JPH06238362A - タレットパンチプレスの金型自動交換制御装置とその金型交換方法 - Google Patents
タレットパンチプレスの金型自動交換制御装置とその金型交換方法Info
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- JPH06238362A JPH06238362A JP5027943A JP2794393A JPH06238362A JP H06238362 A JPH06238362 A JP H06238362A JP 5027943 A JP5027943 A JP 5027943A JP 2794393 A JP2794393 A JP 2794393A JP H06238362 A JPH06238362 A JP H06238362A
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 ＮＣプログラムで指定される必要な金型を金
型自動交換装置に入力するのみで、金型の検索交換等を
行う金型自動交換制御装置の提供。 【構成】 作業者２１がＮＣプログラム３に基づく金型
情報を金型自動交換制御装置１に入力する。金型自動交
換制御装置はタレットに装着されている金型の情報蓄積
部の情報１３および金型収容部に収容されている金型情
報蓄積部の情報間から入力された金型を検索し、金型自
動交換装置１９に指令し、金型の自動交換を行う。検索
されない金型は金型情報表示部に表示され、作業者によ
り必要な金型の交換を行う。
型自動交換装置に入力するのみで、金型の検索交換等を
行う金型自動交換制御装置の提供。 【構成】 作業者２１がＮＣプログラム３に基づく金型
情報を金型自動交換制御装置１に入力する。金型自動交
換制御装置はタレットに装着されている金型の情報蓄積
部の情報１３および金型収容部に収容されている金型情
報蓄積部の情報間から入力された金型を検索し、金型自
動交換装置１９に指令し、金型の自動交換を行う。検索
されない金型は金型情報表示部に表示され、作業者によ
り必要な金型の交換を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、タレットパンチプレ
スの金型自動交換制御装置とその金型交換方法に関し、
特にタレットパンチプレスの金型装着ステーションに装
着されている金型情報と、ツールラックに収納されてい
る金型情報を金型交換制御装置内にデータベースとして
蓄積し、このデータベースの情報に基づいて金型の検索
と金型の自動交換の指令を行うための金型自動交換制御
装置とその金型交換方法に関する。
スの金型自動交換制御装置とその金型交換方法に関し、
特にタレットパンチプレスの金型装着ステーションに装
着されている金型情報と、ツールラックに収納されてい
る金型情報を金型交換制御装置内にデータベースとして
蓄積し、このデータベースの情報に基づいて金型の検索
と金型の自動交換の指令を行うための金型自動交換制御
装置とその金型交換方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のタレットパンチプレスで金型交換
をする場合、まずＮＣプログラムに記載されている金型
とタレット上の各金型装着ステーションに装着されてい
る金型とを対比するために、現在装着されている金型と
これから使用する金型とを比較できる一覧票などを手作
業で作成した上で、例えば一つのＮＣプログラムや一つ
のスケジュールの加工動作の終了後、作業者はプレス動
作を休止させて、タレットを回転させ、現在装着されて
いる金型の形状、寸法、クリアランス及び配置角度を確
認しつつ、所定のステーションから不要金型を取り出し
て必要金型の取り付けと配置角度の調整を行う。
をする場合、まずＮＣプログラムに記載されている金型
とタレット上の各金型装着ステーションに装着されてい
る金型とを対比するために、現在装着されている金型と
これから使用する金型とを比較できる一覧票などを手作
業で作成した上で、例えば一つのＮＣプログラムや一つ
のスケジュールの加工動作の終了後、作業者はプレス動
作を休止させて、タレットを回転させ、現在装着されて
いる金型の形状、寸法、クリアランス及び配置角度を確
認しつつ、所定のステーションから不要金型を取り出し
て必要金型の取り付けと配置角度の調整を行う。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ＮＣプログ
ラムに記載されている金型とタレット上の各金型装着ス
テーションに装着されている金型とを比較して、タレッ
トから交換すべき金型を検索するには、作業者がタレッ
ト中の金型の管理とツールラック中の金型の管理をしな
ければならない。このため、金型の管理に多くの時間を
必要とすることから加工ラインの稼働効率の低下を招い
ていた。
ラムに記載されている金型とタレット上の各金型装着ス
テーションに装着されている金型とを比較して、タレッ
トから交換すべき金型を検索するには、作業者がタレッ
ト中の金型の管理とツールラック中の金型の管理をしな
ければならない。このため、金型の管理に多くの時間を
必要とすることから加工ラインの稼働効率の低下を招い
ていた。
【０００４】そこで、この発明の目的は上記の問題点を
解決するために、タレット中の金型情報とツールラック
中の金型情報を金型自動交換制御装置内にデータベース
として登録し、作業者が前記ＮＣプログラムで必要な金
型を金型自動交換制御装置に入力するのみで、金型の検
索と金型交換を自動で行うようにして、加工ラインの稼
働効率の向上を図るである。
解決するために、タレット中の金型情報とツールラック
中の金型情報を金型自動交換制御装置内にデータベース
として登録し、作業者が前記ＮＣプログラムで必要な金
型を金型自動交換制御装置に入力するのみで、金型の検
索と金型交換を自動で行うようにして、加工ラインの稼
働効率の向上を図るである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
にこの発明は、ＮＣプログラムを提供する上位コントロ
ーラと接続し、そのＮＣプログラムに基づいて板材の打
抜き加工を行うタレットパンチプレスと金型交換を行う
金型交換装置の双方の動作制御を行う金型自動交換制御
装置において、作業者が板材加工に用いる金型の金型情
報を入力する使用金型情報入力部と、金型装着ステーシ
ョンに現に装着されている金型情報を蓄積する装着金型
情報蓄積部と、前記使用金型情報入力部と装着金型情報
蓄積部とから金型装着ステーションから交換すべき金型
を検索する交換金型検索部と、収容部に収容されている
金型情報を蓄積する収容金型情報蓄積部と、前記交換金
型検索部より検索された金型が前記収容金型情報蓄積部
に収容されているか否かを検索する収容金型検索部と、
検索され及び検索されない金型情報を表示する金型情報
表示部とを設けたものである。
にこの発明は、ＮＣプログラムを提供する上位コントロ
ーラと接続し、そのＮＣプログラムに基づいて板材の打
抜き加工を行うタレットパンチプレスと金型交換を行う
金型交換装置の双方の動作制御を行う金型自動交換制御
装置において、作業者が板材加工に用いる金型の金型情
報を入力する使用金型情報入力部と、金型装着ステーシ
ョンに現に装着されている金型情報を蓄積する装着金型
情報蓄積部と、前記使用金型情報入力部と装着金型情報
蓄積部とから金型装着ステーションから交換すべき金型
を検索する交換金型検索部と、収容部に収容されている
金型情報を蓄積する収容金型情報蓄積部と、前記交換金
型検索部より検索された金型が前記収容金型情報蓄積部
に収容されているか否かを検索する収容金型検索部と、
検索され及び検索されない金型情報を表示する金型情報
表示部とを設けたものである。
【０００６】
【作用】上記構成及び方法によれば、ＮＣプログラムを
提供する上位コントローラと接続し、そのＮＣプログラ
ムに基づいて板材の打抜き加工を行うタレットパンチプ
レスと金型交換を行う金型交換装置の双方の動作制御を
行う金型自動交換制御装置において、ＮＣプログラムに
て指定された金型ステーションに所定の金型を装着する
ために、作業者が板材加工に用いる金型情報を使用金型
情報入力部に入力し、その入力情報と金型装着ステーシ
ョンに現に装着されている装着金型情報とから交換すべ
き金型を検索し、その検索情報と収容部に収容されてい
る金型の収容金型情報とから交換可能な金型を検索し
て、交換可能な金型が検索されたならば金型交換装置に
より前記金型を交換し、検索されなければ金型情報表示
部にて自動交換できない旨の表示を行う。
提供する上位コントローラと接続し、そのＮＣプログラ
ムに基づいて板材の打抜き加工を行うタレットパンチプ
レスと金型交換を行う金型交換装置の双方の動作制御を
行う金型自動交換制御装置において、ＮＣプログラムに
て指定された金型ステーションに所定の金型を装着する
ために、作業者が板材加工に用いる金型情報を使用金型
情報入力部に入力し、その入力情報と金型装着ステーシ
ョンに現に装着されている装着金型情報とから交換すべ
き金型を検索し、その検索情報と収容部に収容されてい
る金型の収容金型情報とから交換可能な金型を検索し
て、交換可能な金型が検索されたならば金型交換装置に
より前記金型を交換し、検索されなければ金型情報表示
部にて自動交換できない旨の表示を行う。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の実施例を図１〜図７に基づ
き説明する。
き説明する。
【０００８】図１は、この発明を適用した金型自動交換
制御装置（以下、ATC 制御装置と記す）１と加工ライン
に設けられた各装置との接続関係を示す説明図である。
ワークＷの加工情報を記録したＮＣプログラム３を作成
する自動プログラミング装置（以下、ＣＡＤ／ＣＡＭと
記す）５は、ワークＷの加工に使用する金型のリスト
（以下、加工指示書と記す）６の生成や加工スケジュー
ルの指令及び編集を行うためのインテリジェント・デー
タターミナル（以下、IDT と記す）７と接続されてい
る。
制御装置（以下、ATC 制御装置と記す）１と加工ライン
に設けられた各装置との接続関係を示す説明図である。
ワークＷの加工情報を記録したＮＣプログラム３を作成
する自動プログラミング装置（以下、ＣＡＤ／ＣＡＭと
記す）５は、ワークＷの加工に使用する金型のリスト
（以下、加工指示書と記す）６の生成や加工スケジュー
ルの指令及び編集を行うためのインテリジェント・デー
タターミナル（以下、IDT と記す）７と接続されてい
る。
【０００９】ＮＣプログラム３は、図２に示すように、
ＮＣプログラム３中のＧ９０は直線補間の準備コードを
示し、Ｘ，ＹはワークＷの位置決めのための座標位置を
示している。Ｔは、通常工具選択コードと呼ばれ、打抜
き加工する金型の装着場所を示す識別番号に相当する。
クリアランス0.3 は、ワークＷの板厚に応じて定めら
れ、金型である図示省略のダイの径をパンチの径に対し
て0.3mm だけ大きく取ることを示している。金型データ
は、タレットパンチプレス９で使用する金型の形状寸法
や配置角度等を示すものである。
ＮＣプログラム３中のＧ９０は直線補間の準備コードを
示し、Ｘ，ＹはワークＷの位置決めのための座標位置を
示している。Ｔは、通常工具選択コードと呼ばれ、打抜
き加工する金型の装着場所を示す識別番号に相当する。
クリアランス0.3 は、ワークＷの板厚に応じて定めら
れ、金型である図示省略のダイの径をパンチの径に対し
て0.3mm だけ大きく取ることを示している。金型データ
は、タレットパンチプレス９で使用する金型の形状寸法
や配置角度等を示すものである。
【００１０】再び図１において、IDT ７はタレットパン
チプレス９中の金型の交換制御を行うためのATC 制御装
置１と、タレットパンチプレス９の各駆動部材に動作信
号を発信するタレットパンチプレス駆動装置１１と接続
されている。IDT ７からタレットパンチプレス駆動装置
１１には、ATC 制御装置からの要求に対応して後述する
タレットの回転指令を発信する。
チプレス９中の金型の交換制御を行うためのATC 制御装
置１と、タレットパンチプレス９の各駆動部材に動作信
号を発信するタレットパンチプレス駆動装置１１と接続
されている。IDT ７からタレットパンチプレス駆動装置
１１には、ATC 制御装置からの要求に対応して後述する
タレットの回転指令を発信する。
【００１１】ATC 制御装置１には、データベースとして
タレットパンチプレス９中に現に装着されている金型情
報を蓄積する装着金型情報蓄積部であるタレットレイア
ウト情報蓄積部１３と、金型の収容部であるツールラッ
ク１５中の金型情報を蓄積する収容金型情報蓄積部であ
るツール金型情報蓄積部１７を設けている。ATC 制御装
置１は、金型を自動交換するための金型自動交換装置
（以下、ATC と記す）１９と、前記ツールラック１５と
接続されている。
タレットパンチプレス９中に現に装着されている金型情
報を蓄積する装着金型情報蓄積部であるタレットレイア
ウト情報蓄積部１３と、金型の収容部であるツールラッ
ク１５中の金型情報を蓄積する収容金型情報蓄積部であ
るツール金型情報蓄積部１７を設けている。ATC 制御装
置１は、金型を自動交換するための金型自動交換装置
（以下、ATC と記す）１９と、前記ツールラック１５と
接続されている。
【００１２】前記タレットパンチプレス駆動装置１１は
タレットパンチプレス１と接続されている。各装置１，
５，７，１１，１５，１９は、通信回線を介して接続さ
れている。回線はダイレクトＮＣ（ＤＮＣ）のための回
線を示す。
タレットパンチプレス１と接続されている。各装置１，
５，７，１１，１５，１９は、通信回線を介して接続さ
れている。回線はダイレクトＮＣ（ＤＮＣ）のための回
線を示す。
【００１３】上記構成において、作業者２１はATC 制御
装置１の前に位置し、ワークＷの加工に使用する金型を
加工指示書６に従ってATC 制御装置１に入力することに
より、ATC 制御装置１は、タレット中の金型情報１３や
ツールラック中の金型情報１７よりタレットに装着され
ている金型で交換が必要な金型を自動的に検索し、交換
が可能な金型があればATC 制御装置１は、タレットパン
チプレス駆動装置１１，ATC １９，ツールラック１５の
各動作制御を行い、金型を自動交換する。
装置１の前に位置し、ワークＷの加工に使用する金型を
加工指示書６に従ってATC 制御装置１に入力することに
より、ATC 制御装置１は、タレット中の金型情報１３や
ツールラック中の金型情報１７よりタレットに装着され
ている金型で交換が必要な金型を自動的に検索し、交換
が可能な金型があればATC 制御装置１は、タレットパン
チプレス駆動装置１１，ATC １９，ツールラック１５の
各動作制御を行い、金型を自動交換する。
【００１４】以下、各構成部を詳細に説明する。
【００１５】図３に示すように、タレットパンチプレス
９はブリッジ構造のフレーム２３を有し、このフレーム
２３内の略中央部の真下には回転可能な上タレット２５
と下タレット２７とを備えている。一般に、上タレット
２５には図示省略のパンチが装着され、下タレット２７
には図示省略のダイが装着されている。上タレット２
５，下タレット２７には、パンチ及びダイを装着するた
めの複数の金型装着ステーション２９が設けられてい
る。
９はブリッジ構造のフレーム２３を有し、このフレーム
２３内の略中央部の真下には回転可能な上タレット２５
と下タレット２７とを備えている。一般に、上タレット
２５には図示省略のパンチが装着され、下タレット２７
には図示省略のダイが装着されている。上タレット２
５，下タレット２７には、パンチ及びダイを装着するた
めの複数の金型装着ステーション２９が設けられてい
る。
【００１６】前記パンチ及びダイから構成される金型
は、上タレット２５の上方に設けられたストライカ３１
の打圧により、上，下タレット２５，２７間に設けられ
た板状のワークＷに打抜き加工を行う。ワークＷはワー
ククランプ装置３３に把持されて、テーブル３５上の所
定位置に案内される。
は、上タレット２５の上方に設けられたストライカ３１
の打圧により、上，下タレット２５，２７間に設けられ
た板状のワークＷに打抜き加工を行う。ワークＷはワー
ククランプ装置３３に把持されて、テーブル３５上の所
定位置に案内される。
【００１７】図４に示すように、ATC １９は、前記上，
下タレット２５，２７に各々装着されているパンチ及び
ダイを着脱交換し搬送する交換装置３７と、パンチ及び
ダイを収納保管するツールラック１５が設けられてお
り、タレットパンチプレス９のＹ軸方向（図４において
は下側）に設置されている。
下タレット２５，２７に各々装着されているパンチ及び
ダイを着脱交換し搬送する交換装置３７と、パンチ及び
ダイを収納保管するツールラック１５が設けられてお
り、タレットパンチプレス９のＹ軸方向（図４において
は下側）に設置されている。
【００１８】交換装置３７は、上，下タレット２５，２
７からパンチ及びダイを着脱するためのパンチリフター
３９と、交換すべきパンチ及びダイを搭載するための交
換装置の回転盤４１と、前記ツールラック１５とタレッ
トパンチプレス９との間を往復移動するための移動装置
４３が設けられている。パンチリフター３９は、パンチ
及びダイを把持するグリッパー４５と、グリッパー４５
を移動させるための回転アーム４７と、回転アーム４７
を移動させるための図示省略のモータとから構成されて
いる。
７からパンチ及びダイを着脱するためのパンチリフター
３９と、交換すべきパンチ及びダイを搭載するための交
換装置の回転盤４１と、前記ツールラック１５とタレッ
トパンチプレス９との間を往復移動するための移動装置
４３が設けられている。パンチリフター３９は、パンチ
及びダイを把持するグリッパー４５と、グリッパー４５
を移動させるための回転アーム４７と、回転アーム４７
を移動させるための図示省略のモータとから構成されて
いる。
【００１９】前記ツールラック１５は、パンチを収納保
管するパンチラック１５ａと、ダイを収納保管するダイ
ラック１５ｂとから構成されている。
管するパンチラック１５ａと、ダイを収納保管するダイ
ラック１５ｂとから構成されている。
【００２０】以下、図５にATC 制御装置１のブロック図
を示す。ATC 制御装置１には前記ＮＣプログラム３を入
力するためのＮＣプログラム入力部４９と、ＮＣプログ
ラム３を実行するＮＣプログラム実行部５１と、ワーク
Ｗの打抜き加工に使用する金型を入力するための使用金
型情報入力部５３と、作業者２１が交換すべき金型情報
を確認するための金型情報確認部５５とが設けられてい
る。使用金型情報入力部５３に入力する情報は、前記加
工指示書６に記載された使用金型リストの金型情報であ
り、図６に示すように、タレットステーション番号，金
型の名称，金型のＸ寸法（長さ），金型のＹ寸法
（幅），金型のＲ寸法及び金型のＡ角度（配置角度）で
ある。
を示す。ATC 制御装置１には前記ＮＣプログラム３を入
力するためのＮＣプログラム入力部４９と、ＮＣプログ
ラム３を実行するＮＣプログラム実行部５１と、ワーク
Ｗの打抜き加工に使用する金型を入力するための使用金
型情報入力部５３と、作業者２１が交換すべき金型情報
を確認するための金型情報確認部５５とが設けられてい
る。使用金型情報入力部５３に入力する情報は、前記加
工指示書６に記載された使用金型リストの金型情報であ
り、図６に示すように、タレットステーション番号，金
型の名称，金型のＸ寸法（長さ），金型のＹ寸法
（幅），金型のＲ寸法及び金型のＡ角度（配置角度）で
ある。
【００２１】前記使用金型情報入力部５３と上，下タレ
ット２５，２７中に装着されている金型情報を蓄積する
タレットレイアウト情報蓄積部５９は、金型装着ステー
ション２９から交換すべき金型を検索する交換金型検索
部６１と接続されている。交換金型検索部６１とツール
ラック１５中に収容されている金型情報を蓄積するツー
ルラック金型情報蓄積部６３とは、前記交換金型検索部
６１より検索された金型が前記ツールラック金型情報蓄
積部６３に収容されているか否かを検索する収容金型検
索部であるツールラック金型検索部６５と接続されてい
る。ツールラック金型検索部６５は、自動交換可能な金
型のリストを転送するための金型自動交換リスト転送部
６７と、金型を作業者により手動で交換する金型のリス
トを生成する金型手動交換リスト生成部６９と接続され
ている。
ット２５，２７中に装着されている金型情報を蓄積する
タレットレイアウト情報蓄積部５９は、金型装着ステー
ション２９から交換すべき金型を検索する交換金型検索
部６１と接続されている。交換金型検索部６１とツール
ラック１５中に収容されている金型情報を蓄積するツー
ルラック金型情報蓄積部６３とは、前記交換金型検索部
６１より検索された金型が前記ツールラック金型情報蓄
積部６３に収容されているか否かを検索する収容金型検
索部であるツールラック金型検索部６５と接続されてい
る。ツールラック金型検索部６５は、自動交換可能な金
型のリストを転送するための金型自動交換リスト転送部
６７と、金型を作業者により手動で交換する金型のリス
トを生成する金型手動交換リスト生成部６９と接続され
ている。
【００２２】前記金型自動交換リスト転送部６７は、AT
C １９の各駆動部材の動作制御を行うためのATC 制御部
７１と、ツールラック１５の各駆動部材の動作制御を行
うためのツールラック制御部７３と接続されている。AT
C 制御部７１とツールラック制御部７３は、金型の交換
作業の終了を確認し、前記IDT ７に知らせるための金型
交換作業確認部７５と接続されている。
C １９の各駆動部材の動作制御を行うためのATC 制御部
７１と、ツールラック１５の各駆動部材の動作制御を行
うためのツールラック制御部７３と接続されている。AT
C 制御部７１とツールラック制御部７３は、金型の交換
作業の終了を確認し、前記IDT ７に知らせるための金型
交換作業確認部７５と接続されている。
【００２３】前記タレットレイアウト情報蓄積部５９
は、上，下タレット２５，２７中の金型情報を変更する
ためタレットレイアウト情報更新部７７と接続されてい
る。タレットレイアウト情報更新部７７は、前記金型自
動交換リスト転送部６７と金型手動交換リスト生成部６
９と接続されている。前記ツールラック金型情報蓄積部
６３は、ツールラック１５中の金型情報を変更するため
ツールラック金型情報更新部７９と接続されている。ま
た、前記交換金型検索部６１とツールラック金型検索部
６５は、図示しないCRT 画面に金型情報を表示するため
の金型情報表示部８１と接続され、金型情報表示部８１
は前記金型情報確認部５５と接続されている。また、前
記ＮＣプログラム実行部５１は、タレットパンチプレス
９の各駆動部材の動作制御を行うためのタレットパンチ
プレス制御部８３と接続されている。 上記構成におい
て、金型の自動交換を行う場合のデータフローを図７を
用いて説明する。ステップ５０１では、ワークＷの加工
内容に基づいて使用する金型をまとめた前記加工指示書
６に従って、作業者２１がATC 制御装置１の前記使用金
型情報入力部５３に金型情報を入力する。ステップ５０
３では、前記入力された使用金型情報に基づいて上，下
タレット２５，２７上で交換すべき金型があるか否かを
前記金型交換金型検索部６１で判断する。金型交換が必
要でない場合、つまり上，下タレット２５，２７上に前
記使用金型が全て装着されている場合には、金型の自動
交換処理は終了する。ステップ５０５では、ステップ５
０３で検索された交換が必要な金型情報を前記金型情報
表示部８１にて表示する。ステップ５０７では、交換す
べき金型がツールラック１５に収容されているかどうか
を前記ツールラック金型検索部６５で検索し、交換すべ
き金型が検索されれば、その金型リストを金型情報表示
部８１で表示する（ステップ５０９）。交換すべき金型
が検索されなければ、金型の自動交換処理を終了する。
ステップ５１１では、作業者２１により前記金型情報表
示部８１で表示された金型情報の確認を行い、確認でき
れば前記金型情報確認部５５で作業者２１は図示しない
確認ボタンを押す。ステップ５１３では、前記交換金型
の確認に基づき、ATC １９による金型の自動交換が行な
われる。このとき、ATC １９で自動交換できない金型は
前記金型手動交換リスト生成部６１を介して金型情報表
示部８１で表示される（ステップ５１５）。また、タレ
ットレイアウト情報更新部７７とツールラック金型情報
更新部７９により金型情報は更新される（ステップ５１
７）。
は、上，下タレット２５，２７中の金型情報を変更する
ためタレットレイアウト情報更新部７７と接続されてい
る。タレットレイアウト情報更新部７７は、前記金型自
動交換リスト転送部６７と金型手動交換リスト生成部６
９と接続されている。前記ツールラック金型情報蓄積部
６３は、ツールラック１５中の金型情報を変更するため
ツールラック金型情報更新部７９と接続されている。ま
た、前記交換金型検索部６１とツールラック金型検索部
６５は、図示しないCRT 画面に金型情報を表示するため
の金型情報表示部８１と接続され、金型情報表示部８１
は前記金型情報確認部５５と接続されている。また、前
記ＮＣプログラム実行部５１は、タレットパンチプレス
９の各駆動部材の動作制御を行うためのタレットパンチ
プレス制御部８３と接続されている。 上記構成におい
て、金型の自動交換を行う場合のデータフローを図７を
用いて説明する。ステップ５０１では、ワークＷの加工
内容に基づいて使用する金型をまとめた前記加工指示書
６に従って、作業者２１がATC 制御装置１の前記使用金
型情報入力部５３に金型情報を入力する。ステップ５０
３では、前記入力された使用金型情報に基づいて上，下
タレット２５，２７上で交換すべき金型があるか否かを
前記金型交換金型検索部６１で判断する。金型交換が必
要でない場合、つまり上，下タレット２５，２７上に前
記使用金型が全て装着されている場合には、金型の自動
交換処理は終了する。ステップ５０５では、ステップ５
０３で検索された交換が必要な金型情報を前記金型情報
表示部８１にて表示する。ステップ５０７では、交換す
べき金型がツールラック１５に収容されているかどうか
を前記ツールラック金型検索部６５で検索し、交換すべ
き金型が検索されれば、その金型リストを金型情報表示
部８１で表示する（ステップ５０９）。交換すべき金型
が検索されなければ、金型の自動交換処理を終了する。
ステップ５１１では、作業者２１により前記金型情報表
示部８１で表示された金型情報の確認を行い、確認でき
れば前記金型情報確認部５５で作業者２１は図示しない
確認ボタンを押す。ステップ５１３では、前記交換金型
の確認に基づき、ATC １９による金型の自動交換が行な
われる。このとき、ATC １９で自動交換できない金型は
前記金型手動交換リスト生成部６１を介して金型情報表
示部８１で表示される（ステップ５１５）。また、タレ
ットレイアウト情報更新部７７とツールラック金型情報
更新部７９により金型情報は更新される（ステップ５１
７）。
【００２４】ステップ５１９では、ATC １９で自動交換
できない金型を作業者２１が手動で交換するか否か判断
し、交換する場合には作業者２１による金型交換が行な
われ（ステップ５２１）、手動交換しない場合には金型
の自動交換処理は終了する。ステップ５２３では交換す
べき金型の確認を前記金型情報確認部５５で行い、金型
の自動交換処理は終了する。この確認作業と並行してタ
レットレイアウト情報を前記タレットレイアウト情報更
新部７７で更新する（ステップ５２５）。
できない金型を作業者２１が手動で交換するか否か判断
し、交換する場合には作業者２１による金型交換が行な
われ（ステップ５２１）、手動交換しない場合には金型
の自動交換処理は終了する。ステップ５２３では交換す
べき金型の確認を前記金型情報確認部５５で行い、金型
の自動交換処理は終了する。この確認作業と並行してタ
レットレイアウト情報を前記タレットレイアウト情報更
新部７７で更新する（ステップ５２５）。
【００２５】以上により、上，下タレット２５，２７中
に装着されている金型情報とツールラック中の金型情報
をATC 制御装置１内にデータベースとして登録し、作業
者２１が前記ＮＣプログラム３で必要な金型をATC 制御
装置１に入力するのみで、交換すべき金型の検索と金型
の交換を自動で行うことができる。
に装着されている金型情報とツールラック中の金型情報
をATC 制御装置１内にデータベースとして登録し、作業
者２１が前記ＮＣプログラム３で必要な金型をATC 制御
装置１に入力するのみで、交換すべき金型の検索と金型
の交換を自動で行うことができる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、金型装着ステーション中に装着されている金型情報
と収容部に収容されている金型情報を金型自動交換制御
装置内の装着金型情報蓄積部と収容金型情報蓄積部に登
録し、作業者がＮＣプログラムで必要な金型を金型自動
交換制御装置に入力するのみで、金型の検索及び交換等
を自動で行うことができる。
ば、金型装着ステーション中に装着されている金型情報
と収容部に収容されている金型情報を金型自動交換制御
装置内の装着金型情報蓄積部と収容金型情報蓄積部に登
録し、作業者がＮＣプログラムで必要な金型を金型自動
交換制御装置に入力するのみで、金型の検索及び交換等
を自動で行うことができる。
【００２７】このため、タレットパンチプレスの金型交
換作業を容易、迅速、確実に行うことができ、作業時間
の大幅な短縮と生産性の向上が図れる。
換作業を容易、迅速、確実に行うことができ、作業時間
の大幅な短縮と生産性の向上が図れる。
【図１】この発明を適用した制御装置と加工ラインに設
けられた各装置の接続関係を示す説明図である。
けられた各装置の接続関係を示す説明図である。
【図２】図１で使用するＮＣプログラムの説明図であ
る。
る。
【図３】図１で使用するタレットパンチプレスの正面図
である。
である。
【図４】タレットパンチプレスと金型自動交換装置の配
置説明図である。
置説明図である。
【図５】金型自動交換制御装置のブロック図である。
【図６】使用金型リストの説明図である。
【図７】金型の自動交換を説明するフローチャートであ
る。
る。
１ ＡＴＣ制御装置（自動金型交換制御装置） ３ ＮＣプログラム ７ ＩＤＴ（上位コントローラ） ９ タレットパンチプレス １５ ツールラック（収容部） １９ ＡＴＣ（金型交換装置） ２１ 作業者 ２９ 金型装着ステーション ５３ 使用金型情報入力部 ５９ タレットレイアウト情報蓄積部（装着金型情報蓄
積部） ６１ 交換金型検索部 ６３ ツールラック金型蓄積部（収容金型情報蓄積部） ６５ ツールラック金型検索部（収容金型検索部） ８１ ＣＲＴ画面（金型情報表示部）
積部） ６１ 交換金型検索部 ６３ ツールラック金型蓄積部（収容金型情報蓄積部） ６５ ツールラック金型検索部（収容金型検索部） ８１ ＣＲＴ画面（金型情報表示部）
Claims (2)
- 【請求項１】 ＮＣプログラムを提供する上位コントロ
ーラと接続し、そのＮＣプログラムに基づいて板材の打
抜き加工を行うタレットパンチプレスと金型交換を行う
金型交換装置の双方の動作制御を行う金型自動交換制御
装置において、作業者が板材加工に用いる金型の金型情
報を入力する使用金型情報入力部と、金型装着ステーシ
ョンに現に装着されている金型情報を蓄積する装着金型
情報蓄積部と、前記使用金型情報入力部と装着金型情報
蓄積部とから金型装着ステーションから交換すべき金型
を検索する交換金型検索部と、収容部に収容されている
金型情報を蓄積する収容金型情報蓄積部と、前記交換金
型検索部より検索された金型が前記収容金型情報蓄積部
に収容されているか否かを検索する収容金型検索部と、
検索され及び検索されない金型情報を表示する金型情報
表示部とを設けたことを特徴とするタレットパンチプレ
スの金型自動交換制御装置。 - 【請求項２】 ＮＣプログラムを提供する上位コントロ
ーラと接続し、そのＮＣプログラムに基づいて板材の打
抜き加工を行うタレットパンチプレスと金型交換を行う
金型交換装置の双方の動作制御を行う金型自動交換制御
装置の金型交換方法において、作業者が板材加工に用い
る金型情報を入力し、その入力情報と金型装着ステーシ
ョンに現に装着されている装着金型情報とから交換すべ
き金型を検索し、その検索情報と収容部に収容されてい
る収容金型情報とから交換可能な金型を検索して、交換
可能な金型が検索されたならば金型交換装置により前記
金型を交換し、検索されなければ金型情報表示部にて自
動交換できない旨の表示をすることを特徴とするタレッ
トパンチプレスの金型交換方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5027943A JP2636130B2 (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | タレットパンチプレスの金型自動交換制御装置とその金型交換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5027943A JP2636130B2 (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | タレットパンチプレスの金型自動交換制御装置とその金型交換方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06238362A true JPH06238362A (ja) | 1994-08-30 |
| JP2636130B2 JP2636130B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=12234979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5027943A Expired - Lifetime JP2636130B2 (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | タレットパンチプレスの金型自動交換制御装置とその金型交換方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2636130B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100792504B1 (ko) * | 2006-06-20 | 2008-01-08 | 현대자동차주식회사 | 피어싱 장치 및 방법 |
| KR101389920B1 (ko) * | 2012-12-28 | 2014-04-29 | (주)더블유티엠 | 극소벤딩기의 파이프 선단 조절장치 |
| JP2015107501A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 株式会社アマダ | タレットパンチプレスにおける金型取り扱い方法及び金型取り扱い装置 |
| US9296814B2 (en) | 2011-08-24 | 2016-03-29 | Fujifilm Corporation | Antibody against human TSH and canine TSH |
| CN115352116A (zh) * | 2022-10-20 | 2022-11-18 | 深圳市信润富联数字科技有限公司 | 自动换模方法、系统、装置、设备及可读存储介质 |
-
1993
- 1993-02-17 JP JP5027943A patent/JP2636130B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100792504B1 (ko) * | 2006-06-20 | 2008-01-08 | 현대자동차주식회사 | 피어싱 장치 및 방법 |
| US9296814B2 (en) | 2011-08-24 | 2016-03-29 | Fujifilm Corporation | Antibody against human TSH and canine TSH |
| KR101389920B1 (ko) * | 2012-12-28 | 2014-04-29 | (주)더블유티엠 | 극소벤딩기의 파이프 선단 조절장치 |
| JP2015107501A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 株式会社アマダ | タレットパンチプレスにおける金型取り扱い方法及び金型取り扱い装置 |
| CN115352116A (zh) * | 2022-10-20 | 2022-11-18 | 深圳市信润富联数字科技有限公司 | 自动换模方法、系统、装置、设备及可读存储介质 |
| CN115352116B (zh) * | 2022-10-20 | 2023-01-17 | 深圳市信润富联数字科技有限公司 | 自动换模方法、系统、装置、设备及可读存储介质 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2636130B2 (ja) | 1997-07-30 |
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