JPH04337776A - 記録シート搬送装置 - Google Patents

記録シート搬送装置

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JPH04337776A
JPH04337776A JP3137068A JP13706891A JPH04337776A JP H04337776 A JPH04337776 A JP H04337776A JP 3137068 A JP3137068 A JP 3137068A JP 13706891 A JP13706891 A JP 13706891A JP H04337776 A JPH04337776 A JP H04337776A
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recording sheet
sheet
dielectric
dielectric sheet
charger
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Yoshinari Iwaki
能成 岩城
Nobuo Momotake
百武 信男
Jun Takagi
純 高木
Kuninori Kono
河野 訓典
Kunimasa Aoshima
青島 邦昌
Hiroyuki Otsuka
浩之 大塚
Akira Ogita
荻田 明
Koshi Hamabe
浜部 幸志
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H5/004Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines using electrostatic force
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/163Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap
    • G03G15/1635Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap the field being produced by laying down an electrostatic charge behind the base or the recording member, e.g. by a corona device
    • G03G15/1645Arrangements for controlling the amount of charge

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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、レーザープリ
ンタや電子写真複写機用紙等において記録シートを所定
の位置に保持して搬送する記録シート搬送装置に係り、
詳細には、静電誘引力を利用して記録シートを保持し搬
送する記録シート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カラー複写機においては、感光
体ドラムに形成されたイエロー、シアン、マゼンタ等の
単色トナー像を記録シートに順次重ね転写することによ
りフルカラーの記録画像を得ている。そのため、カラー
複写機では同一の記録シートを繰り返してトナー像の転
写部へと送り込む記録シート搬送装置が必要となるが、
従来この種の記録シート搬送装置としては、回動するド
ラム等に巻き付けられた誘電体シートに静電誘引力を利
用して記録シートを吸着しこれを搬送するものが知られ
ている。
【0003】図18は静電誘引力を利用した従来の記録
シート搬送装置の概略構成を示している。符号aは表面
に記録シートbを吸着して搬送する誘電体シート、符号
cはこの誘電体シートaの裏面側に配設され直流電源d
に繋がれた帯電器、符号eはこの帯電器と対向する位置
で記録シートを誘電体シートの表面に押し当てる導電性
のディフレクターロールである。記録シートbが誘電体
シートaに吸着する理由は以下の通りである。すなわち
、記録シートbが誘電体シートaとディフレクターロー
ルeとの間を通過する際に帯電器cを放電させ、誘電体
シートaの裏面側に電荷(図18ではプラス電荷)を注
入してやると、記録シートbの表面にはディフレクター
ロールeを通じて逆極性の電荷(図18ではマイナス電
荷)が流れ込み、その結果、誘電体シートaと記録シー
トbとの間に静電誘引力が作用して記録シートbが誘電
体シートaに吸着するようになっている。そして、従来
、この装置を使用するに当たっては、記録シートbが誘
電体シートaとディフレクターロールeとの間を通過し
ている最中は帯電器cを放電状態に維持し、記録シート
bの全面に静電誘引力を作用させるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように静
電誘引力を記録シートの全面に作用させると、記録シー
トを誘電体シートへ吸着させる際に記録シートに皺が発
生し易いといった問題点がある。特に、吸湿して変形を
生じた記録シートを吸着させる際には皺の発生が著しい
。この問題点は記録シートをトナー像の転写部へと送り
込む目的で使用する記録シート搬送装置には看過するこ
との出来ない問題点である。なぜならば、転写部へ送り
込まれた記録シートに皺が発生している場合には、トナ
ー像の一部が感光体ドラムから記録シートへ転写されな
いといった事態が生じ、記録画像に白抜けができる結果
として複写機あるいはプリンタそのものの信頼性が損な
われるからである。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、皺を発生させる
ことなく記録シートを誘電体シートへ吸着させることが
可能な記録シート搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
願発明者らは検討を重ねた結果、以下に示す各技術的手
段を提案するに到った。尚、各技術的手段は、表面に記
録シートを吸着して所定の速度で移動する誘電体シート
と、この誘電体シートの裏面側に配設されて当該シート
と記録シートとの間に静電誘引力を発生させる帯電器と
、表面に導体層が形成され上記帯電器と対向する位置で
記録シートを上記誘電体シートに押し当てるディフレク
ターロールとから構成される記録シート搬送装置を前提
としている。従って、前提とする構成については繰り返
し記載することを省略する。
【0007】先ず、第一の技術的手段は、記録シートの
後端部に作用する静電誘引力が記録シートの先端部に作
用するそれに比して弱くなるように、上記帯電器の放電
量を調整する制御手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0008】この技術的手段によれば、帯電器の放電量
を調整して記録シートの後端部に作用する静電誘引力を
記録シートの先端部に作用する静電誘引力に比して弱く
したことにより、記録シートはディフレクターロールに
よって先端部から後端部に向かって押し延ばされるよう
にして誘電体シートへ吸着するので、記録シートに皺が
発生するのを効果的に防止することが可能となる。尚、
この技術的手段において、記録シートの後端部に作用す
る静電誘引力が記録シートの先端部に作用するそれに比
して弱くなるように上記帯電器の放電量を調整する制御
方法としては、記録シートの先端部が誘電体シートに吸
着した後に帯電器の放電を中止する、あるいは放電電圧
を徐々に小さくする等の方法が挙げられる。
【0009】また、第二の技術的手段は、上記ディフレ
クターロールが上記誘電体シートと接離可能に配置され
、且つ、記録シートの先端部が誘電体シートに吸着した
後に記録シートから離間すること特徴とするものである
【0010】この技術的手段によれば、記録シートの先
端部が誘電体シートに吸着した後にディフレクターロー
ルが記録シートから離間することにより、記録シートの
先端部にのみ静電誘引力が作用し後端部には静電誘引力
が作用しないので、記録シートの後端部は先端部に従動
して誘電体シートに密着し、記録シートに皺が発生する
のを防止することができる。
【0011】また、第三の技術的手段は、上記ディフレ
クターロールの導体層が、当該ロールの外周面の一部に
且つ当該ロールの長手方向に沿って帯状に形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0012】この技術的手段によれば、記録シートには
ディフレクターロールの帯状導体層に当接した部位にの
み静電誘引力が作用するので、この帯状導体層が記録シ
ートの先端部に対応するようにデイフレクターロールを
回転させてやれば、記録シートの後端部はディフレクタ
ーロールによって押し延ばされるようにして誘電体シー
トに密着し、記録シートに皺が発生するのを防止するこ
とができる。
【0013】更に、第四の技術的手段は、上記ディフレ
クターロールの導体層が、当該ロールの中央部で円周方
向に沿って帯状に形成されていることを特徴とするもの
である。
【0014】この技術的手段によれば、上記第三の技術
的手段と同様、記録シートにはディフレクターロールの
帯状導体層に当接した部位にのみ静電誘引力が作用する
ので、記録シートは誘電体シートに吸着した幅方向の中
央部から両側へ押し延ばされるようにして誘電体シート
へ密着し、皺が発生するのを効果的に防止することがで
きる。
【0015】更に、第五の技術的手段は、上記ディフレ
クターロールの記録シート突入側に、このロールの長手
方向中央部に対応して位置する先行電極を設けたことを
特徴とするものである。
【0016】この技術的手段によれば、記録シートに作
用する静電誘引力は、先ず、記録シートが先行電極と誘
電体シートとの間に突入した時点で幅方向の中央部に作
用し、次いで、記録シートがディフレクターロールと誘
電体シートとの間に突入した時点で記録シートの前面に
作用する。従って、記録シートは幅方向の中央部が最初
に誘電体シートに吸着されるので、この技術的手段にお
いても記録シートは両側に向かって押し延ばされるよう
にして誘電体シートに密着し、皺の発生を効果的に防止
することができる。
【0017】また、第六の技術的手段は、上記誘電体シ
ートの裏面側に上記帯電器の前方の一部を覆うようして
誘電体シートに当接する絶縁性の規制プレートを配設し
、且つ、この規制プレートの長手方向中央部には帯電器
で発生した電荷を通過させるための切り欠き部もしくは
貫通孔を設けたことを特徴とするものである。
【0018】この技術的手段によれば、規制プレートの
切り欠き部あるいは貫通孔を介して誘電体シートの中央
部により多くの電荷が注入されるので、記録シートは静
電誘引力が強く作用する幅方向の中央部から誘電体シー
トに吸着する。従って、記録シートは両側に押し延ばさ
れるようにして誘電体シートに密着するので、皺の発生
を効果的に防止することができる。
【0019】最後に第七の技術的手段は、上記誘電体シ
ートの裏面側に上記帯電器の前方の一部を覆うようして
誘電体シートに当接する絶縁性の規制プレートを配設し
、且つ、この規制プレートの長手方向中央部には誘電体
シートを押圧する突出部を形成したことを特徴とするも
のである。
【0020】この技術的手段によれば、規制プレートの
当接によって誘電体シートはその中央部がディフレクタ
ーロール側へ膨出するので、記録シートは幅方向の中央
部から誘電体シートに吸着する。従って、第五あるいは
第六の技術的手段と同様、記録シートは両側に押し延ば
されるようにして誘電体シートに密着するので、皺の発
生を効果的に防止することができる。
【0021】
【作用】上記各技術的手段によれば、記録シートの先端
部に重点をおいて当該シートを誘電体シートへ吸着させ
、あるいは記録シートの幅方向の中央部に重点をおいて
誘電体シートへ吸着させることにより、記録シートを押
し延ばすようにして誘電体シートに吸着させることがで
き、皺の発生を有効に防止することができる。
【0022】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の記録シー
ト搬送装置を詳細に説明する。図17は、後述する本発
明の各実施例が適用可能な記録シート搬送装置を利用し
たカラーレーザープリンタの概略構成を示すものである
。 このプリンタは、感光体ドラム51の一回転毎に形成さ
れる単色トナー像を転写ドラム10に保持された記録シ
ートに転写し、これをイエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの各色について繰り返すことでフルカラー記録画
像を得るよう構成されている。従って、記録シート5は
一旦上記転写ドラム10に保持されると上記転写ドラム
10の回動に伴って繰り返しトナー像の転写部へと送り
込まれ、4色のトナー像が多重転写された後に転写ドラ
ム10から解放されるようになっている。
【0023】先ず、このレーザープリンタにおける記録
シート搬送装置について説明する。上記転写ドラムは、
図16に示すように、適宜間隔をおいて回転軸11に固
定された一対のリング状部材12の外周面の一か所をタ
イプレート13で連結して形成したドラム本体14と、
両端が上記タイプレート13に固定されてこのドラム本
体14に巻き付けられた誘電体シート1とから構成され
ており、静電誘引力によって上記誘電体シート1上に記
録シート5を吸着して回動する。
【0024】この転写ドラム10に対する記録シート5
の吸着は誘電体シート1を挟んで対向する帯電器2(以
下、吸着コロトロン)とディフレクターロール3によっ
て行われる。すなわち、吸着コロトロン2がコロナ放電
して誘電体シート1の裏面側に電荷が付与されると、デ
ィフレクターロール3の表面に形成された導電層31を
通して記録シート5の表面に逆極性の電荷が注入され、
これによって記録シート5と誘電体シート1との間に静
電誘引力が発生する。尚、符号4は記録シート5の吸着
位置で誘電体シート1を裏面側より支える絶縁性の規制
プレートであり、上記吸着コロトロン2の一部を覆うよ
うに配設されてる。また、図17において上記ディフレ
クターロール3は記録シート5を誘電体シート1に押し
当てる位置にあるが、一旦記録シート5が転写ドラム1
0に吸着すると転写ドラム10から離間するよう進退可
能に配設されている。 これは、既にトナー像が転写された記録シート5にディ
フレクターロール3が接触しないようにするためである
【0025】上記転写ドラム10からの記録シート5の
剥離は、剥離コロトロン52、内押しアーム53及び剥
離爪54によって行われる。すなわち、剥離コロトロン
52が記録シート5の電荷を除去して静電誘引力を消去
した後に、内押しアーム53が誘電体シート1を裏面側
から押圧して記録シート5の先端を持ち上げ、持ち上が
った記録シート5を剥離爪54が掬いあげて転写ドラム
10から引き剥がすのである。また、記録シート5が剥
離された転写ドラム10は除電コロトロン55によって
誘電体シート1の電荷が除去されると共に、クリーニン
グブラシ56によって誘電体シート1に付着した紙粉や
トナーが除去され、再度記録シート5の吸着に供される
【0026】このように構成される記録シート搬送装置
を用いて、このプリンタにおけるカラー画像の形成は具
体的に以下のようにして行われる。先ず、スキャナ等の
光学走査系によって読み込まれたカラー画像の画情報は
画像処理手段(図示せず)によって上記4色のうちの一
つの色成分に関する画情報のみが取り出され、レーザー
光源、ポリゴンミラー、レンズ等を内装したレーザー書
き込み手段57に供給される。レーザー書き込み手段5
7は感光体ドラム51を露光して静電潜像を形成するが
、例えば供給された画情報がイエロー成分に関するもの
であるとすれば、帯電器58によって一様に帯電された
感光体ドラム51はイエローに対応しない領域が露光さ
れ、静電潜像はカラー画像のイエローに対応したものと
なる。静電潜像の現像はイエロー現像器59y、マゼン
タ現像器59m、シアン現像器59c、ブラック現像器
59kが異なる四方向に向けて保持されたロータリー現
像ユニット59により行われる。このユニット59は感
光体ドラム51に形成された静電潜像の色成分に対応す
る現像器が感光体ドラム51に対向する現像位置にセッ
トされるように回転駆動され、セットされた現像器によ
ってトナー像が形成される。従って、ここではイエロー
現像器59yが現像位置にセットされてイエロートナー
像が形成される。
【0027】一方、記録シート5はレジローラ60によ
って上記トナー像の形成に同期した所定のタイミングで
転写ドラム10とディフレクターロール3との間へ送り
込まれ、吸着コロトロン2の放電によって転写ドラム1
0に吸着される。そして、転写ドラム10の回動によっ
て上記感光体ドラム51との対向位置すなわち転写部へ
と送り込まれ、転写コロトロン61の放電に伴って感光
体ドラム51からイエロートナー像が転写される。
【0028】次に、上記感光体ドラム51は、記録シー
ト5に転写されなかった残留トナーをクリーニング装置
62で除去された後に再度帯電器58で一様に帯電され
、イエローのトナー像と同様の行程を経てマゼンタのト
ナー像が感光体ドラム51上に形成される。このとき、
転写ドラム10は、イエロートナー像の転写がなされた
記録シート5を保持したまま回動を続けており、再度転
写部に送り込まれた記録シート5にはイエロートナー像
に重ねてマゼンタトナー像が転写される。そして、同様
の行程をシアン、ブラックについて繰り返すことで、記
録シート5上には上記4色のトナー像が多重転写された
カラー画像が完成する。
【0029】ブラックトナー像の転写が終了した記録シ
ート5は転写ドラム10から剥離され、定着器63でト
ナー像の定着が施された後に排出ローラ64によって排
出トレイ65上に排出される。これでカラー画像を形成
する一連の記録動作が終了する。
【0030】次に、上記記録シート搬送装置に本発明の
各技術的手段を適用した実施例を説明する。図1は本発
明の第一実施例を示すものである。符号1はドラム本体
14に巻き付けられた上記誘電体シート、符号2は上記
吸着コロトロン、符号3は導電層31で被覆された上記
ディフレクターロール、符号4はPET等の絶縁材料か
ら形成された上記規制プレートであり、記録シート5が
上記転写ドラム10に吸着される部位を示している。上
記吸着コロトロン2は直流電源21に接続されているが
、この直流電源21との間には吸着コロトロン2へ流れ
込む電流値を所定のタイミングで減衰させ、あるいは所
定のタイミングで電流を遮断する制御手段6が設けられ
ている。電流を減衰させあるいは遮断する所定のタイミ
ングとは、記録シート5の先端が誘電体シート1に当接
した後であって、記録シート5の後端が当接する以前で
ある。
【0031】図3(A)は吸着コロトロン2への電流を
遮断する際のタイミングを示すチャートである。例えば
、記録シート5の先端がディフレクターローラ3と誘電
体シート1との間に突入する直前の時間をt1、記録シ
ート5の後端がディフレクターローラ3と誘電体シート
1との間を通過する時間をt2とすれば、電流を遮断す
るタイミングはt0となる。このように記録シート5の
吸着途中で電流を遮断すると、電流を遮断された以降は
誘電体シート1の裏面側に電荷が注入されないので、誘
電体シート1と記録シート5との間には静電誘引力が発
生しない。そのため、このようなタイミングで吸着コロ
トロン2への電流を遮断した場合、記録シート5は先端
から所定の領域(図2中の斜線領域)だけが静電誘引力
で誘電体シート1に吸着することとなる。
【0032】また、図3(B)は吸着コロトロン2への
電流を減衰させる際のタイミングを示すチャートである
。この場合も図3(A)と同様に、時間t0で吸着コロ
トロン2への電流を減衰させている。記録シート5の吸
着途中で電流を減衰させると、電流を減衰させた以降は
誘電体シート1の裏面側に注入される電荷量が減少する
ので、誘電体シート1と記録シート5との間に作用する
静電誘引力は小さくなる。従って、記録シート5は先端
から所定の領域A(図2中の斜線領域)では大きな静電
誘引力で誘電体シート1に吸着する一方、残りの領域で
は小さな静電誘引力である程度の自由度をもって誘電体
シート1に吸着することとなる。
【0033】そして、このように記録シート5の先端か
ら所定の領域Aに限って記録シート5を確実に誘電体シ
ート1に吸着し、この領域Aから後端にかけてのその他
の領域では記録シート5を誘電体シート1に吸着させず
、あるいはある程度の自由度をもって吸着させることに
より、記録シート5は先端から後端に向かってディフレ
クターロール3で押し延ばされるようにして誘電体シー
ト1に密着する。従って、本実施例によれば、記録シー
ト5を転写ドラム10に保持させる際に記録シート5に
皺が発生するのを防止することができる。尚、図2にお
いて静電誘引力が作用している領域Aは、記録シート5
を転写ドラム10に確実に保持するという観点からすれ
ば、ある程度の領域が必要である。
【0034】尚、この実施例では予め決定されたタイミ
ングt0で電流の遮断あるいは減衰をおこなっているが
、誘電体シート1に吸着される記録シート5に皺が発生
しそうになった時のみ電流の遮断あるいは減衰を行うよ
うにしても差し支えない。具体的には、ディフレクター
ロール3直前の記録シート搬送経路に記録シート検知セ
ンサ7を設け、この検知センサ7の出力信号を上記制御
手段6に入力するように構成すれば容易に実施すること
ができる。誘電体シート1に吸着した記録シート5に皺
が発生し始めると、記録シート5はディフレクターロー
ル3の手前で大きく波打つので、上記のように構成すれ
ば、上記検知センサ7は記録シート5が直前を通過して
いるにも拘わらず記録シート5を検知していないオフ信
号を出力する。従って、このオフ信号が制御手段6へ入
力されるのに伴って吸着コロトロン2の電流を遮断ある
いは減衰すれば、記録シート5の皺の発生に応じて記録
シート5の吸着力を調整することができる。
【0035】図4は本発明の第二実施例を示すものであ
り、図1と同様に記録シート5の誘電体シート1への吸
着部位を示している。既に述べたように、ディフレクタ
ーロール3は記録シート5を誘電体シート1に吸着させ
ると転写ドラム10から離間するように構成されている
が、本実施例ではその離間するタイミングを記録シート
5の先端から所定の領域(例えば、図2における領域A
)が誘電体シート1に吸着した時点としている。すなわ
ち、図4(A)に示すように、記録シート5の先端が突
入してきた時点ではディフレクターロール3は記録シー
ト5を誘電体シート1に押し当てているが、図4(B)
に示すように、記録シート5がある程度の長さ誘電体シ
ート1に吸着した時点で転写ドラム10から離間するの
である。
【0036】このようにして記録シート5の吸着途中で
ディフレクターロール3を離間させると、離間させた以
降は記録シート5の表面に電荷が注入されないので、誘
電体シート1と記録シート5との間には静電誘引力が発
生しない。そのため、記録シート5は先端から所定の領
域だけが静電誘引力で誘電体シート1に吸着する。従っ
て、記録シート5は先端部に連れ回されるようにして誘
電体シート1に密着するので、この実施例においても転
写ドラム10に保持された記録シート5に皺が発生する
のを効果的に防止することができる。
【0037】次に、本発明の第三実施例を説明する。こ
の実施例は図4(A)に示す装置おいて、そのディフレ
クターロール3を図5に示すものとしたことを特徴とし
ている。図5に示すディフレクターロール3aは、導電
層32が外周面の一部に長手方向に沿って帯状に形成さ
れており、その他の外周面は絶縁体33で形成されてい
る。そして、その使用に当たっては、帯状の導電層32
が突入してきた記録シート5の先端から所定の領域(例
えば、図2の領域A)にのみ当接するように、且つ、一
枚の記録シート5の吸着では1回転のみするように、バ
ネクラッチ(図示せず)でその回転が制御されている。 そして、このディフレクターロール3aを使用して記録
シート5を誘電体シート1に吸着させれば、記録シート
5の表面には導電層32に接触した先端から所定の領域
のみに電荷が注入されるので、当該領域のみが静電誘引
力によって誘電体シート1に吸着する。従って、第一と
実施例と同様に記録シート5は先端から後端に向かって
ディフレクターロール3aで押し延ばされるようにして
誘電体シート1に密着し、皺の発生を効果的に防止する
ことができる。
【0038】以上説明してきた各実施例では、図2に表
現されるように、記録シート5の先端部の領域Aを重点
的に誘電体シート1に吸着させ、これによって転写ドラ
ム10に保持された記録シート5に皺が発生するのを防
止した。しかし、以下に示す各実施例では、図7に表現
されるように、記録シート中央部の帯状領域Bを重点的
に誘電体シート1に吸着させる例を示す。
【0039】図6は第四実施例に使用されるディフレク
ターロール3bを示すものである。このディフレクター
ロール3bには円周方向に沿った帯状の導電層34がそ
の外周面の中央部に形成されており、軸方向の両端部は
絶縁体35で形成されている。そのため、このディフレ
クターロール3bを使用して記録シート5を誘電体シー
ト1に吸着させれば、記録シート5の表面には導電層3
4に接触した中央部の帯状領域(例えば、図7における
斜線領域B)のみに電荷が注入されるので、当該領域の
みが静電誘引力によって誘電体シート1に吸着する。従
って、記録シート5は誘電体シート1に吸着した帯状の
領域から両側に向かって押し延ばされるようにして誘電
体シート1に密着するので、転写ドラム10への吸着時
に皺が発生するを効果的に防止することができる。尚、
上記ディフレクターロール3bの両端の絶縁体35は、
ロール外周面に形成した導電層を表面処理あるいはテー
ピングで絶縁したものであって差し支えない。
【0040】また、図8は第五実施例に使用するディフ
レクターロール3cを示すものである。このディフレク
ターロール3cは、図5に示すディフレクターロール3
aと図6に示すディフレクターロール3bとの折衷タイ
プであり、その外周面には長手方向に沿った帯状の導電
層36と、円周方向に沿った帯状の導電層37とが形成
され、残りの部分が絶縁体38で形成されている。従っ
て、第三実施例と同様に、長手方向の導電層36が記録
シート5の先端部に対応するようにディフレクターロー
ル3cの回転を制御すれば、記録シート5には図9に示
すT字状の領域Cにのみ電荷が注入され、当該領域が誘
電体シート1に吸着する。 それ故、第三実施例と同様に記録シート5は先端から後
端に向けて押し延ばされるようにして誘電体シート1に
密着するので、皺の発生が効果的に防止される。また、
記録シート5の後端はその中央部が誘電体シート1に吸
着しているので、転写ドラムに連れ回される際に記録シ
ート5の後端が誘電体シート1から離れてバタつくこと
がないといった利点も有している。
【0041】図10及び図11は本発明の第六実施例を
示すものである。この実施例で特徴的なことは、ディフ
レクターロール3の直前の記録シート突入側にこのロー
ル3の長手方向中央部に対応させて先行電極8を設け、
これをディフレクターロール3と同様に接地した点であ
る。このため本実施例では、吸着コロトロン2とディフ
レクターロール3との間ばかりでなく、吸着コロトロン
2と先行電極8との間にも電界が生じ、記録シート5の
表面には先行電極8からも電荷が注入される。但し、先
行電極8はディフレクターロール3の長手方向中央部に
配設されているので、先行電極8によって電荷が注入さ
れる領域は長手方向に沿った帯状領域(例えば、図7の
領域B)となる。 その結果、記録シート5は、この帯状領域に対応した幅
方向の中央部がいち早く誘電体シート1に吸着し(図1
1参照)、その後に全面がディフレクタロール3によっ
て電荷を注入され誘電体シート1に吸着する。従って、
記録シート5は先に吸着した中央部から両側に向かって
押し延ばされるようにして誘電体シート1に吸着される
ので、転写ドラム10への吸着時に皺が発生するのを防
止することができる。
【0042】図12及び図13は本発明の第七実施例を
示すものである。この実施例で特徴的なことは、図12
に示すように規制プレート4aの長手方向中央部に切り
欠き部41を設け、この切り欠き部41が形成された端
部を誘電体シート1の裏面画に当接させるようにして規
制プレート4aを配設した点である。規制プレート4a
はディフレクターロール3の当接位置で誘電体シート1
を裏面側から支持しているため、吸着コロトロン2の前
方を一部覆うように配設されているが、既に述べたよう
に規制プレートは絶縁性材料で形成されているので、上
記各実施例では規制プレート4によって吸着コロトロン
2から隔てられた誘電体シート1には電荷が注入されず
、規制プレート4の当接位置より手前側では静電誘引力
は発生しない。
【0043】しかし、この実施例では規制プレート4a
に切り欠き部41を設けたことにより、電荷は切り欠き
部41を通して誘電体シート1に注入される。但し、切
り欠き部41は規制プレート4aの長手方向中央部に配
設されているので、この切り欠き部41を通過した電荷
が注入される領域は誘電体シート1の幅方向中央部とな
る。その結果、記録シート5の表面側でも規制プレート
4aの切り欠き部41に対応した幅方向中央部にいち早
く電荷が注入され、記録シート5はこの部分から誘電体
シート1に吸着する。そして、記録シート5は規制プレ
ート4aが誘電体シート1に当接する位置を通り過ぎた
ところで、その全面が誘電体シート1に吸着される。従
って、この実施例でも上記第六実施例と同様に、記録シ
ート5は先に吸着した幅方向中央部から両側に向かって
押し延ばされるようにして誘電体シート1に吸着される
ので、転写ドラム10への吸着時に皺が発生するのを防
止することができる。 尚、この実施例では規制プレート4aに切り欠き部41
を設けたが、この切り欠き部41と略同じ位置に貫通孔
を穿設ようにしても同様の効果を得ることができる。
【0044】図14及び図15は本発明の第八実施例を
示すものである。この実施例で特徴的なことは、図14
に示すように規制プレート4bの長手方向中央部に突出
部42を設け、この突出部42が形成された端部を誘電
体シート1の裏面画に当接させるようにして規制プレー
ト4bを配設した点である。このため誘電体シート1は
、図15に示すように、幅方向の中央部がディフレクタ
ーロール3側へ膨出するので、記録シート5は先ず幅方
向の中央部が誘電体シート1に吸着されることとなる。 従って、この実施例でも記録シート5は先に吸着した中
央部から両側に押し延ばされるようにして誘電体シート
1に吸着されるので、転写ドラム10への吸着時に皺が
発生するのを防止することができる。
【0045】このように本発明の各技術的手段を施した
上記各実施例によれば、皺を発生させることなく記録シ
ート5を転写ドラム10に保持させることができるので
、上述したカラーレーザープリンタにおいてはトナー像
を感光体ドラム51から記録シート5に転写する際の転
写率が向上し、良好なカラー画像を形成することが可能
となる。
【000】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の記録
シート搬送装置によれば、記録シートの先端部に重点を
おいて当該シートを誘電体シートへ吸着させ、あるいは
記録シートの幅方向の中央部に重点をおいて当該シート
を誘電体シートへ吸着させ、吸着時に記録シートを押し
延ばすようにしているので、誘電体シートに吸着した記
録シートに皺が発生するのを有効に防止することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の記録シート搬送装置の第一実施例
の要部を示す概略図である。
【図2】  第一実施例における記録シートの吸着領域
Aを示す平面図である。
【図3】  第一実施例に係る吸着コロトロンの通電タ
イミングを示すタイミングチャートである。
【図4】  本発明の記録シート搬送装置の第二実施例
の要部を示す概略図である。
【図5】  本発明の記録シート搬送装置の第三実施例
に用いるディフレクターロールを示す斜視図である。
【図6】  本発明の記録シート搬送装置の第四実施例
に用いるディフレクターロールを示す斜視図である。
【図7】  第四実施例における記録シートの吸着領域
Bを示す平面図である。
【図8】  本発明の記録シート搬送装置の第五実施例
に用いるディフレクターロールを示す斜視図である。
【図9】  第五実施例における記録シートの吸着領域
Cを示す平面図である。
【図10】  本発明の記録シート搬送装置の第六実施
例の要部を示す概略図である。
【図11】  第六実施例に係る記録シート搬送装置の
要部を示す断面図である。
【図12】  本発明の記録シート搬送装置の第七実施
例に用いる規制プレートを示す斜視図である。
【図13】  本発明の記録シート搬送装置の第七実施
例の要部を示す概略図である。
【図14】  本発明の記録シート搬送装置の第八実施
例に用いる規制プレートを示す斜視図である。
【図15】  第八実施例に係る記録シート搬送装置の
要部を示す断面図である。
【図16】  転写ドラムを示す斜視図である。
【図17】  本発明の記録シート搬送装置を適用可能
なカラープリンタを示す概略図である。
【図18】  従来の記録シート搬送装置の要部を示す
概略図である。
【符号の説明】
1…誘電体シート、2…帯電器(吸着コロトロン)、3
…ディフレクターロール、4…規制プレート、5…記録
シート、6…制御手段、7…センサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表面に記録シートを吸着して所定の速
    度で移動する誘電体シートと、この誘電体シートの裏面
    側に配設されて当該シートと記録シートとの間に静電誘
    引力を発生させる帯電器と、表面に導体層が形成され上
    記帯電器と対向する位置で記録シートを上記誘電体シー
    トに押し当てるディフレクターロールとから構成される
    記録シート搬送装置において、記録シートの後端部に作
    用する静電誘引力が記録シートの先端部に作用するそれ
    に比して弱くなるように、上記帯電器の放電量を調整す
    る制御手段を設けたことを特徴とする記録シート搬送装
    置。
  2. 【請求項2】  誘電体シートに吸着する直前の位置で
    記録シートの乱れをセンサで検知し、この検知信号に基
    づいて帯電器の放電量を調整することを特徴とする請求
    項1記載の記録シート搬送装置。
  3. 【請求項3】  表面に記録シートを吸着して所定の速
    度で移動する誘電体シートと、この誘電体シートの裏面
    側に配設されて当該シートと記録シートとの間に静電誘
    引力を発生させる帯電器と、表面に導体層が形成され上
    記帯電器と対向する位置で記録シートを上記誘電体シー
    トに押し当てるディフレクターロールとから構成される
    記録シート搬送装置において、上記ディフレクターロー
    ルは上記誘電体シートと接離可能に配置され、且つ、記
    録シートの先端部が誘電体シートに吸着した後に記録シ
    ートから離間すること特徴とする記録シート搬送装置。
  4. 【請求項4】  表面に記録シートを吸着して所定の速
    度で移動する誘電体シートと、この誘電体シートの裏面
    側に配設されて当該シートと記録シートとの間に静電誘
    引力を発生させる帯電器と、表面に導体層が形成され上
    記帯電器と対向する位置で記録シートを上記誘電体シー
    トに押し当てるディフレクターロールとから構成される
    記録シート搬送装置において、上記ディフレクターロー
    ルの導体層は、当該ロールの外周面の一部に且つ当該ロ
    ールの長手方向に沿って帯状に形成されていることを特
    徴とする記録シート搬送装置。
  5. 【請求項5】  ディフレクターロールの導体層は、当
    該ロールの外周面の一部に且つ当該ロールの長手方向に
    沿って帯状に形成される一方、外周面の他の部分におい
    ては当該ロールの中央部で円周方向に沿って帯状に形成
    されていることを特徴とする請求項4記載の記録シート
    搬送装置。
  6. 【請求項6】  表面に記録シートを吸着して所定の速
    度で移動する誘電体シートと、この誘電体シートの裏面
    側に配設されて当該シートと記録シートとの間に静電誘
    引力を発生させる帯電器と、表面に導体層が形成され上
    記帯電器と対向する位置で記録シートを上記誘電体シー
    トに押し当てるディフレクターロールとから構成される
    記録シート搬送装置において、上記ディフレクターロー
    ルの導体層は、当該ロールの中央部で円周方向に沿って
    帯状に形成されていることを特徴とする記録シート搬送
    装置。
  7. 【請求項7】  表面に記録シートを吸着して所定の速
    度で移動する誘電体シートと、この誘電体シートの裏面
    側に配設されて当該シートと記録シートとの間に静電誘
    引力を発生させる帯電器と、表面に導体層が形成され上
    記帯電器と対向する位置で記録シートを上記誘電体シー
    トに押し当てるディフレクターロールとから構成される
    記録シート搬送装置において、上記ディフレクターロー
    ルの記録シート突入側には、このロールの長手方向中央
    部に対応して位置する先行電極を設けたことを特徴とす
    る記録シート搬送装置。
  8. 【請求項8】  表面に記録シートを吸着して所定の速
    度で移動する誘電体シートと、この誘電体シートの裏面
    側に配設されて当該シートと記録シートとの間に静電誘
    引力を発生させる帯電器と、表面に導体層が形成され上
    記帯電器と対向する位置で記録シートを上記誘電体シー
    トに押し当てるディフレクターロールとから構成される
    記録シート搬送装置において、上記誘電体シートの裏面
    側には上記帯電器の前方の一部を覆うようして誘電体シ
    ートに当接する絶縁性の規制プレートを配設し、且つ、
    この規制プレートの長手方向中央部には帯電器で発生し
    た電荷を通過させるための切り欠き部もしくは貫通孔を
    設けたことを特徴とする記録シート搬送装置。
  9. 【請求項9】  表面に記録シートを吸着して所定の速
    度で移動する誘電体シートと、この誘電体シートの裏面
    側に配設されて当該シートと記録シートとの間に静電誘
    引力を発生させる帯電器と、表面に導体層が形成され上
    記帯電器と対向する位置で記録シートを上記誘電体シー
    トに押し当てるディフレクターロールとから構成される
    記録シート搬送装置において、上記誘電体シートの裏面
    側には上記帯電器の前方の一部を覆うようして誘電体シ
    ートに当接する絶縁性の規制プレートを配設し、且つ、
    この規制プレートの長手方向中央部には誘電体シートを
    押圧する突出部が形成されていることを特徴とする記録
    シート搬送装置。
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