JP4797583B2 - チェンジャー付き加工設備制御システム - Google Patents
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Description
このような課題を解消するものとして、複数のパンチ工具を搭載したタレット形式の工具ホルダを、旋回可能な工具ホルダマガジンの円周方向複数箇所に着脱自在に保持するマルチタレット形式のものが提案されている(例えば、特許文献1)。これは、工具ホルダのマガジンの旋回により、希望の工具ホルダを所定の加工位置に割出し、その割り出された工具ホルダを旋回させて工具ホルダ中の希望のパンチ工具をパンチ加工に用いるものである。
このチェンジャー付き加工設備では、加工機であるパンチプレスによる加工中に、タレット形式の工具ホルダの中の工具を交換しておき、またその段取りされた機外の工具ホルダを、工具ホルダチェンジャーによりパンチプレス内の工具ホルダマガジンの工具ホルダと交換するすることができる。
この発明の他の目的は、間違った工具を搭載した工具ホルダを加工機内に入れないようにできて、間違った工具が搭載されている場合の正しい工具との交換を効率良く行えるものとすることである。
前記加工機(1)をプログラム(36)に従って制御する加工機制御装置(31)と、前記工具ホルダチェンジャー(3)をプログラム制御するチェンジャー制御装置(32)と、加工プログラム(36)を記憶したスケジュール作成装置(34)とを備える。
このスケジュール作成装置(34)は、加工機(1)の有する工具(8)が加工に必要な工具と相違するか否かを判定する工具相違判定手段(63)、およびこの工具相違判定手段(63)による判定の結果、相違する場合に、相違情報を加工機制御装置(31)に伝える相違情報連絡手段(64)を有する。
加工機制御装置(31)は、前記相違情報を受けると、相違する工具(8)による加工をせずに待機するように制御する相違時処理手段(38)を有するものとする。
工具ホルダ(7)の搭載工具(8)が加工に必要な工具(8)と相違するときは、その工具ホルダ(7)を加工機(1)に入れても、再度出すことが必要となり、加工機(1)に入れると搬出のための余分な動作が生じることになる。そのため、工具(8)が相違する場合に、工具ホルダチェンジャー(3)の動作として、工具ホルダ(7)を加工機(1)に対して入れる動作を不可とするようにすることにより、工具ホルダチェンジャー(3)等に余分な動作が生じることが回避できる。加工機(1)から工具ホルダ(7)を出す動作は、搭載工具(8)が加工に必要な工具(8)と相違していても制限する必要がなく、動作を止めるよりも出してしまう方が効率的である。
また、工具ホルダ7は、図2のように工具支持部7aの個数,配置,寸法等の種々異なる複数種類のものが準備される。同じ工具支持部7aに、外径寸法の合う複数種類の工具8の搭載が可能であり、各種類の工具ホルダ7の工具支持部7aに、適合可能な任意の工具8を搭載して工具ホルダ7の工具編成が行われる。
パンチ位置Pに割り出された工具8は、サーボモータ等のパンチ駆動原により、昇降自在なラムを介してパンチ加工のための昇降動作が与えられる。
工具ホルダチェンジャー3は、これら機内工具ホルダマガジン5と機外工具ホルダマガジン6の交換用割出位置R,Sに渡って設けられたガイドレール21と、このガイドレール21に沿って走行する走行体22とを備える。走行体22は、それぞれ工具ホルダ7を保持する2つのチャック23,24が走行方向に並んで設けられている。これら2つのチャック23,24は、いずれか片方のチャック23,24で交換用の工具ホルダ7を保持しておき、空の方のチャック23,24で工具ホルダマガジン5,6から工具ホルダ7を受け取り、上記片方のチャック23,24で保持していた交換用の工具ホルダ7を工具ホルダマガジン5,6に渡す動作を行う。これにより、走行体22の両工具ホルダマガジン5,6間の一度の走行で工具ホルダ7の交換が行える。
また走行体22に設けられる上記チャック23,24は、いずれも各工具ホルダマガジン5,6と同じく、パンチ工具搭載の工具ホルダ7用のものと、ダイ工具搭載の工具ホルダ7用のものとが、上下に並んで設けられている。
加工機制御装置31、チェンジャー制御装置32、およびローダ制御装置33は、物理的には同じコンピュータ等に構成されたものであっても良く、また別のコンピュータ等で構成されたものであっても良い。これら加工機制御装置31、チェンジャー制御装置32、およびローダ制御装置33は、共通の操作盤46によって操作される。
加工プログラム36は、加工命令50の他に、この実施形態の特徴として、後述の必要工具ホルダ確認命令51が記述されている。
工具ホルダ適否記憶部40aは、この実施形態では保有工具ホルダ記憶手段40の一部しとして設けたが、保有工具ホルダ記憶手段40とは別に独立して設けても良い。
チェンジャー制御プログラム43は、工具ホルダチェンジャー3の動作のうち、どの工具ホルダ7であるかを問わない共通の動作のプログラムを記述したものである。例えば工具ホルダチェンジャー3の走行体22を機内工具ホルダマガジン5および機外工具ホルダマガジン6の交換位置R,S間で走行させる命令や、各交換位置R,Sで、片方のチャック23,24で工具ホルダマガジン5,6の工具ホルダ7を取り出し、もう片方のチャック23,24に保持している工具ホルダ7を工具ホルダマガジン5,6に入れる一連の動作の命令等が記述される。
なお、チェンジャー制御装置32は、機外工具ホルダマガジン6の旋回割出やその他の動作の制御機能を有するものであっても良い。
使用工具ホルダ情報55は、各加工プログラム36Aでどの識別番号の工具ホルダ7を使用するかを定めた情報であり、例えば加工プログラム36Aのファイル名毎に、使用する工具ホルダ7の識別番号(T10,T02,…等)を設定した情報である。
この使用工具ホルダ情報55における工具ホルダ7の情報は、どの工具ホルダ7であるかを識別する識別番号(T10,T02,…)の他に、その識別番号で示される工具ホルダ7が、どの工具支持部7aにどの工具8を搭載したものであるかを示す搭載工具情報Fを有するものとされる。搭載工具情報Fは、工具ホルダ識別番号(T10,T02,…)の別に、工具支持部アドレスに対応させて工具番号(t001,t002,…)を示した情報とされる。
自動プログラミング装置35で作成した元の加工プログラム36Aは、スケジュール作成装置34へ、ネットワークや記憶媒体を介して伝えらえる。
チェンジャー動作情報作成手段58は、図5と共に前述したチェンジャー動作情報44を作成する手段である。
命令付加手段59は、自動プログラミング装置35で作成された元の加工プログラム36Aに、図5の必要工具ホルダ確認命令51を付加して加工プログラム36とする手段である。必要工具ホルダ確認命令51は、パンチプレス1で加工に使用する工具ホルダ7を機内工具ホルダマガジン5の別の工具ホルダ7に交換するときに、所定の確認動作を行わせる命令であり、加工プログラム36中に並ぶ加工命令50のうち、工具割出命令50bにおける工具ホルダ7の選択部分が異なる命令に変わる毎に、その変わる前の行に追加される。
図4において、加工プログラム転送手段60は、加工プログラム36をスケジュール作成装置34から加工機制御装置31へ転送する手段である。
具体的には、相違時動作制限手段65は、チェンジャー動作情報作成手段58に、工具ホルダ7をパンチプレス1から出す動作の情報はチェンジャー制御装置32へ送ることを制限しないが、工具ホルダ7をパンチプレス1へ入れる動作の情報はチェンジャー制御装置32へ送らない処理を行う。なお、チェンジャー動作情報作成手段58によるチェンジャー動作情報44(図5)の転送は、パンチプレス1の所定の動作毎に行うため、パンチプレス1が相違時処理手段38による制御で機械停止となった状態で、工具ホルダ7をパンチプレス1に入れる動作を飛ばして、これよりも後の工具ホルダ7をパンチプレス1から出す動作が実行されることはない。
加工機制御装置31は、相違情報を、保有工具ホルダ記憶手段40における工具ホルダ適否記憶部40aに、相違する工具ホルダ7のフラグを立てることで記憶する。
2…プリセッター
3…工具ホルダチェンジャー
5…機内工具ホルダマガジン
6…機外工具ホルダマガジン
7…工具ホルダ
8…工具
9…テーブル
10…板材送り機構
22…走行体
23,24…チャック
31…加工機制御装置
32…チェンジャー制御装置
33…ローダ制御装置
34…スケジュール作成装置
35…自動プログラミング装置
36…加工プログラム
36A…元の加工プログラム
38…相違時処理手段
39…工具ホルダ情報記憶手段
40…保有工具ホルダ記憶手段
40a…工具ホルダ適否記憶部
40…保有工具ホルダ記憶手段
50…加工命令
50b…工具割出命令
51…工具ホルダ確認命令
55…使用工具ホルダ情報
57…加工スケジュール作成手段
62…搭載工具情報記憶手段
63…工具相違判定手段
64…相違情報連絡手段
F…搭載工具情報
M1,M2…アドレス
T01,T02,……識別番号
W…板材
Claims (1)
- 工具を搭載した複数の工具ホルダを交換可能に装備する加工機と、この加工機外の工具ホルダを保管する機外工具ホルダマガジンと、この機外工具ホルダマガジンと前記加工機との間で工具ホルダを自動交換する工具ホルダチェンジャーとを備えた加工設備を制御するチェンジャー付き加工設備制御システムであって、
前記加工機をプログラムに従って制御する加工機制御装置と、前記工具ホルダチェンジャーをプログラム制御するチェンジャー制御装置と、加工プログラムを記憶したスケジュール作成装置とを備え、
このスケジュール作成装置は、加工機の有する工具が加工に必要な工具と相違するか否かを判定する工具相違判定手段、およびこの工具相違判定手段による判定の結果、相違する場合に、相違情報を加工機制御装置に伝える相違情報連絡手段を有し、
加工機制御装置は、前記相違情報を受けると、相違する工具による加工をせずに待機するように制御する相違時処理手段を有するものとし、前記工具相違判定手段による判定の結果、相違する場合に、前記チェンジャー制御装置の制御による前記工具ホルダチェンジャーの動作として、工具ホルダを加工機から出す動作は制限せず、入れる動作を不可とする相違時動作制限手段を設けた
チェンジャー付き加工設備制御システム。
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