JP3219785B2 - パンチプレスの制御システム - Google Patents

パンチプレスの制御システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパンチプレスの制御シス
テムに関し、詳しくはパンチプレスのプログラミングに
際し、NCプロムグラム上で金型装着ステーションの番
号を示すところの金型コードに代えて金型形状を指定で
きるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】パンチプレス機、例えばタレットパンチ
プレス機では、複数の金型装着ステーションを備えたタ
レットを有し、各金型装着ステーションに任意形状の金
型を装着した上で前記タレットを回転させ、任意の金型
装着ステーションをストライカ直下に割出しつつ前記ス
トライカの作動で任意のプレス加工を行う。NCプログ
ラム上には、タレット上の金型装着ステーションを前記
ストライカ直下に割出すために金型装着ステーション番
号を示す金型(T)コードが記載される。NCプログラ
ムの記載例を示すと、 G92 X183.00 Y1270.00 G90 X500.00 Y400.00 T201 G50 ここに、G92はワークの原点位置決めのための準備
(G)コードを示す。G90はワーク位置決めコードを
示す。T201は番号201の金型装着ステーションを
ストライカ直下に割出すことを示す。G50は原点復帰
を示す。
【0003】このNCプログラムは紙テープにより、ま
たは適宜通信回路を介してタレットパンチプレス機を制
御するNC装置に入力され、ここでコード解析され、ワ
ーククランプ装置やタレット,ストライカ等が駆動制御
される。
【0004】また、このNCプログラムには、所定の金
型装着ステーションに所定形状の金型を装着すべき指示
を出すために、金型装着ステーション番号に装着すべき
金型の形状を対応させた作業指示書が付属され、前記タ
レットパンチプレス機を操作する作業者に手渡される。
作業者は作業指示書の指示の通りに所定の金型装着ステ
ーションヘ所定の金型を装着する。作業者の金型交換作
業を極力少なくするためには、現在装着金型リストがプ
ログラマに手渡され、できるだけ金型交換作業が少なく
なるようプログラミングされる。別のタレットパンチプ
レス機で同様のプレス加工を行う場合には、金型装着状
態が異なるので、金型コードの書き直しが行われる。自
動プログラミング装置によるプログラミングでは、加工
形状を示すCADデータから自動的にT番号を発生させ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来よりのパンチプレスの制御システムにあって
は、NCプログラム上でタレットの金型装着ステーショ
ンを示す金型コード示し、金型コードで指定された金型
装着ステーションを割出す方式であったため、次の通り
の問題点があった。
【0006】 手動のプログラミングにあっては、金
型装着ステーションに現在装着されている金型リストを
参照しなければならず、また非装着金型に対しては、ど
のステーションにどの金型を装着させるかを人手によっ
て定めなければならず、プログラミングが困難である。
【0007】 自動プログラミング装置によるプログ
ラミングにあっては、現在装着金型リストを参照してで
きるだけ金型交換作業を少なくするようプログラムでき
るが、機械毎にプログラムが異なり、また金型装着状態
が変化した場合には、プログラムを変更しなければなら
ない。
【0008】 プログラミング側で金型交換のための
作業指示書を発行することが必要で、また機械の金型装
着状態が変更されれば、プログラムと共に作業指示書も
変更し直さなければならない。
【0009】このように、従来のパンチプレスの制御シ
ステムにあっては、プログラム上で金型装着ステーショ
ン番号を指定し金型支持台を制御する方式であるため、
プログラミング側で金型交換のための作業指示書を作成
しなければならず、特にプログラミングにおいて作業が
困難であるという問題点があった。
【0010】そこで、本発明は、プログラミング側で金
型交換のための作業指示書を作成せずとも済み、特にプ
ログラミングにおいて作業が容易となるパンチプレスの
制御システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、複数の金型装着ステーションを備
えた金型支持台を有し、各金型装着ステーションに任意
形状の金型を装着した上で前記金型支持台を移動ないし
回転させ、任意の金型装着ステーションをストライカ直
下に割出しつつ前記ストライカの作動で任意のプレス加
工を行うパンチプレスの制御システムにおいて、NCプ
ログラム上に書かれた金型形状情報を読取る金型形状情
報読取り手段と、該金型形状情報読取り手段で読取られ
た形状の金型が前記金型装着ステーションのうちどの番
号のステーションに装着されているかを判別するステー
ション番号判別手段と、前記NCプログラム上に書かれ
た各金型形状情報に前記ステーション番号判別手段で判
別された金型装着ステーション番号を対応させて所要の
金型を割出し、割出し金型にて所定のプレス制御を行う
プレス制御手段とを備え、前記ステーション番号判別手
段は、各金型におけるパンチボディに備えたパンチヘッ
ドの上面よりも低い上記パンチボディの上面に埋設され
た情報記憶チップに記憶されている金型特性の情報を読
み取るべく前記ストライカの下面に内蔵したセンサと、
前記NCプログラム上に書かれた金型形状と前記情報記
憶チップから前記センサによって読取られた形状データ
とを比較し両者が一致する場合に前記NCプログラムに
書かれた各形状情報に対応して金型装着ステーション番
号を決定するステーション番号決定手段と、を備えて成
るものである。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0016】図1に示すように、パンチプレス機の一例
として示すNCタレットパンチプレス1は、いわゆるブ
リッジ型のフレーム2を有し、このフレーム2内に上下
タレット3,4を備えて成る。
【0017】上下タレット3,4は垂直軸5の回りに水
平面内で回転可能とされており、多数の金型装着ステー
ションSi (i=1,2…21)を備えている。
【0018】各金型装着ステーションSi に装着された
金型は、ラム6の直下に割り出され、両タレット3,4
間に案内されるワークWに所定の加工を行うようになっ
ている。ラム6の下方には前記タレット3,4の内外の
各トラック上の金型位置に合わせて前記タレットの直径
方向へ移動自在のストライカ7が設けられている。
【0019】ワークWはワーククランプ装置8に把持さ
れてテーブル9上のXY座標上で案内され、ワークWの
加工すべき位置を前記ストライカ7の直下に移動させ
る。従って、ワーククランプ装置8を動作させ、ストラ
イカ7を下降させることにより、割出し金型にて所定の
加工を行うことが可能である。
【0020】図3は、上記ラム6を昇降駆動する油圧装
置の回路図である。図示のように、ラム6はシリンダ装
置10で駆動されるようになっており、このシリンダ装
置10の上室及び下室には一対の配管OL1,OL2が
接続され、この配管OL1,OL2は、サーボ弁11を
介して油圧ポンプ12と接続されている。従って、サー
ボ弁11の弁切換え操作により配管OL1,OL2の給
油または排油動作を切換え、ラム6を所定のストローク
で昇降動作させることができる。また、サーボ弁11の
弁開度の調整によりラム6を所望の速度で動作するよう
制御することができる。ラム6には、速度及びストロー
ク制御のために、その動作量に応じたパルス信号を発生
するエンコーダ13が設けられている。
【0021】図4は、上記ラム6及びストライカ7と、
この直下に割出されたパンチ金型の詳細を示す説明図で
ある。
【0022】図においてパンチ(パンチアッシィ)14
は、上タレット3に備えたパンチ挿入孔内に嵌入される
ガイド部材(スリーブ)15と、この内部で上下に摺動
自在に嵌入されるパンチボディ16を有して成る。
【0023】ガイド部材15には上下にガイド溝17が
切られ、この溝17をタレット3側に設けたキー(タレ
ットキー)18に嵌め合わせて配置角度を定めている。
またガイド部材15の上部には、フランジ部18が形成
され、このフランジ部18は、リフタスプリング19で
上方向に付勢されたショルダースクリュー20のリフト
リング21上に載置されている。
【0024】従って、カイド部材15のフランジ部18
をリフタスプリング19に抗して下方に押し下げること
により、ガイド部材15の下面が両タレット3,4間に
介在されたワークWの上面に当接するまで、ガイド部材
15を下方に押し下げることが可能である。
【0025】一方、前記ガイド部材15のフランジ部1
8の上面には、リテーナカラー22が配置されている。
また、前記パンチボディ16の上端にはパンチヘッド2
3が設けられ、このパンチヘッド23と前記リテーナカ
ラー22との間には、前記リフタースプリング19より
強い力でパンチボディ16を上方向に付勢するストリッ
ピングスプリング24が設けれている。
【0026】前記パンチボディ16には、前記ガイド溝
17に対してガイドキー25が設けられている。従っ
て、パンチヘッド23を前記ストライカ7で打圧するこ
とにより、まずリフタースプリング19に抗してガイド
部材15の下端をワークWに対して当接させ、ワークW
を固定することができる。また、次いでストリッピング
スプリング24に抗してパンチヘッド23をより下方に
押し下げることにより、ガイド部材15の下方から突出
されるパンチボディ16の下端刃部を下方に位置するダ
イ(図示せず)に対し突き出すことにより、両金型間で
ワークWを打ち抜き加工することができる。
【0027】前記パンチボディ16の上面の中心部に
は、情報記憶チップ(IDチップ)26がエポキシ樹脂
によってモールディングされ、一体的に固定されてい
る。そして、前記ストライカ7に上面が直接接触するこ
とのないように、図4より明らかなように、パンチボデ
ィ16の上面は前記パンチヘッド23の上面より低く設
けてある。一方、前記ストライカ7の下面には、前記I
Dチップ26の情報を読み書きするセンサ(アンテナ)
27が内蔵されている。従って、ラム6を下降させ、ス
トライカ7をパンチヘッド23の上方位置に対向し、か
接近ないし接触させた状態で、アンテナ27によりI
Dチップ26の記憶内容を読み出すことができる。また
アンテナ27を介してIDチップ26に所要の情報を書
き込むことができる。さらに、アンテナ27の位置とI
Dチップ26の埋込み位置の関係から金型配置角度を検
出すること等も可能である。
【0028】図5は、上記IDチップ26の記憶内容を
示す説明図である。図示のように、IDチップ26に
は、金型特性(形状,研磨歴,金型ハイト等)の他、加
工制御情報と、駆動制御条件が含まれる。加工制御情報
は、ドウェル時間、座標オフセット値、エアブロー用の
ソレノイド作動指令等、加工制御のために直接的に利用
されるものである。また、軸制御条件は、他の情報に関
連して各軸をどのように制御するかの数値ないし関数で
ある。
【0029】図6に示すように、上記タレットパンチプ
レス1を制御するNC装置を含めた制御装置28は、シ
ステムバス29にCPU30、ROM31、バッテリB
atで電源バックアップされたRAM32、ディジタル
インプット(Di)33、ディジタルアウトプット(D
o)34、プログラマブルコントローラ(PC)35、
双方向RAM(DP−RAM)36、シリアルインタフ
ェイス(SIO)37〜40などを接続して成る。
【0030】Di33,Do34には、コネクタモジュ
ール41を介して各種のアクチュエータ(サーボモータ
類は除く)42やセンサ類(前述のアンテナ27は除
く)43が接続されている。
【0031】PC35は、前記センサ類43の検出番号
を参照して、CPU30の制御下で各種アクチュエータ
類42に制御信号を出力する。この制御信号の中には前
記タレット3,4を回転させる信号が含まれるものとす
る。
【0032】前記DP−RAM36には、位置決めモジ
ュール44及びサーボアンプ45を介してエンコーダE
及びタコジェネレータTG付サーボモータMS が接続さ
れる。このサーボモータMS には、前記クランプ装置8
を水平面内で駆動する2次元サーボモータMX 、M
Y と、前記タレット3,4内で金型を回転駆動するサー
ボモータが含まれる。また、前記サーボ弁11もこれに
含まれるものとする。
【0033】前記シリアルインタフェイス37には、コ
ントローラ46を介してカラーCRT47及びテンキー
などデータ入力器を備えたマニュアルデータインプット
装置(MDi)48が接続される。
【0034】前記シリアルインタフェイス38には、コ
ントローラ49を介して各種操作を行うためのコントロ
ールパネル50が接続される。
【0035】前記シリアルインタフェイス39には、タ
レットパンチプレス1をライン下でスケジュール運転す
るために、ライン制御装置としてのインテリジェント・
データ・ターミナル(IDT)51を介してスケジュー
ル編集用のインテリジェント・メイン・コントローラ
(IMC)52が接続される。IMC52はオペレーテ
ィングルーム内に配置され、自動プログラミング装置で
生成されたNCプログラムを組み合わせて生成されるス
ケジュールを設定することにより、IDT51に実行指
令を与えるものである。逆にCPU30の処理結果をシ
リアルインタフェイス39を介してIMC52側に転送
することも可能である。
【0036】最後に、前記シリアルインタフェイス40
には、センサ信号処理部53を介して前記アンテナ27
が接続されている。センサ信号処理部53は、アンテナ
27を介して前記IDチップ26と交信し、図5に示す
情報を適宜読取り、適宜編集してCPU30に提供する
ものである。
【0037】図7は、前記NC装置の内部に組み込まれ
る金型コード設定装置54の構成例を示すブロック図で
ある。図示のように、金型コード設定装置54は、これ
から実行すべきNCプログラムを入力し、NCプログラ
ム上の金型形状情報を読取る金型形状情報読取り部55
と、前記センサ信号処理部53と接続され、前記IDチ
ップ26に記憶された形状データを読取る形状データ読
取り部56と、この読取りデータが前記NCプログラム
上の金型形状情報と一致するときそのIDチップ26が
埋めこまれた金型が装着されているステーション番号を
決定し金型コードを設定するステーション番号決定部5
7及び金型コード設定部58を備えて成る。NC装置は
設定された金型コードを用いてNCプログラムを書き換
えて使用しても良く、またNCプログラムはそのまま
で、タレット3,4の回転駆動を別途に行うような構成
としても良い。ここでは、前者の如く、NCプログラム
の形状情報を金型コードに変換するものとする。
【0038】以上により、今図8に示すようなNCプロ
グラム59がIMC52側で作成され、IDT51を介
してNC装置に入力されたとすると、金型コード設定装
置54によりNCプログラム上の金型形状情報が金型コ
ードに変換され、図9に示すようなNCプロレグラム6
0に変換される。なお、図8に示す金型形状情報におい
てROは丸形の金型であることを示す。また、図9にお
いてT201は金型装着ステーション番号が201番で
あることを示す。
【0039】従って、プログラマは、現在どの金型がど
の金型装着ステーションに設定されているかに拘らず図
8に示すように金型を形状で指定することができ、作業
が極めて単純になる。また自動プログラミング装置にあ
ってもCADデータをそのまま用いることができる。さ
らに、金型を形状で指定するので作成されたNCプログ
ラムは汎用性を有し、どの機械にでも適応可能となる。
【0040】一方、形状指定によるNCプムグラム59
はNC装置に入力されるが、NC装置は図7に示す金型
コードの設定に合わせて不足金型を割出すことができ、
ここで自動的に金型変換のための作業指示書を発行する
ことができる。ここで発行される作業指示書は、金型コ
ード設定済みのものにあっては形状照合済みであるの
で、各機械に対応して交換の必要な金型についてのみ表
示するようなものであって良い。
【0041】上記実施例では、現在装着金型をIDチッ
プ26の情報を読取ることで確認するようにしたが、図
10に示すように、この部分を装着形状リスト記憶部6
1とステーション番号検索部62とで構成し、NCプム
グラム上に書かれた形状情報をリスト上に書かれた形状
データから検索することで金型コードを設定するように
しても良い。この金型コード設定装置を符号63で示
す。
【0042】また、以上示した実施例では、金型コード
設定装置をNC装置やIMC52内など機器内に組み込
む例で示したが、他の機器と独立して別体に構成するこ
ともできる。
【0043】さらに、本発明はツーリングタワーやAT
C(自動工具交換装置)を用いる場合にも適用でき、特
にATCを用いる場合には、NCプログラム上で指定さ
れた形状の金型を自動的に検索し割出すことができ、金
型交換作業をほとんど不要とすることができる。
【0044】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明においては、金型形状等の金型特性情
報は各金型におけるパンチボディに備えたパンチヘッド
の上面よりも低い上記パンチボディの上面に埋設された
情報記憶チップに記憶されているものであり、この金型
特性情報を読み取るためのセンサは、上記金型を打圧す
るためのストライカの下面に内蔵されているものであ
る。
【0045】したがって、NCプログラム上に書かれた
金型形状と前記情報記憶チップから読み取った形状デー
タとを比較して、一致したときにNCプログラムに書か
れた各形状情報に対応して金型装着ステーション番号を
決定するときには、ストライカと金型とが実際に上下に
対応した状態にあるものである。よって、例えばタレッ
トの割出し角度位置が同一であってもストライカがタレ
ットの直径方向に移動し各トラックに装着した金型と上
下に対応した状態にあるものであって、形状情報と金型
装着ステーション番号とを対応づけるとき、ストライカ
は実際の金型ステーションに対して位置決めした状態に
あるものであって読み誤り等を生じるようなことがない
ものである。また情報記憶チップはパンチヘッドの上面
よりも低いパンチボディの上面に埋設してあるから、ス
トライカがパンチヘッドを打圧するときにも直接打圧さ
れるようなことがなく保護されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】パンチプレス機械の一例として示すタレットパ
ンチプレスの正面外観図。
【図2】上記タレットパンチプレスのタレット金型装着
ステーションの配置状態を示す平面図。
【図3】上記タレットパンチプレスのラム駆動方式を示
す説明図。
【図4】上記タレットパンチプレスの金型及びラムの対
応状態を示す説明図。
【図5】金型内に埋込まれるIDチップの記憶内容を示
す説明図。
【図6】上記タレットパンチプレスを制御するNC装置
を含めた制御装置の構成を示すブロック図。
【図7】金型コード設定装置の機能構成を示すブロック
図。
【図8】形状指定によるNCプログラムの一例を示す説
明図。
【図9】形状指定部を金型コードに変換したNCプログ
ラムの一例を示す説明図。
【図10】金型コード設定装置の他の構成を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
28 制御装置 54,63 金型コード設定装置 55 金型形状情報読取り部 56 形状データ読取り部 57 ステーション番号決定部 58 金型コード指定部 61 装着金型形状リスト記憶部 62 ステーション番号検索部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 28/34 - 28/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の金型装着ステーションを備えた金
    型支持台を有し、各金型装着ステーションに任意形状の
    金型を装着した上で前記金型支持台を移動ないし回転さ
    せ、任意の金型装着ステーションをストライカ直下に割
    出しつつ前記ストライカの作動で任意のプレス加工を行
    うパンチプレスの制御システムにおいて、 NCプログラム上に書かれた金型形状情報を読取る金型
    形状情報読取り手段と、該金型形状情報読取り手段で読
    取られた形状の金型が前記金型装着ステーションのうち
    どの番号のステーションに装着されているかを判別する
    ステーション番号判別手段と、 前記NCプログラム上に書かれた各金型形状情報に前記
    ステーション番号判別手段で判別された金型装着ステー
    ション番号を対応させて所要の金型を割出し、割出し金
    型にて所定のプレス制御を行うプレス制御手段とを備
    え、 前記ステーション番号判別手段は、各金型におけるパン
    チボディに備えたパンチヘッドの上面よりも低い上記パ
    ンチボディの上面に埋設された情報記憶チップに記憶さ
    れている金型特性の情報を読み取るべく前記ストライカ
    の下面に内蔵したセンサと、 前記NCプログラム上に書
    かれた金型形状と前記情報記憶チップから前記センサに
    よって読取られた形状データとを比較し両者が一致する
    場合に前記NCプログラムに書かれた各形状情報に対応
    して金型装着ステーション番号を決定するステーション
    番号決定手段と、を備えて成ることを特徴とするパンチ
    プレスの制御システム。
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