JP2002178060A - パンチプレス用工具段取装置 - Google Patents

パンチプレス用工具段取装置

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JP2002178060A
JP2002178060A JP2000383372A JP2000383372A JP2002178060A JP 2002178060 A JP2002178060 A JP 2002178060A JP 2000383372 A JP2000383372 A JP 2000383372A JP 2000383372 A JP2000383372 A JP 2000383372A JP 2002178060 A JP2002178060 A JP 2002178060A
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JP
Japan
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station
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Kazuo Uejima
和郎 上島
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジに正しい工具が装着されている
か否かの確認が段取りステーションで行えて、パンチプ
レスに導入する前に誤動作要因を除去することができる
ようにする。 【解決手段】 カートリッジ2を交換自在としたパンチ
プレス1と、カートリッジ2に対して段取り替えを行う
段取りステーション60と、カートリッジ交換する自動
交換装置5とを備える。段取りステーション60に、カ
ートリッジ2に装着された工具11が正しい工具か否か
を確認する工具確認手段101を設ける。工具確認手段
101は、工具11に付されたバーコードを読むヘッド
109と、その判定を行うパソコン等の段取り情報処理
手段110とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カートリッジ等
の工具支持体を交換可能に用いるパンチプレスに適用さ
れるパンチプレス用工具段取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パンチプレスにおいて、カートリッジや
タレット等の工具支持体の各工具ステーションに装着す
る工具の段取り替えを行う場合、次のように行ってい
る。例えば、自動プログラミング装置により作成される
工具情報およびステーション番号を作業者が見て、該当
するステーションに該当する工具を装着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】工具情報は、工具番
号、工具の大きさ、形状等の複数の情報であり、また工
具は類似するものが多く含まれている。そのため、装着
する工具や、装着する工具ステーションを間違えること
がある。そのまま加工を行うと、誤加工を行ううえ、パ
ンチ側とダイ側の工具が不一致の状態で加工されて、工
具破損を招くことがある。
【0004】この発明の目的は、工具支持体に正しい工
具が装着されているか否かの確認が段取りステーション
で行えて、パンチプレスに導入する前に誤動作要因を除
去することのできるパンチプレス用工具段取装置を提供
することである。この発明の他の目的は、簡単な構成
で、多数の工具の中から正しい工具の確認が行えるよう
にすることである。この発明のさらに他の目的は、作業
者による工具確認の作業が簡単に行えるようにすること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明を実施形態に対
応する図1と共に説明する。このパンチプレス用工具段
取装置は、工具(11)の装着される工具支持体(2)
を交換自在としたパンチプレス(1)と、前記工具支持
体(2)に対して段取り替えを行う段取りステーション
(60)と、前記パンチプレス(1)と段取りステーシ
ョン(60)との間で工具支持体(2)を交換する自動
交換装置(5)とを備えたパンチプレス用工具段取装置
において、前記段取りステーション(60)に、前記工
具支持体(2)に装着された工具(2)が正しい工具か
否かを確認する工具確認手段(101)を設けたことを
特徴とする。この構成によると、段取りステーション
(60)で、作業者等により、工具支持体(2)に対す
る工具(11)の段取り替えが行われる。工具支持体
(2)は、例えば複数の工具ステーションを持つカート
リッジであり、各工具テーションのパンチ工具またはダ
イ工具の交換が行われる。工具確認手段(101)は、
このように段取りステーションで段取り替えされた工具
(11)につき、工具支持体(2)に装着された工具
(11)が正しい工具か否かを段取りステーション(6
0)で確認する。このように、工具支持体(2)に正し
い工具(11)が装着されているか否かの確認が段取り
ステーション(60)で行える。そのため、パンチプレ
ス(1)に導入する前に誤動作を要因を除去することが
できる。また、加工中に段取りと工具確認が行え、機械
運転を止めることなく、段取りおよび工具確認が行え
る。なお、工具確認手段(101)は、正しい工具(1
1)か否かの正誤判定までを自動的に行うものが好まし
いが、作業者による正誤判定の支援までを行うものであ
っても良い。
【0006】この発明において、前記工具(11)は、
工具の種類を識別するための工具識別媒体(109)を
付設したものであり、前記工具確認手段(101)は、
前記工具識別媒体(109)を確認して正しい工具か否
かを判定するものとしても良い。工具識別媒体(10
9)には、例えばバーコードが使用できる。このよう
に、工具(11)に工具識別媒体(109)を付設する
ことにより、類似品の多数ある工具(11)の認識が、
工具確認手段(101)によって正しく認識できる。そ
のため、工具識別媒体(109)を付設だけの簡単な構
成で、多数の工具(11)の中から正しい工具の確認が
行える。
【0007】この発明において、工具確認を行う工具
(11)の配置箇所を作業者に示す表示手段(112)
を設け、前記工具確認手段(101)は、前記表示手段
(112)に表示される工具配置箇所にあるべき工具
と、工具支持体(2)に装着された工具とが同一か否か
で正しい工具か否かを確認するものとしても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図6と共に説明する。このパンチプレス用工具段取装
置は、工具支持体であるカートリッジ2を交換自在とし
たパンチプレス1と、カートリッジ2に対して段取り替
えを行う段取りステーション60と、パンチプレス1と
段取りステーション60との間でカートリッジ2を交換
する自動交換装置5とを備え、工具確認手段101を設
けたものである。
【0009】パンチプレス1および自動交換装置5は、
機械制御装置102により制御される。機械制御装置1
02は、コンピュータ式の数値制御装置であり、加工プ
ログラム103を解読して実行する演算制御部104を
有している。加工プログラム103は、自動プログラミ
ング装置105により自動生成される。加工プログラム
103には、パンチプレス101の板材送りやパンチ動
作の制御の指令の他に、パンチプレス1にどのカートリ
ッジ2のどの工具11を選択するかの情報を示す工具情
報106が記述される。
【0010】工具情報106は、その内容を図中に拡大
して示すように、カートリッジ2の識別符号であるカー
トリッジ番号と共に、そのカートリッジ2の各工具ステ
ーション番号に設置する工具11の工具番号が記述され
る。上記工具ステーションは、カートリッジ2における
各工具11を設置する箇所である。この工具情報106
も、自動プログラミング装置105で作成される。
【0011】工具確認手段101は、段取りステーショ
ン60にある段取り済みカートリッジ2に装着された工
具11が正しい工具か否かを確認する手段である。工具
確認手段101は、工具11を読み取る読取りヘッド1
07と、段取り指示・確認ユニット108とで構成され
る。読取りヘッド107は、この実施形態では、各工具
11に工具種類を識別のために付された工具識別媒体1
09を読み取るものとされる。工具識別媒体109は、
例えばバーコードとされ、その場合、読取りヘッド10
7にはバーコードリーダが用いられる。バーコードリー
ダとしては、2次元バーコードリーダが好ましい。
【0012】段取り指示・確認ユニット108は、機械
制御部102から得られる工具情報106に従って、カ
ートリッジ2に対する工具11の交換を行う段取り替え
の指示を作業者に与えると共に、上記工具情報106と
読取りヘッド107の検出結果とにより、カートリッジ
2に装着された工具11が正しい工具か否かを確認する
手段である。段取り指示・確認ユニット108は、パー
ソナルコンピュータまたはマイコンで構成される段取り
情報処理手段110と、画面表示を行う第1の表示手段
111と、英数字等の簡易な表示を行う発光ダイオード
等の第2の表示手段112とを備える。第2の表示手段
112は、段取りステーション60におけるカートリッ
ジ2の近傍、例えば後述の操作盤84(図2,図3)に
設けられる。なお、第1,第2の表示手段111,11
2は特に区別する必要はなく、一つの表示手段のみを設
けてもよい。
【0013】段取り情報処理手段110は、段取り替え
指示手段113および確認指示・処理手段114を有す
る。段取り替え指示手段113は、加工プログラム10
3の工具情報106を演算制御部106から得て、第1
の表示手段111に、その工具情報106を表示する。
【0014】確認指示・処理手段114は、加工プログ
ラム103の工具情報106を演算制御部106から得
て、または段取り替え指示手段113から得て、カート
リッジ2の次に読み取りの必要な工具の配置箇所を示す
確認箇所指示表示aを、第2の表示手段112に表示す
る。上記の確認箇所指示表示aとして、この例では工具
ステーション番号を表示する。この表示内容の選択およ
びその出力を行う手段が指示出力部116である。ま
た、確認指示・処理手段114は、工具情報106と読
取りヘッド107の検出結果とにより、カートリッジ2
に装着された工具11が正しい工具か否かを確認する処
理を行う。この処理を行う手段が確認処理部115であ
る。この確認の処理は、第2の表示手段112に表示さ
れる工具配置箇所にあるべき工具と、カートリッジ2に
装着された工具11とが同一か否かで正しい工具か否か
を確認するものとされる。確認指示・処理手段114
は、上下のカートリッジ2の各工具ステーションに対し
て、個々に上記の工具確認の判断を行う他に、上下の工
具の不一致の判断機能を有するものとしても良い。
【0015】上記構成による段取り替えおよび確認につ
き説明する。加工プログラム103における工具情報1
06に基づき、段取り替え指示手段113は、第1の表
示手段111に工具情報106を表示する。この表示内
容として、カートリッジ番号とその各工具ステーション
に設置するべき工具の工具番号とが示される。作業者
は、この工具情報106の表示を見て、段取りステーシ
ョン60にあるカートリッジ2の各工具ステーションの
工具11を交換する。
【0016】各工具11の設置が終わると、確認作業を
行う。このとき、所定のスイッチ入力等に応答して、確
認指示・処理手段114により、次に読み取りの必要な
工具ステーションの番号を、発光ダイオードによる第2
の表示手段112に順次示す。作業者は、その表示に従
って、バーコードリーダ等の読取りヘッド107を、各
工具11に当てて行く。確認指示・処理手段114は、
第2の表示手段112に表示される工具ステーションに
あるべき工具と、読取りヘッド107で読み取った内容
から定められる工具とが同一か否かで、正しい工具か否
かを確認し、その確認結果を第2の表示手段112に表
示する。確認結果は例えば,OKかNGの表示とする。
【0017】このパンチプレス用工具段取装置による
と、このようにカートリッジ2に正しい工具11が装着
されているか否かの確認が段取りステーション60で行
える。そのため、パンチプレス1にカートリッジ2を導
入する前に、誤動作要因を除去することができる。ま
た、加工中に段取りと工具確認が行え、機械運転を止め
ることなく、段取りおよび工具確認が行える。また、上
下のカートリッジ2の対応する工具ステーションに設置
されたパンチ側の工具11とダイ側の工具11とが合っ
ているか否かの判断も、型合わせすることなく行うこと
ができる。
【0018】なお、上記実施形態では、バーコードリー
ダ等からなる確認ヘッド107を用いたが、確認ヘッド
107として、カートリッジ2の各工具11の画像を撮
像する固体撮像素子等によるカメラ(CCDカメラ)を
用いても良い。その場合に、段取り情報処理手段110
は、画像処理を行って、上下のカートリッジ2の工具1
1が合っているか否かの判断を行うものとしても良く、
また単に表示手段111の画面に表示するものとし、作
業者に判断を行わせるようにしても良い。また、上下の
カートリッジ2の工具11の対毎に、固有の色または識
別形状部分を設けておき、その色または識別形状部分で
合致の判断を行うものとしても良い。
【0019】図2は、自動工具交換機能付きパンチプレ
スの具体例を示す平面図である。パンチプレス1は、工
具支持体であるカートリッジ2を交換自在に使用して加
工を行う機械であり、カートリッジ出入口となる交換位
置7を有する。パンチプレス1の交換位置7側に、カー
トリッジ2を自動交換する自動交換装置5の直線状に延
びる走行路6が設けられ、この走行路6と平行に、交換
用のカートリッジ2を収容する複数のカートリッジマガ
ジン3が並設されている。カートリッジマガジン3(以
下「マガジン」と略称する)は、一列に配列されてマガ
ジン列4を構成する。マガジン列4は直線状に設けら
れ、各マガジン3は、一定ピッチPで連続的に配列され
ている。マガジン3の配列の端部には、その並び方向に
連続して段取りステーション60が設けられている。自
動交換装置5は、マガジン列4に沿って敷設されたレー
ル13上を走行する走行台車形式とされている。
【0020】パンチプレス1は、カートリッジ2を機内
で所定方向(Y方向)に移動させるカートリッジ進退装
置8と、カートリッジ2に作用して加工を行う加工部9
と、ワークWを移動させるワーク送り機構10とを有し
ている。カートリッジ2は、図6に示すように、上下一
対設けられ、各々にパンチ工具およびダイ工具となる工
具11が搭載される。図1のパンチプレス1におけるカ
ートリッジ進退装置8および自動交換装置5は、上下一
対のカートリッジ2を同時に移動させるものとされ、各
マガジン3は上下一対のカートリッジ2を格納するもの
とされる。なお、カートリッジ進退装置8および自動交
換装置5は、両者共、上下のカートリッジ2のいずれか
一方を移動させるものであっても良く、また上下のカー
トリッジ2の両方を独立して移動させるものであっても
良い。パンチプレス1の加工部9は、上側のカートリッ
ジ2のパンチ工具を叩くパンチ駆動装置からなる。ワー
ク送り機構10は、テーブル12上でワークWをカート
リッジ進退方向(Y方向)と直交する方向(X方向)に
進退させるものとされる。
【0021】図3に示すように、各マガジン3は、箱状
のマガジン本体内に、上下2段にカートリッジ2を出し
入れ自在に格納するものであり、上記箱状のマガジン本
体内に、上下のカートリッジ2を出し入れ自在に載せる
ガイド部材(図示せず)が設けられている。マガジン列
4における各マガジン3は、共通のマガジン支持台16
上に設置されている。また、配列された複数のマガジン
3上に、制御ボックス87が設置され、制御ボックス8
7に、上記機械側制御装置102(図1)および段取り
情報処理手段110が設けられている。
【0022】図3において、自動交換装置5は、移載台
車19上に、カートリッジ2を前後両側に出入り自在に
搭載するカートリッジ収納部17と、このカートリッジ
収納部17にカートリッジ2を前後両側に出し入れする
カートリッジ出入機構18とを備えたものである。自動
交換装置5は、この例では、移載台車19上に複数のカ
ートリッジ収納部17を並設したものとされ、各々のカ
ートリッジ収納部17に対して、カートリッジ出入機構
18が設けられている。複数のカートリッジ収納部17
およびカートリッジ収納部17は、同じ構成のものであ
る。複数のカートリッジ収納部17の配列ピッチpは、
マガジン3の配列ピッチP(図2)と等しくしてある。
移載台車19は走行装置23により進退駆動される。図
4に示すように、カートリッジ収納部17内においてカ
ートリッジを出入り自在に案内する支持ガイド20は、
カートリッジ2の下面を受ける複数の支持ローラ21で
構成される。
【0023】図2の段取りステーション60は、カート
リッジ2を段取り可能に格納するものであり、マガジン
3と同じく移載台車19による自動交換装置5によっ
て、カートリッジ2を出し入れ可能とされている。図5
に示すように、段取りステーション60は、上下両方の
カートリッジ2を格納可能な段取部ケース61内の両側
部に、上下のカートリッジ2を各々出し入れ自在に支持
する支持ガイド62を設けたものである。
【0024】段取部ケース61内には、上下カートリッ
ジ2の位置をずらす位置ずらし機構64が設けられてい
る。位置ずらし機構64は、図1のように上カートリッ
ジ2に対して下カートリッジ2を水平方向にスライドさ
せる手段であり、下カートリッジ2を段取部ケース61
の出入り口側へ突出させるものとしてある。図5におい
て、位置ずらし機構64は、具体的には、段取部ケース
61から走行路6側へスライドするスライド台65と、
このスライド台65のスライド駆動機構(図示せず)と
でなる。スライド台65は、段取部ケース61にスライ
ドガイド67を介して進退自在に設置された中間台68
と、中間台68上にスライドガイド69を介して進退自
在に設置されたカートリッジ台70とでなる。カートリ
ッジ台70に下カートリッジ2を出入り自在に案内する
支持ガイドが設置される。
【0025】段取り部ケース61の上面は、開閉蓋78
により開閉自在とされている。開閉蓋78は、一側部で
回動支点部材により上下に開閉回動可能に支持される。
開閉蓋78は、ガラス板等の透孔板とその枠体とで形成
されている。段取りステーション60の上方には、上カ
ートリッジ2のパンチ工具11の持ち上げおよび移動が
自在な工具運搬補助具82が、支持枠83および旋回ア
ーム83aを介して設置されている。段取り部ケース6
1には、段取り部操作盤84(図2,図3)が設けら
れ、そのスイッチ類の操作により、上下カートリッジ位
置ずらし機構64のスライド駆動の操作、および工具運
搬補助具82の上下動の操作が可能とされている。工具
運搬補助具82の水平旋回等の水平移動は作業者の手の
力で行われる。
【0026】
【発明の効果】この発明のパンチプレス用工具段取装置
は、工具の装着される工具支持体を交換自在としたパン
チプレスと、前記工具支持体に対して段取り替えを行う
段取りステーションと、前記パンチプレスと段取りステ
ーションとの間で工具支持体を交換する自動交換装置と
を備えたパンチプレス用工具段取装置において、前記段
取りステーションに、前記工具支持体に装着された工具
が正しい工具か否かを確認する工具確認手段を設けたた
め、工具支持体に正しい工具が装着されているか否かの
確認が段取りステーションで行えて、パンチプレスに導
入する前に誤動作要因を除去することができる。工具
に、工具種類を識別するための工具識別媒体を付設し、
前記工具確認手段を、工具識別媒体を確認して正しい工
具か否かを判定するものとした場合は、簡単な構成で、
多数の工具の中から正しい工具の確認が行える。工具確
認を行う工具の配置箇所を作業者に示す表示手段を設
け、前記工具確認手段は、前記表示手段に表示される工
具配置箇所にあるべき工具と、工具支持体に装着された
工具とが同一か否かで正しい工具か否かを確認するもの
とした場合は、作業者による工具確認の作業が簡単に行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかるパンチプレス用
工具段取装置の概念構成を示すブロック図である。
【図2】同パンチプレス用工具段取装置を備えた自動工
具交換機能付きパンチプレスの平面図である。
【図3】そのマガジンおよび自動交換装置を示す正面図
である。
【図4】同自動交換装置の側面図である。
【図5】段取りステーションの正面図である。
【図6】上下のカートリッジの対を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…パンチプレス 2…カートリッジ(工具支持体) 5…自動交換装置 60…段取りステーション 65…スライド台 84…段取り部操作盤 87…制御ボックス 101…工具確認手段 102…機械制御装置 103…加工プログラム 106…自動プログラミング装置 106…工具情報 107…読取りヘッド 109…工具識別媒体 110…段取り情報処理手段 112…第2の表示手段 114…確認指示・処理手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具の装着される工具支持体を交換自在
    としたパンチプレスと、前記工具支持体に対して段取り
    替えを行う段取りステーションと、前記パンチプレスと
    段取りステーションとの間で工具支持体を交換する自動
    交換装置とを備えたパンチプレス用工具段取装置におい
    て、前記段取りステーションに、前記工具支持体に装着
    された工具が正しい工具か否かを確認する工具確認手段
    を設けたことを特徴とするパンチプレス用工具段取装
    置。
  2. 【請求項2】 前記工具は、工具の種類を識別するため
    の工具識別媒体を付設したものであり、前記工具確認手
    段は、前記工具識別媒体を確認して正しい工具か否かを
    判定するものとした請求項1記載のパンチプレス用工具
    段取装置。
  3. 【請求項3】 工具確認を行う工具の配置箇所を作業者
    に示す表示手段を設け、前記工具確認手段は、前記表示
    手段に表示される工具配置箇所にあるべき工具と、工具
    支持体に装着された工具とが同一か否かで正しい工具か
    否かを確認するものとした請求項1または請求項2記載
    のパンチプレス用工具段取装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007130677A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Murata Mach Ltd チェンジャー付き加工設備制御システム
US7669453B2 (en) 2006-02-16 2010-03-02 Wilson Tool International Inc. Cartridge for machine tool
US7913533B2 (en) 2006-02-16 2011-03-29 Wilson Tool International Inc. Machine tool cartridge with information storage device, smart cartridge systems, and methods of using smart cartridge systems

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