JP4797583B2 - チェンジャー付き加工設備制御システム - Google Patents

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Description

この発明は、複数の工具を搭載した複数の工具ホルダを交換可能に装備するパンチプレス等のチェンジャー付き加工設備の制御システムに関する。
従来、複数の工具を交換使用可能としたパンチプレスとして、タレット式のものが一般的である。しかし、タレットパンチプレスでは、タレット内に保持できるパンチ工具の種類が限られ、多彩な加工が行えない。
このような課題を解消するものとして、複数のパンチ工具を搭載したタレット形式の工具ホルダを、旋回可能な工具ホルダマガジンの円周方向複数箇所に着脱自在に保持するマルチタレット形式のものが提案されている(例えば、特許文献1)。これは、工具ホルダのマガジンの旋回により、希望の工具ホルダを所定の加工位置に割出し、その割り出された工具ホルダを旋回させて工具ホルダ中の希望のパンチ工具をパンチ加工に用いるものである。
この形式のパンチプレスは、複数のパンチ工具を搭載する工具マガジンが工具ホルダマガジンに対して交換自在であるため、工具ホルダマガジンの外部に工具ホルダを準備しておき、その工具ホルダを工具ホルダマガジンの工具ホルダと交換することで、多数のパンチ工具の使用が可能になる。
このような工具ホルダのマガジンを備えたパンチプレスにおいて、機外工具ホルダマガジンと加工機との間で工具ホルダを自動交換する工具ホルダチェンジャーを備えた加工設備を試みた。
このチェンジャー付き加工設備では、加工機であるパンチプレスによる加工中に、タレット形式の工具ホルダの中の工具を交換しておき、またその段取りされた機外の工具ホルダを、工具ホルダチェンジャーによりパンチプレス内の工具ホルダマガジンの工具ホルダと交換するすることができる。
特開2004−237331号公報
上記パンチプレスを制御するNC装置からなる加工機制御装置は、加工プログラムのTコードに従って加工を制御する。すなわち、Tコードによって、工具ホルダマガジンにおける工具ホルダを、工具ホルダマガジンの旋回によって割出す角度と、その割り出された工具ホルダにつき、搭載した個別の工具を割り出すために工具ホルダを旋回させる角度とを認識し、それらの旋回割出動作を行わせる。
しかし、上記のように割出角度の制御を行うものであり、工具ホルダの工具支持部にどのような工具が入っているかは、加工機制御装置で認識していない。そのため、加工に使用すべき工具と違う工具が工具ホルダの支持部に入っていた場合に、その違う工具によって加工してしまい、孔形状等の加工内容の異なる加工が行われることになる。これにより加工不良品を出してしまう。
この発明の目的は、工具ホルダに間違った工具が搭載されていても、その間違った工具で加工することを未然に防止できるチェンジャー付き加工設備制御システムを提供することである。
この発明の他の目的は、間違った工具を搭載した工具ホルダを加工機内に入れないようにできて、間違った工具が搭載されている場合の正しい工具との交換を効率良く行えるものとすることである。
この発明の構成を実施形態に対応する図4と共に説明する。このチェンジャー付き加工設備制御システムは、工具(8)を搭載した複数の工具ホルダ(7)を交換可能に装備する加工機(1)と、この加工機(1)外の工具ホルダ(7)を保管する機外工具ホルダマガジン(6)と、この機外工具ホルダマガジン(6)と前記加工機(1)との間で工具ホルダ(7)を自動交換する工具ホルダチェンジャー(3)とを備えた加工設備を制御するチェンジャー付き加工設備制御システムであって、
前記加工機(1)をプログラム(36)に従って制御する加工機制御装置(31)と、前記工具ホルダチェンジャー(3)をプログラム制御するチェンジャー制御装置(32)と、加工プログラム(36)を記憶したスケジュール作成装置(34)とを備える。
このスケジュール作成装置(34)は、加工機(1)の有する工具(8)が加工に必要な工具と相違するか否かを判定する工具相違判定手段(63)、およびこの工具相違判定手段(63)による判定の結果、相違する場合に、相違情報を加工機制御装置(31)に伝える相違情報連絡手段(64)を有する。
加工機制御装置(31)は、前記相違情報を受けると、相違する工具(8)による加工をせずに待機するように制御する相違時処理手段(38)を有するものとする。
この構成によると、工具相違判定手段(63)は、加工機(1)の有する工具(8)が加工に必要な工具(8)と相違するか否かを判定する。その判定の結果、相違する場合は、相違情報連絡手段(64)により相違情報を加工機制御装置(31)に伝える。加工機制御装置(31)は、前記相違情報を受けると、相違する工具(8)による加工をせずに待機するように、相違時処理手段(38)によって加工機(1)を制御する。このため、工具ホルダ(7)に間違った工具(8)が搭載されていても、その間違った工具(8)で加工することが未然に防止される。
記工具相違判定手段(63)による判定の結果、相違する場合に、前記チェンジャー制御装置(32)の制御による前記工具ホルダチェンジャー(3)の動作として、工具ホルダ(7)を加工機(1)から出す動作は制限せず、入れる動作を不可とする相違時動作制限手段(65)を設ける。この相違時動作制限手段(65))は、前記スケジュール作成装置(34)に設けても、またチェンジャー制御装置(32)に設けても良い。
工具ホルダ(7)の搭載工具(8)が加工に必要な工具(8)と相違するときは、その工具ホルダ(7)を加工機(1)に入れても、再度出すことが必要となり、加工機(1)に入れると搬出のための余分な動作が生じることになる。そのため、工具(8)が相違する場合に、工具ホルダチェンジャー(3)の動作として、工具ホルダ(7)を加工機(1)に対して入れる動作を不可とするようにすることにより、工具ホルダチェンジャー(3)等に余分な動作が生じることが回避できる。加工機(1)から工具ホルダ(7)を出す動作は、搭載工具(8)が加工に必要な工具(8)と相違していても制限する必要がなく、動作を止めるよりも出してしまう方が効率的である。
この発明のチェンジャー付き加工設備制御システムは、工具を搭載した複数の工具ホルダを交換可能に装備する加工機と、この加工機外の工具ホルダを保管する機外工具ホルダマガジンと、この機外工具ホルダマガジンと前記加工機との間で工具ホルダを自動交換する工具ホルダチェンジャーとを備えた加工設備を制御するチェンジャー付き加工設備制御システムであって、前記加工機をプログラムに従って制御する加工機制御装置と、前記工具ホルダチェンジャーをプログラム制御するチェンジャー制御装置と、加工プログラムを記憶したスケジュール作成装置とを備え、このスケジュール作成装置は、加工機の有する工具が加工に必要な工具と相違するか否かを判定する工具相違判定手段、およびこの工具相違判定手段による判定の結果、相違する場合に、相違情報を加工機制御装置に伝える相違情報連絡手段を有し、加工機制御装置は、前記相違情報を受けると、相違する工具による加工をせずに待機するように制御する相違時処理手段を有するものとしたため、工具ホルダに間違った工具が搭載されていても、その間違った工具で加工することを未然に防止することができる。
前記工具相違判定手段による判定の結果、相違する場合に、前記チェンジャー制御装置の制御による前記工具ホルダチェンジャーの動作として、工具ホルダを加工機から出す動作は制限せず、入れる動作を不可とする相違時動作制限手段を設けた場合は、間違った工具を搭載して工具ホルダを加工機内に入れないようにできて、間違った工具が搭載されている場合の正しい工具との交換を効率良く行うことができる。
この発明の一実施形態を図1ないし図5と共に説明する。図1は、制御対象となるチェンジャー付き加工設備の平面図である。この加工設備は、加工機であるパンチプレス1と、プリセッター2と、工具ホルダチェンジャー3と、ローダ4とを備える。パンチプレス1は、機内工具ホルダマガジン5を備え、工具8を搭載した複数の工具ホルダ7を、機内工具ホルダマガジン5に交換可能に装備するものである。工具ホルダチェンジャー3は、パンチプレス1およびプリセッター2にそれぞれ設けられた機内工具ホルダマガジン5および機外工具ホルダマガジン6の間で工具ホルダ7を自動交換する装置である。
工具ホルダ7は、図3に示すように、平面形状が円形のタレットであり、一つまたは複数の工具8が搭載される。工具8は、工具ホルダ7に設けられた貫通孔等からなる工具支持部7a内に、交換自在に搭載される。工具8は、パンチ工具またはダイ工具である。パンチ工具およびダイ工具は、上下に対として用いられるものであり、工具ホルダ7は、パンチ工具用のものとダイ工具用のものとが、上下に対として設けられる。図では、パンチ工具用の工具ホルダ7のみを示し、ダイ工具用の工具ホルダは、図示を省略している。
工具8は、パンチ加工する孔形状や寸法が種々異なるものがあり、工具ホルダ7に設けられた複数の工具支持部7aには、それぞれ異なる孔形状,寸法の加工用のものが搭載される。
また、工具ホルダ7は、図2のように工具支持部7aの個数,配置,寸法等の種々異なる複数種類のものが準備される。同じ工具支持部7aに、外径寸法の合う複数種類の工具8の搭載が可能であり、各種類の工具ホルダ7の工具支持部7aに、適合可能な任意の工具8を搭載して工具ホルダ7の工具編成が行われる。
機内工具ホルダマガジン5は、水平旋回自在に設けられ、外周部の円周方向複数箇所に、工具ホルダ7を着脱自在に保持する工具ホルダ保持部5aが設けられている。各工具ホルダ保持部5aは、制御上でアドレスM1〜M8が付される。機内工具ホルダマガジン5は、上下に一対のものが同心に設けられ、それぞれパンチ側およびダイ側の工具ホルダ7を保持して同期して旋回するが、図では上側の機内工具ホルダマガジン5のみを示している。
図1において、パンチプレス1は、工具割出機構として、マガジン割出部と工具ホルダ割出部(いずれも図示せず)とを有する。マガジン割出部は、機内工具ホルダマガジン5の任意の工具ホルダ保持部5aが所定のプレスヘッド位置Qに来るように機内工具ホルダマガジン5を旋回させる機構である。工具ホルダ割出部は、プレスヘッド位置Qにある工具ホルダ7を保持してその工具ホルダ中心回りに旋回させ、工具ホルダ7の任意の工具8を所定のパンチ位置Pに割出す機構である。
パンチ位置Pに割り出された工具8は、サーボモータ等のパンチ駆動原により、昇降自在なラムを介してパンチ加工のための昇降動作が与えられる。
パンチプレス1は、テーブル9上の板材Wを直交2軸(X軸,Y軸)方向に移動させる板材送り機構10を有しており、その移動により、板材Wの加工すべき箇所がパンチ位置Pへ移動させられる。板材送り機構10は、Y軸方向に進退するキャリッジ11に、X軸方向に進退可能にクロススライド12を搭載し、板材Wの端部を把持する複数のワークホルダ13を、クロススライド12に取付けたものである。
ローダ4は、所定の板材載置部14に積載された板材Wを、一枚ずつ吸着等により把持してパンチプレス1のテーブル9上に供給する装置である。ローダ4は、架設レール15上を走行する走行体16に、板材Wを把持する吸着パッド(図示せず)を備えている。
プリセッタ2は、機外工具ホルダマガジン6を旋回割出可能に設置したものであり、パンチプレス1の背後に設置されている。プリセッタ2には、機外工具ホルダマガジン6に対して作業者が工具ホルダ7の交換を行うための段取り用交換部17が設けられている。 機外工具ホルダマガジン6は、機内工具ホルダマガジン5と同様に水平旋回自在に設けられ、外周部の円周方向複数箇所に、工具ホルダ7を着脱自在に保持する工具ホルダ保持部6aが設けられている。機外工具ホルダマガジン6も、パンチ工具搭載の工具ホルダ7用のものと、ダイ工具搭載の工具ホルダ7用のものとが、上下に同心に設置され、旋回割出の駆動がマガジン割出手段(図示せず)で行われる。
工具ホルダチェンジャー3は、パンチプレス1の機内工具ホルダマガジン5と、機外工具ホルダマガジン6との間で工具ホルダ7を交換する装置であり、これらマガジン工具5,6の所定の交換用割出位置R,Sで交換を行う。
工具ホルダチェンジャー3は、これら機内工具ホルダマガジン5と機外工具ホルダマガジン6の交換用割出位置R,Sに渡って設けられたガイドレール21と、このガイドレール21に沿って走行する走行体22とを備える。走行体22は、それぞれ工具ホルダ7を保持する2つのチャック23,24が走行方向に並んで設けられている。これら2つのチャック23,24は、いずれか片方のチャック23,24で交換用の工具ホルダ7を保持しておき、空の方のチャック23,24で工具ホルダマガジン5,6から工具ホルダ7を受け取り、上記片方のチャック23,24で保持していた交換用の工具ホルダ7を工具ホルダマガジン5,6に渡す動作を行う。これにより、走行体22の両工具ホルダマガジン5,6間の一度の走行で工具ホルダ7の交換が行える。
なお、走行体22は、チャック23,24を1個のみとし、交換用割出位置R,Sの付近に設けた仮置き台(図示せず)に、交換用の工具ホルダ7を仮置きすることによっても、一度の走行で工具ホルダ7の交換が行える。
また走行体22に設けられる上記チャック23,24は、いずれも各工具ホルダマガジン5,6と同じく、パンチ工具搭載の工具ホルダ7用のものと、ダイ工具搭載の工具ホルダ7用のものとが、上下に並んで設けられている。
つぎに制御系につき説明する。図4に示すように、加工機であるパンチプレス1は加工機制御装置31により、工具ホルダチェンジャー3はチェンジャー制御装置32により、またローダ4はローダ制御装置33によりそれぞれ制御される。加工機制御装置31は、加工プログラム36に従って制御するものであり、チェンジャー制御装置32およびローダ制御装置33は、それぞれ加工プログラム36とは別のプログラムによって制御されるものとしてしている。
加工機制御装置31、チェンジャー制御装置32、およびローダ制御装置33は、物理的には同じコンピュータ等に構成されたものであっても良く、また別のコンピュータ等で構成されたものであっても良い。これら加工機制御装置31、チェンジャー制御装置32、およびローダ制御装置33は、共通の操作盤46によって操作される。
また、パンチプレス1の近傍には、スケジュール作成装置34が設けられ、上記操作盤46で操作が可能とされている。スケジュール作成装置34は、パンチプレス1から離れた場所に設置された自動プログラミング装置35に、ネットワークを介して接続されている。
図4と共に、加工機制御装置31およびチェンジャー制御装置32につき説明する。加工機制御装置34は、加工プログラム36を演算制御部37で解読して実行することで、パンチプレス1を制御するものである。加工プログラム36は、プログラムメモリ41に記憶される。
加工プログラム36は、基本的には、一つの孔を加工する加工命令50を順次並べて記述したものとされる。加工命令50は、板材Wを移動させる移動命令50aと、工具割出命令50bとを1行に記述したものである。演算制御部37は、加工命令50を読み出すと、その移動命令50aで指定された各軸方向の位置へ板材Wを移動させ、工具割出命令50bで指定された工具8をパンチ位置Pに割出し、その割り出された工具8をパンチ動作させる一連の制御を行う。工具8のパンチ位置Pへの割出しは、機内工具ホルダマガジン5の旋回割出し過程と、工具ホルダ7の旋回割出し過程とを含む。同じ工具ホルダ7を続けて使用する場合は、工具ホルダマガジン5の旋回割出は不要であり、その動作は生じない。移動命令50aは、移動の軸方向X,Yを示す文字と移動量または座標値を示す文字、例えば「X−Y−」として示される。
加工プログラム36は、加工命令50の他に、この実施形態の特徴として、後述の必要工具ホルダ確認命令51が記述されている。
工具割出命令50bは、例えば「T0101」等のように、工具ホルダ7の識別番号「T01」に続いて、その工具ホルダ7におけるどの工具支持部7aであるかを指定する番号「01」を記述したものである。
加工機制御装置31は、保有工具ホルダ記憶手段40を有していて、これに機内工具ホルダマガジン5の各工具ホルダ保持部5aのアドレス「M1,M2,…」と、そのアドレスの工具ホルダ保持部5aに保持されている工具ホルダ7の識別番号とを対応させた情報が記憶されている。保有工具ホルダ記憶手段40の記憶情報は、機内工具ホルダマガジン5の保持する工具ホルダ7が出入りする毎に、その出入りした工具ホルダ7の識別番号に対応した内容に適宜の手段で更新される。
この保有工具ホルダ記憶手段40に、工具ホルダ適否記憶部40aが設けられている。工具ホルダ適否記憶部40aは、工具ホルダ7が加工に使用するための正しい工具を搭載したものであるか否かの適否情報を、工具ホルダ7毎に工具ホルダ識別番号と対応させてフラグで示す記憶部である。上記フラグとして、例えば正しいときは「0」、相違する場合は「1」で示される。
工具ホルダ適否記憶部40aは、この実施形態では保有工具ホルダ記憶手段40の一部しとして設けたが、保有工具ホルダ記憶手段40とは別に独立して設けても良い。
また、加工機制御装置31は、工具ホルダ情報記憶手段39を有していて、工具ホルダ7の工具支持部7aの原点位置からの位相角度θの情報を、全ての工具ホルダ7につき、その識別番号「T01,T02,…」に対応させて記憶している。
加工プログラム36の工具割出命令50bに対して、演算制御部37は、保有工具ホルダ記憶手段40から機内工具ホルダマガジン5の工具ホルダ保持部5aのアドレス「M1,M2,…」を認識し、そのアドレスの工具ホルダ保持部5aをプレスヘッド位置Qに旋回割出する指令を出力する。また、演算制御部37は、工具ホルダ情報記憶手段39から工具ホルダ7の工具支持部7aの位相角度θを認識し、プレスヘッド位置Qの工具ホルダ7をその位相角度θに旋回割出する指令を出力する。
チェンジャー制御装置32は、例えばプログラマブルコントローラからなり、チェンジャー制御プログラム43と、このプログラム43を解読して実行する制御部42とを有する。チェンジャー制御装置32は、チェンジャー動作情報44を所定の記憶手段(図示せず)に記憶している。
チェンジャー制御プログラム43は、工具ホルダチェンジャー3の動作のうち、どの工具ホルダ7であるかを問わない共通の動作のプログラムを記述したものである。例えば工具ホルダチェンジャー3の走行体22を機内工具ホルダマガジン5および機外工具ホルダマガジン6の交換位置R,S間で走行させる命令や、各交換位置R,Sで、片方のチャック23,24で工具ホルダマガジン5,6の工具ホルダ7を取り出し、もう片方のチャック23,24に保持している工具ホルダ7を工具ホルダマガジン5,6に入れる一連の動作の命令等が記述される。
なお、チェンジャー制御装置32は、機外工具ホルダマガジン6の旋回割出やその他の動作の制御機能を有するものであっても良い。
チェンジャー動作情報44は、工具ホルダチェンジャー3からパンチプレス1に対して搬入,搬出する工具ホルダ7の識別番号を必要順に設定した情報である。チェンジャー動作情報44は、加工プログラム36で使用する工具ホルダ7の種類と、機内工具ホルダマガジン5に実際に保持されている工具ホルダ7や、機外工具ホルダマガジン6に保持されている工具ホルダ7等に応じて、所定の基準等で設定した情報とされる。
図4において、自動プログラミング装置35は、加工機制御装置39で実行する加工プログラム36の元となる加工プログラム36Aを作成する手段である。作成した加工プログラム36Aには、ファイル名(図では「001」等と表示)が付される。自動プログラミング装置35は、素材となる板材Wの寸法情報と、その板材Wのパンチ加工後の形状を示す図形データとが入力されることで、設定基準(図示せず)に従って加工プログラム36Aを作成する。
このとき、自動プログラミング装置35は、自動プログラミング過程とは別に、スケジュール作成装置34の段取情報作成手段54等で作成しておいた使用工具ホルダ情報55を用いて自動プログラミングを行う。
使用工具ホルダ情報55は、各加工プログラム36Aでどの識別番号の工具ホルダ7を使用するかを定めた情報であり、例えば加工プログラム36Aのファイル名毎に、使用する工具ホルダ7の識別番号(T10,T02,…等)を設定した情報である。
この使用工具ホルダ情報55における工具ホルダ7の情報は、どの工具ホルダ7であるかを識別する識別番号(T10,T02,…)の他に、その識別番号で示される工具ホルダ7が、どの工具支持部7aにどの工具8を搭載したものであるかを示す搭載工具情報Fを有するものとされる。搭載工具情報Fは、工具ホルダ識別番号(T10,T02,…)の別に、工具支持部アドレスに対応させて工具番号(t001,t002,…)を示した情報とされる。
自動プログラミング装置35で作成した元の加工プログラム36Aは、スケジュール作成装置34へ、ネットワークや記憶媒体を介して伝えらえる。
スケジュール作成装置34は、自動プログラミング装置35から送られた複数の加工プログラム36Aを記憶可能とされる。スケジュール作成装置34は、オペレータの入力によって各加工プログラム36Aを実行する順および加工枚数を定める加工スケジュール作成手段57を有していて、プログラム記憶手段56に、その定められた加工プログラム36Aの実行順および加工枚数の情報が、加工プログラム36Aのファイル名と共に記憶される。実行順の情報は、加工プログラム36Aの並び順であっても良く、また加工プログラム36Aのファイル名またはその記憶領域のアドレス等に対して付された順位情報であっても良い。
スケジュール作成装置34は、上記の他にチェンジャー動作情報作成手段58、命令付加手段59、および加工プログラム転送手段60を有する。
チェンジャー動作情報作成手段58は、図5と共に前述したチェンジャー動作情報44を作成する手段である。
命令付加手段59は、自動プログラミング装置35で作成された元の加工プログラム36Aに、図5の必要工具ホルダ確認命令51を付加して加工プログラム36とする手段である。必要工具ホルダ確認命令51は、パンチプレス1で加工に使用する工具ホルダ7を機内工具ホルダマガジン5の別の工具ホルダ7に交換するときに、所定の確認動作を行わせる命令であり、加工プログラム36中に並ぶ加工命令50のうち、工具割出命令50bにおける工具ホルダ7の選択部分が異なる命令に変わる毎に、その変わる前の行に追加される。
図4において、加工プログラム転送手段60は、加工プログラム36をスケジュール作成装置34から加工機制御装置31へ転送する手段である。
スケジュール作成装置34は、さらに金型管理装置として、搭載工具情報記憶手段62を有している。搭載工具情報記憶手段62は、現在、パンチプレス1の各工具ホルダ保持部5aにどの工具ホルダ7が保持されているか、またその工具ホルダ7の各工具支持部7aにどの工具8が搭載されているかを記憶する手段である。搭載工具情報記憶手段62には、機内工具ホルダマガジン5の各工具支持部7aのアドレスM01,M02,…と、工具ホルダ7の識別番号T01,T02,…と、工具番号t001,t002,…とを対応させて記憶するものとされる。この実施形態では、搭載工具情報記憶手段62は、機内工具ホルダマガジン5だけでなく、機外工具ホルダマガジン6や、工具ホルダチェンジャー3の各部についてもアドレスを定め、保持している工具ホルダ7およびその搭載工具番号を記憶するものとされる。
搭載工具情報記憶手段62に記憶する情報の入力および変更は、所定の入力手段(図示せず)から、工具支持部7aのアドレスM01,M02,…、工具ホルダ7の識別番号T01,T02,…、工具番号t001,t002,…を入力し、かつ段取を行った旨を示す情報を入力することで可能とされる。この変更処理は、工具の段取完了毎に、その完了後に作業者が行うようにする。なお、搭載工具情報記憶手段62に記憶させる情報は、各工具ホルダ7や工具8に識別情報のコード等による表示手段(図示せず)を設けておき、自動で行うようにしても良い。
この実施形態のチェンジャー付き加工設備制御システムは、上記の構成において、次の工具相違判定手段63、相違情報連絡手段64、および相違時動作制限手段65をスケジュール作成装置34に設け、相違時処理手段38を加工機制御装置31に設けたものである。
工具相違判定手段63は、パンチプレス1の有する工具8が加工に必要な工具8と相違するか否かを判定する手段である。工具相違判定手段63は、加工に必要な工具8の情報として、使用工具ホルダ情報55およびその搭載工具情報Fを用い、パンチプレス1の有する工具8の情報として、搭載工具情報記憶手段62に記憶された情報を用い、両者を比較することで、どの工具ホルダ7が、加工に必要な工具8と相違するかを判定する。工具ホルダ7のいずれか一つでも工具8が相違すると、その工具ホルダ7は相違すると判定される。
相違情報連絡手段64は、工具相違判定手段63で判定された結果の相違情報を加工機制御装置31に伝える手段である。この相違情報は、加工機制御装置31において、図5の保有工具ホルダ記憶手段40における工具ホルダ適否記憶部40aに記憶される。具体的には、各工具ホルダ7の識別番号T01,T02,…毎に設けられるフラグにつき、相違する場合は「1」を立てる。
相違時処理手段38は、相違する工具8による加工をせずに待機するように制御する手段である。具体的には、相違時処理手段38は、必要工具ホルダ確認命令51が演算制御部37で読み出されたときに、保有工具ホルダ記憶手段40における工具ホルダ適否記憶部40aの記憶内容を照合し、これから使用する工具ホルダ7につき相違有りであると、つまり「1」のフラグが立っていると、機械停止の制御を行う。この機械停止は、即座に行うようにしても良く、また所定の動作までを行った後に停止するようにしても良い。
図4において、相違時動作制限手段65は、工具相違判定手段63による判定の結果、相違する場合に、チェンジャー制御装置32の制御による工具ホルダチェンジャー3の動作として、工具ホルダ7をパンチプレス1から出す動作は制限せず、入れる動作を不可とする制御を行う。
具体的には、相違時動作制限手段65は、チェンジャー動作情報作成手段58に、工具ホルダ7をパンチプレス1から出す動作の情報はチェンジャー制御装置32へ送ることを制限しないが、工具ホルダ7をパンチプレス1へ入れる動作の情報はチェンジャー制御装置32へ送らない処理を行う。なお、チェンジャー動作情報作成手段58によるチェンジャー動作情報44(図5)の転送は、パンチプレス1の所定の動作毎に行うため、パンチプレス1が相違時処理手段38による制御で機械停止となった状態で、工具ホルダ7をパンチプレス1に入れる動作を飛ばして、これよりも後の工具ホルダ7をパンチプレス1から出す動作が実行されることはない。
なお、相違時動作制限手段65は、チェンジャー制御装置32に設けられたものであっても良い。
上記構成の動作を説明する。スケジュール作成装置34の工具相違判定手段63は、パンチプレス1の有する工具8が加工に必要な工具と相違するか否かを、使用工具ホルダ情報55およびその搭載工具情報Fと、搭載工具情報記憶手段62に記憶された情報とを比較することで判定する。その判定の結果、相違する場合は、相違情報連絡手段64により相違情報を加工機制御装置31に伝える。
加工機制御装置31は、相違情報を、保有工具ホルダ記憶手段40における工具ホルダ適否記憶部40aに、相違する工具ホルダ7のフラグを立てることで記憶する。
加工プログラム36が加工機制御装置31で実行される過程で、必要工具ホルダ確認命令51が演算制御部37で読み出されると、相違時処理手段38は、保有工具ホルダ記憶手段40における工具ホルダ適否記憶部40aの記憶内容を照合し、これから使用する工具ホルダ7につき相違有りであると、つまり「1」のフラグが立っていると、機械停止の制御を行う。このため、間違った工具8で加工することが未然に防止される。オペレータは、機械停止がわかると、工具ホルダ7を工具ホルダチェンジャー3によりパンチプレス1から搬出させ、正しい工具8と交換した後、その工具ホルダ7をパンチプレス1に入れて、加工を続行させる。
また、工具相違判定手段63により必要工具と相違することが判定されると、相違時動作制限手段65は、チェンジャー動作作成手段58に、工具ホルダ7をパンチプレス1へ搬入する動作の情報を与えないようにさせる。そのため、パンチプレス1が工具相違で機械停止に至る前に、間違った工具8の搭載された工具ホルダ7をパンチプレス1に入れてしまうことが未然に防止され、したがってパンチプレス1内の工具ホルダ7を搬出する余分な動作が削減できる。相違時動作制限手段65は、パンチプレス1から工具ホルダ7を出す動作については制限しないため、効率良く工具ホルダチェンジャー3を動作させることができる。
なお、前記実施形態では、加工機1がパンチプレスである場合につき説明したが、この発明における制御対象となる加工機は、パンチプレスに限らず、複数の工具を搭載した工具ホルダを交換可能に装備するものであれば良い。
この発明の一実施形態にかかる制御システムを適用するチェンジャー付き加工設備の一例を示す平面図である。 その機内工具ホルダマガジン、機外工具ホルダマガジン、および工具ホルダチェンジャーを示す拡大平面図である。 その工具ホルダの斜視図である。 同実施形態の制御システムの全体を示す概念構成のブロック図である。 同制御システムの一部を示す概念構成のブロック図である。
符号の説明
1…パンチプレス(加工機)
2…プリセッター
3…工具ホルダチェンジャー
5…機内工具ホルダマガジン
6…機外工具ホルダマガジン
7…工具ホルダ
8…工具
9…テーブル
10…板材送り機構
22…走行体
23,24…チャック
31…加工機制御装置
32…チェンジャー制御装置
33…ローダ制御装置
34…スケジュール作成装置
35…自動プログラミング装置
36…加工プログラム
36A…元の加工プログラム
38…相違時処理手段
39…工具ホルダ情報記憶手段
40…保有工具ホルダ記憶手段
40a…工具ホルダ適否記憶部
40…保有工具ホルダ記憶手段
50…加工命令
50b…工具割出命令
51…工具ホルダ確認命令
55…使用工具ホルダ情報
57…加工スケジュール作成手段
62…搭載工具情報記憶手段
63…工具相違判定手段
64…相違情報連絡手段
F…搭載工具情報
M1,M2…アドレス
T01,T02,……識別番号
W…板材

Claims (1)

  1. 工具を搭載した複数の工具ホルダを交換可能に装備する加工機と、この加工機外の工具ホルダを保管する機外工具ホルダマガジンと、この機外工具ホルダマガジンと前記加工機との間で工具ホルダを自動交換する工具ホルダチェンジャーとを備えた加工設備を制御するチェンジャー付き加工設備制御システムであって、
    前記加工機をプログラムに従って制御する加工機制御装置と、前記工具ホルダチェンジャーをプログラム制御するチェンジャー制御装置と、加工プログラムを記憶したスケジュール作成装置とを備え、
    このスケジュール作成装置は、加工機の有する工具が加工に必要な工具と相違するか否かを判定する工具相違判定手段、およびこの工具相違判定手段による判定の結果、相違する場合に、相違情報を加工機制御装置に伝える相違情報連絡手段を有し、
    加工機制御装置は、前記相違情報を受けると、相違する工具による加工をせずに待機するように制御する相違時処理手段を有するものとし、前記工具相違判定手段による判定の結果、相違する場合に、前記チェンジャー制御装置の制御による前記工具ホルダチェンジャーの動作として、工具ホルダを加工機から出す動作は制限せず、入れる動作を不可とする相違時動作制限手段を設けた
    チェンジャー付き加工設備制御システム。
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