JPH04335813A - 水田作業機の速度制御装置 - Google Patents

水田作業機の速度制御装置

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Publication number
JPH04335813A
JPH04335813A JP3105395A JP10539591A JPH04335813A JP H04335813 A JPH04335813 A JP H04335813A JP 3105395 A JP3105395 A JP 3105395A JP 10539591 A JP10539591 A JP 10539591A JP H04335813 A JPH04335813 A JP H04335813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
contact piece
set value
working machine
control unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3105395A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yamashita
真 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH04335813A publication Critical patent/JPH04335813A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機、直播機といっ
た水田作業機の走行速度を、水田状況の悪化に伴って自
動的に減じようとする速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の水田作業機の速度制御装置は、
作業装置の昇降に伴って走行速度を増減したり、あるい
は、特開平3−30607号公報で示されるもののよう
に、機体の前上がり現象を防止するために発進加速度を
泥の軟硬に応じて加減するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
速度制御装置は水田に苗の植付や播種を行う作業走行中
以外の場合に行われるものであり、作業走行中にはフロ
ートの作業部に対する相対上下変位から作業部の高さを
変える、あるいは機体に対して左右傾斜させるといった
昇降制御やローリング制御が行われるものであった。と
ころで、水田の泥状況を何処でも均一な硬さに整備する
のは難しく、場所によって泥層が硬くなったり柔らかく
なったりすることがあるが、走行機体は車輪が泥層の下
にある耕盤上に載った状態で走行するので、泥層に軟硬
の変化があっても植付や播種作業時の走行姿勢に与える
影響は比較的少ないものであった。しかしながら、泥層
の軟硬変化が急になっている場所を作業走行中に通過す
ると、フロートや機体の沈み込み深さに少なからず影響
が出てきて上下へのハンチング現象が生じ、植付姿勢が
乱れる原因になるということが知見されるようになって
きた。本発明は、作業走行状態での車速制御を行わせる
考えにより、植付姿勢の乱れるおそれを解消せんとする
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的のために本発明
は、所定の付勢力を伴って上方から泥層に向けて下降付
勢される接触片と、該接触片の泥層中への沈み込み深さ
を検出する位置検出手段とから、泥層の軟硬を検出する
軟硬検出手段を構成し、接触片の沈み込み深さが変化す
る速度を検出する作動速度検出手段を設けるとともに、
該作動速度検手段の検出値が予め設定された値よりも速
くなると走行速度を減じる減速手段を設けて水田作業機
の速度制御装置を構成するものである。
【0005】
【作用】下方に所定の力でもって付勢される接触片を泥
層に作用させてその沈み込み深さを検出すれば、その深
さの値によって泥層の軟硬が判断できる。そして、接触
片の沈み込み深さの変化は泥層の硬さの変化のことであ
るから、作動速度検出手段によって接触片の沈み込み深
さが変化する速度を検出すれば、泥層の軟硬の変化する
速度、つまり、機体進行に伴う単位時間当たりの泥層の
軟硬変化具合を検出できることになる。そこで、泥層の
軟硬変化が植付作業や播種作業に悪影響を及ぼし始める
限界の走行速度を予め測定しておき、その限界速度値(
これよりも多少遅い速度でも良い)を制御基準値として
設定する。そして、走行中に作動速度検手段の検出値が
設定された制御基準値よりも速くなると減速手段が働い
て減速するから、植付作業や播種作業が乱れることなく
良好に行えるように自動的に制御される。
【0006】
【発明の効果】その結果、泥層の軟硬状態を走行に伴っ
て適宜に検出して判断させる工夫により、泥層の軟硬の
急変に起因した作業状態の悪化を抑制でき、より良好な
水田作業が行える速度制御装置を提供できた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を田植機の場合につ
いて図面に基づいて説明する。図3に示すように、前輪
1及び後輪2で支持された機体前部にエンジンEを割り
プーリ式の無段変速装置24を介してエンジンEに連動
連結される走行ミッションMを夫々搭載し、機体中央に
操縦部4を形成すると共に、機体後部に単動型の昇降シ
リンダ11によって操作されるリンク機構5を介して苗
植付装置6を昇降自在に取付けて乗用型田植機を構成し
ている。前記苗植付装置6は、機体左右方向に複数個配
列された植付アーム7、この植付アーム7の植付運動に
連動して機体左右方向に往復駆動させながらマット状苗
3を供給する苗のせ台8、整地兼昇降制御用のセンサー
フロート9及び植付ミッション10等から構成されてい
る。
【0008】次に苗植付装置6の昇降制御構造について
詳述すると図2に示すように、植付ミッション10の横
軸芯P1 周りにセンサーフロート9を揺動自在に軸支
しており、センサーフロート9前部のブラケット25に
揺動アーム13を揺動自在に軸支し、この揺動アーム1
3の一端と植付ミッション10から延出されたブラケッ
ト22との間にセンサーバネ18を架設すると共に、揺
動アーム13の他端と前記昇降シリンダ11の操作用の
作動油を供給する制御弁14とをレリーズワイヤ15を
介して機械的に連動連結している。そして、前記揺動ア
ーム13を支持する揺動軸26が側方に延出され、その
延出端に泥の硬さを検出するための接触片21が取付け
られている。
【0009】次にレリーズワイヤ15と制御弁14との
連係構造について述べると、図2に示すように一端に操
作部16aを有する操作軸16とレリーズワイヤ15を
連結し、操作部16aと制御弁14のスプール14aと
を連係させ、かつ、バネ17により操作軸16及び制御
弁14を上昇側Uに付勢している。例えば、苗植付装置
6が田面より持ち上がるとセンサーバネ18及びセンサ
ーフロート9の自重によってセンサーフロート9が下方
に揺動してレリーズワイヤ15が引き操作されて、制御
弁14が下降側Dに操作される。逆に苗植付装置6が田
面内に沈み込むと浮力によってセンサーフロート9が上
方に揺動し、バネ17の付勢力によって制御弁14が上
昇側Uに操作される。このようにして苗植付装置6が田
面より設定高さに維持される自動昇降制御が行われる。 さらに詳述すると、操作軸16には円筒軸19が相対回
転自在に外嵌されており、この円筒軸19にはスプール
14aのピン14bに対する第1アーム19a及びロッ
ド12を介して植付クラッチ(図外)と連係された第2
アーム19bが設けられ、さらに円筒軸19には昇降レ
バー20が取付けられている。図2は昇降レバー20を
植付作業位置Aに操作している状態であり、植付クラッ
チが入り状態となると共に苗植付装置6が自動昇降操作
される状態である。そして、昇降レバー20を下降位置
Dに操作すると植付クラッチが切状態となって植付アー
ム7及び苗のせ台8等が停止するが、制御弁14のスプ
ール14aは自由に動ける状態であり、これにより昇降
シリンダ11に対しては作動油給排操作が行われて苗植
付装置6が自動昇降制御される状態となる。さらに昇降
レバー20を上昇位置Uに操作すると、円筒軸19の第
1アーム19aがピン14bに接当してスプール14a
を強制的に上昇側Uに押し込み、これにより苗植付装置
6が田面より持ち上げ操作されるのである。
【0010】この田植機では、泥の硬さの変化度合いが
設定値よりも大きくなると速度を減じる速度制御装置B
が備えてあり、次に説明する。図1に示すように、セン
サーフロート9には、センサーバネ18によって下方に
所定の付勢力で付勢される接触片21の泥層中への沈み
込み深さを検出するために、揺動軸26の回動で操作さ
れるボリューム(位置検出手段に相当)23が取付けて
ある。そして、走行用のベルト変速装置24のテンショ
ンアーム25を操作する電動シリンダ27と前記ボリュ
ーム23とがマイクロコンピュータ利用の制御装置28
に接続されている。また、29は接触片21の揺動軸2
6周りの揺動速度(角速度)の値を設定するボリューム
式の設定器であり、これも制御装置28に接続され、以
上の構造でもって速度制御装置Bが構成されている。
【0011】この速度制御装置Bの作用を説明すると、
起動スイッチ33を入り操作して車速制御状態にすると
ともに、植付クラッチレバー31が入り操作されてクラ
ッチスイッチ32が作動し、かつ、電動シリンダ27を
操作する変速レバー30が操作されての植付作業走行中
に、泥の軟硬が変化すると接触片21が上方に(又は下
方に)揺動する。そして、軟硬の変化が急激となり、接
触片21が迅速に揺動してその角速度が設定器29によ
る設定値よりも上回ると、それによって制御装置28が
変速レバー30の操作に優先して電動シリンダ27をベ
ルト変速装置24の減速非が大きくなる方向に駆動する
のであり、その減速操作はボリューム23の検出による
検出値が角速度が設定器29による設定値よりも下回り
、再び変速レバー30で設定された走行速度に戻るまで
続行される。設定器29による設定値を、水田の泥の軟
硬状態に合わせて調節すれば好都合である。本実施例で
は、接触片21とボリューム23とで軟硬検出手段Cが
、ボリューム23と制御装置28とで作動速度検出手段
Fが、そして、制御装置28と電動シリンダ27とで減
速手段Gが夫々構成されているのである。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】速度制御装置の制御系統図
【図2】昇降制御装置の構造を示す系統図
【図3】田植
機の側面図
【符号の説明】
21  接触片 23  位置検出手段 C    軟硬検出手段 F    作動速度検出手段 G    減速手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定の付勢力を伴って上方から泥層に
    向けて下降付勢される接触片(21)と、該接触片(2
    1)の泥層中への沈み込み深さを検出する位置検出手段
    (23)とから、泥層の軟硬を検出する軟硬検出手段(
    C)を構成し、前記接触片(21)の前記沈み込み深さ
    が変化する速度を検出する作動速度検出手段(F)を設
    けるとともに、該作動速度検手段(F)の検出値が予め
    設定された値よりも速くなると走行速度を減じる減速手
    段(G)を設けてある水田作業機の速度制御装置。
JP3105395A 1991-05-10 1991-05-10 水田作業機の速度制御装置 Pending JPH04335813A (ja)

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JP3105395A JPH04335813A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 水田作業機の速度制御装置

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JP3105395A JPH04335813A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 水田作業機の速度制御装置

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JPH04335813A true JPH04335813A (ja) 1992-11-24

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ID=14406451

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JP3105395A Pending JPH04335813A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 水田作業機の速度制御装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6073529U (ja) * 1983-10-27 1985-05-23 株式会社岡島産業 監視装置
JPS63309239A (ja) * 1987-06-10 1988-12-16 Yunitsuku:Kk 患者養護の総合支援方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6073529U (ja) * 1983-10-27 1985-05-23 株式会社岡島産業 監視装置
JPS63309239A (ja) * 1987-06-10 1988-12-16 Yunitsuku:Kk 患者養護の総合支援方法

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