JP3110975B2 - 文字マスク機能付表示装置 - Google Patents

文字マスク機能付表示装置

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JP3110975B2
JP3110975B2 JP07122449A JP12244995A JP3110975B2 JP 3110975 B2 JP3110975 B2 JP 3110975B2 JP 07122449 A JP07122449 A JP 07122449A JP 12244995 A JP12244995 A JP 12244995A JP 3110975 B2 JP3110975 B2 JP 3110975B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字マスク機能付表示
装置、より詳細には、特に、文字の表示の一部をマスク
可能とした文字表示装置に関するもので、例えば、CG
描画装置や電子手帳、テレビやビデオの多機能リモコン
のパネル切り替えなどに応用することにより、描画動作
を大幅に改善できるものである。
【0002】
【従来の技術】まず、表示ドットの表示マスクに関する
従来技術について説明する。 従来技術1:zバッファアルゴリズム 表示ドットをマスクする表示装置には、3次画像装置に
用いられているzバッファアルゴリズムがある。3次元
画像を作成する際には、物体が前後に重なった時に最も
手前にあるものだけを表示する処理が必要となる。これ
を実現するための手法として、zバッファアルゴリズム
がある。図8は、このzバッファアルゴリズムの一例を
説明するための図で、この手法では、図8に示すよう
に、画像データを保持するフレームメモリ51と、該フ
レームメモリ51とは別に書き込まれたドットの奥行き
方向の値を保持するzバッファと呼ばれるバッファ52
を持っている。zバッファ52はフレームメモリ51と
同様に、xとyの2つの座標値によりアドレスすること
が可能である。
【0003】フレームメモリ51に書き込まれたドット
の情報は、奥行きの値としてz座標値を持っている。
今、フレームメモリ51には既に座標(x0,y0)に
c0,z0のドットd0の情報が書き込まれていたとし
て、新たに同じ座標(x0,y0)にc1,z1のドッ
トd1の情報を書き込もうとした場合、d0のz値とd
1のz値とを比較し、もし、 z1<=z0 であれば、新たに書き込もうとしているドットd1は、
既に書き込まれているドットd0よりも手前にあるドッ
トであることが判り、フレームメモリの座標(x0,y
0)の内容はc1に更新され、また、zバッファ52の
値もz1に更新される(z値は、その値が小さい方が視
点に近い、すなわち手前にあるとされている)。
【0004】また、d0のz値とd1のz値とを比較し
て、もし、 z1>z0 であれば、新たに書き込もうとしているd1よりもd0
の方が手前にあるドットであるので、書き込む必要がな
い。従って、この場合には、フレームメモリ51の座標
(x0,y0)の値とzバッファ52の座標(x0,y
0)の値は更新されない。
【0005】このzバッファアルゴリズムの特徴は、何
度もフレームメモリへデータの書き込み処理を行い、そ
の都度奥行き方向の値を比較して、表示するドットの制
御を行っている点である。これは、背景の絵を描画し、
次に手前にある物体を描画し、手前にある物体の後ろに
ある描画を隠してしまう(陰面消去)ような、3次元画
像の処理から生まれた特有のアルゴリズムである。この
ために、フレームメモリ51とzバッファ52への書き
込み処理が頻繁に起こり、処理速度の低下を生じてい
る。しかし、文字の表示を行う処理では、文字の表示を
マスクする目的のためにこの方法を用いることは、単に
フレームメモリやzバッファへのアクセス回数を増や
し、処理速度を低下させるだけである。また、ここで行
っている表示マスク手法は、フレームメモリやzバッフ
ァへの書き込みを制御している方法といえる。
【0006】従来技術2:スプライト手法 フレームメモリやzバッファへの書き込み制御がzバッ
ファアルゴリズムと考えると、スプライト手法は、フレ
ームメモリからのデータの読みだしを制御し、ドットの
マスクを行っている手法と考えることができる。このス
プライト法は、画面の中で一部の画像が画面の中を高速
で移動する目的で考えられた手法で、図8を用いて説明
すると、フレームメモリ51とは別に、それよりも小さ
な大きさの描画用のメモリ(スプライトメモリ)53を
複数個持っている。各スプライトメモリ53はフレーム
メモリ51よりも前(視点に近い側)にあるものとして
おく。さらに、表示アドレス制御部55により各スプラ
イトメモリ53が、フレームメモリ51のどこに位置付
けられるかの情報も付加されている。フレームメモリ5
1の内容を、例えば、表示装置59上に表示する際に、
同時にスプライトメモリ53の内容も読みだし、スプラ
イトが表示される領域については、フレームメモリ51
の内容の代りにスプライトメモリ53の内容を表示装置
に送る。複数のスプライトが重なる場合は、表示の優先
度に応じて一番手前のスプライトのデータを表示装置に
送る。その結果、表示装置のスプライトが表示される領
域には、スプライトメモリ53の画像が表示される。
【0007】なお、図8に示した例においては、スプラ
イトメモリ53に対して、スプライト用zバッファ54
を有しており、このスプライトメモリ53に対してもz
バッファアルゴリズムが適用され、zバッファ52とス
プライト用zバッファ54の大小が大小比較器56によ
って行なわれ、セレクタ57により、フレームメモリ5
1内の領域にスプライトメモリが書き込まれ、表示回路
58によりスプライトメモリに対しても陰面消去が行な
われ、表示装置59上に表示される。
【0008】図9は、上記スプライト法によって表示さ
れる表示例を示す図で、フレームメモリ51の内容を、
表示装置59に表示する際に、同時に、スプライトメモ
リ53の内容も読み出し、スプライトが表示される領域
62については、フレームメモリ51の内容の代りに、
スプライトメモリ53の内容を表示装置59へ送る。複
数のスプライトが重なる場合は、表示の優先度に応じて
一番手前のスプライトのデータを表示装置に送る。その
結果、表示装置59には、フレームメモリ51の画像内
の領域62にはスプライトメモリ53の画像が表示され
る。
【0009】しかし、この方法は、表示されるフレーム
メモリ51から読み出されるドットの代りに、スプライ
トメモリ53上のドットデータを置き換える条件にフレ
ームメモリの座標値(x,y)を基にしている。上記フ
レームバッファ内のドットを他のメモリのドットに書き
換える手法は、文字表示装置においては、隠すべき文字
列の部分に用いることは可能だが、隠すスプライトの範
囲がフレームバッファのアドレスにより決定されている
ために、表示がスクロールして文字列の位置が変化した
場合など、スプライトのアドレスに非常に多くの処理が
必要となる問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来技
術1を文字列表示装置に使用した場合に、フレームメモ
リへの書き込みが毎回発生し、表示速度の低下を招くと
いう欠点がある。また、従来技術2を文字表示装置へ使
用した場合には、文字表示の位置がスクロールなどによ
り始めに表示した位置から変化した場合などにスプライ
トを動作させるアドレスの生成に多くの処理を必要とす
る。このように、グラフィック処理を考慮した技術を用
いて文字のマスクを行うと、無駄が多く処理性能も低下
してしまう。本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、文字表示におけるマスク処理速度の向上
と、マスクと表示許可値による文字のマスクレベルの変
更を目的としてなされてものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)表示レベル付文字コード記憶装置
と、表示レベル値付フォントデータ記憶装置と、ドット
表示値合成装置と、表示レベルの許可値を格納した表示
許可値レジスタと、表示制御装置と、表示装置とから構
成され、前記ドット表示値合成装置の出力と前記表示
可値レジスタとの出力によりドット毎に文字を表示する
ようにしたこと、更には、(2)前記(1)において、
前記表示レベル値付フォントデータ記憶装置が、Zバッ
ファアルゴリズムを有する画像メモリと組み合わせ、表
示許可レベルを変更するだけで画面の所定の場所に文字
情報やアイコンを表示する機能を有することを特徴とし
たものである。或いは、(3)表示レベル付文字コード
記憶装置と、表示レベル値付フォントデータ記憶装置
と、ドット表示値合成装置と、該ドット表示値合成装置
で生成された合成値とドットデータに同時に同じ画面の
アドレスを与えて読み出す読み出し手段と、読み出す際
にドット毎に表示装置への転送を制御する制御手段とか
ら構成されることを特徴としたものであり、更には、
(4)前記(3)において、前記表示レベル付文字コー
ド記憶装置は、各々の文字コードメモリと文字コード毎
における表示許可用の情報(表示許可情報)を格納する
許可情報メモリとからなり、前記表示許可情報は、文字
コードの表示の可否、フォント交換、表示レベルのバイ
アス値とから構成され、文字コードが読み出される際の
アドレスにより許可情報メモリも同時に読み出されるこ
と、或いは、(5)前記表示レベル値付フォントデータ
記憶装置は、フォントを構成するドットデータとドット
データ毎に与えられた表示レベル値を記憶するメモリを
有し、ドットが読み出される際のアドレスにより表示レ
ベル値も同時に読み出せること、或いは、(6)前記ド
ット表示値合成装置は、前記表示レベル付文字コード記
憶装置から読み出された表示許可情報と表示レベル値付
フォントデータ記憶装置から読み出された表示レベル値
を演算し、後段の前記表示装置へ転送すること、或い
は、(7)前記表示制御装置は、表示レベル格納装置に
予め設定された利用者が与える表示許可値とドット表示
値合成装置から出力された表示レベル値を用いてドット
データを変更、削除などの加工を行い、前記表示装置へ
転送するための許可信号を発生させることを特徴とした
ものである。
【0012】
【作用】文字コード毎に表示許可情報を付加するととも
にフォントを構成する各ドットにも表示レベル値を与
え、表示許可情報と表示レベル値の2つの情報により文
字を描画する際のドットの表示制御を行う。表示許可情
報は、その文字に対応するフォントを構成するドットの
表示レベル値すべてに反映され、このドットが表示回路
から読み出される時点で、この表示レベル値も読み出さ
れ、表示制御装置へ送られる。送られたドットは格納さ
れている表示許可レベル値と比較され、条件にあわない
ドットデータは表示回路に送られない。したがって、こ
のドットがマスクされる。このように、ドット毎の表示
レベル値がドットの読みだし時に同時に出力されるた
め、現在設定されている許可値を変更するだけで、今ま
でマスクされていたドットデータが表示されるようにな
る。この機能により、従来のグラフィックス処理におけ
るマスク機能のように、画像メモリへ何回も文字データ
を書き込まなくても、異なる表示レベルの内容を表示す
ることが可能となる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明による文字マスク機能付表示
装置の一実施例を説明するための基本概念図で、図中、
1は表示レベル付文字コード記憶装置、2は表示レベル
値付フォントデータ記憶装置、3はドット表示値合成装
置、4は表示制御装置、5は表示(CRT)回路部、6
は表示許可値レジスタ、7は表示(CRT)装置で、表
示レベル付文字コード記憶装置1内には文字のコードデ
ータおよび文字コードに対する表示許可のための情報が
格納される。
【0014】図2は、図1に示した表示レベル付文字コ
ード記憶装置1の詳細を示す図で、この表示レベル付文
字コード記憶装置1は、文字コードと許可情報のアドレ
スを格納する文字コードメモリ11と、許可情報を格納
する許可情報メモリ12と、許可情報レジスタ13と、
R(リード)/W(ライト)制御部14と、アドレスセ
レクタ15と、許可データセレクタ16とから成り、文
字コードとIDおよび許可情報は、図示しない入力装置
より、データバス17を経由して文字コードメモリ11
および許可情報メモリ12へ格納される。その際に、メ
モリのアドレスはアドレスバス19によりアドレスされ
る。図3(A)に文字コードメモリ11の記憶内容の例
を、図3(B)に許可情報メモリ12の記憶内容の例を
示す。また、文字コードとIDを文字コードメモリ11
へ、許可情報を許可情報メモリ12へとそれぞれのデー
タを個別に格納することも可能である。標準的には文字
コードメモリ11のサイズと許可情報メモリ12のサイ
ズは同じだが、文字コードに対応する許可情報を文字コ
ードに付加されたIDをバス18を通し、アドレスセレ
クタ15を経由して参照することが可能のため、文字コ
ードメモリ11のサイズと許可情報メモリ12のサイズ
は異なる構成が可能となる。これらメモリの読み出し時
は、R/W制御部14より、許可情報メモリ12へのア
ドレスが、文字コードメモリ11からのIDデータがI
Dバス18を経由して、アドレスセレクタ15により与
えられる。このようにして、文字コードおよび許可情報
が次段の表示レベル値付フォントデータ記憶装置2へ出
力される。
【0015】図4は、図1に示した表示レベル値付フォ
ント記憶装置の詳細を示す図で、この表示レベル値付フ
ォント記憶装置2は、文字コードラッチ21と、アドレ
ス制御部22、表示レベル付フォントメモリ23とから
構成され、アドレス制御部22は、表示(CRT)回路
部5からの水平垂直信号をうけて通常の表示装置(CR
T)7のアドレスを生成し、表示レベル付文字コード記
憶装置1に対し、読み出し信号を生成する。また、表示
(ビデオ)回路5のピクセル読み出し信号に同期して表
示レベル付フォントメモリ23への読み出しアドレスを
生成する。このフォントメモリ23から表示レベル値デ
ータが出力される。このようにして、表示レベル値フォ
ントデータ記憶装置2から出力された表示レベル値は、
次の、ドット表示値合成装置3へ送られる。
【0016】図5は、図1に示したドット表示値合成装
置3の詳細を示す図で、このドット表示値合成装置3
は、許可情報ラッチ31、加算器32、セレクタ33等
から構成され、許可情報メモリ12より読み出された許
可情報は許可情報ラッチ31に格納され、許可情報の内
の表示バイアスデータがバス34を経由して加算器32
へ供給される。一方、表示レベル値付フォントデータ記
憶装置2から出力される表示レベル値は、バス35を経
由し加算器32に格納される。これら表示バイアスデー
タと表示レベル値が加算され、加算されたデータは許可
情報ラッチ31からの可否、交換フォントIDとともに
表示合成値として出力される。出力された表示合成値
は、表示制御装置4において表示(ビデオ)回路部5へ
の転送が制御される。
【0017】図6は、図1に示した表示制御装置4の詳
細を示す図で、この表示制御装置4は、アドレス生成部
41、交換フォント用メモリ42、表示許可値レジスタ
43、0比較器44、大小比較器45、ドットセレクタ
46、許可ゲート47等から構成されている。入力され
た合成表示値のデータは、交換フォントIDがアドレス
生成部41を経由して交換フォントメモリ42のアドレ
スとして、また、0比較器42へ比較データとして入力
される。また、表示レベル値は、表示許可レジスタ43
に設定された利用者の閲覧許可レベル値と大小比較器4
5において比較され、閲覧許可レベル値より大きい値を
持つデータの場合に大小比較器の出力信号が有効にな
る。この信号は許可ゲート47のゲート信号として供給
される。また、0比較器44は交換フォントのIDが
“0”(交換フォントを使用しない)であるかを検出
し、もし、“0”を検出すると、ドットセレクタ46の
“A”の入力を選択し、その信号を許可ゲート47へ供
給する。もし、IDが“0”で無い場合は、交換フォン
トIDが、まず、アドレス生成部41に送られ、交換フ
ォントベースのアドレスになり、次に転送される合成表
示値の回数分だけアドレス生成部41のオフセットアド
レスを順次増加する。交換フォントメモリ42は、ドッ
トデータをドットセレクタ46の入力“B”を通り許可
ゲート47へ出力する。この交換フォントメモリ42の
内容は、通常の0と1からなるフォントメモリなので、
説明は省略する。この処理により、ある文字をまったく
異なるフォントに換えて表示することが可能となる。
【0018】上述のように、本発明によると、表示レベ
ル付文字記憶装置1には、文字コードとそのコード毎に
対する表示許可のための属性値が付加されており、ま
た、表示レベル値付フォントデータ記憶装置2は、文字
のフォントデータ(ピクセル)毎に表示レベルを設定で
きる。文字コードにより選択されたフォントのピクセル
データは、表示のためのレベルと同時に表示制御装置へ
送られ、ここで、表示許可レジスタの許可値データに比
較され、適合したピクセルだけが表示装置7に表示され
る。図7において、図7(A)は、各ピクセルに対する
表示許可値データの一例を示す図、図7(B)は、該表
示許可値データによって表示される文字の一例を示す図
で、表示許可値が5の場合は、四角形にて示したフォン
トのみが表示され、文字の一部(丸にて示した部分)が
マスクされて、文字全体を見ることができる。しかし、
表示許可レベルを3にすると、四角形にて示したフォン
トと丸にて示したフォントの両方が表示され、より鮮明
に文字を表示することができる。換言すれば、フォント
を構成するピクセルデータ毎に表示レベルを持たせ、フ
ォントに対応する文字コードに付加された表示レベル
と、この値を合成した合成値を予め設定した表示許可値
と比較し、適合したピクセルだけを表示するようにした
ので、文字をぼやかして表示することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
以下に示す効果を有する。 (1)表示する内容を表示許可レベルの値を変更するだ
けで表示したり隠蔽したりできるので、画像メモリへの
表示データ書き込み処理を省略することができる。 (2)フォントを構成するドット毎に表示レベル値を有
しているので、「おぼろげな文字」を表示でき、明確な
表示をさせなくても、表示内容を利用者が推測できる。 (3)文字コードに付けられたフォント交換IDにより
機密の文字や文字列を他の文字やドットデータに交換し
て表示できるため、高度な機密保護が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による文字マスク機能付表示装置の一実
施例を説明するための全体構成図である。
【図2】図1に示した表示レベル付文字コード記憶装置
の詳細を示す構成図である。
【図3】文字コードメモリ及び許可情報メモリの一例を
示す図である。
【図4】図1に示した表示レベル付フォントデータ記憶
装置の詳細を示す構成図である。
【図5】図1に示したドット表示値合成装置の詳細を示
す構成図である。
【図6】図1に示した表示制御装置の詳細を示す構成図
である。
【図7】表示レベル値データ及び該データに基く表示の
一例を示す図である。
【図8】従来のZバッファ手法及びスプライト手法の一
例を説明するための図である。
【図9】図8のスプライト手法による表示を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1…表示レベル付文字コード記憶装置、2…表示レベル
値付フォントデータ記憶装置、3…ドット表示値合成装
置、4…表示制御装置、5…表示(CRT)回路部、6
…表示許可値レジスタ、7…表示装置(CRT)、11
…文字コードメモリ、12…許可情報メモリ、13…許
可情報レジスタ、14…R/W制御部、15…アドレス
セレクタ、16…許可データセレクタ、21…文字コー
ドラッチ、22…アドレス制御部、23…表示レベル付
フォントメモリ、31…許可情報ラッチ、32…加算
器、33…セレクタ、41…交換フォント用メモリ、4
2…表示許可値レジスタ、43…0比較器、44…大小
比較器、45…ドットセレクタ、46…許可ゲート、4
7…アドレス生成部、51…フレームメモリ、52…Z
バッファメモリ、53…スプライトメモリ、54…スプ
ライト用Zバッファメモリ、55…表示アドレス制御、
56…大小比較機、57…セレクタ、58…表示(CR
T)回路。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示レベル付文字コード記憶装置と、表
    示レベル値付フォントデータ記憶装置と、ドット表示値
    合成装置と、表示レベルの許可値を格納した表示許可値
    レジスタと、表示制御装置と、表示装置とから構成さ
    れ、前記ドット表示値合成装置の出力と前記表示許可値
    レジスタとの出力によりドット毎に文字を表示するよう
    にしたことを特徴とする文字マスク機能付表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示レベル値付フォントデータ記憶
    装置が、Zバッファアルゴリズムを有する画像メモリと
    組み合わせ、表示許可レベルを変更するだけで画面の所
    定の場所に文字情報やアイコンを表示する機能を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の文字マスク機能付表示
    装置。
  3. 【請求項3】 表示レベル付文字コード記憶装置と、表
    示レベル値付フォントデータ記憶装置と、ドット表示値
    合成装置と、該ドット表示値合成装置で生成された合成
    値とドットデータに同時に同じ画面のアドレスを与えて
    読み出す読み出し手段と、読み出す際にドット毎に表示
    装置への転送を制御する制御手段とから構成されること
    を特徴とする文字マスク機能付表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示レベル付文字コード記憶装置
    は、各々の文字コードメモリと文字コード毎における表
    示許可用の情報(表示許可情報)を格納する許可情報メ
    モリとからなり、前記表示許可情報は、文字コードの表
    示の可否、フォント交換、表示レベルのバイアス値とか
    ら構成され、文字コードが読み出される際のアドレスに
    より許可情報メモリも同時に読み出されることを特徴と
    する請求項3に記載の文字マスク機能付表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示レベル値付フォントデータ記憶
    装置は、フォントを構成するドットデータとドットデー
    タ毎に与えられた表示レベル値を記憶するメモリを有
    し、ドットが読み出される際のアドレスにより表示レベ
    ル値も同時に読み出せることを特徴とする請求項3に記
    載の文字マスク機能付表示装置。
  6. 【請求項6】 前記ドット表示値合成装置は、前記表示
    レベル付文字コード記憶装置から読み出された表示許可
    情報と表示レベル値付フォントデータ記憶装置から読み
    出された表示レベル値を演算し、後段の前記表示装置へ
    転送することを特徴とする請求項3に記載の文字マスク
    機能付表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示制御装置は、表示レベル格納装
    置に予め設定された利用者が与える表示許可値とドット
    表示値合成装置から出力された表示レベル値を用いてド
    ットデータを変更、削除などの加工を行い、前記表示装
    置へ転送するための許可信号を発生させることを特徴と
    する請求項3に記載の文字マスク機能付表示装置。
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