JPH04336938A - 工具管理システム - Google Patents

工具管理システム

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JPH04336938A
JPH04336938A JP10283991A JP10283991A JPH04336938A JP H04336938 A JPH04336938 A JP H04336938A JP 10283991 A JP10283991 A JP 10283991A JP 10283991 A JP10283991 A JP 10283991A JP H04336938 A JPH04336938 A JP H04336938A
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修一 佐伯
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工具管理システムに関
し、特にプレス用金型の如く使用時に大きい衝撃力が作
用する工具等、使用環境が過酷な工具の管理に適した工
具管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】NC工作機械等の自動制御加工装置に於
いては、工具の種類、寸法、補正量等、工具の識別情報
を自動制御系が予め認識している必要がある。このこと
に鑑みて、工具の識別情報を記憶した情報記憶チップを
工具に取付け、工具に取付られた情報記憶チップより工
具の識別情報を読み取り、これを自動制御系に入力する
工具管理システムが提案されている。
【0003】工具に取付けられる情報記憶チップは、一
般にはIDチップと称され、これは、EEPROMの如
き不揮発性メモリと信号の送受信を制御するゲートアレ
イとにより構成されてパッケージングされ、電磁誘導に
より非接触式にリード/ライトされるようになっている
【0004】上述の如き情報記憶チップを用いた工具管
理システムは、生産効率の向上、自動制御系に対する工
具情報の入力ミスの回避が確実に行われ、特に多くの種
類の工具を頻繁に交換して使用する多種少量生産に於て
有用である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】EEPROMの如き不
揮発性メモリと信号の送受信を制御するゲートアレイと
電磁誘導用のコイル等により構成された情報記憶チップ
は、50G程度の衝撃力に耐え、1万回程度の書き込み
が可能とされているが、しかし情報記憶チップは、繰り
返し衝撃や温度等の使用環境の如何によっては充分な耐
久性を示さないことがあり、記憶情報の確実性について
問題を生じる。
【0006】例えば、パンチプレス等に於いては、工具
であるプレス金型に繰り返しの衝撃力が作用し、またク
ランクプレスに於いては、打ち抜き時に50G以上の衝
撃力が作用する場合があり、このためプレス機械に於い
ては、上述の如き情報記憶チップによる工具管理システ
ムは、不適切で、また不可能であるとされている。
【0007】本発明は、従来の情報記憶チップによる工
具管理システムに於ける上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、プレス金型等、使用環境が過酷な工
具であっても、情報記憶チップを用いて工具管理を安全
に信頼性高く行うことができる工具管理システムを提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、工具に情報を記憶した情報記憶チップを着
脱可能に取付け、工具使用時には工具より前記情報記憶
チップを取り外し、工具使用中は前記情報記憶チップを
工具より取り外した状態にて保管場所に保管することを
特徴とする工具管理システムによって達成される。
【0009】
【作用】上述の如き工具管理システムによれば、工具使
用時には情報記憶チップは工具より取り外されて工具の
使用場所とは異なった保管場所に保管されるから、工具
が如何なる過酷な状態にて使用されても、この使用環境
の影響を情報記憶チップが受けることがない。情報記憶
チップに記憶された情報は、工具の加工装置に対する取
付前に、或は工具より取り外された状態にて読み出され
、NC装置に入力されればよい。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0011】図1は本発明による工具管理システムをC
NCタレットパンチプレス装置に適用した場合の構成例
を示している。図1に於いて、タレットパンチプレス装
置は符号1により示されており、タレットパンチプレス
装置1は、フレーム3の上部に上部タレットディスク5
を、フレーム3の下部に下部タレットディスク7を各々
有している。上部タレットディスク5と下部タレットデ
ィスク7は、図示されていない駆動手段により互いに同
期して割り出し回転駆動されるようになっており、その
割り出し数に応じた複数個の各金型保持ステーションに
てパンチプレス用金型としてのパンチ9とダイ11とを
保持している。上部タレットディスク5のパンチ9はパ
ンチ作用位置にてクランク駆動、或は油圧駆動によるス
トライカ13により打圧され、対向位置にあるダイ11
と共動してパンチングを行うようになっている。
【0012】フレーム3には図1にて左右方向(Y軸方
向)に水平に移動可能なサイドテーブル15が設けられ
ている。サイドテーブル15は図1の紙面を直角に貫通
する方向(X軸方向)に延在するキャレッジベース17
と固定連結されており、キャレッジベース17には図1
の紙面を直角に貫通する方向に移動可能にキャレッジ1
9が取付けられている。キャレッジ19にはワーククラ
ンプ21が取付けられており、ワーククランプ21は図
示されていない被加工板材を着脱可能に把持するように
なっている。
【0013】ワーククランプ21に把持された被加工板
材は、キャレッジベース17のY軸方向の移動とキャレ
ッジ19のX軸方向の移動により、サイドテーブル15
の上面を基準とするパスラインに沿ってY軸方向および
X軸方向に平面移動し、前記パンチ作用位置に対する位
置決めを行われるようになっている。
【0014】このタレットパンチプレス装置1に使用さ
れるパンチ9は、図2、図3或は図4、図5に示されて
いる如く、打圧ヘッド部9aにIDチップ保持孔9bを
有しており、IDチップ保持孔9bには情報記憶チップ
であるIDチップ23が抜取り可能にはめ込まれている
【0015】IDチップ23はEEPROMの如き不揮
発性メモリと信号の送受信を制御するゲートアレイと電
磁誘導用のコイル等により構成されてケース或は樹脂モ
ールドによりワンチップパッケジングされた公知もので
あってよく、これは、不揮発性メモリに金型の形状、大
きさ等の金型識別情報、研磨等による修正情報、加工履
歴情報等を記憶し、電磁誘導により外部より非接触式に
、それら情報を読み書き(リード/ライト)されるよう
になっている。ここで、IDチップ23に格納する加工
履歴としては、金型の納品日、使用機械、加工材質、加
工板厚、加工補方法別のヒット数、ストリップミス回数
、発注管理、クレーム対応、使用機械毎の研磨期間、交
換時期、加工材質と板厚毎の研磨期間、交換時期、板厚
に対するクリアランスの適正値の如き加工条件を知るた
めの要素、メンテナンス情報がある。
【0016】タレットパンチプレス装置1にはこれの自
動制御を行うNC装置25が接続されている。NC装置
25は、周知のコンピュータ式のものであり、これは図
6に示されている如く、CPU27と、システムプログ
ラム等を格納したROM29と、ユーザプログラム(N
Cプログラム)、データ等を格納するRAM31とを有
し、これらはシステムバス33により互いに接続されて
いる。
【0017】システムバス33にはI/Oポート35に
よりコネクタモジュール37が接続され、コネクタモジ
ュール37には、上部タレットディスク5と下部タレッ
トディスク7の割り出し回転駆動を制御するタレットデ
ィスク駆動制御部39と、クランク機構、或は油圧機構
によるストライカ13の駆動を制御するプレス制御部4
1と、タレットパンチプレス装置1の各部に設けられた
各種のスイッチ・センサ43とが接続されている。
【0018】またシステムバス33には共有RAM(D
P−RAM)45、47が各々接続され、共有RAM(
DP−RAM)45、47には各々プログラマブルコン
トローラ49、位置決めモジュール51が接続されてい
る。
【0019】プログラマブルコントローラ49はCPU
27によるNCプログラムの実行のもとにコネクタモジ
ュール35を介しての各種のスイッチ・センサ43より
の信号を参照してコネクタモジュール35を介してタレ
ットディク駆動制御部39とプレス制御部41に対し制
御信号を出力するようになっている。これにより上部タ
レットディスク5と下部タレットディスク7の割り出し
回転とストライカ13の駆動、即ちプレス作動が所定の
順序、タイミングにて制御される。
【0020】位置決めモジュール51にはサーボ増幅器
53を介してサーボモータ55が接続されている。サー
ボモータ55はキャレッジベース17をY軸方向に駆動
するサーボモータとキャレッジ19をX軸方向に駆動す
るサーボモータとを含み、これにはフィードバック補償
用のエコーダ57が接続されている。
【0021】またシステムバス33にはインタフェース
59、61を介してCRTコントローラ63、操作パネ
ルコントローラ65が各々接続されている。CRTコン
トローラ63には画面表示装置としてのCRT67が接
続され、操作パネルコントローラ65には各種のボタン
スイッチ、ボリュームつまみ等を有する操作パネル69
が接続されている。CRT67と操作パネル69は、図
1に示されている如く、NC装置25のコンソールの前
面部に設けられている。
【0022】またシステムバス33にはインフェース7
1を介してテープレコーダ73が接続され、NC装置2
5はこれよりNCプログラムを読み取るようになってい
る。
【0023】更にシステムバス33にはインタフェース
75を介してIDチップ保管装置77が接続されている
【0024】IDチップ保管装置77は、図1、或は図
7、図8に示されている如く、これの前面パネル77a
に開口した複数個のIDチップ保管孔79を有している
。IDチップ保管孔79は、上部タレットディスク5の
金型保持ステーションと同数で、上部タレットディスク
5に於ける金型保持ステーションの配置パターンと同一
の配置パタートをもって配置されている。IDチップ保
管孔79は、IDチップ23を手にて取り外し可能に収
容するようになっており、図7、図8によく示されてい
る如く、IDチップ保管孔79の両側部にはIDチップ
23をIDチップ保管孔79より掴み出すための窪み8
1が設けられている。各IDチップ保管孔79の底部に
はIDチップ23の情報の読み書きを非接触式に行うリ
ード/ライト部83が設けられており、また前面パネル
77aにはIDチップ保管孔79の各々の近傍位置に表
示灯85が設けられている。
【0025】図9はIDチップ保管装置77の電気的構
成例を示しており、これは、CPU87と、システムプ
ログラム等を格納したROM89と、データ等を格納す
るRAM91と、ブザー93とを有し、これらはシステ
ムバス95により互いに接続されている。
【0026】システムバス95にはインタフェース97
、99を介して各々リード/ライトドライバ101、表
示灯ドライバ103が各々接続され、リード/ライトド
ライバ101にリード/ライト部83が、表示灯ドライ
バ103に表示灯85が各々接続されている。
【0027】またシステムバス95にはインタフェース
105、107を介してCRTコントローラ109、操
作パネルコントローラ111が各々接続されている。C
RTコントローラ109には画面表示装置としてのCR
T113が接続され、操作パネルコントローラ109に
は各種のボタンスイッチを有する操作パネル115が接
続されている。CRT113と操作パネル115は、図
1に示されている如く、IDチップ保管装置77の前面
パネル77aに設けられている。
【0028】システムバス95にはインタフェース11
7が接続されており、このインタフェース117により
IDチップ保管装置77がNC装置25と相互通信関係
に接続されている。
【0029】ROM89に格納され、CPU87により
実行されるIDチップ保管装置77のシステムプログラ
ムは、各IDチップ保管孔79のリード/ライト部83
がIDチップ23より読み取った情報を各IDチップ保
管孔79固有のステーション番地を付けて取り込み、こ
れをNC装置25へ送信し、またNC装置25よりのス
テーション番地付きの書き込み情報をそのステーション
番地に対応するリード/ライト部83へ出力するプロセ
ス(タスク)を含んでいる。尚、各IDチップ保管孔7
9固有のステーション番地は上部タレットディスク5の
金型保持ステーションの番地と同一であってよい。
【0030】各IDチップ保管孔79のリード/ライト
部83とリード/ライトドライバ101との間のデータ
授受は、各リード/ライト部83が個別のリード線によ
りリード/ライトドライバ101に接続されることによ
り、或は各リード/ライト部83に通信用のチャンネル
アドレスが設定されてリード/ライトドライバ101と
各リード/ライト部83との間に1対N通信が行われる
ことにより行われればよい。
【0031】次に図10を参照して本発明による工具管
理システムの作用について説明する。金型交換に際して
、NC装置25に新しいNCプログラムを読み込ませて
これから使用する金型の情報を入力する。これによりN
C装置25は、先ずタレットカレントファイルとして保
有している金型情報、即ち現在、上部タレットディスク
5の各金型保持ステーションに装着されている金型情報
とこれから使用される金の情報とを比較し(ステップ1
)、交換必要の金型保持ステーションを検出する(ステ
ップ2)。この検出結果に基づきNC装置25は交換必
要の金型保持ステーションに対応するIDチップ保管孔
79の表示灯85を点灯させる命令信号をIDチップ保
管装置77へ出力する。
【0032】これによりIDチップ保管装置77のID
チップ保管孔79の表示灯85のうち金型交換が必要な
金型保持ステーションに対応するIDチップ保管孔79
、即ち交換ステーションの表示灯85のすべてが点灯す
ることになる(ステップ3)。この状態下にてオペレー
タは表示灯85の点灯状態を参考にして金型交換を実行
する金型保持ステーションを選択し、タレット回転指示
操作を行う(ステップ4)。
【0033】このタレット回転指示に基づきNC装置2
5はタレットディスク回転制御を行い、これによって上
部タレットディスク5と下部タレットディスク7が割り
出し回転され、金型交換を実行しようとする上部タレッ
トディスク5と下部タレットディスク7の金型保持ステ
ーションが金型交換作業位置に位置するようになる(ス
テップ5)。この動作が完了すると、その金型保持ステ
ーションに対応するIDチップ保管孔79、即ち選択ス
テーションの表示灯85のみが点灯するようになり、こ
の金型保持ステーションに新たに装着する金型(変更金
型)の形状、大きさ、取付角度がIDチップ保管装置7
7のCRT113に表示される(ステップ6)。
【0034】この状態下にてオペレータは、CRT11
3の表示内容に基づき交換すべき金型、即ちパンチ9、
ダイ11を金型ストッカより持ち出し、表示灯85が点
灯しているIDチップ保管孔79に既に挿入されている
IDチップ23をIDチップ保管孔79より取り外し、
交換すべきパンチ9のIDチップ保持孔9bにはめ込ま
れているIDチップ23をIDチップ保持孔9bより抜
取り、これを表示灯85が点灯しているIDチップ保管
孔79、即ち点灯ステーションに挿入する(ステップ7
)。またオペレータはこの交換すべき金型の上部タレッ
トディスク5と下部タレットディスク7の金型保持ステ
ーションより既に装着されているパンチ9、ダイ11を
取り外し、この金型保持ステーションに交換すべきパン
チ9、ダイ11を装着する。そして金型保持ステーショ
ンより取り外したパンチ9のIDチップ保持孔9bに先
ほどIDチップ保管孔79より取り外したIDチップ2
3を挿入し、即ちIDチップ23を元に戻し、このパン
チ9とダイ11を金型ストッカに戻す(ステップ8)。
【0035】IDチップ保管装置77は、表示灯85が
点灯しているIDチップ保管孔79(点灯ステーション
)にIDチップ23を挿入されることにより、このID
チップ保管孔79のリード/ライト部83によってID
チップ23の不揮発性メモリに書き込まれている情報を
読み取り、この情報をどこの金型保持ステーションのも
のであるかを示す番地信号を付けてNC装置25へデー
タ送信する(ステップ9)。
【0036】NC装置25はIDチップ保管装置77よ
りの交換金型の情報とNCプログラムに於ける該当金型
の情報とを比較し、交換金型が正しいものであるか否か
の確認処理を行う(ステップ10)。この確認の結果、
交換金型が正しい金型でない場合はフザー出力命令をI
Dチップ保管装置77へ出力する。これによりIDチッ
プ保管装置77のブザー93が警告音を発生する(ステ
ップ11)。確認の結果、交換金型が正しい金型であれ
ば、NC装置25はIDチップ保管装置77よりの交換
金型の情報よりこれの加工履歴を読み込んで、これをタ
レットカレントファイルに書き込む(ステップ12)。
【0037】次にNC装置25はNCプログラムに従っ
て加工制御を実行する(ステップ13)。この時、NC
装置25はタレットカレントファイルに書き込まれた金
型の加工履歴を参照してストライカ13の降下速度、最
降下位置等を補正制御する。
【0038】加工が終了すると、NC装置25は、パン
チ回数(ヒット回数)、加工材質、加工板厚、使用機械
の識別番号等の加工履歴を書き込む書き込み命令を各使
用金型毎に個別にIDチップ保管装置77へ出力する(
ステップ14)。
【0039】IDチップ保管装置77はNC装置25よ
り各使用金型毎の個別の書き込み命令を受けることによ
り、対応するIDチップ保管孔79のリード/ライト部
83へ書き込み情報を送る。これによりIDチップ保管
孔79に挿入されているIDチップ23に新しい加工履
歴が書き込まれ、加工履歴が更新される(ステップ15
)。
【0040】尚、上述の実施例に於いては、IDチップ
23はパンチ9にのみ設けられるようになっているが、
これはダイ11にも着脱可能に取付けられてもよい。こ
の場合、IDチップ保管装置77のIDチップ保管孔7
9は一つの金型保持ステーションについて2個ずつ設け
られることになる。またIDチップ23は必ずしもパン
チ9、ダイ11に直接設けられる必要はなく、これはこ
れらのホルダに設けられてもよい。
【0041】IDチップ23はパンチ9、あるいはダイ
11に対する再装着時に間違いなく元のパンチ9、ある
いはダイ11に戻される必要があるから、フールプルー
フとして、IDチップ23はパンチ9、あるいはダイ1
1との間にキー等による機械的識別嵌合機構が付設され
て、IDチップ23が異なったパンチ9、あるいはダイ
11には装着されないようになっていてもよい。
【0042】また、上述の実施例を於いては、IDチッ
プ保管孔79の各々にリード/ライト部83が設けられ
ているが、これ以外に、IDチップ保管孔79が設けら
れている部分を回転可能なタレットディスクとし、特定
のリード/ライト位置を設定して、この位置にトラック
数に応じた数のみのリード/ライト部を設けるようにし
ても、リード/ライト部をIDチップ保管孔79とは別
の位置に一つだけ設けて、IDチップ23をIDチップ
保管孔79に挿入する前にIDチップ23の情報を読み
取るようにしてもよい。
【0043】またIDチップ23の金型に対する着脱、
IDチップ23のIDチップ保管装置77に対する受渡
しはロホット等により自動的に行われてもよい。
【0044】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による工具管理システムによれば、工具使用時にはID
チップの如き情報記憶チップは工具より取り外されて工
具の使用場所とは異なった保管場所に保管されるから、
工具が如何なる過酷な状態にて使用されても、この使用
環境の影響を情報記憶チップが受けることがなく、これ
によりプレス金型等、使用環境が過酷な工具であっても
、情報記憶チップを用いた工具管理が安全に信頼性高く
行われ得るようになる。
【0046】この場合、情報記憶チップの記憶された情
報は、工具の加工装置に対する取付前に、或は工具より
取り外された状態にて保管場所にて読み出され、NC装
置に入力されればよいから、工作機械等の加工装置には
読み取り装置を設ける必要がなくなり、また情報記憶チ
ップに対する加工履歴等の書き込みが保管場所にて加工
中でもこれより制約を受けることなく行えるようになる
。情報記憶チップに対する情報の読み書きは保管場所に
て行われてよいから、情報記憶チップに対する情報読み
書き装置の接近が他のものより制約を受けることなく適
切に行われ得るようになる。
【0047】また情報記憶チップは工具に対して着脱可
能に装着されるから、寿命等によるチップ交換が容易に
行われ得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による工具管理システムをCNCタレッ
トパンチプレス装置に適用した場合の構成例を示すシス
テム図。
【図2】本発明による工具管理システムに用いられるパ
ンチの一例を示す正面図。
【図3】図2に示されたパンチの頭部の平面図。
【図4】本発明による工具管理システムに用いられるパ
ンチの他の一例を示す正面図。
【図5】図4に示されたパンチの頭部の平面図。
【図6】本発明による工具管理システムに用いられるN
C装置の一例を示すブロック線図。
【図7】本発明による工具管理システムに用いられるI
Dチップ保管装置のIDチップ保管孔部分の拡大断面図
【図8】本発明による工具管理システムに用いられるI
Dチップ保管装置のIDチップ保管孔部分の拡大正面図
【図9】本発明による工具管理システムに用いられるI
Dチップ保管装置の一例を示すブロック線図。
【図10】本発明による工具管理システムの作用例を示
すフローチャート。
【符号の説明】
1  タレットパンチプレス装置 5  上部タレットディスク 7  下部タレットディスク 9  パンチ 11  ダイ 17  キャレッジベース 19  キャレッジ 21  ワーククランプ 23  IDチップ 25  NC装置 77  IDチップ保管装置 79  IDチップ保管孔 83  リード/ライト部 85  表示灯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  工具に情報を記憶した情報記憶チップ
    を着脱可能に取付け、工具使用時には工具より前記情報
    記憶チップを取り外し、工具使用中は前記情報記憶チッ
    プを工具より取り外した状態にて保管場所に保管するこ
    とを特徴とする工具管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08323690A (ja) * 1994-10-21 1996-12-10 Akebono Kikai Kogyo Kk 裁断機の製品情報呼出し装置
JP2002126829A (ja) * 2000-10-25 2002-05-08 Amada Eng Center Co Ltd パンチ金型
JP2018517578A (ja) * 2015-06-05 2018-07-05 グリーソン カッティング ツールズ コーポレイション 取り外し可能な情報保持具を持つ工具

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