JPH04331336A - 車輪作用力測定装置 - Google Patents
車輪作用力測定装置Info
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- JPH04331336A JPH04331336A JP3130840A JP13084091A JPH04331336A JP H04331336 A JPH04331336 A JP H04331336A JP 3130840 A JP3130840 A JP 3130840A JP 13084091 A JP13084091 A JP 13084091A JP H04331336 A JPH04331336 A JP H04331336A
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Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の急制動時に車輪
のロック(固着)を防止するアンチロックブレーキ装置
(ABS)若しくは加速時に車輪の過大なスリップを防
止するトラクションコントロール装置を構成する要素と
なり得る、路面摩擦力、垂直抗力、及び路面摩擦係数等
を検出する車輪作用力測定装置、並びに任意の構造体に
生じる応力を測定する構造体の応力測定装置に関するも
のである。
のロック(固着)を防止するアンチロックブレーキ装置
(ABS)若しくは加速時に車輪の過大なスリップを防
止するトラクションコントロール装置を構成する要素と
なり得る、路面摩擦力、垂直抗力、及び路面摩擦係数等
を検出する車輪作用力測定装置、並びに任意の構造体に
生じる応力を測定する構造体の応力測定装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両、例えば自動車のアンチロッ
クブレーキ装置(ABS)では、車体速度と車輪速度を
もとに、スリップ比が、ある一定の範囲に入るよう、制
動を自動制御する方式が、一般的である(例えば、特公
昭59−30585号公報、特開昭60−61354号
公報)。路面摩擦係数と、スリップ比の間の関係は、路
面の状況によって、変わり得るものであり、このため上
記の方式では、路面の状況によっては、制動力が最大と
はならないこともあり、その場合には、最小の制動距離
が得られない。また、車体速度は、車輪速度からの推定
値であるため、スリップ比の制御における、精度上の問
題がある。車体速度を正確に把握するためには、対地速
度センサー(例えば、特開昭63−64861号公報)
、車体減速度センサー(例えば、特開昭63−1701
57号公報)などの、複雑な装置を必要とする。このた
め、路面摩擦力、若しくは路面摩擦係数を測定量として
取り入れたABSが提案されている。 特開昭63−
55169号公報に記載される装置では、車輪に作用す
る、路面摩擦力のトルク(タイヤトルク)を、車輪角加
速度と、ブレーキ液圧とから演算により算出して、ブレ
ーキ液圧上昇中のタイヤトルクの下降の始まりを、車輪
のロック直前状態の判別利料の一つとして採用している
。しかしながらこの装置ではタイヤトルクを、車輪角加
速度とブレーキ液圧とから、演算によって間接的に求め
ており、車輪の慣性能率、ブレーキの制動効率等の不確
定な定数の存在のため、計算値に精度上の問題がある。 これを解決するものとして路面摩擦力、若しくは路面摩
擦係数を直接測定することを特徴とするABSが提案さ
れている(例えば、同一出願人による特願平2−248
19号)。トラクションコントロール装置に於ても、従
来の装置はABSと同様に車輪速度を測定することによ
り、加速時の車輪のスリップを検出している。この場合
にも車輪速度に基づいて制御が行われるABSと同様の
問題が存在する。これら、新規のABS、若しくはトラ
クションコントロール装置の構成要素として、路面摩擦
力、垂直抗力、或は路面摩擦係数等の路面と車輪の間の
作用に関する力学量を測定する装置が要求されている。
クブレーキ装置(ABS)では、車体速度と車輪速度を
もとに、スリップ比が、ある一定の範囲に入るよう、制
動を自動制御する方式が、一般的である(例えば、特公
昭59−30585号公報、特開昭60−61354号
公報)。路面摩擦係数と、スリップ比の間の関係は、路
面の状況によって、変わり得るものであり、このため上
記の方式では、路面の状況によっては、制動力が最大と
はならないこともあり、その場合には、最小の制動距離
が得られない。また、車体速度は、車輪速度からの推定
値であるため、スリップ比の制御における、精度上の問
題がある。車体速度を正確に把握するためには、対地速
度センサー(例えば、特開昭63−64861号公報)
、車体減速度センサー(例えば、特開昭63−1701
57号公報)などの、複雑な装置を必要とする。このた
め、路面摩擦力、若しくは路面摩擦係数を測定量として
取り入れたABSが提案されている。 特開昭63−
55169号公報に記載される装置では、車輪に作用す
る、路面摩擦力のトルク(タイヤトルク)を、車輪角加
速度と、ブレーキ液圧とから演算により算出して、ブレ
ーキ液圧上昇中のタイヤトルクの下降の始まりを、車輪
のロック直前状態の判別利料の一つとして採用している
。しかしながらこの装置ではタイヤトルクを、車輪角加
速度とブレーキ液圧とから、演算によって間接的に求め
ており、車輪の慣性能率、ブレーキの制動効率等の不確
定な定数の存在のため、計算値に精度上の問題がある。 これを解決するものとして路面摩擦力、若しくは路面摩
擦係数を直接測定することを特徴とするABSが提案さ
れている(例えば、同一出願人による特願平2−248
19号)。トラクションコントロール装置に於ても、従
来の装置はABSと同様に車輪速度を測定することによ
り、加速時の車輪のスリップを検出している。この場合
にも車輪速度に基づいて制御が行われるABSと同様の
問題が存在する。これら、新規のABS、若しくはトラ
クションコントロール装置の構成要素として、路面摩擦
力、垂直抗力、或は路面摩擦係数等の路面と車輪の間の
作用に関する力学量を測定する装置が要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この要求に
答えるべき路面摩擦力、垂直抗力、並びに路面摩擦係数
等を検出する車輪作用力測定装置、及び任意の構造体に
生じる応力を測定する構造体の応力測定装置を提供する
ことを目的としている。
答えるべき路面摩擦力、垂直抗力、並びに路面摩擦係数
等を検出する車輪作用力測定装置、及び任意の構造体に
生じる応力を測定する構造体の応力測定装置を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記間題点を解決するた
めに提案される請求項1の本発明は、車両の車軸に孔を
設け、応力検出センサーを上記孔に隔離材を介して埋設
固定し、応力検出センサーの検出信号を信号処理回路で
処理するようにしたことを特徴とするものである。請求
項2に記載の本発明は、請求項1に記載の車輪作用力測
定装置に於て、上記車軸の孔が車軸の応力中心軸線に一
致するよう配設したものである。請求項3に記載の本発
明は、請求項1に記載の車輪作用力測定装置に於て、上
記応力検出センサーが車軸の応力中心軸線上に配設され
ているものである。請求項4に記載の本発明は、請求項
1に記載の車輪作用力測定装置に於て、路面摩擦力、若
しくは垂直抗力の信号が他の信号からの影響を最も受け
にくい車軸の応力中心軸線上近傍の最良の位置に上記応
力検出センサーが配設されているものである。請求項5
に記載の本発明は、車両の車軸に複数個の孔を設け、応
力検出センサーを上記孔に隔離材を介して各別に埋設固
定し、各応力検出センサーの検出信号を信号処理回路で
処理することにより特定した応力を取り出すようにした
ものである。請求項6に記載の本発明は、請求項1〜5
のいずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記検
出センサーと信号処理回路とが上記車軸に設けた孔に同
時に埋設固定されていることを特徴とするものである。 請求項7に記載の本発明は、車両の車軸に水平方向と垂
直方向にそれぞれ孔を設け、応力検出センサーを各孔に
隔離材を介して埋設固定し、各応力検出センサーの検出
信号を信号処理回路で処理することにより、路面摩擦係
数を取り出すようにしたことを特徴とするものである。 請求項8に記載の本発明は、請求項1〜7のいずれかに
記載の車輪作用力測定装置に於て、上記応力検出センサ
ーが、プラスチック直方体からなる基体の表面に歪ゲー
ジ取着し一体化した構成であることを特徴とするもので
ある。請求項9に記載の本発明は、請求項1〜7のいず
れかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記応力検出
センサーが、棒状構造体の一端面に設けた平板部に歪ゲ
ージを取着し一体化した構成であることを特徴とするも
のである。請求項10に記載の本発明は、請求項1〜7
のいずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記応
力センサーが、セラミック基板に歪ゲージを取着し、酸
化皮膜で被覆一体化した構成であることを特徴とするも
のである。請求項11に記戴の本発明は、請求項1〜7
のいずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記応
力検出センサーの歪ゲージが車軸の水平中心軸と垂直中
心軸に対して、略45°になるように上記車軸の孔に埋
設固定されていることを特徴とするものである。請求項
12に記載の本発明は、車両の車軸に孔を設け、主応力
センサーの近傍にブレーキトルク等を検出するための副
応力検出センサーを設け、これらの応力検出信号を信号
処理回路で処理することにより、ブレーキトルク等の応
力信号を除去若しくは減少させることを特徴とするもの
である。請求項13に記載の本発明は、応力測定対象と
なる構造体に孔を設け、応力険出センサーを上記孔に隔
離材を介して埋設固定し、応力検出センサーの検出信号
を信号処理回路で処理するようにしたことを特徴とする
ものである。請求項14に記載の本発明は、請求項1〜
7及び請求項12のいずれかに記載の車輪作用力測定装
置に於て、上記信号処理回路が、応力検出センサーのブ
リッジ回路と増幅回路から構成されていることを特徴と
するものである。請求項15に記載の本発明は、請求項
1〜7及び請求項12のいずれかに記載の車輪作用力測
定装置に於て、上記信号処理回路が、応力検出センサー
のブリッジ回路と増幅回路及び演算回路から構成されて
いることを特徴とするものである。請求項16に記載の
本発明は、請求項1〜7及び請求項12のいずれかに記
載の車輪作用力測定装置に於て、上記信号処理回路が、
応力検出センサーのブリッジ回路にて構成されているこ
とを特徴とするものである。
めに提案される請求項1の本発明は、車両の車軸に孔を
設け、応力検出センサーを上記孔に隔離材を介して埋設
固定し、応力検出センサーの検出信号を信号処理回路で
処理するようにしたことを特徴とするものである。請求
項2に記載の本発明は、請求項1に記載の車輪作用力測
定装置に於て、上記車軸の孔が車軸の応力中心軸線に一
致するよう配設したものである。請求項3に記載の本発
明は、請求項1に記載の車輪作用力測定装置に於て、上
記応力検出センサーが車軸の応力中心軸線上に配設され
ているものである。請求項4に記載の本発明は、請求項
1に記載の車輪作用力測定装置に於て、路面摩擦力、若
しくは垂直抗力の信号が他の信号からの影響を最も受け
にくい車軸の応力中心軸線上近傍の最良の位置に上記応
力検出センサーが配設されているものである。請求項5
に記載の本発明は、車両の車軸に複数個の孔を設け、応
力検出センサーを上記孔に隔離材を介して各別に埋設固
定し、各応力検出センサーの検出信号を信号処理回路で
処理することにより特定した応力を取り出すようにした
ものである。請求項6に記載の本発明は、請求項1〜5
のいずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記検
出センサーと信号処理回路とが上記車軸に設けた孔に同
時に埋設固定されていることを特徴とするものである。 請求項7に記載の本発明は、車両の車軸に水平方向と垂
直方向にそれぞれ孔を設け、応力検出センサーを各孔に
隔離材を介して埋設固定し、各応力検出センサーの検出
信号を信号処理回路で処理することにより、路面摩擦係
数を取り出すようにしたことを特徴とするものである。 請求項8に記載の本発明は、請求項1〜7のいずれかに
記載の車輪作用力測定装置に於て、上記応力検出センサ
ーが、プラスチック直方体からなる基体の表面に歪ゲー
ジ取着し一体化した構成であることを特徴とするもので
ある。請求項9に記載の本発明は、請求項1〜7のいず
れかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記応力検出
センサーが、棒状構造体の一端面に設けた平板部に歪ゲ
ージを取着し一体化した構成であることを特徴とするも
のである。請求項10に記載の本発明は、請求項1〜7
のいずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記応
力センサーが、セラミック基板に歪ゲージを取着し、酸
化皮膜で被覆一体化した構成であることを特徴とするも
のである。請求項11に記戴の本発明は、請求項1〜7
のいずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記応
力検出センサーの歪ゲージが車軸の水平中心軸と垂直中
心軸に対して、略45°になるように上記車軸の孔に埋
設固定されていることを特徴とするものである。請求項
12に記載の本発明は、車両の車軸に孔を設け、主応力
センサーの近傍にブレーキトルク等を検出するための副
応力検出センサーを設け、これらの応力検出信号を信号
処理回路で処理することにより、ブレーキトルク等の応
力信号を除去若しくは減少させることを特徴とするもの
である。請求項13に記載の本発明は、応力測定対象と
なる構造体に孔を設け、応力険出センサーを上記孔に隔
離材を介して埋設固定し、応力検出センサーの検出信号
を信号処理回路で処理するようにしたことを特徴とする
ものである。請求項14に記載の本発明は、請求項1〜
7及び請求項12のいずれかに記載の車輪作用力測定装
置に於て、上記信号処理回路が、応力検出センサーのブ
リッジ回路と増幅回路から構成されていることを特徴と
するものである。請求項15に記載の本発明は、請求項
1〜7及び請求項12のいずれかに記載の車輪作用力測
定装置に於て、上記信号処理回路が、応力検出センサー
のブリッジ回路と増幅回路及び演算回路から構成されて
いることを特徴とするものである。請求項16に記載の
本発明は、請求項1〜7及び請求項12のいずれかに記
載の車輪作用力測定装置に於て、上記信号処理回路が、
応力検出センサーのブリッジ回路にて構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【作用】請求項1の本発明では、車輪作用力により車軸
に生じる応力が隔離材を介して応力検出センサーで検出
される。前記応力は車輪作用力に比例するために前記応
力検出センサーは応力を通して車輪作用力を検出する。 応力検出センサーが車軸に孔を設けて埋設されるために
、センサー出力信号への目的とする車輪作用力以外の車
輪作用力からの干渉を低減することができ、更にセンサ
ーを外部環境から保護することもできる。また、応力検
出センサーの検出信号を信号処理回路で処理するために
、測定対象とする特定の車輪作用力以外の車輪作用力か
らの干渉を更に低減することができる。請求項2の本発
明では、請求項1に記載の車輪作用力測定装置に於て、
上記孔が車軸の応力中心軸線に一致するよう設けられて
いるために、車輪に作用するブレーキトルク、横力等に
よるセンサー出力信号への前記の干渉を効果的に低減す
ることができる。請求項3の本発明では、請求項1に記
載の車輪作用力測定装置に於て、上記応力検出センサー
が車軸の応力中心軸線上に配設されているために、車輪
に作用するブレーキトルク、横力等によるセンサー出力
信号への前記の干渉を低減することができる。請求項4
の本発明では、請求項1に記載の車輪作用力測定装置に
於て、路面摩擦力、若しくは垂直抗力の信号が他の信号
からの影響を最も受けにくい車軸の応力中心軸線上近傍
の最良の位置に上記応力検出センサーが配設されている
ので、車輪に作用するブレーキトルク、横力等によるセ
ンサー出力信号への前記の干渉を最も効果的に低減する
ことができる。請求項5の本発明では、複数個の孔を車
軸に設け、各孔に各別に応力検出センサーを埋設固定し
、各応力検出センサーの出力信号を信号処理回路路で処
理することにより、路面摩擦力、垂直抗力、ブレーキト
ルク、横力等の車輪作用力の中で、特定の作用力を計測
し、その他の作用力の影響を低減することができる。請
求項6の本発明では、応力検出センサーと信号処理回路
とが車軸に設けた孔に同時に埋設固定されるために、信
号処理回路の出力信号の信号対雑音比が高く得られる。 請求項7の本発明では、車両の車軸に水平方向と垂直方
向にそれぞれ孔を設け、応力検出センサーを各孔に隔離
材を介して埋設固定することにより、各応力検出センサ
ーにより、各々車輪に作用する路面摩擦力並びに垂直抗
力を測定することができ、各応力検出センサーの検出信
号を信号処理回路で処理することにより、路面摩擦力と
垂直抗力の比として定義される路面摩擦係数を計測する
ことができる。請求項8の本発明では、請求項1〜7の
いずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記応力
検出センサーが、プラスチック直方体からなる基体の表
面に歪ゲージを取着し一体化した構成であるために、車
軸内の略同一箇所に於て応力検出センサーが車輪に作用
する路面摩擦力、及び垂直抗力を測定することができ、
これらの車輪作用力以外の車輪作用力による両測定値へ
の干渉を同時に低減する車軸内の位置に応力センサーを
設置することができる。請求項9の本発明では、請求項
1〜7のいずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、
上記応力検出センサーが、棒状構造体の一端面に設けた
平板部に歪ゲージを取着し一体化した構成であるために
、応力検出センサーを容易に孔の中の所定の位置並びに
所定の方向に埋設することができる。請求項10の本発
明では、請求項1〜7のいずれかに記載の車輪作用力測
定装置に於て、上記応力センサーが、セラミック基板に
歪ゲージを取着し、酸化皮膜で被覆一体化した構成であ
るために、耐熱性の高い応力センサーを構成することが
できる。請求項11の本発明では、請求項1〜7のいず
れかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記応力検出
センサーの歪ゲージが車軸の水平中心軸と垂直中心軸に
対して、略45°になるように配置され、上記車軸の孔
に埋設固定されているために、各々のセンサーが車輪に
作用する路面摩擦力、垂直抗力を、それぞれその他の車
輪作用力からの干渉を低減して計測することができる。 請求項12の本発明では、車両の車輔に孔を設け、主応
力センサーの近傍にブレーキトルク等を検出するための
副応力検出センサーを設け、これらの応力検出信号を信
号処理回路で処理することにより、ブレーキトルク等の
応力信号を効果的に除去若しくは減少させることができ
る。請求項13の本発明では、応力測定対象となる構造
体に孔を設け、応力検出センサーを上記孔に隔離材を介
して埋設固定し、応力検出センサーの検出信号を信号処
理回路で処理するようにしたために、当該構造体の内部
を含めて任意の位置での応力を測定することができる。 請求項14の本発明では、請求項1〜7及び請求項12
のいずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記信
号処理回路が、応力検出センサーのブリッジ回路と増幅
回路から構成されているために、特定の車輪作用力以外
の車輪作用力からの干渉を効果的に除去し、かつ応力検
出センサーの感度を高くし、目的とする車輪作用力の測
定出力を十分な大きさで得ることができる。 請求項15の本発明では、請求項1〜7及び請求項12
のいずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記信
号処理回路が、応力検出センサーのブリッジ回路と増幅
回路及び演算回路から構成されているために、特定の車
輪作用力以外の車輪作用力からの干渉を効果的に除去し
、かつ応力検出センサーの感度を高くし目的とする車輪
作用力の測定出力を十分な大きさで得ることができるの
みならず、路面摩擦力と垂直抗力との比として定義され
る路面摩擦係数を測定することができる。請求項16の
本発明では、請求項1〜7及び請求項12のいずれかに
記載の車輪作用力測定装置に於て、上記信号処理回路が
、応力検出センサーのブリッジ回路にて構成されている
ために、特定の車輪作用力以外の車輪作用力からの干渉
を効果的に除去して、目的とする車輪作用力の測定出力
を得ることができる。
に生じる応力が隔離材を介して応力検出センサーで検出
される。前記応力は車輪作用力に比例するために前記応
力検出センサーは応力を通して車輪作用力を検出する。 応力検出センサーが車軸に孔を設けて埋設されるために
、センサー出力信号への目的とする車輪作用力以外の車
輪作用力からの干渉を低減することができ、更にセンサ
ーを外部環境から保護することもできる。また、応力検
出センサーの検出信号を信号処理回路で処理するために
、測定対象とする特定の車輪作用力以外の車輪作用力か
らの干渉を更に低減することができる。請求項2の本発
明では、請求項1に記載の車輪作用力測定装置に於て、
上記孔が車軸の応力中心軸線に一致するよう設けられて
いるために、車輪に作用するブレーキトルク、横力等に
よるセンサー出力信号への前記の干渉を効果的に低減す
ることができる。請求項3の本発明では、請求項1に記
載の車輪作用力測定装置に於て、上記応力検出センサー
が車軸の応力中心軸線上に配設されているために、車輪
に作用するブレーキトルク、横力等によるセンサー出力
信号への前記の干渉を低減することができる。請求項4
の本発明では、請求項1に記載の車輪作用力測定装置に
於て、路面摩擦力、若しくは垂直抗力の信号が他の信号
からの影響を最も受けにくい車軸の応力中心軸線上近傍
の最良の位置に上記応力検出センサーが配設されている
ので、車輪に作用するブレーキトルク、横力等によるセ
ンサー出力信号への前記の干渉を最も効果的に低減する
ことができる。請求項5の本発明では、複数個の孔を車
軸に設け、各孔に各別に応力検出センサーを埋設固定し
、各応力検出センサーの出力信号を信号処理回路路で処
理することにより、路面摩擦力、垂直抗力、ブレーキト
ルク、横力等の車輪作用力の中で、特定の作用力を計測
し、その他の作用力の影響を低減することができる。請
求項6の本発明では、応力検出センサーと信号処理回路
とが車軸に設けた孔に同時に埋設固定されるために、信
号処理回路の出力信号の信号対雑音比が高く得られる。 請求項7の本発明では、車両の車軸に水平方向と垂直方
向にそれぞれ孔を設け、応力検出センサーを各孔に隔離
材を介して埋設固定することにより、各応力検出センサ
ーにより、各々車輪に作用する路面摩擦力並びに垂直抗
力を測定することができ、各応力検出センサーの検出信
号を信号処理回路で処理することにより、路面摩擦力と
垂直抗力の比として定義される路面摩擦係数を計測する
ことができる。請求項8の本発明では、請求項1〜7の
いずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記応力
検出センサーが、プラスチック直方体からなる基体の表
面に歪ゲージを取着し一体化した構成であるために、車
軸内の略同一箇所に於て応力検出センサーが車輪に作用
する路面摩擦力、及び垂直抗力を測定することができ、
これらの車輪作用力以外の車輪作用力による両測定値へ
の干渉を同時に低減する車軸内の位置に応力センサーを
設置することができる。請求項9の本発明では、請求項
1〜7のいずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、
上記応力検出センサーが、棒状構造体の一端面に設けた
平板部に歪ゲージを取着し一体化した構成であるために
、応力検出センサーを容易に孔の中の所定の位置並びに
所定の方向に埋設することができる。請求項10の本発
明では、請求項1〜7のいずれかに記載の車輪作用力測
定装置に於て、上記応力センサーが、セラミック基板に
歪ゲージを取着し、酸化皮膜で被覆一体化した構成であ
るために、耐熱性の高い応力センサーを構成することが
できる。請求項11の本発明では、請求項1〜7のいず
れかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記応力検出
センサーの歪ゲージが車軸の水平中心軸と垂直中心軸に
対して、略45°になるように配置され、上記車軸の孔
に埋設固定されているために、各々のセンサーが車輪に
作用する路面摩擦力、垂直抗力を、それぞれその他の車
輪作用力からの干渉を低減して計測することができる。 請求項12の本発明では、車両の車輔に孔を設け、主応
力センサーの近傍にブレーキトルク等を検出するための
副応力検出センサーを設け、これらの応力検出信号を信
号処理回路で処理することにより、ブレーキトルク等の
応力信号を効果的に除去若しくは減少させることができ
る。請求項13の本発明では、応力測定対象となる構造
体に孔を設け、応力検出センサーを上記孔に隔離材を介
して埋設固定し、応力検出センサーの検出信号を信号処
理回路で処理するようにしたために、当該構造体の内部
を含めて任意の位置での応力を測定することができる。 請求項14の本発明では、請求項1〜7及び請求項12
のいずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記信
号処理回路が、応力検出センサーのブリッジ回路と増幅
回路から構成されているために、特定の車輪作用力以外
の車輪作用力からの干渉を効果的に除去し、かつ応力検
出センサーの感度を高くし、目的とする車輪作用力の測
定出力を十分な大きさで得ることができる。 請求項15の本発明では、請求項1〜7及び請求項12
のいずれかに記載の車輪作用力測定装置に於て、上記信
号処理回路が、応力検出センサーのブリッジ回路と増幅
回路及び演算回路から構成されているために、特定の車
輪作用力以外の車輪作用力からの干渉を効果的に除去し
、かつ応力検出センサーの感度を高くし目的とする車輪
作用力の測定出力を十分な大きさで得ることができるの
みならず、路面摩擦力と垂直抗力との比として定義され
る路面摩擦係数を測定することができる。請求項16の
本発明では、請求項1〜7及び請求項12のいずれかに
記載の車輪作用力測定装置に於て、上記信号処理回路が
、応力検出センサーのブリッジ回路にて構成されている
ために、特定の車輪作用力以外の車輪作用力からの干渉
を効果的に除去して、目的とする車輪作用力の測定出力
を得ることができる。
【0006】
【実施例】ここに示すのは好ましい実施形態の一例であ
って、特許請求の範囲はここに示す実施例に限定される
ものではない。路面摩擦係数を測定する車輪作用力測定
装置の実施例を図1、2及び3に示す。 図1は応力
検出センサーの取付状態を示す。図2は応力検出センサ
ー、図3は信号処理回路である。一例として、乗用車に
多く用いられるストラット型のサスペンション構造を有
する自動車の非駆動車輪の車軸に、応力検出センサーを
取付けた例を示している。車軸1(この例ではナックル
)の上面から下面まで中心軸が路面に垂直な方向11に
沿つてかつ車軸の中心線(応力中心軸線)と交わるよう
に孔2が設けられる。孔2の直径は例えば5mmから1
0mm程度でよい。ここで車軸の中心線(応力中心軸線
)とは、スピンドルを軸に回転する車輪に作用する路面
摩擦力と垂直抗力及び横力(サイドフォース)により、
車軸1に生じる曲げ変形の中心線(その線上では曲げ変
形にともなう引張り歪も圧縮歪も生じない線)、若しく
はブレーキ作動時のブレーキトルクにより車軸1に生じ
るねじれ変形の中心線(その線上ではねじれ変形にとも
なうせん断歪を生じない線)の意味である。これらは近
似的にスピンドルの中心軸(車軸の中心軸5)に一致す
る。孔2に応力検出センサー3を挿入する。応力検出セ
ンサー3は図2に示すように、直方体形状の基体20と
、これに取り付けられた歪測定手段とから成る。歪測定
手段は例えば抵抗歪ゲージを用いる。図に於て歪ゲージ
21〜24及び31〜34を基体20の面上の線分で表
現している。基体20は一例として、エポキシ樹脂等の
プラスチックからなる。歪ゲージ21〜24及び31〜
34は、基体20の表面に接着剤で貼付する、若しくは
基体20の表面近傍に埋め込む等により、基体20に取
り付けられる。歪ゲージ21〜24及び31〜34の各
々は、y軸に45°の角度をなすように取り付けるのが
よい。応力検出センサー3は孔2に挿入され、車軸の中
心線(車軸の中心軸5)上に設置する。また、x、y、
z軸を各々車輪の進行方向9、車軸方向10、垂直方向
11に一致させて設置する。応力検出センサーの上面(
その法線方向がz方向である一つの面)は車軸の中心線
から上方に、同じく下面(その法線方向がz方向である
他の一つの面)は車軸の中心線の下方に位置するように
、かつまた車輪に作用する路面摩擦力と垂直抗力及び横
力により生じる曲げ変形にともなう前記の引張り若しく
は圧縮歪の大きさが各底面に於て互いに同じになる位置
、若しくはブレーキ作動時のブレーキトルクにより生じ
るねじれ変形にともなうせん断歪の大きさが上面及び下
面に於て互いに同じになる位置であるのが望ましい。こ
のことは上面と下面間の距離が離れている場合ほど重要
性が増す。同じく応力検出センサーの前面(その法線方
向がx方向である一つの面)と後面(その法線方向がx
方向であるもう一つの面)が、車軸の中心線を間にはさ
むように位置し、前記の曲げ変形、若しくはねじれ変形
に伴うひずみが各面に於て互いに同じになる位置である
のが望ましい。孔2を充填材4(隔離材)で充填する。 充填材4は応力検出センサー3と同じ材質であるのが望
ましい。充填材4は応力検出センサー3周辺を十分に充
填して応力検出センサー3を孔2に固定する。これによ
り、歪ゲージ21〜24及び31〜34が孔2の中に所
定の位置並びに所定の方向に埋設固定される。図3の信
号処埋回路のように応力検出センサー3の歪ゲージ21
、22、23、及び24の組と31、32、33、及び
34の組を各々ブリッジに組み、各ブリッジを電気信号
線3を通して直流電源42と増幅器43からなる増幅回
路41及び直流電源45と増幅器46からなる増幅回路
44へ電気的に接続する。車輪に作用する路面摩擦力に
ともなって応力検出センサーの上面及び下面には面内に
せん断歪が生じる。歪ゲージ21〜24はこのせん断歪
を感知する。増幅回路41はこのせん断歪に比例した、
すなわち路面摩擦力に比例した電圧信号を出力する。歪
ゲージ21〜24がブリッジに組まれていることに加え
て、車軸の中心線の付近で前記せん断歪を感知する構成
であるために、前記の曲げ変形、及びねじれ変形による
出力信号へのクロストークを極力低く抑えることができ
る。すなわち、この構成により精度良く路面摩擦力を測
定する車輪作用力測定装置が実現している。同じく、車
輪に作用する垂直抗力にともなって応力検出センサーの
前面及び後面には面内にせん断歪が生じる。歪ゲージ3
1〜34はこのせん断歪を感知する。増幅回路44はこ
のせん断歪に比例した、すなわち垂直抗力に比例した電
圧信号を出力する。歪ゲージ31〜34がブリッジに組
まれていることに加えて、車軸の中心線の付近で前記せ
ん断歪を感知する構成であるために、前記の曲げ変形、
及びねじれ変形による出力信号へのクロストークを極力
低く抑えることができる。すなわち、この構成により精
度良く垂直抗力を測定する車輪作用力測定装置が実現し
ている。増幅回路41及び44各々の出力信号を更に演
算回路47へ入力することにより、路面摩擦係数を測定
することができる。この場合演算回路47では、路面摩
擦力と垂直抗力との商を演算して路面摩擦係数を出力す
る。本実施例では、孔2の応力検出センサー3の周辺が
エポキシ樹脂等の合成樹脂、あるいはその他の材料にて
充填されるために、歪ゲージ21〜24、及び31〜3
4が外界から保護されるという効果も有している。
って、特許請求の範囲はここに示す実施例に限定される
ものではない。路面摩擦係数を測定する車輪作用力測定
装置の実施例を図1、2及び3に示す。 図1は応力
検出センサーの取付状態を示す。図2は応力検出センサ
ー、図3は信号処理回路である。一例として、乗用車に
多く用いられるストラット型のサスペンション構造を有
する自動車の非駆動車輪の車軸に、応力検出センサーを
取付けた例を示している。車軸1(この例ではナックル
)の上面から下面まで中心軸が路面に垂直な方向11に
沿つてかつ車軸の中心線(応力中心軸線)と交わるよう
に孔2が設けられる。孔2の直径は例えば5mmから1
0mm程度でよい。ここで車軸の中心線(応力中心軸線
)とは、スピンドルを軸に回転する車輪に作用する路面
摩擦力と垂直抗力及び横力(サイドフォース)により、
車軸1に生じる曲げ変形の中心線(その線上では曲げ変
形にともなう引張り歪も圧縮歪も生じない線)、若しく
はブレーキ作動時のブレーキトルクにより車軸1に生じ
るねじれ変形の中心線(その線上ではねじれ変形にとも
なうせん断歪を生じない線)の意味である。これらは近
似的にスピンドルの中心軸(車軸の中心軸5)に一致す
る。孔2に応力検出センサー3を挿入する。応力検出セ
ンサー3は図2に示すように、直方体形状の基体20と
、これに取り付けられた歪測定手段とから成る。歪測定
手段は例えば抵抗歪ゲージを用いる。図に於て歪ゲージ
21〜24及び31〜34を基体20の面上の線分で表
現している。基体20は一例として、エポキシ樹脂等の
プラスチックからなる。歪ゲージ21〜24及び31〜
34は、基体20の表面に接着剤で貼付する、若しくは
基体20の表面近傍に埋め込む等により、基体20に取
り付けられる。歪ゲージ21〜24及び31〜34の各
々は、y軸に45°の角度をなすように取り付けるのが
よい。応力検出センサー3は孔2に挿入され、車軸の中
心線(車軸の中心軸5)上に設置する。また、x、y、
z軸を各々車輪の進行方向9、車軸方向10、垂直方向
11に一致させて設置する。応力検出センサーの上面(
その法線方向がz方向である一つの面)は車軸の中心線
から上方に、同じく下面(その法線方向がz方向である
他の一つの面)は車軸の中心線の下方に位置するように
、かつまた車輪に作用する路面摩擦力と垂直抗力及び横
力により生じる曲げ変形にともなう前記の引張り若しく
は圧縮歪の大きさが各底面に於て互いに同じになる位置
、若しくはブレーキ作動時のブレーキトルクにより生じ
るねじれ変形にともなうせん断歪の大きさが上面及び下
面に於て互いに同じになる位置であるのが望ましい。こ
のことは上面と下面間の距離が離れている場合ほど重要
性が増す。同じく応力検出センサーの前面(その法線方
向がx方向である一つの面)と後面(その法線方向がx
方向であるもう一つの面)が、車軸の中心線を間にはさ
むように位置し、前記の曲げ変形、若しくはねじれ変形
に伴うひずみが各面に於て互いに同じになる位置である
のが望ましい。孔2を充填材4(隔離材)で充填する。 充填材4は応力検出センサー3と同じ材質であるのが望
ましい。充填材4は応力検出センサー3周辺を十分に充
填して応力検出センサー3を孔2に固定する。これによ
り、歪ゲージ21〜24及び31〜34が孔2の中に所
定の位置並びに所定の方向に埋設固定される。図3の信
号処埋回路のように応力検出センサー3の歪ゲージ21
、22、23、及び24の組と31、32、33、及び
34の組を各々ブリッジに組み、各ブリッジを電気信号
線3を通して直流電源42と増幅器43からなる増幅回
路41及び直流電源45と増幅器46からなる増幅回路
44へ電気的に接続する。車輪に作用する路面摩擦力に
ともなって応力検出センサーの上面及び下面には面内に
せん断歪が生じる。歪ゲージ21〜24はこのせん断歪
を感知する。増幅回路41はこのせん断歪に比例した、
すなわち路面摩擦力に比例した電圧信号を出力する。歪
ゲージ21〜24がブリッジに組まれていることに加え
て、車軸の中心線の付近で前記せん断歪を感知する構成
であるために、前記の曲げ変形、及びねじれ変形による
出力信号へのクロストークを極力低く抑えることができ
る。すなわち、この構成により精度良く路面摩擦力を測
定する車輪作用力測定装置が実現している。同じく、車
輪に作用する垂直抗力にともなって応力検出センサーの
前面及び後面には面内にせん断歪が生じる。歪ゲージ3
1〜34はこのせん断歪を感知する。増幅回路44はこ
のせん断歪に比例した、すなわち垂直抗力に比例した電
圧信号を出力する。歪ゲージ31〜34がブリッジに組
まれていることに加えて、車軸の中心線の付近で前記せ
ん断歪を感知する構成であるために、前記の曲げ変形、
及びねじれ変形による出力信号へのクロストークを極力
低く抑えることができる。すなわち、この構成により精
度良く垂直抗力を測定する車輪作用力測定装置が実現し
ている。増幅回路41及び44各々の出力信号を更に演
算回路47へ入力することにより、路面摩擦係数を測定
することができる。この場合演算回路47では、路面摩
擦力と垂直抗力との商を演算して路面摩擦係数を出力す
る。本実施例では、孔2の応力検出センサー3の周辺が
エポキシ樹脂等の合成樹脂、あるいはその他の材料にて
充填されるために、歪ゲージ21〜24、及び31〜3
4が外界から保護されるという効果も有している。
【0007】路面摩擦力、若しくは垂直抗力の何れか一
方のみを測定するためには、図2に示す応力検出センサ
ー3の代わりに図4に示す応力検出センサー3を使用す
ることもできる。歪ゲージ21〜24の各々は、y軸に
45°の角度をなすように取り付けるのがよい。路面摩
擦力を測定する目的のためには図4に於けるx,y,z
軸を各々垂直方向11、車輪の進行方向9、車軸方向1
0に一致させると良い。垂直抗力を測定する目的のため
には、図4に於けるx,y,z軸を各々車輪の進行方向
9、車軸方向10、垂直方向11に一致させると良い。 取付位置の車軸の中心線との関係は図2に示す応力検出
センサーの場合と同様である。歪ゲージ21〜24は図
5に示す信号処理回路に接続される。すなわちブリッジ
に組み、増幅回路41に接続される。増幅回路41より
路面摩擦力、又は垂直抗力に対応する信号が出力される
。車輪作用力として横力(サイドフォース)を測定する
ためには、図6に示す応力検出センサーを使用し、歪ゲ
ージ21〜24の各々を、図示するようにy軸若しくは
z軸に沿った方向をなすように取り付け、x,y,zの
方向を各々車輪の進行方向9、車軸方向10、垂直方向
11に一致させ、図5に示す信号処理回路と同じように
接続する。これにより、車輪に作用する横力を測定する
車輪作用力測定装置を構成し得る。
方のみを測定するためには、図2に示す応力検出センサ
ー3の代わりに図4に示す応力検出センサー3を使用す
ることもできる。歪ゲージ21〜24の各々は、y軸に
45°の角度をなすように取り付けるのがよい。路面摩
擦力を測定する目的のためには図4に於けるx,y,z
軸を各々垂直方向11、車輪の進行方向9、車軸方向1
0に一致させると良い。垂直抗力を測定する目的のため
には、図4に於けるx,y,z軸を各々車輪の進行方向
9、車軸方向10、垂直方向11に一致させると良い。 取付位置の車軸の中心線との関係は図2に示す応力検出
センサーの場合と同様である。歪ゲージ21〜24は図
5に示す信号処理回路に接続される。すなわちブリッジ
に組み、増幅回路41に接続される。増幅回路41より
路面摩擦力、又は垂直抗力に対応する信号が出力される
。車輪作用力として横力(サイドフォース)を測定する
ためには、図6に示す応力検出センサーを使用し、歪ゲ
ージ21〜24の各々を、図示するようにy軸若しくは
z軸に沿った方向をなすように取り付け、x,y,zの
方向を各々車輪の進行方向9、車軸方向10、垂直方向
11に一致させ、図5に示す信号処理回路と同じように
接続する。これにより、車輪に作用する横力を測定する
車輪作用力測定装置を構成し得る。
【0008】応力検出センサーの他の実施例を図7及び
8に示す。これらの実施例では応力検出センサーは棒状
の構造体51の一端面に形成した平板部52に取り付け
られた歪測定用のゲージ21〜24とからなる。ここで
も歪測定用のゲージとして、抵抗歪ゲージを取付けた例
を示している。棒状溝造体51は、プラスチック等でも
当該センサーが埋め込まれる車軸1と同一材料でもよい
。歪ゲージ21、22、23、並びに24は、何れもそ
の軸が中心軸50に対して45°の角度をなすように取
り付けられ、固定的に前記車軸1の孔2に取り付けられ
る。すなわち叩き込み、接着、ろう付け、溶接、或は焼
きばめ等により取り付けられる。棒状の構造体を有する
ために、応力検出センサー3を孔2の中に埋設固定する
際に、歪ゲージの位置及び方向を所定通りに容易に設定
できるという利点がある。特に図8に示すものは、平板
部52の幅が棒状構造体51の直径よりも小さくなって
いる。このため当該応力検出センサー3を孔2に埋設固
定する際に、回転その他により平板部52にねじれ等の
変形を引き起こして余分な歪を与えたり、或は平板部5
2を破損することを防止する効果がある。
8に示す。これらの実施例では応力検出センサーは棒状
の構造体51の一端面に形成した平板部52に取り付け
られた歪測定用のゲージ21〜24とからなる。ここで
も歪測定用のゲージとして、抵抗歪ゲージを取付けた例
を示している。棒状溝造体51は、プラスチック等でも
当該センサーが埋め込まれる車軸1と同一材料でもよい
。歪ゲージ21、22、23、並びに24は、何れもそ
の軸が中心軸50に対して45°の角度をなすように取
り付けられ、固定的に前記車軸1の孔2に取り付けられ
る。すなわち叩き込み、接着、ろう付け、溶接、或は焼
きばめ等により取り付けられる。棒状の構造体を有する
ために、応力検出センサー3を孔2の中に埋設固定する
際に、歪ゲージの位置及び方向を所定通りに容易に設定
できるという利点がある。特に図8に示すものは、平板
部52の幅が棒状構造体51の直径よりも小さくなって
いる。このため当該応力検出センサー3を孔2に埋設固
定する際に、回転その他により平板部52にねじれ等の
変形を引き起こして余分な歪を与えたり、或は平板部5
2を破損することを防止する効果がある。
【0009】図9は、車軸に設けた孔2の部分を拡大し
て示した図である。この例では、図4に示す応力検出セ
ンサー3を2個用いている。各々x,y,z方向が各々
垂直方向11、車輪の進行方向9、車軸方向10になる
ように置かれる。各々の応力検出センサー3の歪ゲージ
の組21〜24、及び21〜24を図3に示す信号処理
回路と同じ要領で接続することにより、路面摩擦力と共
に、車輪に作用する駆動トルク若しくはブレーキ装置が
作動したときのブレーキトルクを出力することができる
。演算回路47に於て2つの増幅回路41と44の出力
信号の和を演算すれば路面摩擦力が、差を演算すれば前
記トルクが得られる。この例では1つの応力検出センサ
ー3は車軸の中心軸5上に置かれるが、両方共に中心軸
5から離れていても同様である。図10は、路面摩擦力
を測定する例で、増幅回路41を応力検出センサー3と
一緒に孔2の中に埋め込んだ例を図示したものである。 増幅回路41を孔2の中に埋め込むことは現在の回路の
集積技術により実現可能である。増幅回路41を応力検
出センサー3の近傍に配置することにより、雑音の少な
い出力信号を信号線53に得ることが可能である。 図11は、車軸に水平に孔を設けた場合の、図10と同
じく増幅回路41を応力検出センサー3と一緒に孔の中
に埋め込んで路面摩擦力を測定する例である。図12に
は2つの応力検出センサー3を用いて、路面摩擦力と共
に、車輪に作用する駆動トルク若しくはブレーキトルク
を測定する装置に於て、増幅回路41、及び44並びに
演算回路47から成る信号処理回路54を応力検出セン
サー3と一緒に孔の中に埋め込んだ例を図示している。 55は信号処理回路54の出力信号線である。図13は
、応力検出センサー3を1個のみでブレーキトルク、若
しくは駆動トルクを測定する例である。歪ゲージの組2
1、22、23、24を図5に示した信号処理回路に於
ける歪ゲージ21、23、22、24の順に、22と2
3を入れ換える要領で接続すると前記トルクを測定する
装置が構成できる。
て示した図である。この例では、図4に示す応力検出セ
ンサー3を2個用いている。各々x,y,z方向が各々
垂直方向11、車輪の進行方向9、車軸方向10になる
ように置かれる。各々の応力検出センサー3の歪ゲージ
の組21〜24、及び21〜24を図3に示す信号処理
回路と同じ要領で接続することにより、路面摩擦力と共
に、車輪に作用する駆動トルク若しくはブレーキ装置が
作動したときのブレーキトルクを出力することができる
。演算回路47に於て2つの増幅回路41と44の出力
信号の和を演算すれば路面摩擦力が、差を演算すれば前
記トルクが得られる。この例では1つの応力検出センサ
ー3は車軸の中心軸5上に置かれるが、両方共に中心軸
5から離れていても同様である。図10は、路面摩擦力
を測定する例で、増幅回路41を応力検出センサー3と
一緒に孔2の中に埋め込んだ例を図示したものである。 増幅回路41を孔2の中に埋め込むことは現在の回路の
集積技術により実現可能である。増幅回路41を応力検
出センサー3の近傍に配置することにより、雑音の少な
い出力信号を信号線53に得ることが可能である。 図11は、車軸に水平に孔を設けた場合の、図10と同
じく増幅回路41を応力検出センサー3と一緒に孔の中
に埋め込んで路面摩擦力を測定する例である。図12に
は2つの応力検出センサー3を用いて、路面摩擦力と共
に、車輪に作用する駆動トルク若しくはブレーキトルク
を測定する装置に於て、増幅回路41、及び44並びに
演算回路47から成る信号処理回路54を応力検出セン
サー3と一緒に孔の中に埋め込んだ例を図示している。 55は信号処理回路54の出力信号線である。図13は
、応力検出センサー3を1個のみでブレーキトルク、若
しくは駆動トルクを測定する例である。歪ゲージの組2
1、22、23、24を図5に示した信号処理回路に於
ける歪ゲージ21、23、22、24の順に、22と2
3を入れ換える要領で接続すると前記トルクを測定する
装置が構成できる。
【0010】図1では、応力検出センサー3を挿入する
孔2を垂直方向11に沿って設けた例を示しているが、
当然ながら孔2の方向は任意でよく、例えば車輪の進行
方向9など水平方向に沿って設けてもよい。図14は車
軸方向10に沿って設けた例である。また、孔の位置は
図1の例のようなナックルの位置に限定されるものでは
なく、例えば車軸のこれよりも先端部分、いわゆるスピ
ンドル56の部分に設けてもよい。図14に示す実施例
では、図7若しくは図8に示す同一種類の応力検出セン
サーにより、センサーの向きを替えて取り付けるだけで
路面摩擦力検出装置にも、垂直抗力検出装置にもなると
いう利点を有している。
孔2を垂直方向11に沿って設けた例を示しているが、
当然ながら孔2の方向は任意でよく、例えば車輪の進行
方向9など水平方向に沿って設けてもよい。図14は車
軸方向10に沿って設けた例である。また、孔の位置は
図1の例のようなナックルの位置に限定されるものでは
なく、例えば車軸のこれよりも先端部分、いわゆるスピ
ンドル56の部分に設けてもよい。図14に示す実施例
では、図7若しくは図8に示す同一種類の応力検出セン
サーにより、センサーの向きを替えて取り付けるだけで
路面摩擦力検出装置にも、垂直抗力検出装置にもなると
いう利点を有している。
【0011】図15は、車輪作用力測定装置のもう一つ
の実施例である。本実施例に於ても一例として、乗用車
に多く用いられるストラット型のサスペンション構造を
有する自動車の非駆動車輪の車軸に、応力検出センサー
としての抵抗歪ゲージを取付けた例を示している。本実
施例では車輪作用力として路面摩擦力を測定するもので
ある。車軸1の上面と下面から各々の中心軸が路面に垂
直な方向11に沿ってかつ互いに一致して、しかも車軸
の中心線と交わるように孔2が設けられるのが望まし。 孔2の直径は例えば5mmから10mm程度でよい。各
々の孔2の底面は車軸の中心線に近く設けるのがよく、
例えば車軸の中心線の付近で底面間の距離が1mm程度
あってもよい。上面から設けた孔2は車軸の中心線から
上方に、下面から設けた孔2は車軸の中心線の下方に位
置するように、かつまた車輪に作用する路面摩擦力と垂
直抗力により生じる曲げ変形にともなう前記の引張り若
しくは圧縮歪の大きさが各底面に於て互いに同じになる
位置、若しくはブレーキ作動時のブレーキトルクにより
生じるねじれ変形にともなうせん断歪の大きさが各底面
に於て互いに同じになる位置であるのが望ましい。この
ことは底面間の距離が離れている場合ほど重要性が増す
。前記の底面の各々に次の要領で抵抗歪ゲージを貼付す
る。抵抗歪ゲージを4個用意して、2枚ずつを各々の底
面に貼付する。何れの歪ゲージもその軸がスピンドルの
中心軸方向10に対して45゜の方向になるように貼付
する。そして、これらの歪ゲージ21〜24を図5の信
号処理回路に示すようにブリッジ回路に組み、増幅回路
41に接続される。車輪に作用する路面摩擦力にともな
って前記の孔の底面の各々には面内にせん断歪が生じる
。これらの歪ゲージはこのせん断歪を感知する。増幅回
路41はこのせん断歪に比例した、すなわち路面摩擦力
に比例した電圧信号を出力する。孔2をあけ、車軸の中
心線の付近で前記せん断歪を感知する構成であるために
、ブリッジに組んでいることと相まって、前記の曲げ変
形、及びねじれ変形による出力信号へのクロストークを
極力低く抑えることができる。すなわち、精度の良い路
面摩擦力測定装置が実現する。また、前記の孔2をエポ
キシ樹脂等の合成樹脂、あるいはその他の材料にて充填
することにより、歪ゲージ21〜24を外界から保護す
ることもできる。
の実施例である。本実施例に於ても一例として、乗用車
に多く用いられるストラット型のサスペンション構造を
有する自動車の非駆動車輪の車軸に、応力検出センサー
としての抵抗歪ゲージを取付けた例を示している。本実
施例では車輪作用力として路面摩擦力を測定するもので
ある。車軸1の上面と下面から各々の中心軸が路面に垂
直な方向11に沿ってかつ互いに一致して、しかも車軸
の中心線と交わるように孔2が設けられるのが望まし。 孔2の直径は例えば5mmから10mm程度でよい。各
々の孔2の底面は車軸の中心線に近く設けるのがよく、
例えば車軸の中心線の付近で底面間の距離が1mm程度
あってもよい。上面から設けた孔2は車軸の中心線から
上方に、下面から設けた孔2は車軸の中心線の下方に位
置するように、かつまた車輪に作用する路面摩擦力と垂
直抗力により生じる曲げ変形にともなう前記の引張り若
しくは圧縮歪の大きさが各底面に於て互いに同じになる
位置、若しくはブレーキ作動時のブレーキトルクにより
生じるねじれ変形にともなうせん断歪の大きさが各底面
に於て互いに同じになる位置であるのが望ましい。この
ことは底面間の距離が離れている場合ほど重要性が増す
。前記の底面の各々に次の要領で抵抗歪ゲージを貼付す
る。抵抗歪ゲージを4個用意して、2枚ずつを各々の底
面に貼付する。何れの歪ゲージもその軸がスピンドルの
中心軸方向10に対して45゜の方向になるように貼付
する。そして、これらの歪ゲージ21〜24を図5の信
号処理回路に示すようにブリッジ回路に組み、増幅回路
41に接続される。車輪に作用する路面摩擦力にともな
って前記の孔の底面の各々には面内にせん断歪が生じる
。これらの歪ゲージはこのせん断歪を感知する。増幅回
路41はこのせん断歪に比例した、すなわち路面摩擦力
に比例した電圧信号を出力する。孔2をあけ、車軸の中
心線の付近で前記せん断歪を感知する構成であるために
、ブリッジに組んでいることと相まって、前記の曲げ変
形、及びねじれ変形による出力信号へのクロストークを
極力低く抑えることができる。すなわち、精度の良い路
面摩擦力測定装置が実現する。また、前記の孔2をエポ
キシ樹脂等の合成樹脂、あるいはその他の材料にて充填
することにより、歪ゲージ21〜24を外界から保護す
ることもできる。
【0012】図16は、車輪作用力測定装置の更にもう
一つの実施例である。この例では、車輪作用力として垂
直抗力を測定する。本実施例でも、一例として、ストラ
ット型のサスペンション構造を有する自動車の非駆動車
輪の車軸に、歪測定用のゲージとしての抵抗歪ゲージを
取付けた例を示している。図に示すように、車軸1の両
側面から各々の中心軸が車輪の進行方向9に沿ってかつ
互いに一致して、しかも車軸の中心線と交わるように孔
が設けられるのが望ましい。孔の直径は路面摩擦力検出
装置と同様、例えば5mmから10mm程度でよい。各
々の孔の底面は車軸の中心線に近く設けるのがよく、例
えば車軸の中心線の付近で底面間の距離が1mm程度で
あってもよい。前方の側面から設けた孔は車軸の中心線
から前方に、後方の側面から設けた孔は車輔の中心線の
後方に位置するように、かつまた車輪に作用する路面摩
擦力と垂直抗力により生じる曲げ変形にともなう先に記
した引張り若しくは圧縮歪の大きさが各底面に於て互い
に同じになる位置、若し<はブレーキ作動時のブレーキ
トルクにより生じるねじれ変形にともなうせん断歪の大
きさが各底面に於て互いに同じになる位置であるのが望
ましい。このことは底面間の距離が離れている場合ほど
重要性が増す。前記の底面の各々に次の要領で抵抗歪ゲ
ージを貼付する。抵抗歪ゲージを4個用意して、2枚ず
つを各々の底面に貼付する。何れの歪ゲージもその軸が
路面に垂直な方向11に対して45゜の方向になるよう
に貼付する。そして、これらの歪ゲージの組21〜24
を図5の信号処理回路に示すようにブリッジ回路に組み
、増幅回路41に接続する。路面より車輪に作用する垂
直抗力にともなって前記の孔の底面の各々には面内にせ
ん断歪が生じる。これらの歪ゲージはこのせん断歪を感
知する。増幅回路41はこのせん断歪に比例した、すな
わち垂直抗力に比例した電圧信号を出力する。孔2をあ
け、車軸の中心線の付近で前記せん断歪を感知する構成
であるために、前記の曲げ変形、及びねじれ変形による
出力信号へのクロストークを極力低く抑えることができ
る。すなわち、精度の良い垂直抗力検出装置が実現する
。また、前記の孔2をエポキシ樹脂等の合成樹脂、ある
いはその他の材料にて充填することにより、歪ゲージを
外界から保護することもできる。
一つの実施例である。この例では、車輪作用力として垂
直抗力を測定する。本実施例でも、一例として、ストラ
ット型のサスペンション構造を有する自動車の非駆動車
輪の車軸に、歪測定用のゲージとしての抵抗歪ゲージを
取付けた例を示している。図に示すように、車軸1の両
側面から各々の中心軸が車輪の進行方向9に沿ってかつ
互いに一致して、しかも車軸の中心線と交わるように孔
が設けられるのが望ましい。孔の直径は路面摩擦力検出
装置と同様、例えば5mmから10mm程度でよい。各
々の孔の底面は車軸の中心線に近く設けるのがよく、例
えば車軸の中心線の付近で底面間の距離が1mm程度で
あってもよい。前方の側面から設けた孔は車軸の中心線
から前方に、後方の側面から設けた孔は車輔の中心線の
後方に位置するように、かつまた車輪に作用する路面摩
擦力と垂直抗力により生じる曲げ変形にともなう先に記
した引張り若しくは圧縮歪の大きさが各底面に於て互い
に同じになる位置、若し<はブレーキ作動時のブレーキ
トルクにより生じるねじれ変形にともなうせん断歪の大
きさが各底面に於て互いに同じになる位置であるのが望
ましい。このことは底面間の距離が離れている場合ほど
重要性が増す。前記の底面の各々に次の要領で抵抗歪ゲ
ージを貼付する。抵抗歪ゲージを4個用意して、2枚ず
つを各々の底面に貼付する。何れの歪ゲージもその軸が
路面に垂直な方向11に対して45゜の方向になるよう
に貼付する。そして、これらの歪ゲージの組21〜24
を図5の信号処理回路に示すようにブリッジ回路に組み
、増幅回路41に接続する。路面より車輪に作用する垂
直抗力にともなって前記の孔の底面の各々には面内にせ
ん断歪が生じる。これらの歪ゲージはこのせん断歪を感
知する。増幅回路41はこのせん断歪に比例した、すな
わち垂直抗力に比例した電圧信号を出力する。孔2をあ
け、車軸の中心線の付近で前記せん断歪を感知する構成
であるために、前記の曲げ変形、及びねじれ変形による
出力信号へのクロストークを極力低く抑えることができ
る。すなわち、精度の良い垂直抗力検出装置が実現する
。また、前記の孔2をエポキシ樹脂等の合成樹脂、ある
いはその他の材料にて充填することにより、歪ゲージを
外界から保護することもできる。
【0013】図15に示す路面摩擦力検出装置と図16
に示す垂直抗力検出装置とを組み合わせる事により、路
面摩擦係数を測定する車輪作用力測定装置を構成し得る
。路面摩擦力測定装置を構成する上下方向の孔の中心軸
と垂直抗力測定装置を構成する前後方向の孔の中心軸と
が互いに接近しているか、あるいは交わる場合には、こ
れら2対の孔の底面の少なくとも1対は車軸の中心線か
らある程度の距離をおくことが要求される。上記2つの
中心線が十分に離れているときには、何れの対の底面も
車軸の中心線の近傍に設けることが可能である。路面摩
擦力測定装置、並びに垂直抗力測定装置の組合せである
ため、これらの持つ特徴を当該路面摩擦係数測定装置は
備えている。すなわち、先に述べたような理由により、
クロストークが極力低く抑えられた精度のよい路面摩擦
係数測定装置が実現する。
に示す垂直抗力検出装置とを組み合わせる事により、路
面摩擦係数を測定する車輪作用力測定装置を構成し得る
。路面摩擦力測定装置を構成する上下方向の孔の中心軸
と垂直抗力測定装置を構成する前後方向の孔の中心軸と
が互いに接近しているか、あるいは交わる場合には、こ
れら2対の孔の底面の少なくとも1対は車軸の中心線か
らある程度の距離をおくことが要求される。上記2つの
中心線が十分に離れているときには、何れの対の底面も
車軸の中心線の近傍に設けることが可能である。路面摩
擦力測定装置、並びに垂直抗力測定装置の組合せである
ため、これらの持つ特徴を当該路面摩擦係数測定装置は
備えている。すなわち、先に述べたような理由により、
クロストークが極力低く抑えられた精度のよい路面摩擦
係数測定装置が実現する。
【0014】車軸で車輪への作用力を測定する原理は、
車輪への作用力により、車軸に生じる歪を内部に埋め込
まれた歪ゲージで検出するものである。このことから、
車輪への作用力を車軸で測定する要領を容易に転用する
ことにより、任意の構造体に生じる応力を測定すること
ができる。図17に一例を示す。応力検出センサー3と
して図6に示すものを利用して構造体60に設けた孔6
1に挿入し充填材62で充填する。この例は、例えば構
造体60の被測定部分に主歪の方向が既知の平面歪が生
じている場合の測定装置である。図のx,y方向が主歪
の方向である。本発明になる、歪ゲージを取り付けられ
た応力検出センサー3を埋め込んで応力、或は荷重を測
定する技術は、目的とする歪若しくは荷重に応じて、応
力検出センサーを適当な方向に配向させて孔の中に置く
ことにより、任意の応力若しくは荷重を測定することが
できるという利点を有している。図18は、例えば構造
体の被測定部分の主歪方向が不明な場合の測定装置であ
る。図19に示す応力検出センサー3を使用している。 これは、歪ゲージ71〜79が3軸方向のいわゆるロゼ
ットゲージを構成している例で、ロゼットゲージを使用
する公知の技術を用いて3軸方向の応力分布を計測する
ことができる。また、図1に示す車輪作用力測定置に於
て、応力検出センサー3として図19に示す応力検出セ
ンサー3を使用することもできる。ロゼットゲージを使
用する公知の技術を用いて、路面摩擦力、垂直抗力その
他の目的とする任意の車輪作用力に対応したナックルに
生じる応力を測定することができる。すなわち、目的と
する任意の車輪作用力を測定することができる。
車輪への作用力により、車軸に生じる歪を内部に埋め込
まれた歪ゲージで検出するものである。このことから、
車輪への作用力を車軸で測定する要領を容易に転用する
ことにより、任意の構造体に生じる応力を測定すること
ができる。図17に一例を示す。応力検出センサー3と
して図6に示すものを利用して構造体60に設けた孔6
1に挿入し充填材62で充填する。この例は、例えば構
造体60の被測定部分に主歪の方向が既知の平面歪が生
じている場合の測定装置である。図のx,y方向が主歪
の方向である。本発明になる、歪ゲージを取り付けられ
た応力検出センサー3を埋め込んで応力、或は荷重を測
定する技術は、目的とする歪若しくは荷重に応じて、応
力検出センサーを適当な方向に配向させて孔の中に置く
ことにより、任意の応力若しくは荷重を測定することが
できるという利点を有している。図18は、例えば構造
体の被測定部分の主歪方向が不明な場合の測定装置であ
る。図19に示す応力検出センサー3を使用している。 これは、歪ゲージ71〜79が3軸方向のいわゆるロゼ
ットゲージを構成している例で、ロゼットゲージを使用
する公知の技術を用いて3軸方向の応力分布を計測する
ことができる。また、図1に示す車輪作用力測定置に於
て、応力検出センサー3として図19に示す応力検出セ
ンサー3を使用することもできる。ロゼットゲージを使
用する公知の技術を用いて、路面摩擦力、垂直抗力その
他の目的とする任意の車輪作用力に対応したナックルに
生じる応力を測定することができる。すなわち、目的と
する任意の車輪作用力を測定することができる。
【0015】構造体の応力測定装置の応用例として荷重
測定装置を構成することができる。図20に一つの実施
例を示す。ステンレス等の材料からなる図のような角材
80に、車軸の場合と同様に孔81を設け応力検出セン
サー3を挿入し、充填剤82で充填する。この例では図
4に示す応力検出センサー3を使用している。これによ
り、被測定荷重83を測定することができる。この場合
、歪ゲージは被測定荷重により角材に生じるせん断歪を
検出する。従って、被測定荷重の作用する位置には或程
度の自由度を有している。なお、84は荷重測定装置を
固定するための孔である。ここに示したのは一例である
が、構造体の応力測定装置を容易に転用することにより
、簡便な荷重測定装置を構成することができる。
測定装置を構成することができる。図20に一つの実施
例を示す。ステンレス等の材料からなる図のような角材
80に、車軸の場合と同様に孔81を設け応力検出セン
サー3を挿入し、充填剤82で充填する。この例では図
4に示す応力検出センサー3を使用している。これによ
り、被測定荷重83を測定することができる。この場合
、歪ゲージは被測定荷重により角材に生じるせん断歪を
検出する。従って、被測定荷重の作用する位置には或程
度の自由度を有している。なお、84は荷重測定装置を
固定するための孔である。ここに示したのは一例である
が、構造体の応力測定装置を容易に転用することにより
、簡便な荷重測定装置を構成することができる。
【0016】車軸の代わりに任意の構造体60に孔61
をあけ、図7若しくは図8に示す応力検出センサーを挿
入することにより当該構造体60に生じる応力を測定す
ることができる。この時、当該構造体60と応力検出セ
ンサーの棒状構造体51とは同一材料からなるようにす
る。先の例で述べた車軸1に取り付ける際と同様の方法
で固定的に取り付けられる。第5図に示す信号処理回路
を組み合わせて用いる。図7若しくは図8に示す応力検
出センサーでは、測定対象となる構造体に生じる中心軸
50に垂直な方向のせん断歪を測定することになる。或
は、歪ゲージの方向の圧縮、若しくは引張りの歪を測定
することになる。図7若しくは図8に示す応力検出セン
サーに於て歪測定用のゲージの取り付ける方向を適当に
変えることにより、測定対象となる構造体に生じる様々
な種類の、かつ様々な方向の歪を測定することが可能で
ある。また、測定対象となる構造体60に任意の位置に
対応する孔61を設けることにより、同一種類の応力検
出センサーを用意するだけで、任意の位置の歪を測定す
ることが出来るという利点を有している。以上に示した
のは一例であって、上記応力検出センサー3の代わりに
図21に例示する公知の荷重変摸器(ロードセル)を用
いてもよい。応力検出センサーを孔の内部に設置して測
定対象物の歪、或は対象物に作用する荷重を測定する原
理を考慮すれば、また特にここに示したような車軸で車
輪へ作用する力、トルク、摩擦係数等を測定する具体例
を転用することにより、対象物の多様な応力を測定する
装置、或は対象物に作用する多様な荷重、トルク等を測
定する装置を実現することができる。特許請求の範囲は
、ここに示した具体例に限定されるものではない。
をあけ、図7若しくは図8に示す応力検出センサーを挿
入することにより当該構造体60に生じる応力を測定す
ることができる。この時、当該構造体60と応力検出セ
ンサーの棒状構造体51とは同一材料からなるようにす
る。先の例で述べた車軸1に取り付ける際と同様の方法
で固定的に取り付けられる。第5図に示す信号処理回路
を組み合わせて用いる。図7若しくは図8に示す応力検
出センサーでは、測定対象となる構造体に生じる中心軸
50に垂直な方向のせん断歪を測定することになる。或
は、歪ゲージの方向の圧縮、若しくは引張りの歪を測定
することになる。図7若しくは図8に示す応力検出セン
サーに於て歪測定用のゲージの取り付ける方向を適当に
変えることにより、測定対象となる構造体に生じる様々
な種類の、かつ様々な方向の歪を測定することが可能で
ある。また、測定対象となる構造体60に任意の位置に
対応する孔61を設けることにより、同一種類の応力検
出センサーを用意するだけで、任意の位置の歪を測定す
ることが出来るという利点を有している。以上に示した
のは一例であって、上記応力検出センサー3の代わりに
図21に例示する公知の荷重変摸器(ロードセル)を用
いてもよい。応力検出センサーを孔の内部に設置して測
定対象物の歪、或は対象物に作用する荷重を測定する原
理を考慮すれば、また特にここに示したような車軸で車
輪へ作用する力、トルク、摩擦係数等を測定する具体例
を転用することにより、対象物の多様な応力を測定する
装置、或は対象物に作用する多様な荷重、トルク等を測
定する装置を実現することができる。特許請求の範囲は
、ここに示した具体例に限定されるものではない。
【0017】
【効果】本発明になる装置により、車両の車輪に作用す
る路面摩擦力、垂直抗力、路面摩擦係数、サイドフォー
ス、ブレーキトルク、駆動トルク等を容易に測定するこ
とができ、アンチロックブレーキ装置に利用した場合に
於ては、路面の状況に関わりなく制動距離の可能な限り
の短縮化を図ることができ、併せて、アンチロツクの目
的をも達することができる。しかも、車体速度を測定す
る複雑な装置を必要としない。トラクションコントロー
ル装置に於ては路面の状況に関わりなく加速距離の可能
な限りの短縮化を図ることもできる。このように、車両
のアンチロックブレーキ装置、並びにトラクションコン
トロール装置の性能に格段の向上をもたらすものでその
効果は大である。また、本発明になる装置により、任意
の構造体に生じる応力を容易に測定することができる。 また、本発明になる装置により、任意の荷重、トルク等
を簡便に測定することができる。本発明によれば、任意
の構造体に歪ゲージが取り付けられた応力検出センサー
を埋め込んで応力、或は荷重等を測定する技術は、目的
とする応力若しくは荷重等に応じて、応力検出センサー
を適当な方向に配向させて孔の中に置くことにより、任
意の応力若しくは荷重等を測定することができるという
効果を有している。また、複数個の応力検出センサーを
適切な位置及び方向に配向配置することにより、重複し
た応力若しくは荷重等を消去または減少させ、必要な応
力若しくは荷重等を取り出して計測することもでき、し
かも応力測定装置は測定対象物の内部に生じる応力を容
易に測定できるという効果を有している。
る路面摩擦力、垂直抗力、路面摩擦係数、サイドフォー
ス、ブレーキトルク、駆動トルク等を容易に測定するこ
とができ、アンチロックブレーキ装置に利用した場合に
於ては、路面の状況に関わりなく制動距離の可能な限り
の短縮化を図ることができ、併せて、アンチロツクの目
的をも達することができる。しかも、車体速度を測定す
る複雑な装置を必要としない。トラクションコントロー
ル装置に於ては路面の状況に関わりなく加速距離の可能
な限りの短縮化を図ることもできる。このように、車両
のアンチロックブレーキ装置、並びにトラクションコン
トロール装置の性能に格段の向上をもたらすものでその
効果は大である。また、本発明になる装置により、任意
の構造体に生じる応力を容易に測定することができる。 また、本発明になる装置により、任意の荷重、トルク等
を簡便に測定することができる。本発明によれば、任意
の構造体に歪ゲージが取り付けられた応力検出センサー
を埋め込んで応力、或は荷重等を測定する技術は、目的
とする応力若しくは荷重等に応じて、応力検出センサー
を適当な方向に配向させて孔の中に置くことにより、任
意の応力若しくは荷重等を測定することができるという
効果を有している。また、複数個の応力検出センサーを
適切な位置及び方向に配向配置することにより、重複し
た応力若しくは荷重等を消去または減少させ、必要な応
力若しくは荷重等を取り出して計測することもでき、し
かも応力測定装置は測定対象物の内部に生じる応力を容
易に測定できるという効果を有している。
【図1】本発明の車輪作用力測定装置の実施例を示す一
部透視斜視図である。
部透視斜視図である。
【図2】本発明の車輪作用力側定装置の応力検出センサ
ーの一つの例を示す一部透視斜視図である。
ーの一つの例を示す一部透視斜視図である。
【図3】本発明の車輪作用力測定装置の信号処理回路の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図4】本発明の車輪作用力測定装置の応力検出センサ
ーの他の例を示す一部透視斜視図である。
ーの他の例を示す一部透視斜視図である。
【図5】本発明の車輪作用力測定装置の信号処理回路の
他の例を示す図である。
他の例を示す図である。
【図6】本発明の車輪作用力測定装置の応力検出センサ
ーのもう一つの例を示す一部透視斜視図である。
ーのもう一つの例を示す一部透視斜視図である。
【図7】車輪作用力側定装置の更にもう一つの実施例を
構成する応力検出センサーの一部透視斜視図である。
構成する応力検出センサーの一部透視斜視図である。
【図8】車輪作用力測定装置の更にもう一つの実施例を
構成する応力検出センサーの他の例を示す一部透視斜視
図である。
構成する応力検出センサーの他の例を示す一部透視斜視
図である。
【図9】車輪作用力として路面摩擦力、及びブレーキト
ルク若しくは駆動トルクを測定する装置に於て、複数の
応力検出センサーを用いた例を示す透視斜視図である。
ルク若しくは駆動トルクを測定する装置に於て、複数の
応力検出センサーを用いた例を示す透視斜視図である。
【図10】車輪作用力として路面摩擦力を測定する装置
に於て、信号処理回路と応力検出センサーとを同じ孔に
埋め込んだ例を示す透視斜視図である。
に於て、信号処理回路と応力検出センサーとを同じ孔に
埋め込んだ例を示す透視斜視図である。
【図11】車輪作用力として路面摩擦力を測定する装置
に於て、信号処理回路と応力検出センサーとを同じ孔に
埋め込んだ例で、水平孔を用いた例を示す透視斜視図で
ある。
に於て、信号処理回路と応力検出センサーとを同じ孔に
埋め込んだ例で、水平孔を用いた例を示す透視斜視図で
ある。
【図12】車輪作用力として路面摩擦力、並びにブレー
キトルク若しくは駆動トルクを測定する装置に於て、複
数の応力検出センサーを用い、信号処理回路と応力検出
センサーとを同じ孔に埋め込んだ例を示す透視斜視図で
ある。
キトルク若しくは駆動トルクを測定する装置に於て、複
数の応力検出センサーを用い、信号処理回路と応力検出
センサーとを同じ孔に埋め込んだ例を示す透視斜視図で
ある。
【図13】車輪作用力としてブレーキトルク若しくは駆
動トルクを測定する装置の応力検出センサーの例を示す
透視斜視図である。
動トルクを測定する装置の応力検出センサーの例を示す
透視斜視図である。
【図14】本発明の車輪作用力測定装置の応力検出セン
サーが埋設固定される孔の他の例を示す一部透視斜視図
である。
サーが埋設固定される孔の他の例を示す一部透視斜視図
である。
【図15】車輪作用力として路面摩擦力を測定する装置
のもう一つの実施例を構成する応力検出センサーの設置
状態を示す一部透視斜視図である。
のもう一つの実施例を構成する応力検出センサーの設置
状態を示す一部透視斜視図である。
【図16】車輪作用力として垂直抗力を測定する装置の
もう一つの実施例を構成する応力検出センサーの設置状
態を示す一部透視斜視図である。
もう一つの実施例を構成する応力検出センサーの設置状
態を示す一部透視斜視図である。
【図17】構造体の応力測定装置の別の実施例を示す透
視斜視図である。
視斜視図である。
【図18】構造体の応力測定装置の更に別の例を示す透
視斜視図である。
視斜視図である。
【図19】歪ゲージを取り付けた応力検出センサーの他
の例を示す斜視図である。
の例を示す斜視図である。
【図20】構造体の応力測定装置の例としての荷重測定
装置の一例を示す透視斜視図である。
装置の一例を示す透視斜視図である。
【図21】公知の荷重変換器を孔に埋設した一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 車軸
2 孔
3 応力検出センサー
4 充填材(隔離材)
5 車軸の中心軸
7 車輪
8 応力検出センサーの電気信号線9 車
輪の進行方向 10 車軸方向 11 垂直方向 21 歪ゲージ 22 歪ゲージ 23 歪ゲージ 24 歪ゲージ 31 歪ゲージ 32 歪ゲージ 33 歪ゲージ 34 歪ゲージ 41 増幅回路 43 増幅器 44 増幅回路 46 増幅器 47 演算回路
輪の進行方向 10 車軸方向 11 垂直方向 21 歪ゲージ 22 歪ゲージ 23 歪ゲージ 24 歪ゲージ 31 歪ゲージ 32 歪ゲージ 33 歪ゲージ 34 歪ゲージ 41 増幅回路 43 増幅器 44 増幅回路 46 増幅器 47 演算回路
Claims (16)
- 【請求項1】車両の車軸に孔を設け、応力検出センサー
を上記孔に隔離材を介して埋設固定し、応力検出センサ
ーの検出信号を信号処理回路で処理するようにしたこと
を特徴とする車輪作用力測定装置。 - 【請求項2】上記孔が車軸の応力中心軸線に一致するよ
う設けられている請求項1に記載の車輪作用力測定装置
。 - 【請求項3】上記応力検出センサーが車軸の応力中心軸
線上に配設されている請求項1に記載の車輪作用力測定
装置。 - 【請求項4】路面摩擦力、若しくは垂直抗力の信号が他
の信号からの影響を最も受けにくい車軸の応力中心軸線
上近傍の最良の位置に上記応力検出センサーが配設され
ている請求項1に記載の車輪作用力測定装置。 - 【請求項5】車両の車軸に複数個の孔を設け、応力検出
センサーを上記孔に隔離剤を介して各別に埋設固定し、
各応力検出センサーの検出信号を信号処理回路で処理す
ることにより特定した応力を取り出すようにしたことを
特徴とする車輪作用力測定装置。 - 【請求項6】上記応力検出センサーと信号処理回路とが
、上記車軸に設けた孔に同時に埋設固定されている請求
項1ないし5のいずれかに記載の車輪作用力測定装置。 - 【請求項7】車両の車軸に水平方向と垂直方向にそれぞ
れ孔を設け、応力検出センサーを各孔に隔離剤を介して
埋設固定し、各応力検出センサーの検出信号を信号処理
回路で処理することにより路面摩擦係数を取り出すよう
にしたことを特徴とする車輪作用力測定装置。 - 【請求項8】上記応力検出センサーが、プラスチック直
方体からなる基体の表面に歪ゲージを取着し一体化した
構成であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
かに記載の車輪作用力測定装置。 - 【請求項9】上記応力検出センサーが、棒状構造体の一
端面に設けた平板部に歪ゲージを取着し一体化した構成
であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに
記載の車輪作用力測定装置。 - 【請求項10】上記応力検出センサーが、セラミック基
板に歪ゲージを取着し、酸化被膜で被覆一体化した構成
であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに
記載の車輪作用力測定装置。 - 【請求項11】上記応力検出センサーの歪ゲージが、車
両の応力水平中心軸と応力垂直中心軸に対して、略45
°になるように配設され上記車軸の孔に埋設固定されて
いることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記
載の車輪作用力測定装置。 - 【請求項12】車両の車軸に孔を設け、主応力検出セン
サーの近傍にブレーキトルク等を検出するための副応力
検出センサーを設け、これらの応力検出信号を信号処理
回路で処理することにより、ブレーキトルク等の応力信
号を除去もしくは減少させることを特徴とする車輪作用
力測定装置。 - 【請求項13】応力測定対象となる構造体に孔を設け、
応力検出センサーを上記孔に隔離材を介して埋設固定し
、応力検出センサーの検出信号を信号処理回路で処理す
るようにしたことを特徴とする構造体の応力測定装置。 - 【請求項14】上記信号処理回路が、応力検出センサー
のブリッジ回路と増幅回路から構成されていることを特
徴とする請求項1ないし7及び請求項12のいずれかに
記載の車輪作用力測定装置。 - 【請求項15】上記信号処哩回路が、応力検出センサー
のブリッジ回路と増幅回路及び演算回路から構成されて
いることを特徴とする請求項1ないし7及び請求項12
のいずれかに記載の車輪作用力測定装置。 - 【請求項16】上記信号処理回路が、応力検出センサー
のブリッジ回路にて構成されていることを特徴とする請
求項1ないし7及び請求項12のいずれかに記載の車輪
作用力測定装置。
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