JPH0433010Y2 - - Google Patents

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JPH0433010Y2
JPH0433010Y2 JP2678789U JP2678789U JPH0433010Y2 JP H0433010 Y2 JPH0433010 Y2 JP H0433010Y2 JP 2678789 U JP2678789 U JP 2678789U JP 2678789 U JP2678789 U JP 2678789U JP H0433010 Y2 JPH0433010 Y2 JP H0433010Y2
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substrate
frame
pressing
pressing plate
plate piece
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として額縁やシート状物保持ホルダ
ー等に使用される枠材に関するものである。
(従来の技術) 従来、額縁として複数の枠材が背板の周囲に枠
組みされ、各枠材の前面部材が開閉回動自在とな
され、額縁の前面側から各種物品が出入可能とな
された前開き式額縁が知られている。この前開き
式額縁の枠材は例えば第6図の如く、合成樹脂に
より一体成形されることにより、前面部材5と背
面部材6とがばね状弾性材7を介して連結される
と共に、前面部材5、背面部材6のヒンジ部5
1,61どうしが嵌合されて形成され、ばね状弾
性材7に抗して前面部材5がヒンジ部51,61
を介して矢印方向に開閉回動しうるようになされ
ていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来の枠材は合成樹脂に
より一体成形されているので、成形が難しく、成
形金型も複雑となり生産効率が悪くコスト高とな
る問題点があつた。しかも、枠材の形状、色彩、
材質が制限される問題点があつた。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案額縁等の枠材
は、枠材本体と押圧板片とからなり、枠材本体は
帯状基板の幅方向基端部から背面側に背面板部が
突設されて基板との間に背板嵌着溝が設けられ、
上記基端部から前面側に基板と対向して前面板部
が突設され、前面板部は幅方向に適宜曲折されて
開放端部が基板前面に近接され、押圧板片は帯状
となされ、幅方向の一端部に鉤状係止部、他端部
に物品押圧部が設けられ、上記係止部が枠材本体
の前面板部の開放端部と基板との間に強制的に挿
入係止されて物品押圧部が基板の基端部と反対側
端部から突出され、前面板部の反発弾性に抗して
押圧板片が係止部を支点として回動可能となされ
たものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案について説明
する。
図面において、1は枠材本体であつて、合成樹
脂、金属、あるいはこれらの複合材等から作製さ
れている。枠材本体1は第1図の如く帯状基板1
1の幅方向基端部から背面側に背面板部12がL
形状に曲折されて突設され、基板11と背面板部
12間に基板11の長さ方向に沿う背板嵌着溝1
3が設けられている。又、基板11の上記基端部
から前面側に基板11と対向して前面板部14が
突設されている。この前面板部14は幅方向に適
宜曲折されてその開放端部15が基板11の前面
に近接するようになされている。一般に前面板部
14は図面に示す如く溝形状に曲折されて開放端
部15が基板11前面に隙間をおいて位置するよ
うになされている。又、前面板部14は枠材の前
面を形成することから美観をそこなわないように
して曲折されるのが好ましい。
2は押圧板片であつて、合成樹脂、金属、ある
いはこれらの複合材等から作製されている。押圧
板片2は枠材本体1と対をなし、帯状となされて
いる。押圧板片2の幅方向の一端部には鉤状係止
部21が、他端部には物品押圧部22がそれぞれ
設けられている。鉤状係止部21は第1図の如
く、押圧板片2の一端部が背面側に曲折された曲
折段部23を介して前面側に鉤状に折返されて形
成されている。又、物品押圧部22は第1図の如
く押圧板片2の他端部が背面側に曲折されて形成
されている。
しかして、本考案枠材は、押圧板片2の鉤状係
止部21が枠材本体1の前面板部14の開放端部
15と基板11との間に強制的に挿入係止され、
物品押圧部22が基板11の基端部と反対側端部
から突出され、第5図の如く背板嵌着溝13に端
部が嵌着された背板3に透明板、写真、絵画、ポ
スター等の物品4が上記物品押圧部22により押
圧されるようになされている。又、押圧板片2が
前面板部14の反発弾性に抗して係止部21を支
点として回動しうるようになされている。詳しく
は、第2図の如く押圧板片2の開回動時に、鉤状
係止部21の先端部が前面板部14の開放端部1
5を押上げ、開放端部15と基板11との隙間を
広げて押圧板片2が矢印方向に回動される。さら
に、第3図の如くほぼ90度開回動されると、上記
開放端部15と鉤状係止部21とが係合され、押
圧板片2が開いた状態で保持される。押圧板片2
の閉回動時には、前面板部14の反発弾性に抗し
て上記と逆方向に回動される。なお、押圧板片2
の曲折段部29は、鉤状係止部21のみが前面板
部14と基板11との隙間に挿入された状態に保
ち、押圧板片2が必要以上に上記隙間に入り込む
のを防止し、押圧板片2の回動を円滑にするため
のものである。
第4図は本考案枠材により形成された額縁の例
を示し、枠材の両端面が斜めに切断され、4本の
枠材がそれぞれ端面を突合わせて四角形に枠組み
されている。この場合第5図の如く各枠材の枠材
本体1の背板嵌着溝13には背板3の外周部が嵌
め込まれ、背面3に重ねた物品4が押圧板片2の
物品押圧部22により背板3に押圧されている。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案枠材は、枠材本体と
押圧板片とからなり、押圧板片の鉤状係止部が枠
材本体の前面板部の開放端部と基板との間に強制
的に挿入係止され、押圧板片の物品押圧部が基板
の基端部と反対側端部から突出され、前面板部の
反発弾性に抗して押圧板片が係止部を支点として
回動可能となされているので、従来に比べ構造を
簡単にすることができる。しかも、枠材本体と押
圧板片を別々に容易に成形することができ、成形
金型も簡単にして生産効率を向上させコスト安と
することができる。
又、枠材本体と押圧板片を別々に作製して組立
てるために、種々の形状や色彩あるいは材質の組
合せができ従来の制限枠を広げることができ、
種々の額縁等を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案枠材の一実施例を示す一部切欠
斜視図、第2図は本考案枠材の押圧板片の回動途
中の状態を示す断面図、第3図は本考案枠材の押
圧板片の開回動した状態を示す断面図、第4図は
本考案枠材を使用した額縁の例を示す正面図、第
5図は第4図−線における一部切欠拡大断面
図、第6図は従来の枠材を示す断面図である。 1……枠材本体、11……基板、12……背面
板部、13……背板嵌着溝、14……前面板部、
15……開放端部、2……押圧板片、21……鉤
状係止部、22……物品押圧部、23……曲折段
部、3……背板、4……物品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠材本体1と押圧板片2とからなり、枠材本体
    1は帯状基板11の幅方向基端部から背面側に背
    面板部12が突設されて基板11との間に背板嵌
    着溝13が設けられ、上記基端部から前面側に基
    板11と対向して前面板部14が突設され、前面
    板部14は幅方向に適宜曲折されて開放端部15
    が基板11前面に近接され、押圧板片2は帯状と
    なされ、幅方向の一端部に鉤状係止部21、他端
    部に物品押圧部22が設けられ、上記係止部21
    が枠材本体1の前面板部14の開放端部15と基
    板11との間に強制的に挿入係止されて物品押圧
    部22が基板11の基端部と反対側端部から突出
    され、前面板部14の反発弾性に抗して押圧板片
    2が係止部21を支点として回動可能となされた
    額縁等の枠材。
JP2678789U 1989-03-09 1989-03-09 Expired JPH0433010Y2 (ja)

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