JPH0433596B2 - - Google Patents

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JPH0433596B2
JPH0433596B2 JP28179084A JP28179084A JPH0433596B2 JP H0433596 B2 JPH0433596 B2 JP H0433596B2 JP 28179084 A JP28179084 A JP 28179084A JP 28179084 A JP28179084 A JP 28179084A JP H0433596 B2 JPH0433596 B2 JP H0433596B2
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Japan
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paper
cutter
drive
horizontal
cutting
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JP28179084A
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Satoru Shuto
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Mutoh Industries Ltd
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Mutoh Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は連続した長尺状用紙を所定の寸法に切
断する方法及びその装置に関する。
〔従来の技術〕
ロール状の長尺状作図用紙を用いて作図し、所
定寸法ごとに横方向に切断して送り出すようにし
た自動製図機において、横カツターを作図用紙に
設けたバーコード信号に基づいて制御し、作図用
紙を所定の寸法に切断する切断装置は特開昭59−
164191号公報に開締されている。また横カツター
と縦カツターによつて用紙を送り方向に直角な方
向と平行な方向に切断する切断装置が特開昭59−
164192号公報に開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
長尺状用紙をその長手方向に対して直角な横方
向に横カツターによつて切断する動作は、用紙に
記録したバーコード信号に基いて、横カツターを
駆動することにより、精確に行うことができる。
しかしながら、用紙を所定の領域内で縦方向に縦
カツターによつて切断する場合、縦カツターを用
紙に対して精確な位置に設定し、該縦カツターに
よつて用紙を高精度に切断することが難しい。縦
カツターの用紙に対する切断箇所に誤差が存する
と、用紙の他の領域部分をも縦方向に切断してし
まうことになる。
本発明はこの問題を解決することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決する手段〕
第1図において、20は用紙自動切断装置のケ
ーシングであり、これらの内部に用紙ガイド22
が配設されている。
24は前記ケーシング20に回転自在に支承さ
れた軸であり、これにフイードローラ26が固定
されている。
前記軸24の一端はケーシング20に固設され
た電磁クラツチ28の出力軸に連結している。3
1はケーシング20に回転自在に且つ昇降自在に
軸支された加圧ローラであり、ばねの弾発力によ
つて前記フイードローラ26に弾接している。前
記電磁クラツチ28の入力軸は、パルスモータ3
2から成る駆動装置の出力軸にベルトによつて連
結している。前記フイードローラ26と加圧ロー
ラ31とから成る用紙駆動送り装置の後方には、
モータ40から成る回転駆動装置に連結する横カ
ツター38と、固定横カツター42が固定されて
いる。44,46はマーク検出器、52はパルス
モータ32の出力軸に固定されたフイードローラ
であり、これに加圧ローラ50が弾接している。
該ローラ50と52は用紙駆動送り装置を構成し
ている。68,76,78は回転刃から成る縦カ
ツターであり、用紙の送り方向に対して平行に、
且つ、互いに並列状に配置され、該縦カツター6
8,76,78はモータ62から成る回転駆動装
置に連結し、且つ、各縦カツター68,76,7
8の支持体は、ソレノイド72,80,82から
成る昇降駆動装置に連結している。前記用紙ガイ
ド22には上記縦カツター68,76,78の上
部が突出し得るようにスリツトが形成されてい
る。54は、前記縦カツター68,76,78の
後方に回転自在に配置されたフイードローラであ
り、該ローラには加圧ローラ56が弾接してい
る。前記ローラ54,56は用紙駆動送り装置を
構成し、フイードローラ54は、ベルトを介して
前記パルスモータ32の出力軸に連結している。
前記各駆動装置、検出器44及び電磁クラツチ2
8はマイクロコンピユータから成るコントローラ
102に接続している。本発明の他の発明は、上
記電磁クラツチ28の替りにパルスモータから成
る駆動装置を用い、該駆動装置にフイードローラ
26が連結している。該駆動装置は上記コントロ
ーラに接続している。また、本発明の他の発明は
前記フイードローラ26を前記コントローラによ
つて制御される減速手段に連係している。
〔作用〕
コントローラ102によつてフイードローラ2
6,52,54が回転制御され、長尺状の用紙は
第1図中、用紙ガイド22に沿つて左方向に移動
する。用紙のバーコード48が検出器44に検出
されると、コントローラは、所定のタイミング
で、フイードローラの回転を中止するとともに横
カツター38が駆動され、用紙が所定の位置で横
断方向に切断される。横カツター38駆動時、コ
ントローラ102の信号によつて電磁クラツチ2
8が外れる。次に、パルスモータ32が駆動さ
れ、用紙は長尺部が停止した状態で切断された部
分がフイードローラ52,54によつて送られ、
該切断された部分が第8図に示すように長尺部に
対して所定間隔S離反する。次に、縦カツター6
8上に前記スペースSが位置したところで回転状
態の縦カツター68が上昇し、その上部68aが
用紙ガイド22のスリツトから上方に突出する。
該状態で用紙がフイードローラ54,52によつ
て送られると、用紙はその横断線C1から正確に
用紙の長手方向に切断される。この場合、縦カツ
ター68の上昇のタイミングに誤差があつても、
用紙の他の領域を切断することがない。フイード
ローラ26を駆動する駆動装置を別個に設けた構
成では、該駆動装置を停止した状態でフイードロ
ーラ52,54を駆動すれば上記のように、用紙
の横方向切断部に間隔Sを設けることができる。
また、上記フイードローラ52,54を駆動し
た状態において、減速手段を動作させてフイード
ローラ26を減速させることによつても上記用紙
の横方向切断部に間隔Sを形成することができ
る。
〔実施例〕
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例に
基いて詳細に説明する。
第2図において、2は静電プロツタ即ち自動作
図機の機体であり、これにロール状の静電記録紙
4を回転自在に支承するホルダー軸6が軸支さて
いる。8は記録ヘツド、10はパツドローラ、1
2は現像器、14はフイードローラ、16は押え
ローラ、18はガイドローラであり、これらは機
体2内に配設されている。
20は用紙自動切断装置のケーシングであり、
これの内部に、第1図に示す如く、用紙ガイド2
2が配設されている。24は前記ケーシング20
に回転自在に支承された軸であり、これにフイー
ドローラ26が固定されている。前記軸24の一
端はケーシング20に固設された電磁クラツチ2
8の出力軸に連結している。31はケーシング2
0に回転自在に且つ、昇降自在に軸支された加圧
ローラであり、ばねの弾発力によつて前記フイー
ドローラ26に弾接している。前記電磁クラツチ
28の入力軸には歯付きベルトプーリ30が固定
され、該プーリ30と、ケーシング20に固設さ
れたパルスモータ32の出力軸に固定された一対
の歯付きベルトプーリ(図示省略)の中の一つの
ベルトプーリとの間にはタイミングベルト34が
掛け渡されている。ケーシング20に固設された
ブラケツト36には回転横カツター38が回転自
在に軸支され、該横カツター38の支軸はブラケ
ツト36に固定されたモータ40に連結してい
る。前記ブラケツト36には固定横カツター42
が固定されている。
44,46はマーク検出器であり、前記横カツ
ター38の前方近傍の、記録紙の両側に形成され
たバーコード48を検出し得る位置に配設されて
いる。50は加圧ローラであり、前記パルスモー
タ32の出力軸に固定されたフイードローラ52
の表面に弾接している。54はケーシング20に
回転自在に支承された軸に固定されたフイードロ
ーラであり、これに加圧ローラ56が弾接してい
る。前記フイールドローラ54の支軸に固定され
た歯付きベルトプーリ(図示省略)と前記パルス
モータ32に固定された一対の歯付きベルトプー
リ(図示省略)のうちの他方のベルトプーリとの
間にはタイミングベルト58が掛け渡されてい
る。
60はケーシング20に固設された支持板であ
り、これにモータ62が固定され、該モータ62
の出力軸64に揺動腕66の一方が回転自在に支
承されている。前記揺動腕66の他方には回転縦
カツター68が回転自在に支承されている。前記
縦カツター68と一体的にベルトプーリ70が固
設され、該プーリ70と前記出力軸64に固着さ
れたベルトプーリ71との間にはベルトが掛け渡
されている。72はケーシング20に固定された
ソレノイドであり、これの出力軸に連結板74が
固定され、該連結板74の屈折部は前記揺動腕6
6の一方に連結している。前記縦カツター68は
記録紙の送り経路の中央部に該送り経路に対して
平行となるように配置されている。上記縦カツタ
ー68と同様な構成の縦カツター76,78が記
録紙の両側部の所定の位置に対向して配置され、
これらの縦カツター76,78を支持する揺動腕
は、前記モータ62の出力軸64に回転自在に支
承され、前記カツター68と同様の構成で前記縦
カツター76,78は前記モータ62によつて回
転駆動されるように構成されている、前記縦カツ
ター76,78はそれぞれソレノイド80,82
に連結板を介して連結している。84はロータリ
ーソレノイドであり、これの出力軸が前記用紙ガ
イド22の終端22aに対して若干下方に位置す
るようにケーシング20に固定されている。前記
ソレノイド84の出力軸には、揺動ガイド板86
の一端が固定され、該ガイド板86の他端は、該
ガイド板86が下降した状態において前記用紙ガ
イド22の終端22aに、これに対して若干下位
となるように近接対向している。
前記ガイド板86は、記録紙の移動経路の中央
部から半分の側方領域に位置し、記録紙の移動経
路の他の半分の側方領域には揺動ガイド板88が
並列配置され、上記ガイド板88と同様に、ロー
タリーソレノイド90の出力軸に連結している。
92は記録紙の送り方向に、下向きに傾斜して配
置されたガイド板であり、記録紙の横幅と略同一
の横幅を有し、該ガイド板92の一端は前記揺動
ガイド板86の一端に、これに対して若干下位と
なるように近接対向している。94は用紙排出用
ガイド板であり、記録紙の送り方向に、下向きに
傾斜し、且つ、前記揺動ガイド板88の下方に位
置してケーシング20に固定されている。前記固
定ガイド板94の一端は前記用紙ガイド22の終
端22aの下方に位置して該終端22aに近接対
向している。96は前記ガイド板92の下方に位
置して前記ケーシング20に取付けられたガイド
板であり、これも上記ガイド板92と同様に、傾
斜し、該ガイド板92の一端は、前記ガイド板9
4の他端に、これに対して下位となるように、対
向している。前記ガイド板92の他端の下方に
は、第2図に示すように、図面保管容器98が配
置され、前記ガイド板96の他端の下方にはゴミ
容器100が配置されている。
前記ソレノイド72,80,82,84,9
0、パルスモータ32、モータ40,62、クラ
ツチ28は、第6図及び第5図に示すように、ド
ライバーを介してコンピユータから成るコントロ
ーラ102のタイミング回路104,106,1
08,110,112に接続している。前記コン
トローラ102は、コード有効/無効判断回路1
04、コード判断回路114、パルス発振回路1
16を備えている。
次に、本実施例の作用について説明する。
第2図において記録紙4が記録ヘツド8上をパ
ツドローラ10で押さえながら通過すると、静電
器の微少な点から成る静電潜像が記録紙4に記録
され、この静電潜像は現象器12を通過すること
によりトナーが付着され可視像となる。記録ヘツ
ド8によつて記録紙4上に図形が記録されると
き、記録紙の所定作図領域の先端両側にはバーコ
ード48が記録される。この一対のバーコード4
8のうち一方のバーコード48は同期信号用のも
のであり、他方のバーコード48は、チエツク用
のバーマークと各種装置制御用のバーマークとか
ら構成されている。第4図において、記録紙4に
は、横幅全域の領域S1に作図が記録され、且つ、
記録紙4の左半分の領域S2に作図が記録されて
いる。記録紙4の右半分には作図が記録されてい
ない部分即ち不要領域S3が形成されている。記
録紙4は、横カツター38によつて横断ラインL
1,L2,L3に沿つて順次切断されるととも
に、縦カツター72,74,68によつて縦方向
ラインL4,L5,L6に沿つて切断され、更に
必要領域S1、S2と不要領域S3がバーコードの信
号に基いて自動的に区分けされ、必要領域S1,
S2は図面保管容器98に落下し、不要領域S3
はゴミ容器100に落下する。この動作を主とし
て、第1図及び第6図を参照して説明する。
記録紙4は用紙ガイド22上を、第1図中、フ
イードローラによつて左方向に送られる。記録紙
4の領域S1に対応するバーコード48がセンサ
44に検出されると、コード有効/無効判断回路
104は、入力信号がバーコードであるか否か
を、一方側のバーコード48のチエツクマーク
と、他方側のバーコード48の同期信号とから判
断し、入力信号が、図面の汚れ等による信号でな
く、バーコード信号であると判断すると、タイミ
ング回路104,106,108に動作信号を出
力するとともに、バーコード検出信号をコード判
断回路114に供給する。バーコード48検出
後、記録紙4が所定量送られると、タイミング回
路106が動作してパルスモータ32が停止する
とともにタイミング回路108が動作して、ドラ
イバーからモータ駆動指令がモータ40に供給さ
れ、横カツター38が1回転して、記録紙4はラ
インL1に沿つて切断される。一方、記録紙4の
両側の縦カツター76,78はバーコード48の
信号に基いて、上昇位置を保護する。記録紙4が
ラインL1から切断されると、パルスモータ32
が駆動を開始すると同時に、電磁クラツチ28が
外れる。これにより、フイードローラ52,54
によつて、切断された記録紙部分S4が第4図
中、左方向に送られるとともに、フイードローラ
26の停止によつて、記録紙4の領域S1を含む
長尺部の送りが停止する。次に、所定時間が経過
すると、タイミング回路104により電磁クラツ
チ28が掛けられ、フイードローラ26が回転
し、記録紙4は第4図中、左方向に送られる。こ
のとき、記録紙4の長尺部と切断部との間には所
定の間隔Sが形成されている。前記間隔S部分が
縦カツター68の手前に位置した状態において縦
カツター76,78は用紙ガイド22のスリツト
から突出する上昇位置にあり、縦カツター68は
下降位置にある。縦カツター76,78によつて
記録紙4のラインL4,L5に沿つて両側部分が
切断される。次に、領域S2、S3のバーコード4
8がセンサ44に検出されると、所定時間経過
後、電磁クラツチ28が外れてフイードローラ2
6が停止するとともに、横カツター38が動作し
て、記録紙4はラインL2に沿つて切断される。
このとき、電磁クラツチ28が外れる。次にパル
スモータ32が駆動を開始し、第8図に示すよう
に、記録紙4の長尺部4aと切断された部分4b
との間に所定の間隔Sが形成される。
領域S2、S3に対応するバーコード48は、縦
カツター76,78及び68を選択する信号を含
み、この信号はコード判断回路114によつて判
断される。このコード判断回路114の出力信号
に基き、タイミング回路110は、上記間隔Sの
領域が縦カツター76,78の直上に位置したと
ころで、ソレノイド72を通電する。
これにより揺動腕66は第1図中、所定ストツ
パー位置まで、反時針方向に回動し、縦カツター
68は、用紙ガイド22の縦スリツト(図示省
略)から上方に突出する。尚、ソレノイド80は
通電状態を保持し、縦カツター76は、用紙ガイ
ド22のスリツトから上方に突出した状態を保持
する。上記縦カツター68の上昇と同時に、縦カ
ツター78は下降し、用紙ガイド22の下方に引
込む。該状態で、記録紙4が第4図及び第8図
中、左方向に送られると、記録紙4は縦カツター
76,68によつてラインL5,L6が切断され
る。上記間隔Sの存在により、領域S2、S3は横
断面C1から正確に縦方向L5,L6に切断さ
れ、他の領域S1を切断することがない。上記し
た要領で次のバーコードがセンサ44によつて検
出されると、記録紙4はラインL3に沿つて横カ
ツター38によつて切断される。領域S1に切断
された記録紙4の一端が用紙ガイド22の終端2
2aの手前近傍に達すると、揺動ガイド板86,
88は、バーコードに基づく所定の位置に設定さ
れる。即ち、揺動ガイド板86,88は、ソレノ
イド84,90への通電により、下降状態に設定
され、これらの先端は、用紙ガイド22の終端2
2aに第1図実線に示す如く対向する。尚、前記
の領域S4が作図施行部分である場合には、ソレ
ノイド84,90の通電状態にあるため、この状
態が引き続き保持される。該状態において、フイ
ードローラ54により、領域S1の記録紙部分が、
第1図中、左方向に送られると、該記録紙部分
は、揺動ガイド板86,88及びガイド板92に
案内されて、図面保管容器98に落下収納され
る。次に、領域S2、S3の記録紙部分の先端が用
紙ガイド22の終端22aの手前近傍に達する
と、コード判断回路114からの出力信号に基い
てタイミング回路110が動作し、ロータリーソ
レノイド90の出力軸が第1図中、反時計方向に
回動し、揺動ガイド板88の先端が所定ストツパ
ー位置まで上昇する。このとき、揺動ガイド板8
6は下降状態の用紙案内位置を保持する。該状態
において、領域S2、S3の記録紙部分がフイード
ローラ54によつて第1図中、左方向に移動され
ると、領域S2の記録紙部分は揺動ガイド板86
及びガイド板92に案内されて、図面保管容器9
8内に落下収納され、領域S3の不要記録紙部分
はガイド板94,96を経て、ゴミ容器100内
に落下収納される。記録紙4の縦カツター76,
78によつて切断された部分は、ガイド板92の
両側に形成された切欠部92a,92bから、ガ
イド板96上に落下し、しかる後にゴミ容器10
0内に落下する。尚、縦カツター76,78によ
る記録紙4の切断は、バーコード記録部分を除去
するためのものである。従つて記録紙の不要領域
は、バーコードを除去する必要がないので、その
場合には、バーコード記録の記録紙の側部は切断
しない。また、本実施例では、縦カツターを3個
設けた場合の実施例について説明したが、記録紙
を更に、細分して切断する場合には、更に縦カツ
ター及び揺動ガイドを付加することが可能であ
る。これらの縦カツター及び揺動ガイドは記録紙
に記録したバーコードの信号に基いて駆動制御さ
れ、記録紙の各領域を必要部分と不要部分に区分
けし、それぞれに対応した収納箇所に案内するこ
とができるものである。また、本実施例では、記
録紙を不要部分と必要部分に区分けしているが、
切断領域の寸法に応じて、同一寸法の必要部分を
区分けし、同一寸法のものを同一の容器に収納す
るように構成しても良い。
尚、上記は電磁クラツチを用いて用紙切断部に
間隔Sを形成しているが、第9図及び第10図に
示すように、フイードローラ26をパルスモータ
32と同期回転可能なパルスモータ120に連結
し、該パルスモータ120を上記電磁クラツチ2
8を外すタイミングで停止制御することによつて
も、用紙切断部に上記間隔Sを形成させることで
きる、また、第11図及び第12図に示すよう
に、上記パルスモータ120を、ドライバーを介
して低周波パルス発振器122と高周波パルス発
振器124に接続し、上記用紙切断後、パルスモ
ータ32が、高周波パルス発振器140により、
前記高周波パルス発振器124と同一の周波数で
送り方向に駆動されると、切換回路128によつ
て低周波パルス発振器122が駆動状態となり、
このパルスは、アンド回路123を介してモータ
ドライバー126に供給され、該ドライバー12
6は、低周波モータ駆動パルスを出力する。この
パルスによりパルスモータ120は減速駆動し、
用紙の切断部に間隔Sが形成される。尚、商標名
「ゼロマツクス」として広く知られている無断変
速機の入力軸を前記パルスモータ32の出力軸に
公知の伝達機構を介して連結し、該無断変速機の
出力軸を前記フイードローラ26に連結し、更に
該無断変速機の変速レバー軸をパルスモータの出
力軸に連結して、該パルスモータをコントローラ
によつて制御し、これによつてフイードローラ2
6の回転速度を減速乃至ゼロにするようにするこ
ともできる。上記低周波パルス発振器122、及
び切換回路128は減速手段を構成している。
本発明は上述の如く、用紙の横方向切断部に所
定の間隔を形成し、この間隔形成スペース位置に
おいて、縦カツターを昇降制御するようにしたも
で、該縦カツターの昇降制御タイミングに若干の
誤差があつても、用紙の他の領域を切断すること
なく、所定の領域を正確に縦方向に切断すること
ができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の好適な実施例を示し、第1図は側
面図、第2図は全体側面図、第3図は説明的外観
図、第4図は説明図、第5図はブロツク説明図、
第6図はブロツク説明図、第7図はタイミングチ
ヤート、第8図は説明図、第9図は他の実施例を
示すブロツク説明図、第10図は同、タイミング
チヤート、第11図は他の実施例を示すブロツク
説明図、第12図は同、タイミングチヤートであ
る。 2……機体、4……記録紙、6……ホルダー
軸、8……記録ヘツド、10……パツドローラ、
12……現像器、14……フイードローラ、16
……押えローラ、18……ガイドローラ、20…
…ケーシング、22……用紙ガイド、22a……
用紙ガイド終端、26……フイードローラ、28
……電磁クラツチ、31……加圧ローラ、30…
…プーリ、32……パルスモータ、38……横カ
ツター、40……モータ、42……固定横カツタ
ー、44,46……マーク検出器、48……バー
コード、50……加圧ローラ、62……モータ、
68……縦カツター、70……ベルトプーリ、7
2……ソレノイド、76,78……縦カツター、
84,90……ロータリーソレノイド、86,8
8……揺動ガイド板、92……ガイド板、98…
…図面保管容器、100……ゴミ容器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続した長手形状の用紙を回転部材によつて
    一定方向に送り、該用紙の設けたマークの検出信
    号に基づいて、用紙の送り経路に対向して設けた
    横カツターと縦カツターを用紙面に対して垂直方
    向に移動制御し、上記用紙を横方向及び送り方向
    に平行な縦方向に切断するようにした切断方法に
    おいて、上記横カツターによつて上記用紙を横方
    向に切断した後、用紙の長尺部に対して切断され
    た部分の用紙を相対的に送り方向に移動し、用紙
    の切断された部分を用紙の長尺部に対して所定間
    隔離反せしめ、該離反部分において、前記縦カツ
    ターを用紙切断方向に駆動制御するようにしたこ
    とを特徴とする長尺状用紙の切断方法。 2 一定方向に送られる長尺状の用紙をその長手
    方向に対して直角な横方向に切断するための横カ
    ツターと、該横カツターの後方に配置された、長
    尺状の用紙をその長手方向に対して平行な方向に
    切断するための縦カツターと、前記横カツターの
    前後と、前記縦カツターの後方に配置された用紙
    駆動送り装置と、前記用紙駆動送り装置の駆動回
    転部材を駆動する駆動装置と、前記駆動装置と、
    前記横カツターの前方に配置された用紙駆動送り
    装置の駆動回転部材の連結部に設けられたクラツ
    チと、前記長尺状用紙に形勢されたマークの検出
    信号に基づいて上記各装置を駆動制御するコント
    ローラから成る長尺状用紙の切断装置。 3 一定方向に送られる長尺状の用紙をその長手
    方向に対して直角な横方向に切断するための横カ
    ツターと、該横カツターの後方に配置された、長
    尺状の用紙をその長手方向に対して平行な方向に
    切断するための縦カツターと、前記横カツターの
    前後と、前記縦カツターの後方に配置された用紙
    駆動送り装置と、横カツターの後方と前記縦カツ
    ターの後方に配置された前記用紙駆動送り装置の
    駆動回転部材を駆動する第1の駆動装置と、前記
    横カツターの前方に配置された用紙駆動送り装置
    の駆動回転部材を駆動する第2の駆動装置と前記
    長尺用紙に形成されたマークの検出信号に基づい
    て上記各装置を駆動制御するコントローラとから
    成る長尺状用紙の切断装置。 4 一定方向に送られる長尺状の用紙をその長手
    方向に対して直角な横方向に切断するための横カ
    ツターと、該横カツターの後方に配置された、長
    尺状の用紙をその長手方向に対して平行な方向に
    切断するための縦カツターと、前記横カツターの
    前後と、前記縦カツターの後方に配置された用紙
    駆動送り装置と、前記用紙駆動送り装置の駆動回
    転部材を駆動する駆動装置と、前記横カツターの
    前方に配置された用紙駆動送り装置の駆動回転部
    材の回転速度を、前記横カツターの後方と前記縦
    カツターの後方に配置された用紙駆動送り装置の
    駆動回転部材の回転速度に対して相対的に低下せ
    しめる減速手段と、前記長尺状用紙に形成された
    マークの検出信号に基いて上記各装置、手段を駆
    動制御するコントローラとから成る長尺状用紙の
    切断装置。
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