JPH0237408Y2 - - Google Patents

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JPH0237408Y2
JPH0237408Y2 JP1985181806U JP18180685U JPH0237408Y2 JP H0237408 Y2 JPH0237408 Y2 JP H0237408Y2 JP 1985181806 U JP1985181806 U JP 1985181806U JP 18180685 U JP18180685 U JP 18180685U JP H0237408 Y2 JPH0237408 Y2 JP H0237408Y2
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JP
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fitting part
frame
cover plate
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JP1985181806U
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JPS6290573U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、写真や印刷絵画等の額面板およびそ
の透明な前面覆板を前面側から容易かつ確実に着
脱でき、しかも、装着した額面板およびその前面
覆板の吊紐による変形、さらに、それらの脱落等
が生じない額縁に関する。
[従来の技術] 従来、プラスチツクの成形による簡易構造の額
縁は種々のものがあり、写真や印刷絵画等を飾る
のに広く用いられている。
例えば、この種の額縁としては、実公昭53−
4952号公報に記載されているものが知られてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上記公報に記載されている従来の額
縁にあつては、前面側に比較的大きく張出した形
状の外枠内に内枠を設け、この内枠の裏面側から
色紙および裏板を着脱する構成のものであるか
ら、色紙および裏板の着脱の際ごとに吊紐がはず
れることになるばかりでなく、吊紐が引つぱられ
る際にその力が裏板と外枠との間に加わり、それ
らがはずれるように作用することとなる。
そこで、裏板と枠体とを一体に形成し、枠体の
外縁内方に略厚み分だけ低い段差をもつて額面板
嵌込み部を形成し、額面板およびその前面覆板を
前面側から着脱自在に構成したところ、その構造
上の必然性から全体に前後方向の厚みが薄く、特
に外枠の厚みが薄いので、外枠に吊紐を結び付け
ると、その結び目が表面に出てしまい、外観を損
なうし、それを避けるため外枠の外縁内方の額面
板嵌込み部に吊紐を結び付けると、その部分の前
後方向の厚みが薄いところから、吊紐の結び目が
額面板やその前面覆板を裏面から部分的に押し上
げてしまい、額面板やその前面覆板を変形させた
り、あるいはその脱落をまねくなど、機能的な欠
陥が避けられない。
そこで、本考案は、このような問題点に鑑み、
枠体の外縁内方に、背面側に額面板およびその透
明な前面覆板の略厚み分だけ低い段差をもつて額
面板嵌込み部を形成したものにおいて、額面板お
よびその前面覆板を前面側から容易かつ確実に着
脱でき、しかも、吊紐を枠体の外縁内方に形成さ
れた額面板嵌込み部に結び付けて、枠体から露出
しないようにしても、吊紐の結び目が額面板やそ
の前面覆板を変形させることがなく、それらの変
形による脱落を防止することができる額縁を提供
することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、その目的を達成するための技術的手
段として次のように構成した。
すなわち、その構成は、枠体の外縁内方に、背
面側に額面板およびその透明な前面覆板の略厚み
分だけ低段差をもつて額面板嵌込み部を形成し、
額面板およびその前面覆板を前面側から着脱自在
に構成したものであつて、上記額面板嵌込み部の
対向する両側に、吊紐を通すための孔と額面板嵌
込み部よりさらに背面側に低い段差を有する面か
らなる吊紐の巻付部を形成してなることを特徴と
する額縁としたものである。
[作用] 額縁に写真や印刷絵画等の額面板を装着するに
は、前面側から透明な前面覆板を外し、額面板を
嵌込んだうえ、再び前面側から透明な前面覆板を
嵌込むが、額面板は枠体の額面板嵌込み部と前面
覆板に挟まれて確実に固定される。また、額縁に
吊紐を取付るには、吊紐の端を額面板嵌込み部の
孔に通したうえ、巻付部に巻いて結び付けるが、
巻付部は額面板嵌込み部より背面側に低い段差を
有する面となつているので、吊紐の結び目が額面
板嵌込み部の面に盛上がることがなく、吊紐の結
び目によつて額面板およびその前面覆板の一部が
変形する虞はない。
[実施例] 本考案の実施例を図面について説明する。
1は枠体であつて、この枠体1には外縁2の内
方に背面側に低い段差3をもつ額面板嵌込み部4
が形成されている。上記額面板嵌込み部4の低い
段差3は、後述する前面覆板5および額面板14
の略厚み分だけ極く低く形成されたものである。
なお、図示の実施例では、額面板嵌込み部4は枠
体1の内縁となつているが、これは必ずしも開口
部のない一面状に形成してもよい。上記額面板嵌
込み部4の前面には、透明な前面覆板5が着脱自
在に装着されるが、この前面覆板5は、枠体1の
左右上下にその外縁2と額面板嵌込み部4との境
目の段差3に形成された係止部6に係止されるよ
うになつている。その係止部6は、第3図に示す
ように、段差3の背面側を外方へ切込んだ形状の
係止穴7および背面側への抜き穴8を形成してな
るものであり、射出成形などの成形時に上記抜穴
8および係止穴7の部分に金型が位置しても、成
形上アンダーカツトとならず、容易に係止穴7な
どを形成することができ、係合面を十分深く形成
することができる。また、透明な前面覆板5の係
止部6に対応する部位には係止突起9が形成され
ている。
また、上記額面板嵌込み部4の対応する両側、
すなわち、左右辺または上下辺には、吊紐10を
通すための孔11と吊紐10の巻付部12が形成
されており、吊紐10の巻付部12は額面板嵌込
み部4よりさらに背面側に低い段差13を有する
面となつている。そして、吊紐10の巻付部12
の段差13は内方へ末広がりに傾斜状に形成され
ており、その傾斜角θは、吊紐10の張り方向と
一致している。
14は写真、印刷絵画等の額面板、15は吊紐
10のフツクである。
叙上のように構成された額縁において、吊紐1
0は第2図に示すように取付られる。すなわち、
吊紐10の端を孔11に通して巻付部12に巻付
けて固定するが、巻付部12と額面板嵌込み部4
との間には段差13があるので、吊紐10の結び
目と額面板14との間には隙間aが生じ、吊紐1
0は額面板嵌込み部4の面上に盛上がらない。こ
のため、額面板14およびその前面覆板5は、吊
紐10の結び目によつて部分的に変形を生じるこ
とがない。
額面板14およびその前面覆板5の着脱は、全
て前面側からでき、しかも、その際に前面覆板5
は係止部6に係止するのみで装着できるから、そ
れらの着脱を容易に行うことができる。
なお、上記巻付部12の段差13は内方へ末広
がりに傾斜状となつており、それが吊紐10の張
り方向と一致しているので、吊紐10が額面板嵌
込み部4と額面板14との間に食い込まず、額面
板14およびその前面覆板5が変形したり、外れ
る虞がない。
[考案の効果] 本考案は、前記の如き技術的手段を有し、かつ
作用するものであるから、枠体の外縁内方に、背
面側に額面板およびその透明な前面覆板の略厚み
分だけ低い段差をもつて額面板嵌込み部を形成し
たものにおいて、額面板およびその前面覆板を前
面側から容易かつ確実に着脱でき、しかも、吊紐
を枠体の外縁内方の形成された額面板嵌込み部に
結び付けて、枠体から露出しないようにしても、
吊紐の結び目が額面板やその前面覆板を変形させ
ることがなく、それらの変形による脱落を防止す
ることができる額縁を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す額縁全体の正
面図、第2図は第1図におけるA−A線断面図、
第3図は同じくB−B線断面図、第4図は一部の
斜視図である。 1……枠体、2……外縁、3……段差、4……
額面板嵌込み部、5……その前面覆板、6……係
止部、7……係止穴、8……抜き穴、9……係止
突起、10……吊紐、11……孔、12……巻付
部、13……段差、14……額面板、15……フ
ツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 枠体の外縁内方に、背面側に額面板およびそ
    の透明な前面覆板の略厚み分だけ低い段差をも
    つて額面板嵌込み部を形成し、額面板およびそ
    の前面覆板を前面側から着脱自在に構成したも
    のであつて、上記額面板嵌込み部の対向する両
    側に、吊紐を通すための孔と額面板嵌込み部よ
    りさらに背面側に低い段差を有する面からなる
    吊紐の巻付部を形成してなることを特徴とする
    額縁。 (2) 吊紐の巻付部の段差部分を吊紐の張り方向に
    傾斜状に形成したことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の額縁。
JP1985181806U 1985-11-26 1985-11-26 Expired JPH0237408Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985181806U JPH0237408Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985181806U JPH0237408Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6290573U JPS6290573U (ja) 1987-06-10
JPH0237408Y2 true JPH0237408Y2 (ja) 1990-10-09

Family

ID=31127013

Family Applications (1)

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JP1985181806U Expired JPH0237408Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109916A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Lec Inc フレーム取付具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534952U (ja) * 1976-06-29 1978-01-17

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534952U (ja) * 1976-06-29 1978-01-17

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JP2006109916A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Lec Inc フレーム取付具

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Publication number Publication date
JPS6290573U (ja) 1987-06-10

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