JPH05104497A - プロツタにおける表示具の圧設定機構 - Google Patents

プロツタにおける表示具の圧設定機構

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JPH05104497A
JPH05104497A JP29981791A JP29981791A JPH05104497A JP H05104497 A JPH05104497 A JP H05104497A JP 29981791 A JP29981791 A JP 29981791A JP 29981791 A JP29981791 A JP 29981791A JP H05104497 A JPH05104497 A JP H05104497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
blade pressure
display
data
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP29981791A
Other languages
English (en)
Inventor
Morihiro Kageyama
影山守弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Roland DG Corp filed Critical Roland DG Corp
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Publication of JPH05104497A publication Critical patent/JPH05104497A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カッティングマシンやプロッタにおける表示
具の先端圧を自動的に設定することができる圧設定機構
を提供する。 【構成】 圧測定器を用いて表示具の先端圧を測定し、
その測定値のデータを中央処理装置が、予め設定された
データと比較し、両データが一致すればそのデータを装
置本体の読み取り専用記憶装置に書き込んでプログラム
を作ることにより、自動的に表示具の先端圧を設定する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カッティングや作図
に用いられる、コンピュータ制御によるプロッタの表示
具の圧設定機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、店舗や自動車のウィンドウ等
に、文字や図柄の形状に形成されたステッカーを貼り付
けディスプレイ効果を出すことが行われており、このよ
うなステッカーはカッティングプロッタ等を用いて作成
されている。このようなカッティングプロッタとして、
フラットベッドタイプのプロッタやペーパームーブ
タイプのプロッタに、ペンの替わりにカッターを取り付
けたようなものがある。の場合、四角の基板の前後の
縁部に、左右に移動するYレールを掛け渡すとともに、
このYレールに前後に移動するキャリッジを設け、キャ
リッジにカッターを取り付けた状態で、Yレールおよび
キャリッジを移動させることにより、基板の上面に固定
したシート材を所定の形状にカッティングするようにな
っている。また、の場合、作図ベッドの両側に配設さ
れた一対のローラーでシートの両側を挟持し、そのロー
ラーを回転させることによりシートを前後に移動させ、
その状態で、シートの移動方向に直交する左右方向に移
動可能なカッター付きキャリッジを移動させることによ
り、シートのカッティングを行うようになっている。
【0003】このようなカッティングプロッタにおいて
は、カッティングするシートの厚みや材質によって、刃
圧を変えなければならず、そのため略10g〜300g
の範囲で刃圧を変化させることができるようになってい
る。この刃圧の設定は、例えば、カッティングプロッタ
内の制御装置の固定抵抗を16段階に設定し、手動レバ
ーの操作により10g〜300gの範囲で固定抵抗の設
定値に切り替えが行えるようにする等の方法によりなさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法を用いた装置では、切り替えの手動レバーの位
置と刃圧の関係は、図3のグラフに曲線aで示したよう
に、手動レバーの位置が1に近い時と16に近い時と
で、刃圧の差の間隔が大きく異なり、刃圧が大きくなる
ほど不正確になる。この刃圧の調整は、制御装置内に組
み込まれた半固定抵抗を調整することにより行われるよ
うになっており、通常、所定の1ポイントのみの調整で
行なわれる。そのため、ある特定の刃圧を基準としたポ
イントで調整を行うと、図3の破線b,cで示すよう
に、刃圧の曲線全体が上下に移動するようになり、他の
ポイントでの設定の精度は不明である。
【0005】その結果、図3に示すような刃圧の曲線を
適正な状態または任意の状態に設定することが難しく、
カッティングの際の精度があまりよくないという問題が
生じている。また、刃圧の調整の際に、作業者が手で半
固定抵抗を調整する等の作業が必要であり、操作が面倒
であるという問題や、調整ミスが生じやすいという問題
も有している。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、作業者の手による調整を必要とせず、適正、
かつ任意の刃圧(筆記具の場合はペン圧)の設定ができ
るプロッタにおける表示具の圧設定機構の提供をその目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、データの入出力を行う入出力装置、
プログラムを実行する中央処理装置、記憶内容を消去し
て再使用のできるプログラム可能な読み取り専用記憶装
置および中央処理装置の制御により表示具の先端圧を変
化させるドライバを備えた装置本体と、表示具の先端圧
検知用センサを有する圧測定器とからなり、上記センサ
が検知することにより圧測定器が測定した表示具の先端
圧データを、読み取り専用記憶装置に書き込み自動的に
表示具の先端圧を設定することができるようにしたとい
う構成をとる。
【0008】
【作用】すなわち、この発明は、従来のように、プロッ
タ内の固定抵抗に表示具の先端圧のデータを予め設定し
ておき、その先端圧が必要な値と異なっている場合等、
使用の際に必要が生じるとその都度、作業者が手で半固
定抵抗を調節するというようなものではなく、圧測定器
を用いて表示具の先端圧を測定しその先端圧のデータを
中央処理装置が予め入力されたデータと比較し、適正な
データを装置本体の読み取り専用記憶装置に書き込んで
プログラムを作ることにより、自動的に先端圧を設定
し、中央処理装置を介してそのプログラムを実行するこ
とによりカッティングや作図を行うことができるという
ものである。したがって、製品出荷時に、作業者が調整
を行うというような面倒な作業が一切不必要になる。ま
た、任意の圧設定ができるようになり、カッティングや
作図の精度を向上させることができるとともに、表示具
の先端圧調整ミスといったものもなくなる。つぎに、実
施例を用いてこの発明を詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に用いるペーパ
ームーブタイプのカッティングプロッタを示している。
すなわち、このカッティングプロッタ1は側面側から見
た縦断面形状が略台形をしており、中央部に、前後に貫
通するシート搬送路2が形成されている。3はシート搬
送路2の両側に設けられたピンチローラであり、その下
方にそれぞれ駆動ローラ(図では隠れて見えない)が配
設されている。この一対のピンチローラ3と駆動ローラ
とで、シート4の両側を挟持し、その状態で駆動ローラ
を回転駆動させることにより、シート4をy方向の前後
に移動できるようになっている。5は、シート搬送路2
の上方に配設されたキャリッジであり、x方向に沿って
設けられたレール(図では見えない)に支受された状態
で左右に移動できる。このキャリッジ5にはカッター6
が取付られており、カッター6の刃先をシート4に当接
させた状態で、シート4をの前後に移動させるととも
に、キャリッジ6を左右に移動させることによって、シ
ート4を所定の形状にカッティングできるようになって
いる。
【0010】上記カッティングプロッタ1には、図2に
示すように、入出力装置7,CPU8,ROM9,EE
PROM10,D/Aコンバータ11,刃圧ドライバ1
2が備わっており、カッター6の刃圧を設定する場合、
刃圧測定器13を用いて行うようになっている。
【0011】すなわち、この設定は、まず、予めROM
9に刃圧のデータを記憶させておくとともに、刃圧測定
器13を入出力装置7に接続し、その刃圧センサ14を
カッター6の下方に設置する。ついで、D/Aコンバー
タ11に任意の数値を設定し、その設定値に応じた刃圧
を刃圧ドライバ12を介してカッター6に伝え刃圧セン
サ14に付加する。その際に、刃圧測定器13が測定す
るデータは、入出力装置7を通ってCPU8に送られ、
CPU8がこのデータとROM9が記憶しているデータ
とを比較する。そして、両データが異なっていればD/
Aコンバータ11に他の数値を設定しなおして(通常は
0から10,11,…と順次大きくしていく)、再度、
上記と同じ操作を繰り返し、予め入力されたデータと測
定データが一致した時点で、そのデータをEEPROM
10に記憶させる。この動作を、例えば、刃圧の設定を
16段階で行うなら16回、18段階で行うなら18回
繰り返すことにより刃圧の設定を行うことができる。
【0012】カッティングに際しては、カッティングプ
ロッタ1の側面に設けられたレバー(図示せず)を所定
の位置に移動させることにより刃圧を変化させ、そのシ
ート4の厚み等条件に応じたカッティングを行うことが
できる。この場合、レバーの位置をどのような位置にし
ても適正な刃圧をシート4に付与することができ、精度
のよいカッティングを行うことができる。なお、上記実
施例は、カッティングプロッタについて説明している
が、カッター6に替えて、ペン,ペンシル等の筆記具を
取付け、上記と同様の設定を行うことにより適正、かつ
任意のペン圧を得るこるとができ、これによって精度の
よい作図を行うことができるようになる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、予め
入力したデータどうりの正確な設定ができるようにな
り、カッティングや作図の際の精度が極めて向上すると
ともに、表示具圧を設定する際の圧を示す曲線を任意の
状態にすることができるようになる。また、この発明
は、従来のように、作業者が面倒な作業により手で半固
定抵抗を調節するというような必要がなくなって使い勝
手が非常によくなり、かつ調整ミスというようなものも
なくなる。したがって、実用的効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に使用するカッティングプ
ロッタの斜視図である。
【図2】この発明を説明する構成図である。
【図3】従来例による刃圧設定値を示す曲線図。
【符号の説明】
1 カッティングプロッタ 7 入出力装置 8 CPU 9 ROM 10 EEPROM 11 D/Aコンバータ 12 刃圧ドライバ 13 刃圧測定器 14 刃圧センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの入出力を行う入出力装置、プロ
    グラムを実行する中央処理装置、記憶内容を消去して再
    使用のできるプログラム可能な読み取り専用記憶装置お
    よび中央処理装置の制御により表示具の先端圧を変化さ
    せるドライバを備えた装置本体と、表示具の先端圧検知
    用センサを有する圧測定器とからなり、上記センサが検
    知することにより圧測定器が測定した表示具の先端圧デ
    ータを、読み取り専用記憶装置に書き込み自動的に表示
    具の先端圧を設定することができるようにしたことを特
    徴とするプロッタにおける表示具の圧設定機構。
  2. 【請求項2】 表示具がカッターで構成されている請求
    項1に記載のプロッタにおける表示具の圧設定機構。
  3. 【請求項3】 表示具が筆記具で構成されている請求項
    1に記載のプロッタにおける表示具の圧設定機構。
JP29981791A 1991-10-18 1991-10-18 プロツタにおける表示具の圧設定機構 Pending JPH05104497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29981791A JPH05104497A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 プロツタにおける表示具の圧設定機構

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JP29981791A JPH05104497A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 プロツタにおける表示具の圧設定機構

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Publication Number Publication Date
JPH05104497A true JPH05104497A (ja) 1993-04-27

Family

ID=17877285

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29981791A Pending JPH05104497A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 プロツタにおける表示具の圧設定機構

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JP (1) JPH05104497A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11170195A (ja) * 1997-10-06 1999-06-29 Mimaki Engineering:Kk カッティングプロッタと該プロッタを用いたシール材のカット方法
JP2009501642A (ja) * 2005-07-14 2009-01-22 プロヴォ クラフト アンド ノヴェルティ インコーポレイテッド 電気切断装置及び切断方法
WO2021019833A1 (ja) * 2019-07-26 2021-02-04 ブラザー工業株式会社 切断装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11170195A (ja) * 1997-10-06 1999-06-29 Mimaki Engineering:Kk カッティングプロッタと該プロッタを用いたシール材のカット方法
JP2009501642A (ja) * 2005-07-14 2009-01-22 プロヴォ クラフト アンド ノヴェルティ インコーポレイテッド 電気切断装置及び切断方法
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