JP5228556B2 - ランダムミシン加工機の検証装置 - Google Patents
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Description
そこで、非定型の印刷が行なわれている連続フォームに対して非定型のランダムミシン加工を行なう装置についての発明がある(特許文献2、特許文献3)。この発明によると、連続フォームに印刷されたマークをマークセンサが読み取りマーク読取信号を出力する。そのマーク読取信号によってミシン加工部の差動駆動装置が駆動し、差動軸を回転する。これにより差動機構を解したミシン加工が行なわれる。すなわち、連続フォームにミシン加工の位置を示すマークを印刷しておくことによりミシン加工が行なわれ、そのマークが印刷されていないときにはミシン加工が行なわれない。そのことにより、ランダムミシン加工が行なわれる。
また、従来の方法においては印刷したマークに対してミシン加工が適正に行われたか否かを検証する方法が存在しないという問題がある。非定型の印刷が行なわれている連続フォームを複数枚の枚葉フォームに切断して丁合した丁合フォームにおいて、適正な丁合が行われたか否かを検証するシステムの発明については公知である(特許文献4、特許文献5)。しかし、あくまでも丁合について検証が行われるのであってミシン加工について検証が行われるのではない。また、検証の対象も加工製品である丁合フォームであり、加工機械であるランダムミシン加工機ではない。
ランダムミシン加工機は、走行する前記連続フォームにおける走行を検出し走行信号を出力する走行検出手段と、前記走行する連続フォームにおける前記タイミングマークを検出してマーク信号を出力するタイミングマークセンサと、前記ミシン指示バーコードを前記マーク信号と前記走行信号に同期してミシンパターン情報を読取るバーコードリーダと、前記ミシンパターン情報に基づいて制御演算を行い前記ミシン加工のための操作信号を前記マーク信号と前記走行信号に同期して生成する制御手段と、前記操作信号の1つである横ミシン操作信号を入力して前記連続フォームに対して横ミシン加工を行なう横ミシン加工手段と、前記操作信号の1つである縦ミシン操作信号を入力して前記連続フォームに対して縦ミシン加工を行なう縦ミシン加工手段と、を具備し、
検証装置は、前記バーコードリーダによるミシン指示バーコードの読取をチェックする読取チェック手段と、前記バーコードリーダで読取った読取内容の書式をチェックする書式チェック手段と、前記ミシン加工の操作信号の出力をチェックする操作信号チェック手段と、前記ミシン加工の機械動作をチェックする機械動作チェック手段と、前記チェックのログデータを生成するログデータ生成手段と、を具備するようにしたものである。
また、本発明の請求項2に係るランダムミシン加工機の検証装置は、請求項1に係るランダムミシン加工機の検証装置において、良品と不良品の区別を明示して前記ログデータのすべてを表示または印刷する全結果出力と、不良品だけを表示または印刷する不良品出力のいずれか、または両方を指定により行うログデータ出力手段を具備するようにしたものである。
なお、ここでは、ランダムミシン加工機がミシン加工を行なう加工対象の連続フォームは走行方向に対して直角方向(横方向)に配置する2つの独立した領域を有する、いわゆる2UP連続フォーム(2面付連続フォーム)である。したがって、2UP連続フォームのOS側(ランダムミシン加工機において機械要素が設置されている側)の領域に対してミシン加工を行なう手段(OSの表記)と、GS側(オペレータがランダムミシン加工機において操作を行なう側)の領域に対してミシン加工を行なう手段(GSの表記)が存在する。
データ処理手段1はランダム加工装置の制御手段80からランダム加工装置の動作状態に関するデータ、たとえばリードエラー、ミシンパターン情報、ミシン加工命令、等を入力する。また、データ処理手段1はランダム加工装置に設けたセンサによってランダム加工装置の動作状態を検出しその検出信号を入力する。データ処理手段1はそれらの入力したデータに基づいて、ランダム加工装置の動作状態が適正であるか否かを検証するデータ処理を行う。たとえば、読取チェック、書式チェック、操作信号チェック、機械動作チェック、等の検証に関するデータ処理を行う。データ処理手段1はその検証により得られたデータに基づいてログデータを生成する。また、生成したログデータをディスプレイモニターに表示する処理、またはプリンターで印刷するデータ処理を行う。
データ処理手段1はマイクロコンピュータ、PLC(programable logic controller)パーソナルコンピュータ、等のデータ処理システムのハードウェアとソフトウェアによって実現することができる。
横ミシン加工(OS)機械動作検出手段22は、横ミシン加工手段(OS)220の機械的な動作を検出する手段である。
縦ミシン加工(GS)機械動作検出手段31は、縦ミシン加工手段(GS)310の機械的な動作を検出する手段である。
横ミシン加工(GS)機械動作検出手段32は、横ミシン加工手段(GS)320の機械的な動作を検出する手段である。
これらの機械動作検出手段としては、たとえば、磁性体を検出する磁気センサ、導電体を検出する渦電流センサ、投受光における光量変化を検出する光電センサ、等を使用することができる。機械的な動作を検出しようとする対象のミシン加工手段がミシン加工を行なうときに機械的な動きを行う部分を検出できるように、その部分に近接していずれかのセンサを設置する。
まず、図2におけるステップS1(バーコード読取チェック)において、検証装置のデータ処理手段1は、バーコードリーダ70が、特定の期間において読取りを行って出力するデータを制御手段80から入力する。制御手段80は走行検出手段50とタイミングマークセンサ60が出力する信号を入力している。その信号に基づいて、制御手段80は連続フォームに印刷されたミシン指示バーコードがバーコードリーダ70の読取領域に到達しその領域に存在する期間を演算する。特定の期間とはその期間のことである。バーコードリーダ70が出力するそのデータは、ミシン指示バーコードの読取りが不成功であるときには読取エラー(NoRead)である。また、バーコードリーダ70が出力するそのデータは、ミシン指示バーコードの読取りが行えたときには読取ったデータである。そこで、データ処理手段1は、読取エラー(NoRead)であるか否かをチェックする。
次に、ステップS2(読取れたか?)において、検証装置のデータ処理手段1は、そのデータが読取エラー(NoRead)であるときにはステップS8に進む処理を行い、読取ったデータであるときにはステップS3に進む処理を行う。
タイミングマーク101は連続フォームの各枚目の位置を示すマークである。連続フォームは切り離されていない(未切断の)複数の枚葉フォームによって構成される。タイミングマーク101は、図3に示す一例において、ページ番号で示す枚葉フォームの各枚目の境界線の近くのマージン(余白)部分に矩形のマークとして印刷されている。連続フォームは2UP連続フォームであるが、図3と図4を比較参照すると判るように、両面で4ページを単位として一箇所だけタイミングマーク101の印刷が行なわれている。言い換えると、1つのタイミングマーク101は両面で4ページの枚葉フォームの位置を示している。図3と図4に示す一例では、4ページ目、8ページ目、12ページ目、16ページ目、等にマージン(余白)部分にタイミングマーク101の印刷が行なわれている。
次に、ステップS3(読取内容の書式チェック)において、検証装置のデータ処理手段1はバーコードリーダ70がミシン指示バーコード102を読取って出力するデータ(読取ったデータ)について、その読取内容が書式において適正であるか否かをチェックする。適正な読取内容にはミシンパターン情報とともにその他の情報が含まれている。それらのすべてのデータに対して、データ処理手段1は適正な数値記号が読取れているか否か、数値の範囲は適正であるか否か、前回の読取内容に対して今回の読取内容における数値の連続性は適正であるか否か、等のチェックを行う。
次に、ステップS4(書式OK?)において、検証装置のデータ処理手段1は、そのチェックの結果が1つでも不適正であるならばステップS8に進む処理を行い、そのチェックの結果がすべて適正であるときにはステップS5に進む処理を行う。
図5に示す一例においては、ミシン指示バーコード102はミシンパターン情報だけでなくその他の情報を含んでいる。すなわち、ミシン指示バーコード102は、スタート文字、通数連番、現在枚目、総枚目、帳票種別、ミシンパターン、チェックディジット、エンド文字から構成される。
次に、ステップS5(ミシン加工の操作信号チェック)において、検証装置のデータ処理手段1はランダムミシン加工機の制御手段80からミシン加工の操作信号を入力する。この操作信号は、勿論、ミシンパターン情報に基づいて、制御手段80が縦ミシン加工手段(OS)210、横ミシン加工手段(OS)220、縦ミシン加工手段(GS)310、横ミシン加工手段(GS)320を操作するために生成した操作信号、すなわち制御指令に相当するものである。データ処理手段1はステップS1において制御手段80から取得したミシン指示バーコードのデータにおけるミシンパターン情報と、このステップS5において制御手段80から取得した操作信号との間で、対応関係が正しく整合性を有しているか否かをチェックする。すなわち、ミシン加工手段の各々に対する操作信号の出力の有無が、ミシンパターン情報と一致しているか否かをデータ処理手段1はチェックする。
次に、ステップS6(操作出力OK)において、検証装置のデータ処理手段1はそれらの操作信号の出力をチェックした結果が1つでも不適正であるならばステップS8に進む処理を行い、そのチェックの結果がすべて適正であるときにはステップS7に進む処理を行う。
そして、データ処理手段1はステップS1において制御手段80から取得したミシン指示バーコードのデータにおけるミシンパターン情報と、このステップS7において各々の機械動作検出手段から取得した動作信号との間で、対応関係が正しく整合性を有しているか否かをチェックする。すなわち、ミシン加工手段の各々における機械的な動作の検出の有無が、ミシンパターン情報と一致しているか否かをデータ処理手段1はチェックする。
次に、ステップS9(ログデータ出力)において、検証装置のデータ処理手段1はOK品(良品)とNG品(不良品)の区別を明示してログデータのすべてを表示または印刷する全結果出力を行う。または、NG品だけを表示または印刷するNG品出力を行う。
次に、テップS10(ミシン加工終了?)において、検証装置のデータ処理手段1は制御手段80からミシン加工の継続に関するデータ、すなわちランダムミシン加工機の動作モードが終了であるか否かを入力する。動作モードが終了のときには、データ処理手段1は、ミシン加工の検証処理を終了する。そうでないときには、データ処理手段1は、ステップS1に戻って上述した以降のステップを繰り返す。
情報入力の欄はログファイルの属性値を入力する欄である。入力する属性値の欄として、得意先名、品名、ロット名、作業者がある。図6に示す一例においては、「得意先名」の欄には「テスト得意先」が、「品名」の欄には「テスト品目」が、「ロット名」の欄には「9001」が、「作業者」の欄には「IPS技術」が入力されている。これらの属性値はログファイルをデータベース等に登録(保存)するときには同時に登録が行われ、ログファイルのファイル名だけでなく、属性値からもログファイルを検索し特定することができる。
これらの属性値は、ランダムミシン加工が行われているときには、ミシン加工の進行に並行して新たなデータが付加される形態で表示される。前述したミシン加工の検証処理における一連のステップで2UP連続フォームのときには2面付(表裏で4ページ)の枚葉フォームのミシン加工に対する検証処理が行われる。したがって、一連のステップで2行が付加される。たとえば、一連のステップで「No.」の欄が「501645」および「501646」の2行が付加される。
また、これらの属性値は、ランダムミシン加工がすでに済んでおり、そのログファイルが登録されているときには、そのログファイルを開くことにより表示が行われる。
これらの属性値は、ランダムミシン加工が行われているときには、ミシン加工の進行に並行して新たなデータが付加される形態で表示される。前述したミシン加工の検証処理における一連のステップで2UP連続フォームのときには2面付(表裏で4ページ)の枚葉フォームのミシン加工に対する検証処理が行われる。しかし、OS側加工部20とGS側加工部30とが独立していることから、加工エラーが同時に起こるとは限らず、したがって、1連のステップで2行が付加されるとは限らない。
また、これらの属性値は、ランダムミシン加工がすでに済んでおり、そのログファイルが登録されているときには、そのログファイルを開くことにより表示が行われる。
このミシン加工機検証システム警告連絡票により、ミシン加工を行なった後の連続フォームから不良品を除去する作業や、再印刷して補充する欠品が生じないようにする作業を確実に行うことが可能となる。
まず、ランダムミシン加工機の全体構成について説明する。ランダムミシン加工機における全体構成の一例を説明図として図8に示す。図8において、10は給紙部、20はOS側加工部、30はGS側加工部、40は折部、100は巻取連続フォーム、200は折連続フォームである。
図8に示すように、巻取体の連続フォーム100は給紙部10からOS側加工部20とGS側加工部30に給送され折部40においてジグザグ折されて折連続フォーム200を形成する。連続フォーム100には両サイドのマージン部分の送り孔の加工とともに、フォームの中身、制御用マーク、等の印刷が行なわれている。また、ここで説明する一例においては、連続フォーム100は走行方向に対して直角方向に配置する2つの独立した領域を有する、いわゆる2UP連続フォーム(2面付連続フォーム)である。
OS側加工部20は2UP連続フォームのOS側(ランダムミシン加工機において機械要素が設置されている側)の領域に対してミシン加工を行なうランダムミシン加工機の部分である。OS側加工部20は制御手段80の制御下においてランダムミシン加工を行なう。
GS側加工部30は2UP連続フォームのGS側(オペレータがランダムミシン加工機において操作を行なう側)の領域に対してミシン加工を行なうランダムミシン加工機の部分である。GS側加工部30は制御手段80の制御下においてランダムミシン加工を行なう。
折部40はランダムミシン加工を行なった連続フォーム100をジグザグ折して折連続フォーム200を得るランダムミシン加工機の部分である。ジグザグ折は折り用のミシン加工が行なわれた部分において行なわれる。
走行検出手段50は連続フォーム100における走行を検出し走行信号を出力するセンサである。たとえば、走行検出手段50は給紙部10におけるピントラクタの駆動軸に設けられたロータリーエンコーダとその演算装置から構成することができる。連続フォーム100の走行に比例してロータリーエンコーダの軸が回転する。ロータリーエンコーダは 回転量に応じた数の矩形波信号出力し、演算装置はその矩形波信号を入力する。演算装置はその矩形波信号に基づいて連続フォーム100の走行速度、走行距離、等を演算する。演算により得られたそれらのデータ、すなわち走行信号は制御手段80によって入力される。
バーコードリーダ70はマーク信号と走行信号に同期してミシン指示バーコード102を読取りミシンパターン情報を出力するセンサである。バーコードリーダ70が出力するミシンパターン情報は制御手段80によって入力される。
制御手段80はミシンパターン情報に基づいて制御演算を行いミシン加工のための操作信号を、マーク信号と走行信号に同期した操作信号として生成する。制御手段80はPLC(programable logic controller)等のデータ処理装置のハードウェアとソフトウェアによって実現することができる。
横ミシン加工手段(GS)320はGS側加工部30に設けられ、連続フォーム100のGS側の領域に対して横ミシン加工を行なう装置である。横ミシン加工手段(GS)320は連続フォーム100における加工する領域が相違する点を除くと横ミシン加工手段(OS)220と同様であるから説明を省略する。
まず、図9のステップS101(連続フォーム給送)において、給紙部10は巻取体の連続フォーム100を巻き解いてミシン加工を行なうOS側加工部20、GS側加工部30に連続フォーム100を送給する。この送給は、通常は連続的に行われ、ステップS109(終了)においてランダムミシン加工を終了(機械停止)するまで継続する。
次に、ステップS102(走行検出)において、走行検出手段50は連続フォーム100の走行を検出して連続フォーム100の走行速度、走行距離、等の走行信号を出力する。制御手段80はその走行信号を入力する。この走行検出は、通常は連続的に行われ、ステップS109(終了)においてランダムミシン加工を終了(機械停止)するまで継続する。
次に、ステップS104(バーコード検出)において、バーコードリーダ70はマーク信号と走行信号に同期してミシン指示バーコード102を読取りミシンパターン情報を出力する。このマーク信号と走行信号に同期して読取る方法としては、たとえば、次の方法が適用される。バーコードリーダ70はバーコードの読取り動作を繰り返し行なうことができるが、読取領域にバーコードが存在しないときには読取エラーを出力する。一方、制御手段80はマーク信号と走行信号を入力しており、連続フォーム100に印刷されたミシン指示バーコード102が読取領域に到達しその領域に存在する期間を演算することができる。バーコードリーダ70は、その期間においてミシン指示バーコード102を読取ることによって得られたミシンパターン情報を出力する。
次に、ステップS106(制御演算)において、制御手段80はミシンパターン情報に基づいて制御演算を行いミシン加工のための操作信号をマーク信号と走行信号に同期した操作信号として生成する。ミシンパターン情報は、すでに説明したように、ミシン指示バーコード102において15桁目から16桁目の2桁が割当てられたミシンパターンの部分である。したがって、2桁の文字列であるミシンパターン情報に基づいて、制御手段80は、その記憶装置に登録されている実際のミシン加工の形態を読込む。すなわち、制御手段80は、連続フォーム100において縦ミシン加工を行なう位置、横ミシン加工を行なう位置を取得する。そして、制御手段80は、その位置の縦ミシン加工用に設けられた縦ミシンホイールを選択し、対応する電磁弁を操作しエアーシリンダーを動作させその選択した縦ミシンホイールを加工位置とする縦ミシン操作信号を所定のタイミングで出力する。また、制御手段80は、横ミシン加工の位置に横ミシン加工が正確に行なわれるように横ミシン操作信号を演算し、サーボモータのドライバーに対してその横ミシン操作信号を出力する。
次に、ステップS108(ジグザグ折)において、折部40はランダムミシン加工を行なった連続フォーム100をジグザグ折し折連続フォーム200を得る。なお、各枚葉フォームにおける境界のミシン目、すなわちジグザグ折のためのミシン加工は、上述のランダムミシン加工において行うことが可能である。また、ランダムミシン加工とは別工程としてそのジグザグ折のためのミシン加工を行なっておいてもよい。
次に、ステップS109(終了?)において、連続フォーム100におけるミシン加工すべき部分のすべてについてミシン加工が済んでいないときにはステップS101に戻って、前述した以降のステップを繰り返す。そのすべてのミシン加工が済んでいるか、オペレータの操作等による終了の割込入力、その他の停止信号入力、等があったときには一連のランダムミシン加工を終了とする。ステップS101〜S108の過程において、2UP連続フォームの場合には、連続フォーム100における左右(GS側とOS側)に配置する各1枚の枚葉フォームのミシン加工が終了する。したがって、ステップS101〜S108の過程は連続フォーム100において結合している各1枚の枚葉フォームの数だけ繰り返される。
図11はミシンパターン3を示す図である。このミシンパターン3においては、OS側の領域もGS側の領域も同様のランダムミシン加工が行われている。OS側の領域において、縦ミシン加工は縦ミシン1と縦ミシン2の2箇所、横ミシン加工は横ミシン1、横ミシン2、横ミシン3の3箇所である。また、GS側の領域において、縦ミシン加工は縦ミシン3と縦ミシン4の2箇所、横ミシン加工は横ミシン5、横ミシン6、横ミシン7の3箇所である。
図12はミシンパターン4を示す図である。このミシンパターン4においては、OS側の領域もGS側の領域も同様のランダムミシン加工が行われている。OS側の領域において、縦ミシン加工は縦ミシン1の1箇所、横ミシン加工は横ミシン1、横ミシン2の2箇所である。また、GS側の領域において、縦ミシン加工は縦ミシン3の1箇所、横ミシン加工は横ミシン5、横ミシン6の2箇所である。
図13はミシンパターン5を示す図である。このミシンパターン5においては、OS側の領域もGS側の領域も同様のランダムミシン加工が行われている。OS側の領域において、縦ミシン加工は縦ミシン1の1箇所、横ミシン加工は横ミシン4の1箇所である。また、GS側の領域において、縦ミシン加工は縦ミシン3の1箇所、横ミシン加工は横ミシン8の1箇所である。
図14はミシンパターン6を示す図である。このミシンパターン6においては、OS側の領域もGS側の領域も同様のランダムミシン加工が行われている。OS側の領域において、縦ミシン加工は縦ミシン1の1箇所、横ミシン加工は0箇所である。また、GS側の領域において、縦ミシン加工は縦ミシン3の1箇所、横ミシン加工は0箇所である。
21 縦ミシン加工(OS)機械動作検出手段
22 横ミシン加工(OS)機械動作検出手段
31 縦ミシン加工(GS)機械動作検出手段
32 横ミシン加工(GS)機械動作検出手段
10 給紙部
20 OS側加工部
30 GS側加工部
40 折部
100 巻取連続フォーム
200 折連続フォーム
50 走行検出手段
60 タイミングマークセンサ
70 バーコードリーダ
80 制御手段
210 縦ミシン加工手段(OS)
220 横ミシン加工手段(OS)
310 縦ミシン加工手段(GS)
320 横ミシン加工手段(GS)
101 タイミングマーク
102 ミシン指示バーコード
103 縦ミシントンボ
104 横ミシントンボ
Claims (2)
- 縦ミシン加工と横ミシン加工を非定型に施ことで非定型枚葉フォームからなる連続フォームを加工するミシン加工機の検証装置において、前記非定型のミシン加工を施すためのミシンパターン情報が含まれる1つのミシン指示バーコードが前記枚葉フォームの各々に印刷され、かつ、前記枚葉フォームの各枚目の位置を示すタイミングマークが印刷された連続フォームに対して非定型のミシン加工を行なうランダムミシン加工機の検証装置であって、
ランダムミシン加工機は、
走行する前記連続フォームにおける走行を検出し走行信号を出力する走行検出手段と、
前記走行する連続フォームにおける前記タイミングマークを検出してマーク信号を出力するタイミングマークセンサと、
前記ミシン指示バーコードを前記マーク信号と前記走行信号に同期してミシンパターン情報を読取るバーコードリーダと、
前記ミシンパターン情報に基づいて制御演算を行い前記ミシン加工のための操作信号を前記マーク信号と前記走行信号に同期して生成する制御手段と、
前記操作信号の1つである横ミシン操作信号を入力して前記連続フォームに対して横ミシン加工を行なう横ミシン加工手段と、
前記操作信号の1つである縦ミシン操作信号を入力して前記連続フォームに対して縦ミシン加工を行なう縦ミシン加工手段と、を具備し、
検証装置は、
前記バーコードリーダによるミシン指示バーコードの読取をチェックする読取チェック手段と、
前記バーコードリーダで読取った読取内容の書式をチェックする書式チェック手段と、
前記ミシン加工の操作信号の出力をチェックする操作信号チェック手段と、
前記ミシン加工の機械動作をチェックする機械動作チェック手段と、
前記チェックのログデータを生成するログデータ生成手段と、
を具備していることを特徴とするランダムミシン加工機の検証装置。 - 請求項1記載のランダムミシン加工機の検証装置において、良品と不良品の区別を明示して前記ログデータのすべてを表示または印刷する全結果出力と、不良品だけを表示または印刷する不良品出力のいずれか、または両方を指定により行うログデータ出力手段を具備することを特徴とするランダムミシン加工機の検証装置。
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