
説明したが、これに限らず、例えばDMA、bit・b
lt等、他のフォントメモリアクセス手段であってもよ
い。
【0050】又、上記実施例に於いて、フォントメモリ
(7,13)よりリードしたデータは必ずしもビットマ
ップメモリに描画する必要はなく、直接転送する場合も
有り得る。又、上記実施例に於いては外字フォントを貯
える外字メモリ13をサポートしているが、必ずしも外
字メモリ13をサポートする必要はない。
【0051】
【発明の効果】以上詳記したように本発明のフォントメ
モリアクセス方式によれば、スペースコード等の特定の
キャラクタコードが読出されたとき、特定のキャラクタ
コードに従う特定のフォントデータを上記フォントメモ
リの出力に代えて出力し、表示のためのフォントメモリ
アクセスに代えてCPUのフォントメモリアクセスを許
す構成としたことにより、正常な表示を保ちつつ、CP
U等によるフォントメモリへの高速アクセス機能が実現
できる。
【0052】又、本発明のフォントメモリアクセス方式
によれば、表示ラスタアドレスがフォントメモリのアク
セスを伴う特定のラスタアドレスであるときに、表示の
ためのフォントメモリアクセスに代えてCPUのフォン
トメモリアクセスを許す構成としたことにより、正常な
表示を保ちつつ、CPU等によるフォントメモリへの高
速アクセス機能が実現できる。
【0053】又、本発明のフォントメモリアクセス方式
によれば、非表示期間に加えて、キャラクタコードメモ
リからスペースコード等の特定のキャラクタコードが読
出されたとき、及び表示ラスタアドレスがフォントメモ
リのアクセスを伴う特定のラスタアドレスであるときに
、各々、表示のためのフォントメモリアクセスに代えて
CPU等によるその他のフォントメモリアクセスを許す
構成としたことにより、正常な表示を保ちつつ、CPU
等によるフォントメモリへの高速アクセス機能が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に於ける装置の構成を示すブ
ロック図。
【図2】上記実施例を説明するための一般的な表示内容
例を示す図。
【図3】上記実施例を説明するための上記図2に於ける
第15行目の表示内容(1行のキャラクタコードデータ
)を示す図。
【図4】上記実施例を説明するためのフォントメモリに
格納されたフォントデータの構造例を示す図。
【図5】上記実施例を説明するための外字メモリに格納
されたフォントデータの構造例を示す図。
【図6】上記実施例を説明するためのキャラクタコード
データの構成例を示す図。
【符号の説明】
1…キャラクタメモリ、2…表示制御回路、3…表示ア
ドレス変換回路、4…優先回路、5…アドレスセレクタ
、6…アドレスセレクタ、7…フォントメモリ、8…フ
ォントデータセレクタ、9…表示部、10…特定ラスタ
選択回路、11…特定キャラクタ選択回路、12…特定
フォントデータ発生回路、13…外字メモリ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  キャラクタコードメモリと、同メモリ
    の出力コードに従い生成されるアドレスにより表示用の
    フォントデータを出力するフォントメモリとをもつ装置
    に於いて、上記キャラクタコードメモリから読出された
    キャラクタコードが特定のキャラクタコードであること
    を判定する第1の手段と、上記キャラクタコードメモリ
    から読出されたキャラクタコードが特定のキャラクタコ
    ードであるとき同コードに従う特定のフォントデータを
    発生する第2の手段と、上記第1の手段で特定キャラク
    タコードを判定したとき、上記フォントメモリの出力に
    代えて上記第2の手段で発生されたフォントデータを表
    示用のフォントデータとして出力する第3の手段とを具
    備し、上記キャラクタコードメモリから特定のキャラク
    タコードが読出されたとき、上記フォントメモリへの表
    示のためのアクセスに代えて他のアクセスを許すことを
    特徴とするフォントメモリアクセス方式。
  2. 【請求項2】  キャラクタコードメモリと、同メモリ
    の出力コードに従い生成されるアドレスにより表示用の
    フォントデータを出力するフォントメモリとをもつ装置
    に於いて、表示ラスタアドレスが特定のラスタアドレス
    であることを判定する手段と、同手段で特定のラスタア
    ドレスを判定したとき、そのラスタアドレスによる上記
    フォントメモリへの表示のためのアクセスを無効にし他
    のアクセスを有効にする手段とを備え、上記特定ラスタ
    アドレス表示期間に上記フォントメモリへの表示のため
    のアクセスに代えて他のアクセスを許すことを特徴とす
    るフォントメモリアクセス方式。
  3. 【請求項3】  キャラクタコードを格納するキャラク
    タコードメモリと、フォントデータを格納する第1のフ
    ォントメモリと、外字フォントデータを格納する第2の
    フォントメモリとをもつ装置に於いて、上記キャラクタ
    コードメモリより読出されたキャラクタコードが上記第
    1のフォントメモリのアクセスを伴うキャラクタコード
    であるとき、特定の表示ラスタアドレスを判定する手段
    と、同手段で特定ラスタアドレスを判定したとき、特定
    ラスタアドレスによる上記第1のフォントメモリへの表
    示のためのアクセスを無効にし他のアクセスを許す手段
    とを具備してなることを特徴とするフォントメモリアク
    セス方式。
  4. 【請求項4】  キャラクタコードメモリと、同メモリ
    の出力コードに従い生成されるアドレスにより表示用の
    フォントデータを出力するフォントメモリとをもつ装置
    に於いて、上記キャラクタコードメモリから読出された
    キャラクタコードが特定のキャラクタコードであること
    を判定する特定キャラクタコード選択手段と、上記キャ
    ラクタコードメモリから読出されたキャラクタコードが
    特定のキャラクタコードであるとき同コードに従う特定
    のフォントデータを発生する特定フォントデータ発生手
    段と、上記特定キャラクタコード選択手段で特定キャラ
    クタコードを判定したとき、上記フォントメモリの出力
    に代えて上記特定フォントデータ発生手段で発生された
    フォントデータを表示用のフォントデータとして出力す
    る表示データ出力手段と、表示ラスタアドレスが特定の
    ラスタアドレスであることを判定する特定ラスタアドレ
    ス選択手段と、同特定ラスタアドレス選択手段で特定の
    ラスタアドレスを判定したとき、及び上記特定キャラク
    タコード選択手段で特定キャラクタコードを判定したと
    き、上記フォントメモリへの表示のためのアクセスを無
    効にし他のアクセスを有効にするフォントメモリアクセ
    ス制御手段とを具備し、上記キャラクタコードメモリか
    ら特定のキャラクタコードが読出されたとき、及び表示
    ラスタアドレスが特定のラスタアドレスであるときに、
    上記フォントメモリへの表示のためのアクセスに代えて
    他のアクセスを許すことを特徴とするフォントメモリア
    クセス方式。
  5. 【請求項5】  特定のラスタアドレスを判定したとき
    、及び特定のキャラクタコードを判定したとき、及び非
    表示期間を示す表示制御信号の発生時に於いてそれぞれ
    上記フォントメモリへの表示のためのアクセスを無効に
    し他のアクセスを有効にする手段を有してなることを特
    徴とする請求項4記載のフォントメモリアクセス方式。
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