JPH0433814Y2 - - Google Patents

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JPH0433814Y2
JPH0433814Y2 JP1986137698U JP13769886U JPH0433814Y2 JP H0433814 Y2 JPH0433814 Y2 JP H0433814Y2 JP 1986137698 U JP1986137698 U JP 1986137698U JP 13769886 U JP13769886 U JP 13769886U JP H0433814 Y2 JPH0433814 Y2 JP H0433814Y2
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JP
Japan
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puff
cartridge
cosmetic
outlet
accommodating part
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JP1986137698U
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JPS6342322U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、内部にパフとともに半固形状化粧
品を収容する形式のコンパクトに関する。
従来の技術 従来のこの種のコンパクトの1例として第8図
に示すようなものがあり、これは下蓋部材41が
底部が開口していて、その内周面にめねじ部42
が設けられ、その頂板部43には化粧品取出口4
4が設けられ、この取出口44には密栓45が着
脱可能に装着されている。そして下蓋部材41内
の収容部46には半固形状化粧品48を収納した
軟質袋体47が収容され、この袋体47の頂部に
は取出口44と一致する個所に取出孔49が設け
られている。そして下蓋部材41の底部開口部に
は押板50がその周縁をめねじ部42に螺合して
装着される。なお51は押板50のつまみ、52
は上蓋部材、53はパフをそれぞれ示す。
このようなものにおいて、その使用に際しては
パフ53を取出した後密栓55を取外し、つまみ
51をもつて押板50を回動すると、袋体47が
押圧されてその中の化粧品48が取出口44から
取出されるのでこれを使用することとなる。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらこのようなコンパクトは、袋体4
7が空になると全体を捨てることになるか、また
は押板50をはずして空になつた袋体47を取出
し、化粧品が充満した新しい袋体47と取換える
かしなければならない。そしてこの取換えは使用
者が化粧品販売店へ行つてやつて貰うか、または
そこから購入したものを自分で取換えるかするこ
ととなるが、前者はわざわざ販売店まで行かねば
ならなくて面倒であり、また後者はその取換時に
袋体47の取出口から洩出する化粧品で手指等を
汚す恐れがあり、これを防ぐのにその操作が厄介
であるというような欠点があつた。
この考案の目的は、前記のような従来のコンパ
クトのもたらす欠点を排除し、化粧品の取換えが
容易で使用者にも自由に取換えのできるコンパク
トを提供することにある。
問題点を解決するための手段 この考案は前記のような目的を達成するにつ
き、パフ収容部と化粧品カートリツジ収容部とが
併設され、カートリツジ収容部に着脱可能なカー
トリツジは、筒状部の上部の化粧品取出口を有す
る抑板と、下方の移動可能に螺合した抑板と、両
板の中間空間に納入される軟質の化粧品収納具と
を有し、パフ収容部と化粧品収納具とは化粧品取
出口を介して連通しており、さらにこの取出口を
密封する密栓を一体に有するパフを前記パフ収容
部に収容していることを特徴とするものである。
作 用 前記のものにおいて、半固形状化粧品を収納し
た化粧品収納具が納入されたカートリツジをカー
トリツジ収容部に収容し、使用に際してはカート
リツジの押板を回動しながら移動すると、化粧品
収納具が押圧されて取出口から化粧品がパフ収容
部に押出されてくる。
実施例 第1図から第4図に示す第1実施例において、
1は円形内周面に突条2が形成された筒状の下蓋
部材を示し、円形内周面によつて化粧品カートリ
ツジ10を収容するカートリツジ収容部3が形成
されている。
5は上蓋部材を示し、その後端が枢軸6によつ
て下蓋部材1に枢支されるとともに、前端にはプ
ツシユボタン7の押圧によつて係合がはずれる係
止部8が設けられ、この係止部8がはずれると図
示しないばね等の作用で上蓋部材5は自動的に開
蓋するようになつている。
カートリツジ10のカートリツジ収容部3に収
容される以前の状態を示すのが第4図であつて、
外周面に下蓋部材1の突条2が嵌合する凹溝11
が設けられた筒状部12の上部に、化粧品取出口
13が設けられた抑板14が固着されていて、こ
の抑板14の上部には上蓋部材5の下面とでパフ
収容部4が形成される。この抑板14の下方の筒
状部12の内周面にはめねじ部15が設けられて
いて、このめねじ部15に押板17のおねじ部1
6が螺合している。そしてこれら両板14,17
間の空間18に化粧品が収納された軟質の収納具
19が収納され、この収納具19の開口部は取出
口13と整合するように取付けられていて、この
取出口13は栓体20で密封されている。21は
つまみを示す。
23はパフ収容部4に収容されたパフを示し、
この実施例ではこのパフ23の裏面に密栓24が
固着されている。
前記のようなものにおいて、第2図及び第3図
の左半部には、カートリジ10がカートリツジ収
容部3に収容されて携帯されるときの状態が示さ
れている。この状態は第4図に示すカートリツジ
10から栓体20を取りはずして下蓋部材1のカ
ートリツジ収容部3に押込んで突条2を凹溝11
に係合し、パフ収容部4に収容されたパフ23の
密栓24で化粧品取出口13を密封したところで
ある。この場合突条2及び凹溝11は逆に設けら
れていてもよい。
このようなものを使用するに際しては、上蓋部
材5を開蓋した後パフ23を取出すと、これと一
体になつている密栓24が取出口13からはずれ
て開口し、化粧品収納具19は取出口13を介し
てパフ収容部4と連通することとなる。
そこでつまみ21をもつて押板17を回動して
上方へ移動すると、これによつて収納具19を押
圧してその内部の化粧品を取出口13から取出す
こととなる。このようにして1回の使用がすむ
と、再びパフ23をパフ収容部4に収容したう
え、その密栓24によつて取出口13を密封し、
上蓋部材5を閉蓋する。
このようなことを繰返えして化粧品がなくなつ
た状態を示すのが第3図右半部であり、このよう
になつたら空になつたカートリツジ10を下蓋部
材1から取りはずして、新しいカートリツジを前
記と同様にして取付けることとなる。
第5図ないし第7図には、この考案の第2実施
例が示されているが、第1実施例と同じ部材には
同じ符号を引用して説明を省略し、主として相違
する部分について説明する。
この実施例の第1実施例との最大の相違点は、
カートリツジ収容部3とパフ収容部4とを上下方
向にではなくて、左右方向に併設した点である。
これによりカートリツジ収容部3は開口部が上向
きとなるので、カートリツジ10(第7図)は取
出口13が下向きとなるように収容部3に収容さ
れ、そのため第1実施例における突条2、凹溝1
1とが不要となつている。さらに化粧品取出口1
3は直接パフ収容部4と連通することができない
ので、下蓋部材1に形成した連通路26を介して
連通することとなる。
この実施例における使用状況及びカートリツジ
の取換えは第1実施例のそれと全く同様であるた
めその説明を省略する。
考案の効果 この考案は前記のようであつて、パフ収容部と
併設されたカートリツジ収容部に、内部に化粧品
収納具を納入し、かつ押板を回動することによつ
て化粧品を収納具からパフ収容部へ取出せるよう
にしたカートリツジを着脱可能に収容したので、
化粧品を使用しつくした後は、新しいカートリツ
ジを入手して古いカートリツジと取換えるだけで
いつまでも使用することができ、しかもその取換
え操作はきわめて容易に遂行でき、さらにそれに
加えるに取換えに際し、手指その他を化粧品によ
つてすごすというような恐れがない。また、パフ
をパフ収容部に収容してパフに設けた栓体で化粧
品取出口を密封し、逆にパフをパフ収容部から取
出して前記栓体で密封した取出口を開口すること
が自動的に可能となり、パフの使用の前に栓体を
いちいち外したりする操作が要らなくなる。しか
も、栓体とパフが一体なので栓体だけが紛失して
しまうということもなくなる等の優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の第1実施例の上蓋部材を
開蓋した状態の平面図、第2図、第3図は、上蓋
部材を閉蓋したものにつき、第1図の線−,
−に沿つて切断した断面図、第4図は、同上
における化粧品カートリツジの縦断正面図、第5
図は、この考案の第2実施例の縦断正面図、第6
図は、第5図の線−に沿つて切断した断面
図、第7図は、同上における化粧品カートリツジ
の縦断正面図、第8図は、この種のコンパクトの
従来の代表例の縦断正面図である。 1……下蓋部材、3……カートリツジ収容部、
4……パフ収容部、10……化粧品カートリツ
ジ、13……化粧品取出口、14……抑板、17
……押板、18……空間、19……化粧品収納
具、23……パフ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パフ収容部と、化粧品カートリツジ収容部とが
    併設され、前記カートリツジ収容部には化粧品カ
    ートリツジが着脱可能に装着できるようになつて
    おり、前記カートリツジはカートリツジ収容部に
    摺嵌する筒状部と、この筒状部の上部に固定され
    た化粧品取出口を有する抑板と、その下方におい
    て上下に移動可能に螺合した押板と、これらの抑
    板と押板との中間の空間に納入される軟質の化粧
    品収納具とを有し、前記パフ収容部とカートリツ
    ジ収容部に収容された化粧品収納具とは化粧品取
    出口を介して連通しており、さらにこの取出口を
    密封する密栓を一体に有するパフを前記パフ収容
    部に収容していることを特徴とするコンパクト。
JP1986137698U 1986-09-08 1986-09-08 Expired JPH0433814Y2 (ja)

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JP1986137698U JPH0433814Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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JP1986137698U JPH0433814Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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JPS6342322U JPS6342322U (ja) 1988-03-19
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ID=31041997

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JP1986137698U Expired JPH0433814Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910712B2 (ja) * 1976-12-08 1984-03-10 新日本製鐵株式会社 コ−クス炉上昇管における付着カ−ボン除去方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5910712U (ja) * 1982-07-09 1984-01-23 株式会社吉野工業所 化粧用コンパクト
JPS60101007U (ja) * 1983-12-16 1985-07-10 株式会社 小林コ−セ− ペ−スト状化粧料用コンパクト

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JPS6342322U (ja) 1988-03-19

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