JPH04330130A - 柱・梁の接合装置 - Google Patents

柱・梁の接合装置

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JPH04330130A
JPH04330130A JP12853691A JP12853691A JPH04330130A JP H04330130 A JPH04330130 A JP H04330130A JP 12853691 A JP12853691 A JP 12853691A JP 12853691 A JP12853691 A JP 12853691A JP H04330130 A JPH04330130 A JP H04330130A
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JP
Japan
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steel pipe
diaphragm
pipe column
column
bolt
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JP12853691A
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JP3096723B2 (ja
Inventor
Toshifumi Oki
大木 利文
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として角形鋼管柱
とH型鋼の梁とを接合するための接合装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、角形鋼管柱と梁との接合は、通常
、鋼管柱の外側面に梁と同じH形断面のブラケットを予
め溶接しておき、そのブラケットと梁の端部を互いに突
き合わせた状態で、それらのウエブ及びフランジをそれ
ぞれ接合プレートを介してボルトで接合することが行わ
れている。また、これと異なるものでは、角形鋼管柱の
端部に角形筒体を突き合わせ溶接し、この角形筒体の側
壁に形成したネジ穴へ、梁に予め溶接したエンドプレー
トを、そのネジ穴にねじ込んだ高力ボルトで螺着し、そ
の高力ボルトの引張力によって、水平耐力を負担させる
ようにしたものがある(特公昭61−58620号公報
参照) 。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の接合装置に
おいて、ブラケットを用いるものにおいては、予めブラ
ケットを一体に備えた柱と梁の他に少なくとも3枚の接
合プレートが必要で、ボルトの本数も増加し、現場での
取扱部品数が増加して、現場作業が煩雑となり、現場で
の監理も複雑となる欠点がある。また、接合プレート及
びボルトがフランジの上面に突出するので、床パネルの
敷き込みの邪魔になり、或いは耐火被覆がコンパクトに
納まらない等の問題がある。更に、ブラケットは、工場
で鋼管柱へ突き合わせ接合されるが、その開先、エンド
タブ、スカラップ、裏はつり又は裏当て金などの加工に
対する知識、設備及び手間が必要で、中規模程度の鉄骨
加工工場で製作される場合、これらに対する不十分な知
識、コストの制約或いは不十分な設備のため欠陥を生じ
易いという問題がある。
【0004】他方、角形筒体を用いるものでは、特別の
接合プレートが不要となり、現場作業をより単純化でき
るという利点があるが、やはり、角形筒体の端部と角形
鋼管柱の端部を相互に突き合わせ溶接するものであるか
ら、同様に溶接の問題を生ずる。この発明は、これらの
問題を解決した新規な接合構造を実現したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、鋼管柱の内部に鋼製のダイヤフラム
を内装し、そのダイヤフラムの外周に形成したネジ穴と
鋼管柱に形成したボルト穴とが一致した状態で、鋼管柱
外側からネジ込んだビス等でこのダイヤフラムを仮止め
するとともに、前記ボルト穴から差し込んで上記のネジ
穴にねじ込んだボルトで、梁端部のエンドプレートを固
定し且つダイヤフラムを正式に固定してなることを特徴
とする。
【0006】
【作用】上記において、ダイヤフラムは予め工場でビス
等で仮止めした状態で取付けられており、梁を接合する
面においては、そのダイヤフラム外周のネジ穴へボルト
をネジ込んで梁のエンドプレートとともに正式に固定さ
れる。また、梁を接合しない側面にもボルトをねじ込ん
で正式に固定し、これによってダイヤフラムと鋼管柱が
完全に一体となって、外側からの荷重を支える。
【0007】
【実施例】図面は、角形鋼管柱の外側面にH型鋼の柱を
接合した実施例であり、図において、1は、角形鋼管柱
、2、2は一対のダイヤフラムを示している。ダイヤフ
ラム2は鋳鋼その他の鋼製材料によって、前記鋼管柱1
内周の形状に適合する方形で且つ中央に円形穴3を開口
したプレート状であって、その外周の各辺に各々2個の
ネジ穴4、4が形成してある。これらのダイヤフラム2
が鋼管柱1の内部に、その外周面が鋼管柱1内側面に対
向するようにして上下に間隔をおいて挿入されて、鋼管
柱1の外側からネジ込んだビス5にて仮止めされている
。その際、鋼管柱1の各側面には、ダイヤフラム2のネ
ジ穴4に対応するボルト穴6が形成されており、これら
ネジ穴4とボルト穴6が一致するようにして取付けられ
ている。なお、ビス5はタッピング形のものであっても
或いは予めネジ穴を設けたものであっても良い。そして
、工場ではここまでの状態まで製作しておき、これを現
場に搬入して梁8と接合するものである。
【0008】梁8は、上下のフランジ9、9とそれらフ
ランジ9、9間を連結するウエブ10とからなるH型鋼
製であって、その端部に厚肉の接合用エンドプレート1
1が隅肉溶接されている。このエンドプレート11の上
下両端が、同じく上下のフランジ9、9より上方もしく
は下方に突出し、この突出部にボルト穴12が形成され
ている。これらのボルト穴12は、前記上下のフランジ
9、9に対応して形成した鋼管柱1のボルト穴6に一致
するようになっており、これらを互いに一致させるとと
もに、外側から差し込んだ高力ボルト13をダイヤフラ
ム2のネジ穴4にねじ込んで締め付けることによって、
梁8を固定している。また、梁8を接合しない鋼管柱1
の側面においては、短尺のボルト14を鋼管柱1のボル
ト穴6から直接ねじ込んで締め付け、これによって、ダ
イヤフラム2と鋼管柱1を確実に密着させて一体化させ
るようにしている。
【0009】
【発明の効果】以上のようにこの発明では、ダイヤフラ
ムを鋼管柱内に挿入し、このダイヤフラムの外周に形成
したネジ穴にねじ込むボルトで、梁のエンドプレートを
固定して接合するものであるから、従来のようにブラケ
ットや接合用の角形筒体を突き合わせ溶接する必要がな
く、高度の専門的知識と熟練を要求される溶接が不要で
、仮にダイヤフラムを溶接するとしても簡単なもので足
り、他方、梁のエンドプレートの溶接は簡単な隅肉溶接
で済むから、品質の高いものを安定して製作できるとい
う効果がある。勿論、接合プレートやボルトが梁の上部
に突出することがないから、床板の施工が容易となり、
耐火被覆もコンパクトに行える。更に、柱の外側面にブ
ラケットのような突出物がないので、運搬、揚重が容易
となり、接合個所も少ないので現場での作業及びその監
理が容易となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す梁接合部分の縦断面図
である。
【図2】同じく横断面図である。
【図3】図1の右側面方向からみた縦断側面図である。
【符号の説明】
1  鋼管柱 2  ダイヤフラム 4  ネジ穴 5  ビス 6  ボルト穴 8  梁 11  エンドプレート 13  ボルト 14  ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼管柱の内部に鋼製のダイヤフラムを内装
    し、そのダイヤフラムの外周に形成したネジ穴と鋼管柱
    に形成したボルト穴とが一致した状態で、鋼管柱外側か
    らネジ込んだビス等でこのダイヤフラムを仮止めすると
    ともに、前記ボルト穴から差し込んで上記のネジ穴にね
    じ込んだボルトで、梁端部のエンドプレートを固定し且
    つダイヤフラムを正式に固定してなることを特徴とする
    柱・梁の接合装置。
JP03128536A 1991-04-30 1991-04-30 柱・梁の接合装置 Expired - Fee Related JP3096723B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017137756A (ja) * 2017-04-04 2017-08-10 旭化成ホームズ株式会社 柱梁接合構造及び建物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017137756A (ja) * 2017-04-04 2017-08-10 旭化成ホームズ株式会社 柱梁接合構造及び建物

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